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=== [[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]] ===
 
=== [[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]] ===
初登場作品。舞台となる惑星エルピスのαフォース(劇中は'''アルファぶたい'''名義)という特殊部隊出身だが、本編の1年前に軍の訓練場で記憶喪失の状態で倒れていたのを拾われたため、その正体は謎である。通り名は搭乗機にちなんだ「漆黒の堕天使」。
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初登場作品。舞台となる惑星エルピスのαフォース(劇中は'''αぶたい'''名義)という特殊部隊出身だが、本編の1年前に軍の訓練場で記憶喪失の状態で倒れていたのを拾われたため、その正体は謎である。通り名は搭乗機にちなんだ「漆黒の堕天使」。
    
物語冒頭、優秀な戦績を認められて[[アムロ・レイ]]、モロボシダン(ウルトラセブン)、南光太郎(仮面ライダーBlack)の3人と共にゼウス所属となるが、ダカール周辺のテロを鎮圧した直後、αフォースの面々がショッカーとの戦闘で全滅した事を知り、その後のショッカーとの戦闘では怒りの余り、単身突撃。ショッカーに捕まってしまった。後にアムロ達に救出されてショッカーとの戦いの終盤戦に参加する。ショッカーの残党が人質を取って廃ビルに立て篭もっていたが、抜け道から人質を逃がしたことで敵はこちらを道連れにしようとビルを爆破してしまう。
 
物語冒頭、優秀な戦績を認められて[[アムロ・レイ]]、モロボシダン(ウルトラセブン)、南光太郎(仮面ライダーBlack)の3人と共にゼウス所属となるが、ダカール周辺のテロを鎮圧した直後、αフォースの面々がショッカーとの戦闘で全滅した事を知り、その後のショッカーとの戦闘では怒りの余り、単身突撃。ショッカーに捕まってしまった。後にアムロ達に救出されてショッカーとの戦いの終盤戦に参加する。ショッカーの残党が人質を取って廃ビルに立て篭もっていたが、抜け道から人質を逃がしたことで敵はこちらを道連れにしようとビルを爆破してしまう。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
:2021年11月17日の[[ダウンロードコンテンツ/30|アップデート]]にて、無料で追加参戦。ファンには嬉しいサプライズとなった。乗機は通常の[[ゲシュペンスト]]。版権SRWへは『F完結編』から22年<ref>サターン版では23年</ref>ぶりの参戦になる。ボイスも新規収録が行われている。
 
:2021年11月17日の[[ダウンロードコンテンツ/30|アップデート]]にて、無料で追加参戦。ファンには嬉しいサプライズとなった。乗機は通常の[[ゲシュペンスト]]。版権SRWへは『F完結編』から22年<ref>サターン版では23年</ref>ぶりの参戦になる。ボイスも新規収録が行われている。
:なお、転移してきた世界に関しては自身の所属を「[[エゥーゴ]]」と語り、敵機を「[[ゲスト]]」と例え、イルム(第4次スーパーロボット大戦からの参戦<ref>【最新情報公開】『スーパーロボット大戦』配信番組「スパロボチャンネル」(2022年4月13日公開)にて寺田プロデューサーが明言</ref>)と知り合いであるため旧シリーズの世界の可能性が高い。しかし、本人のモノローグでは「南極に向かっていた」と語っているがそのような場面は旧シリーズにないこと、そもそも'''旧シリーズではゲシュペンストに乗った事もない'''事から、(エゥーゴと名乗った事に矛盾が起きるが)第4次のEDで消息不明になった後の出来事なのか[[平行世界|旧シリーズに極めて近い別世界]]なのかは不明。なお、イルムがグルンガストに乗っているのに、ゲシュペンストは何故かリアル系である。
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:旧シリーズから『30』の世界に転移しているが、整合性はつけられていない(本人のモノローグでは「南極に向かっていた」と語っているがそのような場面は旧シリーズになく、そもそも'''旧シリーズではゲシュペンストに乗った事もない''')。
:アムロについて「自分の知っているアムロではない」と言っている事やDLCを適応していると[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]の存在に対して因縁(因果)を感じると言っている事、登場時に強化パーツ『英雄戦記』を取得する事から、少なくとも[[ヒーロー戦記]]が起点である事には変わりがない模様。なお、戦闘台詞にOGシリーズを前提にしたものが存在することからOGシリーズ後にまた放浪しているのではと疑われていたが、イルムが合流した際にゲシュペンストとグルンガストとヒュッケバインが共闘する光景を「別の世界、あるいは遠い未来の出来事のようだ」「いつかまた共に戦う日が来る気がする」と予知したことやアムロとULTRAMANには反応したのにゼンガーとレーツェルには反応しなかった事からまだOGシリーズに突入していない可能性が高い。
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:戦力として見た場合、高い回避能力により切り込み役に向いていることや、低コストで使用できる[[先見]]・[[感応]]や[[かく乱]]を用いて自軍をサポートできるのが強み。
:戦力として見た場合、高い回避能力を有し切り込み役に向いていることや、低コストで使用できる[[先見]]・[[感応]]や[[かく乱]]を用いて自軍をサポートできるのが強み。
   
