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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kamille Bidan]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Kamille Bidan]]<ref>[http://www.z-gundam.net/character/#chara101 CHARACTER]、機動戦士Zガンダム、サンライズ、2022年1月5日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}
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[[サイド7]]の[[スペースコロニー|コロニー]]・グリーンノア1に住む高校生の少年。
 
[[サイド7]]の[[スペースコロニー|コロニー]]・グリーンノア1に住む高校生の少年。
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両親ともに[[地球連邦軍]]の優秀な[[科学者・技術者|技術士官]]だが両親の不仲と自身の女性的な「カミーユ」という名前に対して、コンプレックスを抱く。その為、非常に繊細かつ乱暴で感情の起伏が激しい複雑な内面の持ち主となる。
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両親ともに[[地球連邦軍]]の優秀な[[科学者・技術者|技術士官]]だがその不仲や父の素行、そして自身の女性的な「カミーユ」という名前<ref>自身が中性的な美少年といった容貌である事もこのコンプレックスを助長していた。</ref>に対して慢性的にストレスを抱え込んでいた。その為、非常に繊細かつ乱暴で感情の起伏が激しい複雑な内面の持ち主となる。
 
男性らしさを欲して、[[武術・格闘技|空手]]やジュニアモビルスーツ、ホモアビス(小型グライダーのようなもの)に没頭。ホモアビス大会は2年連続で優勝し、ジュニアモビルスーツ大会にも優勝。後者に関しては[[ガンダムシリーズ]]の外伝漫画でも語られ、カミーユの事は知られていた。
 
男性らしさを欲して、[[武術・格闘技|空手]]やジュニアモビルスーツ、ホモアビス(小型グライダーのようなもの)に没頭。ホモアビス大会は2年連続で優勝し、ジュニアモビルスーツ大会にも優勝。後者に関しては[[ガンダムシリーズ]]の外伝漫画でも語られ、カミーユの事は知られていた。
    
基本的にシリアスなキャラクターだが[[地球]]に降下した際、[[トーレス]]の依頼で「香港土産」を入手したり、第29話で[[シャワーシーン|バスローブ1枚]]の[[ファ・ユイリィ]]の胸元をまじまじと覗きこんで平手打ちを受ける等、思春期の少年相応に色を好む一面も見られる。
 
基本的にシリアスなキャラクターだが[[地球]]に降下した際、[[トーレス]]の依頼で「香港土産」を入手したり、第29話で[[シャワーシーン|バスローブ1枚]]の[[ファ・ユイリィ]]の胸元をまじまじと覗きこんで平手打ちを受ける等、思春期の少年相応に色を好む一面も見られる。
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小説版『Ζ』によると誕生した地は[[東京]]近郊のニューシート(おそらく、[[シン・ザ・シティ]]の名前元となった埼玉県新座市)
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小説版『Ζガンダム』によると誕生した地は[[東京]]近郊のニューシート(おそらく、[[シン・ザ・シティ]]の名前元となった埼玉県新座市)
    
=== TV版 [[機動戦士Ζガンダム]] ===
 
=== TV版 [[機動戦士Ζガンダム]] ===
第1話で[[ブライト・ノア]]が艦長を務めるテンプテーションへ[[ファ・ユイリィ]]と向かうが、その途中に自分の名前を「女性の名」と馬鹿にした[[ティターンズ]]の[[ジェリド・メサ]]を殴打した事件にて、MPの厳しい尋問を受けることになる。
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第1話で[[ブライト・ノア]]が艦長を務めるテンプテーションへファ・ユイリィと向かうが、その途中に自分の名前を「女性の名」と馬鹿にした[[ティターンズ]]の[[ジェリド・メサ]]を殴打した事件にて、MPの厳しい尋問を受けることになる。
    
そして直後の[[エゥーゴ]]の「ガンダムMk-II強奪事件」に巻き込まれ、どさくさにまぎれて『[[ガンダムMk-II]]』を奪い、エゥーゴに参加。そこで'''宇宙世紀史上最高と謳われる[[ニュータイプ]]能力'''が開花し、『[[Ζガンダム]]』へ乗り換えた以降エゥーゴのエースパイロットとして活躍する。しかし同時にその強すぎるニュータイプ能力からくる感性の鋭敏さは彼の心に負担を与えていき、やがて彼の精神を追い込んでいく。
 
そして直後の[[エゥーゴ]]の「ガンダムMk-II強奪事件」に巻き込まれ、どさくさにまぎれて『[[ガンダムMk-II]]』を奪い、エゥーゴに参加。そこで'''宇宙世紀史上最高と謳われる[[ニュータイプ]]能力'''が開花し、『[[Ζガンダム]]』へ乗り換えた以降エゥーゴのエースパイロットとして活躍する。しかし同時にその強すぎるニュータイプ能力からくる感性の鋭敏さは彼の心に負担を与えていき、やがて彼の精神を追い込んでいく。
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最終決戦で[[パプテマス・シロッコ]]の乗る[[ジ・O]]を撃破するも、シロッコが最後に放った思念によって精神崩壊を起こし、以降戦いから身を引く。
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最終決戦で[[パプテマス・シロッコ]]の乗る[[ジ・O]]を撃破するも、シロッコが最後に放った思念によって[[医療・病障害|精神崩壊]]を起こし、以降戦いから身を引く。
    
=== [[劇場版 機動戦士Ζガンダム]] ===
 
=== [[劇場版 機動戦士Ζガンダム]] ===
 
TV版における凶暴性や感情面の不安定さが薄れており(富野監督曰く'''「健やかな」カミーユ''')、作中の各場面で台詞や行動が異なる。TV原作では感受的過ぎた故に精神崩壊を起こしたが、劇場版では穏やかに受け流す事を覚えた為に無事乗り切った。
 
TV版における凶暴性や感情面の不安定さが薄れており(富野監督曰く'''「健やかな」カミーユ''')、作中の各場面で台詞や行動が異なる。TV原作では感受的過ぎた故に精神崩壊を起こしたが、劇場版では穏やかに受け流す事を覚えた為に無事乗り切った。
また、富野監督は'''「劇場版のカミーユこそが、ニュータイプとして最高の姿」'''と評している。
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また、富野監督は'''「劇場版のカミーユこそが、ニュータイプとして最高の姿」'''と評している<ref>彼に比べればアムロやシャアもオールドタイプに過ぎないとも。但し、劇場版とほぼ同時期の発表で富野氏が基本的に関わっていない『[[機動戦士ガンダムUC|ガンダムUC]]』主人公の[[バナージ・リンクス]]が「完成されたニュータイプ」などとも表現されるため、ファンの間ではアムロらと併せて議論になる事もある。</ref>。
    
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
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その後、[[ネオ・ジオン]]による[[コロニー落とし]]を察知。これをきっかけに眠れる自我を取り戻し、全力で走り出すも悲劇は止まらず、絶望的な光景を目の当たりにすることになった。
 
その後、[[ネオ・ジオン]]による[[コロニー落とし]]を察知。これをきっかけに眠れる自我を取り戻し、全力で走り出すも悲劇は止まらず、絶望的な光景を目の当たりにすることになった。
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爆心地にいたジュドーのように精神が蝕まれる可能性も危惧されたが、最終話では無事に回復した様子が伺える。
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爆心地にいたジュドーのように精神が蝕まれる可能性も危惧されたが、最終話では無事に回復した様子がうかがえる。
    
=== カミーユのその後 ===
 
=== カミーユのその後 ===
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
原作でのキレやすい一面は影を潜め、作品にもよるが冷静な優等生といったイメージが形成されており、同じく凶暴性が影を潜めた劇場版にも近いと言える。より年下の少年少女達がプレイヤー部隊に多かったり、設定的に原作終了後の更に数年後と思われるような参戦の多い影響もあると思われる。ただし、クワトロへの当たりの強さは変わっていない。特に逆襲したシャアに対してはその思想を完全否定し、容赦がない。また、ニュータイプの登場しない作品群のキャラからは、アムロと共にニュータイプには人の心を読む力のある[[超能力]]と間違われる事もしばしば。
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原作『Ζガンダム』の参戦回数がトップクラスなので主人公カミーユのそれもトップクラス。いわゆる「[[御三家]]」と言えば初代『[[機動戦士ガンダム|ガンダム]]』とアムロのイメージに繋がりやすいが、アムロが登場してカミーユが登場しない(その逆も)ケースは[[新スーパーロボット大戦|新]]のみで、世界観のベースに敷かれる頻度は『Ζガンダム』の方が高い。カミーユもまた堂々たる「御三家」主人公キャラの一角と言って良いだろう。
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原作でのキレやすい一面は影を潜め、作品にもよるが冷静な優等生といったイメージが形成されており、同じく凶暴性が影を潜めた劇場版にも近いと言える。より年下の少年少女達が[[プレイヤー部隊]]に多かったり、設定的に原作終了後の更に数年後と思われるような参戦の多い影響もあると思われる。ただし、[[シャア・アズナブル|クワトロ]]への当たりの強さは変わっていない。特に逆襲したシャアに対してはその思想を完全否定し、容赦がない。また、ニュータイプの登場しない作品群のキャラからは、アムロと共にニュータイプには人の心を読む力のある[[超能力]]と間違われる事もしばしば。
    
かつてはたびたびTV版の最終回を再現され、精神崩壊して自軍に復帰しないという事態も起こり得た。しかし、精神崩壊には必ず回避策が設けられているので、イベントを見たい場合以外には回避するのも容易である。『Ζガンダム』本編後設定の参戦では、開始時点で既に精神崩壊を起こした後で療養しているパターンも多いが、それは復活イベントとほぼ同義で、自軍入りが遅めになる以上の危険性は無い。
 
かつてはたびたびTV版の最終回を再現され、精神崩壊して自軍に復帰しないという事態も起こり得た。しかし、精神崩壊には必ず回避策が設けられているので、イベントを見たい場合以外には回避するのも容易である。『Ζガンダム』本編後設定の参戦では、開始時点で既に精神崩壊を起こした後で療養しているパターンも多いが、それは復活イベントとほぼ同義で、自軍入りが遅めになる以上の危険性は無い。
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一部の外伝作品において医者となった後日設定の方がエンディングなどで引用されやすいという、主人公としてはやや珍しいタイプの設定活用を受けている。
 
