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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])
 
*{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z}}
 
*{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z}}
 
| 声優 = {{声優|うえだゆうじ|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|うえだゆうじ|SRW=Y}}
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'''クロウ・ブルースト'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の[[主人公]]。
 
'''クロウ・ブルースト'''は『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の[[主人公]]。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
高校卒業後、父親との対立から実家を飛び出し、[[ブリタニア・ユニオン]]軍に入隊するが、所属した特殊部隊「[[ファイヤバグ]]」のあまりに非人道的な任務に嫌気が差し退役。無職の時、事業失敗後に病死した父親の莫大な借金を相続する事となり、その返済に窮した挙げ句、スコート・ラボに雇われブラスタのテストパイロットになった。
 
高校卒業後、父親との対立から実家を飛び出し、[[ブリタニア・ユニオン]]軍に入隊するが、所属した特殊部隊「[[ファイヤバグ]]」のあまりに非人道的な任務に嫌気が差し退役。無職の時、事業失敗後に病死した父親の莫大な借金を相続する事となり、その返済に窮した挙げ句、スコート・ラボに雇われブラスタのテストパイロットになった。
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要所要所で内面の熱さを垣間見せる。許せない悪事には心の底から怒り叫び、にじみ出る殺気を隠そうともしない<ref>調子に乗りぺらぺらと喋る[[アイム・ライアード|アイム]]を言葉少なに黙らせる場面もあった。</ref>。また、仲間と認めた相手には、たとえ相手が小学生であろうと「子供扱いは無しだ」と言ってお互い対等に接することを良しとし、心が折れてしまい自らの殻に閉じ篭るような者に対しては、自力で立ち直る事を願い敢えて突き放す厳格な面も持ち合わせているなど、節々で仲間を大切にする言動を見せている。そのため、金への執着をさて置けば、基本的には良識的で親しみやすい人物である。
 
要所要所で内面の熱さを垣間見せる。許せない悪事には心の底から怒り叫び、にじみ出る殺気を隠そうともしない<ref>調子に乗りぺらぺらと喋る[[アイム・ライアード|アイム]]を言葉少なに黙らせる場面もあった。</ref>。また、仲間と認めた相手には、たとえ相手が小学生であろうと「子供扱いは無しだ」と言ってお互い対等に接することを良しとし、心が折れてしまい自らの殻に閉じ篭るような者に対しては、自力で立ち直る事を願い敢えて突き放す厳格な面も持ち合わせているなど、節々で仲間を大切にする言動を見せている。そのため、金への執着をさて置けば、基本的には良識的で親しみやすい人物である。
   −
彼は事あるごとに「女嫌い」を主張しているが<ref>これはファイアバグの隊長、[[マリリン・キャット|マリリン]]が原因である事が再世篇で明かされた。</ref>、前作に登場した「[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]」とは異なり、極端な「女性蔑視」や「女性差別」はしない。また、女性に対しても男性と同様にごく普通に接するため、彼が言うほど「女嫌い」というイメージも強くは無い。言うなれば「自分から進んで女性に接するようなことはしない」といった感じであり、ある版権キャラクターから「饅頭怖い」のようなものだと評された。しかし、『第2次Z』全編を通じて[[マルグリット・ピステール|3人]][[エスター・エルハス|の]][[トライア・スコート|女性]]に想いを寄せられ、『再世篇』での黒の騎士団ルートEDで「女嫌いを卒業する」という選択を選ぶと3人のうちのどちらかを選択させられる羽目になる。しかも『第3次Z連獄篇』でさらに[[クラヴィア・アーゴ|一人]]増えており、「女嫌い」を自称する割になぜか周囲に女性が多い。『連獄篇』での対応からすると、ゲーム的に言えば「無自覚のフラグメイカー」と言える。よくも悪くも、その一本筋の通ったブレない生き方が好感を呼ぶらしい。ユーザーの中でもすこぶる人気の高いキャラクターとしても知られ、借金キャラとしても定着しつつある。
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彼は事あるごとに「女嫌い」を主張しているが<ref>これはファイアバグの隊長、[[マリリン・キャット|マリリン]]が原因である事が再世篇で明かされた。</ref>、前作に登場した[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]とは異なり、極端な「女性蔑視」や「女性差別」はしないし、勿論「同性愛者」というわけでもない。また、女性に対しても男性と同様にごく普通に接するため、彼が言うほど「女嫌い」というイメージも強くは無い。言うなれば「自分から進んで女性に接するようなことはしない」といった感じであり、作中では「饅頭怖い」のようなものだと評された。しかし、『第2次Z』全編を通じて[[マルグリット・ピステール|3人]][[エスター・エルハス|の]][[トライア・スコート|女性]]に想いを寄せられ、『再世篇』での黒の騎士団ルートEDで「女嫌いを卒業する」という選択を選ぶと、3人のうちのいずれかを選択させられる羽目になる。しかも『第3次Z連獄篇』で更に[[クラヴィア・アーゴ|一人]]増えており、「女嫌い」を自称する割になぜか周囲に女性が多い。『連獄篇』での対応からすると、ゲーム的に言えば「無自覚のフラグメイカー」と言える。良くも悪くも、その一本筋の通ったブレない生き方が好感を呼ぶらしい。
    
自分から背負った借金を返済する生活を送っているのはカルロスから「意志や主体性がなく、状況に流される事をどこかで望んでいる」ないし「'''何かに縛られなければ自分の存在を確かめる事が出来ない'''」事が『再世篇』で明かされた。これは『再世篇』で[[桃井いぶき]]に語った父への感謝の気持ちや、「揺れる天秤」のスフィア・リアクターとしての資質も関係しているかと思われる。
 
