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== 概要 ==
 
== 概要 ==
「フラグ」とは「条件判定」を表すコンピューター用語であり、「死亡フラグ」は端的に言えば「死亡する条件」といった意味合いになる。
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「フラグ」とは「条件判定」を表すコンピューター用語<ref>更なる語源は「旗(Flag)」。条件の判定が行われる様子を、スポーツの試合で審判員が旗を上げ下げする姿に見立てたもの。</ref>であり、「死亡フラグ」は端的に言えば「死亡する条件」といった意味合いになる。
    
漫画やゲームなど創作物内のキャラクターの言動や経歴が、視聴者・プレイヤーに「この登場人物は今後死にそうだ」と予想させるようなものであった場合、「死亡フラグが立った」と表現される。
 
漫画やゲームなど創作物内のキャラクターの言動や経歴が、視聴者・プレイヤーに「この登場人物は今後死にそうだ」と予想させるようなものであった場合、「死亡フラグが立った」と表現される。
   −
創作物においてキャラクターを死亡させるに当たり、より物語に深みを持たせ視聴者を没入させるために、死亡に悲劇性を持たせる、といった手法は古来から行われてきた。<ref>有名どころでは「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」等、今後の展望を語った後の戦闘で死ぬ、というものがある。これによって視聴者は、キャラクターの死亡時に、幸せを掴めなかった死亡者の無念や結婚相手の悲しみといった背景にまで思いを馳せ、物語に没入することができる。</ref>こうした手法が多くの創作物で使用された結果、視聴者が慣れてしまい、登場人物の言動から物語の展開が容易に予想できるようになった、という事情によって生まれた言葉である。
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創作物においてキャラクターを死亡させるに当たり、より物語に深みを持たせ視聴者を没入させるために、死亡に悲劇性を持たせる、といった手法は古来から行われてきた<ref>有名どころでは「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」等、今後の展望を語った後の戦闘で死ぬ、というものがある。これによって視聴者は、キャラクターの死亡時に、幸せを掴めなかった死亡者の無念や結婚相手の悲しみといった背景にまで思いを馳せ、物語に没入することができる。</ref>。こうした手法が多くの創作物で使用された結果、視聴者が慣れてしまい、登場人物の言動から物語の展開が容易に予想できるようになった、という事情によって生まれた言葉である。
    
== フラグ回避 ==
 
== フラグ回避 ==
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:プロポーズをしたが、返事を聞くことなく死亡。なお、[[ソシエ・ハイム|相手]]は生存している。
 
:プロポーズをしたが、返事を聞くことなく死亡。なお、[[ソシエ・ハイム|相手]]は生存している。
 
;[[ティエリア・アーデ]]([[機動戦士ガンダム00]])
 
;[[ティエリア・アーデ]]([[機動戦士ガンダム00]])
:小説版では最終決戦の出撃時に「この戦いが終わったらガンダムの整備に尽力したミレイナに彼女が好きな俳優が出ている映画のビデオチップを贈ろう」と考えていた。
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:小説版では最終決戦の出撃時に「この戦いが終わったらガンダムの整備に尽力した[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]に彼女が好きな俳優が出ている[[映画]]のビデオチップを贈ろう」と考えていた。
 
:もっとも、「肉体的に死亡したものの[[ヴェーダ]]との一体化によって生き残った」とは言える。
 
:もっとも、「肉体的に死亡したものの[[ヴェーダ]]との一体化によって生き残った」とは言える。
 
;[[オブライト・ローレイン]]([[機動戦士ガンダムAGE]])
 
;[[オブライト・ローレイン]]([[機動戦士ガンダムAGE]])
 
:[[キャプテン・アッシュ|アセム]]編終盤において、整備班のレミ・ルース(SRW未登場)に[[告白シーン|プロポーズ]]して了承されるが、直後の戦闘で'''レミの方が戦死'''。
 
:[[キャプテン・アッシュ|アセム]]編終盤において、整備班のレミ・ルース(SRW未登場)に[[告白シーン|プロポーズ]]して了承されるが、直後の戦闘で'''レミの方が戦死'''。
 
:このパターンの中でも少々変則的なパターンである。その後、オブライトは[[キオ・アスノ|キオ]]編に至るまで彼女の死の事を悔いており、小説版ではこれが更に顕著。
 
:このパターンの中でも少々変則的なパターンである。その後、オブライトは[[キオ・アスノ|キオ]]編に至るまで彼女の死の事を悔いており、小説版ではこれが更に顕著。
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;[[ディーン・アノン]]([[機動戦士ガンダムAGE]])
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:病死した妹[[ルウ・アノン|ルウ]]の墓を地球に作ってやりたいという願いを語っているが、まさにその直後[[ザナルド・ベイハート|友軍]]に撃ち抜かれ殺害された。後述の「家族の話をする」にも該当。
 
;[[白鳥九十九]]([[機動戦艦ナデシコ]])
 
;[[白鳥九十九]]([[機動戦艦ナデシコ]])
 
:[[テンカワ・アキト|アキト]]に「[[ハルカ・ミナト|ある人]]に求婚するつもりでいる」と打ち明けるが、叶うことのないまま[[月臣元一朗|元一朗]]に[[暗殺]]されてしまった。
 
:[[テンカワ・アキト|アキト]]に「[[ハルカ・ミナト|ある人]]に求婚するつもりでいる」と打ち明けるが、叶うことのないまま[[月臣元一朗|元一朗]]に[[暗殺]]されてしまった。
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==== [[主人公]]格キャラの血縁者 ====
 
==== [[主人公]]格キャラの血縁者 ====
 
代表格の最たるもの。主人公が戦場に向かうための強い理由付けになる。例を挙げるときりがないが、特に父・兄・祖父など男系の血族は危険。また、フラグ以前の話として'''物語開始以前に死亡している設定'''も珍しくない。
 