一部の外伝作品において医者となった後日設定の方がエンディングなどで引用されやすいという、主人公としてはやや珍しいタイプの設定活用を受けている。
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またフォウが生存する作品は多いが、結果的にファを交えた[[三角関係]]が形成されてしまう事が多い。
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また[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が生存する作品は多いが、結果的にファを交えた[[三角関係]]が形成されてしまう事が多い。
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[[能力]]は文句無しのエース級で、初期シリーズは終盤に息切れしやすいイメージがあった[[Ζガンダム]]もニュータイプ用機体の色を強めながら作品を経るごとに強くなり、[[乗り換え]]ずにゲームを貫徹する事も難しくなくなっている。逆に、初期乗機であるガンダムMk-Ⅱは[[スーパーガンダム]]になっても1人乗りというケースも増え、趣味以上の選択意義は乏しい。
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意外と苦戦描写の多かった原作とは裏腹に、スパロボでの[[能力]]は文句無しのエース級。初期シリーズは終盤に息切れしやすいイメージがあった[[Ζガンダム]]もニュータイプ用機体の色を強めながら作品を経るごとに強くなり、[[乗り換え]]ずにゲームを貫徹する事も難しくなくなっている。逆に、初期乗機であるガンダムMk-Ⅱは[[スーパーガンダム]]になっても1人乗りというケースも増え、趣味以上の選択意義は乏しい。
   −
歴代最高のNT能力を持つという評価に対し、作品によってはNTレベルが8止まり(『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』等)だったり、アムロやジュドーよりレベル9に上がる速度が遅かったりしたが、近年の作品では見直されNTレベル9に唯一到達できる。または最速でレベル9に到達できるように修正されている(後述の特種技能の欄参照)。
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歴代最高のNT能力を持つという評価に対し、作品によってはNTレベルが8止まり(『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』等)だったり、アムロやジュドーよりレベル9に上がる速度が遅かったりしたが、近年は見直されてNTレベル9に唯一到達、或いは最速のLvでレベル9に到達できる作品が増えている(後述の特殊技能の欄参照)。
    
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
:初出演作品。[[グランゾン]]に敗れたため[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]に捕まっており、第1話は「救出![[Ζガンダム]]」というカミーユ&Ζガンダムの救出シナリオである。そのため第2話から仲間に加わり、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]とのイベントもあるが、そのせいで[[ファ・ユイリィ|ファ]]を交えた[[三角関係]]がこの作品から始まる事になる。PS版では現実的なレベルで[[覚醒]]を覚える唯一のパイロットであり、通常のプレイではレベル的に誰も[[2回行動]]できないままクリアとなってしまう本作では、数少ない手数を増やす事のできるキャラ。
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:初登場作品。[[グランゾン]]に敗れたため[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]に捕まっており、第1話は「救出!Ζガンダム」というカミーユ&Ζガンダムの救出シナリオである。そのため第2話から仲間に加わり、フォウとのイベントもあるが、そのせいでファを交えた三角関係がこの作品から始まる事になる。
 
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
::[[シュラク隊]]のお姉さんに目が行ったプレイヤーには無視され、自力脱出する羽目になる場合がある。 最初から[[加速]]と[[熱血]]を覚えているので、[[移動力]]が低く[[ビームライフル]]の威力が高い[[Vガンダム]]に乗せ換えてもいいかもしれない。[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]は加速を持たないので、移動力が高いΖガンダムとの相性がよい。
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::[[シュラク隊]]を先に迎えに行った場合、収容されていた基地が[[ドモン・カッシュ|ドモン]]に襲撃されたスキを突いて自力で脱出し、自軍と合流する。 最初から[[加速]]と[[熱血]]を覚えているので、[[移動力]]が低く[[ビームライフル]]の威力が高い[[Vガンダム]]に乗せ換えてもいいかもしれない。[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]は加速を持たないので、移動力が高いΖガンダムとの相性がよい。
 
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
:仲間になった時点で[[精神コマンド]]が一通り揃っており、[[幸運]]を覚える為にレベルが上がりやすく、[[アムロ・レイ|アムロ]]よりも能力が高くなっている場面をよく見かける。終盤はΖガンダムが通用しなくなる為、[[ファンネル]]か[[マップ兵器]]持ちの機体に乗っている可能性が高い。[[シャア・アズナブル|クワトロ]]が加入したときに原作にもあった「[[修正]]」イベントがある。再び洗脳されたフォウとのイベントあり。また、[[隠し要素/第3次|隠し要素]]で[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]をカミーユで倒すとフォウがいない場合精神崩壊イベントが起こる。
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:仲間になった時点で[[精神コマンド]]が一通り揃っており、Ζガンダムの性能も相まって即戦力として活躍する。実は攻撃力自体は主役にしては低いとされる[[アムロ・レイ|アムロ]]以下なのだが、[[幸運]]を覚える為にレベルが上がりやすく、他よりも高いステータスを維持できる。終盤はΖガンダムが通用しなくなる為、[[ファンネル]]か[[マップ兵器]]持ちの機体に乗っている可能性が高い。[[シャア・アズナブル|クワトロ]]が加入したときに原作にもあった「[[修正]]」イベントがある。再び洗脳されたフォウとのイベントあり。また、[[隠し要素/第3次|隠し要素]]で[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]をカミーユで倒すとフォウがいない場合精神崩壊イベントが起こる。
:[[プレイステーション|PS]]のコンプリートボックス版では幸運が削られてしまったが、早期から[[覚醒]]を使えるためやはりマップ兵器と相性がいい。相変わらず[[2回行動]]可能レベルも早め。
   
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
:胞子の谷に皆でピクニックに行った時にファのそばでうたたねをしていたようだが、フォウの名を寝言で呼ぶという大失態を犯し、修羅場になった。能力面では技量がアムロより低いものの、それでもリューネの章では主力を張れる。乗機はZガンダムのままでも良いかもしれないが、最大射程が7止まりなのと本人がひらめきを持たないので、最大射程8の[[キュベレイMk-II]]もおススメ。またリメイク版では熱血を持たないため、攻撃面ではガンダム系最低クラスという主人公にあるまじき待遇となっている。
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:胞子の谷に皆でピクニックに行った時にファのそばでうたたねをしていたようだが、フォウの名を寝言で呼ぶという大失態を犯し、修羅場になった。能力面では技量がアムロより低いものの、それでもリューネの章では主力を張れる。乗機はΖガンダムのままでも良いかもしれないが、最大射程が7止まりなのと本人がひらめきを持たないので、最大射程8の[[キュベレイMk-II]]もおススメ。
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
:[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]]の下でヨーロッパ前線に参加していたが、序盤で[[ロンド・ベル]]に復帰。中盤の地上ルートでは[[破嵐万丈|万丈]]とブライトの声が似ていることを指摘していた。フォウと[[ロザミア・バダム|ロザミア]]のイベントはあるが、終盤の分岐ルートでは[[ティターンズ]]との一応の決着となるシナリオ「栄光の落日」に参戦することができない。
 
:[[ヘンケン・ベッケナー|ヘンケン]]の下でヨーロッパ前線に参加していたが、序盤で[[ロンド・ベル]]に復帰。中盤の地上ルートでは[[破嵐万丈|万丈]]とブライトの声が似ていることを指摘していた。フォウと[[ロザミア・バダム|ロザミア]]のイベントはあるが、終盤の分岐ルートでは[[ティターンズ]]との一応の決着となるシナリオ「栄光の落日」に参戦することができない。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
:フォウとロザミィ絡みのイベントがある。フォウから高レベルの[[信頼補正]]を得られるため、活用すれば非常に強力。今回はフォウが仲間にいる場合にシロッコと戦うと精神崩壊イベントがある。『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』と条件が反対なので注意。中盤以降は例えカミーユでもΖガンダムでは厳しくなる。そのため、[[ビギナ・ギナ]]→[[量産型νガンダム]](フィン・ファンネル装備型)に乗り換えるのが望ましい。
 