自分から背負った借金を返済する生活を送っているのはカルロスから「意志や主体性がなく、状況に流される事をどこかで望んでいる」ないし「'''何かに縛られなければ自分の存在を確かめる事が出来ない'''」事が『再世篇』で明かされた。これは『再世篇』で[[桃井いぶき]]に語った父への感謝の気持ちや、「揺れる天秤」のスフィア・リアクターとしての資質も関係しているかと思われる。
   −
戦闘時にはよく「ヘイルメリー」「グリーンライト」などアメフト用語を発する他、慣用句も使う。ただ、後者の方は間違えることが多い。
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戦闘時にはよく「ヘイルメリー」「グリーンライト」などアメリカンスポーツ用語を発する他、慣用句も使う。ただ、慣用句の方は間違えることが多い。
    
作中でビール片手に模擬戦を観戦していることから、アルコールを嗜む(=飲酒する)模様。ただ、普段は金が無いため「第5のビールで我慢している」と言っている(この「第5のビール」が何を指すのか不明だが、昔の言葉で「水」の事を「鉄管ビール」という表現があったので、水の可能性がある)。『再世篇』においてランドが合流した際、連日彼と酒を酌み交わし、二日酔いに悩まされていたことから、ランドほどは酒に強くないことが窺える。また、このときクロウはランドからスフィアの情報を得るために飲み代を奢っており(結局大した情報は得られなかったが)、守銭奴である彼も必要に応じた投資は惜しみなく行うことが分かる。
 
作中でビール片手に模擬戦を観戦していることから、アルコールを嗜む(=飲酒する)模様。ただ、普段は金が無いため「第5のビールで我慢している」と言っている(この「第5のビール」が何を指すのか不明だが、昔の言葉で「水」の事を「鉄管ビール」という表現があったので、水の可能性がある)。『再世篇』においてランドが合流した際、連日彼と酒を酌み交わし、二日酔いに悩まされていたことから、ランドほどは酒に強くないことが窺える。また、このときクロウはランドからスフィアの情報を得るために飲み代を奢っており(結局大した情報は得られなかったが)、守銭奴である彼も必要に応じた投資は惜しみなく行うことが分かる。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:本作の主人公。出番も多く、版権キャラとの絡みも多い。カットインではループタイのようなものが揺れる。能力値は全体的に高めで特殊技能も便利なものばかりなので文句なしに一軍として使っていける。乗機の主力攻撃「ACPファイズ」のデモが冗長なのが玉に疵か。
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:初登場作品。本作の主人公。出番も多く、版権キャラとの絡みも多い。カットインではループタイのようなものが揺れる。能力値は全体的に高めで特殊技能も便利なものばかりなので文句なしに一軍として使っていける。乗機の主力攻撃「ACPファイズ」のデモが冗長なのが玉に疵か。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:本作でも主人公。また、[[PV|PV1]]のナレーションを務めている。なお、初登場は第15話と少し遅い。その時は借金を返し終えて気楽だったが、戦闘終了後、ブラスタの飛行による被害弁済のため、またしても「100万Gの男」に……。今回は自分のスフィアの核心に迫っていくが、自身の性格と、実にしょうもない方法で(本人にとっては死活問題だが)スフィアを克服することに。
 
:本作でも主人公。また、[[PV|PV1]]のナレーションを務めている。なお、初登場は第15話と少し遅い。その時は借金を返し終えて気楽だったが、戦闘終了後、ブラスタの飛行による被害弁済のため、またしても「100万Gの男」に……。今回は自分のスフィアの核心に迫っていくが、自身の性格と、実にしょうもない方法で(本人にとっては死活問題だが)スフィアを克服することに。
 
:EDではCDSの使い過ぎがトライアによって判明したため(トライア曰く「100万回使っていた」)、結局また100万Gの借金を抱えてしまい、やはり彼の借金生活は当分(原因を考えれば、下手すると'''一生''')終わりそうもない…。本当に最後まで報われない男である。ちなみに「ACPファイズ」のモーションは、『破界篇』に比べると大分高速化が図られている。
 
:EDではCDSの使い過ぎがトライアによって判明したため(トライア曰く「100万回使っていた」)、結局また100万Gの借金を抱えてしまい、やはり彼の借金生活は当分(原因を考えれば、下手すると'''一生''')終わりそうもない…。本当に最後まで報われない男である。ちなみに「ACPファイズ」のモーションは、『破界篇』に比べると大分高速化が図られている。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:名前のみ登場。この時点では他の行方不明のメンバー達共々[[翠の地球]]に転移している。貧乏クジ同盟のエースと呼ばれ、再会を期する声がちらほら。ちなみに[[マリリン・キャット]]亡き後も[[ファイヤバグ]]は未だに活動しており、彼らに引導を渡す者(そして、「一文にもならない」と愚痴を言うであろう予想も含めて)として復活を期待されている。
 
:名前のみ登場。この時点では他の行方不明のメンバー達共々[[翠の地球]]に転移している。貧乏クジ同盟のエースと呼ばれ、再会を期する声がちらほら。ちなみに[[マリリン・キャット]]亡き後も[[ファイヤバグ]]は未だに活動しており、彼らに引導を渡す者(そして、「一文にもならない」と愚痴を言うであろう予想も含めて)として復活を期待されている。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}
 +
:序盤はブラスタの「AX-55EAGLE」を装備したアクシオ・スコートSPに乗っている。ちなみにアクシオに搭乗する理由は'''CDSのせいで借金が増えるから'''という何ともクロウらしい理由。結局大破したアクシオに呼応して転送されたリ・ブラスタTの転送費のせいでまたもや大量の借金をこしらえる事になってしまったが。
 +
:今回も女嫌いは如何なく発揮されている。
 +
:なお、ランド、セツコと同じくデフォルトの顔グラは新規。これは、設定資料集の立ち絵を使用したものである。
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
:参戦は宗介救出ルート第19話で、スフィア・リアクターの中では一番遅い。過去の借金を[[翠の地球]]での戦いで返済しきって、綺麗な体で参戦。更に頑張ったご褒美にCDSも使い放題になった(トロワが本気で驚いた)…まではよかったのだが、トライアによってまた100万Gの男に。自分で上がって他人に落とされるという、どこまでもプレイヤーの期待を裏切らない男である。
 
