差分

121 バイト追加 、 2024年5月22日 (水)
編集の要約なし
1行目: 1行目:  
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Iczer-One]]
   
| 登場作品 =  
 
| 登場作品 =  
 
* {{登場作品 (人物)|戦え!! イクサー1}}
 
* {{登場作品 (人物)|戦え!! イクサー1}}
27行目: 26行目:     
激闘の末ビッグゴールドを倒し(正確には自身に吸収。そのため善悪両方を理解することが出来るようになった)、『[[冒険! イクサー3]]』ではサー・バイオレットの後を継ぎ、クトゥルフの長となり宇宙に散らばったビッグゴールドの端末と戦っている。この時は、真紅のバトルスーツに白いプロテクター姿となっている。
 
激闘の末ビッグゴールドを倒し(正確には自身に吸収。そのため善悪両方を理解することが出来るようになった)、『[[冒険! イクサー3]]』ではサー・バイオレットの後を継ぎ、クトゥルフの長となり宇宙に散らばったビッグゴールドの端末と戦っている。この時は、真紅のバトルスーツに白いプロテクター姿となっている。
  −
なお、阿乱霊における原作版では「イクサー1」とはロボ(アニメにおけるイクサーロボ)の名称であり、搭乗者は「ニャン」と呼ばれる猫娘である。性格や言動など、アニメのイクサー1とはまったくの別人。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
:初登場作品。[[生身ユニット]]であるにも関わらず、'''空を飛べる上に宇宙空間さえも生身で移動できる'''(しかも適応A)が、これは原作再現。中盤から[[イクサー3]]と入れ替わりに長期離脱するが、後半で戻ってくる。一時離脱するためか、3話で早速登場するのに'''4段階改造済み'''。一時離脱まで使える期間は長いのでありがたいといえばありがたい。なお、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の[[衝撃のアルベルト]]以来の「生身で使徒と戦ったキャラクター」でもある。
+
:初登場作品。[[生身ユニット]]であるにも関わらず、'''空を飛べる上に宇宙空間さえも生身で移動できる'''(しかも適応A)が、これは原作再現。中盤から[[イクサー3]]と入れ替わりに長期離脱するが、後半で戻ってくる。一時離脱するためか、第3話で早速登場するのに'''4段階改造済み'''。一時離脱まで使える期間は長いのでありがたいといえばありがたい。なお、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の[[衝撃のアルベルト]]以来の「生身で[[使徒]]と戦ったキャラクター」でもある。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
39行目: 36行目:  
;イクサービーム
 
;イクサービーム
 
:両腕から放つエネルギー弾。
 
:両腕から放つエネルギー弾。
:射程3しか無いが、生身状態ではこれが唯一の有射程武器。戦闘アニメでは右腕から発射する。
+
:[[射程]]3しか無いが、生身状態ではこれが唯一の有射程武器。戦闘アニメでは右腕から発射する。
 
;イクサーソード
 
;イクサーソード
 
:異空間から呼び出すエネルギーソードによる一閃。
 
:異空間から呼び出すエネルギーソードによる一閃。
:この武器は特撮作品『宇宙刑事シリーズ』で主人公たちが使用していたレーザーブレードのオマージュである。
+
:この武器は特撮作品『[[宇宙刑事ギャバン|宇宙刑事シリーズ]]』で[[ギャバン|主人公]]たちが使用していたレーザーブレードのオマージュである。
 
:射程1で同じコンボ武器でもビームより使い勝手が悪いが、イクサー1は格闘寄りなのでこちらの方が威力が高い。
 
:射程1で同じコンボ武器でもビームより使い勝手が悪いが、イクサー1は格闘寄りなのでこちらの方が威力が高い。
 
;イクサー1フルパワー
 
;イクサー1フルパワー
84行目: 81行目:  
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[格闘 (能力)|格闘]]・[[技量]]が自軍2位、[[防御]]・[[回避]]が4位、残る[[射撃]]・[[命中]]も上の中程度、合計値は総合2位と言う凄まじいスペックを持つ。ユニットのサイズのせいで火力不足になりがちではあるがその分回避力はすさまじく、[[サイズ差補正無視]]を習得させれば火力も解決するため、文句無くエースパイロットになれる。
+
[[格闘 (能力)|格闘]]・[[技量]]が自軍2位、[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]・[[回避#回避(能力)|回避]]が4位、残る[[射撃 (能力)|射撃]]・[[命中#命中(能力)|命中]]も上の中程度、合計値は総合2位と言う凄まじいスペックを持つ。ユニットのサイズのせいで火力不足になりがちではあるがその分回避力はすさまじく、[[サイズ差補正無視]]を習得させれば火力も解決するため、文句無くエースパイロットになれる。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
124行目: 121行目:     
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
=== 戦え!! イクサー1 ===
 
