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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人(日本人)
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| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)
| 性別 = 男
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| 身長 = 187cm
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*{{所属 (人物)|聖ミカエル騎士団}}
| 所属 = ユーロ・ブリタニア(聖ミカエル騎士団)
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| 役職 = [[役職::騎士]]→[[役職::総帥]]
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| 役職 = 騎士→総帥
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| 嫌いな食べ物 =
   
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'''シン・ヒュウガ・シャイング'''は『[[コードギアス 亡国のアキト]]』の登場人物。
 
'''シン・ヒュウガ・シャイング'''は『[[コードギアス 亡国のアキト]]』の登場人物。
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[[日向アキト|アキト]]の生き別れの異父兄。ユーロ・ブリタニアの聖ミカエル騎士団に所属する騎士。部下に[[ジャン・ロウ]]や[[アシュレイ・アシュラ]]がいる。
 
[[日向アキト|アキト]]の生き別れの異父兄。ユーロ・ブリタニアの聖ミカエル騎士団に所属する騎士。部下に[[ジャン・ロウ]]や[[アシュレイ・アシュラ]]がいる。
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10歳の時に家を出て、ユーロ・ブリタニアの名家、シャイング家の養子となる。義妹アリス・シャイングと婚約しており、シャイング家後継者として内定している。一見、外見に相応しい騎士らしい優美さを持っているが、その実態は世界の破壊を望み覇道のためなら愛する者の犠牲を厭わない冷血な人物。'''今の世界に絶望しているからこそ愛する者たちを世界から解放する事を望む慈悲深い心を持つ'''。
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10歳の時に家を出て、ユーロ・ブリタニアの名家、シャイング家の養子となる。義妹アリス・シャイングと婚約しており、シャイング家後継者として内定している。一見、外見に相応しい騎士らしい優美さを持っているが、その実態は世界の破壊を望み覇道のためなら愛する者の犠牲を厭わない冷血な人物。裏を返せば、'''今の世界に絶望しているからこそ愛する者たちを世界から解放する事を望む慈悲深い心を持つ'''。
    
「愛する者にのみ死の命令が効く」という[[ギアス]]を所持しており、この能力も本心である「残酷な世界からの解放」が「死」という歪んた形で発露したものである。かつて、この能力を使い両親を含めた一族を死へと追いやり、次第に能力に溺れ「'''[[シャルル・ジ・ブリタニア|ブリタニア皇帝]]と帝都ペンドラゴンを排除し世界に大きな混乱をもたらし、地上を屍で埋め尽くす'''」という歪んだ理想に取りつかれる事となる。なお、シン本人もギアスの特性を把握しきれておらず、死の命令をかけた人物に対して能力が不発した事もあった。
 
「愛する者にのみ死の命令が効く」という[[ギアス]]を所持しており、この能力も本心である「残酷な世界からの解放」が「死」という歪んた形で発露したものである。かつて、この能力を使い両親を含めた一族を死へと追いやり、次第に能力に溺れ「'''[[シャルル・ジ・ブリタニア|ブリタニア皇帝]]と帝都ペンドラゴンを排除し世界に大きな混乱をもたらし、地上を屍で埋め尽くす'''」という歪んだ理想に取りつかれる事となる。なお、シン本人もギアスの特性を把握しきれておらず、死の命令をかけた人物に対して能力が不発した事もあった。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:音声初収録。2章Part7に登場するエネミーユニット。
 
:音声初収録。2章Part7に登場するエネミーユニット。
:独自の分析から並行世界のゲートが破滅をもたらす為にあると気付いており、レイラとの会談イベントの際にそれを指摘する。最期は原作通りの末路を辿った。
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:独自の分析から並行世界のゲートが破滅をもたらす為にあると気付いており、レイラとの会談イベントの際にそれを指摘している。
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:最期は原作通りの末路を辿ったが、逆にアキト達は戦いから降りずプレイヤー部隊に仲間入りし、ゲートがもたらす脅威と自分達の世界の歪みに立ち向かう事になる。
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:『R2』の原作イベントに入ってからも、戦いの中でアキトがシンの事を思い返すなど死後の影響も多少描かれている。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[ルルーシュ・ランペルージ|ジュリアス・キングスレイ]]
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ|ジュリアス・キングスレイ]]
 
:本国から来た軍師。その正体を見抜く。
 
:本国から来た軍師。その正体を見抜く。
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;[[枢木スザク]]
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:キングスレイと共に彼を幽閉した。
 
