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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kurz Weber]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Kurz Weber]]<ref>[http://fullmetal-panic.jp/character/ 「フルメタル・パニック!」スペシャルサイト]、2022年3月25日閲覧。</ref>
| 登場作品 = [[フルメタル・パニックシリーズ]]
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| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック!}}
 
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック!}}
 
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック?ふもっふ}}
 
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック?ふもっふ}}
 
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}
 
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}
 
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}
 
*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! (原作小説版)}}
| 声優 = {{声優|三木眞一郎}}
+
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|三木眞一郎|フルメタル・パニック! シリーズ|SRW=Y}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|四季童子|フルメタル・パニック! シリーズ}}(原作小説版)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|堀内修|フルメタル・パニック!}}(アニメ版)
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦J}}
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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}}
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::ドイツ人]])
 
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::ドイツ人]])
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
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| コールサイン = ウルズ6
 
| コールサイン = ウルズ6
 
}}
 
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'''クルツ・ウェーバー'''は「[[フルメタル・パニック! シリーズ]]」の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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雑誌のモデルを務めたことがあるほどの美形だが、非常にスケベで女好きな[[性格]]で、よく色んな女性に手を出しては殴られる。[[風間信二]]達と女性陣の風呂を覗こうとした事もある。挙句には「'''歩く猥褻図鑑'''」のレッテルを張られることも。
 
雑誌のモデルを務めたことがあるほどの美形だが、非常にスケベで女好きな[[性格]]で、よく色んな女性に手を出しては殴られる。[[風間信二]]達と女性陣の風呂を覗こうとした事もある。挙句には「'''歩く猥褻図鑑'''」のレッテルを張られることも。
   −
しかし世界屈指の狙撃手であり、その狙撃の腕前は既に'''超人'''の域に達しており、1Km以上離れた500円玉をドーナツ状に射抜くようなことも彼にとっては容易い(現実では1km離れたら「人間のどこかに当たったら奇跡」というレベル。ましてや500円のど真ん中をピンポイントとなると…超人の粋すら超えているとしか言えない)。本人曰く「放たれた弾丸の軌道を完全にイメージできる」とのことで、M9に搭載されている超高性能な照準補正機能ですら、彼の超人的な才能の前では邪魔になり、設定されていない。敵からは圧倒的戦果を誇ってきた宗介と[[アーバレスト]]の後継機よりも脅威とされ、恐れられている。
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しかし世界屈指の狙撃手であり、その狙撃の腕前は既に'''超人'''の域に達しており、1km以上離れた500円玉をドーナツ状に射抜くようなことも彼にとっては容易い<ref>現実では1km離れたら弾道の低進や弾の回転、横風の影響から標的から大きく外れた点を照準することになるため「人間のどこかに当たったら奇跡」というレベル。現代では高度な計算機の支援でようやく当たる可能性が現実的な数字となる世界。</ref>。本人曰く「放たれた弾丸の軌道を完全にイメージできる」とのことで、M9に搭載されている超高性能な照準補正機能ですら、彼の超人的な才能の前では邪魔になり、設定されていない。敵からは圧倒的戦果を誇ってきた宗介と[[アーバレスト]]の後継機よりも脅威とされ、恐れられている。
    
宗介と知り合いになったのはミスリルのベリーズ訓練キャンプの時で、以降は共にウルズのナンバーに着任してからの付き合い。ただし、それ以前の傭兵時代にお互いASで名前も顔も知らずに戦ったことがあるが、本人達は気づいていない(この時お互いがお互いを「今までで最強の強敵」とみなしていた)。正反対な性格のため時に諍いも起こすものの、互いに人格と腕を認め合っており、その超人的な狙撃技術で宗介の窮地を幾度も救ってきた。
 
宗介と知り合いになったのはミスリルのベリーズ訓練キャンプの時で、以降は共にウルズのナンバーに着任してからの付き合い。ただし、それ以前の傭兵時代にお互いASで名前も顔も知らずに戦ったことがあるが、本人達は気づいていない(この時お互いがお互いを「今までで最強の強敵」とみなしていた)。正反対な性格のため時に諍いも起こすものの、互いに人格と腕を認め合っており、その超人的な狙撃技術で宗介の窮地を幾度も救ってきた。
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ドイツ人であるが、かつて親の仕事の都合で[[日本]]の中学(東京都江戸川区のとある中学)に在籍していた過去があり、ある意味宗介よりも日本人じみている。好きな球団は東京ヤクルトスワローズ。また、基地のバーに碌な日本酒が置いていないと愚痴ることも。
 
ドイツ人であるが、かつて親の仕事の都合で[[日本]]の中学(東京都江戸川区のとある中学)に在籍していた過去があり、ある意味宗介よりも日本人じみている。好きな球団は東京ヤクルトスワローズ。また、基地のバーに碌な日本酒が置いていないと愚痴ることも。
   −
中学時代はプロのミュージシャンを目指していたが、テロで家族を失ったのを機に敵討ちのために兵士となり、後に[[ミスリル]]に参加することになる。ギターを得意としており、歌唱力もなかなか。かの名曲である「レイラ」を演奏できるほど。
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中学時代はプロのミュージシャンを目指していたが、テロで家族を失ったのを機に敵討ちのために兵士となり、後に[[ミスリル]]に参加することになる。正規軍の経験がないためか兵士として能力に偏りが多く、狙撃とASの操縦能力以外の適正は高くない。ギターを得意としており、歌唱力もなかなか。かの名曲である「レイラ」を演奏できるほど。
   −
とある理由から多額の借金を抱えており、傭兵稼業はやめたくてもやめられないとのこと。(後述)
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とある理由から多額の借金を抱えており、傭兵稼業はやめたくてもやめられないとのこと(後述)。
    
