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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
− | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|恐竜戦隊ジュウレンジャー}} | + | | 登場作品 = [[スーパー戦隊シリーズ]] |
− | | 演者 = 曽我町子 | + | *{{登場作品 (人物)|恐竜戦隊ジュウレンジャー}} |
| + | | 俳優 = 曽我町子 |
| + | | キャラクターデザイン = 篠原保(衣装デザイン) |
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
| + | | SRWでの分類 = [[NPC]] |
| + | }} |
| + | |
| + | {{登場人物概要 |
| + | | タイトル = プロフィール |
| | 種族 = 古代恐竜人類 | | | 種族 = 古代恐竜人類 |
| | 性別 = 女 | | | 性別 = 女 |
| | 所属 = バンドーラ一味 | | | 所属 = バンドーラ一味 |
− | | キャラクターデザイン = 篠原保(衣装デザイン)
| |
| }} | | }} |
| + | '''バンドーラ'''は『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』の登場人物。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』の敵組織「バンドーラ一味」<ref>正式な名称はなく、これは仮称。</ref>を束ねる魔女。
| + | ジュウレンジャーの敵対組織「バンドーラ一味」<ref>正式な名称はなく、これは仮称。</ref>を束ねる魔女。 |
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− | かつて古代恐竜人との戦いの果てに古代人と恐竜を滅ぼしており、守護獣の手により惑星ネメシスへと封印されていたが、スペースシャトルの乗員が何も知らずに封印を誤って解いてしまった為に復活。[[月]]に拠点となる宮殿ドーラパレスを築き、[[地球]]への攻撃を開始する。
| + | 1億7000万年前に古代恐竜人との戦いの果てに古代人と恐竜を滅ぼそうとしており、守護獣の手により惑星ネメシスへと封印されていたが、スペースシャトルの乗員が何も知らずに封印を誤って解いてしまった為に復活。[[月]]に拠点となる宮殿ドーラパレスを築き、[[地球]]への攻撃を開始する。 |
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| 魔女らしく破壊と殺戮を好む他、子供が大嫌いであり子供を狙った卑劣な作戦を多く立てている一方で、バンドーラ自身は非常にノリが良い[[性格]]。子分からも畏怖される以上に慕われており、時に子分達に優しく接して一緒に踊りや[[歌]]を楽しんだり、ダイエットに挑戦して体調不良になったり、美容に気を使っていたり、と[[ギャグイベント|コミカルな場面]]も多く見られている。 | | 魔女らしく破壊と殺戮を好む他、子供が大嫌いであり子供を狙った卑劣な作戦を多く立てている一方で、バンドーラ自身は非常にノリが良い[[性格]]。子分からも畏怖される以上に慕われており、時に子分達に優しく接して一緒に踊りや[[歌]]を楽しんだり、ダイエットに挑戦して体調不良になったり、美容に気を使っていたり、と[[ギャグイベント|コミカルな場面]]も多く見られている。 |
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| バンドーラはスーパー戦隊シリーズにおける[[ラストボス|悪の組織の大ボス]]でありながらその「コミカルで憎めない悪役ぶり」と、彼女率いるバンドーラ一味が他のシリーズでは多く見られる「敵幹部同士の内紛や足の引っ張り合い、下剋上といった[[裏切りイベント]]が一切見られない」等シリーズ屈指のアットホームな敵組織である事、何よりも演者である魔女役や悪の女王役を長年に渡って多く演じてきた曽我町子氏(元々同氏に演じてもらう前提でキャラクター設定を作っていた)の存在感の大きさが語り草となっており、ファンからは'''「[[俗語・俗称 #英数字・記号|バンドーラ様]]」'''と親しみを込めて呼ばれている。 | | バンドーラはスーパー戦隊シリーズにおける[[ラストボス|悪の組織の大ボス]]でありながらその「コミカルで憎めない悪役ぶり」と、彼女率いるバンドーラ一味が他のシリーズでは多く見られる「敵幹部同士の内紛や足の引っ張り合い、下剋上といった[[裏切りイベント]]が一切見られない」等シリーズ屈指のアットホームな敵組織である事、何よりも演者である魔女役や悪の女王役を長年に渡って多く演じてきた曽我町子氏(元々同氏に演じてもらう前提でキャラクター設定を作っていた)の存在感の大きさが語り草となっており、ファンからは'''「[[俗語・俗称 #英数字・記号|バンドーラ様]]」'''と親しみを込めて呼ばれている。 |
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− | いわば、バンドーラは'''「『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の影の主役」'''に位置するキャラクターであると言えよう。
| + | いわば、バンドーラは「'''『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の影の主役'''」に位置するキャラクターであると言えよう。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
− | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
− | :初登場作品。[[エミリー・アスノ|台詞のみで姿は現さず]]、サプライズ出演に近い。本作でも[[月]]にドーラパレスを築いた事が言及されている。 | + | :初登場作品。2017年5月のイベント「5色の恐竜戦士」期間限定参戦。台詞のみで姿は現さず、サプライズ出演に近い。本作でも[[月]]にドーラパレスを築いた事が言及されている。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :部下である子鬼のモンスター。 | | :部下である子鬼のモンスター。 |
| ;プリプリカン | | ;プリプリカン |
− | :部下である妖精レプラカーン。ドーラモンスターを製造する役目を持つ。なお、第14話では'''モンスターを作る手が足りずに求人広告を出した。'''(しかもちゃんと面接があった)。 | + | :部下である妖精レプラカーン。ドーラモンスターを製造する役目を持つ。 |
| ;グリフォーザー | | ;グリフォーザー |
| :部下である獣人戦士。当初は喋れなかったが、後に恐竜の卵を奪う成果を立てた事で喋れるようにしている。ただし、その第一声に対してはいきなりの雷を落とすことに(後述)。 | | :部下である獣人戦士。当初は喋れなかったが、後に恐竜の卵を奪う成果を立てた事で喋れるようにしている。ただし、その第一声に対してはいきなりの雷を落とすことに(後述)。 |
| ;ラミィ | | ;ラミィ |
− | :物語中盤から登場するグリフォーザーの妻で、サソリの力を持った戦士。当初は別行動を取っていたため、過去の戦いにおいて一人封印から難を逃れていた。 | + | :物語中盤から登場する部下。グリフォーザーの妻で、サソリの力を持った戦士。 |
| ;大サタン | | ;大サタン |
| :地獄の悪魔。カイを失った怒りと憎しみからこの悪魔と契約したことで魔女となった。 | | :地獄の悪魔。カイを失った怒りと憎しみからこの悪魔と契約したことで魔女となった。 |
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| ;「ねぇ、アタシキレイ?」 | | ;「ねぇ、アタシキレイ?」 |
| :プリプリカンにした質問。これに対してプリプリカンは黙ってしまったが、バンドーラ様は曽我氏の美貌もあってとてもお美しい。 | | :プリプリカンにした質問。これに対してプリプリカンは黙ってしまったが、バンドーラ様は曽我氏の美貌もあってとてもお美しい。 |
− | ;「冗談じゃない! みんな、これに摑まって!」 | + | ;「冗談じゃない! これに摑まって!」 |