:フォウとロザミィ絡みのイベントがある。フォウから高レベルの[[信頼補正]]を得られるため、活用すれば非常に強力。今回はフォウが仲間にいる場合にシロッコと戦うと精神崩壊イベントがある。『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』と条件が反対なので注意。中盤以降は例えカミーユでもΖガンダムでは厳しくなる。そのため、[[ビギナ・ギナ]]→[[量産型νガンダム]](フィン・ファンネル装備型)に乗り換えるのが望ましい。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
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:3部作全てに登場。『第2次』では現実的なレベルで[[覚醒]]を覚える唯一のパイロットであり、通常のプレイではレベル的に誰も[[2回行動]]できないままクリアとなってしまう同作では、数少ない手数を増やす事のできるキャラ。
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:『第3次』では幸運が削られてしまったが、早期から覚醒を使えるためやはりマップ兵器と相性がいい。相変わらず2回行動可能レベルも早め。
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:『EX』では熱血を失ってしまい、攻撃面ではガンダム系最低クラスという主人公にあるまじき待遇となっている。代わりに[[気合]]を覚えるようになったため、開幕から連発して火力を上げたい。また、気合を覚える都合上マサキ隊との合流ルートではシーブックより[[ガンダムF91]]との相性は上。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
:リアル系を選ぶと原作と同じ流れで[[エゥーゴ]]に入る。また、[[ΖΖガンダム]]を盗んだジュドーにNTの資質を感じ取って容認する行動を取ったため、バニングと合意の上で彼から修正を喰らい、責任を感じたジュドーが味方入りするきっかけを作った。このあたり、原作の彼からは考えられない行動である(それでも選択肢次第では原作通りクワトロを殴打するイベントが存在しているが)。終盤、フォウがいない状態でシロッコと戦闘すると精神崩壊するが、精神崩壊したとしてもEDで復活する。[[信頼補正]]は今作と『α外伝』ではファと相互のものになり、フォウとは存在しなくなった。
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:リアル系を選ぶと原作と同じ流れで[[エゥーゴ]]に入る。また、[[ΖΖガンダム]]を盗んだジュドーに[[ニュータイプ]]の資質を感じ取って容認する行動を取ったため、バニングと合意の上で彼から修正を喰らい、責任を感じたジュドーが味方入りするきっかけを作った。このあたり、原作の彼からは考えられない行動である(それでも選択肢次第では原作通りクワトロを殴打するイベントが存在しているが)。終盤、フォウがいない状態でシロッコと戦闘すると精神崩壊するが、精神崩壊したとしてもEDで復活する。[[信頼補正]]は今作と『α外伝』ではファと相互のものになり、フォウとは存在しなくなった。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:条件を満たせば第1話にて味方増援、そうでなければ2話増援で登場する。[[援護]]なしNT主人公の一角だが、序盤こそ他の同格キャラと比べて売りが少ないもののやはり能力が高く(初期レベルのステータス合計値はアムロとほぼ同等)、未来以後[[気合]]を覚えると運用しやすくなり、後半は[[覚醒]]と[[魂]]も覚えるため[[マップ兵器]]要員にもなりうる。ニュータイプLvが9まで行くので、ニュータイプ補正込みの最終的なステータス合計値は[[援護]]なしNT主人公でも屈指の高さとなる。
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:条件を満たせば第1話にて味方増援、そうでなければ2話増援で登場する。[[援護]]なしNT主人公の一角だが、序盤こそ他の同格キャラと比べて売りが少ないもののやはり能力は高く(初期レベルのステータス合計値はアムロとほぼ同等)、[[気合]]を覚えると運用がしやすくなり、後半には[[覚醒]]と[[魂]]も覚えるため、[[マップ兵器]]要員にもなりうる。NTLvが9まで行くので、その補正込みの最終的なステータス合計値は、援護なしNT主人公でも屈指の高さとなる。
:[[Ζガンダム]]のパワーアップイベントにも関与しており、カミーユの覚醒により強化されたΖガンダムの強さは凄まじい。最強武器は格闘なので、Ζガンダムに乗り続けるなら、ある程度格闘武器を使って挌闘値を伸ばしておくといい。
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:[[Ζガンダム]]のパワーアップイベントにも関与しており、カミーユの覚醒により強化されたその強さは凄まじい。最強武器のウェイブライダー突撃は格闘なので、Ζガンダムに乗り続けるなら、格闘武器を使って格闘値を伸ばしておきたい。
:台詞も大幅に新規収録された。彼絡みのイベントとして前述のパワーアップにも絡むロザミィのイベントがあり、フォウやロザミィを気に掛けるカミーユに遂にファがジェラシーを爆発させてしまう展開となっている。エンディングでは、しばらく戦いから遠ざかりたいという願いからファと共に故郷であるサイド7へと帰っていった。また、[[プリベンター]]本部へルーと共に旅立っていったフォウを笑顔で見送った。
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:台詞も大幅に新規収録された。彼絡みのイベントとして前述のパワーアップにも絡むロザミィのイベントがあり、フォウやロザミィを気に掛けるカミーユに対し、ついにファがジェラシーを爆発させてしまう展開となっている。エンディングではしばらく戦いから遠ざかりたいという願いから、ファと共に故郷のサイド7へと帰っていった。また、[[プリベンター]]本部へ[[ルー・ルカ]]と共に旅立つフォウを笑顔で見送っている。
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:人類に絶望したシャアに激怒する姿が見られる。しかし、最終決戦では「なんであんな事をしたんだ」と発言するなど、複雑な感情が描かれている。既に[[エゥーゴ]]を離れて[[ネオ・ジオン]]総帥となったシャアを最初は「クワトロ大尉」と呼んだが、[[Ζガンダム]]の強化イベント後は一貫して「シャア」と呼ぶ。これらは「逆シャア」ではカミーユ不在で実現しなかったためにまさにスパロボのif展開が活かされている。また前作でファを選んだ流れとはいえ、フォウが加わった時はファもいることもあり気まずい雰囲気だった。能力・精神コマンド・小隊長能力、いずれも極めて高い。反撃が強化され、序盤から[[気合]]を使えるので[[ΖΖガンダム]][[ガンダムF91]]など必要気力が高い[[全体攻撃]]を持つ機体に乗せておくと便利。Ζガンダムは武装追加後も全体攻撃ができず反撃戦法には向かないため、小隊長能力との相性は一貫して良くない。
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:エゥーゴを離れ[[ネオ・ジオン]]総帥となった[[シャア・アズナブル]]を最初は「クワトロ大尉」と呼ぶが、Ζガンダム強化イベント後は一貫して「シャア」と呼ぶ。人類に絶望したシャアに激怒する一方、最終決戦では「なんであんなことをしたんだ」と発言するなど、複雑な感情を覗かせる。カミーユが不在だった『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』では実現しなかったIFの世界が展開される。前作でファを選んだ流れとはいえ、フォウが加わった時は気まずい雰囲気になっていた。
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:本作でも能力面は極めて優秀。序盤から気合が使え、また[[小隊長能力]]で反撃が強化されるので、ΖΖガンダムや[[ガンダムF91]]など、必要気力が高い[[全体攻撃]]を持つ機体に乗せておくと便利。武装追加後も全体攻撃ができないΖガンダムは反撃戦法には向かず、小隊長能力との相性はイマイチ。しかしアムロやジュドーと異なり格闘も伸びるため(逆に射撃の成長力は劣る)、[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン系]]以外で、ウェイブライダーの突撃を生かせる貴重な存在でもある。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:今回は[[地球連邦軍]][[ブルーコスモス]]派台頭による暴走で再び人間同士の醜い争いが再発した事により、シャアのやっていた事は正しいのではないかと疑問視する姿が描かれた。その影響で一度だけ出撃できないシナリオがある(援軍として強制出撃するが)。また他のイベントとしては[[キラ・ヤマト|キラ]]の暴挙を最初に止める役割を担っており、それが原因でキラとはやや気まずい関係となる。ジュドーには、αの頃に比べて丸くなったと言われる。全ての戦いが終わった後は、[[チェーン・アギ|チェーン]]の紹介で、[[アナハイム・エレクトロニクス]]にモビルスーツの工学者として就職。サイコミュを含めたモビルスーツを軍事兵器以外の用途を前提に可能性を追及していく抱負を語った。
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:[[機動戦士ガンダムSEED]]』の参戦により、再び人間同士の醜い争いが再発したことで、「シャアのやっていたことは正しかったのではないか」と疑問視する姿が描かれる。思い悩む余り、アラスカルート第33話「暁への脱出」では出撃できないところまで陥るが、[[アークエンジェル]]を去る[[カズイ・バスカーク]]に後を頼まれるなどして立ち直る。また他のイベントとしては、[[キラ・ヤマト]]の増長を最初に止める役割を担っており、それが原因でキラとはやや気まずい関係となる。ジュドーには『α』の頃に比べて丸くなったと言われる。全ての戦いが終わった後は[[チェーン・アギ]]の紹介で、[[アナハイム・エレクトロニクス]]に[[モビルスーツ]]の工学者として就職。[[サイコミュ]]含め、モビルスーツの技術を軍事兵器以外に転用するための抱負を語った。
:Zガンダムに全体攻撃版のハイパーメガランチャーが追加されたが、燃費が悪いので乗り続けるならEセーブの習得は必須。小隊員として覚醒要員にするならリ・ガズィに乗せるのもアリ。
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:『第2次α』から、[[ひらめき]]が[[直感]]に変化。Ζガンダムには全体攻撃版のハイパーメガランチャーが追加されたが、燃費が悪いので乗り続けるなら[[Eセーブ]]習得は必須。小隊員として覚醒要員にするなら[[リ・ガズィ]]に乗せるのもアリ。[[隠し要素/第3次α|隠し要素]]を満たせば、終盤には[[キュベレイ]]や[[サザビー]]など全体攻撃の強力な機体が複数参戦するため、乗機の候補は多い。一方でウェイブライダーの突撃を生かせる唯一無二の存在ともなる。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
:劇場版で登場。そのために顔グラも劇場版準拠となっている。今回劇場版ということでこれまで以上に好青年ぶりに磨きがかかり、今作ではDESTINY関連とのクロスオーバーが多く、シンの友人&アドバイザーも担当。おかげでレイとアスランの影が薄くなる。ちなみに、劇場版ではなかったシャアに殴りかかるイベントが存在する(アムロに止められ未遂に終わる)。ロザミアとは特に絡まない。能力はいつも通りアムロやクワトロに匹敵する高さだが、まだ経験不足ということでか[[技量]]がやや低め(エマのほうが高い)。[[オープニング戦闘デモ]]では[[ガンダムMk-II]]に乗っている。
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:劇場版で登場。そのために顔グラも劇場版準拠となっている。今回劇場版ということでこれまで以上に好青年ぶりに磨きがかかり、今作ではDESTINY関連とのクロスオーバーが多く、シンの友人&アドバイザーも担当。おかげでレイとアスランの影が薄くなる。ちなみに、劇場版ではなかったシャアに殴りかかるイベントが存在する(アムロに止められ未遂に終わる)。ロザミアとは特に絡まない。能力はいつも通りアムロやクワトロに匹敵する高さだが、まだ経験不足ということでか[[技量]]がやや低め(エマのほうが高い)。[[オープニング戦闘デモ]]では[[ガンダムMk-II]]に乗っている。セツコルートの1話時点では珍しく敵として登場する。
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
:前作からの継続参戦。Ζガンダムに追加された新技「ビーム・コンフューズ」には専用の台詞があるが、(おそらく前作の)没セリフの流用だったのか、特殊台詞等の新録が行われていない。エンディングでは[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の計らいで、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[シン・アスカ|シン]]と共に[[OZ]]へ参加するが……?
 
:前作からの継続参戦。Ζガンダムに追加された新技「ビーム・コンフューズ」には専用の台詞があるが、(おそらく前作の)没セリフの流用だったのか、特殊台詞等の新録が行われていない。エンディングでは[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の計らいで、[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[シン・アスカ|シン]]と共に[[OZ]]へ参加するが……?
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
:破界篇に引き続き登場。当初は[[OZ]]に参加していたが、[[アロウズ]]との対立の中で強硬になっていくOZに疑問を感じ、[[シン・アスカ|シン]]達と共にOZを脱走。[[プトレマイオス2|トレミー]]チームと合流し自軍に参戦する。シナリオ上での出番も多く、[[ニュータイプ]]として[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の「革新」を早期から感じ取っており、[[アムロ・レイ|アムロ]]達と共に彼の変化を見守り、時には先輩として導いていく。
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:破界篇に引き続き登場。当初は[[OZ]]に参加していたが、[[アロウズ]]との対立の中で強硬になっていくOZに疑問を感じ、[[シン・アスカ|シン]]達と共にOZを[[脱走イベント|脱走]]。[[プトレマイオス2|トレミー]]チームと合流し自軍に参戦する。シナリオ上での出番も多く、[[ニュータイプ]]として[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の「革新」を早期から感じ取っており、[[アムロ・レイ|アムロ]]達と共に彼の変化を見守り、時には先輩として導いていく。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:今回は[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]所属のテストパイロットになっている。最初は[[リゼル]]に乗り、途中でΖガンダムに乗り換える。また飛田氏による大幅なボイス新録がされた。本作での新録音声は以前収録されたものより飛田氏の声が低くなっている。
 