:参戦は宗介救出ルート第19話で、スフィア・リアクターの中では一番遅い。過去の借金を[[翠の地球]]での戦いで返済しきって、綺麗な体で参戦。更に頑張ったご褒美にCDSも使い放題になった(トロワが本気で驚いた)…まではよかったのだが、トライアによってまた100万Gの男に。自分で上がって他人に落とされるという、どこまでもプレイヤーの期待を裏切らない男である。
 
:能力的には完全なオールラウンダーで、ヒビキを一回り強くしたレベル。デフォルトで援護攻撃を持ち、機体の方も移動後全体攻撃・長射程高火力武器・着弾点指定型MAP兵器と一通り揃っているためどこに配置しても活躍できる。エースボーナスを取得すればガロードに並ぶ稼ぎ頭となり得るのも強み。機体の方はかつてのR、Bの特性を受け継いだ反面この影響で『再世篇』よりも最大火力が下がっているのに注意。
 
:能力的には完全なオールラウンダーで、ヒビキを一回り強くしたレベル。デフォルトで援護攻撃を持ち、機体の方も移動後全体攻撃・長射程高火力武器・着弾点指定型MAP兵器と一通り揃っているためどこに配置しても活躍できる。エースボーナスを取得すればガロードに並ぶ稼ぎ頭となり得るのも強み。機体の方はかつてのR、Bの特性を受け継いだ反面この影響で『再世篇』よりも最大火力が下がっているのに注意。
 
:ちなみに宗介救出ルート第20話で「崩壊方程式」、第22話で「王の愛は民のために」、終盤のクロウルート第43話で「無窮の闘神」とクロウが同行するルートでしか登録されないBGMが3曲もある。
 
:ちなみに宗介救出ルート第20話で「崩壊方程式」、第22話で「王の愛は民のために」、終盤のクロウルート第43話で「無窮の闘神」とクロウが同行するルートでしか登録されないBGMが3曲もある。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]
  −
:序盤はブラスタの「AX-55EAGLE」を装備したアクシオ・スコートSPに乗っている。ちなみにアクシオに搭乗する理由は'''CDSのせいで借金が増えるから'''という何ともクロウらしい理由。結局大破したアクシオに呼応して転送されたリ・ブラスタTの転送費のせいでまたもや大量の借金をこしらえる事になってしまったが。
  −
:今回も女嫌いは如何なく発揮されており、終盤では……。
  −
:なお、ランド、セツコと同じくデフォルトの顔グラは新規。これは、設定資料集の立ち絵を使用したものである。
      
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
:当然誕生日と血液型により変更可能。
+
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[脱力]]、[[気合]]、[[直撃]]、[[魂]]'''
:;デフォルト
+
:性格を反映してか、主人公キャラでは珍しく「脱力」を修得。また、「魂」のSP消費量も少なく、全体的にかなり有用で、ザコ戦とボス戦の両方で活躍できる。
::'''[[集中]]、[[直感]]、[[脱力]]、[[気合]]、[[直撃]]、[[魂]]'''
+
:ちなみに、水瓶座のO型が唯一「熱血」と「魂」を両立できるので、[[SP]]を小刻みに使えるうえ、早いうちからダメージアップが出来る。
::性格を反映してか、主人公キャラでは珍しく「脱力」を修得。また、「魂」のSP消費量も少なく、全体的にかなり有用で、ザコ戦とボス戦の両方で活躍できる。
  −
:;特殊誕生日
  −
::'''[[感応]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[気迫]]、[[勇気]]、[[覚醒]]'''
  −
::消費こそ若干重めだが、有用なコマンドを揃える。完全回避のコマンドがないのが痛手。
   
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
:'''[[集中]]+、[[直感]]、[[加速]]、[[脱力]]、[[魂]]'''
+
:'''[[集中]]+、[[直感]]、[[加速]]、[[脱力]]、[[魂]]'''
:「集中+」と「加速」があるため、実はジェニオンの相方に最適。特にスズネが離脱している間はジェニオン側の「加速」が使えないため、重要度は上がる。それ以外だと「集中」を持たず、エースボーナスとMAP兵器が強力なガロードと組ませる手もある。
+
:「集中+」と「加速」があるため、実はジェニオンの相方に最適。特にスズネが離脱している間はジェニオン側の「加速」が使えないため、重要度は上がる。それ以外だと「集中」を持たず、エースボーナスと[[マップ兵器]]が強力なガロードと組ませる手もある。こちらの場合、ガロードをマップ兵器に専念させる為に、それ以外の戦闘を請け負うのも良いだろう。
    
=== [[特殊スキル]] ===
 
=== [[特殊スキル]] ===
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== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
;「CLOSE GAME LIFE」
  −
:ブラスタ搭乗時[[BGM]]。接戦の生活と訳せるが、返してはまた増える借金との戦いとも読むプレイヤーも。あながち間違っていない。
  −
;「THE UNBREAKABLE」
  −
:リ・ブラスタ搭乗時BGM。折れない意思と訳す。
  −
:『第3次Z』のオリジナルサウンドトラックのライナーノーツにて、2011年に発生した東日本大震災からの復興の願いも込めて作られた曲であることが語られている。
   
;「REMORSE」
 
;「REMORSE」
:イベント用BGM。「CLOSE GAME LIFE」のバラードアレンジバージョン。深い後悔、自責の念と訳す。ファイヤバグ時代の自分の行為に対するものだろうか。
+
:イベント用BGM。クロウのテーマ「CLOSE GAME LIFE」のバラードアレンジバージョン。深い後悔、自責の念と訳す。ファイヤバグ時代の自分の行為に対するものだろうか。
 