代表格の最たるもの。主人公が戦場に向かうための強い理由付けになる。例を挙げるときりがないが、特に父・兄・祖父など男系の血族は危険。また、フラグ以前の話として'''物語開始以前に死亡している設定'''も珍しくない。
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;[[司馬遷次郎]]([[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]])
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:[[司馬宙]]の父。第1話にて[[イキマ]]によって殺される。しかし、同話中から生前彼の意識と記憶を残していた実質上のバックアップ「マシーン・ファーザー」が登場し、以降はマシーン・ファーザーとしてのみ登場する。
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:なお、漫画版でも死亡しているにも拘らず、その続編とされていた『[[鋼鉄神ジーグ]]』では生存しており、御年100歳である。
 
;[[ミューラ・ミゲル]]([[機動戦士Vガンダム]])
 
;[[ミューラ・ミゲル]]([[機動戦士Vガンダム]])
:[[アドラステア]]の巨大タイヤに直接潰される。しかもただ死んだのみならず、生首の入ったヘルメットが吹き飛んだ。『Vガンダム』に限らず、[[富野作品]]でも有名な[[トラウマイベント]]の一つである。
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:[[アドラステア]]の巨大タイヤに直接潰される。しかもただ死んだのみならず、生首の入ったヘルメットが吹き飛んだ。『Vガンダム』に限らず、富野作品でも有名な[[トラウマイベント]]の一つである。
 
;[[キョウジ・カッシュ]]([[機動武闘伝Gガンダム]])
 
;[[キョウジ・カッシュ]]([[機動武闘伝Gガンダム]])
 
:[[デビルガンダム]]に肉体と精神を完全に奪われたが、頻死時に自らの分身として[[シュバルツ・ブルーダー]]を生み出し、彼の遺志はシュバルツに受け継がれた。なお、母はキョウジを庇い[[ウルベ・イシカワ|ウルベ]]に射殺されている。
 
:[[デビルガンダム]]に肉体と精神を完全に奪われたが、頻死時に自らの分身として[[シュバルツ・ブルーダー]]を生み出し、彼の遺志はシュバルツに受け継がれた。なお、母はキョウジを庇い[[ウルベ・イシカワ|ウルベ]]に射殺されている。
 
;[[明神正]]([[六神合体ゴッドマーズ]])
 
;[[明神正]]([[六神合体ゴッドマーズ]])
:[[明神タケル]]の義理の父親。タケルの出生の秘密を彼に話した後に[[ズール皇帝]]の刺客に殺害される(アニメ版とゲーム版では刺客が異なる場合がある)。この項目に記されている「秘密を知る」「家族の話をする」にも該当する。
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:[[明神タケル]]の義理の父親。タケルの出生の秘密を彼に話した後に[[ズール皇帝]]の刺客に殺害される(アニメ版とゲーム版では刺客が異なる場合がある)。上記「家族の話をする」にも該当する。
 
;[[マーグ]]([[六神合体ゴッドマーズ]])
 
;[[マーグ]]([[六神合体ゴッドマーズ]])
:[[明神タケル]]の実の兄。「主人公格の男性の(実の)血縁」である以外にも「大切な物を大切な人に渡す」「主人公と(テレパシーで)心を通わせる」「打倒ズール皇帝という使命感に目覚める」「敵対組織に所属しながら主人公へ支援を行う」「家族の話をする」という、まさに死亡フラグの塊のような存在である。
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:タケルの実の兄。「主人公格の男性の(実の)血縁」である以外にも「大切な物を大切な人に渡す」「主人公と(テレパシーで)心を通わせる」「打倒ズール皇帝という使命感に目覚める」「敵対組織に所属しながら主人公へ支援を行う」「家族の話をする」という、まさに死亡フラグの塊のような存在である。
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]([[コードギアス 反逆のルルーシュ]])
 
;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]]([[コードギアス 反逆のルルーシュ]])
 
:主人公[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の異母妹であり、もう一人の主人公[[枢木スザク|スザク]]の恋人でもある。[[エリア11]]に住む日本人が平和に暮らせるように[[行政特区日本]]の設立を決意するが、兄ルルーシュに誤って「日本人を殺せ」という[[ギアス]]をかけられ自ら日本人虐殺を引き起こし、ルルーシュに撃たれ、スザクに寄り添われながら息を引き取るという悲惨な最期を遂げた。<br />ちなみにルルーシュの親族は最終的に、シュナイゼル、ナナリー、コーネリアを残して全員死亡した他、当のルルーシュ自身も最終的には死んでいる(ただしルルーシュが本当に死んだかは不明瞭な部分もあり、また、今後展開される外伝シリーズに登場する皇族たちが死ぬのかも未知数である)。
 
:主人公[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]の異母妹であり、もう一人の主人公[[枢木スザク|スザク]]の恋人でもある。[[エリア11]]に住む日本人が平和に暮らせるように[[行政特区日本]]の設立を決意するが、兄ルルーシュに誤って「日本人を殺せ」という[[ギアス]]をかけられ自ら日本人虐殺を引き起こし、ルルーシュに撃たれ、スザクに寄り添われながら息を引き取るという悲惨な最期を遂げた。<br />ちなみにルルーシュの親族は最終的に、シュナイゼル、ナナリー、コーネリアを残して全員死亡した他、当のルルーシュ自身も最終的には死んでいる(ただしルルーシュが本当に死んだかは不明瞭な部分もあり、また、今後展開される外伝シリーズに登場する皇族たちが死ぬのかも未知数である)。
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;[[ジン・スペンサー]]([[スーパーロボット大戦UX]])
 
;[[ジン・スペンサー]]([[スーパーロボット大戦UX]])
 
:ノーヴルに世界の真実を知らされて以降は性格が豹変、「命の始まりに至る」という一つの目的のために突き進むようになる。変則的だが「全ての真実に首を突っ込む」にも半分ほど該当するか。
 
