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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Blue Jet]]
   
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|マシンロボ クロノスの大逆襲}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|マシンロボ クロノスの大逆襲}}
 
| 声優 = {{声優|大滝進矢|SRW=Y}}
 
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第2部}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}
 
| SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[パイロット]]
 
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TVシリーズから続くOVA作品『レイナ剣狼伝説』(SRW未参戦)では素顔が登場しており、上述の性格通りに二枚目の美形、しかも髪は青い。
 
TVシリーズから続くOVA作品『レイナ剣狼伝説』(SRW未参戦)では素顔が登場しており、上述の性格通りに二枚目の美形、しかも髪は青い。
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技名の表記は「心剣」が正しいが、原作43話のサブタイトルでは「真剣」と表記しれている。しかもシナリオ題名を書いたのはシリーズ構成の園田英樹氏である。この公式による誤字が元で「天空真剣」の表記が浸透しており、正しく表記された雑誌は「てれびくん」と「アニメディア」のみとなっている。SRWでは「真剣」で通されている。
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技名の表記は「心剣」が正しいが、原作43話のサブタイトルでは「真剣」と誤記されている。しかもシナリオ題名を書いたのはシリーズ構成の園田英樹氏である。この公式による誤字が元で「天空真剣」の表記が浸透しており、正しく表記された雑誌は「てれびくん」と「アニメディア」のみとなっている。SRWでは「真剣」で通されている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第2部}}
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}
:初登場。他のマシンロボ系同様出入りが激しく、本格参戦は終盤。パイロットとしては格闘、技量、反応、回避が非常に高い。必修精神コマンドは[[加速]]、[[集中]]、[[覚醒]]。しかし、[[熱血]]を習得するパターンが2パターンしかないのが欠点。機体としては高い運動性と移動力が魅力。反面、攻撃力が物足りないの欠点。使うのであれば、パーツスロット3なので[[V-UPユニット]]をつけて攻撃力アップするといい。飛行形態に変形すると運動性と移動力がさらに上昇する。しかし、武器が低威力のバルカンのみとなるため移動時だけに使用するのが無難。
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:初登場作品。他のマシンロボ系同様出入りが激しく、本格参戦は終盤。パイロットとしては格闘、技量、反応、回避が非常に高い。必修精神コマンドは[[加速]]、[[集中]]、[[覚醒]]。しかし、[[熱血]]を習得するパターンが2パターンしかないのが欠点。機体としては高い運動性と移動力が魅力。反面、攻撃力が物足りないの欠点。使うのであれば、パーツスロット3なので[[V-UPユニット]]をつけて攻撃力アップするといい。飛行形態に変形すると運動性と移動力がさらに上昇する。しかし、武器が低威力のバルカンのみとなるため移動時だけに使用するのが無難。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第3部}}
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
 
:パイロットとしては、自慢の回避が大幅に下げられてしまいパワーダウン。[[精神コマンド]]の傾向は第2部同様。機体としては移動力が1下がったが、運動性と攻撃力が向上した。総合的には強くなっている。
 
:パイロットとしては、自慢の回避が大幅に下げられてしまいパワーダウン。[[精神コマンド]]の傾向は第2部同様。機体としては移動力が1下がったが、運動性と攻撃力が向上した。総合的には強くなっている。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:声が付いた。また、[[グローバイン]]の[[説得]]に関わる為、ドリルと違って目立っている。単独の[[中断メッセージ]]まである。『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』では[[熱血]]を習得する可能性が低く悩まされたが、本作では確実に[[熱血]]、[[魂]]を習得するようになったため爆発力が一気に上昇。機体としては、ロムとの[[合体攻撃]]が追加された。この2点により、攻撃力がかなり向上している。また本作でもパーツスロット3のため[[V-UPユニット]]の恩恵を受けられる。
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:音声初収録。また[[グローバイン]]の[[説得]]に関わる為、ドリルと違って目立っている。単独の[[中断メッセージ]]まである。何度かのスポット参戦で同時に改造が施されていくが、その際に変形したまま攻略すると改造が引き継がれなくなる。本加入時には機体5段階、武器6段階まで改造される。
:なお、'''顔グラが縦に長過ぎるため、ジェット自身の戦闘アニメが顔グラで隠れてしまう'''というあんまりにもあんまりな弊害が起きていた。
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:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』では[[熱血]]を習得する可能性が低く悩まされたが、本作では確実に[[熱血]]、[[魂]]を習得するようになったため爆発力が一気に上昇。機体としては、ロムとの[[合体攻撃]]が追加された。この2点により、火力がかなり向上している上、武器攻撃力も決して低い水準ではない。また本作でもパーツスロット3のため[[V-UPユニット]]の恩恵を受けられる。変形で移動力が上がり、燃費もいいし射程も長いと、マシンロボ系の中で最もバランスと使い勝手がいい。ただ射程3-4部分が弱いので位置取りに少し注意を要する。
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:'''顔グラが縦に長過ぎるため、ジェット自身の戦闘アニメが顔グラで隠れてしまう'''というあんまりにもあんまりな弊害が起きていた。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
:ロムや他の仲間と同様、スポット参戦を経て仲間になる。機体性能や合体攻撃の性能の面で、[[ロッド・ドリル]]よりも使い勝手が良い。ジェット族最速の名の通り、驚異的な運動性と移動力を持ち、切り込み・囮役に最適。[[インファイト]]を養成で習得させると、攻撃力と[[移動力]]の向上の両面で役に立つ。鋼斬りがなくなったため、雑魚戦はENを計画的に使わないと肝心な時にガス欠を起こしてしまいがち。
 
:ロムや他の仲間と同様、スポット参戦を経て仲間になる。機体性能や合体攻撃の性能の面で、[[ロッド・ドリル]]よりも使い勝手が良い。ジェット族最速の名の通り、驚異的な運動性と移動力を持ち、切り込み・囮役に最適。[[インファイト]]を養成で習得させると、攻撃力と[[移動力]]の向上の両面で役に立つ。鋼斬りがなくなったため、雑魚戦はENを計画的に使わないと肝心な時にガス欠を起こしてしまいがち。
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:ちなみに顔グラの上方に透かしが入ったため、戦闘アニメが隠れることは無くなった。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:飛行形態時の武装。重ね鎌鼬でも斬撃前の牽制として使用する。
 
:飛行形態時の武装。重ね鎌鼬でも斬撃前の牽制として使用する。
 
;ブレイザーカノン
 
;ブレイザーカノン
:原作後半で登場した手持ち式のエネルギー砲。本人曰く、「銃は、あまり趣味ではないんだがな」。
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:原作後半で登場した手持ち式のエネルギー砲。本人曰く、「銃は、あまり趣味ではないんだがな」とのことだが、射撃能力は[[ロッド・ドリル|ドリル]]よりは上。
 
:初参戦の『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』第2部以外では飛行形態でも使用可能。
 
:初参戦の『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』第2部以外では飛行形態でも使用可能。
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:EN消費なしで使用できる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では不採用。
 
:EN消費なしで使用できる。『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では不採用。
 
;天空真剣・木の葉落とし
 
;天空真剣・木の葉落とし
:投げた刀が急降下し、相手を貫く。
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:空中に投げた刀を敵機の直上から直角に急降下させ、相手を貫く。
 
:射程の長い格闘武器。『COMPACT2』では本機の最強武器であった。
 
:射程の長い格闘武器。『COMPACT2』では本機の最強武器であった。
 
;天空真剣・鎌鼬
 
;天空真剣・鎌鼬
:すれ違いざまに一瞬で繰り出す抜刀術。
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:敵に肉薄し、一瞬の間に幾閃もの居合を叩き込む奥義。SRWでは一瞬で三本の斬閃が走っている。
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』以降のシリーズにて実装。本機の最強武器となっている。
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』以降のシリーズにて実装。本機の最強武器となっている。
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:仲間。
 
:仲間。
 
;[[トリプル・ジム]]
 
;[[トリプル・ジム]]
:仲間。レイナのお守り役。
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:仲間。
 
;[[グローバイン]]
 
;[[グローバイン]]
 
:[[ライバル]]。彼との決闘に辛くも勝利するが、決着寸前に行なったイメトレでは彼の「暗黒双殺剣」の前に'''首を斬り落とされており'''、ジェット自身も己の敗北を覚悟していた模様。
 
:[[ライバル]]。彼との決闘に辛くも勝利するが、決着寸前に行なったイメトレでは彼の「暗黒双殺剣」の前に'''首を斬り落とされており'''、ジェット自身も己の敗北を覚悟していた模様。
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=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[神勝平]]
 
;[[神勝平]]
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼から「'''サングラスロボの兄ちゃん'''」と個性的な愛称を付けられ、苦笑する。
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:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では彼から「'''[[眼鏡・サングラス|サングラスロボ]]の兄ちゃん'''」と個性的な愛称を付けられ、苦笑する。
    
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「ジェェェェェェェット!!」
 
;「ジェェェェェェェット!!」
:彼を代表する決め台詞。戦闘で気合を込める時や、必殺技の締め、果ては去り際など、シチュエーションを選ばずに使われる。<br />この台詞は最初、ジェット役を担当した大滝進矢氏がアドリブで叫んだものだったが、好評だったので、そのまま決め台詞になった。
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:彼を代表する決め台詞。戦闘で気合を込める時や、必殺技の締め、果ては去り際など、シチュエーションを選ばずに使われる。<br />この台詞は最初、ジェット役を担当した大滝進矢氏がアドリブで叫んだ<ref>双葉社『戦闘メカ ザブングル大全』158頁。</ref>ものだったが、好評だったので、そのまま決め台詞になった。
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:その後ジェット族の中でも流行し、後述の迷台詞にも繋がっている。また後年の『出撃!マシンロボレスキュー』でのハイパージェットロボの合体コールとしても使われている。
 
;「確かに、こいつは強い。俺は殺られるかも知れん…しかし俺が一太刀でも浴びせる事が出来れば、後はロム達が何とかしてくれる筈だ」<br />「ルリィさん、男には独りで征かねばならぬ時が有るのです」
 
;「確かに、こいつは強い。俺は殺られるかも知れん…しかし俺が一太刀でも浴びせる事が出来れば、後はロム達が何とかしてくれる筈だ」<br />「ルリィさん、男には独りで征かねばならぬ時が有るのです」
 
:第13話で1対1の決闘を望むグローバインからの挑戦を受け、ルリィからの制止を振り切り対決の場へと赴く。
 
:第13話で1対1の決闘を望むグローバインからの挑戦を受け、ルリィからの制止を振り切り対決の場へと赴く。
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=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;「また、つまらん物を斬ったか…」
 
;「また、つまらん物を斬ったか…」
:鎌鼬を使った後の台詞。
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:鎌鼬を使った後の台詞。『MX』ではその後'''「御免!ジェェェット!」'''と続けて去っていく。
:元ネタは漫画『ルパン三世』の登場人物である石川五右衛門の決め台詞である。
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:元ネタは漫画『ルパン三世』の登場人物である石川五ェ門の決め台詞である。
 
;「斬り捨て御免!!」
 
;「斬り捨て御免!!」
 
:ロムとの合体攻撃である重ね鎌鼬を使った後の台詞。
 
:ロムとの合体攻撃である重ね鎌鼬を使った後の台詞。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*サングラスの形状が[[クワトロ・バジーナ]]のそれとそっくりであり、[[アンソロジーコミック]]でも度々ネタにされている。
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*『[[マシンロボ]]』の玩具展開時期は「ジェットロボ」名義。マシンロボ1号のバイクロボと並び広告等での出番も比較的多く、後年アニメ化された『出撃! マシンロボレスキュー』(SRW未参戦)では本機のデザインをベースとした「ハイパージェットロボ」が主役機体として抜擢されている。
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*サングラスの形状が[[クワトロ・バジーナ]]のそれとそっくりであり、[[アンソロジーコミック]]でも度々ネタにされている……どころか、SRW本編でさえ上記の通り『MX』でネタにした。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==