;「崩壊方程式」
 
;「崩壊方程式」
:厳密には味方が大ピンチに陥った際の曲なのだが、クロウが出て来る作品では総じて'''借金激増の場面で使われる'''(しかも天獄篇では「戦鬼一口」「ALEEEEEET!!」がかかるので'''他の場面では使われない''')ので、その場面で覚えているユーザーも少なくない。崩壊、というフレーズからいろいろ察することのできる曲である。クロウからすれば溜まったものではないだろうが……
+
:厳密には味方が大ピンチに陥った際の曲でクロウ登場前の『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』から存在している曲なのだが、クロウが出て来る作品では総じて'''借金激増の場面で使われる'''(しかも天獄篇では「戦鬼一口」「ALEEEEEET!!」がかかるので'''他の場面では使われない''')ので、その場面で覚えているユーザーも少なくない。崩壊、というフレーズからいろいろ察することのできる曲である。クロウからすれば溜まったものではないだろうが……
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:『再世篇』中盤あたりまでの宿敵的存在。幾度と無く交戦し、最終的には引導を渡す。彼の存在がクロウのスフィア覚醒を促し、また彼の死がユーサーを変えることとなった。
 
:『再世篇』中盤あたりまでの宿敵的存在。幾度と無く交戦し、最終的には引導を渡す。彼の存在がクロウのスフィア覚醒を促し、また彼の死がユーサーを変えることとなった。
 
;[[アイム・ライアード]]
 
;[[アイム・ライアード]]
:「偽りの黒羊」のリアクター。スフィアを持つ者として、あらゆる手段で幾度となくつけ狙われる事となる。クロウは息を吐くように嘘を言う、目的のために非道な行為を働く彼をマリリンと同じように嫌悪している。
+
:スフィアを持つ者として、あらゆる手段で幾度となくつけ狙われる事となる。クロウは息を吐くように嘘を言う、目的のために非道な行為を働く彼をマリリンと同じように嫌悪している。
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
 
:アイム同様、スフィアを持つ者として彼の標的となるが、最初の遭遇時はクロウがスフィアに覚醒する前であった為、ターゲットからは外される。『再世篇』では、スフィア・リアクターとして覚醒したクロウをターゲットと定め、更なる覚醒を促すために挑発する場面もある。
 
:アイム同様、スフィアを持つ者として彼の標的となるが、最初の遭遇時はクロウがスフィアに覚醒する前であった為、ターゲットからは外される。『再世篇』では、スフィア・リアクターとして覚醒したクロウをターゲットと定め、更なる覚醒を促すために挑発する場面もある。
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:『連獄篇』では破界篇で出会っていたのが正史となっており、ランドとの会話の最中に思い返していた。
 
:『連獄篇』では破界篇で出会っていたのが正史となっており、ランドとの会話の最中に思い返していた。
 
;[[セツコ・オハラ]]、[[ランド・トラビス]]
 
;[[セツコ・オハラ]]、[[ランド・トラビス]]
:「悲しみの乙女」と「傷だらけの獅子」のリアクター。『再世篇』で両者と初対面する。セツコとはエスターと仲が良いのに対して、ランドとクロウは元々性格が近い為に出会った後は酒を飲みあったりと仲が良い(しかしおっさん仲間扱いされると嫌がる)。おまけにスフィアの話を聞くためとはいえ'''酒をおごっている'''。ただし、初対面でいきなり撃墜されるという大災難が。
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:『再世篇』で両者と初対面する。セツコとはエスターと仲が良いのに対して、ランドとクロウは元々性格が近い為に出会った後は酒を飲みあったりと仲が良い(しかしおっさん仲間扱いされると嫌がる)。おまけにスフィアの話を聞くためとはいえ'''酒をおごっている'''。ただし、初対面でいきなり撃墜されるという大災難が。
 
:なお、セツコはあまりの借金額に彼に対してあからさまに幻滅していたが、多額の借金を背負っても落ち込む様子がない姿には感銘を受けていた。また、クロウが女嫌いを返上した際に「ZEXISにはいい女が多かった」と発言した際には'''思いっきり照れている'''。
 
:なお、セツコはあまりの借金額に彼に対してあからさまに幻滅していたが、多額の借金を背負っても落ち込む様子がない姿には感銘を受けていた。また、クロウが女嫌いを返上した際に「ZEXISにはいい女が多かった」と発言した際には'''思いっきり照れている'''。
 
:ランドもセツコと共に借金を背負いまくるクロウには呆れているが、彼が何かに縛られていないと力を失うと言う事を理解している。しかし、「女嫌い」と言う自称に反して、'''次から次へと女性に想いを寄せられる'''事に関しては心底呆れかえっている。
 
:ランドもセツコと共に借金を背負いまくるクロウには呆れているが、彼が何かに縛られていないと力を失うと言う事を理解している。しかし、「女嫌い」と言う自称に反して、'''次から次へと女性に想いを寄せられる'''事に関しては心底呆れかえっている。
 
;[[ヒビキ・カミシロ]]
 
;[[ヒビキ・カミシロ]]
:「いがみ合う双子」のリアクター。彼にとってクロウは心技体の「体」の師である。
+
:彼にとってクロウは心技体の「体」の師である。
 
:白兵戦の試合をしたところ戦績はクロウの3勝1敗。
 
:白兵戦の試合をしたところ戦績はクロウの3勝1敗。
 
;[[レーベン・ゲネラール]]
 
;[[レーベン・ゲネラール]]
 
:前作で死亡している彼と面識は無いが、同じく「女嫌い」を公言していたため[[ZEUTH]]メンバーからは何度か彼を引き合いに出される。しかし、彼と違ってクロウは人間嫌いではないためすぐに信頼される。
 
:前作で死亡している彼と面識は無いが、同じく「女嫌い」を公言していたため[[ZEUTH]]メンバーからは何度か彼を引き合いに出される。しかし、彼と違ってクロウは人間嫌いではないためすぐに信頼される。
 
;[[ユーサー・インサラウム]]
 
;[[ユーサー・インサラウム]]
:インサラウムの皇子にして「尽きぬ水瓶」のリアクター。『再世篇』におけるライバル。次元獣化したエスターを元に戻すために協力し合うなど、戦い以外における絡みもそれなりにある。彼がインサラウム再生の手段に戦いを選んだことだけは最後まで否定したが、「責任を本気で取ろうとした」と評するなど決して嫌ってはおらず、彼を愚弄したガイオウに対しては怒りを露わにした他、「出会い方が違えばもっといい関係になれた」と本気で悔いている。
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:『再世篇』におけるライバル。次元獣化したエスターを元に戻すために協力し合うなど、戦い以外における絡みもそれなりにある。彼がインサラウム再生の手段に戦いを選んだことだけは最後まで否定したが、「責任を本気で取ろうとした」と評するなど決して嫌ってはおらず、彼を愚弄したガイオウに対しては怒りを露わにした他、「出会い方が違えばもっといい関係になれた」と本気で悔いている。
 
