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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Wizoll Custom]]
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Wizoll Custom]]
| 登場作品 = [[魔装機神シリーズ]]([[バンプレストオリジナル]])
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[魔装機神シリーズ]])
*[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
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*{{登場作品 (メカ)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
*[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD|魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
+
| デザイン = {{メカニックデザイン|藤井大誠}}
*[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
*[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END]]
+
| SRWでの分類 = [[機体]]
*[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
+
}}
*[[スーパーロボット大戦F完結編]]
+
 
*[[スーパーロボット大戦α外伝]]
+
{{登場メカ概要
*[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]
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| タイトル = スペック
 
| 分類 = [[分類::妖装機]]
 
| 分類 = [[分類::妖装機]]
 
| 生産形態 = 改修機
 
| 生産形態 = 改修機
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| 改修 = [[サフィーネ・グレイス]]
 
| 改修 = [[サフィーネ・グレイス]]
 
| パイロット = [[パイロット::サフィーネ・グレイス]]
 
| パイロット = [[パイロット::サフィーネ・グレイス]]
| デザイン = {{メカニックデザイン|藤井大誠}}
   
}}
 
}}
 
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'''ウィーゾル改'''は『[[魔装機神シリーズ]]』の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
サフィーネが自分の趣味を全開にして、[[ウィーゾル]]を改造した機体である。右肩に「'''改'''」と書かれている。ウィーゾルに存在したギミックは本機にも引き継がれており、「掌中の眼」は両肩に移動。後頭部先端の「ローズカッター」は左腕と一体化。後頭部から伸びていた「尾」は右腕の手甲部分に「鞭」として移植されている。
 
サフィーネが自分の趣味を全開にして、[[ウィーゾル]]を改造した機体である。右肩に「'''改'''」と書かれている。ウィーゾルに存在したギミックは本機にも引き継がれており、「掌中の眼」は両肩に移動。後頭部先端の「ローズカッター」は左腕と一体化。後頭部から伸びていた「尾」は右腕の手甲部分に「鞭」として移植されている。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:シュウの取り巻きとしてイベントでマップ上にいることがあるが、戦闘することになるのは最終話のみである。場合によってはエンディングまで全く戦闘することがなかったりする。[[隠し要素/第4次|隠し要素]]で最終話に一定ターン数以内に到達した場合、シュウの[[グランゾン]]や[[モニカ・グラニア・ビルセイア|モニカ]][[ノルス・レイ]]とともに仲間に加わる。が、もはや最終話の強力な敵相手にあまり活躍は見込めない。逆に最終話に一定ターン以上経過して到達した場合、シュウとともにゼゼーナンを追い詰めており、ゼゼーナンと戦う場合はそのままシュウとともに撤退し、シュウと戦う場合、敵として対峙することになる。フル改造で気力MAXではあるものの、他が[[ヴァルシオン]]や[[ネオ・グランゾン]]なためかなり倒しやすく感じられる。
+
:イベントなどで何度か登場するが、実際に戦闘となるのは特定状況下の最終話のみである。敵対時はフル[[改造]]&気力MAX状態とかなり強化されているものの、共に登場する[[ヴァルシオン]]や[[ネオ・グランゾン]]のほうが圧倒的なため、結果的にあまり強く感じないのが悲しい。
 +
:また、[[隠し要素/第4次|条件]]によっては加入することもあるが、活躍するには厳しいだろうか。
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
::今回は追加された[[プレシア・ゼノサキス|プレシア]][[カロッゾ・ロナ|カロッゾ]]から救出するシナリオでスポット参戦する。この時は機体はフル改造されているが武器は無改造。そして最終面で加入すると、機体も無改造に戻っている。
+
::追加されたシナリオで[[スポット参戦]]するようになった。この時点では機体のみフル改造の武器無改造であり、正式加入した際は機体も無改造になってしまう。
::地形適応は陸と宇宙がそれぞれBからAに上がったが、サフィーネ自身の適応は変わっていないため、宇宙に関してはBのままである。
+
::また、[[陸]][[宇宙|]]の地形適応がAに上昇したが、サフィーネ自身に変化はないため、残念ながら宇宙はBのままである。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:後半のストーリーでシュウとともに[[NPC]]として出てきたのち次のマップから味方ユニットとして使える。最初からフル[[改造]]でパイロットのサフィーネが[[2回行動]]も可能な状態で入手できるものの、[[宇宙]]適応Bであり、同時期に加入するシュウの[[グランゾン]]のほうが非常に強く、すでに強力な[[ニュータイプ]]パイロットや強力な必殺技を撃てる[[スーパーロボット]]が育成されている時期なのでレギュラーとしては少し見劣りしてしまう。
+
:終盤にフル改造状態で加入する。ステータス的には十分強力だが、少々物足りない武装にサフィーネの半端な能力値&宇宙Bが加わるため、意外と使いにくいのが悲しい。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:使用する武装のグラフィックが新たに作り込まれている。が、現代で地上ルートに行かないと難ルートの最終話でしか登場せず、しかも3ターンで撤退してしまう為、プレイの仕方によっては戦闘シーンはおろか、姿を見ることすらなく終わる。
+
:「[[魔装機神シリーズ]]」での時系列よりも早い登場となる。性能は意外と高く、何故かサイズがLになっている。
 +
:序盤と最終話にそれぞれ一回しか登場せず、どちらもルート限定&撤退条件ありとなっているため戦う機会は少ない。
    