;アリス・シャイング
 
;アリス・シャイング
 
:養子縁組に入ったシャイング家の令嬢で、アリスはシンの婚約者でもある。屋敷での生活では服の生地の意見を聞いたり、笹舟を見せてあげるなど良好な関係であった。
 
:養子縁組に入ったシャイング家の令嬢で、アリスはシンの婚約者でもある。屋敷での生活では服の生地の意見を聞いたり、笹舟を見せてあげるなど良好な関係であった。
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:養子縁組に入ったシャイング家の奥方で、シンの義理の母である。義理でもシンを実の息子として愛しており、シンにとっても実の母に次ぐ二人目の母であった。
 
:養子縁組に入ったシャイング家の奥方で、シンの義理の母である。義理でもシンを実の息子として愛しており、シンにとっても実の母に次ぐ二人目の母であった。
 
;両親
 
;両親
:日向家はE.U.に居を構えながらも古く続く名門であり、ギアスにも縁があった。いつの頃からかは不明だが、両親の仲は最悪であり、母は優しかった使用人の男性と不義を結び、後の義弟になるアキトを産む。
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:日向家はE.U.に居を構えながらも古く続く名門であり、ギアスにも縁があった。いつの頃からかは不明だが、両親の仲は最悪であり、母は優しかった使用人の男性と不義を結び、後に異父弟のアキトを産む。
 
:父はアキトの父を殺すが、母の不義に関心を示さず、自身に尽くさせるという責め苦を与える。幼い頃にこれを見ていたシンは両親の醜悪な関係と世界に絶望し、父を殺した後に壁画に描かれたコードを刻まれた髑髏と契約してギアスを得た。
 
:父はアキトの父を殺すが、母の不義に関心を示さず、自身に尽くさせるという責め苦を与える。幼い頃にこれを見ていたシンは両親の醜悪な関係と世界に絶望し、父を殺した後に壁画に描かれたコードを刻まれた髑髏と契約してギアスを得た。
 
:そして、ギアスを得たシンは母を含む一族を心中させるがアキトだけは失敗した。回想によれば、母はアキトに毒を飲ませようとしたが、アキトを殺すことを拒んだ母は別の薬を飲ませていた模様。この件もシンのトラウマとして深い爪痕を残している。
 
:そして、ギアスを得たシンは母を含む一族を心中させるがアキトだけは失敗した。回想によれば、母はアキトに毒を飲ませようとしたが、アキトを殺すことを拒んだ母は別の薬を飲ませていた模様。この件もシンのトラウマとして深い爪痕を残している。
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== 他作品との関係 ==
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;[[ディバイン・ドゥアーズ]]
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:『DD』のプレイヤー部隊。「wZERO」と協力関係を結んだ彼らとも敵対する。
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:「コードギアス」が属する第4世界にとっては正体も目的も不明の未知の存在だが、シンは独自の分析で彼らが並行世界の警察の様な役割を担っている事を察しており、同時にゲートが人類に災厄をもたらす為にあるという事実にまで辿り着いている。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「そうか。神は私のためにおまえを生かした。私の大義のためだ」<br />「アキト。我がミカエル騎士団と血の契約を結べ。そして新しき人の世の創造のためにその命を捧げよ」<br />「そうだ。おまえは―――死ね。私のために」
 
;「そうか。神は私のためにおまえを生かした。私の大義のためだ」<br />「アキト。我がミカエル騎士団と血の契約を結べ。そして新しき人の世の創造のためにその命を捧げよ」<br />「そうだ。おまえは―――死ね。私のために」
 
:弟と再会して開口一番の台詞。その言葉を通信で聞いていたレイラは「それが弟への言葉か!」と激怒。
 
:弟と再会して開口一番の台詞。その言葉を通信で聞いていたレイラは「それが弟への言葉か!」と激怒。
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;シン「方舟の船団の作戦を聞いた時、一人のテロリストのことを思い出したよ。エリア11にいたテロリストの名をね。」<br/>シン「キングスレイ卿の巧妙な作戦はそのテロリストのものとよく似ている。いや、そのものだ。」<br/>スザク「それが?」<br/>シン「彼は反逆者ゼロだ。」
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:E.U.進撃を行う下準備と不安要素である『ハンニバルの亡霊』の始末を同時に行うために、『方舟の船団』という架空のテロ組織をでっちあげたジュリアス・キングスレイの巧妙かつ大胆な作戦がエリア11でゼロが実行した作戦と似通うどころか本人と看破した。皇帝の使者で全権代理の象徴であるインペリアル・セプターの所持、ラウンズのスザクが護衛に着いているという状況証拠も踏まえて見破った。
 