:彼の死後もその「愛」を体現したかのような生き様には大きな尊敬を抱いており、「生涯忘れない」と誓っている。出来れば違った出会いをしたかった、という思いを持っていたが、それを表したかのように天獄篇では条件次第でちょっとした出来事が起こる。
 
:彼の死後もその「愛」を体現したかのような生き様には大きな尊敬を抱いており、「生涯忘れない」と誓っている。出来れば違った出会いをしたかった、という思いを持っていたが、それを表したかのように天獄篇では条件次第でちょっとした出来事が起こる。
 
;[[尸空]]
 
;[[尸空]]
:サイデリアルに属する「沈黙の巨蟹」のリアクター。生き様の相性が最悪(スフィアの相性が存在するかは不明)で、『第3次Z』における事実上のライバル。自身の在り様を乱し、感情を呼び起こすクロウの命を狙う。
+
:生き様の相性が最悪(スフィアの相性が存在するかは不明)で、『第3次Z』における事実上のライバル。自身の在り様を乱し、感情を呼び起こすクロウの命を狙う。
 
:実は互いに「'''折れない意志の力で生きている'''」同類。尸空がクロウを嫌うのは同族嫌悪に近いが、尸空の場合は理由はまだしもブレないクロウと違って「そうであらねばならない」立場のため、どちらかといえば渇望ありあまって嫌悪になってしまった印象がある。
 
:実は互いに「'''折れない意志の力で生きている'''」同類。尸空がクロウを嫌うのは同族嫌悪に近いが、尸空の場合は理由はまだしもブレないクロウと違って「そうであらねばならない」立場のため、どちらかといえば渇望ありあまって嫌悪になってしまった印象がある。
 
;[[クラヴィア・アーゴ]]
 
;[[クラヴィア・アーゴ]]
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:『連獄篇』では共闘するも違和感を覚えており、『天獄篇』にて「揺れる天秤」のサード・ステージ移行を経てその違和感は確信へと変わり、それが決別のきっかけとなる。
 
:『連獄篇』では共闘するも違和感を覚えており、『天獄篇』にて「揺れる天秤」のサード・ステージ移行を経てその違和感は確信へと変わり、それが決別のきっかけとなる。
 
;[[エルーナルーナ・バーンストラウス]]
 
;[[エルーナルーナ・バーンストラウス]]
:サイデリアルに属する「欲深な金牛」のリアクター。優男のクロウは好みに合わず、力と力の真っ向勝負を好む彼女からするとスピードタイプのリ・ブラスタもそれほどそそる相手ではないらしい。クロウ自身も戦闘台詞では慎みの無い女はノーサンキューと語り、お互い相性が良くない。
+
:優男のクロウは好みに合わず、力と力の真っ向勝負を好む彼女からするとスピードタイプのリ・ブラスタもそれほどそそる相手ではないらしい。クロウ自身も戦闘台詞では慎みの無い女はノーサンキューと語り、お互い相性が良くない。
 
;[[バルビエル・ザ・ニードル]]
 
;[[バルビエル・ザ・ニードル]]
:サイデリアルに属する「怨嗟の魔蠍」のリアクター。『連獄篇』にてクラヴィアを利用した彼には全力の敵愾心を向けている。
+
:『連獄篇』にてクラヴィアを利用した彼には全力の敵愾心を向けている。
 
;[[サルディアス・アクス]]
 
;[[サルディアス・アクス]]
:サイデリアルに属する「アンタレス」の副長。『連獄篇』では一時的に仲間であったが、バルビエル同様クラヴィアを利用した事から激しい怒りを抱いている。
+
:『連獄篇』では一時的に仲間であったが、バルビエル同様クラヴィアを利用した事から激しい怒りを抱いている。
 
;[[次元将ヴィルダーク]]
 
;[[次元将ヴィルダーク]]
 
:『天獄篇』で対峙。ガイオウ同様に戦いに呑まれた彼のやり方を否定したが、自分と同じ血塗られた人生を送った次元将にある種のシンパシーも感じていた。
 
:『天獄篇』で対峙。ガイオウ同様に戦いに呑まれた彼のやり方を否定したが、自分と同じ血塗られた人生を送った次元将にある種のシンパシーも感じていた。
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;「それがどうした」
 
;「それがどうした」
 
:どんな正論や詭弁もこれにはかなわない。クロウの芯の強さを表している。後にエスターも影響されてこの台詞を言っている。
 
:どんな正論や詭弁もこれにはかなわない。クロウの芯の強さを表している。後にエスターも影響されてこの台詞を言っている。
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:元ネタは田中芳樹の小説『銀河英雄伝説』のダスティ・アッテンボローの発言であろうか。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では[[御使い]]のしもべの脅威に[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]達が戦意を喪失する中、一人この言葉で闘志を維持していた。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では[[御使い]]のしもべの脅威に[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]達が戦意を喪失する中、一人この言葉で闘志を維持していた。
 
;「悪いな」
 
;「悪いな」
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;「グリーンライト! ここで決める!」
 
;「グリーンライト! ここで決める!」
 
:汎用台詞の一つ。「グリーンライト」とは「青信号」のことであり、クロウとしては「行くぜ!」と言っている。元々の意味は「実行の許可」で、それが転じて現代では「出撃せよ」という意味合いになっている。
 
