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| SF作品の怪獣的なフォルムを持つ物から、微生物、光源体、そして人間体と様々な形態を取るものがいる。その全てが[[A.T.フィールド]]と呼ばれる[[バリア]]に身を包んでおり、現用の兵器では膨大なエネルギーを一点に収束し放つ陽電子砲やN2地雷のような威力でなければ、手傷を負わせる事ができない。唯一対抗できる存在が[[人造人間]]「[[エヴァンゲリオン]]」である。その正体については謎が多く、全てが明らかになったのは番組終了後暫く経ってからである。 | | SF作品の怪獣的なフォルムを持つ物から、微生物、光源体、そして人間体と様々な形態を取るものがいる。その全てが[[A.T.フィールド]]と呼ばれる[[バリア]]に身を包んでおり、現用の兵器では膨大なエネルギーを一点に収束し放つ陽電子砲やN2地雷のような威力でなければ、手傷を負わせる事ができない。唯一対抗できる存在が[[人造人間]]「[[エヴァンゲリオン]]」である。その正体については謎が多く、全てが明らかになったのは番組終了後暫く経ってからである。 |
| | | |
− | 使徒には二種類あり、第1使徒アダムを始祖とする「アダム系使徒」と、第2使徒リリスを始祖とする「リリス系使徒」である。アダム系の使徒はアダムの食った生命の実の力を継承しているため単独で完結した生命体であり、1体ずつでしか現れないのはそのため。(リリス系使徒たるリリンの肉体を持つ第17使徒タブリスは例外)。リリス系の使徒は人間すなわち第18使徒リリンを指す。リリスが食べた知恵の実の力を受け継いでおり、不完全である代わりにA.T.フィールドを内面に展開し、個を確立している。
| + | 使徒には二種類あり、第1使徒アダムを始祖とする「アダム系使徒」と、第2使徒リリスを始祖とする「リリス系使徒」である。 |
| + | |
| + | アダム系の使徒はアダムの得た生命の実の力を継承し、単独で完結した準完全生物となっている。使徒が毎回1体ずつでしか現れないのはそのため(リリス系使徒たるリリンの肉体を持つ第17使徒タブリスは例外)。リリス系の使徒は人間、すなわち第18使徒リリンを指す。リリスの得た知恵の実の力を受け継いでおり、生物として不完全である代わりにA.T.フィールドを内面に展開し、個を確立している。 |
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| == 使徒の正体 == | | == 使徒の正体 == |
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| 時は流れ[[西暦]]1999年、葛城博士([[葛城ミサト]]の父)率いる調査団による南極調査の過程で、白き月と、そこに眠っていた第1使徒「[[第1使徒アダム|アダム]]」を目覚めさせてしまった。このままでは他の使徒まで目覚めさせる事になると考えた一行は、アダムを卵の状態に戻そうと試みるが、その過程で暴走、副産物のエネルギーの余波により南極大陸は消滅した。これが「[[セカンドインパクト]]」である。 | | 時は流れ[[西暦]]1999年、葛城博士([[葛城ミサト]]の父)率いる調査団による南極調査の過程で、白き月と、そこに眠っていた第1使徒「[[第1使徒アダム|アダム]]」を目覚めさせてしまった。このままでは他の使徒まで目覚めさせる事になると考えた一行は、アダムを卵の状態に戻そうと試みるが、その過程で暴走、副産物のエネルギーの余波により南極大陸は消滅した。これが「[[セカンドインパクト]]」である。 |
| | | |
− | それから15年後となる西暦2015年、使徒は目覚めて、[[第3新東京市]]を襲撃する。これは第3新東京市の地下に幽閉されている「アダム」と融合する事によって「[[サードインパクト]]」を引き起こし、黒き月の民である人類を滅亡させるためであった。実際、アダムはセカンドインパクトの発生後に胎児の状態にまで退行し、それは加持によってネルフ本部へ届けられていた。しかし、[[渚カヲル]]曰く「ジオフロントに幽閉されていたのはアダムではなく、黒き月の民の始祖「[[第2使徒リリス|リリス]]」であった)」。 | + | それから15年後となる西暦2015年、使徒は目覚めて、[[第3新東京市]]を襲撃する。これは第3新東京市の地下に幽閉されている「アダム」と融合する事によって「[[サードインパクト]]」を引き起こし、黒き月の民である人類を滅亡させるためであった。実際、アダムはセカンドインパクトの発生後に胎児の状態にまで退行し、それは加持によってネルフ本部へ届けられていた。しかし、[[渚カヲル]]曰く「ジオフロントに幽閉されていたのはアダムではなく、黒き月の民の始祖「[[第2使徒リリス|リリス]]」であった。 |
