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== 概要 ==
 
== 概要 ==
愛称は『'''ウシロ'''』。どこか影のある、眼鏡をかけた少年。物静かな雰囲気とは裏腹に暴力的で根暗な性格をしており、何かある度に妹であるカナに暴力を加えている。
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愛称は『'''ウシロ'''』。どこか影のある、[[眼鏡・サングラス|眼鏡]]をかけた少年。物静かな雰囲気とは裏腹に根暗で暴力的な性格をしており、何かある度に妹であるカナに暴力を加えている。
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これは母親がカナの出産に耐えられず、産んだ後に亡くなった事から母の死をカナのせいだと捉えたための一種の八つ当たりである。
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これは母親がカナの出産と引き換えに命を落としたことで、母の死をカナのせいだと決めつけたことによる一種の八つ当たりである。
 
無論、こうした態度は「ぼくら」の面々の中でも浮いており、他から一歩離れた態度を取る事も多かった。
 
無論、こうした態度は「ぼくら」の面々の中でも浮いており、他から一歩離れた態度を取る事も多かった。
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=== ぼくら ===
 
=== ぼくら ===
 
;[[宇白可奈]]
 
;[[宇白可奈]]
:妹。日常的に暴力を加えている一方でカナ自身はその事を特に「やめて」と言わず健気に兄へ付いていく。
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: 妹。日常的に暴力を加えている一方でカナ自身はその事を特に「やめて」と言わず健気に兄へ付いていく。
:その後、戦いを通じて得た経験や[[田中美純]]の過去を知った事で成長し、カナへの暴力も無くなっていった。
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: その後、戦いを通じて得た経験や[[田中美純]]の過去を知った事で成長し、カナへの暴力も無くなっていった。
 
;[[吉川寛治]]
 
;[[吉川寛治]]
:悪友。カナに辛く当たる理由も察しているために、彼がウシロと周囲の仲介役になる事も少なくない。
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: 悪友。カナに辛く当たる理由も察しているために、彼がウシロと周囲の仲介役になる事も少なくない。
 
;[[阿野万記]]
 
;[[阿野万記]]
:母が弟の出産を控えているためにカナへの暴力を許さず衝突する事が多い。
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: 母が弟の出産を控えているためにカナへの暴力を許さず衝突する事が多い。
 
;[[矢村大一]]
 
;[[矢村大一]]
:同じく妹と弟たちを持つ身のためにカナへの暴力を諫めている。
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: 同じく妹と弟たちを持つ身のためにカナへの暴力を諫めている。
 
;[[和久隆]]
 
;[[和久隆]]
:2回目の戦いが終わった後、彼をそっと押したら海へと落下してしまった。
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: 2回目の戦いが終わった後、彼をそっと押したら海へと落下してしまった。
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: ジ・アースの真実を知らないが故の不可抗力だったとはいえ、自分のせいで落としてしまったことに後ろめたさを感じていた。
 
;[[切江洋介]]
 
;[[切江洋介]]
:彼がパイロットに選ばれた際に家まで様子を見に行き、ある騒動に巻き込まれる。
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: 彼がパイロットに選ばれた際に家まで様子を見に行き、ある騒動に巻き込まれる。
    
=== 大人たち ===
 
=== 大人たち ===
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== アニメ版 ===
 
;「流されりゃいいんだ」
 
;「流されりゃいいんだ」
:波打ち際でアンコに「波にさらわれる」と冗談を言われながら抱かれるカナを見ての第一声。言うまでも無く周囲は引いていた。
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:1話。波打ち際でアンコに「波にさらわれる」と冗談を言われながら抱かれるカナを見ての第一声。言うまでも無く周囲は引いていた。
 
;「そいつはやらなくていい」
 
;「そいつはやらなくていい」
:ココペリと会い、カナが契約を行う際に一人反対する。結果的にカナは契約者とはならなかったため、運命を変えたひと言と言える。
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:ココペリと会い、カナが契約を行う際に一人反対する。結果的にカナは未契約者となったため、運命を変えたひと言と言える。
 
