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| 出身 = [[東京]]
 
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| 所属 = {{所属 (人物)|アストロノーツアカデミー}} → {{所属 (人物)|地球連合軍}}
 
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| 階級 = [[階級::三等空士]] → [[階級::准尉]]
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[スペースコロニー]]・アルカードにあるアストロノーツアカデミーの学生の一人だったが、アルカードが[[ギガノス帝国]]の襲撃に遭い、停泊していた難民船アイダホに積まれていた[[ドラグナー1型]]に乗り込む事になり、[[ドラグナー2型]]及び[[ドラグナー3型]]に乗り組んだ友人の[[タップ・オセアノ]]と[[ライト・ニューマン]]とともに強制的な形で地球連合軍の軍人にされてしまう。
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[[スペースコロニー]]・アルカードにあるアストロノーツアカデミーの学生の一人として過ごしていた少年。父ジム・オースチンと母[[アオイ・ワカバ]]が3年前に離婚、その後は母子家庭で過ごしていた(このこともあってか、次回予告でマザコンと揶揄われることもあった)。
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本人は1日でも早く[[ドラグナー]]の登録システムを外して民間人に戻りたいと思っていたが、激戦をくぐり抜けたことで心身ともに成長し、最後まで戦い続けた。
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ある時アルカードが[[ギガノス帝国]]の襲撃に遭い、停泊していた難民船アイダホに積まれていた[[ドラグナー1型]]に乗り込む事になり、[[ドラグナー2型]]及び[[ドラグナー3型]]に乗り組んだ友人の[[タップ・オセアノ]]と[[ライト・ニューマン]]とともに強制的な形で、奇しくも父と同じ[[地球連合軍]]の軍人にされてしまう。以降は新兵器[[ドラグナー]]を巡る激戦の中心になり、宇宙から地球各地に転戦、その過程で遺恨を残したまま離別していた父とも再会することとなる。
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原作終盤は母親である[[アオイ・ワカバ]]を人質に取られたため、やむなく[[ギガノス機動要塞]]に投降してタップやライトら連合側と戦う<ref>もちろん互いに本気で戦えるはずが無く、時間稼ぎのためにコックピットは外していたのだが、この時ケーンはタップやライトどころか一人たりとも連合側に死者を出していないことが[[ベン・ルーニー|ベン軍曹]]の台詞で語られている。</ref>羽目になるが、アオイの救出によって再び仲間の元へ戻り、[[マイヨ・プラート]]の[[ファルゲン]]との[[合体攻撃]]で[[ドルチェノフ]]を打倒した。
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本人は1日でも早くドラグナーの登録システムを外して民間人に戻りたいと思っていたが、激戦をくぐり抜けたことで心身ともに成長。登録解除による除隊を紆余曲折で辞退し軍に戻った後は、[[ドラグナー1型カスタム|カスタム化したドラグナー]]を中心とした新部隊「[[ドラグナー遊撃隊]]」の中核として活躍し、最後まで戦い続けた。
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原作終盤は母アオイを人質に取られたため、やむなく[[ギガノス機動要塞]]に投降してタップやライトら連合側と戦う<ref>もちろん互いに本気で戦えるはずが無く、時間稼ぎのためにコックピットは外していたのだが、この時ケーンはタップやライトどころか一人たりとも連合側に死者を出していないことが[[ベン・ルーニー|ベン軍曹]]の台詞で語られている。</ref>羽目になるが、アオイの救出によって再び仲間の元へ戻り、[[マイヨ・プラート]]の[[ファルゲン]]との[[合体攻撃]]で[[ドルチェノフ]]を打倒した。
    
戦後は軍に残ったかは定かではないが、[[リンダ・プラート]]とは良い関係になっており、離婚していた両親も和解した描写がラストシーンで描かれている。
 
戦後は軍に残ったかは定かではないが、[[リンダ・プラート]]とは良い関係になっており、離婚していた両親も和解した描写がラストシーンで描かれている。
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性格は熱血漢かつお調子者である。その為か後先考えずに突っ走る事も多く、タップやライトに止められる事もたびたび有った。
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熱血漢かつお調子者な性格の為か後先考えずに突っ走る事も多く、タップやライトに止められる事もたびたび有った。
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なお、原作当初髪型がリーゼントヘアーだった(小説版によるとジェームス・ディーンの映画を見た影響らしい)が、[[ベン・ルーニー]]軍曹にバッサリと切り落とされた。当初の見た目通り、学内では不良の落ちこぼれだったらしいが、出自により日本語も話せるバイリンガル。だが、だいたいその堪能な語学はしょうもない方向に向いてしまう。
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なお、原作当初髪型がリーゼントヘアーだった(小説版によるとジェームス・ディーンの[[映画]]を見た影響らしい)が、[[ベン・ルーニー]]軍曹にバッサリと切り落とされた。当初の見た目通り、学内では不良の落ちこぼれだった<ref>第1話では[[眼鏡・サングラス|サングラス]]まで着用していたので、さらに不良少年ファッションに近い。</ref>らしいが、出自により日本語も話せるバイリンガル。だが、だいたいその堪能な語学はしょうもない方向に向いてしまう。
    
