差分

→‎名台詞: 台詞を追加
1行目: 1行目:  
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Shagia Frost]]
   
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動新世紀ガンダムX}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動新世紀ガンダムX}}
 
| 声優 = {{声優|森川智之|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|森川智之|SRW=Y}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|西村誠芳}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|西村誠芳}}
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦α外伝]]
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
}}
 
}}
22行目: 21行目:  
}}
 
}}
 
'''シャギア・フロスト'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。
 
'''シャギア・フロスト'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。
 +
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[フロスト兄弟]]の兄。弟の[[オルバ・フロスト]]と共に暗躍する。冷静で物腰は柔らかいが非情な[[性格]][[年齢]]は弟と同じ19歳なのだが、老け顔や沈着な雰囲気も相まって到底10代には見えない。
+
[[フロスト兄弟]]の兄のほう。冷静で物腰は柔らかいが非情な[[性格]][[年齢]]は双子の弟の[[オルバ・フロスト]]と同じ19歳なのだが、老け顔や沈着な雰囲気も相まって到底10代には見えない。双子なのに似ていないのは二卵性双生児のため。
   −
オルバとは距離に関係なく会話が出来る他、互いの視覚・感覚なども共有可能な特殊能力を持ち、二人揃ってのコンビネーション戦闘時に強力な戦闘力を発揮するものの、連邦におけるニュータイプか否かの定義であるフラッシュシステムに反応しなかった為、[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]ではなく[[カテゴリーF]]として分類された。このことで自分たち兄弟の力を認めない世界を憎悪するようになる。
+
オルバとは距離に関係なく会話が出来る他、互いの視覚・感覚なども共有可能な特殊能力を持ち、二人揃ってのコンビネーション戦闘時に強力な戦闘力を発揮する。しかし、連邦におけるニュータイプか否かの定義であるフラッシュシステムに反応しなかった為、[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]ではなく特殊な力を持つがニュータイプとは似て非なる者、[[カテゴリーF]]として分類された。このことで自分たち兄弟の力を認めない世界を憎悪するようになる。
   −
最初はフリーの[[モビルスーツ]]乗りを装っていたが、本来所属する新連邦軍に戻ると本格的に行動。上司の[[アイムザット・カートラル]]を追い落として殺害。
+
新連邦軍から貴重な最新型ガンダムを与えられ、表向きはフリーの傭兵として活動するだけありパイロットとしての実力も非常に高く、その技量でフリーデンを度々追い詰めた他、バルチャーや所属している新連邦軍のMS達も兄弟の目的の邪魔になるものは敵味方関係なく次々と力で排除していった。
   −
ニュータイプ選別のため各エースパイロットを集めて[[フリーデン]]の[[モビルスーツ]]部隊と対戦させ、邪魔者を片付けていく(ニュータイプ=フラッシュシステム適応者の選別が兄弟に与えられた任務だったが、二人にとってニュータイプは憎むべき存在であり、真っ先に抹殺すべき存在であった)。そしてフラッシュシステムに覚醒した[[アベル・バウアー]]の殺害や、ニュータイプ研究所の破壊を行った。
+
最初はフリーの[[モビルスーツ]]乗りを装っていたが、本来所属する新連邦軍に戻ると本格的に行動。上司の[[アイムザット・カートラル]]を追い落として殺害。ニュータイプ選別のため各エースパイロットを集めて[[フリーデン]]の[[モビルスーツ]]部隊と対戦させ、邪魔者を片付けていく(ニュータイプ=フラッシュシステム適応者の選別が兄弟に与えられた任務だったが、二人にとってニュータイプは憎むべき存在であり、真っ先に抹殺すべき存在であった)。そしてフラッシュシステムに覚醒した[[アベル・バウアー]]の殺害や、ニュータイプ研究所の破壊を行った。
    
最後は新連邦軍総司令官[[フィクス・ブラッドマン]]の側近となり、彼の邪魔者を排除。その後の新連邦軍と革命軍の全面衝突では、「サテライトランチャー」を用いてブラッドマンと革命軍総統ザイデル・ラッソの両指導者を殺害する。だが、自分ら兄弟を認めない[[ガロード・ラン]]との最後の対決では、サテライトシステム同士の衝突で生じた衝撃に飲み込まれた。
 
