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| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
 
| 異名 = [[異名::勇者王]]
 
| 異名 = [[異名::勇者王]]
| 種族 = 地球人(日本人・[[サイボーグ]])→[[エヴォリュダー]]
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| 種族 = [[種族::地球人]](日本人・[[サイボーグ]])→[[エヴォリュダー]]→[[セミ・エヴォリュダー]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
| 所属 = [[富士宇宙学校]]→[[GGG]]機動部隊
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| 星座 = 獅子座
| 役職 = [[GGG]]機動部隊隊長→GGGグリーン長官代理(覇界王)
   
| 年齢 = 19~20歳(TV版)<br />21~22歳(FINAL)
 
| 年齢 = 19~20歳(TV版)<br />21~22歳(FINAL)
| 血液型 = A型
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| 出身 = [[日本]]
| 身長 = 2.01m(イークイップ時)
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| 身長 = [[身長::2.01 m]](イークイップ時)
| 体重 = 125kg
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| 体重 = [[体重::125 kg]]
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| 血液型 = [[血液型::A]]型
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| 所属組織 = {{所属 (人物)|富士宇宙学校}}→{{所属 (人物)|GGG}}
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| 所属部隊 = 機動部隊
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| 役職 = 隊長→GGGグリーン長官代理(覇界王)
 
| 好きな食べ物 = 紅生姜をてんこ盛りにのせた牛丼
 
| 好きな食べ物 = 紅生姜をてんこ盛りにのせた牛丼
 
| 嫌いな食べ物 = コンニャク
 
| 嫌いな食べ物 = コンニャク
| 出身 = [[日本]]
   
}}
 
}}
 
'''獅子王凱'''は『[[勇者王ガオガイガー]]』及び『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』の[[主人公]]。
 
'''獅子王凱'''は『[[勇者王ガオガイガー]]』及び『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』の[[主人公]]。
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[[科学者・技術者|科学者]]である[[獅子王麗雄]]を父、宇宙飛行士である[[獅子王絆]]を母に持つ。少年時代に母の乗った[[木星]]探査船ジュピロス5が木星で消息を絶つという事件から、「'''木星に母を迎えに行く'''」という夢を持って宇宙飛行士を目指す。そして史上最年少で宇宙飛行士となるが、[[西暦]]2003年(本編は西暦2005年と設定されているので、その2年前)宇宙開発公団の[[テストパイロット]]だった頃、[[EI-01]]との接触事故を起こしてしまう。事故で瀕死の重傷を負うが、EI-01を追ってきた[[ギャレオン]]に救われ、父の手によりギャレオンのもたらした[[Gストーン]]を動力源とする[[サイボーグ]]として復活した<ref>ただし、'''凱は戸籍上は死亡扱いになっており、彼の墓が存在する'''。</ref>。まさに超人と呼ぶべきサイボーグの能力を持つが、解析途上のオーバーテクノロジーの産物で生命を維持しているため、初期は戦闘終了後に倒れてしまうことも多かった。
 
[[科学者・技術者|科学者]]である[[獅子王麗雄]]を父、宇宙飛行士である[[獅子王絆]]を母に持つ。少年時代に母の乗った[[木星]]探査船ジュピロス5が木星で消息を絶つという事件から、「'''木星に母を迎えに行く'''」という夢を持って宇宙飛行士を目指す。そして史上最年少で宇宙飛行士となるが、[[西暦]]2003年(本編は西暦2005年と設定されているので、その2年前)宇宙開発公団の[[テストパイロット]]だった頃、[[EI-01]]との接触事故を起こしてしまう。事故で瀕死の重傷を負うが、EI-01を追ってきた[[ギャレオン]]に救われ、父の手によりギャレオンのもたらした[[Gストーン]]を動力源とする[[サイボーグ]]として復活した<ref>ただし、'''凱は戸籍上は死亡扱いになっており、彼の墓が存在する'''。</ref>。まさに超人と呼ぶべきサイボーグの能力を持つが、解析途上のオーバーテクノロジーの産物で生命を維持しているため、初期は戦闘終了後に倒れてしまうことも多かった。
   −
学生時代は顔良し、頭良し、スポーツも万能な優等生で父親・麗雄は世界十大頭脳の一人と来て、本人は自覚していないようだが周囲に憧れられる存在だった。サイボーグとなってからも護の同級生である[[狐森レイコ]]から「'''チョベリカチョロン様'''<ref>超ベリーかっちょいいロンゲ様という意味らしい。</ref>」と呼ばれ惚れられている。また史上最年少で宇宙飛行士になれたのは、成績もさることながら、初の一人乗り宇宙船「スピリッツ号」のテストパイロットとなるに当たって、宇宙船で宇宙飛行士のサポートを行なう超[[AI]]と非常に相性が良かったためであるとされる。超AIに慕われやすいその性質は、GGG機動隊長となってからも遺憾なく発揮されている。
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学生時代は顔良し、頭良し、スポーツも万能な優等生で父親・麗雄は世界十大頭脳の一人と来て、本人は自覚していないようだが周囲に憧れられる存在だった。サイボーグとなってからも護の同級生である[[狐森レイコ]]から「'''チョベリカチョロン様'''<ref>超ベリーかっちょいいロンゲ様という意味らしい。</ref>」と呼ばれ惚れられている。また史上最年少で宇宙飛行士になれたのは、成績もさることながら、初の一人乗り宇宙船「スピリッツ号」のテストパイロットとなるに当たって、宇宙船で宇宙飛行士のサポートを行なう超[[AI]]と非常に相性が良かったためであるとされる。超AIに慕われやすいその性質はGGG機動隊長となってからも遺憾なく発揮されている。
   −
サイボーグ化された際に頭部以外は機械の身体となっているが、娯楽のために味覚は残してあり、[[食べ物・料理|食事]]も普通にできる。好物は紅生姜をてんこ盛りにのせた牛丼。嫌いな物はコンニャク(子供の頃、食べていたコンニャクが喉に詰まってしまい、危うく窒息死しかけたため)。ただし、食事をしても栄養になることはなく、体内で焼却処分されるだけである。
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サイボーグ化された際に頭部以外は機械の身体となっているが娯楽のために味覚は残してあり、[[食べ物・料理|食事]]も普通にできる。好物は紅生姜をてんこ盛りにのせた牛丼。嫌いな物はコンニャク(子供の頃、食べていたコンニャクが喉に詰まってしまい、危うく窒息死しかけたため)。ただし、食事をしても栄養になることはなく、体内で焼却処分されるだけである。
    