;「おい、契約してない奴がいるぞ」
 
;「おい、契約してない奴がいるぞ」
 
:[[コエムシ]]へ向けて、未契約者が乗っている事で発した台詞。実は後の展開の[[伏線]]でもある。
 
:[[コエムシ]]へ向けて、未契約者が乗っている事で発した台詞。実は後の展開の[[伏線]]でもある。
;「恥ずかしいんだよ」
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;「お前…恥ずかしいんだよ」
:戦いが終わった後、ジアースの外に出て思いっきり叫んだワクに対して、軽く押す…が、なんと'''そのままワクは海へと落下してしまった。'''流石にこの時はウシロも動揺していた。
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:2話。戦いが終わった後、ジアースの外に出て思いっきり叫んだワクに対して。<br />ワクの背中を軽く小突く…が、なんと'''そのまま彼は海へと落下してしまった。'''<br />後にウシロが原因ではなかった事が判明するものの、ワクの死はその後も彼の胸に罪悪感として残り続ける。
;「ここでやめるなんて言うなよ」<br />「あれだけ正義感ぶっといて、今更死ぬのが怖いなんていうなよ」<br />「お前は家族を言い訳にしているだけだろ」
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;「ここでやめるなんて言うなよ」<br />「あれだけ正義感ぶっといて、今更死ぬのが怖いなんて言うなよ」<br />「お前は家族を言い訳にしているだけだろ」
 
:ダイチがパイロットに選ばれた際に彼に向けて言い放つ。底意地の悪さを伺わせる一方で家族に対するコンプレックスも垣間見える。
 
:ダイチがパイロットに選ばれた際に彼に向けて言い放つ。底意地の悪さを伺わせる一方で家族に対するコンプレックスも垣間見える。
;「あるんです。この状況で、あの敵のパイロットを確実に殺す方法が1つだけ」
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:原作クライマックスのウシロ編にて、敵パイロットが戦闘放棄・逃亡してしまった際の台詞。この後、'''漫画史でも類を見ない壮絶にして最悪の展開'''へと突入する。
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=== 原作漫画版 ===
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;「守りたいものなんか、ない」
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:原作8巻。「ちゃんと戦ってカナを守れ」「カナを通して母親に甘えている」というカンジの説得に対して。<br />数少ない友人であるカンジにもこの反応であり、彼の家族に対するコンプレックスは根深い。
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;「カンジ!!言っとくけど今までこれにつきあってた理由、ワクのことだけじゃないからな」
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:原作8巻、カンジとの別れの言葉。彼とは小学校低学年の頃からの付き合いであった。
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;「おれのイスだ」<br />「おれが望んだ」
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:原作10巻、契約が完了した際の台詞。亡き母が座った戦闘機の操縦席、それが彼のイスだった。
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;「カンジにいつもあいつが集めてたあーいう映像見せられててヘキエキしてたんだよ!!」<br />「あいつは底なしの魔王だったから!!」
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:原作10巻、女の子への興味の有無を問うマチに対して。物語終盤にして初めて思春期の少年らしさを見せる。
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;「部屋が暗くなるのが、怖いんだ」<br />「自分のまわりに何も無くなるようで、」<br />「自分が何かと何もつながっちゃいないようで、」<br />「自分がそのまま無くなるようで、」<br />「みんなこんなのに、耐えていたのか」
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:原作11巻、心配したコエムシに自分の心情を打ち明ける。「ぼくら」達が抱えていた苦悩が、彼にも重くのしかかる。
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;「最後まで悪い息子で、すまない」
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:原作11巻、上記の直後。父にも心情を打ち明けるが、父との和解は無情にも果たされなかった。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
;「お前とは気が合いそうだ」<br />ワク「もうサッカーできねぇ!!」
 
;「お前とは気が合いそうだ」<br />ワク「もうサッカーできねぇ!!」
 
:「ぼくらの 特別ヘン」にて「ボールは友達!」と言いながらサッカーボールを蹴ったワクに向けて'''カナを蹴りながら言う。'''そりゃ一緒にされたくないだろう。
 
:「ぼくらの 特別ヘン」にて「ボールは友達!」と言いながらサッカーボールを蹴ったワクに向けて'''カナを蹴りながら言う。'''そりゃ一緒にされたくないだろう。
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;マチ「ウシロ、あんたふるえてるよ」<br /> 「し、仕方がないだろ。初めてなんだから…」
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:同じく「特別ヘン」にて、マキの父から会うなりお尻を叩かれての反応。どういう事なのかはお察しください。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
4,959

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