最後は新連邦軍総司令官[[フィクス・ブラッドマン]]の側近となり、彼の邪魔者を排除。その後の新連邦軍と革命軍の全面衝突では、「サテライトランチャー」を用いてブラッドマンと革命軍総統ザイデル・ラッソの両指導者を殺害する。だが、自分ら兄弟を認めない[[ガロード・ラン]]との最後の対決では、サテライトシステム同士の衝突で生じた衝撃に飲み込まれた。
   −
辛うじて生き延びたシャギアは、半年後のエピローグにおいて、車椅子に座った状態で、オルバと共に、ガロードが住んでいた町に姿を見せたが、兄弟共に後姿のみで表情は描かれなかった。
+
辛うじて生き延びたシャギアは、半年後のエピローグにおいて、車椅子に座った状態で、オルバと共に、ガロードが住んでいた町に姿を見せたが、兄弟共に後姿のみで表情は描かれなかった。漫画版では2人揃って元気な姿で笑顔で見送っており、続編漫画「Next Prologue」では新たな目的の為に暗躍を始める様子が描かれている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
39行目: 39行目:     
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:初登場作品。立ち位置は原作と同様だが、今回は[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の部下。本人の能力に加え[[カテゴリーF]]の効果で強烈な命中・回避を持つ強敵。未来編で宇宙ルートを通った際は彼ら兄弟が[[核ミサイル]]を持ち出したことが[[アンセスター]]との決別の決定的な理由となる。その後難ルートの「黒歴史の終焉」では[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]と手を組んで[[プリベンター]]に最後の総攻撃を仕掛けてくるが、通らなかった場合は特に決戦もなく退場してしまう。なお弟が先に倒されると[[精神コマンド]]を使ってくるのは以後シリーズではお約束。ちなみに「私の愛馬は凶暴です」と言う場面では専用のグラフィックが用意されている。
+
:初登場作品。立ち位置は原作と同様だが、今回は[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の部下。序盤から登場する上に本人の能力に加え[[カテゴリーF]]の効果で強烈な命中・回避を持つ強敵。未来編で宇宙ルートを通った際は彼ら兄弟が[[核ミサイル]]を持ち出したことが[[アンセスター]]との決別の決定的な理由となる。その後難ルートの「黒歴史の終焉」では[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]と手を組んで[[プリベンター]]に最後の総攻撃を仕掛けてくるが、通らなかった場合は特に決戦もなく退場してしまう。なお弟が先に倒されると[[精神コマンド]]を使ってくるのは以後シリーズではお約束。ちなみに「私の愛馬は凶暴です」と言う場面では専用のグラフィックが用意されている。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
:今回は原作どおり新地球連邦軍のエージェント。道化回りを演じ、サテライトランチャーを入手。射程無限のMAP兵器を毎ターン連発してくる。最後は[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]軍と行動を共にする。なお出生の秘密に「[[デスティニープラン]]」が関連しており、ガンダム系クロスオーバー展開がなされている。ちなみにifルートで彼ら兄弟に引導を渡すのは[[ギルバート・デュランダル]]であった。今回はオルバ共々死ぬことなく生き残っている(弟と違って直接的な登場シーンはないが)。弟と違い森川氏が[[頭翅|別役]]で出現しているため、台詞が新規収録された。
+
:今回は原作どおり新地球連邦軍のエージェント。序盤から登場した時点で全スキルが埋まっている凶悪なスキル欄を持ち、それを活かした全体攻撃のトリプルメガソニック砲が脅威。底力が無いのが救い。道化回りを演じ、サテライトランチャーを入手。後半は射程無限のMAP兵器を毎ターン連発してくる。最後は[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]軍と行動を共にする。なお出生の秘密に「[[デスティニープラン]]」が関連しており、ガンダム系クロスオーバー展開がなされている。ちなみにifルートで彼ら兄弟に引導を渡すのは[[ギルバート・デュランダル]]であった。今回はオルバ共々死ぬことなく生き残っている(弟と違って直接的な登場シーンはないが)。弟と違い森川氏が[[頭翅|別役]]で出現しているため、台詞が新規収録された。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
:最終話においてまさかの再登場。他の[[Z-BLUE]]のメンバーと関わってきた多くの人達と同様に[[至高神Z]]に挑む[[Z-BLUE]]に向けて応援の祈りを送っている。出番はこの1シーンのみだがボンボン版の最終話と同じようにその様からはかつての怨念は一切感じられず、本作は漸く彼ら兄弟が救われた作品といえなくもない。
 