| :第14話「小さくなァれ!」より。プリプリカンの求人を見てやって来た妖精・ドンドンと厳しい母と学校の先生に反発する少年・利夫を唆した作戦が失敗し、業を煮やして一味共々現れた……はいいのだが、ドンドンの持っていた「何でも小さくして吸い込む瓶」を大獣神が使用。吸い込まれかけたのを危うく魔法で阻止、ドーラセプターにつかまって大慌てでとんぼ返りと相成った。 | | :第14話「小さくなァれ!」より。プリプリカンの求人を見てやって来た妖精・ドンドンと厳しい母と学校の先生に反発する少年・利夫を唆した作戦が失敗し、業を煮やして一味共々現れた……はいいのだが、ドンドンの持っていた「何でも小さくして吸い込む瓶」を大獣神が使用。吸い込まれかけたのを危うく魔法で阻止、ドーラセプターにつかまって大慌てでとんぼ返りと相成った。 |
| ;「苦しめ苦しめ!もっと苦しめ、アハハハハ!!」<BR/>「アッハハハハハハハ!!」<BR/>「アハハハハハハハ!!」<BR/>「ハッハハハハハハハ!!!!」 | | ;「苦しめ苦しめ!もっと苦しめ、アハハハハ!!」<BR/>「アッハハハハハハハ!!」<BR/>「アハハハハハハハ!!」<BR/>「ハッハハハハハハハ!!!!」 |
| :第16話「クシャミ大作戦」において、人々がドーラーエンドスのクシャミ菌で苦しんでいるの見て呵呵大笑。渾身の高笑いは必聴。 | | :第16話「クシャミ大作戦」において、人々がドーラーエンドスのクシャミ菌で苦しんでいるの見て呵呵大笑。渾身の高笑いは必聴。 |
− | ;「女を馬鹿にすると承知しないよ!!」 | + | ;「あたしだって女なんだよ? 女を馬鹿にすると承知しないよ!!」 |
| :第20話「大獣神最期の日」より、ラミィから喋れるようになったグリフォーザーの第一声が「'''女は戦場に出ず家で洗濯でもしてろ'''」だった事を告げ口されて。 | | :第20話「大獣神最期の日」より、ラミィから喋れるようになったグリフォーザーの第一声が「'''女は戦場に出ず家で洗濯でもしてろ'''」だった事を告げ口されて。 |
| :バンドーラもまた戦場で戦う(だけの実力を持つ)女性である為、亭主関白な発言は許せなかった模様。 | | :バンドーラもまた戦場で戦う(だけの実力を持つ)女性である為、亭主関白な発言は許せなかった模様。 |
| ;「今までより強いドーラモンスターを作るために、新しい粘土を掘ってんのさ。お前たちはドラゴンシーザーも手に入れ、剛龍神まで誕生させた。こっちだって負けちゃあいられないからね!」 | | ;「今までより強いドーラモンスターを作るために、新しい粘土を掘ってんのさ。お前たちはドラゴンシーザーも手に入れ、剛龍神まで誕生させた。こっちだって負けちゃあいられないからね!」 |
− | :第29話「大改造!粘土獣」にて、新しいモンスターの材料となる「ドキータ粘土」を掘っている洞窟の中に落ちてきたダンに対して。部下任せにせず自分で前線に出て来るのがバンドーラ流である。 | + | :第28話「大改造!粘土獣」にて、新しいモンスターの材料となる「ドキータ粘土」を掘っている洞窟の中に落ちてきたダンに対して。部下任せにせず自分で前線に出て来るのがバンドーラ流である。 |
− | ;「ぎゃああああ! 目が……目が見えない!」<BR/>「離せぇぇぇ!! これしきのことで呪文をやめてたまるか! 私の命と引き換えにしてでも、今度こそジュウレンジャーを倒して見せる!!」 | + | ;「私は今、黒魔術最大の秘法をかけようとしているのだ! 恐ろしい魔法で、かけるのを失敗すれば私は死ぬかもしれない!」<BR/>「私は赦せないのさ! 今までジュウレンジャーに苦杯をなめさせられた……! この命と引き換えにしてでも、今度こそ倒して見せる!」 |
− | :第30話「サタンが来る!」より。大サタン召喚の呪文を唱えている最中に反動で目が潰れるも、駆け寄ったラミィを振り飛ばして詠唱を再開する。鬼気迫る様子から、今度という今度の本気が伺える。 | + | :第30話「サタンが来る!」より。2日に渡り不眠不休、飲まず食わずで大サタンを召喚するための呪文を唱え続けているさなか、心配したブックバックを振り払って曰く。 |
− | :本シーンでトットパット達は「死なないで~!」と心配していた為、バンドーラがとても部下に慕われているのがわかる。'''なお、実際の大サタン召喚後はバンドーラの視力が回復したらしく、ちゃんと目が開いていた'''。 | + | :本シーンでトットパット達は「死なないで~!」と心配していた為、バンドーラがとても部下に慕われているのがわかる。なお、この作戦は一味にとっても必勝を期した乾坤一擲のものであり、プリプリカンを除く一味全員が前線に出るという気合の入れようである。 |
| + | ;「ぎゃああああ! 目が……目が見えない!」<BR/>「離せぇぇぇ!! これしきのことで呪文をやめてたまるか! 私の命をかけて、大サタンを呼び戻して見せる!」 |