;「渚!なぜ貴女は自分のことばかり考えるのです。自分の生まれた星を守りなさい!亡くなったご両親の仇を取るのです!」
 
;「渚!なぜ貴女は自分のことばかり考えるのです。自分の生まれた星を守りなさい!亡くなったご両親の仇を取るのです!」
 
:第1話より。[[ディロスθ]]の出現に際して彼女をイクサーロボに乗せるが、まったく協力してもらえないため発した台詞。この一言で渚の怒りのパワーをまとったイクサーロボはディロスθを押し返した上に滅多打ちに。
 
:第1話より。[[ディロスθ]]の出現に際して彼女をイクサーロボに乗せるが、まったく協力してもらえないため発した台詞。この一言で渚の怒りのパワーをまとったイクサーロボはディロスθを押し返した上に滅多打ちに。
132行目: 130行目:  
;「これが……シンクロ!」
 
;「これが……シンクロ!」
 
:最終話より。渚と真のシンクロを果たした際の台詞。
 
:最終話より。渚と真のシンクロを果たした際の台詞。
;「私は、二度も妹の命を奪いたくはありません…」
+
=== 冒険! イクサー3 ===
:蘇ったイクサー2との対戦に再び勝利。とどめを刺せという彼女に向かっての台詞。以前と違い、人の心を持ったイクサー1の言葉はイクサー2の心も動かした。
+
;「私は、二度も妹の命を奪いたくありません…」
 +
:最終話より。蘇ったイクサー2との対戦に再び勝利。とどめを刺せという彼女に向かっての台詞。以前と違い、人の心を持ったイクサー1の言葉はイクサー2の心も動かした。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
;「チッ……。」
+
;「チッ……」
:敵を思わず見逃した後に舌打ちするシーン。
+
:第1話より。敵を思わず見逃した後に舌打ちするシーン。
 
:「舌打ち」とは悪感情なので、善の心としてはどうなのだろうか?
 
:「舌打ち」とは悪感情なので、善の心としてはどうなのだろうか?
;「えっ!?どうしたのですか!渚。」
+
;「えっ!? どうしたのですか、渚?」
:今からクトゥルフの要塞に行くので戦ってくれるかという質問に全否定された後の反応。
+
:第2話より。今からクトゥルフの要塞に行くので戦ってくれるかという質問に全否定された後の反応。
 
:渚からしてみれば「強制的に戦わされ、全裸にされた後で異空間に軟禁状態」なので、どうしたもこうしたもないのだが、そこでズレた見解を示すのが彼女らしさを表現している。
 
:渚からしてみれば「強制的に戦わされ、全裸にされた後で異空間に軟禁状態」なので、どうしたもこうしたもないのだが、そこでズレた見解を示すのが彼女らしさを表現している。
;「あっ、はい。」
+
;「あっ、はい」
:渚に気やすく呼ぶなと言われて、素直に応じてしまう。生真面目な彼女らしい一面。
+
:同上。渚に気やすく呼ばないでと言われて、素直に応じてしまう。生真面目な彼女らしい一面。
 
:困惑気味で女の子らしい仕草を見せている。
 
:困惑気味で女の子らしい仕草を見せている。
 
;起こさないでね(ハートマーク)
 
;起こさないでね(ハートマーク)
171行目: 170行目:  
;「時々、理屈に合わない事をするのが人間だと聞いたことがあります。それに…」<br/>「…妹を助けるのに理由がいりますか?」
 