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| すなわち、使徒とEVAの戦いとは「『白き月』より生まれた使徒と呼ばれる人類と『黒き月』より生まれた現人類との種族間の闘争」であった。この事実を知る者は『死海文書』と呼ばれる預言書の存在を知る者のみである。彼等は使徒が単独で襲ってくる事と、そのスケジュールも把握しており(この辺りの詳細は未だ不明)、最終的には[[ゼーレ]]が自ら送り込んだ最後の使徒「[[渚カヲル]]」の消滅によって使徒の殲滅に成功し、スケジュールは完遂された。 | | すなわち、使徒とEVAの戦いとは「『白き月』より生まれた使徒と呼ばれる人類と『黒き月』より生まれた現人類との種族間の闘争」であった。この事実を知る者は『死海文書』と呼ばれる預言書の存在を知る者のみである。彼等は使徒が単独で襲ってくる事と、そのスケジュールも把握しており(この辺りの詳細は未だ不明)、最終的には[[ゼーレ]]が自ら送り込んだ最後の使徒「[[渚カヲル]]」の消滅によって使徒の殲滅に成功し、スケジュールは完遂された。 |
| + | |
| + | なお、ゲーム『エヴァンゲリオン2』によると、本来生命の実も黒き月が所持していたのだが、宇宙を漂流中に何故かそれを両方持たない(あるいは別目的で作られた)白き月に奪われ、取り返そうと追いかけた結果、揃って地球に辿り着いたのだという。同じ存在が作り出した生命繁殖システムが遠くの同じ星で殺し合うという不毛極まりないことを始めたのはこのため。 |
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| == 使徒一覧 == | | == 使徒一覧 == |
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| :第壱話で登場。最初にネルフに侵攻した使徒。[[EVA初号機]]により殲滅。 | | :第壱話で登場。最初にネルフに侵攻した使徒。[[EVA初号機]]により殲滅。 |
| ;[[第4使徒シャムシェル]] | | ;[[第4使徒シャムシェル]] |
− | :2番目に侵攻してきた使徒。EVA初号機により殲滅。爆発する事無く、原型を留めた状態で回収される。 | + | :2番目に侵攻してきた使徒。EVA初号機により殲滅。コアのみを破壊して殲滅した為、原型を留めた状態で回収される。 |
| ;[[第5使徒ラミエル]] | | ;[[第5使徒ラミエル]] |
− | :正八面体の形をしている。[[日本]]中の電力を集めたEVA初号機のポジトロン・スナイパー・ライフルによる長距離射撃([[ヤシマ作戦]])により殲滅。鳴き声(?)が非常に印象的。 | + | :正八面体の姿をした長距離狙撃型使徒。[[日本]]中の電力を集めたEVA初号機のポジトロン・スナイパー・ライフルによる長距離射撃([[ヤシマ作戦]])により殲滅。鳴き声(?)が非常に印象的。 |
| ;[[第6使徒ガギエル]] | | ;[[第6使徒ガギエル]] |
| :魚類のように海を泳ぐ。[[EVA弐号機]]により対艦砲の攻撃で殲滅。 | | :魚類のように海を泳ぐ。[[EVA弐号機]]により対艦砲の攻撃で殲滅。 |
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| :分離型使徒。EVA初号機とEVA弐号機の[[合体攻撃|同時攻撃]]により殲滅。 | | :分離型使徒。EVA初号機とEVA弐号機の[[合体攻撃|同時攻撃]]により殲滅。 |
| ;第8使徒サンダルフォン | | ;第8使徒サンダルフォン |
− | :[[浅間山]]のマグマ層に卵の状態で眠っていたが、目覚めた。EVA弐号機により殲滅。 | + | :[[浅間山]]のマグマ層に卵の状態で眠っていた使徒。覚醒する前にネルフによる捕獲作戦が敢行されたが、回収中に覚醒した為、EVA弐号機により殲滅された。 |
| ;[[第9使徒マトリエル]] | | ;[[第9使徒マトリエル]] |
− | :蜘蛛型使徒。EVAのライフル一斉射により殲滅。 | + | :蜘蛛型使徒。停電中の[[第3新東京市]]へと進行するが、手動で起動したEVAのライフル一斉射により殲滅。 |
| ;[[第8の使徒|第10使徒サハクィエル]] | | ;[[第8の使徒|第10使徒サハクィエル]] |
| :自らの身体を質量爆弾とし[[第3新東京市]]に投下を行ったが、EVA3機により殲滅。 | | :自らの身体を質量爆弾とし[[第3新東京市]]に投下を行ったが、EVA3機により殲滅。 |
| ;第11使徒イロウル | | ;第11使徒イロウル |