:汎用台詞の一つ。「グリーンライト」とは「青信号」のことであり、クロウとしては「行くぜ!」と言っている。元々の意味は「実行の許可」で、それが転じて現代では「出撃せよ」という意味合いになっている。
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:また、野球用語では「ベンチからの指示に限らず、盗塁出来そうであれば盗塁しても良い」という意味。一部の俊足ランナーが監督やコーチから認められている権利で、こっちの意味を取る場合「撃墜出来そうなのでここで(撃墜を)決める」になる。ぶっちゃけプレイヤー側からは削りなのに撃墜してるんじゃないと嫌な気分になれるが。
 
;「相変わらずの最低ぶりだな、お前らは…!」<BR/>「お前らの相手なら、これだ!」<BR/>「ここで返すぜ…!あの地獄の2年間で身につけたものを…!」<BR/>「消えろ、ファイヤバグ!」<BR>「先に地獄で待ってな…」
 
;「相変わらずの最低ぶりだな、お前らは…!」<BR/>「お前らの相手なら、これだ!」<BR/>「ここで返すぜ…!あの地獄の2年間で身につけたものを…!」<BR/>「消えろ、ファイヤバグ!」<BR>「先に地獄で待ってな…」
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』第15話でFB隊員にACPファイズを使用した際のイベント戦闘台詞。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]』第15話でFB隊員にACPファイズを使用した際のイベント戦闘台詞。
 
;「お前らのやり方は、嫌って程知ってんだよ」
 
;「お前らのやり方は、嫌って程知ってんだよ」
:アクシオ・バーグラーの攻撃を回避した際の台詞。心底イラついたような低い声音であり、上記の台詞と合わせてとことんファイヤバグを嫌悪しているのが伺える。
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:アクシオ・バーグラーの攻撃を回避した際の台詞。心底イラついたような低い声音であり、上記の台詞と合わせてとことんファイヤバグを嫌悪しているのがうかがえる。
 
;「最低な奴らにやられたら、俺まで最低になっちまう!」
 
;「最低な奴らにやられたら、俺まで最低になっちまう!」
 
:こちらは回避台詞。とことん嫌いらしい。
 
:こちらは回避台詞。とことん嫌いらしい。
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;「マリリン! お前にだけは会いたくなかったぜ!」
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:[[マリリン・キャット|マリリン]]相手の特殊戦闘台詞。表情こそデフォルトのものだが、嫌悪感を剥き出しにした声で喋っており、彼女の存在が相当なトラウマになっていることがうかがい知れる。
 
;「器じゃねえんだよ、お前はよ…!」
 
;「器じゃねえんだよ、お前はよ…!」
 
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との戦闘台詞。人類を支配する神を気取った者に怒りを露わにしたような低い声音をしている。
 
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との戦闘台詞。人類を支配する神を気取った者に怒りを露わにしたような低い声音をしている。
 
;「狙い撃つぜ、俺も…!」
 
;「狙い撃つぜ、俺も…!」
:リ・ブラスタBのクラッチ・スナイパーVX使用時。[[ロックオン・ストラトス|亡き友]]の言葉を受け継ぎ、標的を狙い撃つ。リ・ブラスタTではジ・アンブレイカブル・フルクラムに受け継がれている。
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:リ・ブラスタBのクラッチ・スナイパーVX使用時。[[ロックオン・ストラトス|亡き友]]の言葉を受け継ぎ、標的を狙い撃つ。リ・ブラスタTではジ・アンブレイカブル・フルクラムに受け継がれている。残念ながら[[カミナ|もう一人の亡き友]]に対応する台詞は無いが、リ・ブラスタTのジ・アンブレイカブル・フルクラムには拡散したビームが[[螺旋力|螺旋状]]に収束する演出が存在する。
 
;「リスク・オブ・マイ・ライフ…! くらいなっ!!」
 
;「リスク・オブ・マイ・ライフ…! くらいなっ!!」
 
:リ・ブラスタBのアンブレイカブル・フルクラム使用時の台詞の一つ。背負うものあってこそ我が人生、ということなのか。実際問題、クロウが何か(主に借金)を背負わない場面はほとんどないが、逆に言えば「クロウ・ブルースト」という男を体現した言葉と言える。<del>間違ってもリスク・オブ・マイ・ライフを「借金人生」と意訳してはいけない</del>
 
:リ・ブラスタBのアンブレイカブル・フルクラム使用時の台詞の一つ。背負うものあってこそ我が人生、ということなのか。実際問題、クロウが何か(主に借金)を背負わない場面はほとんどないが、逆に言えば「クロウ・ブルースト」という男を体現した言葉と言える。<del>間違ってもリスク・オブ・マイ・ライフを「借金人生」と意訳してはいけない</del>
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:第21話「明かされる真実」において、ヴェーダの分析をも越える[[アイム・ライアード|アイム]]の悪意を評して。本人は[[ファイヤバグ|かつて所属していた部隊]]を指しているのだが、[[ソレスタルビーイング|相手が所属している組織]]にも'''[[イノベイド|ナチュラルな]][[アレハンドロ・コーナー|悪党]]がいる'''とはこの時点では知らなかった。
 
:第21話「明かされる真実」において、ヴェーダの分析をも越える[[アイム・ライアード|アイム]]の悪意を評して。本人は[[ファイヤバグ|かつて所属していた部隊]]を指しているのだが、[[ソレスタルビーイング|相手が所属している組織]]にも'''[[イノベイド|ナチュラルな]][[アレハンドロ・コーナー|悪党]]がいる'''とはこの時点では知らなかった。
 
;(アイム…。お前が何を考えているか知らねえが、俺にはやらなきゃならない事があるんだよ。親の借金返済の邪魔をするんなら、お前が何者だろうと容赦はしねえぜ…)
 
;(アイム…。お前が何を考えているか知らねえが、俺にはやらなきゃならない事があるんだよ。親の借金返済の邪魔をするんなら、お前が何者だろうと容赦はしねえぜ…)
:同上。この時点ではアイムを単なる障害としてしか考えていなかったクロウだが……。
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:同上。この時点ではアイムを単なる障害としてしか考えていなかった。
 