ミスリル壊滅後は残党として各地を転戦。ヤムスク11へテッサ達の護衛として同行した際、敵の攻撃から敵の中にかつての師であるヴィルヘルム・カスパーがいると確信。彼に狙撃戦を挑むが、狙撃地点の予測を逆手に取られ反撃によって乗機は大破、自身も瀕死の重傷を負った。しかし、宗介と協力して決死の狙撃を成功させ(この時の相対距離は'''1650m'''。カスパーですら無理と言わしめるレベル)、カスパーを倒すことに成功するも生死不明となる。だが、実はGRUに回収されており、九死に一生を得た。その後メリダ島決戦と並行して行われていたミサイル基地攻撃に狙撃戦仕様のシャドウを借りて駆け付け、マオのピンチを救った。
 
ミスリル壊滅後は残党として各地を転戦。ヤムスク11へテッサ達の護衛として同行した際、敵の攻撃から敵の中にかつての師であるヴィルヘルム・カスパーがいると確信。彼に狙撃戦を挑むが、狙撃地点の予測を逆手に取られ反撃によって乗機は大破、自身も瀕死の重傷を負った。しかし、宗介と協力して決死の狙撃を成功させ(この時の相対距離は'''1650m'''。カスパーですら無理と言わしめるレベル)、カスパーを倒すことに成功するも生死不明となる。だが、実はGRUに回収されており、九死に一生を得た。その後メリダ島決戦と並行して行われていたミサイル基地攻撃に狙撃戦仕様のシャドウを借りて駆け付け、マオのピンチを救った。
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 +
元々神業じみた狙撃術だが、原作小説10巻『せまるニックオブタイム』にて瀕死の状態で最後の狙撃を行った際に、生身の身体でありながらオムニスフィアに接続し、ラムダドライバと同様の物理世界への干渉をしたと思われる描写がある。
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師匠でもあるカスパーは「(弾道を教えてくれるような)ゴーストが宿る」という状態こそ最高の狙撃であり、クルツにはそれが無いため半端者だと断じていたのだが、ついにその現象に至ったのかもしれない。
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後の話であるフルメタル・パニック・アナザーに登場した際も泥酔しながらとんでもないスナイプを平気で行なうなど、腕は落ちていない模様。そして、それは娘のクララにも引き継がれている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
乗機の火力が物足りないが、[[合体攻撃]]があるのでフォロー可能。基本は安全圏からの遠距離攻撃、ここぞとばかりに近づいて合体攻撃……と使える存在である。そしてどの作品でも見事に援護攻撃の鬼である。
 
乗機の火力が物足りないが、[[合体攻撃]]があるのでフォロー可能。基本は安全圏からの遠距離攻撃、ここぞとばかりに近づいて合体攻撃……と使える存在である。そしてどの作品でも見事に援護攻撃の鬼である。
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また、原作での超人的狙撃能力を加味して敵味方含めて射撃値がトップクラスに設定されている場合が殆どである。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
:立場としては『時獄篇』とさほど変わらない。その[[声優ネタ|声]]のせいかやはり[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に[[貧乏クジ同盟]]に引きずり込まれる。
 
:立場としては『時獄篇』とさほど変わらない。その[[声優ネタ|声]]のせいかやはり[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に[[貧乏クジ同盟]]に引きずり込まれる。
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:序盤は貴重な幸運使いの一人。合体攻撃のウルズ・ストライクが追加されたので多少撃墜数を稼ぎやすくなった。[[シングルアタック]]バグのせいで単体火力でもマオやクルーゾーに若干劣る。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
:今作では射撃と命中のステータスが味方キャラ中1位。ミス一番星コンテストで解説を務める。[[あしゅら男爵|あしゅら]]の意表をついて[[飛行要塞グール|グール]]の格納庫を開かせ、[[弓さやか|さやか]]を助けたのも彼である。
 
