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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::G-3 Gundam]]
   
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}([[MSV]])
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム}}([[MSV]])
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| 全高 = 18 m
 
| 全高 = 18 m
 
| 重量 = [[重量::47.2 t]]
 
| 重量 = [[重量::47.2 t]]
| 動力 = [[動力::熱核反応炉]]
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| 動力 = [[動力::ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉]]
 
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]](ルナ・チタニウム合金)
 
| 装甲材質 = [[装甲材質::ガンダリウム合金]](ルナ・チタニウム合金)
 
| 内蔵機体 = [[コアファイター]]
 
| 内蔵機体 = [[コアファイター]]
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[[ガンダム]]の3号機に[[マグネットコーティング]]を施しており、熱核反応炉のレーザー加速機など、一部のパーツが新型の物に換装されている他、カラーリングもグレーを基調としたものになっている。
 
[[ガンダム]]の3号機に[[マグネットコーティング]]を施しており、熱核反応炉のレーザー加速機など、一部のパーツが新型の物に換装されている他、カラーリングもグレーを基調としたものになっている。
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[[サイド7]]で[[ジオン軍]]の攻撃を受けて小破し、[[ホワイトベース]]に回収された。その後、[[ルナツー]]にてマグネットコーティングのテスト機として使われていた。それ以降の所在については諸説あり、ブランリヴァルに搭載され、被弾した[[ジム]]が着艦する際に起こった事故で破損したと言われる。
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[[サイド7]]で[[ジオン軍]]の攻撃を受けて小破し、[[ホワイトベース]]に回収された。その後の行方は諸説あり、[[ルナツー]]で引き渡されたとも、[[オデッサ]]作戦前後にオーガスタ研究所に移送された(それまではホワイトベースでガンダムの補給用パーツとして扱われていた)とも言われる。いずれにせよその後はマグネットコーティングのテスト機として使われており上記の改修が施された。それ以降の所在については諸説あり、ブランリヴァルに搭載され、被弾した[[ジム]]が着艦する際に起こった事故で破損したと言われる。
    
また、その後の顛末は各種媒体で様々な解釈がされており、[[一年戦争]]終結後に[[ア・バオア・クー]]で[[Gアーマー]]として運用された作品や、ホワイトベースIIに搭載されてジオン残党狩りに運用されていた作品、「Gの影忍」と呼ばれる[[MS]][[忍者]]に改造され宇宙生命体との戦闘で刺し違える等々、多様な物語が用意されている。
 
また、その後の顛末は各種媒体で様々な解釈がされており、[[一年戦争]]終結後に[[ア・バオア・クー]]で[[Gアーマー]]として運用された作品や、ホワイトベースIIに搭載されてジオン残党狩りに運用されていた作品、「Gの影忍」と呼ばれる[[MS]][[忍者]]に改造され宇宙生命体との戦闘で刺し違える等々、多様な物語が用意されている。
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=== 強化装備形態 ===
 
=== 強化装備形態 ===
 
;[[フルアーマーガンダム]]
 
;[[フルアーマーガンダム]]
:追加装甲・武装を装備した強化形態。ガンダムと同型のため装着できる。
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:追加装甲・武装を装備した強化形態。ガンダムと同型のため装着できる。[[オリジナル設定]]のうちの「作品内の設定の横展開」に当たる事例。
 
;フルアーマーガンダムタイプB
 
;フルアーマーガンダムタイプB
 
:専用のフルアーマー装備。
 
:専用のフルアーマー装備。
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:初登場作品。[[隠し要素/α|隠し要素]]を満たすと[[ガンダム]]と入れ替わりで入手する<ref>シナリオ上ではガンダムと同一の機体として扱われる。</ref>。[[運動性]]と[[限界反応|限界]]を中心に機体と武器の性能がかなり強化され、特にP1-5に伸びたハンマーが強烈。格闘が得意なMSパイロットが非常に少ないことや、改造の伸びが悪いことを差し引いても強力で便利な機体。
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:初登場作品。[[隠し要素/α#G-3ガンダム|隠し要素]]を満たすと[[ガンダム]]と入れ替わりで入手する<ref>シナリオ上ではガンダムと同一の機体として扱われる。</ref>。[[運動性]]と[[限界反応|限界]]を中心に機体と武器の性能がかなり強化され、特にP1-5に伸びたハンマーが強烈。格闘が得意なMSパイロットが非常に少ないことや、改造の伸びが悪いことを差し引いても強力で便利な機体。
:[[分離]]するか撃破されると[[コアファイター]]に変化する。[[バグ]]によりパーツスロット2に装備したものはコアファイターでは一部しか機能しないので、装備するものに注意したい。
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:[[分離]]するか撃破されると[[コアファイター]]に変化する。[[バグ (ゲーム)|バグ]]によりパーツスロット2に装備したものはコアファイターでは一部しか機能しないので、装備するものに注意したい。
 