その性格は'''自身の身を顧みず、[[正義]]と[[勇気]]を最後まで貫く「[[勇者]]」'''。カッコいいのだが、初登場時は意外とカッコ悪く、[[天海護]]に「おじさん」と呼ばれ大人気なく反論していた隙を突かれて[[海]]に落とされるという情けないデビューであった(しかも1話で2回)。また、戦いの最中でも口数が多く、当たり前のことも言ったりする。なおその性格については、[[小説|小説版]]において'''護に「(周囲の人間の気持ちに応えるために)弱音は吐けない。自分は勇者でなくてはならない」'''と吐露するなど、多少意識的なものである節が示唆されている。サイボーグになる前はここまで「勇者」な性格ではなかったらしい。
 
その性格は'''自身の身を顧みず、[[正義]]と[[勇気]]を最後まで貫く「[[勇者]]」'''。カッコいいのだが、初登場時は意外とカッコ悪く、[[天海護]]に「おじさん」と呼ばれ大人気なく反論していた隙を突かれて[[海]]に落とされるという情けないデビューであった(しかも1話で2回)。また、戦いの最中でも口数が多く、当たり前のことも言ったりする。なおその性格については、[[小説|小説版]]において'''護に「(周囲の人間の気持ちに応えるために)弱音は吐けない。自分は勇者でなくてはならない」'''と吐露するなど、多少意識的なものである節が示唆されている。サイボーグになる前はここまで「勇者」な性格ではなかったらしい。
   −
[[卯都木命]]とのデートなど、オフに於ける私服から独特のファッションセンスの持ち主である事が窺え、中には改造人間繋がり故か、特撮作品『仮面ライダー』の主人公・本郷猛を彷彿とさせる服装<ref>このコスチュームの設定画に於ける凱は、'''ご丁寧に仮面ライダー新1号の変身ポーズまで取っている。'''</ref>まで披露している。機械のボディを隠すためか、夏でも長袖・長ズボン・手袋が基本。ちなみにサイボーグボディの右胸は空きスペースであり、命の写真のロケットが入っている。
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[[卯都木命]]とのデートといったオフに於ける私服から独特のファッションセンスの持ち主である事が窺え、中には改造人間繋がりゆえか特撮作品『仮面ライダー』の主人公・本郷猛を彷彿とさせる服装<ref>このコスチュームの設定画に於ける凱は、'''ご丁寧に仮面ライダー新1号の変身ポーズまで取っている。'''</ref>まで披露している。機械のボディを隠すためか夏でも長袖・長ズボン・手袋が基本。ちなみにサイボーグボディの右胸は空きスペースであり、命の写真のロケットが入っている。
    
『勇者王ガオガイガー』の最終回でGストーンの導きにより、Gストーンとサイボーグが融合した超進化人類・[[エヴォリュダー]]となった。見た目は生身の人間そのものだが、宇宙服も着ずに宇宙空間で活動したり、触れただけでコンピューターに進入したり、体内に送り込まれた[[ナノマシン]]を書き換えたりと、超人的な能力を誇る。ちなみに機械とのアクセス能力に関しては、劇中多用されている『[[勇者エクスカイザー]]』のオマージュであると思われる。[[パルパレーパ・プラス]]との戦いでガオファイガーの上半身が半壊した際には、機体内部のコード類を引き寄せ体に巻きつけて無理やり機体を動かし、ドリルニーを放つというゾンダーじみた荒技もやってのけた。事実、生物と機械の融合体という一点においては、エヴォリューダーとゾンダリアンは同質の存在といえる。
 