:今作では射撃と命中のステータスが味方キャラ中1位。ミス一番星コンテストで解説を務める。[[あしゅら男爵|あしゅら]]の意表をついて[[飛行要塞グール|グール]]の格納庫を開かせ、[[弓さやか|さやか]]を助けたのも彼である。
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 +
=== VXT三部作 ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 +
:他のウルズチームと共に13話より加入。終盤、原作通りカスパーに撃たれ生死不明になるも[[ウォルフガング]]達に拾われ復帰する(同話のシナリオデモにて'''マオと致していた'''という[[死亡フラグ|衝撃の事実]]が飛び出している)。
 +
:単機出撃制になったので長いリーチを活かしやすくなったがその一方で援護攻撃の威力が大幅に下方修正されてしまったのは痛い。サポートアタックは最優先に修得させたい。だが「第3次Z」と違い熱血や愛を修得するため火力は大幅にアップしておりボス戦でも活躍できるようになった。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦V]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:他のウルズチームと共に13話より加入。終盤、原作通りカスパーに撃たれ生死不明になるも[[ウォルフガング]]達に拾われ復帰する。
+
:M9のパイロット。
:単機出撃制になったので長いリーチを活かしやすくなったがその一方で援護攻撃の威力が大幅に下方修正されてしまったのは痛い。サポートアタックは最優先に修得させたい。だが「第3次Z」と違い熱血や愛を修得するため火力は大幅にアップしておりボス戦でも活躍できるようになった。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:序章ワールド3より加入。強力な[[脱力]]を持つうえにM9の射程が長く、サブでもかなり強力な部類。
 +
:2020年2月からはマオに対応した支援ユニットパーツとしても登場。
 +
:2020年12月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第4弾」では、[[ボルテスV]]に搭乗。[[ボルト・ボンバー]]を担当し、火器管制を行う。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
作中でも存分に披露したスナイパーぶりを反映してか、[[射撃]]と[[命中]]はイベントで一時的に共闘するゲストパイロット(アル=ヴァン等)を除けば自軍トップ。[[技量]]も非常に高く、Wで[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]が参戦するまではウルズトリオNo.1だった(そのクルーゾーとも大差はない)。
+
作中でも存分に披露したスナイパーぶりを反映してか、[[射撃 (能力)|射撃]]と[[命中#命中(能力)|命中]]はイベントで一時的に共闘するゲストパイロット(アル=ヴァン等)を除けば自軍トップ。[[技量]]も非常に高く、『W』で[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]が参戦するまではウルズトリオNo.1だった(そのクルーゾーとも大差はない)。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
:'''[[必中]]、[[狙撃]]、[[不屈]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[愛]]'''
 
:'''[[必中]]、[[狙撃]]、[[不屈]]、[[幸運]]、[[熱血]]、[[愛]]'''
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
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:'''[[必中]]、[[閃き]]、[[直撃]]'''
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''[[狙撃]]、[[脱力]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[巧手]]'''
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
:'''[[援護攻撃]]L3、[[サイズ差補正無視]]L1、[[ヒット&アウェイ]]、[[地形利用]]'''
 
:'''[[援護攻撃]]L3、[[サイズ差補正無視]]L1、[[ヒット&アウェイ]]、[[地形利用]]'''
 +
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''[+]幽霊'''
 +
:攻撃力・照準値が増加する。気力上限が増加する(効果は重複しない。効果の最も高いもののみ有効)。
 +
:'''[[反骨心]](クルツ)'''
 +
:攻撃力が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が3増加する(LV10で追加される)。
 +
:'''スナイパー(クルツ)'''
 +
:気力が10上昇する毎に、攻撃力・照準値が増加する。
 +
:'''[X]SRT'''
 +
:出撃後1度だけ、戦闘終了時にHP50%以下のとき、不屈(レベルが上がると「直感」も追加される)がかかる。攻撃力・照準値が増加する。自分のアクション開始時に気力が上昇する。
   −
=== 固有[[エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
 
;女性への与ダメージ0.9倍、男性への与ダメージ1.1倍
 
;女性への与ダメージ0.9倍、男性への与ダメージ1.1倍
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。女好きのクルツらしいボーナスなのだが、珍しい「デメリットのあるAB」である。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。女好きのクルツらしいボーナスだが、珍しい'''「デメリットのあるAB」'''である。
:敵は兵士等も含め、男性のパイロットが多いので、強力なボーナスだが、[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|]][[ハマーン・カーン|]][[クェス・パラヤ|]][[マリーダ・クルス|]][[セイナ|ム]][[ロニ・ガーベイ|]][[アンナロッタ・ストールス|]]を相手にする際には注意が必要。
+
:敵は兵士等も含め、男性のパイロットが多いので強力なボーナスだが、女性ネームド敵を相手にする際には注意が必要。それを懸念する場合は習得しないのも考慮した方がいい。
:『天獄篇』でも、[[アンタレス]]に女性兵士が居る他、[[尸刻|彼女]][[ストライカー|(?)]][[エルーナルーナ・バーンストラウス|]][[柏葉真紀|が]]該当するので注意。
+
:『時獄篇』では[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|テイタニア]][[ハマーン・カーン|ハマーン]][[クェス・パラヤ|クェス]][[マリーダ・クルス|マリーダ]][[セイナ]][[ロニ・ガーベイ|ロニ]][[アンナロッタ・ストールス|アンナロッタ]]が該当。『天獄篇』でも[[アンタレス]]に女性兵士が居る他、[[尸刻]][[ストライカー]][[エルーナルーナ・バーンストラウス|エルーナルーナ]][[柏葉真紀]]が該当するので注意。
 
;女性への最終命中率+20%、男性からの攻撃の最終回避率+30%
 
;女性への最終命中率+20%、男性からの攻撃の最終回避率+30%
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。狙った女性は逃がさず、男性からは逃げる、といったところか。最大火力は下がったがデメリットはなくなった。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。狙った女性は逃がさず、男性からは逃げる、といったところか。最大火力は下がったがデメリットはなくなった。
:ちなみに、このエースボーナスは正体がまだ判明していない頃の'''[[ドラゴン]]相手でも発動する'''。
+
:ちなみに、このエースボーナスは'''正体がまだ判明していない頃の[[ドラゴン スクーナー級|ドラゴン]]相手でも発動する'''。
 +
 