:ノーヴルに世界の真実を知らされて以降は性格が豹変、「命の始まりに至る」という一つの目的のために突き進むようになる。変則的だが「全ての真実に首を突っ込む」にも半分ほど該当するか。
;[[リー・リンジュン]]/カーリー・ナウマン([[第2次スーパーロボット大戦OG]])
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;[[リー・リンジュン|リー・リンジュン/カーリー・ナウマン]][[第2次スーパーロボット大戦OG]])
 
:上司である[[アルテウル・シュタインベック|アルテウル]]の正体が、かつて家族を死に追いやった[[ユーゼス・ゴッツォ|L5戦役の元凶]]であることを知り、[[アダマトロン]]に[[エア・クリスマス]]で特攻を仕掛けた。
 
:上司である[[アルテウル・シュタインベック|アルテウル]]の正体が、かつて家族を死に追いやった[[ユーゼス・ゴッツォ|L5戦役の元凶]]であることを知り、[[アダマトロン]]に[[エア・クリスマス]]で特攻を仕掛けた。
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;[[早乙女ミユキ]]([[ゲッターロボ]])<br/>[[胡蝶鬼]]([[ゲッターロボG]])<br/>[[ナイーダ]]、[[キリカ]]([[UFOロボ グレンダイザー]])
 
;[[早乙女ミユキ]]([[ゲッターロボ]])<br/>[[胡蝶鬼]]([[ゲッターロボG]])<br/>[[ナイーダ]]、[[キリカ]]([[UFOロボ グレンダイザー]])
 
:作画監督が荒木伸吾氏という共通点がある。
 
:作画監督が荒木伸吾氏という共通点がある。
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;[[ローレライ]]([[マジンガーZ|マジンガーZ]]) / ローレライ・ハインリッヒ([[真マジンガー 衝撃! Z編]])
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;[[胡蝶]]([[勇者特急マイトガイン]])
 
;[[胡蝶]]([[勇者特急マイトガイン]])
 
:正確には死亡していないが、登場回に上記のフラグを経由して乗機を撃墜され生死不明になったかと思われた。
 
:正確には死亡していないが、登場回に上記のフラグを経由して乗機を撃墜され生死不明になったかと思われた。
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==== 政府を裏で操る組織の存在、または全ての真実を知る、関わる ====
 
==== 政府を裏で操る組織の存在、または全ての真実を知る、関わる ====
 
;[[加持リョウジ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]])
 
;[[加持リョウジ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]])
:セカンドインパクトの真実を知るために[[ネルフ]]、日本政府、そして両者を裏で操る[[ゼーレ]]の三重[[スパイ]]という極めて危険な道を歩む。そ死の直接のきっかけとなったのは全ての黒幕であるゼーレへの造反行為。
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:セカンドインパクトの真実を知るために[[ネルフ]]、日本政府、そして両者を裏で操る[[ゼーレ]]の三重[[スパイ]]という極めて危険な道を歩む。死の直接的なきっかけとなったのは、全ての黒幕であるゼーレへの造反行為。
 
;[[レイフ・エイフマン]]([[機動戦士ガンダム00]])
 
;[[レイフ・エイフマン]]([[機動戦士ガンダム00]])
 
:[[GN粒子]]から[[イオリア・シュヘンベルグ]]の[[イノベイター|真の目的]]に気付く。
 
:[[GN粒子]]から[[イオリア・シュヘンベルグ]]の[[イノベイター|真の目的]]に気付く。
358行目: 366行目:  
:[[メビウス・ゼロ]]部隊のクローン。
 
:[[メビウス・ゼロ]]部隊のクローン。
 
;[[秋津マサト]]、[[幽羅帝]]、八卦衆([[冥王計画ゼオライマー]])
 
;[[秋津マサト]]、[[幽羅帝]]、八卦衆([[冥王計画ゼオライマー]])
:[[木原マサキ]]のクローン。ちなみにマサキと幽羅帝は下記の「世界征服を企む」にも該当する。
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:[[木原マサキ]]のクローン。ちなみにマサキと幽羅帝は下記の「[[世界征服]]を企む」にも該当する。
 
;[[綾波レイ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]])
 
;[[綾波レイ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]])
 
:肉体は[[碇ユイ]]のクローン。リリスの魂の受け皿として作られた。
 
:肉体は[[碇ユイ]]のクローン。リリスの魂の受け皿として作られた。
369行目: 377行目:  
;[[アインスト・アルフィミィ]]([[スーパーロボット大戦IMPACT]])
 
;[[アインスト・アルフィミィ]]([[スーパーロボット大戦IMPACT]])
 
:[[エクセレン・ブロウニング]]のコピー。[[OGシリーズ]]ではしっかり生存。
 
:[[エクセレン・ブロウニング]]のコピー。[[OGシリーズ]]ではしっかり生存。
;[[レモン・ブロウニング]]([[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]])
+
;[[レモン・ブロウニング]]([[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]])
 
:[[エクセレン・ブロウニング]]のクローンに近い存在(正確には人造人間の技術で蘇生した本人)。
 
:[[エクセレン・ブロウニング]]のクローンに近い存在(正確には人造人間の技術で蘇生した本人)。
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ちなみに『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおいて'''前述の2ケースは顕著に現れている為、「SEEDシリーズの死亡フラグ」とネタにされる事'''がある。
 
ちなみに『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおいて'''前述の2ケースは顕著に現れている為、「SEEDシリーズの死亡フラグ」とネタにされる事'''がある。
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==== 地球侵略・世界征服、もしくは世界の破滅を企む ====
+
==== 地球侵略・[[世界征服]]、もしくは世界の破滅を企む ====
 