『勇者王ガオガイガー』の最終回でGストーンの導きにより、Gストーンとサイボーグが融合した超進化人類・[[エヴォリュダー]]となった。見た目は生身の人間そのものだが、宇宙服も着ずに宇宙空間で活動したり、触れただけでコンピューターに進入したり、体内に送り込まれた[[ナノマシン]]を書き換えたりと、超人的な能力を誇る。ちなみに機械とのアクセス能力に関しては、劇中多用されている『[[勇者エクスカイザー]]』のオマージュであると思われる。[[パルパレーパ・プラス]]との戦いでガオファイガーの上半身が半壊した際には、機体内部のコード類を引き寄せ体に巻きつけて無理やり機体を動かし、ドリルニーを放つというゾンダーじみた荒技もやってのけた。事実、生物と機械の融合体という一点においては、エヴォリューダーとゾンダリアンは同質の存在といえる。
   −
サイボーグ時は「アルティメットアーマー」エヴォリュダー時は「IDアーマー」を着用。両アーマーとも分割し、トランクに収納・携行できる。サイボーグ時は'''サイボーグ・ガイ'''、エヴォリュダー時は'''エヴォリュダー・ガイ'''とも呼ばれている。
+
『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』ではオレンジサイトからトリプルゼロに汚染される前に脱出し、ガッツィー・グローバル・ガードに合流したと思われていたが、他のGGGグリーンの隊員達と同じくトリプルゼロに既に汚染されていた。即座に眷属化しなかった理由は、エヴォリュダーである凱の細胞に内包される極小サイズのGストーンに情報として宿った三重連太陽系の人々の魂が抗っていたからであった。しかし、凱の心が折れる事態が起こればすぐにでも眷属化する事を[[ベターマン (ソムニウム)|ソムニウム]]達は見抜いており、それ故に彼の事を「'''元凶なりし者'''」と呼び敵視していた。
   −
ちなみに'''ハイパーモード'''という限界駆動モードへと変身('''体表が金色に輝く''')することが出来る。ゾンダリアンとも互角以上に渡り合える能力を得るが、身体への負荷も大きく、3分経つと強制終了する。
+
[[ベターマン・カタフラクト|究極超生王ベターマン・カタフラクトテラ]]との戦いで、GGG勇者ロボやキングジェイダー、[[オービットベース]]、各ジェネシックマシンに搭乗していた面々がカタフラクトテラによって次々と消された(実際には[[シャーラ]]によって亜空間に退避された)事で凱は絶望<ref>正確には仲間を失う以前、戦闘開始から程なくアルジャーノンの初期症状と思われる激しい怒りに取り憑かれ、次いで体内からトリプルゼロを放出するようになっている。</ref>し、「青の星の覇界王」として覚醒してしまう。凱の覇界王ファイナル・ガイガーと[[ラミア (ベターマン)|ラミア]]の[[ベターマン・オルトス|超生体ベターマン・オルトス]]の最終決戦はラミアが勝利し、凱の細胞中のトリプルゼロに汚染されたGストーンはエメラルドグリーンの[[花#架空の花|アニムスの花]]として芽生え、そこからソムニウムが<パトリア>の刻に必要なアニムスの実「'''パトリアの実'''」が実る。
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『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』ではオレンジサイトからトリプルゼロに汚染される前に脱出し、ガッツィー・グローバル・ガードに合流したと思われていたが、他のGGGグリーンの隊員達と同じくトリプルゼロに既に汚染されていた。即座に眷属化しなかった理由は、エヴォリュダーである凱の細胞に内包される極小サイズのGストーンに情報として宿った三重連太陽系の人々の魂が抗っていたからであった。しかし、凱の心が折れる事態が起こればすぐにでも眷属化する事を[[ベターマン (ソムニウム)|ソムニウム]]達は見抜いており、それ故に彼の事を「'''元凶なりし者'''」と呼び敵視していた。
+
それによって凱はエヴォリュダーとして力をほぼ失いセミ・エヴォリュダーに近い存在<ref>明示された変化としては遺伝子の異常な顕性が消失し、宇宙空間では機密服が必要になっている。</ref>となり、命と結婚。月面決戦の一年後、命・J・ルネ・そしてギャレオンと共にジェイアークに乗り外宇宙に木星のようなトリプルゼロが漏れ出す次元のほころびが発生していないかを調査する任務へと旅立っていった。
   −
[[ベターマン・カタフラクト|究極超生王ベターマン・カタフラクトテラ]]との戦いで、GGG勇者ロボやキングジェイダー、[[オービットベース]]、各ジェネシックマシンに搭乗していた面々がカタフラクトテラによって次々と消された(実際には[[シャーラ]]によって亜空間に退避された)事で凱は絶望<ref>正確には仲間を失う以前、戦闘開始から程なくアルジャーノンの初期症状と思われる激しい怒りに取り憑かれ、次いで体内からトリプルゼロを放出するようになっている。</ref>し、「青の星の覇界王」として覚醒してしまう。凱の覇界王ファイナル・ガイガーと[[ラミア (ベターマン)|ラミア]]の[[ベターマン・オルトス|超生体ベターマン・オルトス]]の最終決戦はラミアが勝利し、凱の細胞中のトリプルゼロに汚染されたGストーンはエメラルドグリーンのアニムスの花として芽生え、そこからソムニウムが<パトリア>の刻に必要なアニムスの実「'''パトリアの実'''」が実る。
+
=== サイボーグ・ガイ===
 +
:'''アルティメットアーマー'''装着状態で金と銀の戦闘形態。分割して、専用トランクに携行も可能。
 +
:左腕にはギャレオンを呼び寄せる映写光線の'''プロジェクションビーム'''と武器の'''ウィルナイフ'''を併せ持つライオン型手甲の'''ガオーブレス'''を装備。'''イークイップ'''の掛け声と共に頭部装甲の'''ホーンクラウン'''と左目用多機能モニターの'''サイバースコープ'''が展開され、身体能力も30%向上。
 +
:髪の毛状に束ねられた電池状ユニットの'''エネルギーアキュメーター'''を左右同時に引っ張ることで金色の限界駆動モードで身体能力が15%向上する'''ハイパーモード'''となる。ハイパーモードはゾンダリアンとも互角以上に渡り合える能力を得るが身体への負荷が大きい為、3分経つと強制終了する。
   −
それによって凱はエヴォリュダーとして力をほぼ失いセミ・エヴォリュダーに近い存在<ref>明示された変化としては遺伝子の異常な顕性が消失し、宇宙空間では機密服が必要になっている。</ref>となり、命と結婚。月面決戦の一年後、命・J・ルネ・そしてギャレオンと共にジェイアークに乗り外宇宙に木星のようなトリプルゼロが漏れ出す次元のほころびが発生していないかを調査する任務へと旅立っていった。
+
=== エヴォリュダー・ガイ ===
 +
:'''IDアーマー'''装着状態で金と緑の戦闘形態。
 +
:ID5のIDスーツの後継機でアルティメットアーマー同様に分割して、専用トランクに携行可能で装着時は緑のスーツの上から金の鎧を纏う。武器は以前と同じく、ウィルナイフを使用。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
他作品の主人公と比べて年齢が高めであるため、年長者として落ち着いた言動が多い。ただし、ガオガイガー関連のシナリオでは味方から励まされることも多々ある。
+
他作品の主人公と比べて年齢が高めであるため、年長者として落ち着いた言動が多い。ただし、ガオガイガー関連のシナリオでは味方から励まされることも多々ある。また、戦闘も可能なサイボーグであることから要人警護や[[白兵戦]]がシナリオで展開される際などでも出番が多い。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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:格闘、技量、命中のパラメータが高く、[[特殊技能|勇者技能]]も相まってクリティカルを量産してくれるが、全体攻撃がなく射程が短いため雑魚戦はスターガオガイガー入手までは別のユニットに任せた方が無難。それでもボスまでの道のりを[[加速]]役として貢献できる。ハンマーヘルアンドヘヴンはαナンバーズトップクラスの攻撃力であり、[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]のトドメ用の特殊台詞が存在する。
 
:格闘、技量、命中のパラメータが高く、[[特殊技能|勇者技能]]も相まってクリティカルを量産してくれるが、全体攻撃がなく射程が短いため雑魚戦はスターガオガイガー入手までは別のユニットに任せた方が無難。それでもボスまでの道のりを[[加速]]役として貢献できる。ハンマーヘルアンドヘヴンはαナンバーズトップクラスの攻撃力であり、[[ナシム・ガンエデン|ガンエデン]]のトドメ用の特殊台詞が存在する。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:前半はTV版のグラフィックだが、後半は『FINAL』のグラフィックとなる(42話「超勇者黙示録」のみ終盤の血塗れのグラフィック)。本作と『W』で、IDアーマーを装着して[[ジェネシックガオガイガー]]に搭乗するのはスパロボオリジナル。声が同じ『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ムルタ・アズラエル]]からは一方的に敵対視される。
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:前半はTV版のグラフィックだが、後半は『FINAL』のグラフィックとなる(42話「超勇者黙示録」のみアーマーを脱いだ血塗れのグラフィックで、小隊長能力も異なる)。本作と『W』で、IDアーマーを装着して[[ジェネシックガオガイガー]]に搭乗するのはスパロボオリジナル。声が同じ『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ムルタ・アズラエル]]からはボイスで敵愾心を強く向けられる声優ネタがある。
 