;シン「私はお前を認めているのだよ、枢木。日本最後の首相の息子が…その征服者の騎士になるとはね。」<br />スザク「くっ…だから!?」<br />シン「素晴らしいよ。」
 
;シン「私はお前を認めているのだよ、枢木。日本最後の首相の息子が…その征服者の騎士になるとはね。」<br />スザク「くっ…だから!?」<br />シン「素晴らしいよ。」
:軍師ジュリアス・キングスレイの正体が処刑された反逆者[[ゼロ]]と見抜き、同時にスザクの中にある闇を見抜いたシンの感想。[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|主君でもありかけがえのない女性]]を奪った張本人の護衛という意味以外でもそれを認めるが、スザクの答えは銃弾であった。
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:軍師ジュリアス・キングスレイの正体が処刑された反逆者[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]と見抜き、同時にスザクの中にある闇を見抜いたシンの感想。[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|主君でもありかけがえのない女性]]を奪った張本人の護衛という意味以外でもそれを認めるが、スザクの答えは銃弾であった。
 
;シン「枢木、見ろよこれを。血と死に満ちた世界を…お前が望んだ。」<br />スザク「違う!俺は戦いたくない!」<br />シン「お前は俺と同じだ…世界を憎み、人に絶望している」<br />スザク「違う!」<br />シン「その[[ランスロット|白き魔神]]で全てを…破壊したいのだろう?」<br />スザク「違う…!」<br />シン「私と同じだ……。お前の心の底にある闇が私には見えるんだよ、スザク」
 
;シン「枢木、見ろよこれを。血と死に満ちた世界を…お前が望んだ。」<br />スザク「違う!俺は戦いたくない!」<br />シン「お前は俺と同じだ…世界を憎み、人に絶望している」<br />スザク「違う!」<br />シン「その[[ランスロット|白き魔神]]で全てを…破壊したいのだろう?」<br />スザク「違う…!」<br />シン「私と同じだ……。お前の心の底にある闇が私には見えるんだよ、スザク」
 
:ジュリアスの正体を見破ったシンを撃ったスザクに対し、シンも前もって控えさせたジャン達聖ミカエル騎士団のKMFを放つ。乱戦の中で多くの兵が死に、それをスザクの望みと称する。スザクは頑なに認めようとしなかったが、事実この時スザクは最愛の女性を奪ったゼロを護衛しているというこの上ない葛藤に苛まれている。そして、彼女を奪い自身を欺いた親友に絶望し、心の奥で願った全ての破滅を見破られた。
 
:ジュリアスの正体を見破ったシンを撃ったスザクに対し、シンも前もって控えさせたジャン達聖ミカエル騎士団のKMFを放つ。乱戦の中で多くの兵が死に、それをスザクの望みと称する。スザクは頑なに認めようとしなかったが、事実この時スザクは最愛の女性を奪ったゼロを護衛しているというこの上ない葛藤に苛まれている。そして、彼女を奪い自身を欺いた親友に絶望し、心の奥で願った全ての破滅を見破られた。
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:レイラに哀れまれたことに逆上し首に白刃を突きつけた上でギアスを発動し自害を命ずる。
 
:レイラに哀れまれたことに逆上し首に白刃を突きつけた上でギアスを発動し自害を命ずる。
 
;「それが望みだ。この地上が屍で埋め尽くされればいい」
 
;「それが望みだ。この地上が屍で埋め尽くされればいい」
:アポロンの馬車でペンドラゴンを攻撃し皇帝が死ねば世界中で大戦が起きると糾弾されるも酷薄な笑みでそれを肯定しクラウスからは狂っていると評される。
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:アポロンの馬車でペンドラゴンを攻撃し皇帝が死ねば世界中で大戦が起きると糾弾されるも酷薄な笑みでそれを肯定しクラウスからは狂っていると評される。もっとも、後にペンドラゴンは[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|ある人物]]の手で跡形もなく消滅するのだが。
 
;「降伏など認めない。あの城を攻め滅ぼし、ひとり残らず殺す。必要なものは、俺がこの手で奪う」
 
;「降伏など認めない。あの城を攻め滅ぼし、ひとり残らず殺す。必要なものは、俺がこの手で奪う」
 
:上記の望みを明かした上で獰猛な殺意を顕わにするシン。「死」という歪んだ救済を今度は世界に齎すべく破滅へと躊躇わず邁進する。
 
:上記の望みを明かした上で獰猛な殺意を顕わにするシン。「死」という歪んだ救済を今度は世界に齎すべく破滅へと躊躇わず邁進する。
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