 +
=== サポートアビリティ ===
 +
;ウルズ6
 +
:SR。クリティカル率、回避率アップ。
 +
=== 支援効果 ===
 +
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
!パーツ!!メイン効果!!サブ効果!!精神コマンド!!専用演出対応
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|-
 +
!軟派な凄腕スナイパー
 +
|運動性ダウンIII||タイプ強化III・攻撃(バランス)||[[脱力]]||[[M9 ガーンズバック (マオ機)]]<br />([[メリッサ・マオ]])
 +
|-
 +
|}
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
101行目: 150行目:  
:新たに赴任したウルズ1。初対面以来何かと折り合いが悪い。
 
:新たに赴任したウルズ1。初対面以来何かと折り合いが悪い。
 
;[[千鳥かなめ]]
 
;[[千鳥かなめ]]
:護衛対象。当然、目をかけていたが…。
+
:護衛対象。当然、目をかけていた。
 
;[[常盤恭子]]
 
;[[常盤恭子]]
 
:かなめと行動していた彼女をナンパした。
 
:かなめと行動していた彼女をナンパした。
107行目: 156行目:  
:共謀して女風呂を覗こうとした事も。なお、オノDとはスケベ同士意気投合している。
 
:共謀して女風呂を覗こうとした事も。なお、オノDとはスケベ同士意気投合している。
 
;椎原那津子
 
;椎原那津子
:中学時代の教師。ふとしたことで再会したことで、彼女の為に一夜だけのライブを決行しようとするが……。
+
:中学時代の教師。ふとしたことで再会したことで、彼女の為に一夜だけのライブを決行しようとする。
 
:SRW未登場だが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では、クルツとマオの会話の中で存在に触れられている。
 
:SRW未登場だが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では、クルツとマオの会話の中で存在に触れられている。
 
;[[ヴィルヘルム・カスパー]]
 
;[[ヴィルヘルム・カスパー]]
114行目: 163行目:  
:クルツの両親の仇討ちの際、巻き込まれて瀕死の重傷を負った少女。彼女に当たるのを恐れてターゲットを撃てないクルツの目の前で、カスパーによってターゲットの男ごと撃ち抜かれ、臓器と脊髄を損傷し、重篤な後遺症を患うことに。クルツのカスパーに対する反目の最大の原因でもある。
 
:クルツの両親の仇討ちの際、巻き込まれて瀕死の重傷を負った少女。彼女に当たるのを恐れてターゲットを撃てないクルツの目の前で、カスパーによってターゲットの男ごと撃ち抜かれ、臓器と脊髄を損傷し、重篤な後遺症を患うことに。クルツのカスパーに対する反目の最大の原因でもある。
 
:クルツ自身は周囲に語ってはいないが、クルツの傭兵としての収入からも、かなりの額が彼女の治療・生活費に当てられている。
 
:クルツ自身は周囲に語ってはいないが、クルツの傭兵としての収入からも、かなりの額が彼女の治療・生活費に当てられている。
 +
:『テッサの墓参り』にて、車椅子を使うことで移動が出来るまでに回復しており、イスラエルの病院からアメリカの病院に転院する事がマオとテッサの会話で明かされている。
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:また本編の後日譚『フルメタル・パニック!アナザー』ではエピローグに名前のみ登場している。
 
;クララ・マオ
 
;クララ・マオ
:本編の後日譚『フルメタル・パニック!アナザー』における、クルツとマオの愛娘。マオとの離婚後も溺愛しており、クララがプチ家出した際は駆け込み寺代わりになることもしばしば。作中ではまだ小学生くらいの年齢だが、容姿と気の強さはマオに、口の悪さと狙撃の腕前はクルツにそっくりである。
+
:本編の後日譚『フルメタル・パニック!アナザー』における、クルツとマオの愛娘。マオとの離婚後も溺愛しており、クララがプチ家出した際は駆け込み寺代わりになることもしばしば。作中ではまだ小学生くらいの年齢だが、容姿と気の強さはマオに、口の悪さと声の大きさ、狙撃の腕前はクルツにそっくりである。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
132行目: 183行目:  
:『第3次Z時獄篇』では[[破界事変]]の裏側で度々彼と狙撃対決を行っていたことが明らかになる。ちなみに戦績はクルツによれば5勝5敗とのこと。
 
:『第3次Z時獄篇』では[[破界事変]]の裏側で度々彼と狙撃対決を行っていたことが明らかになる。ちなみに戦績はクルツによれば5勝5敗とのこと。
 
;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]](ライル・ディランディ)
 
;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]](ライル・ディランディ)
:初代ロックオンの弟で彼から先代の死を聞かされる。『第3次Z時獄篇』の[[中断メッセージ]]では彼や[[青山圭一郎|青山]]と共演するものが用意されている。
+
:初代ロックオンの弟であり、『第3次Z』や『DD』でよく絡む。
 +
:『第3次Z時獄篇』では彼から先代の死を聞かされる。[[中断メッセージ]]では彼や[[青山圭一郎|青山]]と共演するものが用意されている。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[アカツキ・ナガレ]]
 
;[[アカツキ・ナガレ]]
:『[[W]]』の[[ロンゲーズ]]仲間。よく気が合うようで会話する機会も多く、第一部から一緒に合コンに参加したりしていた。第二部では彼が加入しない場合もあるのでやや疎遠。
+
:『[[W]]』の[[ロンゲーズ]]仲間。よく気が合うようで会話する機会も多く、第1部から一緒に合コンに参加したりしていた。第2部では彼が加入しない場合もあるのでやや疎遠。
 