:今回は[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム]]所属のテストパイロットになっている。最初は[[リゼル]]に乗り、途中でΖガンダムに乗り換える。また飛田氏による大幅なボイス新録がされた。本作での新録音声は以前収録されたものより飛田氏の声が低くなっている。
:本作は『逆シャア』と『UC』が物語のメインの一角を担っていることもあり出番も多く、後輩のニュータイプである[[バナージ・リンクス|バナージ]]を導きつつも、ネオジオン総帥として起ったシャアへ複雑な感情を抱き、不安定な心境を見せることが多くなり、以前とは逆にシンにフォローされるといった一幕も見られた。
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:本作は『逆シャア』と『UC』が物語のメインの一角を担っていることもあり出番も多く、後輩のニュータイプである[[バナージ・リンクス|バナージ]]を導きつつも、ネオ・ジオン総帥として起ったシャアへ複雑な感情を抱き、不安定な心境を見せることが多くなり、以前とは逆にシンにフォローされるといった一幕も見られた。
 
:一方で17話Aルートでは'''劇場版かつ原作終了後にも関わらず名前のことを言われてDVEつきでブチキレる'''場面があり、加えてエースボーナス取得時には「生身の人間にMSのバルカンをぶっ放した」ことをネタにされ、後半とあるエピソードでは(シン曰く)ラッキースケベになるなどコミカルタッチな場面も何度か見られた。
 
:一方で17話Aルートでは'''劇場版かつ原作終了後にも関わらず名前のことを言われてDVEつきでブチキレる'''場面があり、加えてエースボーナス取得時には「生身の人間にMSのバルカンをぶっ放した」ことをネタにされ、後半とあるエピソードでは(シン曰く)ラッキースケベになるなどコミカルタッチな場面も何度か見られた。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
138行目: 144行目:  
:物語開始前に精神崩壊していたが、気付いたら[[スーパーガンダム]]で飛び出していたという離れ業を行う。[[ルー・ルカ|ルー]]が[[宇宙]]で使用しているため、第1部ではΖガンダムに乗れず、第3部からになる。必修精神コマンドは、「[[集中]]」「[[ひらめき]]」「[[覚醒]]」「[[熱血]]」の4種。安定のエースだが、最後に習得するのが「[[ド根性]]」や「[[気合]]」「[[狙撃]]」などロクなのを覚えない。
 
:物語開始前に精神崩壊していたが、気付いたら[[スーパーガンダム]]で飛び出していたという離れ業を行う。[[ルー・ルカ|ルー]]が[[宇宙]]で使用しているため、第1部ではΖガンダムに乗れず、第3部からになる。必修精神コマンドは、「[[集中]]」「[[ひらめき]]」「[[覚醒]]」「[[熱血]]」の4種。安定のエースだが、最後に習得するのが「[[ド根性]]」や「[[気合]]」「[[狙撃]]」などロクなのを覚えない。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
:ようやくΖに乗れる。Ζは本作の主力の一角なので、しっかり強化しよう。ちなみに、本作では[[サイコガンダム]]を入手できるのだが、彼はどんな気持ちだったのだろうか。最後に1/6の確率で「[[魂]]」を覚えるようになった。
+
:ようやくΖガンダムに乗れる。Ζガンダムは本作の主力の一角なので、しっかり強化しよう。ちなみに、本作では[[サイコガンダム]]を入手できるのだが、彼はどんな気持ちだったのだろうか。最後に1/6の確率で「[[魂]]」を覚えるようになった。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:基本的には[[スパロボ補正]]のかかった所謂「優等生カミーユ」。同世代キャラにも敬語で接し、更には暴走しがちな[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]のフォローを苦笑しながら引き受ける余裕も見せるなど、従来のシリーズ(もしくは、後に製作された劇場版三部作)以上に折り目正しく温厚な印象が強い。尤も、[[ジェリド・メサ|ジェリド]]からの挑発に我を忘れて熱くなる描写も存在するが…。ウェイブライダー突撃は[[格闘]]武器だが格闘が低め(NTパイロットの中では最高)。安定性を求めるなら[[ΖII]]に乗せてもいい。特殊台詞もある。戦力としては相変わらずの高ステータス・高NTレベルで特に第1部では頼れる。しかし他スキルと精神がイマイチなので、個性的なMSパイロットが揃う本作においてはやや地味な印象か。
+
:基本的には[[スパロボ補正]]のかかった所謂「優等生カミーユ」。同世代キャラにも敬語で接し、更には暴走しがちな[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]のフォローを苦笑しながら引き受ける余裕も見せるなど、従来のシリーズ(もしくは、後に製作された劇場版三部作)以上に折り目正しく温厚な印象が強い。尤も、[[ジェリド・メサ|ジェリド]]からの挑発に我を忘れて熱くなる描写も存在するが…。ウェイブライダー突撃は[[格闘 (武器属性)|格闘武器]]だが格闘が低め(NTパイロットの中では最高)。安定性を求めるなら[[ΖII]]に乗せてもいい。特殊台詞もある。戦力としては相変わらずの高ステータス・高NTレベルで特に第1部では頼れる。しかし他スキルと精神がイマイチなので、個性的なMSパイロットが揃う本作においてはやや地味な印象か。『COMPACT2』同様Ζに乗れるのは3部に入ってからであり、Mk-IIは単機性能が物足りずスーパーガンダムは出撃枠が2つ必要とそれまでは乗せる機体に迷いがち。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
:序盤から加入。[[見切り]]をデフォルトで覚えているのはいいが、[[援護攻撃]]がないのが難。
 
:序盤から加入。[[見切り]]をデフォルトで覚えているのはいいが、[[援護攻撃]]がないのが難。
146行目: 152行目:  
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
:[[グリプス戦役]]後に地球で療養していたが、連邦軍の情報を引き出す目的で[[ギニアス・サハリン]]に捕まり、情報を聞き出せるような精神状況ではなかったため[[キンバライト基地]]で拘束されていた。第7話で核を装備した[[ガンダム試作2号機]]が宇宙に打ち上げられたショックから正気を取り戻し、ガンダムMk-IIで戦闘に参加しロンド・ベル隊に加わる。ちなみにAはクワトロが当初は初代シャアの設定でジオン残党に参加しているため、[[グリプス戦役]]後に初対面となるという珍しい設定(旧シリーズもそれに近いが)。
+
:[[グリプス戦役]]後に地球で療養していたが、連邦軍の情報を引き出す目的で[[ギニアス・サハリン]]に捕まり、情報を聞き出せるような精神状況ではなかったため[[キンバライド基地]]で拘束されていた。第7話で核を装備した[[ガンダム試作2号機]]が宇宙に打ち上げられたショックから正気を取り戻し、ガンダムMk-IIで戦闘に参加しロンド・ベル隊に加わる。ちなみに『A』のクワトロは、当初は初代シャアの設定でジオン残党に参加しているため、[[グリプス戦役]]後に初対面となるという珍しい設定(旧シリーズもそれに近いが)。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
::GBA版に引き続き[[魂]]を覚えないのは残念だが、「[[気力]]130以上で与ダメージ1.2倍」という非常に強力なエースボーナスを持つ。GBA版と異なり、[[格闘]]も高いので[[Ζガンダム]]の必殺武器も効果的に生かせる。
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::GBA版に引き続き[[魂]]を覚えないが、「[[気力]]130以上で与ダメージ1.2倍」という非常に強力なエースボーナスを持つため、エースにさえ到達できれば一転して常時高火力になる。GBA版と異なり[[格闘 (能力)|格闘]]も高く、カスタムボーナスで武装が追加される[[Ζガンダム]]の各種必殺武器も効果的に生かせる。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
 
:[[フォートセバーン]]に幽閉されていたが、中盤に[[スーパーガンダム]]に乗って参戦。ΖΖの途中のはずだが、ファの看護で精神崩壊から回復したことになっている。Ζガンダムはエゥーゴと合流したあと、ルーが乗っていたものを使えるが、性能がいまいちで、[[ΖΖガンダム]]に[[乗り換え]]た方が活躍できる。ファとフォウどちらと隣接してもハートマークが出る。
 
:[[フォートセバーン]]に幽閉されていたが、中盤に[[スーパーガンダム]]に乗って参戦。ΖΖの途中のはずだが、ファの看護で精神崩壊から回復したことになっている。Ζガンダムはエゥーゴと合流したあと、ルーが乗っていたものを使えるが、性能がいまいちで、[[ΖΖガンダム]]に[[乗り換え]]た方が活躍できる。ファとフォウどちらと隣接してもハートマークが出る。
169行目: 175行目:  
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
 
:第29話で参戦。シロッコとの戦いの後に[[アル・ワース]]に飛ばされ、聖地ホーリーウッド付近で療養していた。
 
:第29話で参戦。シロッコとの戦いの後に[[アル・ワース]]に飛ばされ、聖地ホーリーウッド付近で療養していた。
:今作でもエース級のパラメータで即戦力となるが、[[エースボーナス]]は射程が短いZガンダムよりもファンネル搭載機の方が活かしやすく、本作はニュータイプ専用機を多数入手出来るため乗り換え先も豊富。ただしZガンダムのウェイブライダー突撃はカミーユ専用であり、攻撃力も歴代トップクラスと強力なため、乗り換えは一長一短あり。
+
:今作でもエース級のパラメータで即戦力となるが、[[エースボーナス]]は射程が短いΖガンダムよりもファンネル搭載機の方が活かしやすく、本作はニュータイプ専用機を多数入手出来るため乗り換え先も豊富。ただしΖガンダムのウェイブライダー突撃はカミーユ専用であり、攻撃力も歴代トップクラスと強力なため、乗り換えは一長一短あり。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
:第10話で参戦。今作は劇場版と同じく精神崩壊が起こらなかったため、最初からΖガンダムのパイロットとしてジュドーと共に戦う。
 
:第10話で参戦。今作は劇場版と同じく精神崩壊が起こらなかったため、最初からΖガンダムのパイロットとしてジュドーと共に戦う。
178行目: 184行目:  
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
:珍しく地球在住という設定で登場。主に『Ζ』と『W』の世界観を反映しているからかガンダム強奪のイベントなど再現も多く出番も多い。スーパー系でエマを仲間にした場合、ファ操縦の[[メタス]]に同乗して登場と、なんとも情けない初登場シーンとなる。
+
:珍しく地球在住という設定で登場。主に『Ζガンダム』と『ガンダムW』の世界観を反映しているからか、ガンダム強奪のイベントなど再現も多く出番も多い。スーパー系でエマを仲間にした場合、ファ操縦の[[メタス]]に同乗して登場と、なんとも情けない初登場シーンとなる。
 +
:地味に軍服と私服のカットインが両方用意されており、状況に合わせて使い分けられている<ref>服装が変わるキャラは他にもいるが、基本的に所属が変わったのに合わせての変化だったり、一度変わった後はそのままということが大半である。</ref>。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
:『ΖΖ』終了直後の設定の為、物語開始前に原作同様に精神崩壊して、1年ほど療養していたが、回復してファを置いてパイロットとして復帰した。復帰直後に行方不明になっていたクワトロと『D』と同じ流れで一悶着あるが、『D』とは違い、クワトロもまだ人類に絶望していなかったのですぐに和解する。ギガノスとの決戦の際、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]の母親が人質に取られていた事にかつての自分を重ねる描写があり、ケーンを批判した[[ジェームス・C・ダグラス|ダグラス]]に対し怒りをあらわにするというイベントがある。エンディングではクワトロが用意した住居にファと共に暮らす事に。また、[[Ζガンダム]]も[[木星]]へと旅立つジュドー達に再度、預けた様子。
 
