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[[第1次ネオ・ジオン抗争]]後、かつての[[エゥーゴ]]や[[カラバ]]出身のメンバーを編入する形で編成された。有事の場合は独立した行動が認められている。与えられた戦力数は一個小艦隊程度ながらも、与えられた戦艦、[[モビルスーツ]]は最新式のものが多く、[[ジムIII]]のような最新でない機体でも個人規模でのチューンアップが認められている。兵士達の技量や結束力も高い。[[ネオ・ジオン]]の[[地球]]寒冷化作戦を阻止できたのは、ロンド・ベル自体の戦力に因るところが大きい。
 
[[第1次ネオ・ジオン抗争]]後、かつての[[エゥーゴ]]や[[カラバ]]出身のメンバーを編入する形で編成された。有事の場合は独立した行動が認められている。与えられた戦力数は一個小艦隊程度ながらも、与えられた戦艦、[[モビルスーツ]]は最新式のものが多く、[[ジムIII]]のような最新でない機体でも個人規模でのチューンアップが認められている。兵士達の技量や結束力も高い。[[ネオ・ジオン]]の[[地球]]寒冷化作戦を阻止できたのは、ロンド・ベル自体の戦力に因るところが大きい。
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[[ティターンズ]]の解体と[[ネオ・ジオン]]の台頭によって活性化を見せた反連邦勢力に対抗するべく、結成されたというのが表側の設立理由だが実情は地球連邦軍という組織が戦争防衛を行う為の組織ではないが故に面倒事(本編内におけるシャアの反乱やラプラス関係など)に巻き込まれたくない軍内部の上層部たちが、厄介ごとを解決するために生み出された実働部隊であり、この部隊の存在そのものが'''怠惰な宇宙連邦軍の象徴'''である。
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こうした背景の為に地球連邦軍内ではかつてのホワイトベース隊同様異端にある組織であり、この部隊に送られる事は事実上の左遷を意味しており軍の内部で出世できないことを示す。実際多くのメンバーは連邦軍出身のベテランもいる一方で、スカウトされた元戦災孤児やガンダム絡みの事件に巻き込まれた連邦兵、グリプス戦役中に組織を離脱した元ティターンズ兵等、軍としては扱いが難しい者も所属している他、かつての英雄であるアムロやブライトが配属されてるのも彼らの軍内部の立場を象徴しており、『逆襲のシャア』前日談の『ハイストリーマー』ではロンド・ベルからの移動が決まり喜ぶクルー達に対しアムロが苦言を発している。またその任務の性質上[[スペースノイド]]からはティターンズの再来と嫌悪され、連邦政府とコロニー市民との板挟みを強いられている。
    
活動時期は[[宇宙世紀]]0090年から10年あまりとされる。[[第2次ネオ・ジオン抗争]]から3年後の『機動戦士ガンダムUC』にも登場しており、相変わらずの精鋭部隊のようではあるが、稼働中で人も多数いるコロニー内に[[モビルスーツ]]を侵入させ、結果的にコロニー内で大規模戦闘を発生させるなど、あまり良い印象があるとは言えない。また、第2次ネオ・ジオン抗争から12年後の『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』では、第13独立艦隊に編入されており、この時点での隊の状況は不明となっている(ロンド・ベル自体が第13独立艦隊に再編成されたという見解が一般的ではある)。
 
活動時期は[[宇宙世紀]]0090年から10年あまりとされる。[[第2次ネオ・ジオン抗争]]から3年後の『機動戦士ガンダムUC』にも登場しており、相変わらずの精鋭部隊のようではあるが、稼働中で人も多数いるコロニー内に[[モビルスーツ]]を侵入させ、結果的にコロニー内で大規模戦闘を発生させるなど、あまり良い印象があるとは言えない。また、第2次ネオ・ジオン抗争から12年後の『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』では、第13独立艦隊に編入されており、この時点での隊の状況は不明となっている(ロンド・ベル自体が第13独立艦隊に再編成されたという見解が一般的ではある)。
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:[[ラー・カイラム]]のチーフメカニック。SRWでは数多の他作品のメカニックもいる中でも[[まとめ役]]を務めることが多い大ベテラン。最後は爆発に巻き込まれて死亡。
 