| + | :大サタン召喚の呪文を唱えている最中に反動で目が潰れるも、駆け寄ったラミィを振り飛ばして詠唱を再開する。鬼気迫る様子から、今度という今度の本気が伺える。 |
| + | :なおこの視力喪失は一過性のものだったようで、魔術を完成させ大サタンを召喚するために前線に出てきた際にはちゃんと目が開いていた。 |
| ;「そんな、大サタンまで敗れるなんて!! うああああああ、ああああああ~!!」 | | ;「そんな、大サタンまで敗れるなんて!! うああああああ、ああああああ~!!」 |
− | :第32話「復活!究極の神」にて。究極大獣神の前に大サタンが敗れ渾身の作戦が失敗、常にないほど取り乱しながら姿を消した。なお、大サタンは完全に敗れた訳でないので、終盤までのお預けとなった。 | + | :第31話「復活!究極の神」にて。究極大獣神の前に大サタンが敗れ渾身の作戦が失敗、常にないほど取り乱しながら姿を消した。なお、大サタンは地球から追放されただけで、完全に敗れた訳でなく終盤までのお預けとなった。 |
| ;「おのれジュウレンジャーめ……けど遅かったね、ブライの時間はもう8時間以上使わせてやった! 残りはたったの5時間。アーッハハハハハハ!!」 | | ;「おのれジュウレンジャーめ……けど遅かったね、ブライの時間はもう8時間以上使わせてやった! 残りはたったの5時間。アーッハハハハハハ!!」 |
− | :第34話「ブライ生きて!」にて。この話では珍しくバンドーラ自身が作戦を実行、赤ん坊を囮に使うことでブライを外界に釘付けにし、制限時間を浪費させることを狙った。要だった魔法の糸車は究極大獣神に消し去られたが、13時間あった残り時間を5時間にまで縮め、作戦自体は成功、挑発を残して姿を消す。この話は実質的にバンドーラの勝ちで終わった。 | + | :第34話「ブライ生きて!」にて。この話では珍しくバンドーラ自身が作戦を実行、赤ん坊を囮に使うことでブライを外界に釘付けにし、制限時間を浪費させることを狙った。要だった魔法の糸車は究極大獣神に消し去られたが、13時間あった残り時間を5時間にまで縮め、作戦自体は成功、挑発を残して姿を消す。この話は実質的にバンドーラの勝利となり、ジュウレンジャーの敗北で終わった。 |
| ;「あたしを裏切った罰よ!!」<BR/>ブックバック「ご勘弁を~!」<BR/>トットバット「お許しくださいぃ~!!」 | | ;「あたしを裏切った罰よ!!」<BR/>ブックバック「ご勘弁を~!」<BR/>トットバット「お許しくださいぃ~!!」 |
− | :第35話「忍者戦士ボーイ」より。忍者の家系が受け継ぐ「不老不死の薬」を奪うよう言いつけたトットバット・ブックバック・グリフォーザーの3人が、勝手に(頭痛・腹痛・コショウの実が入っていた偽物の)薬を飲んでしまった事に腹を立てて、珍しくお仕置きを下す。ちなみにこの回のモンスターであるドーラニンジャは薬がすり替えられていたことに気付いており、手を出さなかった。 | + | :第35話「忍者戦士ボーイ」より。忍者の家系が受け継ぐ「不老不死の薬」を奪うよう言いつけたトットバット・ブックバック・グリフォーザーの3人が、勝手に(頭痛・腹痛・コショウの実が入っていた偽物の)薬を飲んでしまった事に腹を立てて、珍しく杖で引っぱたいてお仕置きを下す。ちなみにこの回のモンスターであるドーラニンジャは薬がすり替えられていたことに気付いており(いわく「大事な薬を床の間の壺になどいれるものか」)、手を出さなかった。 |
| ;「ああー、間違いない! アッハハハハ! 今度こそ卵をぐっちゃんぐっちゃんに踏みつぶし、ジュウレンジャーに吠え面をかかせてくれるわ!」 | | ;「ああー、間違いない! アッハハハハ! 今度こそ卵をぐっちゃんぐっちゃんに踏みつぶし、ジュウレンジャーに吠え面をかかせてくれるわ!」 |
− | :第37話「恐竜が生まれる」より。序盤終わり頃に一時行方不明になった恐竜の卵を見つけて。 | + | :第37話「恐竜が生まれる」より。行方不明になっていた恐竜の卵を見つけて。 |
| :なお、この卵は守護獣の存在のよりどころたる「最後の恐竜」であるため、知らなかったとはいえかなりクリティカルな狙いだったと言える。 | | :なお、この卵は守護獣の存在のよりどころたる「最後の恐竜」であるため、知らなかったとはいえかなりクリティカルな狙いだったと言える。 |
