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| メカニックデザイン =  
 
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| 音楽 = 渡辺宙明
 
| 音楽 = 渡辺宙明
| 制作 = NET<ref>現・テレビ朝日。</ref><br />東映動画<br />ジャパド
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| 制作 = '''プロデュース'''<br />ジャパド<br />'''アニメーション制作'''<br />東映動画
| 放送局 = NET系
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| 放送局 = NET<ref>後のテレビ朝日。</ref>系
 
| 配給元 =  
 
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| 発売元 =  
 
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| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
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『'''鋼鉄ジーグ'''』は、東映動画制作のテレビアニメ作品。
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『'''鋼鉄ジーグ'''』は、東映動画(後の東映アニメーション)制作のテレビアニメ作品。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
父親・[[司馬遷次郎]]によって[[サイボーグ]]に[[改造]]された[[司馬宙]](=[[鋼鉄ジーグ]])と[[邪魔大王国]]との戦いを描いた東映のマグネロボシリーズの第一弾。原作は永井豪・安田達矢とダイナミック企画。製作はそれまで『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』を担当していたスタッフが引き継ぐ形となり、[[マジンガーシリーズ]]の続編である『[[UFOロボ グレンダイザー]]』よりも『グレートマジンガー』の作風を色濃く受け継いでいる。
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東映の「マグネロボシリーズ」の第1弾。父親・[[司馬遷次郎]]によって[[サイボーグ]]に[[改造]]された[[司馬宙]](=[[鋼鉄ジーグ]])と[[邪魔大王国]]との戦いを描く。
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なお、2007年に製作された'''『[[鋼鉄神ジーグ]]』は安田達矢氏の漫画版『鋼鉄ジーグ』の[[続編]]であり、TVアニメの『鋼鉄ジーグ』とは直接的なつながりは無い'''。詳細は下記の漫画版の欄で後述する。
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原作は永井豪・安田達矢とダイナミック企画。製作はそれまで『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』を担当していたスタッフが引き継ぐ形となり、「[[マジンガーシリーズ]]」の続編である『[[UFOロボ グレンダイザー]]』よりも『グレートマジンガー』の作風を色濃く受け継いでいる。
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「マジンガーシリーズ」と同様にアニメ・玩具・児童誌企画が綿密にクロスするメディアミックス展開が行われた。玩具展開についてはバンダイ系列(ポピー)であったマジンガーに対して本作ではタカラが行っている。
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なお、2007年に製作された『[[鋼鉄神ジーグ]]』は安田達矢氏の漫画版『鋼鉄ジーグ』の[[続編]]という設定であり、TVアニメの『鋼鉄ジーグ』とは直接的なつながりは無い。詳細は下記の漫画版の欄で後述する。
    
=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
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<!-- 単行本を読んだ限り、赤ん坊を殺したのはヒミカ戦より前です。 -->
 
<!-- 単行本を読んだ限り、赤ん坊を殺したのはヒミカ戦より前です。 -->
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繰り返すが、2007年に放映された『[[鋼鉄神ジーグ]]』は「安田版の続編」として作られている。他の作者の手による漫画版との混同には注意が必要である。
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繰り返すが、2007年に放映された『[[鋼鉄神ジーグ]]』は「安田版の続編」として作られているため、他の作者の手による漫画版との混同には注意が必要である。ただし、[[司馬遷次郎]]の生存など一部設定はさらに安田版とも異なるため、実質上どの作品とも繋がらないパラレルワールドとなっている。
    
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
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=== [[ビルドベース]] ===
 
=== [[ビルドベース]] ===
 
;[[司馬宙]]([[サイボーグ宙]])
 
;[[司馬宙]]([[サイボーグ宙]])
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:主人公。普段はレーサーおよび自動車整備工場の経営者だが、自身も知らぬ間に[[サイボーグ]]に改造されていた。
 
;[[卯月美和]]
 