;[[マキ・イズミ]]
 
;[[マキ・イズミ]]
 
:自分のダジャレセンスのなさを指摘された後、ダジャレの本家ともいえるダジャレを聞き、自分以下のセンスだと評した。
 
:自分のダジャレセンスのなさを指摘された後、ダジャレの本家ともいえるダジャレを聞き、自分以下のセンスだと評した。
168行目: 220行目:  
:『第3次Z時獄篇』では共に覗きを決行する。
 
:『第3次Z時獄篇』では共に覗きを決行する。
 
;[[キタン・バチカ]]
 
;[[キタン・バチカ]]
:『第3次Z時獄篇』ではヨーコに対する反応から彼女との仲を近づけることに協力するが…。
+
:『第3次Z時獄篇』ではヨーコに対する反応から彼女との仲を近づけることに協力する。
 
;[[ウォルフガング]]
 
;[[ウォルフガング]]
 
:『V』にて惑星フェルディナでのカスパーとの戦闘で傷つき倒れていたところを彼に救助され生還する。
 
:『V』にて惑星フェルディナでのカスパーとの戦闘で傷つき倒れていたところを彼に救助され生還する。
 
;[[カトリーヌ・ビトン]]
 
;[[カトリーヌ・ビトン]]
:ウォルフガングに救済された際、満員のシュタルクの中で、どさくさに紛れて、カトリーヌ・ビトンに痴漢行為をする。
+
:ウォルフガングに救済された際、満員のシュタルクの中でどさくさに紛れてカトリーヌ・ビトンにセクハラをする。
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;[[碇シンジ]]
 +
:『DD』の[[ヤシマ作戦]]にて、彼の狙撃アドバイザーを務めている。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
183行目: 237行目:     
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「つまんねぇぜ、グェン。俺に言わせりゃそんな金は紙くず同然だよ。ケツ拭く紙にもなりゃしねぇ。痔になるし、便器が詰まるからな…!」
+
;「てめぇを片づけて、テッサにボーナスをせがむ。水着姿のセクシー・ショットを撮らせてもらって、艦の連中に20ドルで売り付ける。100人が買えば2000ドル。これで決まりだな」
:アニメ第1期(原作小説3巻)作中にて、金目当てで[[ガウルン]]側に寝返り、仲間を殺したSRTの元同僚・[[グェン・ビェン・ボー|グェン]]に向けて。彼はクルツにも金銭をちらつかせて裏切りを持ちかけてきたが、クルツなりにそれを下らないと断じた怒りの呟きである。
+
:アニメ第1期第23話。金目当てで[[ガウルン]]側に寝返り、[[ゲイル・マッカラン|仲間]]を殺したSRTの元同僚[[グェン・ビェン・ボー|グェン]]が金銭をちらつかせて裏切りを持ちかけてきた際の返答。しかし、クルツの真意は別にあった(後述)。
 +
;「つまんねぇぜ、グェン!俺に言わせりゃそんな金は紙屑同然だよ。ケツ拭く紙にもなりゃしねぇ!痔になるし、便器がつまるからな!」
 +
:同上。グェンの誘いを蹴った本当の理由。彼なりにグェンの提案を下らないと断じた怒りの呟きである。
 
;「指全部折っても足りねえぜ」
 
;「指全部折っても足りねえぜ」
 
:『[[TSR]]』の序盤で[[ミスリル]]を裏切り、部隊を全滅寸前に追い込んだビンセント・ブルーノ(SRW未登場)が[[ミスリル]]に連行された後に拷問を受けて指を折られている様子を目の当たりにして。
 
:『[[TSR]]』の序盤で[[ミスリル]]を裏切り、部隊を全滅寸前に追い込んだビンセント・ブルーノ(SRW未登場)が[[ミスリル]]に連行された後に拷問を受けて指を折られている様子を目の当たりにして。
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:前述の弾道補正機能が本人の意に反して作動した時に、整備兵に向けた文句の冒頭。クルツが天才でありすぎたために、感覚的な何かの問題を説明しようとしているのだが正直解読不能。この後別の事で整備兵に文句を言うが、ずっとこんな感じである。これを解読できたのはサックスだけだった。
 
:前述の弾道補正機能が本人の意に反して作動した時に、整備兵に向けた文句の冒頭。クルツが天才でありすぎたために、感覚的な何かの問題を説明しようとしているのだが正直解読不能。この後別の事で整備兵に文句を言うが、ずっとこんな感じである。これを解読できたのはサックスだけだった。
 
;「そりゃあ…俺だって死ぬのは怖いさ。正直逃げ出したくなる事もある。だけどよ、命を懸けても、絶対に譲れない事って…あると思うんだよ。だから俺は諦めない。だから戦うんだ。これさえやり遂げれば一生胸を張って生きていける…そういう何かに必死になるのって…大切な事なんじゃないか?」
 
;「そりゃあ…俺だって死ぬのは怖いさ。正直逃げ出したくなる事もある。だけどよ、命を懸けても、絶対に譲れない事って…あると思うんだよ。だから俺は諦めない。だから戦うんだ。これさえやり遂げれば一生胸を張って生きていける…そういう何かに必死になるのって…大切な事なんじゃないか?」
:ふもっふ第9話『女神の来日・温泉編』にて。風間、小野寺と共に覗きを決行しようとするも宗介とマオが仕掛けたトラップに引っ掛かって泣き言を漏らす風間に対して。台詞だけ見れば非常にいい事を言っている漢………なのだが、前述の通りやろうとしていることは'''ただの覗き'''に過ぎないのでこの状況ではギャグにしか聞こえない。
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:ふもっふ第9話『女神の来日・温泉編』にて。風間、小野寺と共に覗きを決行しようとするも宗介とマオが仕掛けたトラップに引っ掛かって泣き言を漏らす風間に対して。台詞だけ見れば非常にいい事を言っている漢………なのだが、この状況ではギャグにしか聞こえない。
 
