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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
どの作品でも仲間になるが、原作でキラ側につくのが遅かったためか、正式加入するのが中盤で原作再現が終わるK以外は常に終盤であるのが痛い。おまけにディアッカは無条件で仲間になるのに対し、イザークは条件付きであることが多い。
 
どの作品でも仲間になるが、原作でキラ側につくのが遅かったためか、正式加入するのが中盤で原作再現が終わるK以外は常に終盤であるのが痛い。おまけにディアッカは無条件で仲間になるのに対し、イザークは条件付きであることが多い。
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DESTINY本編終了後設定の場合は登場しないか、NPCとしての出番に留まることもある。
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能力自体は携帯機のSEEDチームでは[[キラ・ヤマト|キラ]]、[[アスラン・ザラ|アスラン]]、[[シン・アスカ|シン]]に次ぎ、[[叢雲劾|劾]]、[[カナード・パルス|カナード]]と対等の能力と[[魂]]……と、明らかに優遇されているのだが、参戦の遅さがそれを帳消しにしている。また参戦がほぼ毎回原作シナリオ終了後のため原作での[[フォビドゥンガンダム]]を撃墜する場面は今のところ第3次αを除けば自力再現が不可能となっている。なお、魂を覚える作品では絶対に[[必中]]を覚えないという特徴もある。本人の能力の高さの割りに搭乗できる機体が他のMSに比べると火力不足という点も問題である。DESTINY名義ではデフォルト乗機が大概グフイグナイテッドなのでなおさら火力不足が目立ってしまう。
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能力自体は携帯機のSEEDチームでは[[キラ・ヤマト|キラ]]、[[アスラン・ザラ|アスラン]]、[[シン・アスカ|シン]]に次ぎ、[[叢雲劾|劾]]、[[カナード・パルス|カナード]]と対等の能力と[[魂]]……と、明らかに優遇されているのだが、参戦の遅さがそれを帳消しにしている。原作でキラ達と共闘したのがSEED終盤なこと、アスランやディアッカと違い一度も所属陣営を変えていないなどの理由からか参戦がほぼ毎回原作シナリオ終了後のため原作での[[フォビドゥンガンダム]]を撃墜する場面は今のところ第3次αを除けば自力再現が不可能となっている。なお、魂を覚える作品では絶対に[[必中]]を覚えないという特徴もある。本人の能力の高さの割りに搭乗できる機体が他のMSに比べると火力不足という点も問題である。DESTINY名義ではデフォルト乗機が大概グフイグナイテッドなのでなおさら火力不足が目立ってしまう。
    
原作では突撃戦法で高い戦果を挙げていたのが反映されてか、彼の搭乗機はいずれもP属性の武器が優秀である。特に、格闘武器の攻撃力が高く設定されている事が多い。
 
原作では突撃戦法で高い戦果を挙げていたのが反映されてか、彼の搭乗機はいずれもP属性の武器が優秀である。特に、格闘武器の攻撃力が高く設定されている事が多い。
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:本編での絡みはないが、小説版では彼女のファンの一人だという事が判明している<ref>ドラマCDではFC会員1番などの噂が広まっているが本人はファンではあるがデマだと強く主張している。</ref>。それ故に彼女が脱走した際には信じられないと考えていた。
 
:本編での絡みはないが、小説版では彼女のファンの一人だという事が判明している<ref>ドラマCDではFC会員1番などの噂が広まっているが本人はファンではあるがデマだと強く主張している。</ref>。それ故に彼女が脱走した際には信じられないと考えていた。
 
;[[キラ・ヤマト]]  
 
;[[キラ・ヤマト]]  
:顔に傷をつけた仇敵だが、最後は共闘する。
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:顔に傷をつけた仇敵だが、最後は共闘する。幾度も戦った相手だが、実はディアッカと違いアニメ本編では彼と生身で対面しているシーンは殆どない。
 
:[[第3次α]]においてはキラから直接謝罪を受け、それに対して憎悪が氷解している事を伝える。ドラマCDでプラントで遭遇した際も遥か昔のことだと気にしていないことを伝えている<ref>この時はむしろキラを快く思わない連中が本国には多いだろうと逆に心配していた。</ref>。
 
