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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = たいが こうたろう
 
| 読み = たいが こうたろう
| 外国語表記 = [[外国語表記::Koutaroh Taiga]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Kohtaro Taiga]]<ref>[http://www.gaogaigar.net/TV/chara/04.html Character]、ガオガイガーポータルサイト、2022年3月10日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 =  
 
| 登場作品 =  
 
*{{登場作品 (人物)|勇者王ガオガイガー}}
 
*{{登場作品 (人物)|勇者王ガオガイガー}}
 
*{{登場作品 (人物)|勇者王ガオガイガーFINAL}}
 
*{{登場作品 (人物)|勇者王ガオガイガーFINAL}}
| 声優 = {{声優|石井康嗣|SRW=Y}}
+
*{{登場作品 (人物)|覇界王 ガオガイガー対ベターマン}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|木村貴宏}}
+
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|石井康嗣|勇者王ガオガイガー,勇者王ガオガイガーFINAL|SRW=Y}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|木村貴宏|勇者王ガオガイガー,勇者王ガオガイガーFINAL}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
| SRWでの分類 = [[サポートユニット]]<br />[[ユニットパーツ]]
 
| SRWでの分類 = [[サポートユニット]]<br />[[ユニットパーツ]]
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*{{所属 (人物)|宇宙開発公団}}
 
*{{所属 (人物)|宇宙開発公団}}
 
*{{所属 (人物)|GGG}}
 
*{{所属 (人物)|GGG}}
| 役職 = 【宇宙開発公団】[[役職::総帥]]<br />【GGG】[[役職::長官]]
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| 役職 = 【宇宙開発公団】[[役職::総裁]]<br />【GGG】[[役職::長官]]→特務長官
 
| 嫌いな食べ物 = 鶏肉料理全般(主に焼き鳥、唐揚げ、フライドチキン等)
 
| 嫌いな食べ物 = 鶏肉料理全般(主に焼き鳥、唐揚げ、フライドチキン等)
 
}}
 
}}
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冷静な判断力と何者にも負けない実行力、強い[[正義|正義感]]と信念、熱い情熱、限りない優しさと[[勇気]]を兼ね備えた人物であり、GGGの全隊員の尊敬と[[信頼|信望]]を集めている。次々と降りかかる危機に対しても、隊員達と共に臆することなく立ち向かっていく。無論、ナイスミドルとして女性にもモテる。
 
冷静な判断力と何者にも負けない実行力、強い[[正義|正義感]]と信念、熱い情熱、限りない優しさと[[勇気]]を兼ね備えた人物であり、GGGの全隊員の尊敬と[[信頼|信望]]を集めている。次々と降りかかる危機に対しても、隊員達と共に臆することなく立ち向かっていく。無論、ナイスミドルとして女性にもモテる。
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過去には防衛庁<ref>[[勇者王ガオガイガー|本作]]の放送当時(1997年2月1日~1998年1月31日)および劇中の舞台となる年代([[西暦]]2005年)では「防衛庁」であった。ちなみに、現在(2007年1月9日~)は「防衛省」である。</ref>直属の特務任務部隊「ID5」に所属しており、そのリーダー「ゴールドタイガー」として活躍した経験と実績を買われ、GGGの長官に任命された。GGG長官の現在でも、体力、戦闘力もかなりのものである。ただし、年のせいか[[医療・病障害|腰痛持ち]]。作戦参謀の火麻とは、その時からの戦友である。
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過去には防衛庁<ref>[[勇者王ガオガイガー|本作]]の放送当時(1997年2月1日~1998年1月31日)および劇中の舞台となる年代([[西暦]]2005年)では「防衛庁」であった。ちなみに、現在(2007年1月9日~)は「防衛'''省'''」である。</ref>直属の特務任務部隊「ID5」に所属しており、そのリーダー「ゴールドタイガー」として活躍した経験と実績を買われ、GGGの長官に任命された。GGG長官の現在でも、体力、戦闘力もかなりのものである。ただし、年のせいか[[医療・病障害|腰痛持ち]]。作戦参謀の火麻とは、その時からの戦友である。
    