;「行け!俺とオノDの死を無駄にする気か!ここで動けないようなら俺はお前を軽蔑するぜ!さあ行くんだ、行ってその目に焼き付けてこい。そして後世に伝えるんだ、俺たちがこの手で勝ち取ったものをっ!!…さあ行け、行くんだ!チンタラしてんじゃねえ今すぐ走れ…!なにやってんだ早く行けっ!てめえそれでも男か、風間ァァっ!!!」
 
;「行け!俺とオノDの死を無駄にする気か!ここで動けないようなら俺はお前を軽蔑するぜ!さあ行くんだ、行ってその目に焼き付けてこい。そして後世に伝えるんだ、俺たちがこの手で勝ち取ったものをっ!!…さあ行け、行くんだ!チンタラしてんじゃねえ今すぐ走れ…!なにやってんだ早く行けっ!てめえそれでも男か、風間ァァっ!!!」
:同上。小野寺と共にトラップに巻き込まれた際に自分を心配してきた風間に対して。台詞だけ見ていれば今まさに仲間の為に犠牲になって命を散らそうとする漢………のようだが、くどいようだがやろうとしていることは'''ただの覗き'''に過ぎないのでこの状況ではギャグにしか聞こえない。
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:同上。小野寺と共にトラップに巻き込まれた際に自分を心配してきた風間に対して。くどいようだがやろうとしていることは'''ただの覗き'''に過ぎない。
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;「ッ…そうだ、走れ風間。走るんだ」
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:同上。自分の銃と意志を風間に託したクルツは、小野寺と一緒に爆発の中に消えた。最もエピローグでは、三人とも帰りの車に乗っていた。
 
;「これでいつぞやの借りを返せたってもんだぜ」
 
;「これでいつぞやの借りを返せたってもんだぜ」
 
:一見カッコいいセリフだが、クルーゾーに対して子供じみた(ただし子供相手に本当にやったら間違いなく泣かれる)嫌がらせをしたときの言葉。
 
:一見カッコいいセリフだが、クルーゾーに対して子供じみた(ただし子供相手に本当にやったら間違いなく泣かれる)嫌がらせをしたときの言葉。
 
;「どうよ、このタイミング?ぎりぎり間に合ったぜ。惚れ直しただろ、姐さん?」
 
;「どうよ、このタイミング?ぎりぎり間に合ったぜ。惚れ直しただろ、姐さん?」
:終盤に奇跡の復活を遂げての第一声。が、当たり前のように全員からこき下ろされる羽目に。台無しである。しかも、'''ここでマオと会話してしまったばっかりに宗介が後で死にかける事になる。'''
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:終盤に奇跡の復活を遂げての第一声。が、当たり前のように全員からこき下ろされる羽目に。台無しである。しかも、ここでマオと会話してしまった為に'''[[サビーナ・レフニオ|サビーナ]]が機体から脱出した事にマオが気付くのが一歩遅れ、宗介が後で死にかける事になる。'''
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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:『第3次Z時獄篇』の対[[アブダクター]]への特殊戦闘台詞。女性好きだけに女性だけを攫うアブダクターに怒り心頭な様子だが、ある意味クルツも女の敵と言えなくも…
 
:『第3次Z時獄篇』の対[[アブダクター]]への特殊戦闘台詞。女性好きだけに女性だけを攫うアブダクターに怒り心頭な様子だが、ある意味クルツも女の敵と言えなくも…
 
:『V』でも前者の台詞が[[エンブリヲ|正真正銘の女の敵]]への特殊戦闘台詞として使用されている。
 
:『V』でも前者の台詞が[[エンブリヲ|正真正銘の女の敵]]への特殊戦闘台詞として使用されている。
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=== 携帯機シリーズ ===
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;「バケツ頭のクソ野郎。一発カマしてやるぜ!」
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:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』第24話「ベヘモス」にて、タクマが乗る[[プラン1501 ベヘモス|ベヘモス]]に対しての[[戦闘前会話]]。原作では彼の[[M9 ガーンズバック|M9]]でなく軽トラの荷台に乗って対峙した際に同じようなことを言っているが、実際にこの後、[[自衛隊]]の[[アーム・スレイブ|AS]]の一斉射撃を完全に防ぐ[[ラムダ・ドライバ]]で猛威を振るうベヘモスに、ASどころか装甲車の装甲版すら抜けないような普通のライフルで、頭部バルカンの砲口を正確に狙撃。宣言どおり一発カマしている。
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;「やれやれ。まさか現役でいる間に、大量破壊兵器の使用現場に立ち会うなんて思わなかった。信じられねえよ」
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:『J』第47話宇宙ルート「終末の光 前編」にて。まるで原作の未来を予言しているかのような発言。
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;「くそっ!最初で最後の、本当に必要な時だってのによ!」
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:『W』第21話「送られてきた刺客」より。オービットベースに進入した[[腕原種]]と交戦中、[[ボン太くん]]はないのかと宗介に問いかけるが、この時は改修中で出撃不能だった。ラスボスもボコるボン太くんの性能を考えれば、確かに人間サイズの原種なら倒せそうである。原作「踊るベリーメリークリスマス」のアラストル襲撃時にもほぼ同じやり取りがある。
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;(おいおい…ボン太くんの中からあのイカついのが出てきたらそれだけで必殺技だぜ…)
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:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第46話「新しい時代の始まりに」にて[[ボン太くん]]の使用テストを買って出た[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]に対しての独白。
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:なお、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|後の作品]]では'''[[キリコ・キュービィー|クルーゾーよりもある意味とんでもない人物]]がボン太くんの中から出てきて宗介を絶句させている'''。
      