:[[第3次α]]においてはキラから直接謝罪を受け、それに対して憎悪が氷解している事を伝える。ドラマCDでプラントで遭遇した際も遥か昔のことだと気にしていないことを伝えている<ref>この時はむしろキラを快く思わない連中が本国には多いだろうと逆に心配していた。</ref>。
 
:Wではいずれ決着を付けたいと思ってるようだが、優柔不断なキラに発破をかける事も。
 
:Wではいずれ決着を付けたいと思ってるようだが、優柔不断なキラに発破をかける事も。
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:[[第3次α]]において、お互いに好戦的な性格である事から衝突し、[[ライバル]]になった。
 
:[[第3次α]]において、お互いに好戦的な性格である事から衝突し、[[ライバル]]になった。
 
;[[ギム・ギンガナム]]
 
;[[ギム・ギンガナム]]
:Zにて[[ターンX]]に乗る彼に向かって「シャイニングフィンガーとやらを見せてみろ!」とを発言。これも[[ガンダムファイト]]ネタである。
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:Zにて[[ターンX]]に乗る彼に向かって「シャイニングフィンガーとやらを見せてみろ!」とを発言。もちろん[[声優ネタ]]である。
 
;[[ミハイル・コースト]]
 
;[[ミハイル・コースト]]
 
:Wでは部下。
 
:Wでは部下。
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:第13話。戦場で自身に傷を負わしたストライクを探している時の台詞。
 
:第13話。戦場で自身に傷を負わしたストライクを探している時の台詞。
 
;「逃げ出した腰抜け兵がぁ!!」
 
;「逃げ出した腰抜け兵がぁ!!」
:同上。シャトル狙撃時の台詞。イザークは知らなかったが実際は兵士ではなく避難民を乗せたシャトルであり、キラが守り続けた少女・[[エル]]も搭乗していた。ストライクと交戦している最中の凶事の為、キラも目撃しており、彼に深い傷を残した<ref>漫画版REではストライクを狙ったミサイルの流れ弾による誤射に変更されている。</ref><ref>民間人の脱出の通告をしていなかった地球連合側の非も大きいが、大気圏突入中という混乱の最中でもあり、さらNジャマーによる通信障害が激しい状態で通信可能だったのかは疑問。また低軌道会戦ではクルーゼ隊の艦船が、戦闘不能になり離脱中だった地球軍艦艇数隻を容赦なく撃墜していた状況でもあり、通告できていたとしても攻撃対象となっていた可能性は考えられる。</ref>。
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:同上。シャトル狙撃時の台詞。イザークは知らなかったが実際は兵士ではなく避難民を乗せたシャトルであり、キラが守り続けた少女・[[エル]]も搭乗していた。ストライクと交戦している最中の凶事の為、キラも目撃しており、彼に深い傷を残した<ref>漫画版REではストライクを狙ったミサイルの流れ弾による誤射に変更されている。</ref><ref>民間人の脱出の通告をしていなかった地球連合側の非も大きいが、大気圏突入中という混乱の最中でもあり、さらNジャマーによる通信障害が激しい状態で通信可能だったのかは疑問。本戦闘の低軌道会序盤ではクルーゼ隊の艦船が、戦闘不能になり離脱中だった地球軍艦艇二隻を容赦なくビーム砲で砲撃・撃墜するという行為を行っていたため、通告できていたとしても攻撃対象となっていた可能性は否定できない。むしろ、司令官のハルバートンとしては通告なしで脱出させ、シャトルを注目させない方が攻撃される可能性が少ないと判断しても仕方がない状況だろう</ref>。
 
:後に「SEED DESTINY」でイザークの回想により彼自身はあのシャトルに乗っていたのが民間人だったと知ってしまった様であり、罪の意識を感じている描写がある。またこれが元で「民間人への不当な虐殺行為」の罪で処刑されかけたが、デュランダルによって弁護された。
 
:後に「SEED DESTINY」でイザークの回想により彼自身はあのシャトルに乗っていたのが民間人だったと知ってしまった様であり、罪の意識を感じている描写がある。またこれが元で「民間人への不当な虐殺行為」の罪で処刑されかけたが、デュランダルによって弁護された。
 