なお、5年前の40歳の時に「ミス葛飾」に選ばれたほどの女性と結婚した既婚者であり、二人の娘を持つ良きパパでもある。
 
なお、5年前の40歳の時に「ミス葛飾」に選ばれたほどの女性と結婚した既婚者であり、二人の娘を持つ良きパパでもある。
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隠れた必殺技として、ゴルフクラブを用いた殴打戦法「チタンヘッドドライバー」が有り、EI-18(SRW未登場)に操られた公団職員達を昏倒させている。
 
隠れた必殺技として、ゴルフクラブを用いた殴打戦法「チタンヘッドドライバー」が有り、EI-18(SRW未登場)に操られた公団職員達を昏倒させている。
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『FINAL』では[[ザ・パワー]]の危険性を提唱するため、GGG長官職を八木沼に任せ、宇宙開発公団総帥に専念していた。その後、GGG長官に復職する。
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『FINAL』では[[ザ・パワー]]の危険性を提唱するため、GGG長官職を八木沼に任せ、宇宙開発公団総裁に専念していた。その後、GGG長官に復職する。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:初出演作。非戦闘キャラだが声付き参戦。担当声優の石井康嗣氏はこの作品でスパロボ初参加となる。序盤から後方の[[指揮官]]ポジションとして出番が多い。
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:初登場作品。非戦闘キャラだが声付き参戦。担当声優の石井康嗣氏はこの作品でスパロボ初参加となる。序盤から後方の[[指揮官]]ポジションとして出番が多い。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}}
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
:前作の流用ではあるが、ゴルディオンハンマー使用時のみ声が入る。前作同様に[[αナンバーズ]]の重鎮として活躍する。
 
:前作の流用ではあるが、ゴルディオンハンマー使用時のみ声が入る。前作同様に[[αナンバーズ]]の重鎮として活躍する。
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=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
:NPC。『BX』同様ゴルディオンハンマー承認時のカットインでボイスが入る。
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:NPC。過去作からの流用ではあるが、ゴルディオンハンマー承認時のカットインと[[中断メッセージ]]でボイス付きで登場する。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド2から登場。2020年9月からは[[超竜神]]に対応した支援ユニットパーツとしても登場。
 
:序章ワールド2から登場。2020年9月からは[[超竜神]]に対応した支援ユニットパーツとしても登場。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
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:『覇界王』設定。ボイスも新規収録されている。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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;[[ロゼ・アプロヴァール]]
 
;[[ロゼ・アプロヴァール]]
 
:火麻共々、以前からの上司。
 
:火麻共々、以前からの上司。
 +
;猿頭寺耕市、久我モモコ、カースケ
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:ID5所属時の同僚で全員殉職。カースケ(遺伝子操作によって人語を喋れるようになったハシブトガラス)の殉職の一件から、'''鶏肉を食べる事はカースケを侮辱する行為となる'''として一切食べなくなった。
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;八木沼範行
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:GGG長官の後任。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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;[[スメラギ・李・ノリエガ]]
 
;[[スメラギ・李・ノリエガ]]
 
:『BX』にて、上記の戦術指揮官の指名の際に、現役の[[指揮官]]である彼女の同意を得て指名を行う。
 
:『BX』にて、上記の戦術指揮官の指名の際に、現役の[[指揮官]]である彼女の同意を得て指名を行う。
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;[[エルドラメンバー]]
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:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では古くからの戦友。
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;[[兜甲児]]、[[流竜馬 (OVA)]]、[[アムロ・レイ]]
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では10年前の部下であり戦友。3人のやんちゃが過ぎて[[ブライト・ノア|ブライト]]でも抑えられなかった時は凱と大河長官が説教していたという。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「成功率なんてのは単なる目安だ。あとは"[[勇気]]"で補えばいいっ!!」
 