:本作でも[[ケイサル・エフェス|ラスボス]]に専用トドメ台詞が存在する。
 
:本作でも[[ケイサル・エフェス|ラスボス]]に専用トドメ台詞が存在する。
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=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
:今回は[[旋風寺舞人|声が同じ勇者の隊長]]と初共演の為に新規収録が行われた。
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:今回は[[旋風寺舞人|声が同じ勇者の隊長]]と初共演の為に新規収録が行われた。またシリーズで初めてハイパーモード発動時の様子が一枚絵で描かれた。
 
:今作では[[機界新種]]戦後もサイボーグのままだが、EDで[[エヴォリュダー]]への進化が示唆されている。
 
:今作では[[機界新種]]戦後もサイボーグのままだが、EDで[[エヴォリュダー]]への進化が示唆されている。
 
:ちなみに初の『真ゲッターロボ 世界最後の日』との共演だが、同じ名前、同じ字の[[凱]]は今回影も形もいないので、残念ながら(?)凱同士の競演はならなかった。
 
:ちなみに初の『真ゲッターロボ 世界最後の日』との共演だが、同じ名前、同じ字の[[凱]]は今回影も形もいないので、残念ながら(?)凱同士の競演はならなかった。
103行目: 110行目:  
:原作とは異なり、青の星の覇界王へは覚醒せず、そのままエンディングに入るため原作において提示された問題は本作内では保留される運びとなった。
 
:原作とは異なり、青の星の覇界王へは覚醒せず、そのままエンディングに入るため原作において提示された問題は本作内では保留される運びとなった。
 
:ボイスも多数新規収録されているが、現バージョンでは『T』から一部流用している関係で音声の指定ミスが存在し、被弾時には「俺は不死身のサイボーグ」発言をする姿が見られる。
 
:ボイスも多数新規収録されているが、現バージョンでは『T』から一部流用している関係で音声の指定ミスが存在し、被弾時には「俺は不死身のサイボーグ」発言をする姿が見られる。
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:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===  
 
=== [[能力|能力値]] ===  
[[命中]]・[[回避]]を含めて全体的に高水準。[[射撃]]こそ少々低いが、ほぼ死に能力なので気にする必要は無い。
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[[命中]]・[[回避]]を含めて全体的に高水準。[[射撃 (能力)|射撃]]こそ少々低いが、ほぼ死に能力なので気にする必要は無い。
    
『第3次α』や『W』といったTV版とFINALの両方にまたがって進行する作品の場合、[[サイボーグ]]から[[エヴォリュダー]]になると同時に能力が上がる。
 
『第3次α』や『W』といったTV版とFINALの両方にまたがって進行する作品の場合、[[サイボーグ]]から[[エヴォリュダー]]になると同時に能力が上がる。
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:'''[[勇者|勇者(凱)]]'''
 
:'''[[勇者|勇者(凱)]]'''
:必殺技威力と攻撃力に補正がかかる。
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:メインスロットの必殺技威力・攻撃力が増加する。
 
:'''[[Gストーン|Gストーン(凱)]]'''
 
:'''[[Gストーン|Gストーン(凱)]]'''
:与ダメージにに補正がかかる。自分のアクション開始時に気力が上昇する。
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:与ダメージが増加する。自分のアクション開始時に気力が上昇する。
 
:'''[[サイボーグ|サイボーグ(凱)]]'''
 
:'''[[サイボーグ|サイボーグ(凱)]]'''
:HP、気力上限が増加する。
+
:HP・気力上限が増加する。
 
:'''[[GGG]]機動部隊・隊長'''
 
:'''[[GGG]]機動部隊・隊長'''
 
:防御力が増加する。一定の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。
 
:防御力が増加する。一定の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。
 +
:'''[X]勇気ある戦い'''
 +
:移動力・攻撃力・防御力・照準値が増加する。アクション開始時にHP50%以下のとき、ステージ中一度だけ「不屈」(レベルが上がると「決意」も追加される)がかかる。
 +
:'''[+]熱き心'''
 +
:攻撃力・照準値・HPが増加する。出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP50%以下のとき、「ひらめき」がかかる(LV10で追加される)。
 +
:'''インファイト(凱)'''
 +
:防御力・照準値が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。ステージ開始時、気力が上昇する(LV10で追加される)。
 +
:'''[Z]人類最強のサイボーグ'''
 +
:攻撃力・照準値が増加する。気力140以上の時、ステージ中一度「[[熱血]]」(レベルが上がると「必中」「不屈」も追加される)がかかる。移動力が増加する(LV5で追加される)。被ダメージ時の気力上昇量が増加する(LV20で追加される)。
    
=== [[小隊長能力]] ===
 
=== [[小隊長能力]] ===
264行目: 280行目:  
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の[[宇宙怪獣]]との最終決戦の最終局面にて、彼や洸と共にノリコ達を助けた。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の[[宇宙怪獣]]との最終決戦の最終局面にて、彼や洸と共にノリコ達を助けた。
 
;[[流竜馬 (OVA)]]
 
;[[流竜馬 (OVA)]]
 +
:『DD』では幼少期の憧れの人。月面戦争の英雄だった彼が早乙女博士を理由もなく殺害したとは今でも信じられず、隠された真相があるのではと疑っている。
 
:『30』では甲児やアムロと同じく10年前の戦友。当時は凱の方が年長だったが帰還時の時間軸のずれにより年齢を追い越されてしまったため対等に接している。
 
:『30』では甲児やアムロと同じく10年前の戦友。当時は凱の方が年長だったが帰還時の時間軸のずれにより年齢を追い越されてしまったため対等に接している。
 
:また10年前に「おじさん」呼びされたようで、帰還後に年齢が逆転したことから「竜馬おじさん」と呼んで仕返しする場面もある。
 
:また10年前に「おじさん」呼びされたようで、帰還後に年齢が逆転したことから「竜馬おじさん」と呼んで仕返しする場面もある。
309行目: 326行目:  
:『W』では彼に「キング」と呼ばれている。
 
:『W』では彼に「キング」と呼ばれている。
 
;[[ムルタ・アズラエル]]
 