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。
 
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。
 
:愛機ゲシュペンストの性能と併せ、本作No.1のMxPコンバーターマラソン要員でもある。1ステージで万単位のMxPを稼ぐことが可能。
 
:愛機ゲシュペンストの性能と併せ、本作No.1のMxPコンバーターマラソン要員でもある。1ステージで万単位のMxPを稼ぐことが可能。
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::G・Jが少女に贈ったぬいぐるみ「ヒューイのおともだち」のカードが登場する。また、プレイヤー名のランダムネームの一つに「GJ」が存在する。
 
::G・Jが少女に贈ったぬいぐるみ「ヒューイのおともだち」のカードが登場する。また、プレイヤー名のランダムネームの一つに「GJ」が存在する。
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
:今作は中盤から参加。タイプRVに単体攻撃型バスターキャノンが追加され、戦闘力が上がった。直接の上司であるジェイコブが今作から登場し、彼と戦隊の繋ぎを行っている。また、本作からコールサインが追加。今作で[[虚憶]]という用語と[[クロスゲート]]の出現により、彼に対する謎が更に深まってしまった。
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:今作は中盤から参加。タイプRVに単体攻撃型バスターキャノンが追加され、戦闘力が上がった。直接の上司であるジェイコブが今作から登場し、彼と戦隊の繋ぎを行っている。また、本作からコールサイン「ゴースト1」が追加。終盤の宇宙ルートでは階級の高さ故に指揮を執っている。
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:今作で[[虚憶]]という用語と[[クロスゲート]]の出現により、彼に対する謎が更に深まってしまった。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 
:引き続き登場。要所要所で活躍の場が与えられており、インターミッションや戦闘時において重大な役割を担うこともある。最終局面で出現したXN-Lについて何やら知っている模様で、またしても謎が増えてしまった。
 
:引き続き登場。要所要所で活躍の場が与えられており、インターミッションや戦闘時において重大な役割を担うこともある。最終局面で出現したXN-Lについて何やら知っている模様で、またしても謎が増えてしまった。
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;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX]]
 
:アニメ本編以上にイングラムとの対比が描かれており、[[R-GUNリヴァーレ]]戦ではSRXチームやキョウスケ、ヴィレッタと共にリヴァーレと交戦したメンバーとなった。
 
:アニメ本編以上にイングラムとの対比が描かれており、[[R-GUNリヴァーレ]]戦ではSRXチームやキョウスケ、ヴィレッタと共にリヴァーレと交戦したメンバーとなった。
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=== [[無限のフロンティアシリーズ]] ===
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直接登場はしていないが、[[ハーケン・ブロウニング|ハーケン]]や[[アシェン・ブレイデル|アシェン]]をはじめとするシャドウミラー関係者があちらの世界から[[エンドレス・フロンティア]]へと転移したのはシステムXN・リュケイオスによるものなので、'''ハーケン達がエンドレス・フロンティアにいる原因の一つはギリアムである'''。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[回避]]・[[技量]]・[[射撃]]に特化したリアル系の手本。予知とエースボーナスの相乗効果で、とにかく避ける。その反面防御と[[SP]]は最低クラス。精神的にはまだまだ、ということなのか。なお、初期ステータスでは射撃の方が高いのだが、成長パターンの関係で実はOG1とOGMD以外では最終的に射撃より[[格闘 (能力)|格闘]]の方が高くなる。
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[[回避]]・[[技量]]・[[射撃 (能力)|射撃]]に特化したリアル系の手本。しかし成長パターンの関係で「OG1」と「OGMD」以外では最終的に射撃より[[格闘 (能力)|格闘]]の方が高くなる。またその半面防御と[[SP]]は最低クラス。精神的にはまだまだ、ということなのか。「OG1」以降は予知とエースボーナスの相乗効果で回避性能に限れば自軍トップクラスに上り詰める。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[OG1]]
 