=== Zシリーズ ===
 
=== Zシリーズ ===
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;「男の意地とか、そういうのが懸かった戦いなんスよ。ってなわけで、俺も今日は前に出させてもらいます」
 
;「男の意地とか、そういうのが懸かった戦いなんスよ。ってなわけで、俺も今日は前に出させてもらいます」
 
:『第3次Z時獄篇』DLC「力持ちアンダーグラウンド」にてクルーゾーから状況を聞かれて。多分に私情が混じってはいるのだが、この後ある意味で男の意地をかけて奮闘することになる。
 
:『第3次Z時獄篇』DLC「力持ちアンダーグラウンド」にてクルーゾーから状況を聞かれて。多分に私情が混じってはいるのだが、この後ある意味で男の意地をかけて奮闘することになる。
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=== 携帯機シリーズ ===
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;「バケツ頭のクソ野郎。一発カマしてやるぜ!」
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:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』第24話「ベヘモス」にて、タクマが乗る[[プラン1501 ベヘモス|ベヘモス]]に対しての[[戦闘前会話]]。原作では彼の[[M9 ガーンズバック|M9]]でなく軽トラの荷台に乗って対峙した際に同じようなことを言っているが、実際にこの後、[[自衛隊]]の[[アーム・スレイブ|AS]]の一斉射撃を完全に防ぐ[[ラムダ・ドライバ]]で猛威を振るうベヘモスに、ASどころか装甲車の装甲版すら抜けないような普通のライフルで、頭部バルカンの砲口を正確に狙撃。宣言どおり一発カマしている。
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;「そうそう。落ち込んでると、可愛い顔が台無しだぜ。君が悲しんでるとオレだって辛い」
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:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』第39話「消えない灯火、消える命」にて、普通の慰めの言葉だったのだが言われた[[ホシノ・ルリ|ルリ]]が「口説いても無駄です」と返したため、ロリコン疑惑が浮上する。
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;「やれやれ。まさか現役でいる間に、大量破壊兵器の使用現場に立ち会うなんて思わなかった。信じられねえよ」
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:『J』第47話宇宙ルート「終末の光 前編」にて。まるで原作の未来を予言しているかのような発言。
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;「くそっ!最初で最後の、本当に必要な時だってのによ!」
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:『W』第21話「送られてきた刺客」より。オービットベースに進入した[[腕原種]]と交戦中、[[ボン太くん]]はないのかと宗介に問いかけるが、この時は改修中で出撃不能だった。ラスボスもボコるボン太くんの性能を考えれば、確かに人間サイズの原種なら倒せそうである。原作「踊るベリーメリークリスマス」のアラストル襲撃時にもほぼ同じやり取りがある。
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;(おいおい…ボン太くんの中からあのイカついのが出てきたらそれだけで必殺技だぜ…)
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:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第46話「新しい時代の始まりに」にて[[ボン太くん]]の使用テストを買って出た[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]に対しての独白。
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:なお、[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|後の作品]]では'''[[キリコ・キュービィー|クルーゾーよりもある意味とんでもない人物]]がボン太くんの中から出てきて宗介を絶句させている'''。
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=== 単独作品 ===
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;「だが、お前がブリッツを落とさなきゃ、アークエンジェルはどうなってたかわからねえぜ」
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;「戦場じゃ、甘い考えの奴は死ぬ。自分がやるべきことをやらねえ奴もな。ブリッツのパイロットはそうだったのさ」
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:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』1章Part7「さだめの楔」にて、[[ブリッツガンダム|ブリッツ]]のパイロットである[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]を殺してしまった事を気に病んでいたキラに対して。冷たい様に聞こえるが、キラが間違った事はしていないとフォローしようとしている事が窺われれる。原作でも、ニコルは戦闘力を失ったも同然の状態でキラとアスランの戦いに割り込み、自滅同然で戦死した部分もあった事も考えると、クルツの言葉も的を射ていると言える。
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;「ディバイン・ドゥアーズでスナイパーと言やあ、1人を除いて俺の右に出る奴はいねえぜ。M9で付き添ってやるから、安心しな。」
 +
:『DD』2章Part4「決戦、第3新東京市」にて、[[ヤシマ作戦]]に挑む[[碇シンジ|シンジ]]に対して狙撃アドバイザーとして。なおこの「1人」は恐らく[[ロックオン・ストラトス|あのスナイパー]]だと思われる。
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;「落ち着け、シンジ。生卵を持つようにグリップを握れ。呼吸のブレをトリガーに伝えるな」<br/>「照準はオートだ。お前がやることは、指先をちょいと動かすだけ…水鉄砲でも撃つ気で、楽にな」
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:実際の狙撃一射目でのアドバイス。
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;シンジ「早く! 早くっ!!」<br/>クルツ「落ち着けと言ったろ、シンジ」<br/>シンジ「でも、クルツさん!!」<br/>クルツ「こういう時ほどクールに狙い撃つんだよ。さあ、肩の力を抜け」<br/>シンジ「こ、こんな時にそんなこと!!」<br/>クルツ「照準はマニュアルで、この俺がサポートしてんだ。タイミングは指示する。俺を信じろ。狙いは絶対に外さねえ」<br/>シンジ「は、はい…!」
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:一射目を外し、零号機が庇っている最中に焦るシンジに対して、落ち着きながらのアドバイス。
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;(…ロックオン、シンジに力を貸してやってくれ)
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:直後に内心での独白。
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;「ロックオンはもういねえが、俺があいつの代わりをやってやる。決め台詞は当然…」<br/>「狙い撃つぜ!」
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:『DD』3章Part6「アレルヤ救出作戦」にて、伏兵として投入された[[GN-X III]]を狙撃する際に。
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;「本気のナンパとそうでないのとの区別は付くし…兄貴と比較されるのは嫌だろ?」
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:同Part「益荒男、見参」より。[[フェルト・グレイス]]にナンパを吹っ掛けようとする[[ロックオン・ストラトス (2代目)|2代目ロックオン]]、その二人の間に割って入った後に。話の中身はどうあれ、彼を本気で気にかけているのが分かるシーン。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
274行目: 350行目:  
;[[Zy-98 シャドウ]]
 