| :細菌、あるいはコンピュータウィルスのような使徒。基本は不定形だが、劇中ではコンピュータ回路の様な形態に変化した。 | | :細菌、あるいはコンピュータウィルスのような使徒。基本は不定形だが、劇中ではコンピュータ回路の様な形態に変化した。 |
− | :[[MAGI]]システムをハッキングしてネルフ本部を自爆させようとしたが、[[赤木リツコ]]が製作した自立自壊プログラムを送り込まれて消滅。EVA以外で倒した唯一の使徒。 | + | :[[MAGI]]システムをハッキングしてネルフ本部を自爆させようとしたが、[[赤木リツコ]]が製作した自立自壊プログラムを送り込まれて消滅。EVA以外によって殲滅された唯一の使徒。 |
| ;第12使徒レリエル | | ;第12使徒レリエル |
− | :球体型使徒。実際は球体の影の中に広がる虚数空間が本体で、言うならば球体自体が立体的な影。EVA初号機により殲滅。 | + | :球体型使徒。実際は球体の影の中に広がる虚数空間が本体で、言うならば球体自体が立体的な影。第3東京の一部とEVA初号機を取り込むが、[[碇シンジ]]の命の危険に反応し暴走した初号機により内部から殲滅。 |
| ;[[第13使徒バルディエル]] | | ;[[第13使徒バルディエル]] |
− | :粘菌型使徒。[[EVA3号機]]を乗っ取ったが、EVA初号機により殲滅。 | + | :粘菌型使徒。[[EVA3号機]]を乗っ取ったが、ダミープラグによって起動したEVA初号機により殲滅。 |
| ;[[第14使徒ゼルエル]] | | ;[[第14使徒ゼルエル]] |
− | :EVA弐号機と[[EVA零号機]]を倒すが、EVA初号機により捕食された。 | + | :紙状の腕を持った使徒。高い攻撃力を有し、EVA弐号機と[[EVA零号機]]を撃破するが、覚醒したEVA初号機により捕食された。 |
| ;第15使徒アラエル | | ;第15使徒アラエル |
| :巨大な光の鳥のような使徒。成層圏からEVA弐号機のパイロットの心を探るが、EVA零号機の[[ロンギヌスの槍]]によって殲滅。 | | :巨大な光の鳥のような使徒。成層圏からEVA弐号機のパイロットの心を探るが、EVA零号機の[[ロンギヌスの槍]]によって殲滅。 |
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| :紐のような形状の使徒。EVA零号機と融合しパイロットの心を探るが、零号機の[[自爆]]で殲滅。 | | :紐のような形状の使徒。EVA零号機と融合しパイロットの心を探るが、零号機の[[自爆]]で殲滅。 |
| ;第17使徒タブリス | | ;第17使徒タブリス |
− | :人型使徒。「'''[[渚カヲル]]'''」と呼ばれる人間として侵攻するが、EVA初号機により握り潰された。 | + | :人型使徒。「'''[[渚カヲル]]'''」と呼ばれる人間として弐号機を奪いリリスの目前にまで侵攻するが、EVA初号機により握り潰され殲滅された。 |
| ;第18使徒リリン | | ;第18使徒リリン |
| :リリスから生まれた原始生命の進化の先に位置する現人類。つまり、'''EVAに乗る[[碇シンジ]]達(さらに言えば地球上の生命全般)も実質的には使徒'''である。 | | :リリスから生まれた原始生命の進化の先に位置する現人類。つまり、'''EVAに乗る[[碇シンジ]]達(さらに言えば地球上の生命全般)も実質的には使徒'''である。 |
| | | |
| === [[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]] === | | === [[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]] === |
− | 全部で12体存在する。ただし、第11の使徒は新劇場版『Q』の時点においても未登場。新劇場版の使徒は、撃破した際に体が膨張、破裂して、大量の血のような赤い体液が津波のように襲い掛かる。
| + | 全部で12体存在する。ただし、「第11の使徒」は作中に未登場であり、詳細も不明なままとなっている。 |
| + | |
| + | 新劇場版の使徒は撃破された際に体の大部分が血のような赤色の液体に変わり(原作劇中では「形象崩壊」と称する)、周囲に撒き散らされることになる。 |
| + | |
| + | 中でも体躯が巨大な「第8の使徒」の構成物が津波のように街を襲う様子は、「大震災以後に対応する物語のアップデート」として印象的であった。 |
| ;第1の使徒 | | ;第1の使徒 |
− | :旧世紀版の第1使徒アダムに相当。新劇場版ではカヲルがこの位置にいたのだが…。 | + | :旧世紀版の第1使徒アダムに相当。複数存在するかのような描写がされており、「アダムス」とも呼ばれている。新劇場版ではカヲルが当初この位置にいた。 |