;[[OG1]]
 
:'''[[予知]]、[[カウンター]]L4、[[アタッカー]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[SP回復]]'''
 
:'''[[予知]]、[[カウンター]]L4、[[アタッカー]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[SP回復]]'''
:敵陣に切り込め、と言わんばかりの構成である。Mk-I・Rを入手すれば無双が狙える。さすがにボスにはやや非力だが。
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:敵陣に切り込め、と言わんばかりの構成である。Mk-I・Rを入手すれば雑魚にはもはや敵なしだが、さすがにボスにはやや非力。
 
;[[OG2]]、[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
 
;[[OG2]]、[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
 
:'''[[SP回復]]、[[予知]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[援護攻撃]]L2'''
 
:'''[[SP回復]]、[[予知]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[援護攻撃]]L2'''
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;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]、[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]、[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]
 
:'''[[SP回復]]、[[予知]]、[[連続攻撃]]L2
 
:'''[[SP回復]]、[[予知]]、[[連続攻撃]]L2
:ヒット&アウェイと援護攻撃が無くなり、連続攻撃が追加。しかし連続攻撃自体の使いどころが無く、更に愛機のRVに援護向きの単体攻撃版メガ・バスターキャノンが追加されたにも関わらず援護攻撃が削除されたのは痛い。
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:ヒット&アウェイと援護攻撃が無くなり、連続攻撃が追加。しかし愛機のRVのコンボ武器は主力としては力不足のHiプラズマリッパーかつ、援護向きの単体攻撃版メガ・バスターキャノンが追加されたにも関わらず援護攻撃が削除されている等旨味が減っている。
    
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
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:ゼウスの仲間。スパロボで共演した時は何かしらの反応がある。先述した怜次の風貌は彼によく似ている。
 
:ゼウスの仲間。スパロボで共演した時は何かしらの反応がある。先述した怜次の風貌は彼によく似ている。
 
;モロボシ・ダン / ウルトラセブン
 
;モロボシ・ダン / ウルトラセブン
:『ウルトラセブン』の主人公(後年のウルトラシリーズにも度々登場)。ゼウスの仲間。先述の壇は、近年のウルトラシリーズに登場する初老のダンが眼鏡をかけたような風貌である。余談だがギリアムの声優である田中秀幸氏は後年のウルトラシリーズにて、ウルトラ兄弟の長兄・ゾフィー(『ウルトラマンメビウス』以降)やウルトラマン・ザ・ネクスト(映画『ULTRAMAN』)、早田進(アニメ『[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]』)を演じている。[[ユーゼス・ゴッツォ|彼]]の事を考えると偶然とは言え、意味深である。
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:『ウルトラセブン』の主人公(後年のウルトラシリーズにも度々登場)。ゼウスの仲間。先述の壇は、近年のウルトラシリーズに登場する初老のダンが[[眼鏡・サングラス|眼鏡]]をかけたような風貌である。余談だがギリアムの声優である田中秀幸氏は後年のウルトラシリーズにて、ウルトラ兄弟の長兄・ゾフィー(『ウルトラマンメビウス』以降)やウルトラマン・ザ・ネクスト([[映画]]『ULTRAMAN』)、早田進(アニメ『[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]』)を演じている。[[ユーゼス・ゴッツォ|彼]]の事を考えると偶然とは言え、意味深である。
 
;南光太郎 / 仮面ライダーBLACK(BLACK RX)
 
;南光太郎 / 仮面ライダーBLACK(BLACK RX)
 
:『仮面ライダーBLACK』『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。ゼウスの仲間。ヒーロー戦記エンディングでの「生きて償う事がお前のやるべき事だろ!!」は、後のOGシリーズへと繋がる重要な台詞である。先述の光次郎は、原作放映当時の光太郎によく似た風貌をしている。
 