:『ΖΖ』終了直後の設定の為、物語開始前に原作同様に精神崩壊して、1年ほど療養していたが、回復してファを置いてパイロットとして復帰した。復帰直後に行方不明になっていたクワトロと『D』と同じ流れで一悶着あるが、『D』とは違い、クワトロもまだ人類に絶望していなかったのですぐに和解する。ギガノスとの決戦の際、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]の母親が人質に取られていた事にかつての自分を重ねる描写があり、ケーンを批判した[[ジェームス・C・ダグラス|ダグラス]]に対し怒りをあらわにするというイベントがある。エンディングではクワトロが用意した住居にファと共に暮らす事に。また、[[Ζガンダム]]も[[木星]]へと旅立つジュドー達に再度、預けた様子。
184行目: 191行目:  
:気合を覚えるので[[アタッカー]]の発動や合体攻撃の使用が素早く可能で、リベンジも最初から習得済みとNT勢の中で特に火力面が光る。
 
:気合を覚えるので[[アタッカー]]の発動や合体攻撃の使用が素早く可能で、リベンジも最初から習得済みとNT勢の中で特に火力面が光る。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})
:外宇宙から帰ってくるとエマやクワトロ共々[[ホワイトベース]]のクルーとして登場。[[ティターンズ]]が出てこないので原作の敵がハマーンくらいしかおらず、[[いるだけ参戦]]に近い。ジュドーを庇って[[修正]]された『[[スーパーロボット大戦α|α]]』とは逆にMSを盗んだシャングリラ・チルドレンを修正したりと、珍しくTV版寄りな性格。また、[[アムロ・レイ|アムロ]]がファースト時代の設定で同年代である為か、アムロに対してタメ口で話すというかなり異例の一幕も見ることができる。Ζ自体いるだけ参戦なので、フォウかジュドーが絡むシナリオ以外では空気であることが多い。
+
:外宇宙から帰ってくるとエマやクワトロ共々[[ホワイトベース]]のクルーとして登場。[[ティターンズ]]が出てこないので原作の敵がハマーンくらいしかおらず、[[いるだけ参戦]]に近い。ジュドーを庇って[[修正]]された『[[スーパーロボット大戦α|α]]』とは逆にMSを盗んだシャングリラ・チルドレンを修正したりと、珍しくTV版寄りな性格。また、[[アムロ・レイ|アムロ]]がファースト時代の設定で同年代である為か、アムロに対してタメ口で話すというかなり異例の一幕も見ることができる。『Ζガンダム』自体いるだけ参戦なので、フォウかジュドーが絡むシナリオ以外では空気であることが多い。デフォルトで[[狙い撃ち]]技能を持つのでM[[サイズ]]ユニットが不遇な本作でも充分使っていける。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:[[Ζガンダム]]と[[ガンダムMk-II]]のパイロット。
 
:[[Ζガンダム]]と[[ガンダムMk-II]]のパイロット。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
:TV版設定。ジオンのスパイである連邦兵クワトロの部下として登場、クワトロと共にコネクト・フォース入りする。軍籍は地球連邦軍なので、たびたびホワイトベースと共に召集がかかっている。クワトロの素性は知っており、かつて修正したことがあるらしい。また、クワトロがジオンに戻りシャア・アズナブルとして立ちはだかった際には怒りを隠せなかった。
+
:TV版設定。ジオンの[[スパイ]]である連邦兵クワトロの部下として登場、クワトロと共に[[コネクト・フォース]]入りする。軍籍は地球連邦軍なので、たびたびホワイトベースや[[クリスチーナ・マッケンジー]]と共に召集がかかっている。クワトロの素性は知っており、かつて修正したことがあるらしい。また、クワトロがジオンに戻りシャア・アズナブルとして立ちはだかった際には怒りを隠せなかった。
:『GC』同様にティターンズが不在どころか、ファ達すら影も見せない。直に絡める『Ζガンダム』キャラがクワトロとハマーンぐらいしかおらず、いるだけ参戦感が一層如何ともし難い。その2人は大いに活躍する筋の中、[[ZOIDS新世紀/ZERO|主人公を削る]]わけには流石にいかなかったのだろうが…。乗機のΖガンダムは、宇宙では対宙MAP兵器が優秀だが、地上ではやや半端な1人ユニットという水準なので、いかに宇宙で稼がせるかが肝だろう。
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:『GC』同様にティターンズが不在どころか、ファ達すら影も見せない。アムロやブライトらは一年戦争時代の枠を出ず、直に絡める『Ζガンダム』キャラもクワトロとハマーンぐらいしかおらず、いるだけ参戦感が一層如何ともし難い。その2人は大いに活躍する筋の中、[[ZOIDS新世紀/ZERO|主人公を削る]]わけには流石にいかなかったのだろうが…。乗機のΖガンダムは、宇宙では対宙MAP兵器が優秀だが、地上ではやや半端な1人ユニットという水準なので、いかに宇宙で稼がせるかが肝だろう。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:ユニットとしてはリリース当初から登場していたが、本編への登場は第2章からとなる。デザインは劇場版だが、性格はTV版そのまんまという珍しい設定。従来作と比べて他人に対して刺々しい態度で接するシーンが目立つ。[[ガンダムMk-II]]のユニットクエストではヒルダ殺害についても触れられている。
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:ユニットとしてはリリース当初から登場していたが、本編への登場は第2章からとなる。デザインは劇場版だが、性格はTV版そのまんまという珍しい設定。従来作と比べて他人に対して刺々しい態度で接するシーンが目立つ。[[ガンダムMk-II]]のユニットクエストでは母ヒルダの殺害についても触れられている。
 
:当初実装されたパイロットパーツ(PP)はボイスがなかったが、2017年5月のイベント「麗しき花、心の行く末」にてボイス付きPPが別個に実装された。二つのPPは精神スキルやアビリティツリーの内容で差別化されている。2020年8月のアップデートにてボイスがなかった旧PPにもボイスが追加実装された。なお、旧PPと新PPでボイスの内容が異なる。
 
:当初実装されたパイロットパーツ(PP)はボイスがなかったが、2017年5月のイベント「麗しき花、心の行く末」にてボイス付きPPが別個に実装された。二つのPPは精神スキルやアビリティツリーの内容で差別化されている。2020年8月のアップデートにてボイスがなかった旧PPにもボイスが追加実装された。なお、旧PPと新PPでボイスの内容が異なる。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:原作終了後設定。序章ワールド2より参戦。
 
:原作終了後設定。序章ワールド2より参戦。
:攻撃的な精神コマンドを持つがZガンダムが回避命中タイプで基礎的な攻撃力が圧倒的に不足しており、妙にチグハグした組み合わせになっている。運用するのであれば支援ユニットパーツで回避系精神を充実させ、ビーム属性ブレイク係として運用するのが無難か。
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:攻撃的な精神コマンドを持つがΖガンダムが回避命中タイプで基礎的な攻撃力が圧倒的に不足しており、妙にチグハグした組み合わせになっている。運用するのであれば支援ユニットパーツで回避系精神を充実させ、[[ビーム兵器|ビーム属性]]ブレイク係として運用するのが無難か。
 
:2020年2月からはフォウに対応した支援ユニットパーツとしても登場。
 
:2020年2月からはフォウに対応した支援ユニットパーツとしても登場。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 +
:音声も新規収録されている。久しぶりに初期搭乗機がガンダムMk-IIから始まる。フラグ次第ではシリーズでも初めて[[フルアーマーガンダムMk-II]]に搭乗する。
 +
:グリプス戦役後、ファ共々[[オーガスタニュータイプ研究所|オーガスタ研究所]]に被験体として囚われており、アムロや[[ヨナ・バシュタ|ヨナ]]らに救出される。自軍加入後はあまり目立たない。
 +
:今作ではシャアと再会した途端に彼を殴っているが、内心では彼の心情も少しは理解していたためか『D』の時ほど否定はしていない。
 +
:[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC]]で追加される一部のミッションでは、本編とは異なる新規の立ち絵が用意されている(今作はTV版設定なので、TV版のカミーユの立ち絵が用意されたと思われる)。
 +
:エクストラチャプターのEDでは大学に進学する意志を示している。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
;[[リアルロボットレジメント]]
  −
:ストーリーではガンダムMk-IIに搭乗した後、Zガンダムに乗り換える。
   
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
 
;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
 
:「エゥーゴ共和国」の軍人で、アムロと並ぶエースパイロット。Ζガンダムに搭乗する。特殊能力は「ねらう」。ただし、ストーリー進行の都合で、対ボス戦には参加せず(他には[[ハマーン・カーン|ハマーン]]も対ボス戦非参加)、ほとんど戦闘させる事なく仲間から外れるため出番が少ない。
 
:「エゥーゴ共和国」の軍人で、アムロと並ぶエースパイロット。Ζガンダムに搭乗する。特殊能力は「ねらう」。ただし、ストーリー進行の都合で、対ボス戦には参加せず(他には[[ハマーン・カーン|ハマーン]]も対ボス戦非参加)、ほとんど戦闘させる事なく仲間から外れるため出番が少ない。
209行目: 220行目:  
:ルートによっては敵としても登場するが、いずれにしても仲間に加わる。
 
:ルートによっては敵としても登場するが、いずれにしても仲間に加わる。
 
:[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・シロッコルートでは戦いたがらないアムロを「あんたあのアムロ・レイだろ!?」と修正する。なお同ルートでは、「ハマーンはネオジオンを組織した女」と発言しているが、彼は『Ζガンダム』の時代から転写されているので、このセリフはNGである。
 