:最終話においてまさかの再登場。他の[[Z-BLUE]]のメンバーと関わってきた多くの人達と同様に[[至高神Z]]に挑む[[Z-BLUE]]に向けて応援の祈りを送っている。出番はこの1シーンのみだがボンボン版の最終話と同じようにその様からはかつての怨念は一切感じられず、本作は漸く彼ら兄弟が救われた作品といえなくもない。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦R]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
:今回も立場は同じ。最初は[[ネオ・ジオン]]にいる。後に、切り札であるサテライトランチャーを武器に様々な勢力に接触してくる。最後は[[機械帝国ガルファ]]に加担する。
+
:今回も立場は同じ。最初は[[ネオ・ジオン]]にいる。相変わらず序盤から登場し命中回避も非常に高い強敵。後に、切り札であるサテライトランチャーを武器に様々な勢力に接触してくる。最後は[[機械帝国ガルファ]]に加担する。
   −
== パイロットステータスの傾向 ==
+
=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:シナリオNPCを経て、2019年11月のイベント「革命の選択肢」より[[ガンダムヴァサーゴチェストブレイク]]のパイロットとしてプレイアブル参戦。
 +
 
 +
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
基本的に全ての能力が高く[[カテゴリーF]]の補正で数値以上の高い命中回避を持つうえに、兄弟間の援護や[[合体攻撃]]などが厄介な難敵。また他の版権ラスボスと違い序盤から何度も出現する点も鬱陶しい。厄介な援護と合体攻撃は兄弟どちらかを倒す事で封じることができるので精神コマンドを使って一気に始末したい。
+
基本的に全ての能力が高く[[カテゴリーF]]の補正で数値以上の高い命中回避を持つ上に、兄弟間の援護や信頼補正、[[合体攻撃]]など原作通りのコンビネーションで自軍を苦しめる強敵。また、序盤から出現する事が多いのも非常に厄介。厄介な援護と合体攻撃は兄弟どちらかを倒す事で封じることができるので精神コマンドを使って一気に始末したい。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
61行目: 65行目:  
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[気迫]]'''
 
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[気迫]]'''
 +
;[[X-Ω]]
 +
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[直撃]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
 +
::'''[[気迫]]、[[狙撃]]、[[凶悪]]'''
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
72行目: 80行目:  
:'''[[カテゴリーF]] L8、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2'''
 
:'''[[カテゴリーF]] L8、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2'''
   −
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
+
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
;武器消費EN-20%
+
;武器消費EN-20%
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での効果。これのお陰で見た目以上にトリプルメガソニックとサテライトランチャーの燃費が良い。
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』での効果。これのお陰で見た目以上にトリプルメガソニックとサテライトランチャーの燃費が良い。
   100行目: 108行目:  
;[[アムロ・レイ]]、[[カミーユ・ビダン]]、[[ジュドー・アーシタ]]、[[ウッソ・エヴィン]]、[[パプテマス・シロッコ]]、[[ハマーン・カーン]]
 
;[[アムロ・レイ]]、[[カミーユ・ビダン]]、[[ジュドー・アーシタ]]、[[ウッソ・エヴィン]]、[[パプテマス・シロッコ]]、[[ハマーン・カーン]]
 
:[[UC]]とAWで定義こそ違えど、やはり[[ニュータイプ]]である彼らの存在を憎悪する。
 
:[[UC]]とAWで定義こそ違えど、やはり[[ニュータイプ]]である彼らの存在を憎悪する。
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
+
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)
 