ストーリー終盤はギガノス側に一時付いていたのもあるが、戦闘面等での登場シーンがマイヨとその一党の方が多く、マイヨの方が主役ではないのかと次回予告で茶化される事も合った。
 
ストーリー終盤はギガノス側に一時付いていたのもあるが、戦闘面等での登場シーンがマイヨとその一党の方が多く、マイヨの方が主役ではないのかと次回予告で茶化される事も合った。
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:ドラグナーの[[合体攻撃]]が非常に強力な代償か、リアル系主人公にもかかわらず[[魂]]を覚えない。なぜか[[底力]]が2と低いレベルで止まってしまう。D-1は格闘・射撃両方に強力な武器があるため、[[技能ポイント]]制の本作ではどちらを中心に伸ばしていくかが悩み所。
 
:ドラグナーの[[合体攻撃]]が非常に強力な代償か、リアル系主人公にもかかわらず[[魂]]を覚えない。なぜか[[底力]]が2と低いレベルで止まってしまう。D-1は格闘・射撃両方に強力な武器があるため、[[技能ポイント]]制の本作ではどちらを中心に伸ばしていくかが悩み所。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
::成長パターンがスーパー系寄りなため、[[格闘]]が上昇しやすい反面、[[回避]]が伸び悩む残念な仕様に。リメイクに伴い[[必中]]を内包した[[奇襲]]を失ったのも命中不足に悩まされがちな本作では痛いところ。乗機の回避性能は高く、性質上[[ドラグナー3型]]とセットで運用することも多いので致命的ではないが、足りないと感じたら[[スキルパーツ]]でフォローしたい。
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::成長パターンがスーパー系寄りなため、[[格闘 (能力)|格闘]]が上昇しやすい反面、[[回避]]が伸び悩む残念な仕様に。リメイクに伴い[[必中]]を内包した[[奇襲]]を失ったのも命中不足に悩まされがちな本作では痛いところ。乗機の回避性能は高く、性質上[[ドラグナー3型]]とセットで運用することも多いので致命的ではないが、足りないと感じたら[[スキルパーツ]]でフォローしたい。
 
::一方奇襲に代わって[[不屈]]を覚えるようになったので、上手く使えば[[連続ターゲット補正]]による被弾のリスクを低めに抑えられる。
 
::一方奇襲に代わって[[不屈]]を覚えるようになったので、上手く使えば[[連続ターゲット補正]]による被弾のリスクを低めに抑えられる。
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:最終回のラストシーンではアオイやケーン達と一緒にミツの村に帰郷。アオイとは復縁した事が窺える。
 
:最終回のラストシーンではアオイやケーン達と一緒にミツの村に帰郷。アオイとは復縁した事が窺える。
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=== ドラグナー遊撃隊 ===
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=== [[ドラグナー遊撃隊]] ===
 
;[[タップ・オセアノ]]
 
;[[タップ・オセアノ]]
 
:親友。[[ドラグナー2型]]及び[[ドラグナー2型カスタム]]のパイロット。アンポンタンその2。ケーンは2人を呼ぶ際、原作ではライトの方を先に呼ぶが、SRWではタップの方を先に呼びがち。
 
:親友。[[ドラグナー2型]]及び[[ドラグナー2型カスタム]]のパイロット。アンポンタンその2。ケーンは2人を呼ぶ際、原作ではライトの方を先に呼ぶが、SRWではタップの方を先に呼びがち。
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:[[リアルロボッツファイナルアタック]]で採用され、よく聞く台詞。
 
:[[リアルロボッツファイナルアタック]]で採用され、よく聞く台詞。
 
;「はて…? どこかで見たような顔だけど誰だったかな…? 俺って物覚え悪いからなぁ」
 
;「はて…? どこかで見たような顔だけど誰だったかな…? 俺って物覚え悪いからなぁ」
:17話で地球連合軍本部に潜入したマイヨ及びダンとすれ違った際の台詞。この時点ではマイヨとは9話しか直接の接点が無く、サングラスをかけただけのマイヨを認識できないのはともかく、7話で対面したダンは素顔の筈なのに気づいていない。物覚えの悪さにも程がある。
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:17話で地球連合軍本部に潜入したマイヨ及びダンとすれ違った際の台詞。この時点ではマイヨとは9話しか直接の接点が無く、[[眼鏡・サングラス|サングラス]]をかけただけのマイヨを認識できないのはともかく、7話で対面したダンは素顔の筈なのに気づいていない。物覚えの悪さにも程がある。
 