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
:第一章はストーリー上[[ウィーゾル]]であるはずだが、容量などの都合で改が登場する。
+
:ストーリー上は[[ウィーゾル]]である第一章から本機が登場する<ref>このことから、『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』では「ウィーゾルの強化改造機ということではないらしい」と解説されしまっている。</ref>。
 
:;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
 
:;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
::元作品に合わせたのか、SFC版「LOE」と同様第一章の段階からこの状態で登場している。PSP移植版では方針変更に伴い第二章から登場する。イベントカットの内容も修正されているため、「モニカに手を伸ばしたときのウィーゾル改」のCGと、「モニカに手を伸ばしたときのウィーゾル」のCGを見比べてみるのも楽しいだろう。
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::DS版はSFC版と同様に第一章から登場。
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::PSP版では第二章からの登場に変更されており、それに合わせてイベントカットの内容も修正されている。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
:本作限定版のIでは、第一章では本機の代わりにウィーゾルが登場するようになった。本編では[[アンティラス隊]]とシュウ一行の関係に応じて敵にも味方にもなる。ヤンロンルートではシュウ一行の中では一足早く自軍入りする。気力制限なし、移動後攻撃可能で有射程の「ダークネスボンテージ」が味方の時には頼りになり、敵の時には厄介。ただ、一部ルートだけに限定された自軍参入が災いしたのかランクアップ武器はなし。武装欄の兵器も3個のみと開発費抑制の対象にされてしまっている。
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:[[アンティラス隊]]とシュウ一行の関係に応じて敵にも味方にもなる。ヤンロンルートではシュウ一行の中では一足早く自軍入りする。気力制限なし、移動後攻撃可能で有射程の「ダークネスボンテージ」が味方の時には頼りになり、敵の時には厄介。ただ、一部ルートだけに限定された自軍参入が災いしたのかランクアップ武器はなし。武装欄の兵器も3個のみと開発費抑制の対象にされてしまっている。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
:シュウ一行の中で唯一、中盤一時的に仲間になる。強制出撃が多く、改造資金も返還されるので改造を視野に入れてもいいが、サフィーネの精神コマンドだけでも十分に使える。正式に仲間入りするのはバゴニアルート終盤のみだが、他のルートでの終盤参戦ユニットと違い、強制出撃の対象にはならない。必殺技が変更されたが基本的な使い勝手は前作と同様。むしろ、射程が減少したため弱体化したといえるかもしれない。機体改造およびパイロットのPPがある程度確保されているため、一週目で機体改造やパイロット育成が不十分な場合は使われるかもしれないが、他の対抗馬を押しのけるほどの個性には欠ける。
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:シュウ一行の中で唯一、中盤一時的に仲間になる。強制出撃が多く、改造資金も返還されるので改造を視野に入れてもいいが、サフィーネの精神コマンドだけでも十分に使える。正式に仲間入りするのはバゴニアルート終盤のみだが、他のルートでの終盤参戦ユニットと違い、強制出撃の対象にはならない。必殺技が変更されたが基本的な使い勝手は前作と同様。むしろ、射程が減少したため弱体化したといえるかもしれない。機体改造およびパイロットのPPがある程度確保されているため、一周目で機体改造やパイロット育成が不十分な場合は使われるかもしれないが、他の対抗馬を押しのけるほどの個性には欠ける。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
:今回は序盤から登場。武装面が遠近両面で大幅強化されたため、十分第一線を張れる機体になった。サフィーネ自身の能力値とサポート系精神の揃えの良さ、そして使い勝手の良い武器の取り揃えもあって、鍛えて損しない機体の1つであることは間違いない。特に本作では敵の背面をとってからのダークネスボンテージでスタンを奪え、ボス格への攻撃では直線ではあるもののPで1~5のキャラペイスバインドがなにかと扱いやすい。
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:今回は序盤から登場。武装面が遠近両面で大幅強化されたため、十分第一線を張れる機体になった。サフィーネ自身の能力値とサポート系精神の揃えの良さ、そして使い勝手の良い武器の取り揃えもあって、鍛えて損しない機体の1つであることは間違いない。特に本作では敵の背面をとってからのダークネスボンテージでスタンを奪え、ボス格への攻撃では直線ではあるもののPで1~5のキャラペイスバインドがなにかと扱いやすい。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;ローズカッター
 