:[[アマンダラ・カマンダラ|ポセイダル]]・シロッコルートでは戦いたがらないアムロを「あんたあのアムロ・レイだろ!?」と修正する。なお同ルートでは、「ハマーンはネオジオンを組織した女」と発言しているが、彼は『Ζガンダム』の時代から転写されているので、このセリフはNGである。
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;[[リアルロボットレジメント]]
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:ストーリーではガンダムMk-IIに搭乗した後、Ζガンダムに乗り換える。
 +
;[[Another Century's Episode]]
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:
 +
;[[Another Century's Episode: R]]
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:
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;[[Another Century's Episode Portable]]
 +
:
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[射撃 (能力)|射撃]]が非常に高く、[[命中#命中(能力)|命中]]・[[回避#回避(能力)|回避]]も高水準で自軍のエースとなる。また、当初は[[格闘 (能力)|格闘]]が低かったが、機体の特性([[Ζガンダム]]に強力な格闘系の武器が追加された)に合わせ、近年は格闘も徐々に上昇している。ただし、[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]は非常に低いので被弾時のダメージはかなりでかい。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では新米の兵士だからか、[[技量]]はアムロやシャアと比べると低めに設定されている。しかし[[魂]]を覚えるため、火力はその二人よりも高い。
+
[[射撃 (能力)|射撃]]が非常に高く、[[命中#命中(能力)|命中]]・[[回避#回避(能力)|回避]]も高水準で自軍のエースとなる。また、当初は[[格闘 (能力)|格闘]]が低かったが、機体の特性([[Ζガンダム]]に強力な格闘系の武器が追加された)に合わせ、近年は格闘も徐々に上昇している。ただし、[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]は非常に低いので被弾時のダメージはかなりでかい。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では新米の兵士だからか、[[技量]]はアムロやシャアと比べると低めに設定されている。[[魂]]を覚えるため火力はその二人よりも高いが、差別化の為か覚醒や決意など行動回数に関係するモノを覚えるのは少なくなってきている。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
252行目: 271行目:  
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦D|D]]、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''
 
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]
+
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦X|X]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[気迫]]、[[魂]]'''
 
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[気迫]]、[[魂]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
 
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
309行目: 328行目:  
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:'''[[ニュータイプ|ニュータイプ(カミーユ)]]'''
 
:'''[[ニュータイプ|ニュータイプ(カミーユ)]]'''
:照準値、運動性を向上させる。
+
:照準値・運動性が増加する。
 
:'''[[闘争心|闘争心(カミーユ)]]'''
 
:'''[[闘争心|闘争心(カミーユ)]]'''
:必殺技威力並びに、反撃時の与ダメージ増加させ、25%の確率で[[カウンター|先制攻撃]]を行う。
+
:メインスロットの必殺技威力・反撃時の与ダメージが増加する。25%の確率で[[カウンター|先制攻撃]]を行う。
 
:'''気配察知(カミーユ)'''
 
:'''気配察知(カミーユ)'''
 
:運動性が増加する、気力130以上のとき、ステージ中一度だけ「[[闘志]]」(LVを上げると「[[不屈]]」も追加される)がかかる。
 
:運動性が増加する、気力130以上のとき、ステージ中一度だけ「[[闘志]]」(LVを上げると「[[不屈]]」も追加される)がかかる。
 +
:'''[[アタッカー]](カミーユ)'''
 +
:攻撃力が増加する。攻撃命中時と回避した時の気力上昇量が増加する。
 +
:'''[+][[見切り]](カミーユ)'''
 +
:命中率・回避率が増加する。気力上限が増加する。
 +
:'''[X]恋人たち'''
 +
:照準値・運動性が増加する。出撃後1度だけ、ステージ開始時「[[ひらめき]]」(LVを上げると「[[直撃]]」も追加される)がかかる。
 +
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 +
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[闘争心]]L2、[[精神耐性]]'''
 +
:VXTから援護攻撃が抜けた構成。
    
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
 
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
325行目: 353行目:  
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力130以上で与ダメージ1.2倍
 
;気力130以上で与ダメージ1.2倍
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。[[アタッカー]]とほぼ同じ能力。
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:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。[[アタッカー]]とほぼ同じ能力。同作で[[魂]]を持たないカミーユが[[熱血]]一本で魂持ち並の火力を叩き出すことができる。[[ガンダム+Gファイター|ガンダム(MA)]]のメインパイロット候補の一人でもあり、魂持ちをサブパイロットにすることで、旧世代機とは思えない瞬発力の実現もできる。ちなみに、[[アクセル・アルマー|同作の]][[ラミア・ラヴレス|主人公]]も同じボーナス。
 
;クリティカル率+20%。反撃時敵に与える最終ダメージ1.2倍(敵対する軍勢のフェイズ時に与ダメージ1.2倍)。
 
;クリティカル率+20%。反撃時敵に与える最終ダメージ1.2倍(敵対する軍勢のフェイズ時に与ダメージ1.2倍)。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。『時獄篇』以降、後半部分の言い方が変わっているが効果は同じ。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。『時獄篇』以降、後半部分の言い方が変わっているが効果は同じ。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
初代時のアムロと比べると周囲に大人が多く、その中で精神的に成長していった面はあるが、TV版では悲劇的な別離が相次いだ事や、味方内も必ずしも良好な空気とはいえなかった事で、精神的に追い詰められる一因となった。(劇場版では改善されたり、むしろ縁が無くなったおかげで別離という水準に至らなかったりで、結末が違っていた。)
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初代時のアムロと比べると周囲に大人が多く、その中で精神的に成長していった面はあるが、TV版では悲劇的な別離が相次いだ事や、味方からも「軍人」(「パイロット」)であることを求める者が大半で思春期故の葛藤に理解が得られなかった。必ずしも良好な空気とはいえなかった事で精神的に追い詰められる一因となった。(劇場版では自身の性格が改善されたり、周囲から一定の理解があったおかげで、結末も前向きな内容になっていた。)
    
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
 
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
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:父親。63歳。SRW未登場。[[地球連邦軍]]の技術士官で、[[モビルスーツ]]工学のスペシャリストであり[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]の開発スタッフでもある。仕事の虫で家庭を顧みないばかりかマルガリータ(小説版ではジュヌビェーブ・フォンサーン)という愛人まで作っており、カミーユはそんな父親に失望していた。軍属でありながら守秘義務の遵守やセキュリティーの確保には疎かったようで、カミーユがMk-IIを強奪する際に、事前にフランクリンのコンピューターから本機のデータを盗み見ていたことで、ある程度は操作方法などを把握していた。
 
:父親。63歳。SRW未登場。[[地球連邦軍]]の技術士官で、[[モビルスーツ]]工学のスペシャリストであり[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]の開発スタッフでもある。仕事の虫で家庭を顧みないばかりかマルガリータ(小説版ではジュヌビェーブ・フォンサーン)という愛人まで作っており、カミーユはそんな父親に失望していた。軍属でありながら守秘義務の遵守やセキュリティーの確保には疎かったようで、カミーユがMk-IIを強奪する際に、事前にフランクリンのコンピューターから本機のデータを盗み見ていたことで、ある程度は操作方法などを把握していた。
 
:TV版と劇場版、小説版では展開がやや違うが、[[エゥーゴ]]からクワトロの[[リック・ディアス]]を奪ってティターンズに帰還しようとし、その際[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]が乱戦。先に父の機体をロックオンしたカミーユが発砲をためらう中、逆にカミーユのMk-IIに向けてビームピストルを連射し、息子に対する情の無さを見せつけたシーンが印象的。最後に機体に被弾、脱出するも爆発に吹き飛ばされて死亡。小説版では、アーガマから逃げる直前にレコアに射殺される。
 
:TV版と劇場版、小説版では展開がやや違うが、[[エゥーゴ]]からクワトロの[[リック・ディアス]]を奪ってティターンズに帰還しようとし、その際[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]が乱戦。先に父の機体をロックオンしたカミーユが発砲をためらう中、逆にカミーユのMk-IIに向けてビームピストルを連射し、息子に対する情の無さを見せつけたシーンが印象的。最後に機体に被弾、脱出するも爆発に吹き飛ばされて死亡。小説版では、アーガマから逃げる直前にレコアに射殺される。
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:カミーユの基本的キャラクター性として語られてしまうことも多い序盤の過激さは、彼の素行への不満からくるストレスによる面が大きい。
 
;ヒルダ・ビダン
 
;ヒルダ・ビダン
 
:母親。51歳。SRW未登場(MXとX-Ωにて名前のみ登場)。フランクリン同様に[[地球連邦軍]]の技術士官であり、材料工学を専攻していた。カミーユの容姿は彼女譲り。しかし、研究に実直すぎるあまり家庭を顧みず夫の浮気を知っていながら黙っていたために、フランクリン同様に息子のカミーユから失望されていた。だが、第1話で息子が宇宙港で[[ティターンズ]]の士官である[[ジェリド・メサ|ジェリド]]達と乱闘沙汰を起こして、MPに連行された際に身元引受人として迎えに行くなど、夫と比べればまだ母親としての自覚はあり、カミーユがハマーンと共鳴した際、思い浮かべたのは、母と仲が良かった頃であることから、カミーユも少なくとも母親のほうは好いていたことがうかがえる。
 
:母親。51歳。SRW未登場(MXとX-Ωにて名前のみ登場)。フランクリン同様に[[地球連邦軍]]の技術士官であり、材料工学を専攻していた。カミーユの容姿は彼女譲り。しかし、研究に実直すぎるあまり家庭を顧みず夫の浮気を知っていながら黙っていたために、フランクリン同様に息子のカミーユから失望されていた。だが、第1話で息子が宇宙港で[[ティターンズ]]の士官である[[ジェリド・メサ|ジェリド]]達と乱闘沙汰を起こして、MPに連行された際に身元引受人として迎えに行くなど、夫と比べればまだ母親としての自覚はあり、カミーユがハマーンと共鳴した際、思い浮かべたのは、母と仲が良かった頃であることから、カミーユも少なくとも母親のほうは好いていたことがうかがえる。
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;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
 
;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
 
:カミーユにとっての師とも兄とも第二の父ともいえる大きな存在。クワトロ自身がカミーユにニュータイプとしての将来に期待し、逆に彼がクワトロに対して期待していることの裏返しか、TV版ではクワトロがシャアを名乗ることを渋ったときは激怒して殴打している。そしてクワトロがシャアとして表舞台に立つ事を決めてからは彼の行動を信じて戦っていた。
 