;[[ムルタ・アズラエル]]
:『第3次α』では凱に対して(というか[[ガオガイガー]]に対して)対抗心を燃やす。『W』では直接対決する機会がない。
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:『第3次α』では凱に対して(というか[[ガオガイガー]]に対して)対抗心を燃やした戦闘台詞あり。『W』では直接対決する機会がない。
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:『DD』ではついに直接の絡みが実現。ヤキンの戦いで悪足掻きする彼を[[デビルマン]]達と共に敗退に追い込むが、後に[[ディスコード・ディフューザー]]として現れた彼と再び敵対。何故か別世界の情報を知っている事に疑問を抱く。
 
;[[アッシュ・グレイ]]
 
;[[アッシュ・グレイ]]
 
:『W』では敵対している彼にも皮肉交じりに「勇者王」と呼ばれている。彼にとって凱は最も気に入らないタイプの人間らしい。
 
:『W』では敵対している彼にも皮肉交じりに「勇者王」と呼ばれている。彼にとって凱は最も気に入らないタイプの人間らしい。
328行目: 346行目:  
;[[ショウ・ザマ]]
 
;[[ショウ・ザマ]]
 
:『BX』では彼の葛藤を見抜いて見せた。
 
:『BX』では彼の葛藤を見抜いて見せた。
 +
;[[エルネスティ・エチェバルリア]]
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:『30』では凱が語ったゾンダーとの戦いのエピソードに感動する。また「異世界の勇者」として心中でエールを送った。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
355行目: 375行目:  
:『BX』では20通り以上のパターンがある。
 
:『BX』では20通り以上のパターンがある。
 
;「おいおい…おじさんはないだろう。これでもまだ、二十歳なんだぜ!」
 
;「おいおい…おじさんはないだろう。これでもまだ、二十歳なんだぜ!」
:[[天海護|護]]の「うわっはぁ! おじさん、カッコいい!!」という台詞に対してのオジサン部分への反論。が、第一話ではこの大人げない反論の間に海に叩き落されたりと二度も散々な目にあっているのでしばしばネタにされる。第2次αでは[[DVE]]。ちなみに年齢の項を見れば解るが実は劇中特に描写は無いものの誕生日を迎えており、途中で二十一歳になっている。
+
:[[天海護|護]]の「うわっはぁ! おじさん、カッコいい!!」という台詞に対してのオジサン部分への反論。が、第一話ではこの大人げない反論の間に海に叩き落されたりと二度も散々な目にあっているのでしばしばネタにされる。『第2次α』では[[DVE]]。ちなみに年齢の項を見れば解るが実は劇中特に描写は無いものの誕生日を迎えており、途中で二十一歳になっている。
 +
:同様の台詞は前作『勇者指令ダグオン』(SRW未参戦)にも存在しており、セルフオマージュとも思われる<ref>第24話において、凱とはライオン繋がりのある宇宙剣士ライアンが護とは子供繫がりのあるガンキッドから「おじさん」と呼ばれた際に「これでもまだ若いんだ」と返した。</ref>。
 
;「心配するな。俺は地上最強のサイボーグだぜ」
 
;「心配するな。俺は地上最強のサイボーグだぜ」
 
:FINALでは[[サイボーグ]]の部分が[[エヴォリュダー]]になる。心配された時に相手を安心させるための決め文句。
 
:FINALでは[[サイボーグ]]の部分が[[エヴォリュダー]]になる。心配された時に相手を安心させるための決め文句。
363行目: 384行目:  
:第30話、[[EI-01]]である[[パスダー]]との決戦の中、あまりに強大な力に追い込まれていく。そして最後の手段として凱たち勇者ロボ軍団は弾丸Xの使用を提案する。
 
:第30話、[[EI-01]]である[[パスダー]]との決戦の中、あまりに強大な力に追い込まれていく。そして最後の手段として凱たち勇者ロボ軍団は弾丸Xの使用を提案する。
 
;「みんな、わかっているな…この弾丸Xは…」<br />超竜神「覚悟の上です…隊長…」<br />ビッグボルフォッグ「勇者として望む所!」<br />ゴルディマーグ「さっさと おっぱじめようぜ!」<br />「''全てはEI-01を倒すために!''」
 
;「みんな、わかっているな…この弾丸Xは…」<br />超竜神「覚悟の上です…隊長…」<br />ビッグボルフォッグ「勇者として望む所!」<br />ゴルディマーグ「さっさと おっぱじめようぜ!」<br />「''全てはEI-01を倒すために!''」
:同話、弾丸X内部にて、勇者ロボたちは己に待ち受ける運命を受け入れるように誓い合う。最後の一文は四人が一斉に叫びあっている。
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:同話、[[弾丸X]]内部にて、勇者ロボたちは己に待ち受ける運命を受け入れるように誓い合う。最後の一文は四人が一斉に叫びあっている。
;「EI-01! 光になれえ……!! でぇぇやあああああああ!!」
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;「EI-01!! 光になれぇぇぇぇっ!! でやあああああっ!!」
:同話、これまでの戦いが脳裏を駆け巡る中、自身と命の運命を変えたパスダーへゴルディオンハンマーを浴びせる。そして、ガオガイガーが振り返った直後にパスダーは光の柱となった。勇者たちの勝利となったが…。
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:同話、これまでの戦いが脳裏を駆け巡る中、自身と命の運命を変えたパスダーへゴルディオンハンマーを浴びせる。そして、ガオガイガーが振り返った直後にパスダーは光の柱となった。勇者たちの勝利となった。しかし、弾丸Xの反動によりGストーンは動きを停止。勇者たちの命は燃え尽きたかに思われたが…。
 
;「…どうしたんだ? GGGの隊員がベソかいてちゃみっともないぜ…」
 
;「…どうしたんだ? GGGの隊員がベソかいてちゃみっともないぜ…」
:同話ラスト、弾丸Xの反動によりGストーンは動きを停止。勇者たちの命は燃え尽きたかに思われたが、護の慟哭に応えるかのようにGストーンは光を取り戻した。
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:同話ラスト。護の慟哭に応えるかのように、死したと思われた勇者は復活。Gストーンは光を取り戻した。
 
;「俺は負けない…! 負けるわけにはいかない! 今まで俺を支えてきてくれた仲間たちのために…守るべき人たちのために! 最後に残された俺の最大の武器を見せてやるぜ! それは…勇気だぁぁぁぁ!!」
 