;ローズカッター
:刃状にしなる左腕を使用した攻撃。[[OGシリーズ]]の演出は右腕の鞭を交えた連続攻撃。鞭をひとつふるうごとに薔薇の花びらが舞い散る華麗な表現が特色。『OGDP』では射程が1に下がっている。
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:刃状にしなる左腕を使用した攻撃。[[OGシリーズ]]の演出は右腕の鞭を交えた連続攻撃。鞭をひとつふるうごとに[[花|薔薇]]の花びらが舞い散る華麗な表現が特色。『OGDP』では射程が1に下がっている。
:『COE』では行動不能の特殊効果が追加された。
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:『COE』では行動不能の特殊効果が追加された。攻撃時のサフィーネのカットインは周囲にバラの花を散らした非常に派手なものになっている。
 
;鞭
 
;鞭
 
:名称は不明。右腕の甲から伸びる伸縮自在の鞭。
 
:名称は不明。右腕の甲から伸びる伸縮自在の鞭。
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==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;エレメンタルフュージョン
 
;エレメンタルフュージョン
:「各種元素を融合させて新たな力を生み出す」魔術兵器。四つの赤い光弾を撃ち込んで目標を破壊する。『α外伝』で「コスモノヴァ」の視覚表現の流用を止めて映像描写を一新。内容は、五芒星魔法陣から召喚した光の竜に襲わせるというもの。
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:「各種元素を融合させて新たな力を生み出す」魔術兵器。四つの赤い光弾を撃ち込んで目標を破壊する。どういうわけか、『F完結編』までは'''光弾や命中時の背景の色が違うだけで演出が「コスモノヴァ」と全く同じ'''。『α外伝』で「コスモノヴァ」の視覚表現の流用を止めて映像描写を一新。内容は、五芒星魔法陣から召喚した光の竜に襲わせるというもの。
 