実はこれこそが'''「最大にして最悪の死亡フラグ」である。'''どれほど強大・凶悪・邪悪な存在であっても、版権・オリジナルを問わずこれを企んだ段階で最終的には主人公達に叩き潰され、大半が滅亡・崩壊する運命にある。[[主人公]]が[[ケロロ軍曹|侵略を遂行する側]]であったとしても逃れられることは滅多に無い。しかし、それが転じて「他の文明を滅ぼす存在」として主人公や地球、世界を悪と見做して[[ガイゾック|攻めて]][[エルダー軍|くる]][[アンチスパイラル|勢]][[ゾヴォーク|力]]も存在する。
 
実はこれこそが'''「最大にして最悪の死亡フラグ」である。'''どれほど強大・凶悪・邪悪な存在であっても、版権・オリジナルを問わずこれを企んだ段階で最終的には主人公達に叩き潰され、大半が滅亡・崩壊する運命にある。[[主人公]]が[[ケロロ軍曹|侵略を遂行する側]]であったとしても逃れられることは滅多に無い。しかし、それが転じて「他の文明を滅ぼす存在」として主人公や地球、世界を悪と見做して[[ガイゾック|攻めて]][[エルダー軍|くる]][[アンチスパイラル|勢]][[ゾヴォーク|力]]も存在する。
   415行目: 423行目:     
==== サブタイトルが「○○(人物の名前)死す/最期」、あるいはそれに類する存在 ====
 
==== サブタイトルが「○○(人物の名前)死す/最期」、あるいはそれに類する存在 ====
言うまでもなく非常に危険。該当した人物はほぼ確実に死ぬ(例外と言えるのは劇場版のラストで生還した[[アーサー・ランク|アーサー]]や、ロボットだった為に修復可能かつ超AIも無事だった[[トライボンバー]]、[[アルカディア号]]の中央コンピューターに自分の意識を転送した[[大山トチロー|トチロー]]、[[フェストゥム]]となって再登場した[[春日井甲洋|甲洋]])。もはや、フラグというより「確定事項」と言った方が正確かもしれない。
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言うまでもなく非常に危険。該当した人物はほぼ確実に死ぬ(例外と言えるのは劇場版のラストで生還した[[アーサー・ランク|アーサー]]や、ロボットだった為に修復可能かつ超AIも無事だった[[トライボンバー]]と[[デッカード]]、[[アルカディア号]]の中央コンピューターに自分の意識を転送した[[大山トチロー|トチロー]]、[[フェストゥム]]となって再登場した[[春日井甲洋|甲洋]])。もはや、フラグというより「確定事項」と言った方が正確かもしれない。
    
;[[あしゅら男爵]]([[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]])
 
;[[あしゅら男爵]]([[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]])
426行目: 434行目:  
:第6話「翔空~ぎせい」
 
:第6話「翔空~ぎせい」
 
;[[カミナ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]])
 
;[[カミナ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]])
:第8話「あばよ、ダチ公」
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:第8話「あばよ、ダチ公」。このサブタイトルは第7話の次回予告には告知されず、本話放送のカミナの死が確定した後で表記された。
 
;[[春日井甲洋]]([[蒼穹のファフナー]])
 
;[[春日井甲洋]]([[蒼穹のファフナー]])
 
:第9話「同化~わかれ」
 
:第9話「同化~わかれ」
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;[[レイ・ラングレン]]([[ガン×ソード]])
 
;[[レイ・ラングレン]]([[ガン×ソード]])
 
:第24話「夢の終わり」
 
:第24話「夢の終わり」
 +
;[[デッカード]]([[勇者警察ジェイデッカー]])
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:第25話「デッカード殉職」
 
;[[キタン・バチカ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]])
 
;[[キタン・バチカ]]([[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]])
 
:第25話「お前の遺志は受け取った!」
 
:第25話「お前の遺志は受け取った!」
481行目: 491行目:  
;[[破嵐万丈]]([[無敵鋼人ダイターン3]])
 
;[[破嵐万丈]]([[無敵鋼人ダイターン3]])
 
:第40話「万丈、暁に消ゆ」。厳密には死亡確定ではなく消息不明。
 
:第40話「万丈、暁に消ゆ」。厳密には死亡確定ではなく消息不明。
 +
;[[アネックス・ザブーム]]、[[シャルム・ベーカー]]([[忍者戦士飛影]])
 +
:第40話「侵略の終焉」。該当話で敵対勢力だった[[ザ・ブーム軍]]は壊滅し、[[ハザード・パシャ|第三勢力]]が黒幕になるという当時としては異例の展開になった。
 
;[[フローラ]]([[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]])
 
;[[フローラ]]([[鋼鉄ジーグ (TV)|鋼鉄ジーグ]])
 
:第43話「反逆者!!フローラ将軍の最期!!」
 
:第43話「反逆者!!フローラ将軍の最期!!」
489行目: 501行目:  
;[[東方不敗マスター・アジア]]([[機動武闘伝Gガンダム]])
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]([[機動武闘伝Gガンダム]])
 
:第45話「さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」
 
:第45話「さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」
;[[ゴドム・タイナム]]、[[セリック・アビス]]([[機動戦士ガンダムAGE]])
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;[[ゴドム・タイナム]]、[[セリック・アビス]]、[[ディーン・アノン]]([[機動戦士ガンダムAGE]])
:第47話「青い星 散りゆく命」
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:第47話「青い星 散りゆく命」。この近辺で恐ろしい勢いで『AGE』のネームドキャラクターが散っていくのだが、この第47話はタイトルまで直球。
 
;[[ロザミア・バダム]]([[機動戦士Ζガンダム]])
 
;[[ロザミア・バダム]]([[機動戦士Ζガンダム]])
 
:第48話「ロザミアの中で」。6話前のタイトルが「さよならロザミィ」だったが、これはロザミィからロザミアに人格が戻った事による離反を指している。
 
:第48話「ロザミアの中で」。6話前のタイトルが「さよならロザミィ」だったが、これはロザミィからロザミアに人格が戻った事による離反を指している。
540行目: 552行目:  
:;[[ジェリド・メサ]]、[[カクリコン・カクーラー]]、[[エマ・シーン]]([[機動戦士Ζガンダム]])
 