| ;「ブライが死ねば、ジュウレンジャーはどうなる?」<BR/>ブックバック「ええと、ショック! ショックを受ける!」 | | ;「ブライが死ねば、ジュウレンジャーはどうなる?」<BR/>ブックバック「ええと、ショック! ショックを受ける!」 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *バンドーラ役の女優・曽我町子氏はその他の特撮番組でも悪の女王・魔女を演じ、その演技力の高さは'''「悪役を演じさせたら右に出る者はいない"特撮の女王"」'''と評されていた。 | | *バンドーラ役の女優・曽我町子氏はその他の特撮番組でも悪の女王・魔女を演じ、その演技力の高さは'''「悪役を演じさせたら右に出る者はいない"特撮の女王"」'''と評されていた。 |
| + | **バンドーラのデザイン制作の時点で演者が曽我氏に決まっていたため、最初から曽我氏を想定してデザインされており、更に靴は曽我氏の私物が使われている。さらに曽我氏はキャラクター設定にも携わり、放送中に変更された設定もあった。また劇中で唱える呪文も曽我氏のアドリブによる。 |
| + | **スタッフと曽我氏が綿密な打ち合わせを重ねながら創り上げていったバンドーラは自他ともに認める曽我氏のハマリ役となり、スーパー戦隊シリーズの歴代悪の首領の中でもトップクラスのカリスマ的人気を誇っている。 |
| *上述の通り、スーパー戦隊シリーズの中でも特にアットホームな雰囲気を持つバンドーラ一味ではあるが、演じる曽我氏が過去に敵組織の首領・ヘドリアン女王役として出演していた『電子戦隊デンジマン』および『太陽戦隊サンバルカン』では組織内の内紛が原因で戦隊側に敗北を喫している。 | | *上述の通り、スーパー戦隊シリーズの中でも特にアットホームな雰囲気を持つバンドーラ一味ではあるが、演じる曽我氏が過去に敵組織の首領・ヘドリアン女王役として出演していた『電子戦隊デンジマン』および『太陽戦隊サンバルカン』では組織内の内紛が原因で戦隊側に敗北を喫している。 |
− | *'''「『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』の放送当時、[[ラストボス|悪の組織の首領]]でありながらバンドーラは、[[正義]]の側であり[[主人公]]であるジュウレンジャーよりも(主な視聴者層である)子供達からの人気が高かった」'''という逸話が有る。 | + | *'''「『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』の放送当時、バンドーラは[[ラストボス|悪の組織の首領]]でありながら、[[正義]]の側であり[[主人公]]であるジュウレンジャーよりも(主な視聴者層である)子供達からの人気が高かった」'''という逸話が有る。 |
| *『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のアメリカ版にあたる『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』では「'''リタ・レパルサ'''」という名前で登場。設定の大部分は変わっておらず、'''「([[日本]]はもとより)海外の子供達にも人気を博した」'''という逸話も存在する。 | | *『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のアメリカ版にあたる『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』では「'''リタ・レパルサ'''」という名前で登場。設定の大部分は変わっておらず、'''「([[日本]]はもとより)海外の子供達にも人気を博した」'''という逸話も存在する。 |
| **当作において通常はキャストを現地の俳優に置き換えて撮影されているのだが、バンドーラ(リタ)については「その存在感や雰囲気を出せる役者が他にいない」という理由から、映像をそのまま流用する形で引き続き曽我氏がリタ役として出演し、さらに追加撮影分も依頼を受けて曽我氏が担当している。 | | **当作において通常はキャストを現地の俳優に置き換えて撮影されているのだが、バンドーラ(リタ)については「その存在感や雰囲気を出せる役者が他にいない」という理由から、映像をそのまま流用する形で引き続き曽我氏がリタ役として出演し、さらに追加撮影分も依頼を受けて曽我氏が担当している。 |
| ***後に、リタ役は一部新撮で[[代役]]を担当していた現地の女優であるカーラ・ペレス氏に正式に変更となっている。 | | ***後に、リタ役は一部新撮で[[代役]]を担当していた現地の女優であるカーラ・ペレス氏に正式に変更となっている。 |