:*'''LOE''':DSリメイクから魔装機神本編でも専用の視覚表現が用意された。反転した六芒星魔法陣から4色(赤・青・黄・緑)の光線を放射する。魔法陣の六角には各種元素の象徴が配置されているが、反転しているため元素の並びはサイバスターのものと異なっている(月・水・風・太陽・大地・炎の順)。ここまで凝っておきながら、続編の『ROE』では使用不可という…。
 
:*'''LOE''':DSリメイクから魔装機神本編でも専用の視覚表現が用意された。反転した六芒星魔法陣から4色(赤・青・黄・緑)の光線を放射する。魔法陣の六角には各種元素の象徴が配置されているが、反転しているため元素の並びはサイバスターのものと異なっている(月・水・風・太陽・大地・炎の順)。ここまで凝っておきながら、続編の『ROE』では使用不可という…。
 
:*'''COE''':再び使用可能になった。演出が第2次OGのウィーゾルと同じものに変更された。遠距離に対応する準必殺技級の威力で火力面の大幅アップに貢献。
 
:*'''COE''':再び使用可能になった。演出が第2次OGのウィーゾルと同じものに変更された。遠距離に対応する準必殺技級の威力で火力面の大幅アップに貢献。
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:『COE』ではローズカッターのランクアップ技として再登録。移動後有射程かつ行動不能の特殊効果で非常に強力。
 
:『COE』ではローズカッターのランクアップ技として再登録。移動後有射程かつ行動不能の特殊効果で非常に強力。
 
;キャラペイスバインド
 
;キャラペイスバインド
:『POJ』で「ダークネスボンテージ」に代わる形で習得している必殺技。右手から黒い球体状エネルギーを放つと、そのエネルギーは縄状に変化して敵機を拘束(縛り方は所謂「亀甲縛り」で、占いやおまじないとしてのちゃんとした意味合いもあるのだろうが、恐らくはサフィーネの趣味であろう)。右腕の鞭を縦横無尽に振るっては叩きつけ、トドメには「ローズカッター」によって串刺しにする。トドメ演出では、機体から降りたサフィーネがウィーゾル改の手の上でポーズを決めるカットインが入る。最大射程が1しかないため、使い勝手自体は前作の技より劣る。
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:『POJ』で「ダークネスボンテージ」に代わる形で習得している必殺技。右手から黒い球体状エネルギーを放つと、そのエネルギーは縄状に変化して敵機を拘束(縛り方は所謂「亀甲縛り」で、占いやまじないとしてのちゃんとした意味合いもあるのだろうが、恐らくはサフィーネの趣味であろう<ref>サフィーネは「亀甲占い」に言及するが、「'''この縛り方はモニカで実証済み'''」という台詞が本当のところだろう。</ref>)。右腕の鞭を縦横無尽に振るっては叩きつけ、トドメには「ローズカッター」によって串刺しにする。トドメ演出では、機体から降りたサフィーネがウィーゾル改の手の上でポーズを決めるカットインが入る。最大射程が1しかないため、使い勝手自体は前作の技より劣る。
 
:『COE』では射程が1~5となり、更に最大改造時の攻撃力も非常に高い。斜め方向に攻撃できないのは注意が必要だが、それでも非常に使いやすい。
 
:『COE』では射程が1~5となり、更に最大改造時の攻撃力も非常に高い。斜め方向に攻撃できないのは注意が必要だが、それでも非常に使いやすい。
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=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
;M
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;M / L
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:『α外伝』ではなぜかLサイズ。
    
=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
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;[[ウィーゾル]]
 
;[[ウィーゾル]]
 
:基となった機体。概要にもあるが、デザインは完全に別物。サフィーネが自分で改造したらしいが、どんな技術であの生物染みた姿を再現したのだろうか?
 
:基となった機体。概要にもあるが、デザインは完全に別物。サフィーネが自分で改造したらしいが、どんな技術であの生物染みた姿を再現したのだろうか?
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== 脚注 ==
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<references/>
    
{{魔装機神シリーズ}}
 
{{魔装機神シリーズ}}
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