:;[[ジェリド・メサ]]、[[カクリコン・カクーラー]]、[[エマ・シーン]]([[機動戦士Ζガンダム]])
 
::最初では[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]に搭乗。その後に数度乗り換えるものの、最後に死ぬ。
 
::最初では[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]に搭乗。その後に数度乗り換えるものの、最後に死ぬ。
:;[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト]]([[機動戦士Ζガンダム]])
+
:;[[アポリー・ベイ]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]([[機動戦士Ζガンダム]])
 
::黒い[[リック・ディアス]]に搭乗。リック・ディアスは「γ(ガンマ)ガンダム」という通称を持つ。
 
::黒い[[リック・ディアス]]に搭乗。リック・ディアスは「γ(ガンマ)ガンダム」という通称を持つ。
 
:;[[フォウ・ムラサメ]]([[機動戦士Ζガンダム]])
 
:;[[フォウ・ムラサメ]]([[機動戦士Ζガンダム]])
569行目: 581行目:  
:;[[マリーダ・クルス]]([[機動戦士ガンダムUC]])
 
:;[[マリーダ・クルス]]([[機動戦士ガンダムUC]])
 
::[[バンシィ]]に搭乗。この時は[[スベロア・ジンネマン]]の活躍によって事なきを得ていたが、後に[[クシャトリヤ]]に乗り換えた際、そのバンシィによって命を奪われてしまう。なお、後に搭乗し、マリーダを撃墜した[[リディ・マーセナス]]は無事に生存している。
 
::[[バンシィ]]に搭乗。この時は[[スベロア・ジンネマン]]の活躍によって事なきを得ていたが、後に[[クシャトリヤ]]に乗り換えた際、そのバンシィによって命を奪われてしまう。なお、後に搭乗し、マリーダを撃墜した[[リディ・マーセナス]]は無事に生存している。
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:;[[ネオブラックドラゴン]]、ゼータシャドウ、ダブルゼータシャドウ、ニューシャドウ、アレックスシャドウ([[SDガンダム外伝]])
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::黒いガンダムの[[生身ユニット|本人達]]。ネオブラックドラゴンは[[バーサル騎士ガンダム|主人公]]と融合し[[騎士スペリオルドラゴン|別の存在]]となり、各種シャドウはコピー元である[[アルガス騎士団]]と相討ちになっている。
 
:
 
:
 
;[[強化人間]]に改造される
 
;[[強化人間]]に改造される
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:*[[ゾルタン・アッカネン]]([[機動戦士ガンダムNT]])
 
:*[[ゾルタン・アッカネン]]([[機動戦士ガンダムNT]])
 
:*[[カロッゾ・ロナ]]([[機動戦士ガンダムF91]])
 
:*[[カロッゾ・ロナ]]([[機動戦士ガンダムF91]])
:*[[アイン・ダルトン]][[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]
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:[[機動戦士Vガンダム]]』の[[ファラ・グリフォン]][[カテジナ・ルース]]は原作では強化人間となった描写は特になかったが、スパロボでは強化人間の特殊技能が付与されているケースが多い。なお原作ではファラは戦死、カテジナは生存するが'''記憶と視力を失い死んだも同然になった'''という点ではフラグを踏んだと言えるかもしれない。
:似たような存在である『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ブーステッドマン]]や『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[エクステンデッド]]もやはり全員死亡している。例外は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の[[カリス・ノーティラス]](人工ニュータイプ)や、『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[超兵]]である[[アレルヤ・ハプティズム]]及び[[ソーマ・ピーリス]]などが挙げられる。
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:似たような存在である『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ブーステッドマン]]や『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[エクステンデッド]]もやはり全員死亡している。『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』の[[阿頼耶識]]はそれ単体では施術者が非常に多いが、やはり施術者の性質上死亡率は高い。通常の施術者の枠を超えた[[アイン・ダルトン]]は改造のケースに近く、やはり死亡している。
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:例外は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の[[カリス・ノーティラス]](人工ニュータイプ)や、『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[超兵]]である[[アレルヤ・ハプティズム]]及び[[ソーマ・ピーリス]]などが挙げられる。
 
:
 
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;[[シュラク隊]]に配属される([[機動戦士Vガンダム]])
 
;[[シュラク隊]]に配属される([[機動戦士Vガンダム]])
:補充人員も併せ、'''全員死亡する'''。死に方は様々な理由で、戦争の理不尽さを描いただけあって惨たらしいものもある(詳細は[[シュラク隊]]を参照)
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:補充人員も併せ、'''全員死亡する'''。死に方は様々な理由で、戦争の理不尽さを描いただけあって惨たらしいものもある(詳細は[[シュラク隊]]を参照)。なお、合わせ技一本のケースも結構あり、先述の通り隊長のオリファーは「戦時中に妻や恋人が妊娠する」を、マヘリアは「家族の話をする」を重ねて踏み抜いた他、ユカ、フラニー、ミリエラは「足止め役をやる」を満たしている。
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:*[[オリファー・イノエ]]
 
:*[[ジュンコ・ジェンコ]]
 
:*[[ジュンコ・ジェンコ]]
 
:*[[ヘレン・ジャクソン]]
 
:*[[ヘレン・ジャクソン]]
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:
 
:
 
;[[テュッティ・ノールバック]]と恋人同士になったり、彼女に惚れられたり惚れたりする([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]])
 