;「成功率なんてのは単なる目安だ。あとは"[[勇気]]"で補えばいいっ!!」
:第1話において、ピンチに陥った[[ガイガー]]からのファイナルフュージョンの要請に対し、[[獅子王麗雄|麗雄]]の「ファイナルフュージョンの成功率は限りなく0に近い」という言葉に対し言った台詞。
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:第1話。ピンチに陥った[[ガイガー]]からのファイナルフュージョンの要請に対し、[[獅子王麗雄|麗雄]]の「ファイナルフュージョンの成功率は限りなく0に近い」という言葉に対し言った台詞。
:勇気絶対主義である[[GGG]]の戦略と[[勇者王ガオガイガー]]のノリを端的に表した名台詞である。逆に『ガオガイガー』の[[世界観]]以外(現実世界等)では、防衛組織の長官である人が戦闘中にこんな発言は出来ないだろう。<ref>もっとも、劇中における大河の「[[勇気]]」発言は人事を尽くした上でのものであり、非合理的な精神論とは一線を画すものである。</ref>
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:勇気絶対主義である[[GGG]]の戦略と[[勇者王ガオガイガー]]のノリを端的に表した名台詞である。逆に『ガオガイガー』の[[世界観]]以外(現実世界等)では、防衛組織の長官である人が戦闘中にこんな発言は出来ないだろう。<ref>もっとも、劇中における大河の「[[勇気]]」発言は人事を尽くした上でのものであり、非合理的な精神論とは一線を画すものである。また、この発言をする大河の顔には麗雄と同じように汗が浮かんでいる描写があり、周囲を鼓舞するために敢えて強気に振る舞っている可能性も高い。実際、これ以降の話で成功率が今回より高い場合は悩んでいる大河を周りが「勇気で補えばいい」と鼓舞していることも多い。</ref>
 
;「ファイナルフュージョン、承認!!」
 
;「ファイナルフュージョン、承認!!」
 
:ファイナルフュージョン時のお約束の台詞。その後、[[卯都木命|命]](第18話では[[スワン・ホワイト|スワン]])が'''「了解! ファイナルフュージョン、プログラム、ドラァァァーイブッ!」の叫び共に握り拳でカバーを叩き壊しながらボタンを押す'''までが一連の流れである。
 
:ファイナルフュージョン時のお約束の台詞。その後、[[卯都木命|命]](第18話では[[スワン・ホワイト|スワン]])が'''「了解! ファイナルフュージョン、プログラム、ドラァァァーイブッ!」の叫び共に握り拳でカバーを叩き壊しながらボタンを押す'''までが一連の流れである。
;「ゴルディオン・ハンマー、発動・承認!!」
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;「ゴルディオン・ハンマー、発動承認!!」
:こちらは、第19話より登場するゴルディオンハンマー承認時のお約束の台詞。大河が懐から取り出した'''「日本政府内閣総理大臣承認」と書かれた鍵'''を挿入して回した後、命が「了解! ゴルディオン・ハンマー、セーフティーディバイス、リリーブ!」の叫びとともにカードをスラッシュするまでが一連の流れである。
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:こちらは第19話より登場するゴルディオンハンマー承認時のお約束の台詞。大河が懐から取り出した'''「日本政府内閣総理大臣承認」と書かれた鍵'''を挿入して回した後、命が「了解! ゴルディオン・ハンマー、セーフティーディバイス、リリーブ!」の叫びとともにカードをスラッシュするまでが一連の流れである。
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;「チタンヘッドドライバァァァーッ!」
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:第18話。EI-18のナノマシンと極超短波により洗脳された職員をこの発言と共にゴルフドライバーを振るって、片っ端から気絶させ、制圧して回った。
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;凱「長官、頼む……使わせてくれ!」<br/>「ヘルアンドヘブンでも倒せない敵。イレイザーヘッドでも消せないグランドノヴァ。今にも完成されそうなゾンダーメタルプラント……!」<br/>麗雄「やるしかないようじゃな!」<br/>「よぉしっ! Gツール、シーリング解除!!」<br/>火麻「待っていたぜぇっ! 総員配置につけぇい! 作戦開始だぁっ!」
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:第19話。打つべき手を打ち尽くしてなお打開できない状況を前に切り札の使用を決断。第18話から続く大苦戦を経て、このやり取りと共にGGG怒涛の反撃が幕を開ける。
 