:カミーユにとっての師とも兄とも第二の父ともいえる大きな存在。クワトロ自身がカミーユにニュータイプとしての将来に期待し、逆に彼がクワトロに対して期待していることの裏返しか、TV版ではクワトロがシャアを名乗ることを渋ったときは激怒して殴打している。そしてクワトロがシャアとして表舞台に立つ事を決めてからは彼の行動を信じて戦っていた。
:そして最終回以後、カミーユとクワトロは会うことはなく、『逆シャア』でのシャアの行動にどのような反応を示したかは不明。スパロボを含む複数のゲーム作品では、何度か否定しているが、近年のスパロボではクワトロ時代の事を引きずって本気で闘う事が出来ず、他作品のキャラに叱責されるという展開も増えている。
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:そして最終回以後、カミーユとクワトロは会うことはなく、『逆シャア』でのシャアの行動にどのような反応を示したかは不明。スパロボを含む複数のゲーム作品では、何度か否定しているが、近年のスパロボではクワトロ時代の事を引きずって本気で闘う事が出来ず、他作品のキャラに叱咤激励されるという展開も増えている(作品によってはその後恥を忍んで自軍に加わった彼の決意を受け入れる展開も存在し、『30』序盤で再会して姿を見るや2度目の『修正』を加えた)。
 
;[[ブライト・ノア]]
 
;[[ブライト・ノア]]
 
:上官。元々は憧れの存在であり、第1話では彼のサインを貰うために部活をさぼってまで宇宙港に来ていた。
 
:上官。元々は憧れの存在であり、第1話では彼のサインを貰うために部活をさぼってまで宇宙港に来ていた。
 
:漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、暴走したカクリコンの[[ガンダムMk-II (黒)|Mk-II]]2号機によって踏み殺されそうになった彼を助けるべく、空いていたMk-II3号機に乗り込んだという設定になっている。
 
:漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、暴走したカクリコンの[[ガンダムMk-II (黒)|Mk-II]]2号機によって踏み殺されそうになった彼を助けるべく、空いていたMk-II3号機に乗り込んだという設定になっている。
 
;[[エマ・シーン]]
 
;[[エマ・シーン]]
:基本的には良好な関係であったが、エマに年上の母性を求めたがるカミーユに対し、女性・母性よりも任務や正義感を優先するエマは何度となく拒絶する。劇場版ではエマもそう言った場面が無いためにやや軟化しているが。
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:基本的には良好な関係であったが、エマに年上の母性を求めたがるカミーユに対し、女性・母性よりも任務や正義感を優先するエマは何度となく拒絶する。劇場版ではエマもそう言った場面が無いためにやや軟化している。
 
;[[レコア・ロンド]]
 
;[[レコア・ロンド]]
 
:序盤では、かなり彼女に面倒を見てもらっていた。ただ[[ジュピトリス]]や[[ジャブロー]]への潜入など危険を顧みず職務を全うする事が多く、カミーユは彼女を心配する事が多かった。しかしレコアは「あなたに関心を持ってもらいたくないの」と拒絶。エマと同様に彼女にも母性を求めるが、最終的には敵対。敵として戦場で再会した際も何度も[[説得]]するカミーユを置いてティターンズへと帰るなど、冷たい一面を覗かせていた。
 
:序盤では、かなり彼女に面倒を見てもらっていた。ただ[[ジュピトリス]]や[[ジャブロー]]への潜入など危険を顧みず職務を全うする事が多く、カミーユは彼女を心配する事が多かった。しかしレコアは「あなたに関心を持ってもらいたくないの」と拒絶。エマと同様に彼女にも母性を求めるが、最終的には敵対。敵として戦場で再会した際も何度も[[説得]]するカミーユを置いてティターンズへと帰るなど、冷たい一面を覗かせていた。
384行目: 413行目:  
:上官。ブライト着任後はラーディッシュの艦長となる為、原作におけるカミーユとの絡みは中盤以降は少ない。
 
:上官。ブライト着任後はラーディッシュの艦長となる為、原作におけるカミーユとの絡みは中盤以降は少ない。
 
;[[アストナージ・メドッソ]]
 
;[[アストナージ・メドッソ]]
:上官。カミーユ自身もジュニア・モビルスーツ大会で優勝したことから、MS関係にお互い詳しく馬が合っていた。カミーユの設計したΖガンダムについても、良く出来ていると高評価を下していた。
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:上官。カミーユ自身もジュニア・モビルスーツ大会で優勝したことから、MS関係にお互い詳しく馬が合っていた。カミーユの設計したΖガンダムについても、良く出来ていると高評価を下していた<ref>正確には艦にデータとしてあったフライングアーマーとmk2のフレームを組み合わせる発想とその試案について。Zの開発は既にアナハイムで進んでいた。</ref>。
 
:『ΖΖ』で精神崩壊を起こした後も、ダブリンで行方不明になったカミーユを探して欲しいというファの頼みに賛同してブライトに捜索を願い出たり、ジュドー達に絶対探して来いと念を押すなど、仲間として大事にしていた。
 
:『ΖΖ』で精神崩壊を起こした後も、ダブリンで行方不明になったカミーユを探して欲しいというファの頼みに賛同してブライトに捜索を願い出たり、ジュドー達に絶対探して来いと念を押すなど、仲間として大事にしていた。
 
;[[トーレス]]、[[サエグサ]]
 
;[[トーレス]]、[[サエグサ]]
412行目: 441行目:  
:スパロボでは生存させた場合は、ロザミィとして疑似兄妹の関係になることが多い。
 
:スパロボでは生存させた場合は、ロザミィとして疑似兄妹の関係になることが多い。
 
;[[ジェリド・メサ]]
 
;[[ジェリド・メサ]]
:名前を馬鹿にされて殴り、[[ティターンズ]]様の顔に傷つけたと捕らえられたのがそもそものきっかけ。互いに相手の大事な人を殺し殺される因縁の関係へと発展する。『[[機動戦士ガンダム]]』のアムロとシャアのような関係になると思われたが、ジェリドの能力、キャラクター性が足りずにヤザンやシロッコにいいところを奪われてしまった。「俺はカミーユを倒さない限り一歩も先に進めない男になっちまった」と嘆くなど彼のおかげで転落人生・・・と思いきや、後半ではジャミトフ総帥の側で働くようになっており、割と出世していた様子。最後は第49話で自分の全てを奪ったカミーユと戦うもその実力差は歴然で、撃墜されて死亡。
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:名前を馬鹿にされて殴り、[[ティターンズ]]様の顔に傷つけたと捕らえられたのがそもそものきっかけ。互いに相手の大事な人を殺し殺される因縁の関係へと発展する。『[[機動戦士ガンダム]]』のアムロとシャアのような関係になると思われたが、ジェリドの能力、キャラクター性が足りずにヤザンやシロッコにいいところを奪われてしまった。「俺はカミーユを倒さない限り一歩も先に進めない男になっちまった」と嘆いていたが、後半ではジャミトフ総帥の側で護衛を任されるなど割と重用されていた。最後は第49話で自分の全てを奪ったカミーユと戦うもその実力差は歴然で、撃墜されて死亡。彼の側からの執着の反面、この頃には既に彼はカミーユにとって恨みや怒りの対象ですらなくなっていた。
 
;[[カクリコン・カクーラー]]
 
;[[カクリコン・カクーラー]]
 
:序盤で幾度となく刃を交えるものの、第10話でジャブロー降下作戦において[[マラサイ]]で交戦した際、大気圏突入用のバリュートがカミーユの乗るMk-IIのフライングアーマーと接触し、引き裂かれ大気圏の熱で機体が焼けて戦死。
 
:序盤で幾度となく刃を交えるものの、第10話でジャブロー降下作戦において[[マラサイ]]で交戦した際、大気圏突入用のバリュートがカミーユの乗るMk-IIのフライングアーマーと接触し、引き裂かれ大気圏の熱で機体が焼けて戦死。
 
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]
 
;[[ライラ・ミラ・ライラ]]
:7話においてサイド1宙域にて、[[ガルバルディβ]]に乗ってカミーユと交戦。カミーユに撃墜される前に、カミーユが只者ではないニュータイプの資質がある者と見抜いていた。
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:7話においてサイド1宙域にて、[[ガルバルディβ]]に乗ってカミーユと交戦。彼女自身はNTではないが、カミーユに撃墜される前に彼が只者ではない資質がある者と見抜いていた。
 
;[[マウアー・ファラオ]]
 
;[[マウアー・ファラオ]]
 
:偽名を使ってティターンズに占拠された[[フォン・ブラウン]]に潜入しようとした際に初めて会う。ライラやカクリコンを殺した仇として、即座に殺そうとするジェリドに対して、まだ子供なんだから行き過ぎだと諌めるものの、恋人の敵だと知るや否や目の敵にされる。しかし、30話でアーガマ奇襲作戦の折、カミーユの攻撃からジェリドを庇って死亡。
 
:偽名を使ってティターンズに占拠された[[フォン・ブラウン]]に潜入しようとした際に初めて会う。ライラやカクリコンを殺した仇として、即座に殺そうとするジェリドに対して、まだ子供なんだから行き過ぎだと諌めるものの、恋人の敵だと知るや否や目の敵にされる。しかし、30話でアーガマ奇襲作戦の折、カミーユの攻撃からジェリドを庇って死亡。
422行目: 451行目:  
:[[アッシマー]]に乗り、幾度となくカミーユやクワトロと交戦。15話にて、カミーユのMk-IIの背後に取り付いてバックパックのサーベルラックから[[ビームサーベル]]を奪われ、トドメを刺されかける。
 
:[[アッシマー]]に乗り、幾度となくカミーユやクワトロと交戦。15話にて、カミーユのMk-IIの背後に取り付いてバックパックのサーベルラックから[[ビームサーベル]]を奪われ、トドメを刺されかける。
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
:『Ζ』のストーリーを通じて、自分よりも他者への優しさを優先して行動するように成長していったカミーユにとって、あらゆるものを自己の為にのみ利用しようとする許せない人物として断定された男。カミーユは死闘の末に勝利するが精神を崩壊させられ引き分け同然の結果に。劇場版では強く成長したカミーユが精神崩壊を回避。長年の因縁を乗り越えて完全勝利を叩きつけた形で決着をつけた。
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:『Ζガンダム』のストーリーを通じて、自分よりも他者への優しさを優先して行動するように成長していったカミーユにとって、あらゆるものを自己の為にのみ利用しようとする許せない人物として断定された男。カミーユは死闘の末に勝利するが精神を崩壊させられ引き分け同然の結果に。劇場版では強く成長したカミーユが精神崩壊を回避。長年の因縁を乗り越えて完全勝利を叩きつけた形で決着をつけた。
 
;[[ヤザン・ゲーブル]]
 
;[[ヤザン・ゲーブル]]
 