;[[テュッティ・ノールバック]]と恋人同士になったり、彼女に惚れられたり惚れたりする([[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]])
:目下'''[[ヅボルバ・ポフ・ミマンサー|たった一人]]を除いて該当者は全滅している'''。<ref>なお、この事実は[[旧シリーズ]]の[[キャラクター事典]]の段階で指摘されており、魔装機神IIIの中断メッセージでもネタにされた。</ref>、ちなみに[[イルムガルト・カザハラ|もう一人]]テュッティを口説いても無事だった人物がいる(尤も、[[リン・マオ|本命の恋人]]がいるのでテュッティと恋人同士になる余地はなかったが)
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:目下'''[[ヅボルバ・ポフ・ミマンサー|たった一人]]を除いて該当者は全滅している'''。<ref>なお、この事実は[[旧シリーズ]]の[[キャラクター事典]]の段階で指摘されており、魔装機神IIIの中断メッセージでもネタにされた。</ref>、ちなみに[[イルムガルト・カザハラ|もう一人]]テュッティを口説いても無事だった人物がいる(尤も、[[リン・マオ|本命の恋人]]がいるのでテュッティと恋人同士になる余地はなかったが)。更に[[アクレイド・バロム|もう一人]]口説こうとした人物がいたが、'''いきなり横からかっさらわれて未遂に終わった'''ので無事だった。
 
:;[[リカルド・シルベイラ]]
 
:;[[リカルド・シルベイラ]]
 
::向こうからアプローチされていた関係。第一部終盤では良い雰囲気にもなっていたが、後述のルビッカによって最初の犠牲者となった。
 
::向こうからアプローチされていた関係。第一部終盤では良い雰囲気にもなっていたが、後述のルビッカによって最初の犠牲者となった。
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:元々は早々に退場する予定だったのが、人気が出たために死亡がどんどん先延ばしにされ、結局最後まで生き残った、という経緯を考えれば、この男は存在自体がフラグクラッシャーとも言える。
 
:元々は早々に退場する予定だったのが、人気が出たために死亡がどんどん先延ばしにされ、結局最後まで生き残った、という経緯を考えれば、この男は存在自体がフラグクラッシャーとも言える。
 
;[[マリナ・イスマイール]]([[機動戦士ガンダム00]])
 
;[[マリナ・イスマイール]]([[機動戦士ガンダム00]])
:1stシーズンOPからして「彼女の背後でアザディスタンが火の海になる」「真っ逆さまに落下して、花に姿を変える。刹那がそれを掴もうとするが、掴み切れない」「刹那の目の前でエクシアに宿るかのような描写(ただしこれは厳密にはマリナではない)」と死亡フラグとも受け取られる描写があったが、色々大変な目にあったもののシリーズの最後まで無事生還した。
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:1stシーズンOPからして「彼女の背後でアザディスタンが火の海になる」「真っ逆さまに落下して、[[花]]に姿を変える。刹那がそれを掴もうとするが、掴み切れない」「刹那の目の前でエクシアに宿るかのような描写(ただしこれは厳密にはマリナではない)」と死亡フラグとも受け取られる描写があったが、色々大変な目にあったもののシリーズの最後まで無事生還した。
 
:なお、2ndシーズンではマリナが銃撃されて次話に引っ張るという危機的状況に陥ったものの、'''こちらは刹那がメタ的にフラグをクラッシュし'''(この場面の直前にマイスター達が想い人の名前を呟く場面があったが、刹那が呟いたのは「'''ガンダム'''」だった)、次話の冒頭で無事銃撃を回避した。
 
:なお、2ndシーズンではマリナが銃撃されて次話に引っ張るという危機的状況に陥ったものの、'''こちらは刹那がメタ的にフラグをクラッシュし'''(この場面の直前にマイスター達が想い人の名前を呟く場面があったが、刹那が呟いたのは「'''ガンダム'''」だった)、次話の冒頭で無事銃撃を回避した。
 
;[[遠見真矢]]([[蒼穹のファフナー]])
 
;[[遠見真矢]]([[蒼穹のファフナー]])
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:[[ティファ・アディール]]から何度も『もう会えない』『ガロードが死ぬ』などと言った未来を告げられるもそれを幾度も捻じ曲げへし折っている。更に強化人間という要素を持ったカリスの死亡フラグも折っている。
 
:[[ティファ・アディール]]から何度も『もう会えない』『ガロードが死ぬ』などと言った未来を告げられるもそれを幾度も捻じ曲げへし折っている。更に強化人間という要素を持ったカリスの死亡フラグも折っている。
 
:ただしガロードは「ニュータイプが垣間見た未来を意志の強さで変えていく新しい時代を生きる人間」と[[D.O.M.E.]]にも評されており、ある意味では彼は存在がフラグクラッシャーであり、彼がフラグを破壊する事がガンダムXという作品のテーマでもあると言える。
 
:ただしガロードは「ニュータイプが垣間見た未来を意志の強さで変えていく新しい時代を生きる人間」と[[D.O.M.E.]]にも評されており、ある意味では彼は存在がフラグクラッシャーであり、彼がフラグを破壊する事がガンダムXという作品のテーマでもあると言える。
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;パインケーキ([[マクロスF]])
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:[[オズマ・リー]]が生存できた理由と言われている要因。フォッカーのパインサラダの件のセルフパロディだが、オズマの場合はサラダではなくケーキだったから助かったと言われている。
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:『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』(SRW未参戦)では、パインサラダとステーキと同じ画面に映るファンサービス(?)も披露。
    
== スパロボにおけるフラグブレイカー ==
 
== スパロボにおけるフラグブレイカー ==
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;[[覇道瑠璃]]([[機神咆吼デモンベイン]])
 
;[[覇道瑠璃]]([[機神咆吼デモンベイン]])
 
:正確に言うとフラグクラッシュのきっかけ。[[UX]]にて、酔った勢いで自身が戦術指揮官に立候補した上、民間人や未経験者をも指名するという大暴挙の人事を実行。そして、これによって生き残る可能性を掴んだ人物が何人も現れた(何の皮肉か、この中には[[マスターテリオン|彼女の仇敵]]もいる)。
 