:『仮面ライダーBLACK』『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。ゼウスの仲間。ヒーロー戦記エンディングでの「生きて償う事がお前のやるべき事だろ!!」は、後のOGシリーズへと繋がる重要な台詞である。先述の光次郎は、原作放映当時の光太郎によく似た風貌をしている。
:ちなみに、ギリアム役の田中秀幸氏は『仮面ライダーSD 怪奇!?クモ男』にて仮面ライダー1号を演じている。ただし現時点ではSRWでゲシュペンストキックを使用してもライダーキックネタは言ってくれない。ただ、スパロボ30における戦闘アニメーションではプラズマリッパーを使った際のトドメ演出として、ゲシュペンストがRXの必殺技リボルクラッシュの勝利ポーズに似た構えを取る。
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:ちなみに、ギリアム役の田中秀幸氏は『仮面ライダーSD 怪奇!?クモ男』にて仮面ライダー1号を演じている。ただし現時点ではSRWでゲシュペンストキックを使用してもライダーキックネタは言ってくれない。ただ、スパロボ30における戦闘アニメーションではスラッシュリッパーを使った際のトドメ演出として、ゲシュペンストがRXの必殺技リボルクラッシュの勝利ポーズに似た構えを取る。
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
 
:ネオアクシズ三大幹部の一人。ZEUSとの戦闘前後の会話から察するに、正体を明かしていたようだ。
 
:ネオアクシズ三大幹部の一人。ZEUSとの戦闘前後の会話から察するに、正体を明かしていたようだ。
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=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;「ゲシュペンストの真の力を見るがいい…!」
 
;「ゲシュペンストの真の力を見るがいい…!」
:ゲシュペンスト系統の機体に乗っている時の戦闘台詞。後述のXNガイスト変形時の台詞が元ネタ。
+
:ゲシュペンスト系統の機体に搭乗時の攻撃台詞。後述のXNガイスト変形時の台詞が元ネタ。
 +
;「Mk-IIの名は、伊達ではないのさ!」
 +
:[[ゲシュペンストMk-II]]搭乗時の攻撃台詞。なお[[量産型ゲシュペンストMk-II|量産型]]に乗せても言ってくれる。
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;「ヴァンピーア・レーザー、照射!」<br>「悪いが、そちらのエネルギーをいただくぞ!」
 +
:[[ゲシュペンスト・タイプRV]]のヴァンピーア・レーザー使用時の台詞。懐かしの武器(技?)の復活に驚いた古参ファンも多い。
 +
;「受けよ!メガ・バスターキャノン!」
 +
:同じくメガ・バスターキャノン使用時の台詞。アポロン総統節全開である。なお『第2次OG』で追加された単体攻撃版では敵機の背後を取った後、右方向に発射している。SRWでの'''右向きは敵ユニットの向き'''であり、これが意味するものとは…?
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;「やはり、そう固まったか。ならば!」
 +
:『OGs』以降の[[全体攻撃]]、もしくは[[ダブルアタック]]使用時の台詞。「やはり」と前置くあたり、戦闘中も予知能力で敵機の動きを読んでいることがうかがえる。『30』でも汎用戦闘台詞として採用されている。
 
;「弐式、ファイナルアタック!」
 
;「弐式、ファイナルアタック!」
 
:GBA版OG2にて、ツイン・マグナライフルを使うと必ず発生するバグ台詞。本来はグルンガスト弐式が計都瞬獄剣を使う際の台詞。PS2版では発生しない。また、アルトアイゼンに乗せてヒートホーンを使わせるとジガンスクードの台詞が発生する。
 
:GBA版OG2にて、ツイン・マグナライフルを使うと必ず発生するバグ台詞。本来はグルンガスト弐式が計都瞬獄剣を使う際の台詞。PS2版では発生しない。また、アルトアイゼンに乗せてヒートホーンを使わせるとジガンスクードの台詞が発生する。
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;「お前が次の誕生日を迎えることはない…!」
 
;「お前が次の誕生日を迎えることはない…!」
 
:『30』での対[[カギ爪の男]]。[[バースデイ|乗機]]に引っ掛けていると共に、その未来を否定する。
 
:『30』での対[[カギ爪の男]]。[[バースデイ|乗機]]に引っ掛けていると共に、その未来を否定する。
 +
 
=== [[ヒーロー戦記]] ===
 
=== [[ヒーロー戦記]] ===
 +
この作品ではセリフがほぼひらがなだが、可読性を優先して漢字表記を用いる。
 
;「ギリアムという。よろしく頼む」
 
;「ギリアムという。よろしく頼む」
 
:初登場時の自己紹介。正真正銘、ギリアム最初の台詞がこれ。
 
:初登場時の自己紹介。正真正銘、ギリアム最初の台詞がこれ。
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=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
==== OG1 ====
 