| ;第2の使徒 | | ;第2の使徒 |
| :新劇場版『序』『Q』にて登場。旧世紀版の第2使徒リリスに相当。 | | :新劇場版『序』『Q』にて登場。旧世紀版の第2使徒リリスに相当。 |
− | ;第3の使徒 | + | ;[[第3の使徒]] |
− | :新劇場版『破』にて新登場。デザインは鬼頭莫広氏。現時点のSRWではユニットアイコンのみの登場。 | + | :新劇場版『破』にて新登場。永久凍土から発掘され、ベタニアベースで解剖・調査された後に封印されていたが、その後復活し[[EVA仮設5号機]]によって殲滅された。デザインは鬼頭莫広氏。 |
| ;[[第4の使徒]] | | ;[[第4の使徒]] |
| :新劇場版『序』にて登場。旧世紀版の第3使徒サキエルに相当。 | | :新劇場版『序』にて登場。旧世紀版の第3使徒サキエルに相当。 |
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| :新劇場版『破』にて登場。旧世紀版の第14使徒ゼルエルに相当。 | | :新劇場版『破』にて登場。旧世紀版の第14使徒ゼルエルに相当。 |
| ;第12の使徒 | | ;第12の使徒 |
− | :新劇場版『Q』にて新登場。[[EVA Mark.06|EVANGELION Mark.06]]として偽装されていた使徒。内部に大量の「[[綾波レイ|レイ]]」が存在。 | + | :新劇場版『Q』にて新登場。[[EVA Mark.06|EVANGELION Mark.06]]の内部に潜んでいた使徒。内部に大量の「[[綾波レイ|レイ]]」が存在する。リリスから槍を引き抜いた[[EVA第13号機]]に捕食され、殲滅された。 |
| ;第13の使徒 | | ;第13の使徒 |
| :新劇場版にてゲンドウの狙いで第1の使徒から堕とされたカヲルのことを指す。 | | :新劇場版にてゲンドウの狙いで第1の使徒から堕とされたカヲルのことを指す。 |
| | | |
| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
| + | 原作準拠とも言える事だが、人類補完計画の詳細が謎のまま、使徒の存在そのものもプレイヤー部隊メンバーにとって「謎の怪獣」という域を出ない作品が少なくない。 |
| + | |
| + | TV版に登場した全使徒が網羅された作品は現在のところなく、怪獣らしく再生して複数回戦う作品もしばしばある。 |
| + | 原作設定の関係上、[[やられメカ|雑魚敵]]が基本的に存在せず多勢に無勢のまま倒されてしまうことも多い。 |
| + | |
| + | またゲームの都合上やむを得ないがA.T.フィールドが絶対的性能のバリアではなく、ゲーム中盤にはEVA以上の火力を有する自軍ユニットの存在が珍しくないので、EVAで正面から戦う事はほぼ推奨されない。イベント上の都合が無ければ、EVAにトドメを刺される使徒の方が珍しいかもしれない。 |
| + | |
| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]) | | ;[[スーパーロボット大戦F]]([[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]) |
− | :登場順は意外とバラバラ。発売当初は使徒の詳細設定は不明だったため、単なる怪獣扱いであった。 | + | :初登場作品。本作のみ登場順がバラバラ<ref>3→6→4→5→14の順に出現。なお3のみ最初の戦闘で倒されず、再戦することとなる。</ref>。発売当初は使徒の詳細設定は不明だったため、単なる怪獣扱いであった。 |
| :バッドルートでは、以前倒した使徒(ガギエル除く)が復活する。数値はさほど変わっていないが、味方が攻撃力過多なユニットだらけなので蹴散らされる運命。 | | :バッドルートでは、以前倒した使徒(ガギエル除く)が復活する。数値はさほど変わっていないが、味方が攻撃力過多なユニットだらけなので蹴散らされる運命。 |
| | | |
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| :;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | | :;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
| ::追加ルートにより、[[碇ゲンドウ]]が断片的に使徒の正体を語った。 | | ::追加ルートにより、[[碇ゲンドウ]]が断片的に使徒の正体を語った。 |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] |