;「時々、理屈に合わない事をするのが人間だと聞いたことがあります。それに…」<br/>「…妹を助けるのに理由がいりますか?」
 
:『L』第34話「イクセリオの輝き」に於ける[[アトロス]]加入時の追加場面より。どうして自分を助けてくれたのかと尋ねてきた[[アトロス]]に対して。
 
:『L』第34話「イクセリオの輝き」に於ける[[アトロス]]加入時の追加場面より。どうして自分を助けてくれたのかと尋ねてきた[[アトロス]]に対して。
:理屈に合わない事をするのが~」の下りは映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』にて、源静香に対しリルル(イクサー1役の山本百合子氏が演じたキャラクター)が「どうして敵である自分を助けたのか」と問うた際に、静香が答えた台詞が元ネタとなっている。リルルに大きな影響を与えたこの台詞を、『L』ではリルルと同じ声であるイクサー1が答えるというこの場面、アトロスが生存するという展開も併せて、非常に胸にくるものがあるシーンである。
+
:理屈に合わない事をするのが~」の下りは映画[[映画]]ドラえもん のび太と鉄人兵団』にて、源静香に対しリルル(イクサー1役の山本百合子氏が演じたキャラクター)が「どうして敵である自分を助けたのか」と問うた際に、静香が答えた台詞が元ネタとなっている。リルルに大きな影響を与えたこの台詞を、『L』ではリルルと同じ声であるイクサー1が答えるというこの場面、アトロスが生存するという展開も併せて、非常に胸にくるものがあるシーンである。
 
;「心配は要りません、渚。ふたつに分かれていたものがひとつに戻る…それだけの事です」
 
;「心配は要りません、渚。ふたつに分かれていたものがひとつに戻る…それだけの事です」
 
:『L』第35話「永遠のソルジャー」より。クトゥルフの要塞内部でビッグゴールドと対峙した場面より。自身とビッグゴールドの魂がふたつでひとつと言える性質を利用して、渚とのシンクロでビッグゴールドの邪心を自身に封じ込める作戦の実行を決意した。
 
:『L』第35話「永遠のソルジャー」より。クトゥルフの要塞内部でビッグゴールドと対峙した場面より。自身とビッグゴールドの魂がふたつでひとつと言える性質を利用して、渚とのシンクロでビッグゴールドの邪心を自身に封じ込める作戦の実行を決意した。
184行目: 183行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*成人漫画雑誌「レモンピープル」に掲載されていた阿乱霊による原作コミックでは、獣耳と尻尾が生えたケモノ娘のような少女というOVA版とは印象の異なるキャラクターで描かれており、しかも台詞や仕草が猫のようである点も興味深い(言葉を喋っている描写も僅かにあるが、台詞の大半が「ニャア」といった猫同然の鳴き声)。
+
*阿乱霊による原作漫画版では、獣耳と尻尾が生えたケモノ娘のような少女で、台詞や仕草が猫のようであるというOVA版とは印象の異なるキャラクターで描かれている(言葉を喋っている描写も僅かにあるが、台詞の大半が「ニャア」といった猫同然の鳴き声)。また原作漫画版における「イクサー1」とはロボ(アニメにおけるイクサーロボ)の名称である。
*イクサー1のキャスティングは総監督の平野俊弘氏と原作者の阿乱霊が『[[超獣機神ダンクーガ]]』の[[結城沙羅]]を聴いて、とてもピッタリだったからとのこと。山本百合子氏がこれを聞いたのは1話目の収録後であり、「いくつもの声のパターンを持っているわけでもないので、結果的に似てしまった。だから、「それでよかったんだ」と後で言われてホッとした」と話している。
+
*イクサー1のキャスティングは総監督の平野俊弘氏と原作者の阿乱霊が『[[超獣機神ダンクーガ]]』の[[結城沙羅]]を聴いて、とてもピッタリだったからとのこと。山本百合子氏がこれを聞いたのは1話目の収録後であり、「いくつもの声のパターンを持っているわけでもないので、結果的に似てしまった。だから、「それでよかったんだ」と後で言われてホッとした」と話している<ref>角川書店『戦え!!イクサー1 メディアミックス スペシャル』87頁。</ref>。
 +
 
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
    
{{DEFAULTSORT:いくさあ1}}
 
{{DEFAULTSORT:いくさあ1}}
4,959

回編集