==== OG1 ====
;「ゼンガーは信念の男だ。己の信じた道をひたすら突き進む…。生き方は多少不器用だがな」
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;「ゼンガーは[[信念]]の男だ。己の信じた道をひたすら突き進む…。生き方は多少不器用だがな」
 
:キョウスケ編第10話「再会、そして巨大なる盾」にて、ギリアムのゼンガー評。しかしヒーロー戦記を省みるとこの評価、'''そっくりそのままギリアム本人にも当てはまる'''。
 
:キョウスケ編第10話「再会、そして巨大なる盾」にて、ギリアムのゼンガー評。しかしヒーロー戦記を省みるとこの評価、'''そっくりそのままギリアム本人にも当てはまる'''。
 
;「……初見だと思うが?」
 
;「……初見だと思うが?」
 
:共通ルート31話「仮面の下にある顔は」にて、マサキと対面した際の問いへの返答。最初の驚きぶりからすると、かつて惑星エルピスで戦ったのかもしれない。
 
:共通ルート31話「仮面の下にある顔は」にて、マサキと対面した際の問いへの返答。最初の驚きぶりからすると、かつて惑星エルピスで戦ったのかもしれない。
;「…仕方がありません。ゲシュペンストと我々には…因縁めいたものがあるのですから」
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;「…仕方がありません。[[ゲシュペンスト]]と我々には…因縁めいたものがあるのですから」
 
:キョウスケ編第34話「亡霊、過去より来たりて」にて。ここで言う「我々」は教導隊の事。しかし、本当に因縁があるのはヒーロー戦記以来、ゲシュペンストを愛機とし続けるギリアム本人であろう。
 
:キョウスケ編第34話「亡霊、過去より来たりて」にて。ここで言う「我々」は教導隊の事。しかし、本当に因縁があるのはヒーロー戦記以来、ゲシュペンストを愛機とし続けるギリアム本人であろう。
 
;「…お前と同じような宿命…………並行する世界をさまよう宿命を背負った者…とだけ言っておこう」<br />「…だが、互いの道は違ったものになるだろう…俺には…それがわかる」
 
;「…お前と同じような宿命…………並行する世界をさまよう宿命を背負った者…とだけ言っておこう」<br />「…だが、互いの道は違ったものになるだろう…俺には…それがわかる」
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:ダークブレインを見て。だが、ヒーロー戦記にはダークブレインに類似する存在はいない。OGシリーズでは[[巨人族]]の負の想念が凝り固まった[[サーヴァ・ヴォルクルス|邪神ヴォルクルス]]がラ・ギアスに居るが、OG外伝は召喚事件以前の出来事である(旧シリーズでなら知っていてもおかしくはないが、時間軸を考えると微妙)。ギリアムはあの[[ペルフェクティオ|破滅の王]]や[[ケイサル・エフェス|霊帝]]を知っているのか。或いは霊帝と対立関係になった[[スーパーロボット大戦F完結編|あの世界]]で[[無限力|垣間見た]][[イデ|存在]]とも…
 
:ダークブレインを見て。だが、ヒーロー戦記にはダークブレインに類似する存在はいない。OGシリーズでは[[巨人族]]の負の想念が凝り固まった[[サーヴァ・ヴォルクルス|邪神ヴォルクルス]]がラ・ギアスに居るが、OG外伝は召喚事件以前の出来事である(旧シリーズでなら知っていてもおかしくはないが、時間軸を考えると微妙)。ギリアムはあの[[ペルフェクティオ|破滅の王]]や[[ケイサル・エフェス|霊帝]]を知っているのか。或いは霊帝と対立関係になった[[スーパーロボット大戦F完結編|あの世界]]で[[無限力|垣間見た]][[イデ|存在]]とも…
 