| :『MX』と同じであるが、原作設定がαシリーズに組み込まれている。[[第一始祖民族]]の思念体が「[[アポカリュプシス]]」を引き起こしたというオリジナル展開となった。 | | :『MX』と同じであるが、原作設定がαシリーズに組み込まれている。[[第一始祖民族]]の思念体が「[[アポカリュプシス]]」を引き起こしたというオリジナル展開となった。 |
− | :敵としてはラミエル、アルミサエル、ゼルエルが出現。いずれも原作中では特に強敵として表現されていた使徒だが、中ボスクラスの凡庸な能力しかない。 | + | :敵としてはラミエル、アルミサエル、ゼルエルが出現。いずれも原作中では特に強敵として表現されていた使徒だが、中ボスクラスの凡庸な能力しかない。[[A.T.フィールド]]は本作から(強)としてEVA各機より強めの仕様になったのだが大して苦戦はしない。 |
| | | |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
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| :新劇場版設定。基本的には『L』と同じだが、ルートによっては第9の使徒が登場し、第10の使徒の登場も示唆されている。 | | :新劇場版設定。基本的には『L』と同じだが、ルートによっては第9の使徒が登場し、第10の使徒の登場も示唆されている。 |
| :なお、第8の使徒の顔グラフィックが[[没データ]]として残っている。 | | :なお、第8の使徒の顔グラフィックが[[没データ]]として残っている。 |
| + | :『L』と同じく[[A.T.フィールド]]が「バリア貫通」では貫通できない仕様となり、無効化ダメージもエヴァ以上に高いためゲーム的には少し強化された形。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
| :新劇場版設定。第3話「新世界への扉」で第10の使徒が登場。さらに『時獄篇』で倒された使徒も復活して登場する。 | | :新劇場版設定。第3話「新世界への扉」で第10の使徒が登場。さらに『時獄篇』で倒された使徒も復活して登場する。 |
| :結局、使徒の正体・目的等については明らかにならなかったが、カヲルや[[トワノ・ミカゲ]]の発言からして、おそらく使徒もまた歪んだ[[真化]]を遂げた者達であると思われる。 | | :結局、使徒の正体・目的等については明らかにならなかったが、カヲルや[[トワノ・ミカゲ]]の発言からして、おそらく使徒もまた歪んだ[[真化]]を遂げた者達であると思われる。 |
− |
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− | === Scramble Commanderシリーズ ===
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− | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
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− | :[[第4使徒シャムシェル]]までは倒しているが、第14使徒ゼルエルはまだという状態から始まる。
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
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| :新劇場版設定。プレイヤーが戦闘できるのは第4~第7の使徒のみで、第3・第8の使徒はイベントによって倒される。 | | :新劇場版設定。プレイヤーが戦闘できるのは第4~第7の使徒のみで、第3・第8の使徒はイベントによって倒される。 |
| :さらに、第9・第10の使徒は「あまりにも世界が歪み過ぎた」との理由で現れず、[[人類補完計画]]が頓挫した後は使徒についての詳細についてほぼ語られることが無い。 | | :さらに、第9・第10の使徒は「あまりにも世界が歪み過ぎた」との理由で現れず、[[人類補完計画]]が頓挫した後は使徒についての詳細についてほぼ語られることが無い。 |
| + | :ゲーム的には[[A.T.フィールド]]が「A.T.フィールド無効化」でないと無効化できない仕様となったため少し強くなった。 |
| | | |
− | === 単独作品 === | + | === Scramble Commanderシリーズ === |
− | ;[[スーパーロボット大戦MX]] | + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] |
