差分

1,486 バイト追加 、 2024年5月27日 (月)
編集の要約なし
1行目: 1行目: −
ヘブンズベース(Heavens Base)とは、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する軍事拠点。
+
ヘブンズベースとは、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する軍事拠点。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
6行目: 6行目:  
[[大西洋連邦]]領内である北大西洋の[[アイスランド]]の一島に所在。軍港、地下潜水艦ドッグ、機動兵器用の地下格納庫、各種防衛施設、兵器生産用の軍事工廠を完備。戦闘時には基地全域のFクラス施設(非戦闘施設)の建造物を地下退避させる事も可能。また、広角レーザー発生装置である対空掃射砲「ニーベルング」を備えた、小都市にも匹敵する巨大な軍事拠点。前大戦で地球連合軍最高司令部が置かれたアラスカ基地と[[パナマ基地]]が崩壊していたため、本基地に移設されている。
 
[[大西洋連邦]]領内である北大西洋の[[アイスランド]]の一島に所在。軍港、地下潜水艦ドッグ、機動兵器用の地下格納庫、各種防衛施設、兵器生産用の軍事工廠を完備。戦闘時には基地全域のFクラス施設(非戦闘施設)の建造物を地下退避させる事も可能。また、広角レーザー発生装置である対空掃射砲「ニーベルング」を備えた、小都市にも匹敵する巨大な軍事拠点。前大戦で地球連合軍最高司令部が置かれたアラスカ基地と[[パナマ基地]]が崩壊していたため、本基地に移設されている。
   −
[[地球連合]]の[[ロゴス]]一派が残存する地上戦力を新旧問わずかき集めて立てこもり、攻め入った[[ザフト]]を筆頭とする反ロゴス派連合軍が[[ロード・ジブリール]]以下ロゴス関係者の身柄引き渡しを要求したが、ジブリール自身は防衛より攻撃に転じようと国際法を無視して奇襲を敢行する。これによって反ロゴス軍の前衛部隊をいきなり壊滅状態に追い込み、更には反ロゴス軍の隠し玉であった大気圏外からの降下強襲もニーべルングで退ける等、完全に機先を制する事に成功する。その後の直接戦闘においても、切り札の大量破壊兵器[[デストロイガンダム]]5機を中心に、最新鋭の[[ウィンダム]]や[[ユークリッド]]と言った虎の子の主力部隊を惜しみなく投入する積極攻勢で地球連合軍が押していた。しかし、頼みの綱のデストロイがザフトのトップエース部隊[[ミネルバ隊]]により残らず駆逐されると戦局は一変し、元々戦局不利で友軍の[[士気]]が低かった事も災いしてロゴス側は一気に総崩れとなり、敗北を悟ったジブリールは一人逃亡した。
+
[[地球連合]]の[[ロゴス]]一派が残存する地上戦力を新旧問わずかき集めて立てこもり、攻め入った[[ザフト]]と地球連合軍反ロゴス派<ref>アニメでは東アジア共和国軍の海軍艦艇がザフト軍に合流するシーンがあるが、具体的な編成や実状は明らかにされていない。小説版によるとザフトに合流した連合軍は「連合脱退組」とされ、ロゴスメンバー引き渡し声明の際には自らを「正統な地球連合軍」として主張するなど、地球連合軍から脱走して参加しているという扱いが多い</ref>による対ロゴス同盟軍が[[ロード・ジブリール]]以下ロゴス関係者の身柄引き渡しを要求したが、ジブリール自身は防衛より攻撃に転じようと国際法を無視して奇襲を敢行する。これによって反ロゴス軍の前衛部隊をいきなり壊滅状態に追い込み、更には反ロゴス軍の隠し玉であった大気圏外からの降下強襲もニーべルングで退ける等、完全に機先を制する事に成功する。その後の直接戦闘においても、切り札の大量破壊兵器[[デストロイガンダム]]5機を中心に、最新鋭の[[ウィンダム]]や[[ユークリッド]]と言った虎の子の主力部隊を惜しみなく投入する積極攻勢で地球連合軍が押していた。しかし、頼みの綱のデストロイがザフトのトップエース部隊[[ミネルバ隊]]により残らず駆逐されると戦局は一変し、元々戦局不利で友軍の[[士気]]が低かった事も災いしてロゴス側は一気に総崩れとなり、敗北を悟ったジブリールは一人逃亡した。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
18行目: 18行目:  
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
:[[ロゴス]]に潜入していた[[トロワ・バートン|エージェント]]がリークした情報によりジブリールの所在が判明したため、攻め入る事となる。
 