;[[卯月美和]]
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:司馬博士の助手。司馬家に引き取られて育っており、兄妹同然の関係である宙をサポートする。
;[[司馬遷次郎]](マシーン・ファーザー)
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;[[司馬遷次郎]] / マシーン・ファーザー
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:宙の父。第1話で殺害されるものの、自身の作り上げたビルドベースにてバックアップ「マシーン・ファーザー」として復活する。
 
;[[司馬菊江]]
 
;[[司馬菊江]]
:
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:宙の母。
 
;[[司馬まゆみ]]
 
;[[司馬まゆみ]]
:
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:宙の妹。
 
;[[大利所長]]
 
;[[大利所長]]
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:司馬博士亡き後、ビルドベースの対外的な所長を務める。
    
=== [[邪魔大王国]] ===
 
=== [[邪魔大王国]] ===
 
;[[ヒミカ]]
 
;[[ヒミカ]]
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:邪魔大王国女王。
;[[イキマ]]
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;[[イキマ]][[ミマシ]][[アマソ]]
:
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:ヒミカに仕える邪魔大王国の三幹部。
;[[ミマシ]]
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;[[アマソ]]
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:
   
;[[タケル]]
 
;[[タケル]]
:
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:邪魔大王国の将軍。ヒミカによって現代に蘇らされた。
 
;[[竜魔帝王]]
 
;[[竜魔帝王]]
:
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:ヒミカが復活させた地獄の帝王。復活するなり邪魔大王国を支配下に置いた。
 
;[[フローラ]]
 
;[[フローラ]]
:
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:竜魔帝王直属の将軍。
 
;[[ハニワ兵士]]
 
;[[ハニワ兵士]]
 
:
 
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::作詞:浦川しのぶ 作曲・編曲:渡辺宙明 歌:水木一郎&こおろぎ'73
 
::作詞:浦川しのぶ 作曲・編曲:渡辺宙明 歌:水木一郎&こおろぎ'73
 
::『[[鋼鉄神ジーグ]]』の最終回はこの曲で締めくくられる。
 
::『[[鋼鉄神ジーグ]]』の最終回はこの曲で締めくくられる。
::『第3次α』で採用。
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::『第3次α』で採用され、なんとTVサイズを間奏込みで丸ごと再現している。
    
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:初参戦作品。原作再現はヒミカが死亡するところまで。
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:初参戦作品。原作再現はヒミカが死亡するところまででストーリー的な扱いは大きい方であるが、数少ない仲間ロボットであるメカドンは参戦せずドンやパンチョは非戦闘キャラとしても登場しない。
:かつては玩具販売がバンダイとの競合企業であるタカラだった為に、参戦は難しいとされていた。[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pが以前から参戦させようとしていた作品であり、同作でようやく許可が降りた<ref name="加藤">[http://web.archive.org/web/20091104022812/http://webmagazine.gentosha.co.jp/B-TEAM/vol213_special.html 加藤の実況取材道 vol.3 「スーパーロボット大戦」シリーズの寺田貴信プロデューサーにインタビュー スーパーロボットスピリッツ~鋼の魂~編] 2020年1月18日閲覧。</ref>。[[パッケージイラスト]]に出ているのは参戦できた事が嬉しかったからだとか<ref name="加藤" />。
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:前述の通り、当時の玩具スポンサーがバンダイとの競合企業であるタカラであった為に参戦は難しいとされていた。[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pが以前から参戦させようとしていた作品であり、同作でようやく許可が降りた<ref name="加藤">[http://web.archive.org/web/20091104022812/http://webmagazine.gentosha.co.jp/B-TEAM/vol213_special.html 加藤の実況取材道 vol.3 「スーパーロボット大戦」シリーズの寺田貴信プロデューサーにインタビュー スーパーロボットスピリッツ~鋼の魂~編] 2020年1月18日閲覧。</ref>。[[パッケージイラスト]]に出ているのは参戦できた事が嬉しかったからだとか<ref name="加藤" />。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:今回は後半のストーリーが再現され、竜魔帝王とフローラが初登場する。
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:今回は後半のストーリーが再現され、竜魔帝王とフローラが初登場する。やはりドン達は登場しない。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
:『第3次α』以来14年ぶりのSRW参戦。ストーリー序盤の「ワールド1」構成作品のひとつとなる。
 