;[[Zy-98 シャドウ]]
 
:原作小説版最終巻で搭乗。クルツに合わせてスナイパー仕様になっており、ピンチに陥っているマオを救っている。
 
:原作小説版最終巻で搭乗。クルツに合わせてスナイパー仕様になっており、ピンチに陥っているマオを救っている。
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=== SRWでの搭乗機体 ===
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;[[ボルテスV]]([[ボルト・ボンバー]])
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:『DD』のイベント「クロッシング・パイロット第4弾」にて搭乗。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*テロで家族を失った事や[[主人公]]の相棒で狙撃を得意とする設定は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物である[[ロックオン・ストラトス]]を想起させる(さらに中の人も同じである)。ただし登場はクルツの方が10年近く先だが、ロックオンほどあれこれ目立って[[主人公]]を導いたりはしていないので、実質的な役どころは少し違う。ただ、終盤でクルーゾーの推薦により曹長に昇進してからは、新兵や同僚の相談に乗ったりと、部隊の現場で兄貴分的リーダーシップを発揮するようになっていた(マオの感覚では『部活動のキャプテン的』とも評されている)。何故か退場のタイミング・状況まで被ってしまい(現実で退場シーンがそれぞれ出版・放送された時期の違いが一ヶ月もないという、[[リッシュ・グリスウェル|リッシュ]]と[[ガウルン]]以上の偶然の一致である)どちらも見ていた人を驚かせた。……のだが、ロックオンが弟のライルに引き継がれたのとは違い、マオのピンチに本人が復活するという強運を見せつける事となった。(少なくとも表面上は)誰も喜ばなかったが。
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*テロで家族を失った事や[[主人公]]の相棒で狙撃を得意とする設定は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物である[[ロックオン・ストラトス]]を想起させる(さらに中の人も同じである)。ただし登場はクルツの方が10年近く先だが、ロックオンほどあれこれ目立って[[主人公]]を導いたりはしていないので、実質的な役どころは少し違う。ただ、終盤でクルーゾーの推薦により曹長に昇進してからは、新兵や同僚の相談に乗ったりと、部隊の現場で兄貴分的リーダーシップを発揮するようになっていた(マオの感覚では『部活動のキャプテン的』とも評されている)。何故か退場のタイミング・状況まで被ってしまい(現実で退場シーンがそれぞれ出版・放送された時期の違いが一ヶ月もないという、[[リッシュ・グリスウェル|リッシュ]]と[[ガウルン]]以上の偶然の一致である)両方を見ていた人を驚かせた。……のだが、ロックオンが弟のライルに引き継がれたのとは違い、マオのピンチに本人が復活するという強運を見せつける事となった。(少なくとも表面上は)誰も喜ばなかったが。
*元々神業じみた狙撃術だが、カスパー戦の決着の際に、何か新しいコツを習得したらしく'''狙撃の腕は更に上達している'''。師匠でもあるカスパーは「(弾道を教えてくれるような)ゴーストが宿る」という状態こそ最高の狙撃であり、クルツにはそれが無いため半端者だと断じていたのだが、ついにそれを習得してしまったのかもしれない。(実際カスパー戦の最後の狙撃の際に何かが降りてきたような描写がある)後の話であるフルメタル・パニック・アナザーに登場した際も泥酔しながらとんでもないスナイプを平気で行なうなど、腕は落ちていない模様。
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*姓の由来はオペラ「魔弾の射手」の作曲者、カール・マリア・フォン・ウェーバーであると思われる。
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== 脚注 ==
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<references />
    
{{DEFAULTSORT:くるつ うええはあ}}
 
{{DEFAULTSORT:くるつ うええはあ}}
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場人物か行]]
[[Category:フルメタル・パニックシリーズ]]
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[[Category:フルメタル・パニック! シリーズ]]
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