:[[ロゴス]]に潜入していた[[トロワ・バートン|エージェント]]がリークした情報によりジブリールの所在が判明したため、攻め入る事となる。
:この時は[[宇宙]]に上がった[[妃魅禍]]を追撃する任務もあったため部隊を二つに分けており、戦力が少ない状態で攻略しなければならないが、このマップから[[デスティニーガンダム]]と[[レジェンドガンダム]]が加わってくれる。また、[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]もここに囚われていたため、[[LOTUS]]が攻め入る前に[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が単機で突入しており、一時的に共闘する。
+
:この時は[[宇宙]]に上がった[[妃魅禍]]を追撃する任務もあったため部隊を二つに分けており、戦力が少ない状態で攻略しなければならないが、このマップから[[デスティニーガンダム|デスティニー]]と[[レジェンドガンダム|レジェンド]]が加わってくれる。また、[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]もここに囚われていたため、[[LOTUS]]が攻め入る前に[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が単機で突入しており、一時的に共闘する。
 
:敵戦力は大半が[[ダガーL]]や[[ウィンダム]]ばかりだが、[[ザムザザー]]や[[ガンダムヘビーアームズカスタム|ガンダムヘビーアームズ改]]などに必要以上にてこずると増援として途中で出現する[[デストロイガンダム]]5機が辛くなる。うまく戦力を配分しよう。
 
:敵戦力は大半が[[ダガーL]]や[[ウィンダム]]ばかりだが、[[ザムザザー]]や[[ガンダムヘビーアームズカスタム|ガンダムヘビーアームズ改]]などに必要以上にてこずると増援として途中で出現する[[デストロイガンダム]]5機が辛くなる。うまく戦力を配分しよう。
 +
 +
=== 単独作品 ===
 +
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 +
:原作通り反ロゴス軍が攻め入る事となる。原作と異なりデスティニーおよびレジェンドが調整中だったこともあり、当初はデストロイ部隊により反ロゴス軍を追い込んでいたが、[[フォースインパルスガンダム|フォースインパルス]]に乗っていた[[シン・アスカ]]が、戦闘中ながら辛うじて調整を終えたデスティニーに乗り換えた途端に形勢逆転。事実上デスティニー1機により駆逐された。
 +
:ジブリールが逃亡を図ろうとしたところに[[プラン1211 アラストル|アラストル]]が現れ、ジブリールはアマルガムに保護される。だがジブリールを乗せたアマルガムの輸送機はミネルバ隊を誘い出し[[ディスコード・ディフューザー]]の元に釣りだすことも目的にしていた。
    
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
31行目: 36行目:  
**しかし、[[続編]]の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第4巻ではアラスカ基地壊滅後にヘブンスベースに移転したと説明がなされているため、当初のグリーンランド新司令部の[[黒歴史|設定は、続編作成に伴い消滅した]]と思われる。
 
**しかし、[[続編]]の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第4巻ではアラスカ基地壊滅後にヘブンスベースに移転したと説明がなされているため、当初のグリーンランド新司令部の[[黒歴史|設定は、続編作成に伴い消滅した]]と思われる。
 
*現実の[[アイスランド]]島南東部には、実際に人口1,700程度の小都市「ヘブン」が実在しており、小説版第4巻付属の地図でもヘブンズベースはアイスランド南東部に位置するため、本基地はこの都市近隣に建設されていると思われる。また、現実のヘブンは周囲100キロに村落が存在しない僻地であるため、基地建設には適していたと見られる。
 
*現実の[[アイスランド]]島南東部には、実際に人口1,700程度の小都市「ヘブン」が実在しており、小説版第4巻付属の地図でもヘブンズベースはアイスランド南東部に位置するため、本基地はこの都市近隣に建設されていると思われる。また、現実のヘブンは周囲100キロに村落が存在しない僻地であるため、基地建設には適していたと見られる。
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
匿名利用者