:正確に言うとフラグクラッシュのきっかけ。[[UX]]にて、酔った勢いで自身が戦術指揮官に立候補した上、民間人や未経験者をも指名するという大暴挙の人事を実行。そして、これによって生き残る可能性を掴んだ人物が何人も現れた(何の皮肉か、この中には[[マスターテリオン|彼女の仇敵]]もいる)。
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;[[アクセル・アルマー]]
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:『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』及び『[[無限のフロンティアEXCEED]]』にて[[デュミナス|外部]][[ピート・ペイン|要因]]で操られ、コードATAで自爆させられそうになった[[ラミア・ラヴレス|07番台の]][[アシェン・ブレイデル|Wシリーズ]]に対して外部からの攻撃によりコードDTDを強制発動させATAをキャンセルさせるという荒業を慣行。無事に成功させた。元々[[シャドウミラー]]の幹部だったのもありWシリーズの仕様には詳しかったこと、『OGs』で発言の多くが訂正されたことにより[[レモン・ブロウニング|レモン]]同様Wシリーズの新たな可能性に理解を示すような人物になったことが大きい。
 
;[[M.O.M.O.]]([[ゼノサーガ]])
 
;[[M.O.M.O.]]([[ゼノサーガ]])
 
:[[無限のフロンティアEXCEED]]で死亡フラグを立ててピンチになった[[アン・シレーナ]]を意外な方法で救出した。
 
:[[無限のフロンティアEXCEED]]で死亡フラグを立ててピンチになった[[アン・シレーナ]]を意外な方法で救出した。
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;[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ]]([[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]])
 
;[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ]]([[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]])
 
:[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]では[[バーコフ分隊]]壊滅の引き金となった異能生存体に関する説明を、キリコが「異能生存体」の一言を口にする前に遮ったのが幸運を呼んで'''バーコフ分隊全員生還'''という大手柄をあげた(…が、遮った理由が'''[[虚憶|まるで原作の展開を知っているかのような]]メタ的なものだった''')。その後は分隊ごと[[コネクト・フォース]]に加入し、'''バイマンと共にペールゼンに引導を渡すという役得も得た'''。
 
:[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]では[[バーコフ分隊]]壊滅の引き金となった異能生存体に関する説明を、キリコが「異能生存体」の一言を口にする前に遮ったのが幸運を呼んで'''バーコフ分隊全員生還'''という大手柄をあげた(…が、遮った理由が'''[[虚憶|まるで原作の展開を知っているかのような]]メタ的なものだった''')。その後は分隊ごと[[コネクト・フォース]]に加入し、'''バイマンと共にペールゼンに引導を渡すという役得も得た'''。
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;[[ヴァン]]([[ガン×ソード]])
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:[[スーパーロボット大戦30|30]]では[[アルベオ・ピピニーデン|ピピニーデン]]の人質にされた[[ミューラ・ミゲル|ミゲル]]を救出している。また、間接的な形だが[[特攻]]を考えていた[[オリファー・イノエ|オリファー]]も救った事となる。
    
== 死亡フラグに関連する人物 ==
 
== 死亡フラグに関連する人物 ==
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;[[カーメン・カーメン]]([[銀河旋風ブライガー]])
 
;[[カーメン・カーメン]]([[銀河旋風ブライガー]])
 
:死亡フラグの仕掛け人の一人。スパロボシリーズでは作品の枠を超え、支援を送ったにも関わらず失態をさらした者([[デキム・バートン]]、[[アグリッパ・メンテナー]]、[[バードランド領主]]等)や、第三者([[ギワザ・ロワウ]]、[[ブラディ・ゴッド]]等)の依頼による暗殺の対象者([[ステラ・コバン]]、[[バードランド領主]]等)、はたまた自分にとって都合の悪いと思われる者([[オズマ・ドラーゴ]])をキングコブラで暗殺している。
 
:死亡フラグの仕掛け人の一人。スパロボシリーズでは作品の枠を超え、支援を送ったにも関わらず失態をさらした者([[デキム・バートン]]、[[アグリッパ・メンテナー]]、[[バードランド領主]]等)や、第三者([[ギワザ・ロワウ]]、[[ブラディ・ゴッド]]等)の依頼による暗殺の対象者([[ステラ・コバン]]、[[バードランド領主]]等)、はたまた自分にとって都合の悪いと思われる者([[オズマ・ドラーゴ]])をキングコブラで暗殺している。
;[[柿崎速雄]]([[超時空要塞マクロス]])
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;[[柿崎速雄]][[超時空要塞マクロス]]
 
:TV版ではステーキを食べ損ねて戦死するが、劇場版では作戦中に味方を女関係の事でからかったために戦死した。その[[マクロスF|50年後の世界]]では、'''「バルキリー乗りが、作戦中に味方を女関係の事でからかうと戦死する有名なジンクス」'''として語られる。作中世界における死亡フラグを生み出すという一種の偉業を成し遂げた。
 
:TV版ではステーキを食べ損ねて戦死するが、劇場版では作戦中に味方を女関係の事でからかったために戦死した。その[[マクロスF|50年後の世界]]では、'''「バルキリー乗りが、作戦中に味方を女関係の事でからかうと戦死する有名なジンクス」'''として語られる。作中世界における死亡フラグを生み出すという一種の偉業を成し遂げた。
 
;[[キリコ・キュービィー]]([[装甲騎兵ボトムズ]])
 
;[[キリコ・キュービィー]]([[装甲騎兵ボトムズ]])
:上記のとおり、公式で'''『歩く死亡フラグ』'''扱い。しかもただフラグが立つだけならまだしも'''行く先々が必ず甚大な被害を受ける。'''当のキリコ本人に対しては死亡フラグ自体は無縁なものであると言える(その代わり、悲惨な目には嫌というほど遭っている)。
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:上記のとおり、公式で'''『歩く死亡フラグ』'''扱い。しかもただフラグが立つだけならまだしも'''行く先々が必ず甚大な被害を受ける'''。当のキリコ本人に対しては死亡フラグ自体は無縁なものであると言える(その代わり、悲惨な目には嫌というほど遭っている)。
 