| ***リタは人気を得たことでその後も『パワーレンジャー』シリーズにおける重要人物となり、長期にわたって活躍することになった。 | | ***リタは人気を得たことでその後も『パワーレンジャー』シリーズにおける重要人物となり、長期にわたって活躍することになった。 |
− | **曽我氏はその後、『魔法戦隊マジレンジャー』にて天空聖者マジエル役を演じたが、それをベースとした『パワーレンジャー・ミスティックフォース』では'''リタ・レパルサが改心し正義に目覚めた姿「ミスティック・マザー」'''という設定となっており、こちらも久しぶりに日本版の曽我氏の映像がそのまま流用されている。 | + | **曽我氏はその後、『魔法戦隊マジレンジャー』にて、マジレンジャー側の指導者たる天空大聖者マジエル役を演じたが、それをベースとした『パワーレンジャー・ミスティックフォース』では'''リタ・レパルサが改心し正義に目覚めた姿「ミスティック・マザー」'''という設定となっており、こちらも久しぶりに日本版の曽我氏の映像がそのまま流用されている。 |
− | ***当初マジエルは岡田眞澄氏が演じる予定だったが、撮影直前になり岡田氏が食道癌を患っている事が発覚し辞退したため竹本昇監督の推薦で曽我氏が代役を務めることになった。しかし実は曽我氏も膵臓癌に侵され体調不良を押しての出演であり、『マジレンジャー』が実写ドラマでの遺作となった。 | + | ***当初マジエルは岡田眞澄氏が演じる予定だったが、撮影直前になり岡田氏が食道癌を患っている事が発覚し辞退したため竹本昇監督の推薦で曽我氏が代役を務めることになった。しかし実は曽我氏も膵臓癌に侵され体調不良を押しての出演であり、『マジレンジャー』が[[実写]]ドラマでの遺作となり、マジエル役が曽我氏が実写で演じた最初で最後の味方側のキャラとなった。 |
− | ****なお曽我氏を推薦した竹本監督は、いざ撮影に入ると「"特撮の女王"曽我町子に演技指導する監督」という立場に緊張の連続だったという。 | + | ****曽我氏を推薦した竹本監督は、いざ撮影に入ると「"特撮の女王"曽我町子に演技指導する監督」という立場に緊張の連続だったという。 |
| ****曽我氏は『マジレンジャー』の放送終了から3ヶ月後の2006年5月7日、膵臓癌で永眠。その直後に小学館から発行された『愛蔵版30大スーパー戦隊超全集』では、曽我氏の追悼企画が行われ、ヘドリアン、バンドーラ、マジエルがカバー裏に描かれた。 | | ****曽我氏は『マジレンジャー』の放送終了から3ヶ月後の2006年5月7日、膵臓癌で永眠。その直後に小学館から発行された『愛蔵版30大スーパー戦隊超全集』では、曽我氏の追悼企画が行われ、ヘドリアン、バンドーラ、マジエルがカバー裏に描かれた。 |
− | ****上記の『ミスティックフォース』にてマジエル(マザー)がかつてのリタと同一人物と設定され曽我氏がそのまま登場した件は、アメリカ版制作スタッフからの亡き曽我氏への感謝と賛辞、そして長年のファンへのイースターエッグとしての思いを込めてとのことである。 | + | ****上記の『ミスティックフォース』にてマジエル(マザー)が、かつてのリタと同一人物と設定され曽我氏がそのまま登場した件は、アメリカ版制作スタッフからの亡き曽我氏への感謝と賛辞、そして長年のファンへのイースターエッグとしての思いを込めてとのことである。 |
| + | **2017年に公開された『リメイク版パワーレンジャー』において、監督のディーン・イズラライトは、曽我氏の印象から、本作におけるリタの演者・エリザベス・バンクスに「シリアスとコミカルを両立させたリタ」の演技指導を行ったという。 |
| + | ***日本語吹き替え版において、リタの声を担当した、沢城みゆきも曽我氏を敬愛している。 |
| + | *『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』の劇場版に登場したスーパー悪者ワルドは歴代戦隊のボスキャラを組み合わせた外観をしており、左腕装飾にバンドーラのイメージが使われている他これと右腕のパーツから放つ光線『'''ソガニックビーム'''』を放つ。これはバンドーラを演じた曽我町子氏が名称の由来で放った右腕パーツのモチーフも同じく曽我氏が演じた『電子戦隊デンジマン』の大ボスへドリアン女王がモチーフに使われている。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |