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しかし、最終回で[[戦闘獣]]にマジンガーZを破壊され、[[グレートマジンガー]]に[[日本]]防衛を託し、自身はアメリカに留学した。
 
しかし、最終回で[[戦闘獣]]にマジンガーZを破壊され、[[グレートマジンガー]]に[[日本]]防衛を託し、自身はアメリカに留学した。
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エンディングクレジットは当初「甲児」のみだったが、第6話から'''カブト甲児'''でクレジットされている。
    
=== [[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]] ===
 
=== [[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]] ===
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第1話で帰国して宇宙科学研究所の所属となり、[[ベガ星連合軍]]との戦いにも参加、TFOの破壊後は[[ダブルスペイザー]]に乗り込み、[[デューク・フリード]]をサポートした。
 
第1話で帰国して宇宙科学研究所の所属となり、[[ベガ星連合軍]]との戦いにも参加、TFOの破壊後は[[ダブルスペイザー]]に乗り込み、[[デューク・フリード]]をサポートした。
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だが、前作の『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』のように主役を食わないようにという配慮の為か、彼の愛機である[[マジンガーZ]]は登場せず、戦闘服のデザインもかなり変更された(ただし、劇場版作品『グレンダイザー対グレートマジンガー』では[[グレートマジンガー]]に搭乗し、初めての操縦でありながら見事に乗りこなし、サンダーブレークなどの台詞も発する。
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だが、前作の『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』のように主役を食わないようにという配慮の為か、彼の愛機である[[マジンガーZ]]は登場せず、戦闘服のデザインもかなり変更された(ただし、劇場版作品『グレンダイザー対グレートマジンガー』では[[グレートマジンガー]]に搭乗し、初めての操縦でありながら見事に乗りこなし、サンダーブレークなどの台詞も発する。TV版第31話では[[ボスボロット]]に搭乗している)。
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TV版第31話では[[ボスボロット]]に搭乗している)。しかし、そのあまりに変わりすぎた戦闘服のせいで結局目立っていた。
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しかし、そのあまりに変わりすぎた戦闘服のせいで結局目立っていた。
    
=== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] ===
 
=== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] ===
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:初登場作品。第1話の時点で既に[[ホワイトベース隊]]に参加しているため彼共々[[マジンガーZ]]も使用可能。ちなみに、中盤に[[グレートマジンガー]]に乗り換えるのだが、[[剣鉄也]]の登場を望んだファンからは苦情が寄せられた模様。PS版では[[熱血]]習得がかなり遅く、普通に育てていては最終話かその直前でやっと。
 
:初登場作品。第1話の時点で既に[[ホワイトベース隊]]に参加しているため彼共々[[マジンガーZ]]も使用可能。ちなみに、中盤に[[グレートマジンガー]]に乗り換えるのだが、[[剣鉄也]]の登場を望んだファンからは苦情が寄せられた模様。PS版では[[熱血]]習得がかなり遅く、普通に育てていては最終話かその直前でやっと。
 
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
::第1話の増援で登場、仲間になる。鉄也が登場するのでグレートに乗り換えるかどうかはプレイヤー次第。今回はパイロットに地形適応が無いので宇宙でも普通に戦える。
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::第1話の増援で登場、仲間になる。鉄也が登場するのでグレートに乗り換えるかどうかはプレイヤー次第。むしろZの方が使い勝手が良いのでそのままでも構わない。今回はパイロットに地形適応が無いので宇宙でも普通に戦える。
 
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
:第1話から[[ロンド・ベル]]隊に参加。前述の通り『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』でグレートに乗り換えたことに苦情が寄せられたことから、鉄也とグレート加入の際「[[劇場版マジンガーシリーズ|俺だって一度はグレートに乗ったことあるのに]]」と愚痴をこぼす。戦力的には最初から必中を覚えるので、前半戦は名有りのパイロットの乗ったMSと戦うのに活躍できるが、後半はマジンガーが息切れする挙句、宇宙適応も低いので、スペイザー要員になる事も。PS版ではやはり熱血習得が遅いが、マジンガー系では唯一熱血と[[ひらめき]]が同時使用できるパイロットであり、終盤の強敵相手への攻撃力と生存性確保には重要。
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:第1話から[[ロンド・ベル]]隊に参加。前述の通り『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』でグレートに乗り換えたことに苦情が寄せられたことから、鉄也とグレート加入の際「[[劇場版マジンガーシリーズ|俺だって一度はグレートに乗ったことあるのに]]」と愚痴をこぼす。戦力的には最初から必中を覚えるので、前半戦は名有りのパイロットの乗ったMSと戦うのに活躍できるが、後半はマジンガーが息切れする挙句、宇宙適応も低いので、スペイザー要員になる事も。PS版ではやはり熱血習得が遅いが、マジンガー系では唯一熱血と[[ひらめき]]が同時使用できるパイロットであり、終盤の強敵相手への攻撃力と生存性確保には重要。ダイアナンAの修理を駆使すれば2回行動もできなくはないが、隠しマップの条件がSFC版より厳しくなったことには注意したい。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
 
:マサキの章で登場。マサキと親友のような関係にあり、エンディングで地上に居ても[[ラ・ギアス]]のマサキを呼べる笛の形をしたエーテル通信機を貰ったのだが…。戦力的にはひらめきを覚えるので、ボス格が搭乗する攻撃力のある敵機体に安心してぶつけられるが、[[2回行動]]が遅いのが難点。[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章で登場する際はグレートマジンガーに搭乗し、選択肢次第でそのまま仲間になる。PS版ではマジンガーが大幅にパワーダウンしてしまったのが残念だが、前2作と違い早期に熱血を覚えるためなんとか使っていける。また、[[鉄壁]]の追加やロケットパンチ系武器の無消費化により反撃戦法向けなキャラとなった。
 
:マサキの章で登場。マサキと親友のような関係にあり、エンディングで地上に居ても[[ラ・ギアス]]のマサキを呼べる笛の形をしたエーテル通信機を貰ったのだが…。戦力的にはひらめきを覚えるので、ボス格が搭乗する攻撃力のある敵機体に安心してぶつけられるが、[[2回行動]]が遅いのが難点。[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章で登場する際はグレートマジンガーに搭乗し、選択肢次第でそのまま仲間になる。PS版ではマジンガーが大幅にパワーダウンしてしまったのが残念だが、前2作と違い早期に熱血を覚えるためなんとか使っていける。また、[[鉄壁]]の追加やロケットパンチ系武器の無消費化により反撃戦法向けなキャラとなった。
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
:スーパー系、リアル系どっちをとっても第1話から登場。「でっかい耳クソ」を見せるために笛を使ったためマサキに取り上げられた事が発覚した。前半はそこそこ主力であるが、後半は『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』同様に宇宙適応が低い事と、マジンガーが息切れしてしまう為、地球製の[[スペイザー]]要員になりがち。なお[[キャラクター事典]]で「さやかとマリアの二股をかけている」とあるが、後に恋人になるさやかはともかく、マリアとは親しい間柄ではあるものの、異性として意識しているような描写は無い。EDでは、NASAで研究者として生活を送っている。
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:スーパー系、リアル系どっちをとっても第1話から登場。「でっかい耳クソ」を見せるために笛を使ったためマサキに取り上げられた事が発覚した。前半はそこそこ主力であるが、後半は『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』同様に宇宙適応が低い事と(ただし甲児が出撃できる宇宙マップは2マップのみ)、マジンガーが息切れしてしまう為、地球製の[[スペイザー]]要員になりがち。しかしデュークたちとは別部隊となるため、いっそグレートに乗り換えるのも手である。なお[[キャラクター事典]]で「さやかとマリアの二股をかけている」とあるが、後に恋人になるさやかはともかく、マリアとは親しい間柄ではあるものの、異性として意識しているような描写は無い。EDでは、NASAで研究者として生活を送っている。
 
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
::初めての声が入ったほか、新規に追加されたスーパー系第1話で[[主人公]]との出会いが描かれた。またシナリオ「新たな敵」([[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]加入ルート)では、さやかともどもセリフが追加された。
 
::初めての声が入ったほか、新規に追加されたスーパー系第1話で[[主人公]]との出会いが描かれた。またシナリオ「新たな敵」([[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]加入ルート)では、さやかともどもセリフが追加された。
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:EDでは宇宙開発公団へさやかと共に行くことになったが、続編の展開からそこから更に[[テスラ・ライヒ研究所]]へと留学することになったようだ。
 
:EDでは宇宙開発公団へさやかと共に行くことになったが、続編の展開からそこから更に[[テスラ・ライヒ研究所]]へと留学することになったようだ。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:『[[UFOロボ グレンダイザー]]』はαシリーズに参戦しなかったが、留学したおかげで知的な一面を持つようになり、同じスーパー系のボケ(?)担当であった[[葵豹馬]]を驚かせた。
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:『[[UFOロボ グレンダイザー]]』はαシリーズに参戦しなかったが、留学したおかげで知的な一面を持つようになり、同じスーパー系のボケ(?)担当であった[[葵豹馬]]を驚かせた。搭乗機に関しては前作と比較するとマジンカイザーに分があるか。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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:やっとトリプルマジンガーが出そろい、ミケーネ帝国と決戦を行う事に。
 
:やっとトリプルマジンガーが出そろい、ミケーネ帝国と決戦を行う事に。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:第1部での選択で活躍するのが1部か2部か変わる。[[ミネルバX]]が登場しなくなったが、[[戦闘獣]][[ダンテ]]を図鑑に登録するなら地上に残す必要がある。今回は話が長すぎる上に、ミケーネ帝国は最後まで残っているもののあしゅらとは2回、[[Dr.ヘル]]&[[ブロッケン伯爵]]と1回のため若干影が薄い感もある。2部では大介絡みである程度はある。
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:第1部での選択で活躍するのが1部か2部か変わる。[[ミネルバX]]が登場しなくなったが、[[戦闘獣]][[ダンテ]]を図鑑に登録するなら地上に残す必要がある。比較的早く[[援護攻撃]]がLV2まで伸びる反面、鉄也やデュークと違い[[統率]]を覚えないためボス戦ではトドメ役よりもアシスト役の方が向いている点も考慮の余地あり。今回は話が長すぎる上に、ミケーネ帝国は最後まで残っているもののあしゅらとは2回、[[Dr.ヘル]]&[[ブロッケン伯爵]]と1回のため若干影が薄い感もある。2部では大介絡みである程度はある。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
:ルートにより、中盤からの参戦になる場合がある。[[ガッツ]]と[[底力]]を持つが、マジンガーの性能がいまいちなので[[改造]]は必須。最大のネックは[[熱血]]を修得するのが非常に遅いこと。普通に育てていると最終話になっても覚えないことがザラ。
 
:ルートにより、中盤からの参戦になる場合がある。[[ガッツ]]と[[底力]]を持つが、マジンガーの性能がいまいちなので[[改造]]は必須。最大のネックは[[熱血]]を修得するのが非常に遅いこと。普通に育てていると最終話になっても覚えないことがザラ。
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:[[イグニス]]に兜博士を殺された為、鉄也と共に宿敵として追う。その為、原作の敵がいないにも関わらず、存在感は大きい。能力的に相変わらず「鉄の城」と呼ぶに相応しい硬さなのだが、本作はザコ敵が強いためその甲児ですら簡単に落ちてしまうので、防御面の補強はしっかりと。
 
:[[イグニス]]に兜博士を殺された為、鉄也と共に宿敵として追う。その為、原作の敵がいないにも関わらず、存在感は大きい。能力的に相変わらず「鉄の城」と呼ぶに相応しい硬さなのだが、本作はザコ敵が強いためその甲児ですら簡単に落ちてしまうので、防御面の補強はしっかりと。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
:今回もZと共に参戦する。だが、今作ではグレートもゲッターも参戦していないせいで御馴染みの[[合体攻撃]]が無く、[[Dr.ヘル]]も既に倒した設定になっている為に[[いるだけ参戦]]のような扱いを受け、他の作品と比べると存在感も薄い。シナリオ中では[[草薙剣児]]と[[シャワーシーン|女湯覗き]]をしたり、女性陣から「鈍感第一号」と呼ばれたりする。
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:今回もZと共に参戦する。だが、今作ではグレートも[[ゲッターロボ|ゲッター]]も参戦していないせいで御馴染みの[[合体攻撃]]が無く、[[Dr.ヘル]]も既に倒した設定になっている為に[[いるだけ参戦]]のような扱いを受け、他の作品と比べると存在感も薄い。シナリオ中では[[草薙剣児]]と[[シャワーシーン|女湯覗き]]をしたり、女性陣から「鈍感第一号」と呼ばれたりする。
:EDではロボット工学を学ぶ傍ら、新設された地球防衛隊の隊員として働いている。
+
:EDではロボット工学を学ぶ傍ら、新設された[[地球防衛軍|地球防衛隊]]の隊員として働いている。
    
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}
:第3話から登場。窮地に陥った[[リガ・ミリティア]]を救うため、宇宙編ルートに残る。[[必中]]を覚えるレベルが遅いため、宇宙に上がってからは[[SPT]]などに苦戦する。[[マップ兵器]]使いたさに[[スーパーボスボロット]]に乗って出撃することも。本作の[[マジンパワー]]は甲児専用コマンドとなっており激的な攻撃力を得られるが、[[ひらめき]]を覚えずマジンガー自体も[[旧シリーズ]]並の硬さしか無いため、終盤は[[鉄壁]]を使用してもボスクラスの攻撃には耐え切れない事がある。
+
:第3話から登場。窮地に陥った[[リガ・ミリティア]]を救うため、宇宙編ルートに残る。中盤では[[マップ兵器]]使いたさに、[[スーパーボスボロット]]に乗って出撃するという妙な出番がある。ちなみにウィンキースパロボでは顔グラフィックが最も原作に近い。
 +
:スーパー系パイロットとしても[[マジンガーZ]]のパイロットとしても申し分のないステータスを持つが、[[必中]]の習得レベルが遅いため、宇宙に上がってからは[[SPT]]などに苦戦する。高命中のスクランダーカッターを雑魚を一撃で落とせる攻撃力に上げ、[[運動性]]も改造なり強化パーツなりで底上げしておくとよい。また、今作の甲児は[[加速]]を覚えるため使いやすい反面、[[ひらめき]]を覚えないためボス格の強力な攻撃には耐え切れない事がある。[[鉄壁]][[ド根性]]、そして他パイロットの[[信頼]]で上手くHPを管理しよう。
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:なお、本作でマジンガーZに[[マジンパワー]]が初めて実装されたが、甲児専用のコマンドとなっており他機体に乗り換えさせるメリットはない。
 
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}
 
::フリーバトルに登場。
 
::フリーバトルに登場。
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:『INFINITY』設定。音声が新録されている。マジンガーのほか、今回は[[マジンカイザー]]にも搭乗する。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「格闘アップ」。
 
:『INFINITY』設定。音声が新録されている。マジンガーのほか、今回は[[マジンカイザー]]にも搭乗する。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「格闘アップ」。
 
:地上ルート開始なら第1話「旅立ちの日」で参戦する最初の仲間となる。当初はマジンガーは引退しているとして量産型の[[イチナナ式]]に乗る。甲児のイチナナ式は序盤では貴重な修理装置持ちだが、30機撃墜でマジンガーZ乗り換えのミッションを早期に出せるので、修理よりも撃墜数を稼ぐ事を優先したい。イチナナ式も改造しておけばマジンガーZに引き継がれる上、Zに乗り換え後はシローを乗せて戦える修理機体に出来るので、改造費は無駄にならないしシローの撃墜数稼ぎも苦ではなくなる。
 
:地上ルート開始なら第1話「旅立ちの日」で参戦する最初の仲間となる。当初はマジンガーは引退しているとして量産型の[[イチナナ式]]に乗る。甲児のイチナナ式は序盤では貴重な修理装置持ちだが、30機撃墜でマジンガーZ乗り換えのミッションを早期に出せるので、修理よりも撃墜数を稼ぐ事を優先したい。イチナナ式も改造しておけばマジンガーZに引き継がれる上、Zに乗り換え後はシローを乗せて戦える修理機体に出来るので、改造費は無駄にならないしシローの撃墜数稼ぎも苦ではなくなる。
:シナリオ上の扱いとしては『T』同様歴戦の勇士として名が知れ渡っていると共にアムロ・竜馬とは長年の戦友であり、[[獅子王凱|凱]]や[[エルドラメンバー]]とも知り合いである。また初出の事件や、それらを取り巻く状況・用語を解説したり、シローのイチナナ式に自身の光子力研究をフィードバックさせた強化改造を施すなど、博学かつ聡明な科学者・技術者としての一面も以前より強調されている。
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:シナリオ上の扱いとしては『T』同様歴戦の勇士として名が知れ渡っていると共にアムロ・竜馬とは長年の戦友であり、[[獅子王凱|凱]]や[[エルドラメンバー]]とも知り合いである。また初出の事件や、それらを取り巻く状況・用語を解説したり、自らマジンガーの強化改造案をプランニングし実装したり、シローのイチナナ式に自身の光子力研究をフィードバックさせた強化改造を施すなど、博学かつ聡明な科学者・技術者としての一面も以前より強調されており、その到達点として[[マジンカイザー]]を『創造』するに至るなど、'''歴代スパロボで最もインテリな甲児'''として描かれている。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[マジンガーZ]]に合わせて調整されたかのような[[能力]]値で、[[格闘 (能力)|格闘]]、[[防御]]が高い。特に防御に関して自軍の最高峰である。[[SP]]量もヒロイン等のサポートキャラに次いで高い。逆に[[射撃]]や[[命中]]、[[回避]]は低い。命中の低さは[[必中]]で補い、回避の低さは堅牢な守りでフォローするのが定石。
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[[マジンガーZ]]に合わせて調整されたかのような[[能力]]値で、[[格闘 (能力)|格闘]]、[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]が高い。特に防御に関して自軍の最高峰である。[[精神ポイント|SP]]量もヒロイン等のサポートキャラに次いで高い。逆に[[射撃 (能力)|射撃]]や[[命中#命中(能力)|命中]]、[[回避#回避(能力)|回避]]は低い。命中の低さは[[必中]]で補い、回避の低さは堅牢な守りでフォローするのが定石。
    
『[[スーパーロボット大戦64|64]]』までの作品では[[宇宙]]の[[地形]]適応がBだったため、宇宙ステージが多くなる後半は苦戦を強いられた。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降は宇宙の地形適応がAであったり、[[パイロット養成]]で地形適応を上げることが可能であったりするため、今では大きな問題とはなっていない。
 
『[[スーパーロボット大戦64|64]]』までの作品では[[宇宙]]の[[地形]]適応がBだったため、宇宙ステージが多くなる後半は苦戦を強いられた。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』以降は宇宙の地形適応がAであったり、[[パイロット養成]]で地形適応を上げることが可能であったりするため、今では大きな問題とはなっていない。
282行目: 286行目:     
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
[[底力]]の所持が定番。レベル制の作品では非常に高レベルで所持しており、耐えるマジンガーとの相性は抜群。また、鉄也とは逆に[[援護防御]]を修得する傾向にあり、堅い守りで味方を守ることができる。いくつかのタイトルでは大車輪ロケットパンチによる[[援護攻撃]]も強力。[[切り払い]]習得率も高いが、剣を持たない[[マジンガーZ]]では死に能力となってしまう。<ref>ただし『INFINITY』ではアイアンカッターを展開して敵の攻撃を切り払っている。</ref>
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[[底力]]の所持が定番。レベル制の作品では非常に高レベルで所持しており、耐えるマジンガーとの相性は抜群。また、鉄也とは逆に[[援護防御]]を修得する傾向にあり、堅い守りで味方を守ることができる。いくつかのタイトルでは大車輪ロケットパンチによる[[援護攻撃]]も強力。[[切り払い]]習得率も高いが、剣を持たない[[マジンガーZ]]では死に能力となってしまう<ref>『INFINITY』でアイアンカッターを展開して敵の攻撃を切り払っているため、原作再現がまだできていないと言える</ref>
    
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]、[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])、[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次(PS版)]]、[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])、[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]
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:[[旧シリーズ]]では当初の『第2次』でアムロが初代設定であった為にタメ口の関係であったが、アムロだけ以降の旧シリーズで成長した為に彼に老けたと突っ込む。以降の作品では初代設定が少ない為に、甲児から見れば頼りになる大人という立ち位置。
 
:[[旧シリーズ]]では当初の『第2次』でアムロが初代設定であった為にタメ口の関係であったが、アムロだけ以降の旧シリーズで成長した為に彼に老けたと突っ込む。以降の作品では初代設定が少ない為に、甲児から見れば頼りになる大人という立ち位置。
 
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』ではアムロと同等あるいはそれ以上の戦歴を積み重ねているはずだが、本人はアムロに敬語で接している。
 
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』ではアムロと同等あるいはそれ以上の戦歴を積み重ねているはずだが、本人はアムロに敬語で接している。
:甲児が『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』準拠、アムロが『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』準拠で同年代となった『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では一年戦争以来の戦友であり、お互い多大な信頼関係にある。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でも同様で、アクシズ・ショックで一時MIAとなったことが心の傷として残っていた。
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:甲児が『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』準拠、アムロが『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』準拠で同年代となった『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では一年戦争以来の戦友であり、お互い多大な信頼関係にある。その為、アムロに対して初めて専用の援護台詞がある。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』でも同様で、アクシズ・ショックで一時MIAとなったことが心の傷として残っていた。
 
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)
 
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)
 
:アムロと同様に年長者の彼の事をとても頼りにしている。
 
:アムロと同様に年長者の彼の事をとても頼りにしている。
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==== マジンガーZ ====
 
==== マジンガーZ ====
 
;「パイルダー、オーン!」
 
;「パイルダー、オーン!」
:[[ホバーパイルダー|ホバー]]、[[ジェットパイルダー|ジェット]]共通のドッキングコール。無敵のスーパーロボットに「'''人の頭脳を加えた'''」瞬間である。
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:[[ホバーパイルダー|ホバー]]、[[ジェットパイルダー|ジェット]]共通のドッキングコール。TV版での初コールは第3話。無敵のスーパーロボットに「'''人の頭脳を加えた'''」瞬間である。
 
;「こちとら身体は小さくても喧嘩には負けねーんだ、あばよ!」
 
;「こちとら身体は小さくても喧嘩には負けねーんだ、あばよ!」
:TV版に於ける記念すべき第一声は、突っ込んでくるダンプカーを見事なライディングテクニックでかわし、運転手へと吐き棄てた上記の台詞。最初の発言が「悪態」である辺り、良くも悪くも甲児らしい。
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:TV版に於ける記念すべき第一声は、突っ込んでくるダンプカーを見事なライディングテクニックでかわし<ref>規制が緩かった時代故か、この回を始めノーヘルでバイクを爆走させているシーンも多い。</ref>、運転手へと吐き棄てた上記の台詞。最初の発言が「悪態」である辺り、良くも悪くも甲児らしい。
 
;(凄い…お爺さんが『神にも悪魔にも成れる』と言ったのは、マジンガーZのこの強さだったんだ。悪に使えばマジンガーZは悪魔に成る…)<br>(しかし俺は、Dr.ヘルの野望を叩く為に、このマジンガーZを正義の為に使う事を今ここに誓う…!)
 
;(凄い…お爺さんが『神にも悪魔にも成れる』と言ったのは、マジンガーZのこの強さだったんだ。悪に使えばマジンガーZは悪魔に成る…)<br>(しかし俺は、Dr.ヘルの野望を叩く為に、このマジンガーZを正義の為に使う事を今ここに誓う…!)
 
:第2話で初の実戦に勝利した後、夕闇に染まる富士山麓を見据えながら祖父の魂に誓いを立てる。この瞬間から、兜甲児の長き闘いの日々が幕を明けた。
 
:第2話で初の実戦に勝利した後、夕闇に染まる富士山麓を見据えながら祖父の魂に誓いを立てる。この瞬間から、兜甲児の長き闘いの日々が幕を明けた。
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;「マジンガーZは万能の神なんだ。これしきのことで故障してたまるかってんだ!」
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:第32話より、高速飛行能力を持った機械獣ゲルベロスJ3(SRW未実装)との戦闘中に。しかし、増長した甲児によって無茶な戦い方をさせられたマジンガーはオーバーヒートを起こし敗れてしまう。
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:どことなく強すぎる執着から[[マジンガーZERO|Zに眠る魔神]]を目覚めさせてしまった[[兜甲児 (真マジンガー)|別世界の甲児]]を思わせる台詞。
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;「弓教授、仰る事はよくわかります。しかし僕は、空飛ぶ機械獣の攻撃を受けている人達を見殺しに出来ません。出動します!」
 +
:第34話にて。2度目に出撃した[[ジェノサイダーF9]]が相模湾を攻撃しているとの緊急情報が入り(しかも戦火の中で泣いている女の子が描写されてもいた)、機械獣の攻撃に苦しむ人達をの事を考えては持ち前の正義感から、ジェットスクランダーの完成まで待てずじっとしていられなくなり、出動に行くのであった。
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;「バカ野郎!貴様には足の不自由な、妹さんの面倒を見る責任があるんだぞ。その事を、忘れるな」
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:第51話「地獄の暗殺者 ドクロ軍団」の終盤にて。暴走族ドクロ団のリーダーの鬼頭は、交通事故で妹で不自由な足になった妹を治す為にまとまった大金が必要だった。そこであしゅら男爵のが町中に張り出した甲児の100万円の手配書や、「成功すれば本当に支払う」という鉄仮面やあしゅら男爵の口車に乗せられ、地獄ヶ原で甲児を部下達も加わっての投げ縄を使った引き回しで痛めつけるも、妹をあしゅらに人質に取られたり機怪獣の出現で団員達も慌て出したり、その挙句の戦闘もあったがなんとか一件落着。やがて鬼頭は甲児に今回の事を謝り「例え殺されたって文句はない」というのに対して平手打ちを見舞い(同時に「バカ野郎!」と言っている)彼にとって大切な妹がおり、その事を指摘する。
 +
;「マジンガーZに不可能という事はないさ。はっははは」
 +
:第55話「富士山 大直滑降作戦」の夕日に照らされながらのラストシーンより。マジンガー用に急遽作られたスキー板と減速用パラシュートを装備して、大雪の富士山を直滑降で下山して研究所に駆け付けたのを、弟のシローに「イカしてたぜ~」と評され、上機嫌になっての一言。しかしその後に「だけどさあ、最初は滑って転んでサマにならなかったんだよ」と、最初はなかなか上手くいかなかったのを付けたし、みんなで大笑いしてこの回は締め括られる。
 +
:…後に[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|別の世界や作品]]では、'''不可能は無いどころか、魔神パワーでトンデモかつ何でもあり、更には魔神化して[[マジンガーZERO|終焉の魔神]]になったらほとんど手が付けられないマジンガーになったりするが。'''
 +
;「そうだ!ジェットスクランダーは、この重いマジンガーZを、マッハ3のスピードで飛ばす力があるんだ。スクランダーだけなら10倍の力は出る。スクランダーカットでこの網を破るんだ!」
 +
:第57話「Dr.ヘル日本占領」にて。まんまと敵の罠にはまり、ブロッケン伯爵の[[飛行要塞グール]]に磁力を纏わせる光線を使った作戦で誘導し、更には巨大でとにかく堅い網で捕まってしまって[[海底要塞ブード]]に渡され、しばらくした後にブード内で思案した末に閃いた解決策。しかも指揮官のあしゅら男爵や鉄仮面達も出払っていた為に監視も警備も手薄で絶好の機会。その策をもとに甲児は、スクランダーをZの背中から外してエンジン全開でロケットを吹かし、「頑張れスクランダー!」と応援してもおり、ついにその勢いと硬度で網を破き、マジンガーZも脱出成功に。…が、助けにやってきた[[アフロダイA]]と[[ボスボロット]]が、'''スクランダーの突撃をくらいそうになってしまった。'''
 +
:次回作で活躍する[[グレートマジンガー]]のグレートブースターとその使い方などを鑑みると、この時甲児が咄嗟の閃きで使ったのが基になったのだろうか?
 +
;「うっひゃ~!アルプスが引っ越してきたんじゃねえのか!?」
 +
:第58話「前線基地 地獄城!!」にて。マジンガーやこれまで戦ってきた数多の機械獣の何倍もの巨体かつ、異様な姿の[[ジャイアンF3]](SRW未登場)と接敵した際の、素っ頓狂なコメント。どんな表現の仕方だ。
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;「こら機械獣!誰が地ならしに来いって言った」
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:第63話「爆弾を抱えた美少女」より。美少女に扮した敵の潜入工作でレーダーを妨害され、その隙に機械獣・ファンガスB7(SRW未登場)が正面から襲撃に。腰から下は[[ゲッター3]]や[[ガンタンク]]のようなキャタピラ式だが、その前面にはさながら噛み合わせる形のパーツが付いていて、それで周囲の木々をなぎ倒しては噛み砕きながら研究所の前面にまで進撃。その行く手を阻み、相対しての一言。
 +
;「ジェノバM9。お前との戦いは、永久に忘れる事のできない戦いとして、残るだろう。お前は、自分の持ってる力を振り絞って、マジンガーZを苦しめた…そして自分の任務を最後まで全うしたんだ。見事だったぜ、ジェノバM9」
 +
:第66話「姿なき殺し屋 ジェノバM9」より。甲児及びマジンガーZやボス及びボスボロットを散々苦戦させたスナイパー・[[ジェノバM9]]だったが、ついにその姿を露見され、アイアンカッターで両足を膝から下を切断されて飛べなくされ、ライフルをバラシてミストルにして撃ち続けるも、とうとうマジンガーに対して圧倒的不利になり、甲児からも「もう勝負はついた」と言われ、その場から満足に動けなくなってとどめのブレストファイヤーを撃たれそうになるも、'''あろう事かジェノバM9は自身の右側頭部を自分のピストルで撃って頭部を破壊し、自決するのだった。'''そのジェノバの散りざまに、甲児も実力の高さや健闘ぶり、自らの敗北を認めての自決などの誇り高さから、見事な強敵として認めこの言葉を贈る。
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;「…さようなら、ジェノバM9」
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:上記の直後に、ジェノバM9の遺したピストルを一度はマジンガーの手に取るも、彼なりの手向けなのかジェノバの遺体(残骸)の右手に添え、別れの言葉を送り、夕日に照らされながらその場を飛び去る…'''後処理も何もせずに'''。
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:尚、この時哀愁漂うBGMと夕日に照らされながらという演出が悲壮感を醸し出しているが、'''せめてルストハリケーンで風葬ぐらいしてあげなければ、Dr.ヘル一派に回収されて再利用されるか、第三者に渡って解析・利用される恐れがあったかもしれない。'''
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;「殺されたっていいのさ」<br />エリカ「えっ?」<br />「外を見てごらん…美しいだろう?この美しい国土に、大勢の人達が平和に暮らしている。その平和が、Dr.ヘルの悪の手にゆだねられたら、どうなるかなぁ?」<br />エリカ「えっ?」<br />「幸せな家族、やっと結婚した若い夫婦、生まれたばかりの赤ちゃん、もう少しで退院できる病気の人を、Dr.ヘルは情け容赦なく殺してしまうんだ。そんな事をさせない為に。もし犠牲になったとしても…悔いはないさ」
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:第67話「泣くな甲児! 十字架にかけた命」より。前日に[[鉄仮面]]の集団に襲われているのから救い、研究所に保護した女性・エリカをマジンガーZに同乗させて機械獣を探して飛び続ける途中、エリカから「殺されるかもしれないのに、なぜ戦うのか」を問われ、その覚悟などを語る甲児。'''彼の人を思いやる心と、正義感の強さがうかがえるワンシーンである。'''
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;「よおし、ここなら人に迷惑がかからない!さあ来い!」
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:第72話「必殺!! 大車輪ロケットパンチ」より。妖機械獣の[[アポロンΑ1]]に苦戦し、その後人けのない森林地帯に走り出しては誘導に成功し、この一言。このアニメとその甲児にしては珍しく周囲に気を遣っているのが伺える。
 
;「もりもり博士、待っててください…今、Dr.ヘルの一味を皆殺しにッ!!」
 
;「もりもり博士、待っててください…今、Dr.ヘルの一味を皆殺しにッ!!」
 
:第79話「マジンガー 爆発一秒前!!」にて[[ブロッケン伯爵]]が甲児を捕え、[[もりもり博士]]を殺す。その時もりもりを看取って決意を新たにした時の台詞。
 
:第79話「マジンガー 爆発一秒前!!」にて[[ブロッケン伯爵]]が甲児を捕え、[[もりもり博士]]を殺す。その時もりもりを看取って決意を新たにした時の台詞。
677行目: 707行目:  
;「機械獣ども、こうなったらもりもり博士の造ったアイアンカッターでやっつけてやるッ!!」<br>「僕なんかどうでもいい!ちくしょう…ちくしょうー!」
 
;「機械獣ども、こうなったらもりもり博士の造ったアイアンカッターでやっつけてやるッ!!」<br>「僕なんかどうでもいい!ちくしょう…ちくしょうー!」
 
:第79話にてボロボロの体でマジンガーZに乗り込む前の台詞。この後、2体の機械獣に対してアイアンカッターで2体に大ダメージを与えるが、トドメとまではいかず、両機とも[[ジェットファイアーP1]]の爆薬で崩壊している。
 
:第79話にてボロボロの体でマジンガーZに乗り込む前の台詞。この後、2体の機械獣に対してアイアンカッターで2体に大ダメージを与えるが、トドメとまではいかず、両機とも[[ジェットファイアーP1]]の爆薬で崩壊している。
 +
;「やいやーい!日本にはマジンガーZがいるんだぜ。東京を貴様達の勝手にはさせるもんかい!」
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『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]』より。ミケーネの戦闘獣軍団が研究所を素通りし、東京を目指していたのを察知して急行して接敵した際に。
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;「お父さん、お爺さん…暗黒大将軍の誇る七つの軍団が、いよいよ攻めて来ました。それなのに、マジンガーZは傷付いています。しかし、このままじっとしている訳にはいきません! …マジンガーZは、暗黒大将軍の野望を打ち砕く為に出撃しなければならない…。正直言って、出撃する事が怖い…! でも僕は、マジンガーZと共に命を懸けます。生死の間をさまようシローを残していく、我がままを…許してください」
 +
:同じく『[[劇場版マジンガーシリーズ|Z対暗黒大将軍]]』より。戦闘獣襲撃時にがれきの下敷きになって重傷を負ったシローを「同じ血液型だから使ってください」と、輸血して手術も成功し、重なる疲労もある所に再び[[兜剣造|預言者]]が現れ、ミケーネや暗黒大将軍率いる七つの軍団(と、ついでに[[ボスボロット]]が飛ぶ)などの事を伝えては消え、弓教授はその暗黒大将軍らの正体を兜博士の生前の証言や遺品から調べ、戦慄する一同。その後に壊れた自室で、甲児が父と祖父の遺影であろう写真の納められた本のようなものを広げながら、涙を流しながらの独白。弱音を吐きながらも戦わなければならないヒーローの辛さや、その様子を部屋の入口の物陰から見聞きしていたさやかが、猶更視聴者の胸中に刺さる…。
 +
:ちなみにテレビシリーズ第74話でも、みさとのバイク特訓のレクチャー中に起こった事故で全身打撲の大怪我を負った際にも、責任感もあってその身を押して出撃しようとしている。
 
;(シロー、兄貴みたいな無茶な真似はすんな…!!)
 
;(シロー、兄貴みたいな無茶な真似はすんな…!!)
:[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]』より、重体ながらも意識を回復した[[兜シロー|シロー]]へ心の中で呟いた'''遺言'''。
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:同じく『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]』より、重体ながらも意識を回復した[[兜シロー|シロー]]へ心の中で呟いた'''遺言'''。
 
;「覚悟は出来ています! いま出撃しなければ、世界は暗黒大将軍のものになってしまいます。戦って、戦って…それでも敵わぬ時は、マジンガーZと一緒に死ぬだけです!!」
 
;「覚悟は出来ています! いま出撃しなければ、世界は暗黒大将軍のものになってしまいます。戦って、戦って…それでも敵わぬ時は、マジンガーZと一緒に死ぬだけです!!」
 
:『対暗黒大将軍』より、死地に赴く甲児を引き止めた[[弓弦之助|弓教授]]に対する悲愴な決意。
 
:『対暗黒大将軍』より、死地に赴く甲児を引き止めた[[弓弦之助|弓教授]]に対する悲愴な決意。
709行目: 744行目:  
>「昔、マジンガーに乗る前にさ、マジンガーを造った俺の爺さんにさ、そう言われたんだ……"どちらを選ぶのか?"って、凄まれてな。けど、そんなもん選べやしない……ただ、悪魔にはなれない!そう思って俺は乗った。」<br/>「戦いが終わって、俺は研究者になった。もう、戦闘には二度と参加しないつもりだった。それなのに、久しぶりに戦場に立って正直、高揚した。その感覚を悪魔と呼ぶなら、俺はそれを否定できない!」<br/>リサ「御主人様……」<br/>「今の俺には、お前を造った人がお前を只の機械にしなかった理由が何となく分かるよ。」<br/>リサ「えっ?」<br/>「人は、神でも悪魔でもない!その両方を持ち合わせている!あの強大な力を預けるには、お前みたいに感情がなくちゃ駄目だ!そう考えたんだろう。そういう意味では、お前と俺は、同じなのかもしれない。」<br/>「もしも俺が、研究者にならず、そのままマジンガーに乗っていたら、あそこにいたのは鉄也じゃなく、俺だったのかもな……そう思うと、ほっとく訳にもいかない!」<br/>リサ「そんな!今の人類に勝ち目なんて……!」<br/>「別の魔神で、INFINITYを乗っ取る!」<br/>リサ「えっ?でも、魔神はもう……」<br/>「魔神ならもう一機……ある!」
 
>「昔、マジンガーに乗る前にさ、マジンガーを造った俺の爺さんにさ、そう言われたんだ……"どちらを選ぶのか?"って、凄まれてな。けど、そんなもん選べやしない……ただ、悪魔にはなれない!そう思って俺は乗った。」<br/>「戦いが終わって、俺は研究者になった。もう、戦闘には二度と参加しないつもりだった。それなのに、久しぶりに戦場に立って正直、高揚した。その感覚を悪魔と呼ぶなら、俺はそれを否定できない!」<br/>リサ「御主人様……」<br/>「今の俺には、お前を造った人がお前を只の機械にしなかった理由が何となく分かるよ。」<br/>リサ「えっ?」<br/>「人は、神でも悪魔でもない!その両方を持ち合わせている!あの強大な力を預けるには、お前みたいに感情がなくちゃ駄目だ!そう考えたんだろう。そういう意味では、お前と俺は、同じなのかもしれない。」<br/>「もしも俺が、研究者にならず、そのままマジンガーに乗っていたら、あそこにいたのは鉄也じゃなく、俺だったのかもな……そう思うと、ほっとく訳にもいかない!」<br/>リサ「そんな!今の人類に勝ち目なんて……!」<br/>「別の魔神で、INFINITYを乗っ取る!」<br/>リサ「えっ?でも、魔神はもう……」<br/>「魔神ならもう一機……ある!」
 
:最終決戦前のリサとの会話。当然、もう一機の魔神とはマジンガーZの事である
 
:最終決戦前のリサとの会話。当然、もう一機の魔神とはマジンガーZの事である
;「…、Dr.ヘルは、何故、世界征服なんてものを目論んだと思う?」<br/>さやか「それは、世界を自分の思い通りにして…」<br/>「征服した世界で何をする? めんどくさいだけさ、世界征服なんて」<br/>「富、権力、名声…。そんなものどれ一つにも奴は興味ないよ」<br/>「あの戦いが終わってからずっと、俺はそれを考えていた。…そして一つの結論に至った」<br/>さやか「一体?」<br/>「好奇心」<br/>さやか「好奇心…?」<br/>「人類とは? 世界とは? 宇宙とは何か? その全てを知りたがっているのさ」<br/>「そして、この世界が存在に値するかを値踏みしているんだ」<br/>さやか「じゃあ、もしヘルが人類に興味を失えば…」<br/>「そう、全てが奴の予測の範囲内に収まるようであれば、奴は躊躇なくゴラーゴンを発動させる。そして新たな世界を観測対象にするだけだ。」
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;「…、Dr.ヘルは、何故、[[世界征服]]なんてものを目論んだと思う?」<br/>さやか「それは、世界を自分の思い通りにして…」<br/>「征服した世界で何をする? めんどくさいだけさ、世界征服なんて」<br/>「富、権力、名声…。そんなものどれ一つにも奴は興味ないよ」<br/>「あの戦いが終わってからずっと、俺はそれを考えていた。…そして一つの結論に至った」<br/>さやか「一体?」<br/>「好奇心」<br/>さやか「好奇心…?」<br/>「人類とは? 世界とは? 宇宙とは何か? その全てを知りたがっているのさ」<br/>「そして、この世界が存在に値するかを値踏みしているんだ」<br/>さやか「じゃあ、もしヘルが人類に興味を失えば…」<br/>「そう、全てが奴の予測の範囲内に収まるようであれば、奴は躊躇なくゴラーゴンを発動させる。そして新たな世界を観測対象にするだけだ。」
 
:決戦前夜のさやかとの会話。
 
:決戦前夜のさやかとの会話。
 
:元祖・悪の天才科学者の野望(或いは真意)を、元祖・正義の天才科学者の孫が看破する場面であり、甲児の成長を痛感する場面である。まさしく、「血は水より濃い」と言うべきであろう。
 
:元祖・悪の天才科学者の野望(或いは真意)を、元祖・正義の天才科学者の孫が看破する場面であり、甲児の成長を痛感する場面である。まさしく、「血は水より濃い」と言うべきであろう。
717行目: 752行目:  
;「くそったれで、ロクでもないことばっかりだけど…」<br>「それでも俺は…この世界を肯定する!」
 
;「くそったれで、ロクでもないことばっかりだけど…」<br>「それでも俺は…この世界を肯定する!」
 
:物語終盤、マジンガーINFINITYの能力・ゴラーゴンを止めるためにリサが内部コントロールを始め、その際に問われた「この世界は存在に値するか」という問いに対する返答。<br>これまでの決戦や人間関係と、決していいことばかりの人生ではなかったが、それでも甲児は仲間や愛する者と守ってきたこの世界を否定はしたくなかった。リサもまた同じ気持ちで、世界を肯定するために最終決戦に挑む。
 
:物語終盤、マジンガーINFINITYの能力・ゴラーゴンを止めるためにリサが内部コントロールを始め、その際に問われた「この世界は存在に値するか」という問いに対する返答。<br>これまでの決戦や人間関係と、決していいことばかりの人生ではなかったが、それでも甲児は仲間や愛する者と守ってきたこの世界を否定はしたくなかった。リサもまた同じ気持ちで、世界を肯定するために最終決戦に挑む。
;「この星の全ての光子力、預かった!喰らえ!鉄拳!ロケットパァァァァァァァンチ!」:INFINITYとの最終決戦において。この直後に空前絶後のロケットパンチを放ってINFINITYを宇宙空間に吹き飛ばして撃破する。
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;「この星の全ての光子力、預かった!喰らえ!鉄拳!ロケットパァァァァァァァンチ!」:INFINITYとの最終決戦において。この直後に空前絶後のロケットパンチを放ってINFINITYを地獄大元帥やDr.ヘル共々宇宙空間に吹き飛ばして撃破する。
 
;「さやか…子供を作ろう!」
 
;「さやか…子供を作ろう!」
 
:物語終盤、決戦から奇跡的に生還しさやかと無事再会した際の一世一代のプロポーズ。過程をすっ飛ばしまくった上に言い方も下ネタに聞こえかねない発言を'''シローとボス達3人に鉄也とジュンがいる前で言い放ってしまった'''が、さやかも恥ずかしがりながらも満更でもない。すべての戦いに決着をつけた彼等は未来へと進んでいくのだろう。そう、その先にいる[[リサ (マジンガー)|自分達の子供]]との明るい未来に。
 
:物語終盤、決戦から奇跡的に生還しさやかと無事再会した際の一世一代のプロポーズ。過程をすっ飛ばしまくった上に言い方も下ネタに聞こえかねない発言を'''シローとボス達3人に鉄也とジュンがいる前で言い放ってしまった'''が、さやかも恥ずかしがりながらも満更でもない。すべての戦いに決着をつけた彼等は未来へと進んでいくのだろう。そう、その先にいる[[リサ (マジンガー)|自分達の子供]]との明るい未来に。
733行目: 768行目:  
:第1話より、[[ホバーパイルダー]]の操縦に悪戦苦闘中の一コマ。とは言え、ボタンやらレバーやらを適当に弄くって散々な目に遭う原因を作っているのは、他成らぬ甲児自身なのだが…。
 
:第1話より、[[ホバーパイルダー]]の操縦に悪戦苦闘中の一コマ。とは言え、ボタンやらレバーやらを適当に弄くって散々な目に遭う原因を作っているのは、他成らぬ甲児自身なのだが…。
 
;「なぁに、おまえさんと同じペチャパイじゃアフロダイAが可哀想だからね、ちょっとボインにしてやったのさ」
 
;「なぁに、おまえさんと同じペチャパイじゃアフロダイAが可哀想だからね、ちょっとボインにしてやったのさ」
:第32話で対ケルベロスJ3(SRW未登場)用に誂えた気象観測ロケットを[[アフロダイA]]に搭載した結果、[[サイズ]]の関係で「'''爆乳'''」と化した愛機の醜態にブチ切れる[[弓さやか|さやか]]を上述の軽口で茶化す。
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:第32話より、前述の対ゲルベロスJ3用に誂えた気象観測ロケットを[[アフロダイA]]に搭載した結果、[[サイズ]]の関係で「'''爆乳'''」と化した愛機の醜態にブチ切れる[[弓さやか|さやか]]を上述の軽口で茶化す。
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:この後、'''発射された大型ロケットを手で掴んで空を飛ぶ'''という奇策で機械獣を撃破するのだが、その時の助走は[[ゲッター2]]を思わせるような演出の高速走行であった。
 
;「ボスボロットはマジンガーのケツでもなめてりゃいいの!」
 
;「ボスボロットはマジンガーのケツでもなめてりゃいいの!」
 
:第62話で[[ボス]]が「[[ボスボロット|ボロット]]を強くしたい」と言った時に見下して言った台詞。この後、ピンチに陥った際にボロットに助けてもらう。
 
:第62話で[[ボス]]が「[[ボスボロット|ボロット]]を強くしたい」と言った時に見下して言った台詞。この後、ピンチに陥った際にボロットに助けてもらう。
 +
:なお、ボロット登場前後の時期は同機の出番を作るためか「さやかやボスを小馬鹿にし、それにムキになった二人が活躍しようと知恵を絞るが、大抵は失敗して[[ギャグイベント]]になってしまう」というシナリオが多く、この頃の甲児はそれまでよりも口の悪くなった発言が増えている。
 
;「この胸クソ悪い暑さだぜ?俺だってシャワーを浴びたいさ。別に好き好んで、さやかさんのヌードを見に来たんじゃないンだぜ」
 
;「この胸クソ悪い暑さだぜ?俺だってシャワーを浴びたいさ。別に好き好んで、さやかさんのヌードを見に来たんじゃないンだぜ」
 
:劇場版『対暗黒大将軍』で、さやかが[[シャワーシーン|入浴中]]であるにも関わらず堂々とシャワー室へと入り込み彼女から[[修正|平手打ち]]を喰らうも、上述の台詞で己が正当性を主張する。直後に入室してきたボスが大慌てで退出するのとは対照的な、実に漢気あふれるリアクション。
 
:劇場版『対暗黒大将軍』で、さやかが[[シャワーシーン|入浴中]]であるにも関わらず堂々とシャワー室へと入り込み彼女から[[修正|平手打ち]]を喰らうも、上述の台詞で己が正当性を主張する。直後に入室してきたボスが大慌てで退出するのとは対照的な、実に漢気あふれるリアクション。
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;「「マジンガーZ」が始まった72年はノーヘルでOKだったんだよ そんなモンしねーぞ」
 +
:漫画「マジンガーZ ミケーネの伝説の巻」にて、友人を後ろに乗せてノーヘルでバイクを走らせている際に。友人が奇声を上げて文句を言い、「ノーヘルだからな やっぱしたら?」と返され、こう言い返す。
    
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
771行目: 810行目:  
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]
 
:
 
:
 +
:;「宇宙開発用ロボが役に立つのかよ?」
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::第7話「闘将ダイモス」にて、宇宙開発用ロボの[[ダイモス]]の存在を知った際の暴言。既に[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]が仲間にいるはずなのだが。この場面では直接顔を合わせてはいないものの…。
 
:;「うへっ、なんてカラーリングだよ!」
 
:;「うへっ、なんてカラーリングだよ!」
::第7話「闘将ダイモス」にて甲児が初めて[[ダイモス]]を見た時の感想。いくらなんでも[[竜崎一矢|一矢]]と[[ダイモス]]に失礼な言葉である。
+
::同話にて甲児が初めてダイモスを見た時の感想。いくらなんでも[[竜崎一矢|一矢]]とダイモスに失礼な言葉である。
 
:;「…それがよ、あの通信機、マサキに返しちまった」<br />「この前よ、耳そうじしてたら、でっけえ耳クソが出てきたんだ。あんまりでっけえから、誰かに見せたくなって…」<br />「いやあ、怒るの怒らないのって。おかげで通信機取り上げられちまった」
 
:;「…それがよ、あの通信機、マサキに返しちまった」<br />「この前よ、耳そうじしてたら、でっけえ耳クソが出てきたんだ。あんまりでっけえから、誰かに見せたくなって…」<br />「いやあ、怒るの怒らないのって。おかげで通信機取り上げられちまった」
 
::第14話「空飛ぶマジンガーZ」より。怒られるのも当然である。[[マサキ・アンドー|マサキ]]は結構根に持っていたようで、後の再会時にも怒られていた。『第2次OG』ではマサキはリュウセイにエーテル通信機を渡した際にわざわざ「つまらない事に使うな」と釘を刺しているので、この一件は下手するとマサキの[[虚憶]]になっている可能性もある……。
 
::第14話「空飛ぶマジンガーZ」より。怒られるのも当然である。[[マサキ・アンドー|マサキ]]は結構根に持っていたようで、後の再会時にも怒られていた。『第2次OG』ではマサキはリュウセイにエーテル通信機を渡した際にわざわざ「つまらない事に使うな」と釘を刺しているので、この一件は下手するとマサキの[[虚憶]]になっている可能性もある……。
781行目: 822行目:  
::一見ただのボヤキだがマジンガーZには30000度の熱を出すブレストファイヤーが搭載されているため'''「冷凍光線の温度がもう少し低かったらマジンガーZでギメリアを破壊出来る可能性があった」'''という悔やみも込めているのかもしれない。
 
::一見ただのボヤキだがマジンガーZには30000度の熱を出すブレストファイヤーが搭載されているため'''「冷凍光線の温度がもう少し低かったらマジンガーZでギメリアを破壊出来る可能性があった」'''という悔やみも込めているのかもしれない。
 
;[[スーパーロボット大戦F|F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F|F]]
:
   
:;「愛称はポチってか」
 
:;「愛称はポチってか」
 
::スーパー系第1話「対決!?マジンガーZVSゲッターロボG」より。[[ヘクトール・マディソン|ヘクトール]]が自己紹介で「アルフォンヌ・ルイ・シュタインベック三世」と名乗ったところ、即座にこの言葉を返した。ヘクトールもあっさり対応されるとは思っていなかったようでばつの悪そうな様子を見せていた。
 
::スーパー系第1話「対決!?マジンガーZVSゲッターロボG」より。[[ヘクトール・マディソン|ヘクトール]]が自己紹介で「アルフォンヌ・ルイ・シュタインベック三世」と名乗ったところ、即座にこの言葉を返した。ヘクトールもあっさり対応されるとは思っていなかったようでばつの悪そうな様子を見せていた。
 
::なお、アルフォンヌ・ルイ・シュタインベック三世はかつて[[劇場版マジンガーシリーズ|劇場版]]で共演した『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』の登場人物である。
 
::なお、アルフォンヌ・ルイ・シュタインベック三世はかつて[[劇場版マジンガーシリーズ|劇場版]]で共演した『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』の登場人物である。
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:;「そうかあ? 二つの目とアンテナがついてりゃ、何だってガンダムに見えちまうぜ」
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::スーパー系第3話「特訓!大雪山おろし」にて。[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|どこか]]で聞いたセリフであり、以降の作品でも同じネタを振る人物は[[破嵐万丈|少な]][[ディアッカ・エルスマン|くな]][[ミツバ・グレイヴァレー|い。]]
 
:;「ああ、あれね。どうもあの通信機、壊れてるんじゃねえかなあ」<br />「この前、一度使ってみたんだよ。けど、うんともすんとも言わねえし、いつまでたってもマサキは来なかったぜ」
 
:;「ああ、あれね。どうもあの通信機、壊れてるんじゃねえかなあ」<br />「この前、一度使ってみたんだよ。けど、うんともすんとも言わねえし、いつまでたってもマサキは来なかったぜ」
 
::ゴラオンルート第13話「浮上」より。[[弓さやか|さやか]]から『EX』時にマサキから貰った通信機に対して言われた時のセリフ。この前というのがいつなのかは不明だが、今回は純粋に救援を頼もうとして使った可能性もある。だが今度は本当に使い物にならなかった。理由は後述。
 
::ゴラオンルート第13話「浮上」より。[[弓さやか|さやか]]から『EX』時にマサキから貰った通信機に対して言われた時のセリフ。この前というのがいつなのかは不明だが、今回は純粋に救援を頼もうとして使った可能性もある。だが今度は本当に使い物にならなかった。理由は後述。
791行目: 833行目:  
:;「俺か? 俺はな…かっこいいからだ!」
 
:;「俺か? 俺はな…かっこいいからだ!」
 
::第19話(ルートにより変動)「ネルフ襲撃」のシナリオエンドデモより。[[碇シンジ|シンジ]]に何故[[マジンガー]]に乗って戦っているのかと問われた時の答えだが、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]に馬鹿にされて口げんかになってしまう。とはいえ、上記『EX』でのミオに対する発言から察するに、わざと道化を演じた可能性も高い。確かにこの時のシンジの状態を考えるとそっちの方がかえって良かったのかもしれない。難解かつ哲学的な見解で答えた竜馬とは正反対であるが、彼なりにシンジを元気づけようとしていた姿勢は本物だろう。
 
::第19話(ルートにより変動)「ネルフ襲撃」のシナリオエンドデモより。[[碇シンジ|シンジ]]に何故[[マジンガー]]に乗って戦っているのかと問われた時の答えだが、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]に馬鹿にされて口げんかになってしまう。とはいえ、上記『EX』でのミオに対する発言から察するに、わざと道化を演じた可能性も高い。確かにこの時のシンジの状態を考えるとそっちの方がかえって良かったのかもしれない。難解かつ哲学的な見解で答えた竜馬とは正反対であるが、彼なりにシンジを元気づけようとしていた姿勢は本物だろう。
 +
::実際のところは、寺田P曰く「完結編へのネタ振り」であったという<ref>宝島社『スーパーロボット大戦F 戦略解説』69頁。</ref>。何かしらのイベントの伏線だったようだが、シナリオライター交代の影響か完結編でも回収されずじまいになってしまった。
 
:;「…道に迷ってたな?」
 
:;「…道に迷ってたな?」
 
::第22話(ルートにより変動)「ジャブロー侵入(後編)」に於けるマサキとの再会時のセリフ。このセリフに対し、当のマサキは本当に道に迷っていたためか黙り込んでしまった。
 
::第22話(ルートにより変動)「ジャブロー侵入(後編)」に於けるマサキとの再会時のセリフ。このセリフに対し、当のマサキは本当に道に迷っていたためか黙り込んでしまった。
824行目: 867行目:  
:;「[[あしゅら男爵|男女のミイラが合体した奴]]や、[[ブロッケン伯爵|生首が浮いている奴]]、[[ゴーゴン大公|下半身が虎の奴]]とか見ているからなあ」
 
:;「[[あしゅら男爵|男女のミイラが合体した奴]]や、[[ブロッケン伯爵|生首が浮いている奴]]、[[ゴーゴン大公|下半身が虎の奴]]とか見ているからなあ」
 
::第25話「シャーキン悪魔の戦い」のシナリオエンドデモにて、[[チャム・ファウ|妖精]]を目の当たりにしても別段驚いた様子を見せない甲児に面喰らう[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]へ、非常識な事柄の前例を挙げる。
 
::第25話「シャーキン悪魔の戦い」のシナリオエンドデモにて、[[チャム・ファウ|妖精]]を目の当たりにしても別段驚いた様子を見せない甲児に面喰らう[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]へ、非常識な事柄の前例を挙げる。
 +
::第25話弐号機を受け取りに行くルート「東京上空」だと、ボスが代わりに言う。
 +
:;「確かにいい印象がねえなあ。何とな~く最終決戦地って感じがするし…」<br/>竜馬「ああ。何か強大な敵が潜んでいるような気もする…」
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::第41話「バイバイ・マルス」より。火星に向かう際、アスカの「火星って何かホコリっぽいイメージがあってヤなのよ」という意見に追従した際の台詞。『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』を示唆した台詞であり、これに[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]が「[[虚憶|前にも戦った事ある]]ような口振りだな」と突っ込んでいる。
 
:;「アスカ…これだけは言っておくぜ」<br />「俺はな、おじいちゃんが遺してくれたマジンガーZを誇りに思っているんだ」<br />「お前だって誇りを持ってEVAに乗ってんだろ? それをバカにされたら、お前だって腹が立つだろうが…?」
 
:;「アスカ…これだけは言っておくぜ」<br />「俺はな、おじいちゃんが遺してくれたマジンガーZを誇りに思っているんだ」<br />「お前だって誇りを持ってEVAに乗ってんだろ? それをバカにされたら、お前だって腹が立つだろうが…?」
 
::第51話「あしゅら男爵、散る」のシナリオデモにて、これから激化していくであろう戦いに備えて[[マジンガーZ]]をオーバーホールしようかという話を[[タカヤノリコ|ノリコ]]や[[峰一平|一平]]としていた所に、割って入ってマジンガーZを旧式と見下す発言をした[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]に対して。珍しく、静かに怒気を発しての台詞で、その迫力に流石のアスカも気圧されていた。
 
::第51話「あしゅら男爵、散る」のシナリオデモにて、これから激化していくであろう戦いに備えて[[マジンガーZ]]をオーバーホールしようかという話を[[タカヤノリコ|ノリコ]]や[[峰一平|一平]]としていた所に、割って入ってマジンガーZを旧式と見下す発言をした[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]に対して。珍しく、静かに怒気を発しての台詞で、その迫力に流石のアスカも気圧されていた。
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:;ルリ「あと3分です」<br />「へっ、まだラーメンが作れるぜ…!」<br />ルリ「食べる時間が入ってませんけど」<br />「コロニーを止めてゆっくり食うさ!」
 
:;ルリ「あと3分です」<br />「へっ、まだラーメンが作れるぜ…!」<br />ルリ「食べる時間が入ってませんけど」<br />「コロニーを止めてゆっくり食うさ!」
 
::第10話(「アーガマにとどまる」ルート)「星の屑の記憶」or「スターダスト・メモリー」より。コロニー落としの阻止臨界点まで残り3分だと通告されて。流石の軽口なのだが、そもそもお湯を沸かさないといけないのではと思わなくもない。
 
::第10話(「アーガマにとどまる」ルート)「星の屑の記憶」or「スターダスト・メモリー」より。コロニー落としの阻止臨界点まで残り3分だと通告されて。流石の軽口なのだが、そもそもお湯を沸かさないといけないのではと思わなくもない。
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:;「そうだ…! マリアちゃん!」<br />「ひとつだけ… ひとつだけ聞かせてくれ、マリアちゃん! おれとマリアちゃんが初めて会ったとき… ジープで競争したよな!?」
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::第22話「『来訪者』を守り抜け?」 or 「イントルーダー」より。偽デュークの後に現れたひかるとマリアに偽者疑惑が浮上した際に。実際にはバイクで競争しており、あえて事実と違うことを言い本物しか知らない情報を見事に聞き出す。甲児にしては珍しい知的なシーン。
 
:;「聞いて驚け、宇宙との貿易だ。このままでは、地球資源は減る一方だし、絶対に必要だと思うんだ」
 
:;「聞いて驚け、宇宙との貿易だ。このままでは、地球資源は減る一方だし、絶対に必要だと思うんだ」
 
::第31話「愛と勇気と力」or「変わりゆく心」より。[[小バーム]]との和平の話で上機嫌になっている際に、甲児の持っている「長年の夢」の話題になって。和平の流れでこれも一気に現実的な話となっていたのが、上機嫌の理由だった。
 
::第31話「愛と勇気と力」or「変わりゆく心」より。[[小バーム]]との和平の話で上機嫌になっている際に、甲児の持っている「長年の夢」の話題になって。和平の流れでこれも一気に現実的な話となっていたのが、上機嫌の理由だった。
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::宇宙編第19話「ビッグキャノン」より。[[ムチャ]]の駆る[[スーパーボスボロット]]がマップ兵器「スーパーDXミサイル」を使った際の発言。[[剛健一|健一]]の「[[精神コマンド]]」発言と同じく、『新スーパーロボット大戦』を代表する迷台詞。
 
::宇宙編第19話「ビッグキャノン」より。[[ムチャ]]の駆る[[スーパーボスボロット]]がマップ兵器「スーパーDXミサイル」を使った際の発言。[[剛健一|健一]]の「[[精神コマンド]]」発言と同じく、『新スーパーロボット大戦』を代表する迷台詞。
 
::もっとも[[OGシリーズ]]では「MAPW」という用語が導入されるなどで似たような会話が出ながらも、ある程度メタさが緩和されてはいるが…。
 
::もっとも[[OGシリーズ]]では「MAPW」という用語が導入されるなどで似たような会話が出ながらも、ある程度メタさが緩和されてはいるが…。
:;「よーし、マップ兵器だ!それぇ!」
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:;「よし、マップ兵器だ。それぇ!!」
 
::宇宙編第26話「新たなる力」より。19話でスーパーDXミサイルに興味深々だった甲児はボスに頼み込み、なんとスーパーボスボロットを借りて強制出撃。この台詞と共にDXミサイルを発射するも、「どこに飛ぶかわからない」代物で危うく自分が巻き込まれそうになるという、何ともしまらない展開に…。
 
::宇宙編第26話「新たなる力」より。19話でスーパーDXミサイルに興味深々だった甲児はボスに頼み込み、なんとスーパーボスボロットを借りて強制出撃。この台詞と共にDXミサイルを発射するも、「どこに飛ぶかわからない」代物で危うく自分が巻き込まれそうになるという、何ともしまらない展開に…。
 
::他作品では台詞イベントなどで時々ボロットを借りている事も匂わせる甲児だが、実際にボロットに乗り換えての出撃はSRW全体でも珍しい。
 
::他作品では台詞イベントなどで時々ボロットを借りている事も匂わせる甲児だが、実際にボロットに乗り換えての出撃はSRW全体でも珍しい。
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:;「実は妖鳥シ…」
 
:;「実は妖鳥シ…」
 
::第3話「神人目覚める」にて、[[ラーゼフォン]]の記録映像を見て何かに似ていると言われて。隼人から「それ以上言うと、空から攻められちまうぜ?」と遮られた。
 
::第3話「神人目覚める」にて、[[ラーゼフォン]]の記録映像を見て何かに似ていると言われて。隼人から「それ以上言うと、空から攻められちまうぜ?」と遮られた。
::かつて[[劇場版マジンガーシリーズ|劇場版]]で共演した『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』の妖鳥[[シレーヌ]]の事であり、「空から攻められる」というのも劇中で[[不動明]]が発言したことである。……しかして、甲児のこの発言から[[スーパーロボット大戦DD|15年後]]に'''[[デビルマン]]も[[スーパーロボット大戦DD|スパロボシリーズ参戦]]を果たす'''とは当時のスタッフ含め誰が予想しえただろうか。
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::かつて[[劇場版マジンガーシリーズ|劇場版]]で共演した『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』の妖鳥[[シレーヌ]]の事であり、「空から攻められる」というのも劇中で[[不動明]]が発言したことである。……しかして、甲児のこの発言から[[スーパーロボット大戦DD|15年後]]に'''[[デビルマン]]も[[スーパーロボット大戦DD|スパロボシリーズ参戦]]を果たす'''とは当時のスタッフ含め誰が予想しえただろうか。ちなみに、その15年後の際に「20年前から参戦させたかったが、ロボット作品ではないのでプレイヤーに疑問を抱かせることになるため実現しなかった」とスタッフが答えているので<ref>[https://gnn.gamer.com.tw/detail.php?sn=174671 【TpGS 19】《超級機器人大戰 DD》製作人:期盼讓無課金玩家也能順利收集機體零件] 2024年3月15日閲覧。</ref>、甲児のこの発言は『デビルマン』の参戦が見送られたことを表している可能性もある。
 
:;「今日は火事場泥棒かよ! 鬼ってのは力尽くかと思えば、意外にセコいようだな!」
 
:;「今日は火事場泥棒かよ! 鬼ってのは力尽くかと思えば、意外にセコいようだな!」
 
::第20~22話「二つの顔を持つ男」にて、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]のエネルギー奪取を目論む[[ヒドラー元帥]]を一刀両断。
 
::第20~22話「二つの顔を持つ男」にて、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]のエネルギー奪取を目論む[[ヒドラー元帥]]を一刀両断。
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:『30』艦内ミッション「飛・翔」にて、グリッドマンの戦いを見て。ゲーム中では空は飛べるが空適正Bなのでこの分析は理に適っている。
 
:『30』艦内ミッション「飛・翔」にて、グリッドマンの戦いを見て。ゲーム中では空は飛べるが空適正Bなのでこの分析は理に適っている。
 
:元ネタは『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』にて、[[不動明]]がマジンガーZに対して評した言葉から。
 
:元ネタは『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』にて、[[不動明]]がマジンガーZに対して評した言葉から。
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;「例えるなら、『流竜馬』という実在の人物をタッチの違う画家がそれぞれ描いたのがお前と竜馬ってところだ」
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:『30』艦内ミッション「若きダイナミック達」にて、[[流竜馬 (OVA)|二人の]][[流竜馬 (DEVOLUTION)|竜馬]]を見比べて。
    
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*マジンガーZ誕生40周年を記念して、兜甲児の特徴的なモミアゲを再現したメガネが発売された。
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*当初の名前は風進(かぜ すすむ)だったが、永井氏によればZのイメージで変更したと言う<ref>徳間書店『別冊テレビランド増刊 ロマンアルバム(9)  マジンガーZ』26頁。</ref>。
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*マジンガーZ誕生40周年を記念して、兜甲児の特徴的なモミアゲを再現した[[眼鏡・サングラス|メガネ]]が発売された。
 
*石川賢氏による読切漫画『グレンダイザー対ダブルマジンガー』では鉄也と共にベガ星人ゲッペルの催眠術によって操られ、Zとグレートで[[グレンダイザー]]を襲撃した。
 
*石川賢氏による読切漫画『グレンダイザー対ダブルマジンガー』では鉄也と共にベガ星人ゲッペルの催眠術によって操られ、Zとグレートで[[グレンダイザー]]を襲撃した。
 
*永井豪氏によるリメイク漫画『マジンサーガ』や『Zマジンガー』などの作品においても、原作同様[[主人公]]を務めている。
 
*永井豪氏によるリメイク漫画『マジンサーガ』や『Zマジンガー』などの作品においても、原作同様[[主人公]]を務めている。
 
*漫画『デビルマン対闇の帝王』では、『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』終了後の時間軸で物語が展開しており、甲児は亡き剣造の遺志を継いで[[科学要塞研究所|新・科学要塞研究所]]の所長に就任。地上征服を断念したミケーネ帝国の逆襲を危惧していた。
 
*漫画『デビルマン対闇の帝王』では、『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』終了後の時間軸で物語が展開しており、甲児は亡き剣造の遺志を継いで[[科学要塞研究所|新・科学要塞研究所]]の所長に就任。地上征服を断念したミケーネ帝国の逆襲を危惧していた。
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*『[[鋼鉄神ジーグ]]』では甲児らしき人物がカメオ出演している。
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*『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』で甲児を演じた森久保祥太郎氏は、2022年に公開された舞台『立て!マジンガーZ!!』12月4日公演分においては俳優としても甲児役を演じている。『INFINITY』までの歴代甲児役4名<ref>森久保氏、TV版等の石丸博也氏、『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』の赤羽根健治氏、OVA『CBキャラ 永井豪ワールド』シリーズの山口勝平氏。</ref>が日替わりで甲児役の声の担当として出演する中、俳優としての出演は森久保氏のみ行われた。
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*2024年発売のゲーム『UFOロボ グレンダイザー たとえ我が命つきるとも』の日本語版では、岩中睦樹氏が声を担当している。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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