;「それでこそ…勇者だ!」
 
;「それでこそ…勇者だ!」
:第30話、[[EI-01]]を倒した後、一度は燃え尽きるも復活を遂げた勇者ロボ軍団に向けて。
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:第30話。[[EI-01]]を倒した後、一度は燃え尽きるも復活を遂げた勇者ロボ軍団に向けて。
;「全宇宙に生きる生命の存亡を君たち勇者に賭けよう。私からの指令はただ一つ…生還せよ! 以上だ」
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;「全宇宙に生きる生命の存亡を君たち勇者に賭けよう。私からの指令はただ1つ…生還せよ!以上だ」
 
:第47話、[[Zマスター]]との戦いに赴く勇者ロボ軍団へ向けて。
 
:第47話、[[Zマスター]]との戦いに赴く勇者ロボ軍団へ向けて。
;「残されたありったけの燃料と、GSライドをガオーマシンへ! 機動部隊の超AIを搭載し、発進準備にかかれ!! ガッツィ・ギャラクシー・ガード!! 最終作戦、開始せよ!!」
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;「残されたありったけの燃料、GSライドをガオーマシンへ! 機動部隊の超AIを搭載し、発進準備にかかれ!! ガッツィー・ギャラクシー・ガード!! 最終作戦、開始せよ!!」
 
;GGG「''了解!!''」
 
;GGG「''了解!!''」
:最終話、誕生した[[ゾヌーダ]]によりオービッドベースが機能不全に陥るものの、隊員たちは弱音を吐くことも無くガオーマシンを整備していく。
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:第49話・最終回。ガオーマシンに勇者ロボのAIを搭載してのファイナルフュージョンを承認した際に発言。[[ゾヌーダ|機界新種ゾヌーダ]]により、オービットベースが無力化されたために手作業で行うことになったが整備部の[[牛山一男]]を初め、誰1人、弱音を吐くことなく、作業をこなした。
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;「命ある者全ての未来を頼むぞ…勇者!!」
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:凱たちを乗せたディビジョンIV アマテラス右胴部を見送った際に発言。最後の希望を送り出せた大河の顔は晴れやかだった。
 
;「人類の英知と! 勇気ある誓いのもとに!」<br />「ゴルディオン・クラッシャー、発動・承認!」<br />「''これが勝利の鍵だぁぁぁーーっ!!''」
 
;「人類の英知と! 勇気ある誓いのもとに!」<br />「ゴルディオン・クラッシャー、発動・承認!」<br />「''これが勝利の鍵だぁぁぁーーっ!!''」
 
:『[[勇者王ガオガイガーFINAL|FINAL]]』の最後の最後に放たれるスワンと声を合わせたゴルディオン・クラッシャー承認の台詞。
 
:『[[勇者王ガオガイガーFINAL|FINAL]]』の最後の最後に放たれるスワンと声を合わせたゴルディオン・クラッシャー承認の台詞。
:「[[ド迫力]]アップでの絶叫とともに『これが勝利の鍵だ』という[[次回予告]]の決め台詞を本編の最後に持ってくる」という演出が熱く、初期からのファンには特に感慨深い印象を残した。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では前述のどアップも含めて忠実に再現されている。
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:「[[ド迫力]]アップでの絶叫とともに『これが勝利の鍵だ』という[[次回予告]]の決め台詞を本編の最後に持ってくる」という演出が熱く、初期からのファンには特に感慨深い印象を残した。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』ではどアップも含めて忠実に再現されている。
 
;「諸君、我々はこれより地球に帰還する任務を開始する。困難な任務だが、これだけは忘れないでほしい」<br />「GGG憲章・第五条125項! GGG隊員は、決して諦めてはならない!」
 
;「諸君、我々はこれより地球に帰還する任務を開始する。困難な任務だが、これだけは忘れないでほしい」<br />「GGG憲章・第五条125項! GGG隊員は、決して諦めてはならない!」
 
:[[小説|小説版]]『FINAL』にて。[[天海護|護]]達を[[地球]]に送り返した後、自分たちも地球への帰還を目指すときに発した台詞。けっして勇気を忘れず諦めない大河ならではの台詞である。
 
:[[小説|小説版]]『FINAL』にて。[[天海護|護]]達を[[地球]]に送り返した後、自分たちも地球への帰還を目指すときに発した台詞。けっして勇気を忘れず諦めない大河ならではの台詞である。
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