:『第3次α』以来14年ぶりのSRW参戦。ストーリー序盤の「ワールド1」構成作品のひとつとなる。
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:2021年6月に『[[鋼鉄神ジーグ]]』が追加参戦し、世代の異なる両作品がSRWで初共演となる。異なる世界のジーグの運用データや情報の提供をしあい、協力してジーグ達の強化パーツを作っていくというクロスオーバーがなされている。
    
== 各話リスト ==
 
== 各話リスト ==
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*原作者・安田達矢氏(安田タツ夫名義)の代表作『闇にうごめくドクロ蜘蛛』には「司馬宙」という名のキャラクターが登場している。
 
*原作者・安田達矢氏(安田タツ夫名義)の代表作『闇にうごめくドクロ蜘蛛』には「司馬宙」という名のキャラクターが登場している。
 
*『鋼鉄ジーグ』はイタリアにおいて1979年に放送されており、高い人気を得ている。
 
*『鋼鉄ジーグ』はイタリアにおいて1979年に放送されており、高い人気を得ている。
**2016年、イタリアの(子供の頃から『鋼鉄ジーグ』の大ファンである)ガブリエーレ・マイネッティ監督が「偶然[[超能力]]を手に入れたチンピラが'''『鋼鉄ジーグ』の大ファンである女性との交流によって[[正義]]の心に目覚めて、彼女を救う'''」という内容のアクション映画'''『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(原題:LO CHIAMAVANO JEEG ROBOT)'''を制作しており、2017年には[[日本]]においても公開されている。
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**2016年、イタリアの(子供の頃から『鋼鉄ジーグ』の大ファンである)ガブリエーレ・マイネッティ監督が「偶然[[超能力]]を手に入れたチンピラが'''『鋼鉄ジーグ』の大ファンである女性との交流によって[[正義]]の心に目覚めて、彼女を救う'''」という内容のアクション[[映画]]'''『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(原題:LO CHIAMAVANO JEEG ROBOT)'''を制作しており、2017年には[[日本]]においても公開されている。
 
***ちなみに、上記の映画の公式ホームページには原作者・永井豪氏からのメッセージも寄せられている。
 
***ちなみに、上記の映画の公式ホームページには原作者・永井豪氏からのメッセージも寄せられている。
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| [http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do?pT=0 ツタヤディスカス] || × ||  
 
| [http://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do?pT=0 ツタヤディスカス] || × ||  
 
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| [http://www.dmm.com/rental/ DMM] || [https://www.dmm.com/digital/videomarket/anime/-/detail/=/title_id=048200/ ○] ||  
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| [http://www.dmm.com/rental/ DMM] || [https://www.dmm.com/digital/videomarket/anime/-/detail/=/title_id=048200/ ○] || 第一話無料
 
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| [http://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || × ||  
 
| [http://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || × ||  
 
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| [http://streaming.yahoo.co.jp/ GYAO!ストア] || [http://streaming.yahoo.co.jp/p/y/00722/v08885/ ○] || 配信期限あり
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| [http://streaming.yahoo.co.jp/ GYAO!ストア] || [https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/048200 ○] || 第一話無料
 
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| [http://taod.jp/ 東映アニメオンデマンド] || [http://taod.jp/pg/100057 ○] || [http://taod.jp/unlimited/ 見放題対象の時期あり]
 
| [http://taod.jp/ 東映アニメオンデマンド] || [http://taod.jp/pg/100057 ○] || [http://taod.jp/unlimited/ 見放題対象の時期あり]
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