;[[早乙女ミチル (OVA)|早乙女ミチル]]([[真ゲッターロボ 世界最後の日]])
 
;[[早乙女ミチル (OVA)|早乙女ミチル]]([[真ゲッターロボ 世界最後の日]])
 
:破界篇第36話にて[[早乙女元気 (OVA)|元気]]とあとで一緒にケーキを食べようと約束した後、ゲッターロボGの合体事故により落命してしまった。しかも乗ったのが[[ポセイドン号]]なので二重の意味でフラグを立ててしまった事になる。
 
:破界篇第36話にて[[早乙女元気 (OVA)|元気]]とあとで一緒にケーキを食べようと約束した後、ゲッターロボGの合体事故により落命してしまった。しかも乗ったのが[[ポセイドン号]]なので二重の意味でフラグを立ててしまった事になる。
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:[[α外伝]]後半で敵として登場し、その時にフラグを立てるとイベントで死亡してしまうが、そのフラグの名前が攻略本などでは'''「ロザミア死亡フラグ」'''となっている。<br />なお、このイベントは非常に倒しにくい敵を簡単に倒せる上に[[Ζガンダム]]が強化される(ロザミアは生存しても味方パイロットにならない)という、スパロボでは珍しい'''「生かしても得せず、殺した方が得をする救済イベント」'''であるため、プレイヤーから積極的に死亡フラグが立てられることとなった。ちなみに[[第3次α]]では生存が確認されているため、正史では生存している。
 
:[[α外伝]]後半で敵として登場し、その時にフラグを立てるとイベントで死亡してしまうが、そのフラグの名前が攻略本などでは'''「ロザミア死亡フラグ」'''となっている。<br />なお、このイベントは非常に倒しにくい敵を簡単に倒せる上に[[Ζガンダム]]が強化される(ロザミアは生存しても味方パイロットにならない)という、スパロボでは珍しい'''「生かしても得せず、殺した方が得をする救済イベント」'''であるため、プレイヤーから積極的に死亡フラグが立てられることとなった。ちなみに[[第3次α]]では生存が確認されているため、正史では生存している。
 
;[[ギム・ギンガナム]]([[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]])
 
;[[ギム・ギンガナム]]([[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]])
:最終決戦で[[∀ガンダム]]に搭乗したジョゼフに対し「'''戦場で恋人や女房の名前を呼ぶ時というのは、瀕死の兵隊が甘ったれて言うセリフ'''」と死亡フラグ講座を披露した。[[α外伝]]ではガロードとウッソに、[[ZSPD]]ではレントンに対して発言する。
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:最終決戦で[[∀ガンダム]]に搭乗したジョゼフに対し「'''戦場で恋人や女房の名前を呼ぶ時というのは、瀕死の兵隊が甘ったれて言うセリフ'''」と死亡フラグ講座を披露した。「瀕死の」なので正確には死ぬ間際(手遅れになってから)のセリフだという意見である。[[α外伝]]ではガロードとウッソに、[[ZSPD]]ではレントンに対して発言する。
 
;[[アリー・アル・サーシェス]]([[機動戦士ガンダム00]])
 
;[[アリー・アル・サーシェス]]([[機動戦士ガンダム00]])
:上記のとおり作中で死亡フラグを立て、最後は彼が引導を渡す人物が多い。黒いガンダムに乗っている[[ヨハン・トリニティ|ヨハン]]、スナイパータイプの機体に乗っている[[ロックオン・ストラトス|ニール]]、裏組織の真実に首を突っ込む[[絹江・クロスロード|絹江]]は彼に殺され、なお政府を裏で操る組織の存在の[[ラグナ・ハーヴェイ|ラグナ]]、主役格である[[刹那・F・セイエイ|刹那]]とディランディ一家の死は彼に関連した。1st終了直前に彼は死んだと思われたが2nd序盤で再登場した。最後は[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]に引導を渡された。
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:上記のとおり作中で死亡フラグを立て、最後は彼が引導を渡す人物が多い。黒いガンダムに乗っている[[ヨハン・トリニティ|ヨハン]]、スナイパータイプの機体に乗っている[[ロックオン・ストラトス|ニール]]、裏組織の真実に首を突っ込む[[絹江・クロスロード|絹江]]は彼に殺され、なお政府を裏で操る組織の存在の[[ラグナ・ハーヴェイ|ラグナ]]、おまけに主役格である[[刹那・F・セイエイ|刹那]]やディランディ一家の死にも直接ではないが関わっている。1stの最終決戦で死んだと思いきや辛くも生き残って2ndでもレギュラーとなるが、2ndではその能力を発揮することはなく、彼に家族を奪われた[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]に引導を渡された。
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;チームドーベルマン([[銀河機攻隊 マジェスティックプリンス]])
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:ただでさえ主人公の先輩部隊という死にそうな役柄なのに'''自覚・無自覚問わずに死亡フラグを乱立する'''。しかし案外死なないフラグクラッシャー……と思いきや、いつものようにフラグを立てていたら一気に[[ラケシュ・チャンドラセカール|1人]]を残して[[パトリック・ホイル|2]][[ランディ・マクスウエル|人]]死亡という急転直下の展開を迎えた。
 
;[[来主操]]([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]])
 
;[[来主操]]([[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]])
 
:UX第49話にて、[[真壁一騎|一騎]]と「この戦いが終わったら、竜宮島の空を見に行こう」と約束するが、[[カリ・ユガ]]との戦いの後で一騎達を元の世界へ戻すためにユガの狭間に残った。まさかの'''生還後に立てた死亡フラグである'''。
 
:UX第49話にて、[[真壁一騎|一騎]]と「この戦いが終わったら、竜宮島の空を見に行こう」と約束するが、[[カリ・ユガ]]との戦いの後で一騎達を元の世界へ戻すためにユガの狭間に残った。まさかの'''生還後に立てた死亡フラグである'''。
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