;「俺は負けない…! 負けるわけにはいかない! 今まで俺を支えてきてくれた仲間たちのために…守るべき人たちのために! 最後に残された俺の最大の武器を見せてやるぜ! それは…勇気だぁぁぁぁ!!」
 
;「俺の…俺の勇気は…死なない…!」
 
;「俺の…俺の勇気は…死なない…!」
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;「宇宙に必要なのは、おまえたちの機界昇華じゃない! 俺たちの熱い勇気だ! それをマイナス思念と呼ぶのなら、滅ぶべきはZマスター! おまえの方だぁぁぁぁぁ!!」
 
;「宇宙に必要なのは、おまえたちの機界昇華じゃない! 俺たちの熱い勇気だ! それをマイナス思念と呼ぶのなら、滅ぶべきはZマスター! おまえの方だぁぁぁぁぁ!!」
 
:同話、Zマスターの中枢である心臓原種へ向けてゴルディオンハンマーを放つ。
 
:同話、Zマスターの中枢である心臓原種へ向けてゴルディオンハンマーを放つ。
;「ファイナル!フュウウジョォォォンッ!!」<br />氷竜・炎竜「うおおおおおおおーっ!!!」<br />ボルフォッグ「うおおおおっ!」<br />風龍・雷龍「とああああっ!」<br />風龍「合体開始!」<br />雷龍「おおおおっ!」<br />氷竜「進入角、OK!」<br />炎竜「成功!」<br />ボルフォッグ「ドッキング!パーフェクトロック!」<br />「ガオッ!ガイッ!ガァァァァァァァァッ!!」
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;「ファイナル!フュウウジョォォォンッ!!」<br />氷竜・炎竜「うおおおおおおおーっ!!!」<br />ボルフォッグ「うおおおおっ!」<br />風龍・雷龍「とああああっ!」<br />風龍「合体開始!」<br />雷龍「おおおおっ!」<br />氷竜「進入角、OK!」<br />炎竜「成功!」<br />ボルフォッグ「ドッキング!パーフェクトロック!」<br />「ガオッ!ガイッ!ガァァァァァァァァッ!!」<br />ナレーション「最強勇者ロボ軍団と合体した、究極の勇者王!!戦え!負けるな!! 勝利を掴め!!!我らの希望・ガオガイガー!!!」
:最終話、最強勇者ロボ軍団の超AIとGSライドを積み込んだガオーマシンとのファイナルフュージョン。『BX』では全てDVEで再現されている。
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:最終話、最強勇者ロボ軍団の超AIとGSライドを積み込んだガオーマシンとのファイナルフュージョン。最後に熱いナレーションを経て、最終決戦へ突入する。『BX』では全てDVEで再現されている。
 
;「俺は信じたい……! 人類を…この世界を…そして、俺自身を! だから戦う! 生き抜くために!!!」
 
;「俺は信じたい……! 人類を…この世界を…そして、俺自身を! だから戦う! 生き抜くために!!!」
 
:最終話、[[機界新種]]との決戦にて。
 
:最終話、[[機界新種]]との決戦にて。
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 +
=== TVシリーズ ===
 
;「命のコンニャク攻撃より、はるかに厄介な、コンニャクゾンダーなんだ!」
 
;「命のコンニャク攻撃より、はるかに厄介な、コンニャクゾンダーなんだ!」
 
:第17話でのEI-17戦において、病み上がりながらもヘルアンドヘブンを放つ決意をした直前の発言。出撃前に命から「ヘルアンドヘブンを使ったら、嫌いなコンニャクを食べさせる」と釘を刺された伏線を昇華した発言なのだが、シリアスな笑いである。
 
:第17話でのEI-17戦において、病み上がりながらもヘルアンドヘブンを放つ決意をした直前の発言。出撃前に命から「ヘルアンドヘブンを使ったら、嫌いなコンニャクを食べさせる」と釘を刺された伏線を昇華した発言なのだが、シリアスな笑いである。
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:PSソフト『勇者王ガオガイガー BLOCKADED NUMBERS』における台詞。どちらも女性絡みであり、本編と異なり[[卯都木命|命]]以外の女性に興味が伺える一場面。
 
:PSソフト『勇者王ガオガイガー BLOCKADED NUMBERS』における台詞。どちらも女性絡みであり、本編と異なり[[卯都木命|命]]以外の女性に興味が伺える一場面。
 
:前半は後輩のスミレにアイドルと言われ、残念そうな表情を見せており、直後に命に頬をつねられていた。後半は、[[平田昭子|平田博士]]に対してのもので、博士(と同行していた護)を唖然とさせた。
 
:前半は後輩のスミレにアイドルと言われ、残念そうな表情を見せており、直後に命に頬をつねられていた。後半は、[[平田昭子|平田博士]]に対してのもので、博士(と同行していた護)を唖然とさせた。
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=== FINAL ===
 
;「にゃ、にゃにゃにゃ、にゃにぃーーーーー!? オービットベースの事故は、パピヨンとスワンの仕組んだはったりだったっていうのかぁーー!?」<br>「ゆ、許せん! ちょっと抗議にい……!?」
 
;「にゃ、にゃにゃにゃ、にゃにぃーーーーー!? オービットベースの事故は、パピヨンとスワンの仕組んだはったりだったっていうのかぁーー!?」<br>「ゆ、許せん! ちょっと抗議にい……!?」
:ドラマCD「エヴォリューダーは辛いよ」より。話の中でオービットベースに事故が発生し、ガイは検査の影響で体調不良を抱えながらも、事故の解決のためにガオファイガーで立ち向かう。……が、それが全ては、ガイのエヴォリューダー能力の調査のために、パピヨンとスワンが仕組んだ嘘だったと聞かされて。そりゃ、一歩間違えれば大事故につながりかねない事態で、さらに体調不良を抱えながらも、GGGメンバーのために奮闘していたのが、実は嘘だったと聞かされれば、ガイならずとも怒るのは当たり前だろう。実は大河長官と火麻も一枚噛んでたと聞かされて、憤慨して抗議に行こうとするガイだったが、突然、その彼に悲劇が……!
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:[[ドラマCD]]「エヴォリューダーは辛いよ」より。話の中でオービットベースに事故が発生し、ガイは検査の影響で体調不良を抱えながらも、事故の解決のためにガオファイガーで立ち向かう。……が、それが全ては、ガイのエヴォリューダー能力の調査のために、パピヨンとスワンが仕組んだ嘘だったと聞かされて。そりゃ、一歩間違えれば大事故につながりかねない事態で、さらに体調不良を抱えながらも、GGGメンバーのために奮闘していたのが、実は嘘だったと聞かされれば、ガイならずとも怒るのは当たり前だろう。実は大河長官と火麻も一枚噛んでたと聞かされて、憤慨して抗議に行こうとするガイだったが、突然、その彼に悲劇が……!
 