;「………」
 
;「………」
:ダークブレインの「十二の鍵を集め、至高天を目指す」という目的を聞き、「かつてのお前が歩もうとした道を覚えていないのか」と問われての意味深な沈黙。システムXNがあった頃は紛れもない「呪われし放浪者」だったので、ひょっとすると本当に[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]言うところの「聖戦」に参加しようと考えていたのかもしれない。
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:ダークブレインの「十二の鍵を集め、至高天を目指す」という目的を聞き、「かつてのお前が歩もうとした道を覚えていないのか」と問われての意味深な沈黙。システムXNがあった頃は紛れもない「呪われし放浪者」だったので、ひょっとすると本当に[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]言うところの「聖戦」に参加しようと考えていたのかもしれない。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』おいて、聖戦で敗れた[[至高神Z|成れの果て]]に遭遇したが…
 
;「……アウフ・ヴィーダーゼン。俺と同じく、異邦から来た者達よ……」
 
;「……アウフ・ヴィーダーゼン。俺と同じく、異邦から来た者達よ……」
 
:ソーディアンで別の世界に旅立つ修羅達への別れの言葉。ドイツ語で「さよなら」もしくは「また会おう」ぐらいの意味の言葉。ヒーロー戦記でも使われたフレーズだが、ここからすると別に起動コードではなかったらしい。まぁ、起動コードだとしてもシステムXNがないので関係ないのだが。
 
:ソーディアンで別の世界に旅立つ修羅達への別れの言葉。ドイツ語で「さよなら」もしくは「また会おう」ぐらいの意味の言葉。ヒーロー戦記でも使われたフレーズだが、ここからすると別に起動コードではなかったらしい。まぁ、起動コードだとしてもシステムXNがないので関係ないのだが。
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;(あの少年…。もしかすると俺と同じ境遇かも知れない…)<br/>(だが、あの様子を見る限り、[[呪われし放浪者|呪われた]]…という表現は不似合いだがな)
 
;(あの少年…。もしかすると俺と同じ境遇かも知れない…)<br/>(だが、あの様子を見る限り、[[呪われし放浪者|呪われた]]…という表現は不似合いだがな)
 
:サイドミッション「Hero & Enemy」にて、[[エルネスティ・エチェバルリア|エル]]のはしゃぎっぷりを見ての独白。
 
:サイドミッション「Hero & Enemy」にて、[[エルネスティ・エチェバルリア|エル]]のはしゃぎっぷりを見ての独白。
:異世界転生者であるエルはある意味「放浪者」に近い境遇だが、彼の場合パーソナリティを維持したまま明確に「別人」に生まれ変わっているので定義からは外れる。
+
:[[虚憶|異世界転生者]]であるエルはある意味「放浪者」に近い境遇だが、彼の場合パーソナリティを維持したまま明確に「別人」に生まれ変わっているので定義からは外れる。
 
;(あの男、危険だ…)<br/>(俺の中の何かが言っている。彼によって世界が滅ぶ可能性があると…)
 
;(あの男、危険だ…)<br/>(俺の中の何かが言っている。彼によって世界が滅ぶ可能性があると…)
 
:サイドミッション「赤い彗星の再来」にて、[[ゾルタン・アッカネン]]と初遭遇した際の内心での独白。本作の[[IIネオ・ジオング|終盤の]][[エンジェル・ハイロゥ|出来事]]を未来予知で感じ取ったのかもしれない。未だに彼に関しては不明な部分が多いだけに、かなり意味深な内容である。
 
