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[[ジャン・キャリー]]も[[地球連合軍]]を除隊し、三隻同盟に籍を移してからの愛機とした。左肩に彼のパーソナルマークが描かれ、機体全体が白系統のカラーリングに塗装されている。この色は元々、彼が連合軍に所属していた頃に軍上層部が監視の為に、敵味方識別を兼ねて彼の機体(鹵獲した[[ジン (SEED)|ジン]]や専用のロングダガー)に戦場で目立つ色を施した事から来ている。この頃には既に「煌く凶星『J』」という[[異名]]が広く知れ渡っており、示威効果を期待したジャンが自ら希望した。機体自体に特別なチューンは行われておらず、通常のM1アストレイと性能の差はない。
 
[[ジャン・キャリー]]も[[地球連合軍]]を除隊し、三隻同盟に籍を移してからの愛機とした。左肩に彼のパーソナルマークが描かれ、機体全体が白系統のカラーリングに塗装されている。この色は元々、彼が連合軍に所属していた頃に軍上層部が監視の為に、敵味方識別を兼ねて彼の機体(鹵獲した[[ジン (SEED)|ジン]]や専用のロングダガー)に戦場で目立つ色を施した事から来ている。この頃には既に「煌く凶星『J』」という[[異名]]が広く知れ渡っており、示威効果を期待したジャンが自ら希望した。機体自体に特別なチューンは行われておらず、通常のM1アストレイと性能の差はない。
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[[第1次連合・プラント大戦]]後はオプション装備である「シュライク」が開発され、[[C.E.]]73でも運用されていた。
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[[第1次連合・プラント大戦]]後はオプション装備である大気圏内飛行用ローター「シュライク」が開発され、[[C.E.]]73でも運用されていた。
    
=== 劇中での活躍 ===
 
=== 劇中での活躍 ===
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敗戦後はクサナギの艦載機として運用され、三隻同盟の戦力として活躍した。
 
敗戦後はクサナギの艦載機として運用され、三隻同盟の戦力として活躍した。
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また、『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY]]』でも登場し、ロンド・ミナ・サハクが運動性能のテストの為に乗り込み、レッドフレームと模擬戦を行った事があった。
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また、『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY]]』でも登場し、[[ロンド・ギナ・サハク]]が運動性能のテストの為に乗り込み、レッドフレームと模擬戦を行った事があった。
    
ジャン機は[[アッシュ・グレイ]]の駆る[[リジェネレイトガンダム]]と交戦。ジェネシスα戦にも参加した。また、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にもバリー・ホーの搭乗するM1Aアストレイと共に、本隊とは別行動で偵察の為に[[ヤキン・ドゥーエ]]に潜入している。戦後も彼はこの機体に搭乗し、ユニウス条約調印式時にもヴェルヌ35A([[ミーティア]]の汎用型)とドッキングした本機でザフトの強硬派のMSを掃討した。『DESTINY ASTRAY』では、謀殺されかかった[[エドワード・ハレルソン]]やベルナデット・ルルーを救出して、彼らを[[ロンド・ミナ・サハク]]の下に連れてきた。また、シュライクを装備して出撃した事もある。
 
