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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 本名 = ネメシス・ラ・アルゴール
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| 本名 = [[本名::ネメシス・ラ・アルゴール]]
| 種族 = 地球人
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| 種族 = [[種族::地球人]]
| 性別 = 男
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| 性別 = [[性別::]]
| 所属 = [[ネオ・アトランティス]]
+
| 所属 = {{所属 (人物)|ネオ・アトランティス}}
| 役職 = 首領
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| 役職 = [[役職::首領]]
 
}}
 
}}
 
'''ガーゴイル'''は『[[ふしぎの海のナディア]]』の登場人物。
 
'''ガーゴイル'''は『[[ふしぎの海のナディア]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
秘密結社「[[ネオ・アトランティス]]」の首領。[[仮面キャラ|仮面]]<ref>基本的には無機質な表情だが、口元が動く機能でもあるのか、劇中で度々不気味な笑みを浮かべている。</ref>と黒い頭巾で素顔を隠しており、赤いスーツと白いネクタイ・手袋を着用している。部下に対する指示の合図として、よくフィンガースナップ(いわゆる「指パッチン」。手袋をしていても小気味良い音を鳴らせる)を用いる。
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秘密結社「[[ネオ・アトランティス]]」の首領。[[仮面キャラ|仮面]]<ref>基本的には無機質な表情だが、口元が動く機能でもあるのか、劇中で度々不気味な笑みを浮かべている。</ref>と黒い頭巾で素顔を隠しており、赤いスーツと白いネクタイ・手袋を着用している。部下に対する指示の合図として、よくフィンガースナップ(いわゆる「[[素晴らしきヒィッツカラルド|指パッチン]]」。手袋をしていても小気味良い音を鳴らせる)を用いる。
    
古代アトランティス人の遺した科学技術を利用して世界征服を企んでおり、そのために[[ナディア・ラ・アルウォール|ナディア]]の持つブルーウォーターを狙っている。冷酷非情かつ尊大な[[性格]]で、自らを「アトランティス人の末裔」や「[[神]]」と称する。
 
古代アトランティス人の遺した科学技術を利用して世界征服を企んでおり、そのために[[ナディア・ラ・アルウォール|ナディア]]の持つブルーウォーターを狙っている。冷酷非情かつ尊大な[[性格]]で、自らを「アトランティス人の末裔」や「[[神]]」と称する。
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:初登場作品。担当声優の清川氏は映像作品『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]』の[[レイカー・ランドルフ]]役を経て、初の版権作品での参加及びゲームでのSRW音声収録となる。
 
:初登場作品。担当声優の清川氏は映像作品『[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]』の[[レイカー・ランドルフ]]役を経て、初の版権作品での参加及びゲームでのSRW音声収録となる。
 
:[[アル・ワース]]において[[エンブリヲ]]と並ぶ人類の巨悪の片割れであり、彼と共に[[エクスクロス]]の前に立ちはだかる。
 
:[[アル・ワース]]において[[エンブリヲ]]と並ぶ人類の巨悪の片割れであり、彼と共に[[エクスクロス]]の前に立ちはだかる。
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:今作では人間の血が混じったアトランティス人という設定であり、純粋なアトランティス人でしか生きられない光に触れてしまった事で原作同様の最期を迎えた。
 
:[[空中戦艦]]搭乗時と、[[レッドノア]]搭乗時の2種類のグラフィックを持つ。レッドノアの戦闘[[カットイン]]では、フィンガースナップを披露する。
 
:[[空中戦艦]]搭乗時と、[[レッドノア]]搭乗時の2種類のグラフィックを持つ。レッドノアの戦闘[[カットイン]]では、フィンガースナップを披露する。
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;[[ネオアトラン幹部]]、[[ネオアトラン兵]]
 
;[[ネオアトラン幹部]]、[[ネオアトラン兵]]
 
:部下。ガーゴイルは「使い捨ての駒」としか考えておらず、ナディアへの尋問のために射殺したり、失敗した者を飛行船「カルカロドン」から落として処刑するなど非道な扱いをしている。
 
:部下。ガーゴイルは「使い捨ての駒」としか考えておらず、ナディアへの尋問のために射殺したり、失敗した者を飛行船「カルカロドン」から落として処刑するなど非道な扱いをしている。
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;ギーガー
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:劇場版に登場したネオ・アトランティス残党を率いる男。ガーゴイルを「'''超科学に溺れた負け犬'''」と蔑む。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:最終回「星を継ぐ者…」より。正気に戻ったネオがナディアの制御装置を取り外しに向かったので銃で撃つも、ネオの鋼鉄の肉体には通じないため、ガーゴイル自らがプラグを外すことでネオの動きを停止させ、勝ち誇る。
 