:『[[Z]]』ではジ・エーデルに吹き込まれた事で、[[黒歴史]]の終末に起こる彼とアムロの戦いを知る。彼を「自分達と同じく世界を滅ぼす者」と呼ぶ。
 
:『[[Z]]』ではジ・エーデルに吹き込まれた事で、[[黒歴史]]の終末に起こる彼とアムロの戦いを知る。彼を「自分達と同じく世界を滅ぼす者」と呼ぶ。
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
:[[R]]ではNT研にてあえて彼女を逃がし、ラウンドナイツを助けさせた。
+
:[[R]]』ではNT研にてあえて彼女を逃がし、ラウンドナイツを助けさせた。
 
;[[バスク・オム]]
 
;[[バスク・オム]]
:[[Z]]では彼がクーデターによって新連邦を追われた後にシロッコの命によって接近し、彼とジブリールに従ったフリをして、見事に陥れた。
+
:[[Z]]』では彼がクーデターによって新連邦を追われた後にシロッコの命によって接近し、彼とジブリールに従ったフリをして、見事に陥れた。
 
;[[グレミー・トト]]
 
;[[グレミー・トト]]
:[[R]]では上官。
+
:『R』では上官。
 
;[[ラカン・ダカラン]]
 
;[[ラカン・ダカラン]]
:Rでは同僚。「私の愛馬は凶暴」と言うシャギアに対し、「馬は臆病な生き物」と痛烈な皮肉を浴びせた。
+
:『R』では同僚。「私の愛馬は凶暴」と言うシャギアに対し、「馬は臆病な生き物」と痛烈な皮肉を浴びせた。
    
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
;[[シャッフル同盟]]([[ドモン・カッシュ]]、[[チボデー・クロケット]]、[[ジョルジュ・ド・サンド]]、[[サイ・サイシー]]、[[アルゴ・ガルスキー]])
 
;[[シャッフル同盟]]([[ドモン・カッシュ]]、[[チボデー・クロケット]]、[[ジョルジュ・ド・サンド]]、[[サイ・サイシー]]、[[アルゴ・ガルスキー]])
:[[R]]では、[[ニュータイプ]]研究所から脱走しようとしたニュータイプ達を始末しようとしたところを、[[ガロード・ラン|ガロード]]と共に救出に来た彼らの生身の一撃を受けて仰天する事に。
+
:[[R]]』では、[[ニュータイプ]]研究所から脱走しようとしたニュータイプ達を始末しようとしたところを、[[ガロード・ラン|ガロード]]と共に救出に来た彼らの生身の一撃を受けて仰天する事に。
 
;[[張五飛]]
 
;[[張五飛]]
:Rでは、一時的な同僚。
+
:『R』では、一時的な同僚。
 
;[[デキム・バートン]]
 
;[[デキム・バートン]]
:Rでは、彼の協力で乗機が強化された。
+
:『R』では、彼の協力で乗機が強化された。
    
==== 正暦作品 ====
 
==== 正暦作品 ====
131行目: 139行目:  
==== ガンダムSEEDシリーズ ====
 
==== ガンダムSEEDシリーズ ====
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:[[Z]]では、[[スーパーコーディネイター]]である彼の存在も憎んでいた。彼からは「クルーゼと同じ」と断ぜられた。
+
:[[Z]]』では、[[スーパーコーディネイター]]である彼の存在も憎んでいた。彼からは「クルーゼと同じ」と断ぜられた。
 
;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
:[[Z]]では、終盤に命を振り絞って歌うミーアを討とうとした際に彼女に阻止され、「自分で自分を偽者に貶めた者達」と一喝され、彼女に対して屈辱を味わう。
+
:『Z』では、終盤に命を振り絞って歌うミーアを討とうとした際に彼女に阻止され、「自分で自分を偽者に貶めた者達」と一喝され、彼女に対して屈辱を味わう。
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
:共に憎しみのままに世界を滅ぼそうとした者同士。[[Z]]では彼の素性や所業、辿った運命を知った上で、自分達兄弟は彼と違うと主張するが、キラからは同類と断言される。
 