ジャン機は[[アッシュ・グレイ]]の駆る[[リジェネレイトガンダム]]と交戦。ジェネシスα戦にも参加した。また、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にもバリー・ホーの搭乗するM1Aアストレイと共に、本隊とは別行動で偵察の為に[[ヤキン・ドゥーエ]]に潜入している。戦後も彼はこの機体に搭乗し、ユニウス条約調印式時にもヴェルヌ35A([[ミーティア]]の汎用型)とドッキングした本機でザフトの強硬派のMSを掃討した。『DESTINY ASTRAY』では、謀殺されかかった[[エドワード・ハレルソン]]やベルナデット・ルルーを救出して、彼らを[[ロンド・ミナ・サハク]]の下に連れてきた。また、シュライクを装備して出撃した事もある。
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:初登場作品。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』から[[小隊]]システムが続けて導入された本作では、アストレイ3人娘の搭乗機として自軍に三台も配備される。『第2次α』、『第3次α』ともに量産MSは攻撃力や機体性能において主力のマシンに劣ることが多いためのバランス調整措置としてか、[[全体攻撃]]武器として「連射」武器を持たされていることが多い(「ジム・ライフル(連射)」「ビーム・キャノン(連射)」など)。M1アストレイもその例に漏れず、ビーム・ライフル(連射)が装備されているのだが、[[射程]]が7と比較的長い上に弾数も5と、P武器でないことを除けば他の量産MSに比べてかなり性能に恵まれており、[[改造]]さえしてあれば意外と使えたりする。そこまで[[資金]]が回るのは大体3周目以降のあたりだが。ただ、どちらかといえば[[空]]を飛べる[[スカイグラスパー]]や、空いた[[エールストライクガンダム|エールストライク]]に3人娘を乗せるプレイヤーが多いと思われる。
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:初登場作品。『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』から[[小隊]]システムが続けて導入された本作では、アストレイ3人娘の搭乗機として自軍に3機も配備される。『第2次α』、『第3次α』ともに量産MSは攻撃力や機体性能において主力のマシンに劣ることが多いためのバランス調整措置としてか、[[全体攻撃]]武器として「連射」武器を持たされていることが多い([[ジム・カスタム|「ジム・ライフル(連射)」]][[ジム・キャノンII|「ビーム・キャノン(連射)」]]など)。M1アストレイもその例に漏れず、ビーム・ライフル(連射)が装備されているのだが、[[射程]]が7と比較的長い上に弾数も5と、P武器でないことを除けば他の量産MSに比べてかなり性能に恵まれており、[[改造]]さえしてあれば意外と使えたりする。そこまで[[資金]]が回るのは大体3周目以降のあたりだが。ただ、どちらかといえば[[空]]を飛べる[[スカイグラスパー]]や、空いた[[エールストライクガンダム|エールストライク]]に3人娘を乗せるプレイヤーが多いと思われる。なお、本作では空を飛べないので、初登場時は小隊を組んでいる陸Bの[[ストライクルージュ]]の足を引っ張ってしまう。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦J}}
:[[ストライクルージュ]]と同時に入手する。[[エールストライクガンダム|エールストライク]]の性能を少し下げた感じだが、最終攻撃力はこちらが上。もっとも役割によってはスカイグラスパー系の方が高性能。パーツスロット数も4つあり、エールストライクよりは使える。……とはいえ、よほどの思い入れがない限りは使われないだろうが。ちなみに、何故か空も飛べる。原作で本来パイロットであった3人娘はパイロットとしては登場しないが、カガリが搭乗している機体のみで使える武装「アストレイフォーメーション」においてM1に乗って登場し、敵を攻撃してくれる。
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:[[ストライクルージュ]]と同時に入手する。[[エールストライクガンダム|エールストライク]]の性能を少し下げた感じだが、最終攻撃力はこちらが上。もっとも役割によってはスカイグラスパー系の方が高性能。パーツスロット数も4つあり、エールストライクよりは使える。……とはいえ、よほどの思い入れがない限りは使われないだろうが。ちなみに「短時間なら飛行可能」という設定を拾ってか空も飛べる。原作で本来パイロットであった3人娘はパイロットとしては登場しないが、カガリが搭乗している機体のみで使える武装「アストレイフォーメーション」においてM1に乗って登場し、敵を攻撃してくれる。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}
:『J』の時と同じ仕様。オーブルート38話でカガリが乗って[[スポット参戦]]した後、42話で入手。エールストライクはビームライフルの射程が延びているという救済措置(?)があるのに、こちらは何もなし。例によって、攻撃力はエールより上であり、相変わらず何故か飛べる(なので、エールの優位性は本気で射程と[[フェイズシフト装甲|PS装甲]]くらいしかない)。また、本作ではカガリだけでなく、ムウも「アストレイフォーメーション」が使用できる。なので、間接的にカガリの地位も危うくなる。
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:『J』の時と同じ仕様。オーブルート38話でカガリが乗って[[スポット参戦]]した後、42話で入手。エールストライクはビームライフルの射程が延びているという救済措置(?)があるのに、こちらは何もなし。例によって、攻撃力はエールより上であり、相変わらず飛べる(ので、エールの優位性は本気で射程と[[フェイズシフト装甲|PS装甲]]くらいしかない)。また、本作ではカガリだけでなく、ムウも「アストレイフォーメーション」が使用できる。なので、間接的にカガリの地位も危うくなる。
 