;「…ロクでもないが、嫌いじゃねえ」<br/>「過去の罪滅ぼしってわけじゃねえが、せっかくのZEXISだ…。少しはマシになるように出来る事はするさ」
 
;「…ロクでもないが、嫌いじゃねえ」<br/>「過去の罪滅ぼしってわけじゃねえが、せっかくのZEXISだ…。少しはマシになるように出来る事はするさ」
 
:第22話「リモネシア強襲」にて、ロックオンから「この世界は好きか?」と言われての返し。
 
:第22話「リモネシア強襲」にて、ロックオンから「この世界は好きか?」と言われての返し。
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:第三分岐の各ルートにて、仲間に対して精神的な揺さぶりをかけたアイムに激怒した場面。
 
:第三分岐の各ルートにて、仲間に対して精神的な揺さぶりをかけたアイムに激怒した場面。
 
;「マッドなのはうちのチーフだけで十分なんだよ!」  
 
;「マッドなのはうちのチーフだけで十分なんだよ!」  
:第40話「降臨!!真なる者!」に於ける[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]とのとの戦闘前会話。[[スフィア]]の存在に尋常ならざる反応を見せた早乙女博士の狂態ぶりに、トライアを引き合いに出して断固、拒絶する。
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:第40話「降臨!!真なる者!」に於ける[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]との戦闘前会話。[[スフィア]]の存在に尋常ならざる反応を見せた早乙女博士の狂態ぶりに、トライアを引き合いに出して断固、拒絶する。
 
;「これだから女って奴は油断ならない」
 
;「これだから女って奴は油断ならない」
 
:第42話[[宇宙]]ルート「想い重ねて、宇宙へ」より。よりにもよって[[オズマ・リー|オズマ]]の目の前で「[[早乙女アルト|アルト]]と[[ランカ・リー|ランカ]]が付き合っている」と暴露した[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]にの邪気の無さに対してのコメント。
 
:第42話[[宇宙]]ルート「想い重ねて、宇宙へ」より。よりにもよって[[オズマ・リー|オズマ]]の目の前で「[[早乙女アルト|アルト]]と[[ランカ・リー|ランカ]]が付き合っている」と暴露した[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]にの邪気の無さに対してのコメント。
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=== 天獄篇 ===
 
=== 天獄篇 ===
 
;「面白い…生意気な若造の鼻っ柱をへし折ってやるか」
 
;「面白い…生意気な若造の鼻っ柱をへし折ってやるか」
:宗介救出ルート第21話。ヒビキがジークンドーの使い手と知り、仕合を提案する。そこで例によってヒビキが煽るが、クロウは大人の余裕で受け流す。実際この後の仕合では4勝1敗で勝ち越しており、有言実行したことになる。
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:宗介救出ルート第21話。ヒビキがジークンドーの使い手と知り、仕合を提案する。そこで例によってヒビキが煽るが、クロウは大人の余裕で受け流す。実際この後の手合わせでは4勝1敗で勝ち越しており、有言実行したことになる。
 
;「それがどうした! 俺はまだ戦えるぜ!」
 
;「それがどうした! 俺はまだ戦えるぜ!」
:宗介救出ルート第21話にて、黒いアンゲロイと[[エル・ミレニウム]]の増援に心折れる一行の中で叫ぶ。状況がどうだろうと場所がどこだろうと折れない意志は、「揺れる天秤」に戦意を点し続ける。しかし、その時……。
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:宗介救出ルート第21話にて、黒いアンゲロイと[[エル・ミレニウム]]の増援に心折れる一行の中で叫ぶ。状況がどうだろうと場所がどこだろうと折れない意志は、「揺れる天秤」に戦意を点し続ける。
 
;「…丁度いい。Dトレーダーで何か花束みたいなものはあるか?」<BR/>「それを頼む。墓参りに手ぶらってのも格好がつかないしな」<BR/>「…死んじまったら、敵も味方も、過去の恨みも関係ねえ。花ぐらい手向けさせてもらうさ」
 
;「…丁度いい。Dトレーダーで何か花束みたいなものはあるか?」<BR/>「それを頼む。墓参りに手ぶらってのも格好がつかないしな」<BR/>「…死んじまったら、敵も味方も、過去の恨みも関係ねえ。花ぐらい手向けさせてもらうさ」
 
:その話のトレーダーにて。一行が飛ばされた先は火星。そこは再世戦争の決着の地であり、クロウにとって因縁深い者達が眠る場所。[[マリリン・キャット|かつての上官]]が、[[ガイオウ|未来をかけて戦った男]]が。そして、[[ユーサー・インサラウム|祖国と民に殉じた幸福の王子]]が眠っている……。
 
:その話のトレーダーにて。一行が飛ばされた先は火星。そこは再世戦争の決着の地であり、クロウにとって因縁深い者達が眠る場所。[[マリリン・キャット|かつての上官]]が、[[ガイオウ|未来をかけて戦った男]]が。そして、[[ユーサー・インサラウム|祖国と民に殉じた幸福の王子]]が眠っている……。
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;(見てるかよ、ユーサー…。お前の愛したみんなは、今でもお前のことを愛してるぞ)<BR/>(お前の水瓶は尽きることなくインサラウムの民達を潤している。だから、後の事は安心して俺達に任せとけ)
 
;(見てるかよ、ユーサー…。お前の愛したみんなは、今でもお前のことを愛してるぞ)<BR/>(お前の水瓶は尽きることなくインサラウムの民達を潤している。だから、後の事は安心して俺達に任せとけ)
 
:宗介救出ルート第22話「再会の火の星」のシナリオデモにて、[[アークセイバー団員]]と会話をして。
 
:宗介救出ルート第22話「再会の火の星」のシナリオデモにて、[[アークセイバー団員]]と会話をして。
;「やっぱりな。一目見た時から、俺もあいつの素質には気付いていた。口ではどうこう言いながら、面倒見のいい性格にムッツリ系の相棒…おまけに声が実にいい」
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;「やっぱりな。一目見た時から、俺もあいつの素質には気付いていた。口ではどうこう言いながら、面倒見のいい性格にムッツリ系の相棒…おまけに[[声優:三木眞一郎|声]]が実にいい」
 