:共に憎しみのままに世界を滅ぼそうとした者同士。[[Z]]では彼の素性や所業、辿った運命を知った上で、自分達兄弟は彼と違うと主張するが、キラからは同類と断言される。
 
;[[シン・アスカ]]
 
;[[シン・アスカ]]
:[[Z]]では彼を「デュランダルの操り人形」呼ばわりする。フロスト兄弟の語った[[デスティニープラン]]の真相に、彼も激しく動揺する。
+
:『Z』では彼を「デュランダルの操り人形」呼ばわりする。フロスト兄弟の語った[[デスティニープラン]]の真相に、彼も激しく動揺する。
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
:[[Z]]では前述の設定から仇敵として付け狙う。[[メサイア]]にとどめを刺すも、ifルートではその後彼に引導を渡される。
+
:『Z』では前述の設定から仇敵として付け狙う。[[メサイア]]にとどめを刺すも、ifルートではその後彼に引導を渡される。
 
;[[ミーア・キャンベル]]
 
;[[ミーア・キャンベル]]
:[[Z]]の終盤、地球圏の人々に団結を必死に呼びかける彼女を討とうとするも、ラクスとディアナに阻止される。フロスト兄弟は「ニュータイプの偽者」であり、彼女は「ラクスの偽者」であるが、「偽者」となった境遇は互いに異なっており、ラクスはフロスト兄弟を「自分で自分を偽者に貶めた者」と断じている。
+
:『Z』の終盤、地球圏の人々に団結を必死に呼びかける彼女を討とうとするも、ラクスとディアナに阻止される。フロスト兄弟は「ニュータイプの偽者」であり、彼女は「ラクスの偽者」であるが、「偽者」となった境遇は互いに異なっており、ラクスはフロスト兄弟を「自分で自分を偽者に貶めた者」と断じている。
 
;[[ロード・ジブリール]]
 
;[[ロード・ジブリール]]
:[[Z]]では彼がクーデターによって新連邦を追われた後にシロッコの命によって接近し、彼とバスクに従ったフリをして、見事に陥れた。
+
:『Z』では彼がクーデターによって新連邦を追われた後にシロッコの命によって接近し、彼とバスクに従ったフリをして、見事に陥れた。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[ジロン・アモス]]
 
;[[ジロン・アモス]]
:[[Z]]では自分達と同じく[[デスティニープラン]]の犠牲者とも言える[[シビリアン]]である彼に自分達の憎悪への理解を求めるが、彼は自分達の境遇を恨む事なく、フロスト兄弟の憎悪を否定した。
+
:[[Z]]』では自分達と同じく[[デスティニープラン]]の犠牲者とも言える[[シビリアン]]である彼に自分達の憎悪への理解を求めるが、彼は自分達の境遇を恨む事なく、フロスト兄弟の憎悪を否定した。
 
;[[キッド・ホーラ]]
 
;[[キッド・ホーラ]]
:[[α外伝]]では、一時的に共闘。
+
:[[α外伝]]』では、一時的に共闘。
 
;[[ゲイナー・サンガ]]
 
;[[ゲイナー・サンガ]]
:[[Z]]ではかつて独りの世界にこもっていたゲイナーはフロスト兄弟の苦しみに理解を示しつつも、その生き方を否定した。
+
:『Z』ではかつて独りの世界にこもっていたゲイナーはフロスト兄弟の苦しみに理解を示しつつも、その生き方を否定した。
 
;[[草壁春樹]]
 
;[[草壁春樹]]
:[[R]]では、[[ネオ・ジオン]]が[[ラウンドナイツ]]に討たれ壊滅した後に、彼が率いる[[木連]]に取り入り、いいように利用した。
+
:[[R]]』では、[[ネオ・ジオン]]が[[ラウンドナイツ]]に討たれ壊滅した後に、彼が率いる[[木連]]に取り入り、いいように利用した。
 
;[[桂木桂]]、[[オルソン・D・ヴェルヌ]]
 