− | :初めてSRWで使徒の詳細が語られた。 | + | :[[第4使徒シャムシェル]]までは倒しているが、第14使徒ゼルエルはまだという状態から始まる。 |
− | :オリジナル展開として、[[MU]]や[[バーベム財団]]も「裏死海文書」を同時に解析し、同時に計画を実行し、その結果スケジュールに食い違いが起きる。
| + | |
− | :何と、第8使徒から第12使徒が現れず、第13使徒・第14使徒が現れた事で「欠番」の使徒になってしまった。
| + | === VXT三部作 === |
| ;[[スーパーロボット大戦V]] | | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
| :新劇場版設定で第2並びに第4から第10の使徒まで登場。[[アウラの民]]や[[Dr.ヘル]]からは「世界の理を破壊する者」と呼称されている。 | | :新劇場版設定で第2並びに第4から第10の使徒まで登場。[[アウラの民]]や[[Dr.ヘル]]からは「世界の理を破壊する者」と呼称されている。 |
132行目: |
145行目: |
| :『第3次Z時獄篇』で採用されなかった第8の使徒の顔グラフィックがイベント時に一瞬だけ登場する。 | | :『第3次Z時獄篇』で採用されなかった第8の使徒の顔グラフィックがイベント時に一瞬だけ登場する。 |
| :シークレットシナリオでは倒された使徒が復活して6体同時に登場する。 | | :シークレットシナリオでは倒された使徒が復活して6体同時に登場する。 |
| + | |
| + | === 単独作品 === |
| + | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
| + | :初めてSRWで使徒の詳細が語られた。 |
| + | :オリジナル展開として、[[MU]]や[[バーベム財団]]も「裏死海文書」を同時に解析し、同時に計画を実行し、その結果スケジュールに食い違いが起きる。 |
| + | :何と、'''第8使徒から第12使徒が現れず、第13使徒・第14使徒が現れた事で「欠番」の使徒が出てしまった'''<ref>バルディエル出現時にゲンドウが「第13使徒」と大幅に番号を飛ばして認定したため、NERVの面々が驚愕する一幕もある。</ref>。特に[[ビバーチェ]]は原作での第12使徒・第15使徒の役割を兼ねており、同時に計画を実行したことで使徒の役割が奪われて欠番になったと捉えることができる。 |
| + | :なお敵として登場する使徒は大半がイベントで処理され、プレイヤーの操作で戦う機会は全くといっていいほど無い。これはビバーチェも同様。 |
| + | :イロウルは登場する予定があり、[[データウェポン]]とクロスオーバーさせる構想があったが、「シナリオ的には面白いものの、演出的にはちっとも面白くない」とのことで実現しなかった<ref>株式会社カンゼン『スーパーロボット大戦MX 全シナリオ攻略ファイル』236頁。</ref>。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦DD]] |
| + | :新劇場版で参戦。メインストーリーでは第2世界に登場するが、EVAがNERVに戻っている時にしか出現せず、その登場の仕方に疑問を抱かれている。 |
| + | :イベントでは精神コマンド「強靭」の効果で「一度目のオーバーダメージを無効化しHP1の状態で生き残る」能力を持つ上に、「HP1%以下の時[[A.T.フィールド]]による被ダメージ軽減値増加」で必殺技や「直撃」を使わないと撃墜出来ない難敵の一つに数えられている。 |
| | | |
| == 関連項目 == | | == 関連項目 == |
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174行目: |
| *上述した『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』における「使徒(Angel)」の影響から、この言葉が「[[天使]]」として捉えられることも多くなっているが、本来は天使を指して用いる言葉ではないので要注意。 | | *上述した『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』における「使徒(Angel)」の影響から、この言葉が「[[天使]]」として捉えられることも多くなっているが、本来は天使を指して用いる言葉ではないので要注意。 |