;「げ、下剤が……。下剤が今になって効いて……!」<br>命「えぇ!?」<br>「トイレ……ち、ちょっとトイレ!!」
 
;「げ、下剤が……。下剤が今になって効いて……!」<br>命「えぇ!?」<br>「トイレ……ち、ちょっとトイレ!!」
 
:そう、出動前のバリウム検査で、バリウムを排出するために飲んでいた下剤が効いてきたのである。先ほどまでの怒りはどこへやら。勇者は大急ぎでトイレに駆け込むのであった。
 
:そう、出動前のバリウム検査で、バリウムを排出するために飲んでいた下剤が効いてきたのである。先ほどまでの怒りはどこへやら。勇者は大急ぎでトイレに駆け込むのであった。
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=== [[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]] ===
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;「滋さんはあまり変わって…いや、太ったかな」
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:オレンジサイトから脱出し、幼少期に会ったきりだった従兄である[[阿嘉松滋]]と再会して、何気なくサラリと言い放った中々ヒドい台詞。当然、中年太りして肥えてしまった自分の身体の事を気にしていた滋は、凱のこのデリカシーゼロの一言にたちまちブンむくれて「大きなお世話だ!この野郎‼」と怒りを隠そうともしなかった。
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:普段は勇者な一面が強調されていて分かりづらいが、(まだ人間だった頃のドラマCDでも顕著だが)素は'''結構毒舌で無神経'''な凱の人間臭い部分がピックアップされている。何年経っても人間の本質はそう簡単には変わらないのだろう。
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:だが逆を言えば、凱の幼少期の頃は、滋は今ほど太ってはいなかったとも言える。
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;「スマホ……たった九年の間に、地球の技術はこんなに進化していたのか!」
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:小説中巻の書き下ろしエピソードにて護のGGGスマホを見ての一言。このとき護はグローバルウォールの画像をスマホで見せていたのだがそちらではなくGGGスマホの方に驚くというジェネレーションギャップ。
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:とはいえ『ガオガイガー』当時、PHSや携帯電話が普及していたもののGGGでは混乱状況下での安定した通信のためにGGGポケベルを使用していた凱にとってはギャレオンのブラックボックス由来のオーバーテクノロジーでない人類が自力で習得した技術の集大成ともいえるスマホに感動を覚えていた。……とこちらでは真っ当にスマホを驚いていたのだが……。
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;「こんなにも進化していたのか!地球の技術力!!」
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:こちらは漫画版でオレンジサイトから脱出して9年の間に普及したタブレット端末に驚愕する一幕。アルエットからの専門用語の数々に流石の勇者もこの時ばかりは9年のブランクで冷や汗ダラダラだった。
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:この後、何とか使いこなそうとあろうことかエヴォリュダー能力を使い、'''誤ってメインシステムと女性隊員の個人情報にアクセスしてしまい'''、プロテクトによって全システムをロックさせてアルエットを激怒させた…(警報に慌てる面々の中で護はGストーン関連の能力なためか凱が原因なことを一瞬で把握したのか、一人冷ややかな目を送っていた…)ジェネレーションギャップを埋める為とはいえ、能力使ってまで何やってんだかこの男は…
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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;「ケイサル・エフェスよ!光になぁれぇぇぇぇぇっ!」
 
;「ケイサル・エフェスよ!光になぁれぇぇぇぇぇっ!」
 
:ゴルディオンクラッシャーで[[ケイサル・エフェス]]にトドメを刺した際に発生する特殊戦闘台詞。
 
:ゴルディオンクラッシャーで[[ケイサル・エフェス]]にトドメを刺した際に発生する特殊戦闘台詞。
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;「俺達の文明を滅ぼされてたまるかぁぁぁぁ!!」
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:対[[機界新種]]用のゴルディオンハンマーでトドメを刺した時の特殊戦闘台詞。現状、機界新種との戦いではゴルディオンハンマーは使用出来ないので没台詞。なお、フラグ上ではゴルディオンクラッシャーでも発生する。
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:珍しく「光になれ」ではない。
 
;「妄信的に従うのは勇気でも誇りでもない!ただの逃避だ!」
 
;「妄信的に従うのは勇気でも誇りでもない!ただの逃避だ!」
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』より、[[ハイ・シャルタット]]との特殊戦闘台詞。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』より、[[ハイ・シャルタット]]との特殊戦闘台詞。
440行目: 479行目:  
;「魔女よ! 光になぁれぇぇぇぇっ!!」
 
;「魔女よ! 光になぁれぇぇぇぇっ!!」
 
:ゴルディオンハンマーで[[デボネア]]にトドメを刺した際に発する特殊戦闘台詞。デボネア自体が負の感情の権化であり、同時に[[RPG]]のラスボス的存在の風格を持つことから、それを最強武器で倒す場面は正に「'''勇者の戦い'''」の見せ場そのものだ。
 
:ゴルディオンハンマーで[[デボネア]]にトドメを刺した際に発する特殊戦闘台詞。デボネア自体が負の感情の権化であり、同時に[[RPG]]のラスボス的存在の風格を持つことから、それを最強武器で倒す場面は正に「'''勇者の戦い'''」の見せ場そのものだ。
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;「勇敢な男だ…その勇気を正しいことに使え!」
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:『[[スーパーロボット大戦30]]』にて、[[ギャブレット・ギャブレー]]を相手にした際の[[特殊戦闘台詞]]。ギャブレーの事を認め称えつつ、諭してもいるのが凱らしくもある。尚、元ネタやオマージュ元となったと思しき台詞が『サイボーグ009対三億円犯人』という短編漫画にある。
 