:サイドミッション「赤い彗星の再来」にて、[[ゾルタン・アッカネン]]と初遭遇した際の内心での独白。本作の[[IIネオ・ジオング|終盤の]][[エンジェル・ハイロゥ|出来事]]を未来予知で感じ取ったのかもしれない。未だに彼に関しては不明な部分が多いだけに、かなり意味深な内容である。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*時折話題に上げられるものに「[[旧シリーズ]]と[[OGシリーズ]]のギリアムは同一人物なのか」という疑問がある。根拠となっているのは[[OG1]]および[[OGs]]の「仮面の下にある顔は」で該当シナリオでマサキと遭遇した際の反応で、この時無表情ながら非常に驚いている。もしマサキが登場する旧シリーズおよび[[30]]を経由しているのだとすれば不自然であるため、「これから旧シリーズへ跳ぶ」という見方もされている。しかし、[[OG2]]のエンディングでシステムXNを破壊しているため、少なくともOGシリーズからどこかの世界に跳躍することはないだろう(明らかにシステムXNと無関係に転移した30の例もあるので、別の要因で偶発的に転移する可能性も捨てきれないが)。強引に推測するなら「旧シリーズ⇒ヒーロー戦記⇒(Zシリーズ?)→OGシリーズ」という流れなら一応の説明はつくが、マサキは第3次ではっきり「ヒーロー戦記で…」と発言している上、アムロもおぼろげにギリアムを覚えている。さらには第4次でギリアムは「'''また'''頭に血が上ってしまった」と自分の突撃癖を反省しており、旧シリーズの時系列から飛んできたと思われる30ではアムロを平行世界の別人と知りつつも共闘できる事を喜んでいた。
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*時折話題に上げられるものに「[[旧シリーズ]]と[[OGシリーズ]]のギリアムは同一人物なのか」という疑問がある。根拠となっているのは『[[OG1]]』および『[[OGs]]』の「仮面の下にある顔は」で該当シナリオでマサキと遭遇した際の反応で、この時無表情ながら非常に驚いている。もしマサキが登場する旧シリーズを経由しているのだとすれば不自然であるため、「これから旧シリーズへ跳ぶ」という見方もされている。しかし、『[[OG2]]』のエンディングでシステムXNを破壊しているため、少なくともOGシリーズからどこかの世界に跳躍することはないだろう(別の要因で偶発的に転移する可能性も捨てきれないが)。強引に推測するなら「旧シリーズ⇒ヒーロー戦記⇒(Zシリーズ?)→OGシリーズ」という流れなら一応の説明はつくが、マサキは『第3次』ではっきり「ヒーロー戦記で…」と発言している上、アムロもおぼろげにギリアムを覚えている。さらには『第4次』でギリアムは「'''また'''頭に血が上ってしまった」と自分の突撃癖を反省する場面がある。
**第2次OGにて、ゼゼーナンに「同じ結末を迎える」と告げていることから、少なくとも「旧シリーズ及びFとF完結編及び30⇒OG世界」の順が正しいようだ<ref>バトルドッジボールⅡに関してはギリアムが『本編とは関係ない』とは言ってるが、ロアが『ドッジボールをやっていた』という供述があり、ロアがドッジボールのプレイアブルキャラクターになっていたのはⅡであるため、ロアの言ってる事が正しいのであれば少なくともOGに行く前にバトルドッジボールⅡを経由している事になる。しかしどちらも中断台詞であるため、本編に絡めていいかは微妙な所。</ref>。
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**『第2次OG』にて、ゼゼーナンに「同じ結末を迎える」と告げていることから、少なくとも「旧シリーズ及びFとF完結編⇒OG世界」の順が正しいようだ<ref>『バトルドッジボールII』に関してはギリアムが「本編とは関係ない」とは言っているが、ロアが「ドッジボールをやっていた」と述べており、ロアがドッジボールのプレイアブルキャラクターになっていたのは『II』であるため、ロアの言っている事が正しいのであれば少なくともOGに行く前に『バトルドッジボールII』を経由している事になる。しかしどちらも中断台詞であるため、本編に絡めていいかは微妙な所。</ref>。
*世界を跳躍したりパワードスーツを着て戦っていたことからか『[[PROJECT X ZONE]]』の登場キャラクターの候補に挙がっていた。寺田P曰く森住氏にゼンガーか彼を使わせてほしいと言われたとのこと。
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*[[PROJECT X ZONE]]』の登場キャラクターの候補に挙がっていた。[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]P曰く[[スタッフ:森住惣一郎|森住惣一郎]]氏にゼンガーか彼を使わせてほしいと言われたとのこと。<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=7Easp35i4bA 熱血!必中!ボイス・スパログ!~PROJECT X ZONE篇~] 2022年11月8日閲覧。</ref>
*ネオ・アクシズでの偽名が「アポロン」、研究者としての偽名が「ヘリオス」、とやたら「太陽」を意識したキャラクターであるが、天獄篇の根幹に関わる太極&アドヴェントも「太陽」をモデルとした造形になっていることから、関連性を指摘する声もある。
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*ネオ・アクシズでの偽名が「アポロン」、研究者としての偽名が「ヘリオス」、とやたら「太陽」を意識したキャラクターであるが、『[[天獄篇]]』の根幹に関わる[[太極]]&[[アドヴェント]]も「太陽」をモデルとした造形になっていることから、関連性を指摘する声もある。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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