:前述の通り機体色が全身グレーなため、'''未行動のG3を行動済みと勘違いして'''ターンを終了してしまうプレイヤーが続出した(4コマ等でもネタにされた上、[[スーパーロボット大戦UX|後年の作品]]でも行動済みと勘違いされやすい[[タリスマン|味方]][[アパレシオン|ユニット]]が登場している)。
 
:前述の通り機体色が全身グレーなため、'''未行動のG3を行動済みと勘違いして'''ターンを終了してしまうプレイヤーが続出した(4コマ等でもネタにされた上、[[スーパーロボット大戦UX|後年の作品]]でも行動済みと勘違いされやすい[[タリスマン|味方]][[アパレシオン|ユニット]]が登場している)。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
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=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:[[シャア専用ザク]]と共に[[ベンメルコレクション]]の1つとして登場し、これを[[クリスチーナ・マッケンジー]]で撃墜すると入手できる。コアファイターは使用できない。
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:[[シャア専用ザク]]と共に[[ベンメルコレクション]]の1つとして登場し、これを[[クリスチーナ・マッケンジー]]で撃墜すると、そのシーンが終わるインターミッションで入手できる。敵の状態ではシールド耐久値がものすごく高いが、パイロットが防御スキルを持たないので意味が無い。なおコアファイターは使用できない。
:第1部では[[MS]]不足が深刻なので[[シャア専用ザク]]共々重要な機体。改造段階が高く攻撃力が大きく伸び、アタッカーとしての活躍が見込める。強化パーツスロットも4つあるのでV-UPユニットの効果も大きい。さらに全武器が軒並み[[ガンダム]]より高性能で、特に射程5の無消費P武器ハイパーハンマーが強力なので、格闘が高い[[バーナード・ワイズマン]]や[[ノリス・パッカード]]の機体には最適。先に参入しているアムロの[[リ・ガズィ]]が未改造であれば、[[νガンダム]]が来るまでのアムロの機体になるどころか、その役目すら奪ってしまうかもしれない。
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:第1部は[[MS]]不足が深刻なので[[シャア専用ザク]]共々重要な機体。改造段階が高く攻撃力が大きく伸び、最強武器のハイパー・バズーカは4000に到達、バルカン以外も3500以上ある。命中補正にも恵まれ、特に射程5の無消費P武器ハイパーハンマーが強力。格闘が高い[[バーナード・ワイズマン]]や[[ノリス・パッカード]]の機体には最適と言える。パーツスロット4はV-UPユニットの効果も大きく、シールドもあり、おまけに地形が陸・宇Sと破格の待遇。一方で異常に高い限界以外の機体性能は一般的な量産型MS並に低く改造してもあまり向上しないので、防御面は強化パーツやパイロットへの依存度合が高い。また格闘主体の場合は切り払いに弱く、ボス系や特に隠しシナリオにおいては命中させること自体が困難になる可能性がある。その点で言えば上記の2人は必中ではなく奇襲持ちなので、SP配分に注意。地上マップの場合は対空能力の低さにも注意、ミノフスキークラフトを装備させよう。どちらにせよハイパー・バズーカの無駄遣いは避けたい。
:その一方で、陸Sではあるものの移動力を含めユニット側の初期性能は極めて低いため、資金を費やして改造してもあまり向上しないので、防御面は強化パーツやパイロットへの依存度合がかなり高いと言える。運用上似た性質を持つ[[ガンダム試作1号機Fb]]は、射撃型で武器性能は本機より劣るがユニット性能は勝り宇宙S、と対照的な関係になっている。
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:序盤も終わりに近づく頃に[[NT-1アレックス|アレックス]]と共に加入。ハイパーハンマーがEN消費無しで使える上に、[[合体攻撃]]も[[ガンダム]]から継続して使える。ただし別機体なので[[改造]]は引き継がず、[[Gファイター]]との[[合体]]は出来なくなるので注意。回避や移動力を重視するならガンダム+Gファイター、安定した高攻撃力を重視するならG3、一撃の高さならアレックスを使うといい。
 