:[[ラー・カイラム]]のチーフメカニック。SRWでは数多の他作品のメカニックもいる中でも[[まとめ役]]を務めることが多い大ベテラン。最後は爆発に巻き込まれて死亡。
 
;[[トゥース]]
 
;[[トゥース]]
:ロンド・ベル隊の戦術士官。
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:ラー・カイラムの操艦士。
 
;[[メラン]]
 
;[[メラン]]
:ラー・カイラムの副長。3年後のラプラス戦争でも副長を務める。
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:ラー・カイラムの副長。3年後のラプラス事変でも副長を務める。
 
;[[オットー・ミタス]]
 
;[[オットー・ミタス]]
 
:ネェル・アーガマの艦長。
 
:ネェル・アーガマの艦長。
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:ロンド・ベル結成に一役買った[[地球連邦政府]]の高官。ロンド・ベルに最新式の装備を与えた彼の功績は大きい。
 
:ロンド・ベル結成に一役買った[[地球連邦政府]]の高官。ロンド・ベルに最新式の装備を与えた彼の功績は大きい。
 
;ボッシュ・ウェラー
 
;ボッシュ・ウェラー
:『[[機動戦士ガンダムF90]]』に登場。[[カラバ]]出身で当時からアムロの部下を務めていたモビルスーツ部隊の隊員であり、[[ジムIII]]や[[ジェガン]]のパイロットを務めた。アクシズ・ショックの際にサイコフレームの光を見た事で「'''ガンダムという名の悪魔'''」の力に魅了されてしまう。
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:『[[機動戦士ガンダムF90]]』に登場。[[カラバ]]出身で当時からアムロの部下を務めていた。モビルスーツ部隊の隊員であり、[[ジムIII]]や[[ジェガン]]のパイロットを務めた。アクシズ・ショックの際にサイコフレームの光を見た事で「'''ガンダムという名の悪魔'''」の力に魅了されてしまう。
    
== 保有兵器 ==
 
== 保有兵器 ==
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:ロンド・ベルの主力モビルスーツ。[[ジム]]シリーズや[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]等のこれまでの連邦系量産MSの技術を結集した、信頼性の高い汎用量産機。
 
:ロンド・ベルの主力モビルスーツ。[[ジム]]シリーズや[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]等のこれまでの連邦系量産MSの技術を結集した、信頼性の高い汎用量産機。
 
;[[ジムIII]]
 
;[[ジムIII]]
:[[フィフス・ルナ]]落下阻止の攻防までボッシュ・ウェラーの機体が運用され、同戦闘で撃墜されたことが後年明らかになった。
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:[[フィフス・ルナ]]落下阻止の攻防までボッシュ・ウェラーの機体が運用され、同戦闘で撃墜されたことが後年明らかになった。『UC』でも運用されている。
 
;[[リゼル]]
 
;[[リゼル]]
 
:『UC』に登場した量産型可変モビルスーツ。
 
:『UC』に登場した量産型可変モビルスーツ。
 
;[[ジェスタ]]
 
;[[ジェスタ]]
 
:『UC』に登場したジェガンの発展機。本来は[[ユニコーンガンダム]]の護衛を目的に開発された。
 
:『UC』に登場したジェガンの発展機。本来は[[ユニコーンガンダム]]の護衛を目的に開発された。
 
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;[[ギラ・ズール]]
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:『UC』に登場した[[ギラ・ドーガ]]の発展機で[[袖付き]]の主力機。劇中では[[ガランシェール]]隊所属機と袖付きが放置した親衛隊機をリペイントして使用した。
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*[[英語]]表記は「Rondo Bell」となっている場合もある。
 
*[[英語]]表記は「Rondo Bell」となっている場合もある。
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