;「こいつら!足場さえ…うわぁ!」
 
;「こいつら!足場さえ…うわぁ!」
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;「何故あいつが死ななきゃならない!こんなところで!ええ!?」
 
;「何故あいつが死ななきゃならない!こんなところで!ええ!?」
 
:第30話。ニコルが死亡した後、更衣室で怒りをぶつけるイザークの台詞。この台詞の後にアスランとケンカになりかけるもディアッカの仲裁で落ち着きを取り戻し、ストライクへの復讐を涙ながらに誓うのだった。この様子から口ではニコルを臆病者と罵りながらも実際は大事な仲間として見ていたという、イザークの根底の優しさが垣間見える台詞と言える。
 
:第30話。ニコルが死亡した後、更衣室で怒りをぶつけるイザークの台詞。この台詞の後にアスランとケンカになりかけるもディアッカの仲裁で落ち着きを取り戻し、ストライクへの復讐を涙ながらに誓うのだった。この様子から口ではニコルを臆病者と罵りながらも実際は大事な仲間として見ていたという、イザークの根底の優しさが垣間見える台詞と言える。
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;「貴様!どのツラ下げて戻ってきやがった!!」
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:第31話。ストライクと相打ちになり、MIAとなっていたアスランがオーブ軍に救助され、ザフトへ生還した彼と再会した際の台詞。口では厳しい言葉を浴びせるも、同時にアスランとすれ違った後で安堵した表情を見せていた。
 
;「今度は俺が部下にしてやる!…それまでに死ぬんじゃないぞ」
 
;「今度は俺が部下にしてやる!…それまでに死ぬんじゃないぞ」
:第34話。ストライク撃破の功績で[[FAITH]](ただし当時は[[FAITH]]と言う名称はなく単にザフト特務隊)に認定され、隊を抜けることになったアスランに対してかけた言葉。ニコルが死に、ディアッカも行方不明だった状況でイザークがこれ以上仲間を失いたくなかった事が伺える。尤も、アスランもザフトを離れてしまっており、さらに小説版ではアスランに対して明確に失望している。
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:第34話。ストライク撃破の功績で[[FAITH]](ただし当時は[[FAITH]]と言う名称はなく単にザフト特務隊)に認定され、隊を抜けることになったアスランに対してかけた言葉。ニコルが死に、ディアッカもMIAだった状況でイザークがこれ以上仲間を失いたくなかった事が伺える。尤も、アスランもザフトを離れてしまっており、さらに小説版ではアスランに対して明確に失望している。
 
:『第3次α』では[[DVE]]となった。
 
:『第3次α』では[[DVE]]となった。
 
;「うわぁぁぁっ!? ……がぁっ……あっ?」
 
;「うわぁぁぁっ!? ……がぁっ……あっ?」
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:同話より。上記の後、バスターから死んだと思ったディアッカ本人に呼び掛けられた際の反応。
 
:同話より。上記の後、バスターから死んだと思ったディアッカ本人に呼び掛けられた際の反応。
 
:死んだと思っていた当人に突然呼び掛けられ、しかもニコルを殺したストライクと行動を共にしているという状態であるため、流石に困惑した模様。
 
:死んだと思っていた当人に突然呼び掛けられ、しかもニコルを殺したストライクと行動を共にしているという状態であるため、流石に困惑した模様。
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;「あのミサイルを落とせぇッ! プラントをやらせるなぁぁッ!」
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:ピースメーカー隊がプラントに向けて核ミサイルを発射した際に。[[ユニウスセブン]]の二の舞を繰り返させぬと、部下に対して涙ぐみながら必死の叫びをあげる。
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:核ミサイルはミーティアを装備したフリーダムとジャスティスによって全弾撃墜され、プラントのコロニーは守られた。
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;「母上」
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:第48話より。ザフト軍本部の軍事ステーションにて、イザークが母であるエザリアを見かけた場面にて。母親をやや古風な感じで呼んでいる様であり、意外に思った視聴者も多いだろう。ちなみに母上は相手を敬った表現となるが、別にイザークはマザコンといった描写は一切ない。むしろ、母親の方が息子に対して過保護な節が強い。
 