:序盤も終わりに近づく頃に[[NT-1アレックス|アレックス]]と共に加入。ハイパーハンマーがEN消費無しで使える上に、[[合体攻撃]]も[[ガンダム]]から継続して使える。ただし別機体なので[[改造]]は引き継がず、[[Gファイター]]との[[合体]]は出来なくなるので注意。回避や移動力を重視するならガンダム+Gファイター、安定した高攻撃力を重視するならG3、一撃の高さならアレックスを使うといい。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦XO}}
::[[ララァ・スン]]の[[エルメス]]や[[Ζガンダム]]・[[ΖΖガンダム]]とも合体攻撃ができるようになった。また、[[フルアーマーガンダム]]がこちらの強化形態になり、入手後、割とすぐにこれになる。フルアーマーだと[[合体攻撃]]はできないので、使いたくなったら[[分離]]して外す必要がある。
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::[[ララァ・スン]]の[[エルメス]]や[[Ζガンダム]]・[[ΖΖガンダム]]とも合体攻撃ができるようになった。また、[[フルアーマーガンダム]]がこちらの強化形態になり、入手後、割とすぐにこれになる。フルアーマーだと[[合体攻撃]]はできないので、使いたくなったら[[分離]]して外す必要がある。なお、当時はフルアーマーガンダムタイプBの設定はまだなかった。
    
==== 関連作品 ====
 
==== 関連作品 ====
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;ハイパー・バズーカ
 
;ハイパー・バズーカ
 
:本機の実弾兵装。不使用時は腰部にマウント可能。装弾数は5発で、威力も高い。
 
:本機の実弾兵装。不使用時は腰部にマウント可能。装弾数は5発で、威力も高い。
:[[リアルロボットレジメント]]では原作での最終決戦のように2丁装備している。
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:[[リアルロボットレジメント]]では原作での最終決戦のように2丁装備している。
 
;シールド
 
;シールド
 
:ルナ・チタニウム合金製の盾。不使用時は背部にマウント可能。
 
:ルナ・チタニウム合金製の盾。不使用時は背部にマウント可能。
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;「赤い彗星」
 
;「赤い彗星」
 
:劇中曲。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』、『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]』にて採用。
 
:劇中曲。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』、『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|α for DC]]』にて採用。
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;「いつか空に届いて」
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:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』にて採用。出典作ではなく本来は『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|ポケットの中の戦争]]』の主題歌だが、ゲーム作中における搭乗者に準拠している。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*本来は小説版『[[機動戦士ガンダム]]』に登場した機体で、戦闘で大破したガンダムに代わる乗機として登場。元々テスト用の予備機だったものを、ガンダムの予備パーツと[[ジム]]の高品質なパーツを用いて修復・改造された。「G-3」というのも形式番号ではなくコールナンバーである。[[アムロ・レイ]]が最後に搭乗した機体で、マグネットコーティングの性能もあって驚異的な機動力を発揮し、[[ビグ・ザム]]を瞬殺するなどの性能をみせたが、終盤にはルロイ・ギリアムの駆る[[リック・ドム]]のビームバズーカによる狙撃で撃墜されて本機は大破、アムロも戦死している。
 
*本来は小説版『[[機動戦士ガンダム]]』に登場した機体で、戦闘で大破したガンダムに代わる乗機として登場。元々テスト用の予備機だったものを、ガンダムの予備パーツと[[ジム]]の高品質なパーツを用いて修復・改造された。「G-3」というのも形式番号ではなくコールナンバーである。[[アムロ・レイ]]が最後に搭乗した機体で、マグネットコーティングの性能もあって驚異的な機動力を発揮し、[[ビグ・ザム]]を瞬殺するなどの性能をみせたが、終盤にはルロイ・ギリアムの駆る[[リック・ドム]]のビームバズーカによる狙撃で撃墜されて本機は大破、アムロも戦死している。
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*カラーリングが複数存在するMSであり、初めて小説で登場した際に描き起こされたデザインは複雑なモノトーンカラーで各所にマーキングが施されたデザインだった。その後プラモデルで立体化する際に成型色で色分けする都合に合わせて新たにカラーリングなどの公式設定が作り直されたという経緯がある。その為、様々な媒体で登場する際は小説版カラー、公式設定カラー、両方を折衷したカラーなどで登場している。同じくアムロが登場した[[Hi-νガンダム]]とは小説由来、立体化で公式設定、折衷したデザインがある、など共通点が多い。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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