;[[桂木桂]]、[[オルソン・D・ヴェルヌ]]
:[[Z]]では[[特異点]]である彼らの身柄の確保も狙った。
+
:『Z』では[[特異点]]である彼らの身柄の確保も狙った。
 
;[[エウレカ]]
 
;[[エウレカ]]
:[[Z]]では彼女の身柄を確保し、デューイに引き渡そうとする。
+
:『Z』では彼女の身柄を確保し、デューイに引き渡そうとする。
 
;[[ドミニク・ソレル]]
 
;[[ドミニク・ソレル]]
:[[Z]]では同僚。彼の顔を立てる場面も。Z以前に共演したSRWシリーズの姉妹作[[Another Century's Episode 3 THE FINAL|A.C.E.3]]でも同僚関係だったが、仲は悪かった。
+
:『Z』では同僚。彼の顔を立てる場面も。
 
;[[デューイ・ノヴァク]]
 
;[[デューイ・ノヴァク]]
:[[Z]]では彼に協力的な立場である。
+
:『Z』では彼に協力的な立場である。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[破嵐万丈]]
 
;[[破嵐万丈]]
:[[Z]]では、フロスト兄弟を自分と同じように「他者によって生き方を歪められた者」と認めつつも、その憎悪を認めなかった。
+
:[[Z]]』では、フロスト兄弟を自分と同じように「他者によって生き方を歪められた者」と認めつつも、その憎悪を認めなかった。
 
;[[一文字號]]
 
;[[一文字號]]
:[[R]]では、[[オルバ・フロスト|オルバ]]を先に撃墜し怒り狂った状態の時に、自分達のツインズシンクロと呼ばれるテレパシー能力に対して、その力も兄弟の片方がいなくなったら意味がないと核心を突っ込まれていた。
+
:[[R]]』では、[[オルバ・フロスト|オルバ]]を先に撃墜し怒り狂った状態の時に、自分達のツインズシンクロと呼ばれるテレパシー能力に対して、その力も兄弟の片方がいなくなったら意味がないと核心を突っ込まれていた。
 
;[[ガルファ皇帝]]
 
;[[ガルファ皇帝]]
:[[R]]では最終的にはあろうことか彼ら[[機械帝国ガルファ]]に加担した。
+
:『R』では最終的にはあろうことか彼ら[[機械帝国ガルファ]]に加担した。
 
;[[天空侍斗牙]]
 
;[[天空侍斗牙]]
:[[Z]]では彼を自分達兄弟と同じように「他者に行き方を歪められた者」とし、彼を味方に引き入れようとするが、当然彼にも拒絶される。
+
:『Z』では彼を自分達兄弟と同じように「他者に行き方を歪められた者」とし、彼を味方に引き入れようとするが、当然彼にも拒絶される。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
;[[デスピニス]]
 
;[[デスピニス]]
:[[R]]にてお互いを利用し合い、[[デュミナス]]にも取り入る。彼女は自分達の境遇もあってか、フロスト兄弟の苦しみをよく理解していた。
+
:[[R]]』にてお互いを利用し合い、[[デュミナス]]にも取り入る。彼女は自分達の境遇もあってか、フロスト兄弟の苦しみをよく理解していた。
 
;[[ラージ・モントーヤ]]
 
;[[ラージ・モントーヤ]]
:[[R]]の終盤にて彼から「使いこなせない力に固執すると、身を滅ぼしますよ」と忠告されるが軽く聞き流した。だが…。
+
:『R』の終盤にて彼から「使いこなせない力に固執すると、身を滅ぼしますよ」と忠告されるが軽く聞き流した。
 
;[[レーベン・ゲネラール]]
 
;[[レーベン・ゲネラール]]
:[[ZSPD]]では[[013特命部隊]]で共に行動しており、彼が[[ZEUTH]]に潜入している事も知っていた。
+
:[[ZSPD]]』では[[013特命部隊]]で共に行動しており、彼が[[ZEUTH]]に潜入している事も知っていた。
 
;[[黒のカリスマ]]
 
