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| 本体重量 = 45.9 t<br />46.5 t(OG)
 
| 本体重量 = 45.9 t<br />46.5 t(OG)
 
| 全備重量 = 54.8 t
 
| 全備重量 = 54.8 t
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| 装甲 = [[オリハルコニウム]]
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| 動力 = [[フルカネルリ式永久機関]]
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| エネルギー = プラーナ<br>魔力
 
| 原型機 = '''[[ブローウェル]]'''
 
| 原型機 = '''[[ブローウェル]]'''
 
| 改修 = [[ケビン・ザン・オールト]]
 
| 改修 = [[ケビン・ザン・オールト]]
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元々ブローウェルは、量産型魔装機の中でも簡略的な構造をしている事で高い拡張性を備えており、またオールト本人がブローウェルの特性を最大限に生かす防衛戦を得意とし、魔装機の設計師を目指した過去を持つ程の技術力や観察眼も持ち合わせた結果、本機の特性を最大限にまで生かせる強化改造に成功している。更にオールトは、自らの私産で入手した[[エリアル王国]]製のパーツも改造に利用しており、これらによって、本機は基本性能の向上のみならず、パルスレーザー、対空ミサイルの追加装備による火力の増強、[[ビーム吸収]]能力を備えた特殊装甲による防御力の向上にも成功。外見が通常のブローウェルと殆ど変わっていない状態でありながらもカスタマイズの一言では片付けられない程の大幅なパワーアップが施された。
 
元々ブローウェルは、量産型魔装機の中でも簡略的な構造をしている事で高い拡張性を備えており、またオールト本人がブローウェルの特性を最大限に生かす防衛戦を得意とし、魔装機の設計師を目指した過去を持つ程の技術力や観察眼も持ち合わせた結果、本機の特性を最大限にまで生かせる強化改造に成功している。更にオールトは、自らの私産で入手した[[エリアル王国]]製のパーツも改造に利用しており、これらによって、本機は基本性能の向上のみならず、パルスレーザー、対空ミサイルの追加装備による火力の増強、[[ビーム吸収]]能力を備えた特殊装甲による防御力の向上にも成功。外見が通常のブローウェルと殆ど変わっていない状態でありながらもカスタマイズの一言では片付けられない程の大幅なパワーアップが施された。
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改造を行ったオールト本人も「魔装機神に遅れを取らない」と自負し、オリジナル機である[[ディアブロ]]に搭乗する[[プレシア・ゼノサキス]]ですら「ディアブロよりも強いなんてずるいです!」と言わしめている。なお、Bクラス魔装機のヒエラルキーはかなり広大であるため、プレシアの台詞を真剣に受け取る必要はない(新暦4959年11月の段階で、Bクラスのファルクやジャオームですら旧式扱いにされるも、ディアブロは旧式扱いを受けていない)。
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改造を行ったオールト本人も「魔装機神に遅れを取らない」と自負し、オリジナル機である[[ディアブロ]]に搭乗する[[プレシア・ゼノサキス]]ですら「ディアブロよりも強いなんてずるいです!」と言わしめている。なお、Bクラス魔装機のヒエラルキーはかなり広大であるため、プレシアの台詞を真剣に受け取る必要はない<ref>新暦4959年11月の段階で、Bクラスのファルクやジャオームですら旧式扱いにされるも、ディアブロは旧式扱いを受けていない。</ref><ref>そもそも魔装機のクラス分けの基準は、「性能」ではなく「開発経緯」である。なので「Bクラスより強いCクラス」などがあっても不自然ではない。</ref>。
    
これを量産できれば[[春秋戦争]]でラングランは[[シュテドニアス連合]]や[[カークス・ザン・ヴァルハレビア|カークス軍]]を相手にあそこまで苦戦しなかったであろうが、改造が行われたのは戦争の中盤辺りである上に、オールト本人がコストを度外視して改造を行った結果の機体なので、残念ながら「遅すぎた傑作機」と言わざるを得ず、量産性も最悪と思われる。ただし、ムックでは「一部将校が特別に改造を施したブローウェル」の存在が示唆されており、別種のカスタム機がまだラングラン軍にあるのかもしれない。
 
これを量産できれば[[春秋戦争]]でラングランは[[シュテドニアス連合]]や[[カークス・ザン・ヴァルハレビア|カークス軍]]を相手にあそこまで苦戦しなかったであろうが、改造が行われたのは戦争の中盤辺りである上に、オールト本人がコストを度外視して改造を行った結果の機体なので、残念ながら「遅すぎた傑作機」と言わざるを得ず、量産性も最悪と思われる。ただし、ムックでは「一部将校が特別に改造を施したブローウェル」の存在が示唆されており、別種のカスタム機がまだラングラン軍にあるのかもしれない。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
:フェイルの搭乗する[[デュラクシール]]と共に最終話に登場。それ以前までのイベントに登場していたオールトは、改造を行っていない通常のブローウェルで戦っており、武力によるラ・ギアスの統一に合わせて強化改造が行われている。
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:初登場作品。フェイルの搭乗する[[デュラクシール]]と共に最終話に登場。それ以前までのイベントに登場していたオールトは、改造を行っていない通常のブローウェルで戦っており、武力によるラ・ギアスの統一に合わせて強化改造が行われている。
 
:見た目は普通のブローウェルと同じだが、機体性能の大幅な強化に加え、[[ビーム吸収]]まで備えている。ただし武装が通常のブローウェルと同じで火力が低い。それでもパイロットのオールト将軍が[[2回行動]]可能な事もあり厄介極まりない強敵だが、勝利条件は「デュラクシールの撃墜」なので無理に本機を倒す必要はない。
 
:見た目は普通のブローウェルと同じだが、機体性能の大幅な強化に加え、[[ビーム吸収]]まで備えている。ただし武装が通常のブローウェルと同じで火力が低い。それでもパイロットのオールト将軍が[[2回行動]]可能な事もあり厄介極まりない強敵だが、勝利条件は「デュラクシールの撃墜」なので無理に本機を倒す必要はない。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
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;[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]
 
;[[量産型ゲシュペンストMk-II改]]
 
:伸ばした方向性こそ違うものの、「[[ケビン・ザン・オールト|パイ]][[カイ・キタムラ|ロット]]の熱意により強化改造を施され、[[ディアブロ|試作]][[ゲシュペンストMk-II|機]]を超える性能を手に入れた量産機」という点においては良く似ている。
 
:伸ばした方向性こそ違うものの、「[[ケビン・ザン・オールト|パイ]][[カイ・キタムラ|ロット]]の熱意により強化改造を施され、[[ディアブロ|試作]][[ゲシュペンストMk-II|機]]を超える性能を手に入れた量産機」という点においては良く似ている。
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== 脚注 ==
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<references/>
    
{{魔装機神シリーズ}}
 
{{魔装機神シリーズ}}