:クルツについて。案の定の同類認定である。こうして、満場一致で[[貧乏クジ同盟]]に一人が加わることとなった。
 
:クルツについて。案の定の同類認定である。こうして、満場一致で[[貧乏クジ同盟]]に一人が加わることとなった。
 
;「傷だらけの獅子のスフィアは、痛みに耐えることで力を発動させる……なのに、そのリアクターのあんたが忍耐を忘れて、すぐに怒りを爆発させてたらダメだろうが」
 
;「傷だらけの獅子のスフィアは、痛みに耐えることで力を発動させる……なのに、そのリアクターのあんたが忍耐を忘れて、すぐに怒りを爆発させてたらダメだろうが」
505行目: 501行目:  
:第57話終了後のDトレーダーのZチップボーナス会話にて。最後の次元将との戦いを終えたクロウの追憶の台詞。
 
:第57話終了後のDトレーダーのZチップボーナス会話にて。最後の次元将との戦いを終えたクロウの追憶の台詞。
 
:この後、そんな彼を[[トライア・スコート|支]][[エスター・エルハス|え]]、彼に[[マルグリット・ピステール|救われ]]、彼に[[貧乏クジ同盟|共感する]]仲間達が挙って迎えに来る。
 
:この後、そんな彼を[[トライア・スコート|支]][[エスター・エルハス|え]]、彼に[[マルグリット・ピステール|救われ]]、彼に[[貧乏クジ同盟|共感する]]仲間達が挙って迎えに来る。
;「いくらお金を積まれても、お断りだ!」
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;「じゃあ、俺がリアクターを代表して答えてやるぜ。いくら金を積まれても、お断りだ!」
 
:第59話「邪神降臨」より。[[ズール皇帝|邪]][[宇宙魔王|神]][[ハーデス神|連合]]からスフィア・リアクターだけは仲間にしてやろうと言われたのに対して。彼にとってこれ以上無い程の拒絶の言葉。
 
:第59話「邪神降臨」より。[[ズール皇帝|邪]][[宇宙魔王|神]][[ハーデス神|連合]]からスフィア・リアクターだけは仲間にしてやろうと言われたのに対して。彼にとってこれ以上無い程の拒絶の言葉。
 
;「借金なんてものがなくてもスフィアの力を引き出せるんなら、お前の方がリアクターに向いてたかも知れねえな……」
 
;「借金なんてものがなくてもスフィアの力を引き出せるんなら、お前の方がリアクターに向いてたかも知れねえな……」
554行目: 550行目:  
:第17話表部隊ルート「夜の新宿大決戦」より。[[ダイ・ガード]]・[[マジンガーZ]]・[[トライダーG7]]と[[飯塚]]の駆る[[コクボウガー]]との模擬戦の際、ビールにホットドッグというまるでスポーツ観戦でもするかのようなノリで現れた際に。当然、[[クラン・クラン|クラン]]や[[弓さやか|さやか]]から呆れられた。その後、まるでスポーツの実況のようなノリでカミナに解説を振るなど、やりたい放題である。
 
:第17話表部隊ルート「夜の新宿大決戦」より。[[ダイ・ガード]]・[[マジンガーZ]]・[[トライダーG7]]と[[飯塚]]の駆る[[コクボウガー]]との模擬戦の際、ビールにホットドッグというまるでスポーツ観戦でもするかのようなノリで現れた際に。当然、[[クラン・クラン|クラン]]や[[弓さやか|さやか]]から呆れられた。その後、まるでスポーツの実況のようなノリでカミナに解説を振るなど、やりたい放題である。
 
;「な、何だ? 俺はメガネの女とコンタクトレンズの女と裸眼の女は苦手なんだよ」
 
;「な、何だ? 俺はメガネの女とコンタクトレンズの女と裸眼の女は苦手なんだよ」
:同上。[[株式会社21世紀警備保障|21世紀警備保障]]技術部主任の百目鬼初登場の時、彼女に声を掛けられたクロウの返し。つまりは女性全般である。
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:同上。[[株式会社21世紀警備保障|21世紀警備保障]]技術部主任の百目鬼初登場の時、彼女に声を掛けられたクロウの返し。つまりは女性全般である。サングラスをかけた女性や盲目の女性が来た場合はどう反論するのか疑問ではあるが。
 
;「そっちの世界じゃどうか知らないが、俺はまだ22歳…いわゆるヤングだぜ」
 
;「そっちの世界じゃどうか知らないが、俺はまだ22歳…いわゆるヤングだぜ」
 
:[[神勝平|勝平]]から言動を「おっさん臭い」と言われて。クロウは22歳にしてはたしかにやや老成している部分があるし、なにより「ヤング」という言い回し自体が最早死語である。
 
:[[神勝平|勝平]]から言動を「おっさん臭い」と言われて。クロウは22歳にしてはたしかにやや老成している部分があるし、なにより「ヤング」という言い回し自体が最早死語である。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*「一見クールだが、熱い激情と正義感と厚い人情に溢れ、誠実で筋の通った真っ直ぐな人柄と、事あるごとに借金を背負う'''借金キャラ'''という、二枚目になりきれないコミカルでユーモラスな人物」という魅力的なキャラクター性から、ユーザーの中でもすこぶる人気の高いキャラクターである。
 
*100万Gの借金を背負っているクロウだが、愛機ブラスタのフル改造に必要な費用は93万5千である。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある(本作に限らず、スパロボの資金単位は旧シリーズの「クレジット」以外は基本的に設定されていない)。
 
*100万Gの借金を背負っているクロウだが、愛機ブラスタのフル改造に必要な費用は93万5千である。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある(本作に限らず、スパロボの資金単位は旧シリーズの「クレジット」以外は基本的に設定されていない)。
 
**ちなみに1Gは硬貨になっており、『破界篇』冒頭でクロウが今後を決めるためにコイントスを行う場面がある。
 
**ちなみに1Gは硬貨になっており、『破界篇』冒頭でクロウが今後を決めるためにコイントスを行う場面がある。