;[[黒のカリスマ]]
:[[Z]]において[[フロスト兄弟]]に[[黒歴史]]と[[デスティニープラン]]の真実を教えた張本人。
+
:[[Z]]』において[[フロスト兄弟]]に[[黒歴史]]と[[デスティニープラン]]の真実を教えた張本人。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
187行目: 195行目:  
:シャギアの最も有名な台詞。第3話サブタイトル。
 
:シャギアの最も有名な台詞。第3話サブタイトル。
 
:[[ティファ・アディール|ティファ]]を奪われたアルタネイティブ社に押し掛け強引に自分を雇わせた際、「囚われのクイーンにナイトのお出ましというわけか!」とチェスになぞらえた苦言を漏らした社長への返答である。「愛馬」とはガンダムヴァサーゴのこと。
 
:[[ティファ・アディール|ティファ]]を奪われたアルタネイティブ社に押し掛け強引に自分を雇わせた際、「囚われのクイーンにナイトのお出ましというわけか!」とチェスになぞらえた苦言を漏らした社長への返答である。「愛馬」とはガンダムヴァサーゴのこと。
:なお『[[R]]』では[[ラカン・ダカラン|ラカン]]に「馬はもともと臆病な生き物」と揶揄されている台詞だが、原作では直前のシーンで同社の警備モビルスーツをヴァサーゴで圧倒してその力を誇示しており、本来は「私の愛馬はその辺の臆病な馬とは違う」という意味も含んだ上での発言である。現にこれを聞いた社長は苦虫を噛み潰しながらヴァサーゴを見つめ、渋々要求を呑んでいる。スーパーロボット大戦α外伝においてもこのシーンは採用され、ボイスが追加された上、わざわざナイトの駒を掲げてみせるバストショットまで用意されるという謎の厚遇ぶりであった。
+
:なお『[[R]]』では[[ラカン・ダカラン|ラカン]]に「馬はもともと臆病な生き物」と揶揄されている台詞だが、原作では直前のシーンで同社の警備モビルスーツをヴァサーゴで圧倒してその力を誇示しており、本来は「私の愛馬はその辺の臆病な馬とは違う」という意味も含んだ上での発言である。現にこれを聞いた社長は苦虫を噛み潰しながらヴァサーゴを見つめ、渋々要求を呑んでいる。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』においてもこのシーンは採用され、ボイスが追加された上、わざわざナイトの駒を掲げてみせるバストショットまで用意されるという謎の厚遇ぶりであった。
 
;「~だな、オルバよ」
 
;「~だな、オルバよ」
 
:「~だね、兄さん」といった感じで続く。この兄弟の会話には欠かせない台詞。
 
:「~だね、兄さん」といった感じで続く。この兄弟の会話には欠かせない台詞。
194行目: 202行目:  
;「切り札は最後まで取っておくものだよ」
 
;「切り札は最後まで取っておくものだよ」
 
:第5話より。ここでいう切り札とは上記のメガソニック砲のこと。……[[キョウスケ・ナンブ|同じ声のギャンブラー]]と賭け勝負したらどうなるか、気になるものである。
 
:第5話より。ここでいう切り札とは上記のメガソニック砲のこと。……[[キョウスケ・ナンブ|同じ声のギャンブラー]]と賭け勝負したらどうなるか、気になるものである。
;「ひとつ言っておこう。未来を作るのはニュータイプではない、カテゴリーFと呼ばれた我々だ」
+
;「ひとつ言っておこう。未来を作るのはニュータイプでは無い、カテゴリーFと呼ばれた我々だ」
:[[アイムザット・カートラル|アイムザット]]暗殺に際して。この辺りから兄弟の真意が見え始める。尚、裏切りに怒るアイムザットが「カテゴリーFめ」と発言した直後、シャギアはポーカーフェイスを崩し、表情を怒りで歪めたことから、カテゴリーFの烙印が相当の屈辱であることがわかる。
+
:第24話、[[アイムザット・カートラル|アイムザット]]暗殺に際して。この辺りから兄弟の真意が見え始める。尚、裏切りに怒るアイムザットが「カテゴリーFめ」と発言した直後、シャギアはポーカーフェイスを崩し、表情を怒りで歪めたことから、カテゴリーFの烙印が相当の屈辱であることがわかる。
 +
;「君がフラッシュシステムを動かせた以上、死んでもらうよ」「それがわからないなら、君も本当のニュータイプでは無い」
 +
:第29話、[[アベル・バウアー]]暗殺に際して。当のアベル中尉は「フラッシュシステムの起動」でニュータイプへ覚醒したと歓喜しているが、兄弟は彼が"フラッシュシステムの起動しかできない"ことを察して、この台詞を贈っている。兄弟の想定している「本物のニュータイプ」へ覚醒しているのであれば、自身の身に起こる悲劇の未来を感じたり、兄弟の内に秘めた真意に気づくなりで、身の安全のために抵抗なり逃亡なり選ぶところだが、アベル中尉は兄弟に暗殺されてカテゴリーFに認定される事になる。
 