;「ジアート…お前の哲学で、俺の勇気を砕けるか!」
 
;「ジアート…お前の哲学で、俺の勇気を砕けるか!」
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』における、「オペレーション・ヘヴンズゲート」の対[[ジアート]]特殊戦闘台詞。相手がウルガル人なのに会話が成立したように見える、もしかして後の翻訳担当のおかげか?
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』における、「オペレーション・ヘヴンズゲート」の対[[ジアート]]特殊戦闘台詞。相手がウルガル人なのに会話が成立したように見える、もしかして後の翻訳担当のおかげか?
451行目: 492行目:  
;「EI-01! これで、とどめだぁぁぁぁっ!」
 
;「EI-01! これで、とどめだぁぁぁぁっ!」
 
:[[EI-01]]撃破確定時に発生する戦闘前台詞。スパロボでは撃破確定時に発生する会話は少々珍しい。
 
:[[EI-01]]撃破確定時に発生する戦闘前台詞。スパロボでは撃破確定時に発生する会話は少々珍しい。
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;「行こう、みんな!この星の明日のため…」
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:最終話での戦闘開始前の台詞。元ネタは本作でも使用されている自軍ターン用[[BGM]]「この星の明日のために」より。
 
;「人類を守護する者は人類だ!神様なんて必要ないんだ!」
 
;「人類を守護する者は人類だ!神様なんて必要ないんだ!」
 
:最終話での[[説得]]イベントより。[[卯都木命|命]]や[[天海護|護]]と共に、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]の残留思念へと訴えかける。
 
:最終話での[[説得]]イベントより。[[卯都木命|命]]や[[天海護|護]]と共に、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]の残留思念へと訴えかける。
514行目: 557行目:  
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』のイベント「激突、王と王の戦い」にて。合流したゼンカイジャーの面々の突然の名乗り口上から、名乗りミスに頭を抱えているところで、何とか話を軌道修正しようとする。'''最初の「えーっと…」に彼の気苦労が凝縮されている。'''だがこのくらいは序の口、最終的に[[ギャレオン]]が[[ゼンカイガオーン|ガオーン]]と謎のガオガオ会話を始めてしまい、遂に台詞外でドン引いてしまっていた様子…。
 
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』のイベント「激突、王と王の戦い」にて。合流したゼンカイジャーの面々の突然の名乗り口上から、名乗りミスに頭を抱えているところで、何とか話を軌道修正しようとする。'''最初の「えーっと…」に彼の気苦労が凝縮されている。'''だがこのくらいは序の口、最終的に[[ギャレオン]]が[[ゼンカイガオーン|ガオーン]]と謎のガオガオ会話を始めてしまい、遂に台詞外でドン引いてしまっていた様子…。
 
;「カテジナ・ルース…トリプルゼロに浸食されたのか!?」<br>「言うことがおかしい…覇界の眷族なのか!?」<br>「なにを言っている…こいつもトリプルゼロに浸食されたのか!?」
 
;「カテジナ・ルース…トリプルゼロに浸食されたのか!?」<br>「言うことがおかしい…覇界の眷族なのか!?」<br>「なにを言っている…こいつもトリプルゼロに浸食されたのか!?」
:1つ目は[[カテジナ・ルース]]、2つ目は[[ゾルタン・アッカネン]]、3つ目は[[マフ・マクトミン]]に対する『[[スーパーロボット大戦30|30]]』での[[特殊戦闘台詞]]。気持ちは分からなくもないが…
+
:『30』にて。1つ目は[[カテジナ・ルース]]、2つ目は[[ゾルタン・アッカネン]]、3つ目は[[マフ・マクトミン]]に対する『[[スーパーロボット大戦30|30]]』での[[特殊戦闘台詞]]。気持ちは分からなくもないが…
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;「ルペ・シノ…こいつはウッソの教育によくないな!」
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:同じく『30』で、今度は[[ルペ・シノ]]に対しての[[特殊戦闘台詞]]。Vガンダム本編での彼女の行動も鑑みれば、確かにそうもなるだろう。
 +
;「人間がシンメトリカルドッキングしてくるとはな!」
 +
:同じく『30』での対[[あしゅら男爵]]戦にて。言われてみれば確かに似た様なものであるし、メタ的に考えるとあしゅらの方が25年も前に先んじて世に出ている為、こちらの方が寧ろ元祖である。
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;「後は若い者に任せろ、おじさん!」<br>「おじさんが頑張りすぎるなよ、甲児!」
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:『30』での『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』設定での[[兜甲児]]に対しての援護攻撃時と援護防御時にて。幾ら凱自身は浦島太郎状態で肉体年齢などが若いまま且つ、往年の戦友がアラサーになっているからと言って、何気にひどくはないだろうか。更に言えば、ガオガイガー本編で初めて護に接触した際におじさん呼ばわりされた影響もあるのだろうか。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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**また、檜山氏にとっても獅子王凱は思い入れが深い役であり、後年に彼のことを'''「ヒーロー役の集大成」'''と評価している。ちなみに檜山氏によると、凱とは対称的な「悪役の集大成」は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』に登場する[[ムルタ・アズラエル]]とのことである。
 
**また、檜山氏にとっても獅子王凱は思い入れが深い役であり、後年に彼のことを'''「ヒーロー役の集大成」'''と評価している。ちなみに檜山氏によると、凱とは対称的な「悪役の集大成」は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』に登場する[[ムルタ・アズラエル]]とのことである。
 
*前作『勇者指令ダグオン』(SRW未参戦)同様に強化服を纏っている為、等身大の戦闘にも対応しており、前作のダグテクター同様、玩具販促用として、([[ガイガー]]やガオガイガーではなく)'''サイボーグ・ガイの等身大着ぐるみ'''が製作された。
 
*前作『勇者指令ダグオン』(SRW未参戦)同様に強化服を纏っている為、等身大の戦闘にも対応しており、前作のダグテクター同様、玩具販促用として、([[ガイガー]]やガオガイガーではなく)'''サイボーグ・ガイの等身大着ぐるみ'''が製作された。
*「おじさん」呼ばわりは地味にショックだったらしくゲーム『ブレイブサーガ2』では凱の名前を忘れた火鳥勇太郎が凱を探す際におじさんと連呼したことでメンテナンス中の凱がショックを受け身体機能に異常をきたし大騒ぎになるという展開がある。
+
*「おじさん」呼ばわりは地味にショックだったらしくゲーム『ブレイブサーガ2』では凱の名前を忘れた火鳥勇太郎(『太陽の勇者ファイバード』(SRW未参戦)の主人公)が凱を探す際におじさんと連呼したことでメンテナンス中の凱がショックを受け身体機能に異常をきたし大騒ぎになるという展開がある。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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