:ジャン機は終盤にスポット参戦する。改造は[[アストレイレッドフレーム]]のものを引き継ぐ。性能は通常のM1アストレイより高いが、他のスポット参戦した機体に比べるとやはり火力不足は否めない。ちなみに戦闘アニメーションの際の動きもM1から変更されている。大した違いはないが、ビームサーベルのアクションはなかなかカッコいい。
 
:ジャン機は終盤にスポット参戦する。改造は[[アストレイレッドフレーム]]のものを引き継ぐ。性能は通常のM1アストレイより高いが、他のスポット参戦した機体に比べるとやはり火力不足は否めない。ちなみに戦闘アニメーションの際の動きもM1から変更されている。大した違いはないが、ビームサーベルのアクションはなかなかカッコいい。
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:敵としては[[ロンド・ギナ・サハク]]のお供として[[オーブ兵]]が乗ったり、[[アプリカント]]が作った地球製機体のレプリカ軍(AI搭載)に加わっている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
 
:今作では敵オーブ軍専用。
 
:今作では敵オーブ軍専用。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:アサギ機が登場。CディフェンダーとRシューター。
 
:アサギ機が登場。CディフェンダーとRシューター。
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:Rシューターはなぜかガシャに収録されておらず、撃退演習の報酬としてのみ入手可能なレアユニットだった。
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
:名前のみ登場。原作同様に[[キラ・ヤマト]]がOSの調整に参加している。
 
:名前のみ登場。原作同様に[[キラ・ヤマト]]がOSの調整に参加している。
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;70式ビームサーベル
 
;70式ビームサーベル
 
:バックパックに2本装備された武装。ライフルよりも早く制式化された。攻撃力はストライク等の物とほとんど変わらないが、出力調整による刀身の長さの自由度が他国製のそれより高く、運用の幅が広い。
 
:バックパックに2本装備された武装。ライフルよりも早く制式化された。攻撃力はストライク等の物とほとんど変わらないが、出力調整による刀身の長さの自由度が他国製のそれより高く、運用の幅が広い。
:第3次αでは何故かビーム刃が緑色になっている。
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:ビーム刃は本来ピンク色だが、『第3次α』では何故か緑色になっている。
 
;71式ビームライフル
 
;71式ビームライフル
 
:本機の主兵装。本体同様、軽量化が図られていて、取り回しに優れる。
 
:本機の主兵装。本体同様、軽量化が図られていて、取り回しに優れる。
 
;対ビームシールド
 
;対ビームシールド
 
:対ビームコーティングが施された実体盾。プロトタイプやストライク等に採用されている物と同じタイプ。
 
:対ビームコーティングが施された実体盾。プロトタイプやストライク等に採用されている物と同じタイプ。
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;対艦刀
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:HGプラモデルにボーナスパーツとして付属。本来は[[ストライクガンダムI.W.S.P.|I.W.S.P.]]の装備。SRW未採用。
    
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
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;[[アストレイブルーフレーム]]
 
;[[アストレイブルーフレーム]]
 
;[[アストレイゴールドフレーム]]
 
;[[アストレイゴールドフレーム]]
:ベース機。
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:ベース機。通称「プロトアストレイ」。
 
;[[GUNDAM:M1Aアストレイ|M1Aアストレイ]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:M1Aアストレイ|M1Aアストレイ]](SRW未登場)
 
:本機の宇宙戦仕様。
 
:本機の宇宙戦仕様。
 
;[[ムラサメ]]
 
;[[ムラサメ]]
 
:後継機。
 
:後継機。
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;[[GUNDAM:レイスタ|レイスタ]](SRW未登場)
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:本機をベースにして開発された民生機。パーツの4割を流用している。
 
;[[シビリアンアストレイDSSDカスタム]]
 
;[[シビリアンアストレイDSSDカスタム]]
:本機をベースにして開発された民生機。
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:DSSDがジャンク屋組合と共同開発した民生機。
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== 余談 ==
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*北米で発売されたPS2ゲーム「Battle Assault 3 Featuring Gundam SEED」ではM1アストレイ3人娘にそれぞれ専用カラーが割り振られており、アサギがオリジナルと同じ紅白、ジュリは紫白、マユラはショッキングピンクと薄いピンク。さらにマユラ機のみ[[アストレイレッドフレーム|レッドフレーム]]と同じ光雷球を使うことができた。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==