;「こちらアンポンタンその1。今のところ何ら異常なし。順調に飛行中。本部オタンコナス、どうぞ」
 
;「こちらアンポンタンその1。今のところ何ら異常なし。順調に飛行中。本部オタンコナス、どうぞ」
 
:第28話。自分だけ日本語が話せるのをいいことに、日本でしか通じないスラングをコードネームに採用している。アンポンタンその2はタップ、その3はライトを指す。これが意味するところは、自分含めて'''『三馬鹿』'''なのだが、自覚しているのだろうか?
 
:第28話。自分だけ日本語が話せるのをいいことに、日本でしか通じないスラングをコードネームに採用している。アンポンタンその2はタップ、その3はライトを指す。これが意味するところは、自分含めて'''『三馬鹿』'''なのだが、自覚しているのだろうか?
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:第29話。ケーンが[[ガンドーラ]]を奪ったことを知ったタップ、ライト両者との掛け合い。この後、三機がかりで残った[[ガナン]]の[[スタークガンドーラ]]を地表へとブン投げるという無茶苦茶を行う。SRWにおける彼らの必殺技「恐怖のトリプルアタック」の元ネタ。
 
:第29話。ケーンが[[ガンドーラ]]を奪ったことを知ったタップ、ライト両者との掛け合い。この後、三機がかりで残った[[ガナン]]の[[スタークガンドーラ]]を地表へとブン投げるという無茶苦茶を行う。SRWにおける彼らの必殺技「恐怖のトリプルアタック」の元ネタ。
 
;「お前さん、アッシを斬りなさるつもりかい?」
 
;「お前さん、アッシを斬りなさるつもりかい?」
:第30話より。ミン大佐のチェーンソーアタックを[[キラル・メキレル|音で索敵し]]、無事に難を逃れた後の台詞。元ネタは映画『座頭市』。
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:第30話より。ミン大佐のチェーンソーアタックを[[キラル・メキレル|音で索敵し]]、無事に難を逃れた後の台詞。元ネタは映画『座頭市』。見事[[カウンター]]を決めて彼女の機体を中破させたまでは良かったが、相手の撤退に気づかず目を閉じたまま時代劇ごっこのような真似をしている姿は今一つ締まらない。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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=== [[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]]) ===
 
=== [[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]]) ===
;「おめえにゃどう見えるか知らねえが、遊び気分でやってんじゃないんだぜ?」
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;「…違わねえよ」<br />「ドラグナーだって、ギガノスの連中から地球を守るために必要な物だ」<br />「俺達はこの戦争を少しでも早く終わらせるために、ドラグナーを[[重慶]]へ持って行こうって決めたんだ」<br />「おめえにゃどう見えるか知らねえが、遊び気分でやってんじゃないんだぜ?」
:リアル系ルート第2話「D and E」より。[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]との口論で、Dチームなりの「戦う意味」を静かに語る。そのシリアスな発言はアスカをも黙らせたが、直後に起こった[[リンダ・プラート|リンダ]]に関する話題でデレまくり、折角のカッコ良さが台無しに…。
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:リアル系ルート第2話「D and E」より。[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]との口論の際、「あんた達の機体とはワケが違う」と自分の機体を自慢するアスカに対し、Dチームなりの「戦う意味」を静かに語る。そのシリアスな発言はアスカをも黙らせたが、直後に起こった[[リンダ・プラート|リンダ]]に関する話題でデレまくり、折角のカッコ良さが台無しに…。
 
;「何を言ってやがる! てめえらは自分の手柄のためにオッサンを撃ったんじゃねえかよ!」<br />「見ててくれよ、チェホフ中尉! あんたに教えてもらった戦い方でこいつをぶっ叩いてやるぜ!」
 
;「何を言ってやがる! てめえらは自分の手柄のためにオッサンを撃ったんじゃねえかよ!」<br />「見ててくれよ、チェホフ中尉! あんたに教えてもらった戦い方でこいつをぶっ叩いてやるぜ!」
 
:同話における[[ダン・クリューガー]]との戦闘前会話。名台詞の項にて上述したチェホフの件を「任務の邪魔をしたから」と正当化しようとするダンに対して激昂する。
 
:同話における[[ダン・クリューガー]]との戦闘前会話。名台詞の項にて上述したチェホフの件を「任務の邪魔をしたから」と正当化しようとするダンに対して激昂する。
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