;「世界が我らを黙殺するから、我らは世界を滅ぼすのだ!」
 
;「世界が我らを黙殺するから、我らは世界を滅ぼすのだ!」
:原作終盤、ガロードに対して吐露した本音。
+
:第38話より。ガロードに対して吐露した本音。
 +
:『α外伝』では[[キャラクター事典]]に収録されている。
 +
;「ジャミル・ニートはこの引金を引いて心に深い傷を負った。ガロード・ランは引金を引こうともしなかった。」<br />オルバ「けれど僕らは違う。躊躇いも後悔も無い!」
 +
:最終話。サテライトランチャーを発射する際。自分達はジャミルやガロードとは違うと発する。
 +
:またガロードが引き金を"引かなかった"ではなく"引こうともしなかった"と言っている辺りガロードがサテライトキャノンを使うことを期待していたのかもしれない。
 +
:『α外伝』では「[[ギム・ギンガナム]]は引金を引くことを焦り過ぎ、[[アグリッパ・メンテナー]]はその存在すら認めなかった」と付け加えている。
 
;「ば、馬鹿な!送電システムはこちらの手中にあるはずッ!」<br />オルバ「兄さん!」<br />「ダブルエックスを撃つ!」<br />オルバ「でも、チャージが!」<br />「構わんッ!」
 
;「ば、馬鹿な!送電システムはこちらの手中にあるはずッ!」<br />オルバ「兄さん!」<br />「ダブルエックスを撃つ!」<br />オルバ「でも、チャージが!」<br />「構わんッ!」
:最終話。掌握したはずの送信施設からダブルエックスにマイクロウェーブが照射されたことに焦り、シャギアはオルバの忠告も意に介さず、サテライトランチャーのトリガーを引くが、チャージが完全ではなかったことから、兄弟のガンダムはダブルエックスと相打ちになった。
+
:最終話。掌握したはずの送信施設からダブルエックスにマイクロウェーブが照射されたことに焦り、シャギアはオルバの忠告も意に介さず、サテライトランチャーのトリガーを引くが、チャージが完全ではなかったことから、兄弟のガンダムはダブルエックスと相打ちになった(チャージを待つより先にダブルエックスに一方的に消し炭にされるよりはマシと考えた可能性あり)。
 
;「宿命のライバルだからな」
 
;「宿命のライバルだからな」
 
:漫画版のラストシーンで、ガロードとティファの旅立ちを見送って。さわやかな笑顔なのがとても印象的である。ちなみに、漫画版では兄弟そろってピンピンしている(アニメ版ではここまでピンピンしていない)。
 
:漫画版のラストシーンで、ガロードとティファの旅立ちを見送って。さわやかな笑顔なのがとても印象的である。ちなみに、漫画版では兄弟そろってピンピンしている(アニメ版ではここまでピンピンしていない)。
222行目: 237行目:  
:;[[ガンダムヴァサーゴチェストブレイク]]
 
:;[[ガンダムヴァサーゴチェストブレイク]]
 
::
 
::
 +
 +
== 余談 ==
 +
*双子の弟より身長が14センチも高い。しかしこれには理由があり、西村の設定画によると'''実はシークレットブーツを着用している'''らしく、10㎝は身長を底上げしているようである。
 +
*名前の由来はシャギーアップから
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
1,332

回編集