| **『エヴァ』に登場する使徒の名前は[[第1使徒アダム|アダム]]、[[第2使徒リリス|リリス]]、リリン以外は『旧約聖書』の所謂偽典である「エノク書」に登場する天使の名前が採用されている。一般に流通している『旧約聖書』にはそれらの名称は一切登場しない。 | | **『エヴァ』に登場する使徒の名前は[[第1使徒アダム|アダム]]、[[第2使徒リリス|リリス]]、リリン以外は『旧約聖書』の所謂偽典である「エノク書」に登場する天使の名前が採用されている。一般に流通している『旧約聖書』にはそれらの名称は一切登場しない。 |
| + | **またアニメ本編で、上記の3体以外の使徒の名前が呼称されたことは一度もなく、単に「第〇使徒」としか呼ばれていない。 |
| + | ***総集編を兼ねた第拾四話『ゼーレ、魂の座』にて、第3~10までの使徒の名前がテロップで初公開され、第弐拾参話『涙』で第11~16使徒の名前がやはりテロップで初公開された。渚カヲルの使徒としての名前である『タブリス』のみ、本編では完全に非公開であった。 |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
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| **例えば第8使徒サンダルフォンは'''火山の中'''の戦闘であり、マグマ内を動けるロボットが初号機及び弐号機のD型装備、[[アルベガス]](マグマディメンジョン)、時間制限付きで[[ゲッター2]]、[[ジェイアーク]]、[[マジンカイザー]](戦闘はしなかった)。[[未参戦作品]]では『レッドバロン』のレッドバロンとアイアンクローロボなど、非常に限定的なために再現は厳しいと思われる。 | | **例えば第8使徒サンダルフォンは'''火山の中'''の戦闘であり、マグマ内を動けるロボットが初号機及び弐号機のD型装備、[[アルベガス]](マグマディメンジョン)、時間制限付きで[[ゲッター2]]、[[ジェイアーク]]、[[マジンカイザー]](戦闘はしなかった)。[[未参戦作品]]では『レッドバロン』のレッドバロンとアイアンクローロボなど、非常に限定的なために再現は厳しいと思われる。 |
| **そのほか、戦闘時間が極端に短かった第10使徒サハクィエル、戦闘と呼べるものがほとんど無かった第11使徒イロウル・第12使徒レリエル、精神攻撃しか行っていない第15使徒アラエルなど、イベントのみでの登場はともかく、ユニットとしての登場の望みは薄いと思われる。 | | **そのほか、戦闘時間が極端に短かった第10使徒サハクィエル、戦闘と呼べるものがほとんど無かった第11使徒イロウル・第12使徒レリエル、精神攻撃しか行っていない第15使徒アラエルなど、イベントのみでの登場はともかく、ユニットとしての登場の望みは薄いと思われる。 |
− | *2018年放送のロボットアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』(SRW未参戦)における『エヴァ』コラボ回(第参拾壱話「発進!! シンカリオン 500 TYPE EVA」)では、複数の使徒を[[合体]]させたデザインの巨大怪物体「[http://www.shinkalion.com/news/1176/ キングシトエル]」が登場している。各使徒にちなんだ攻撃を放ったり、[[A.T.フィールド]]を展開する事が可能。 | + | *2018年放送のロボットアニメ『[[新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION]]』における『エヴァ』コラボ回(第参拾壱話「発進!! シンカリオン 500 TYPE EVA」)では、複数の使徒を[[合体]]させたデザインの巨大怪物体「[http://www.shinkalion.com/news/1176/ キングシトエル]」が登場している。各使徒にちなんだ攻撃を放ったり、[[A.T.フィールド]]を展開する事が可能。 |
| **なお、各使徒のデザインは新劇場版準拠となっている。各部位を構成している使徒を具体的に言うと、顔面は第4の使徒(サキエル)、胴体部は第5の使徒(シャムシェル)、腕部は第10の使徒(ゼルエル)、尻尾は第3の使徒、背面翼(?)を第8の使徒(サハクィエル)、水晶部は第6の使徒(ラミエル)となる。 | | **なお、各使徒のデザインは新劇場版準拠となっている。各部位を構成している使徒を具体的に言うと、顔面は第4の使徒(サキエル)、胴体部は第5の使徒(シャムシェル)、腕部は第10の使徒(ゼルエル)、尻尾は第3の使徒、背面翼(?)を第8の使徒(サハクィエル)、水晶部は第6の使徒(ラミエル)となる。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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