:最終回「星を継ぐ者…」より。正気に戻ったネオがナディアの制御装置を取り外しに向かったので銃で撃つも、ネオの鋼鉄の肉体には通じないため、ガーゴイル自らがプラグを外すことでネオの動きを停止させ、勝ち誇る。
 
:シリアスな場面だが、巨大なプラグを抱えているガーゴイルの姿はどこかシュール。
 
:シリアスな場面だが、巨大なプラグを抱えているガーゴイルの姿はどこかシュール。
;「馬鹿な!? こ、この非科学的なことは……? 人の意思の力は、科学をも超えるというのか!?」
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;「馬鹿な!? こ、こんな非科学的なことが……!? 人の意思の力は、科学をも超えるというのか!?」
 
:同上。それでもナディアに手を伸ばすネオを見て、劇中で初めて驚愕の表情を浮かべる。
 
:同上。それでもナディアに手を伸ばすネオを見て、劇中で初めて驚愕の表情を浮かべる。
 
;ガーゴイル「さて、これでブルーウォーターを戻す気になったかね?」<br/>ナディア「卑怯者!!」<br/>ガーゴイル「違うよ、私は合理的に事を進めているだけだ。さぁ、ナディア姫!」<br/>ナディア「………嫌です」<br/>ガーゴイル「……仕方がない。今度は愛する者の死体を見て後悔したまえ」
 
;ガーゴイル「さて、これでブルーウォーターを戻す気になったかね?」<br/>ナディア「卑怯者!!」<br/>ガーゴイル「違うよ、私は合理的に事を進めているだけだ。さぁ、ナディア姫!」<br/>ナディア「………嫌です」<br/>ガーゴイル「……仕方がない。今度は愛する者の死体を見て後悔したまえ」
:同上。あくまで自分の言うことを聞こうとしないナディアに対し、エレクトラに電気ショックを浴びせて脅す。それでも態度を曲げないと見るや、今度は足場を動かしてジャンを地面に落とした。結果、ジャンは頭を強打し絶命。ガーゴイルもこの直後、中枢部に現れたN-ノーチラス号の電子砲をまともに浴びて吹き飛ばされる。
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:同上。あくまで自分の言うことを聞こうとしないナディアに対し、エレクトラに電気ショックを浴びせて脅す。それでも態度を曲げないと見るや、今度は足場を動かしてジャンを地面に落とした。結果、ジャンは頭を強打し絶命。
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;余裕を見せつけたのもつかの間、この直後に中枢部に現れたN-ノーチラス号の電子砲をまともに浴びて吹き飛ばされる。
 
;ガーゴイル「いかん……! やめろ!」<br/>ネモ「ガーゴイル!!」<br/>ガーゴイル「そんなことをすれば、ブルーウォーターはその輝きを、永遠に失ってしまう!」
 
;ガーゴイル「いかん……! やめろ!」<br/>ネモ「ガーゴイル!!」<br/>ガーゴイル「そんなことをすれば、ブルーウォーターはその輝きを、永遠に失ってしまう!」
 
:あっけない最期を遂げたかに見えたが、ジャンを蘇らせるべくナディアがブルーウォーターの力を発動させようとした際に、再び姿を現す。
 
:あっけない最期を遂げたかに見えたが、ジャンを蘇らせるべくナディアがブルーウォーターの力を発動させようとした際に、再び姿を現す。
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:人間全体を愚かな生物と見下し、理解を拒んでいたガーゴイルにとっては確かに全く答えになっていない答えである。しかし人間一人ひとりの善性を信じ、理解と共存を目指すエクスクロスの面々には、それで全て説明が付くのであった。
 
:人間全体を愚かな生物と見下し、理解を拒んでいたガーゴイルにとっては確かに全く答えになっていない答えである。しかし人間一人ひとりの善性を信じ、理解と共存を目指すエクスクロスの面々には、それで全て説明が付くのであった。
 
;ガーゴイル「ネモ君…。無様な私を…笑うがいい…」<br/>ネモ「ガーゴイル…」<br/>ガーゴイル「[[魔従教団]]には…[[セルリック・オブシディアン]]には…気をつけろ…」
 
;ガーゴイル「ネモ君…。無様な私を…笑うがいい…」<br/>ネモ「ガーゴイル…」<br/>ガーゴイル「[[魔従教団]]には…[[セルリック・オブシディアン]]には…気をつけろ…」
:同話での[[辞世の句]]
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:同話での[[辞世の句]]。人間の見下し続けて来たが、その人間の血が混じっていた事実を知って愕然、自嘲した。最期は宿敵でありかつての友であった男に教団とセルリックの存在を伝えて落命した。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==