;「くっ…そいつをよこせ!」
 
;「くっ…そいつをよこせ!」
 
:最終話。暴走しながら襲いかかってきた[[レイダーガンダム]]に対して、[[バスターガンダム]]の長射程狙撃ライフルを借りた時の台詞。
 
:最終話。暴走しながら襲いかかってきた[[レイダーガンダム]]に対して、[[バスターガンダム]]の長射程狙撃ライフルを借りた時の台詞。
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:ドラマCD5巻にてディアッカにアスランの身分(アカデミー首席卒業で父親は国防委員長で婚約者はラクス・クライン)を言われた際に思わず突っかかる。アスランに対してのライバル心剥き出しの台詞(というより5巻全体に渡ってライバル心剥き出しである)。
 
:ドラマCD5巻にてディアッカにアスランの身分(アカデミー首席卒業で父親は国防委員長で婚約者はラクス・クライン)を言われた際に思わず突っかかる。アスランに対してのライバル心剥き出しの台詞(というより5巻全体に渡ってライバル心剥き出しである)。
 
:ちなみに母親のエザリア・ジュールはプラント最高評議会にも出席しているザラ派ナンバー2とも言うべき大物議員であり、決してヒラではないのだが……。
 
:ちなみに母親のエザリア・ジュールはプラント最高評議会にも出席しているザラ派ナンバー2とも言うべき大物議員であり、決してヒラではないのだが……。
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:アスランもこのやり取り(特に最後の「[[ラクス・クライン|婚約者]]」の部分)を後年まで覚えていたらしく、「イザークが自分に突っかかるのはラクスのファンだから」と誤解しキラに吹き込んでいる。
 
;「絵に歌なんて俺だって苦手だバカ野郎!!」
 
;「絵に歌なんて俺だって苦手だバカ野郎!!」
 
;「あぁ! 楽器ならまだちょっとは出来るからそっちの方で勝負してくれって言っといてくれ! …って一体何でそんな話になるっ!? 大体そんなモンでどうしろってんだ!?」
 
;「あぁ! 楽器ならまだちょっとは出来るからそっちの方で勝負してくれって言っといてくれ! …って一体何でそんな話になるっ!? 大体そんなモンでどうしろってんだ!?」
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*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の監督である福田己津央氏は、「当初の構想ではイザークはあそこまで熱血漢なキャラクターとしてイメージしたのではなかったのだが、次第に声を担当した関智一氏の演技に引かれていった。その結果、役者の演技の方を尊重して、劇中におけるイザークの[[性格]]が変わっていった」とコメントしている。
 
*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の監督である福田己津央氏は、「当初の構想ではイザークはあそこまで熱血漢なキャラクターとしてイメージしたのではなかったのだが、次第に声を担当した関智一氏の演技に引かれていった。その結果、役者の演技の方を尊重して、劇中におけるイザークの[[性格]]が変わっていった」とコメントしている。
 
**事実、物語当初のイザークは冷静で嫌味な言動も多いなど初期設定の名残をうかがわせている。
 
**事実、物語当初のイザークは冷静で嫌味な言動も多いなど初期設定の名残をうかがわせている。
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**関氏曰く、作品が進むにつれてイザークは悪い奴ではなく、結構良い奴なのではないか?と思い始め演技を変えていったとのこと。生き残ったこと自体は嬉しかったものの「それって(当初)思ってる通りに演じられなかったってことじゃないですか。だからちょっと反省点でもあり、あまり胸を張って語れるエピソードではないんですよね」と複雑な心境も明かしている。
 
**また、福田監督は「当初の予定では、関智一氏に[[トール・ケーニヒ]]役をキャスティングしようかと考えていた」とも語っている。
 
**また、福田監督は「当初の予定では、関智一氏に[[トール・ケーニヒ]]役をキャスティングしようかと考えていた」とも語っている。
 
*イザーク・ジュールは、[[プレイステーション2|PS2]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダムSEED』において'''[[ラストボス]]として登場する'''。
 
*イザーク・ジュールは、[[プレイステーション2|PS2]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダムSEED』において'''[[ラストボス]]として登場する'''。
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