:シロッコ同様にカミーユにとって生きていてはいけない、いのちを自分の楽しみのために弄ぼうとする存在とみなされた弱肉強食の男。原作、スパロボ共にカミーユの怒りを買う。原作での初対戦は24話と遅めなのだが、彼が現れる度にカミーユは苦戦を強いられ、最終盤の49話まで決着を付けることが出来なかった手強いライバル。
 
:シロッコ同様にカミーユにとって生きていてはいけない、いのちを自分の楽しみのために弄ぼうとする存在とみなされた弱肉強食の男。原作、スパロボ共にカミーユの怒りを買う。原作での初対戦は24話と遅めなのだが、彼が現れる度にカミーユは苦戦を強いられ、最終盤の49話まで決着を付けることが出来なかった手強いライバル。
432行目: 461行目:  
:作中におけるカミーユの両親が死に追いやられた原因を作った人物で、カミーユはそこまで意識していないものの、憎むべき仇敵といえる存在。
 
:作中におけるカミーユの両親が死に追いやられた原因を作った人物で、カミーユはそこまで意識していないものの、憎むべき仇敵といえる存在。
 
;マトッシュ
 
;マトッシュ
:SRW未登場。第1話でジェリドに殴りかかり暴力沙汰になり連行されたカミーユを尋問したMP。権力を傘にきた高圧的な性格で、警棒でカミーユをリンチにするが、ジェリドがティターンズ本部ビルに[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]3号機で突っ込んだ騒ぎに乗じて脱走される。第2話でカミーユが強奪したMk-II3号機によって、バルカンを撃たれ追い回される羽目になる。
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:SRW未登場。第1話でジェリドに殴りかかり暴力沙汰になり連行されたカミーユを尋問したMP。権力を傘にきた高圧的な性格で、警棒でカミーユをリンチにするが、ジェリドがティターンズ本部ビルに[[ガンダムMk-II]]3号機で突っ込んだ騒ぎに乗じて脱走される。第2話でカミーユが強奪したMk-II3号機によって、バルカンを撃たれ追い回される羽目になる。
    
==== [[アクシズ]] ====
 
==== [[アクシズ]] ====
442行目: 471行目:  
;[[ウォン・リー]]
 
;[[ウォン・リー]]
 
:作中では、ミーティングに遅刻した挙句、自分勝手な屁理屈をこね回すカミーユを、カンフーで気絶するまで[[修正]]した。しかし、それはニュータイプ特有の増長が見られ、それが戦場では生命を落としてしまうものになると認めた上での行動であった。
 
:作中では、ミーティングに遅刻した挙句、自分勝手な屁理屈をこね回すカミーユを、カンフーで気絶するまで[[修正]]した。しかし、それはニュータイプ特有の増長が見られ、それが戦場では生命を落としてしまうものになると認めた上での行動であった。
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;[[ステファニー・ルオ]]
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:彼女からも一度修正を受けたことがあり、その際は「女ウォン・リー」とまで呼んだ。
 
;[[カイ・シデン]]
 
;[[カイ・シデン]]
 
:[[ジャブロー]]で[[レコア・ロンド|レコア]]と共に捕らえられていた彼を救出する。
 
:[[ジャブロー]]で[[レコア・ロンド|レコア]]と共に捕らえられていた彼を救出する。
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==== [[エゥーゴ]] ====
 
==== [[エゥーゴ]] ====
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
:原作では精神崩壊した状態のみでしか接触していないが、ジュドーに大きな影響を与えていく事になる。
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:原作おいては精神崩壊静養に入るためのシャングリラへの寄港時で、その状態でしか彼とは接触していない。しかし会話すらない初対面時から両者の互いの高いNT素養ためか、穏やかな邂逅となった。シャングリラチーム全員とも短時間だが心を通い合わせており、彼等に対しては常に優しく穏やかな兄貴分として接していた<ref>Zでのカツ・シンタ・クムでも見られたが、カミーユ自身は年上の相手には反骨心が強いが基本的に年下への接し方は常に寛容である。</ref>。その後も地球に彼が降りた際の戦いでも助力し、彼のハマーンとの決戦に至るまで常に護り導いていた。小説版では彼自身がカミーユの事を語る際に「もう一人の俺」と話している。
 
:スパロボでは基本的に精神崩壊していない為、彼に対する良き兄貴分と言った感じで信頼されている。…ただし『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では[[MS]]を盗んだジュドーたちを修正するなどいきなり険悪。
 
:スパロボでは基本的に精神崩壊していない為、彼に対する良き兄貴分と言った感じで信頼されている。…ただし『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では[[MS]]を盗んだジュドーたちを修正するなどいきなり険悪。
:ちなみに『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では同じ行動を取ったジュドーのために殴られている。
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:ちなみに『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では同じ行動を取ったジュドー達への刑罰の肩代わりとして自ら修正を受けており、事情を知ったジュドーが責任を感じて自軍入りする流れとなっている。
 
;[[リィナ・アーシタ]]
 
;[[リィナ・アーシタ]]
 
:原作では精神崩壊した状態のみでしか接触していない。SRWでは、暴走がちな兄よりしっかりした存在として彼女から頼りにされている。
 
:原作では精神崩壊した状態のみでしか接触していない。SRWでは、暴走がちな兄よりしっかりした存在として彼女から頼りにされている。
536行目: 567行目:  
:『第3次Z時獄篇』では、共に[[ロンド・ベル]]に配属され先輩後輩といったフランクな関係を築く。
 
:『第3次Z時獄篇』では、共に[[ロンド・ベル]]に配属され先輩後輩といったフランクな関係を築く。
 
;[[フル・フロンタル]]
 
;[[フル・フロンタル]]
:師であるシャアに酷似した人物。『第3次Z時獄篇』ではその存在に違和感や同様、脅威を覚えるが、シャアとは決定的な違いを持つ彼に対し、否定の感情を向ける。
+
:師であるシャアに酷似した人物。『第3次Z時獄篇』ではその存在に違和感や動揺、脅威を覚えるが、シャアとは決定的な違いを持つ彼に対し、否定の感情を向ける。
 
:『V』では逆にアムロ同様カミーユも彼が「器」ではなく「フル・フロンタル」という一人の人間であることを望み、最終的には完全に和解する。
 
:『V』では逆にアムロ同様カミーユも彼が「器」ではなく「フル・フロンタル」という一人の人間であることを望み、最終的には完全に和解する。
 
;[[スベロア・ジンネマン]]、[[マリーダ・クルス]]
 
;[[スベロア・ジンネマン]]、[[マリーダ・クルス]]
542行目: 573行目:  
;[[アルベルト・ビスト]]
 
;[[アルベルト・ビスト]]
 
:『V』ではマリーダを救いたいという想いに端を発し戦争の終結手段を模索する彼とウォンを介して接触し、彼をラプラスへと誘う。
 
:『V』ではマリーダを救いたいという想いに端を発し戦争の終結手段を模索する彼とウォンを介して接触し、彼をラプラスへと誘う。
 +
;[[ヨナ・バシュタ]]
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:『30』ではオーガスタ研にいたことや[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]という共通の知人がいたことなどの縁がある。
 +
:また、カミーユもヨナのイメージが再起のきっかけになったことを明かしており、何かと気に掛ける。
    
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
547行目: 581行目:  
:意外と来歴や性格に共通点があり、スパロボでは絡みが多い。
 
:意外と来歴や性格に共通点があり、スパロボでは絡みが多い。
 
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではフォウとロザミア両名が死亡してしまうとしばらく出撃不能となってしまうが、彼との殴り合いを通じて復活する。
 
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではフォウとロザミア両名が死亡してしまうとしばらく出撃不能となってしまうが、彼との殴り合いを通じて復活する。
 +
;[[チボデー・クロケット]]
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:『T』では模擬[[ガンダムファイト]]において対戦。殆ど余り者同士だが、一応立ち技使いという接点がある。
 
;[[ウォン・ユンファ]]
 
;[[ウォン・ユンファ]]
 
:『A』では、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]や[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を手駒にしている仇敵。なお、彼から[[グリプス戦役]]で2人と心を通わせた[[ニュータイプ]]ということから、彼から危険視されマークされていた。
 
:『A』では、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]や[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を手駒にしている仇敵。なお、彼から[[グリプス戦役]]で2人と心を通わせた[[ニュータイプ]]ということから、彼から危険視されマークされていた。
559行目: 595行目:  
:『F完結編』では彼を説得するイベントがあったり、比較的絡む事が多く年齢的には後輩格の一人として互いに信頼関係がある。
 
:『F完結編』では彼を説得するイベントがあったり、比較的絡む事が多く年齢的には後輩格の一人として互いに信頼関係がある。
 
:『α外伝』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼と行動を共にする。
 
:『α外伝』では、未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼と行動を共にする。
:『第3次α』では彼とシンジと共にキラのサイへの暴力を止めさせた。
+
:『第3次α』では彼とシンジと共にキラのサイへの暴力行為を止めさせた。
 
;[[張五飛]]
 
;[[張五飛]]
 
:『α外伝』序盤では、[[マリーメイア軍]]に加担する彼を悲しみながらも非難するが、[[バルマー戦役]]における自分達の戦いを通じても人類は変わらず、今の平和に正義はないと断じられる。
 
:『α外伝』序盤では、[[マリーメイア軍]]に加担する彼を悲しみながらも非難するが、[[バルマー戦役]]における自分達の戦いを通じても人類は変わらず、今の平和に正義はないと断じられる。
572行目: 608行目:  
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では[[フォートセバーン]]に囚われていたところを彼と竜馬に救出された。
 
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では[[フォートセバーン]]に囚われていたところを彼と竜馬に救出された。
 
;[[ティファ・アディール]]
 
;[[ティファ・アディール]]
:『α外伝』では、ガロードと共にフロスト兄弟に追われていた際、SOSを求める彼女の意思を感じ取った。また、[[フォートセバーン]]での戦いの後、[[ノモア・ロング]]の下にロザミィがいた事を彼女から知らされる。
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:『α外伝』では、ガロードと共にフロスト兄弟に追われていた際、SOSを求める彼女の意思を感じ取った。また、[[フォートセバーン]]での戦いの後、[[ノモア・ロング]]の下にロザミィがいたことを彼女から知らされる。
 
;[[ジャミル・ニート]]
 
;[[ジャミル・ニート]]
 
:スパロボで共演すると、悲劇を招いてしまったニュータイプ同士なのか絡みも多い。
 
:スパロボで共演すると、悲劇を招いてしまったニュータイプ同士なのか絡みも多い。
790行目: 826行目:  
;「病欠します!」<br />「はい! 自分がです!」
 
;「病欠します!」<br />「はい! 自分がです!」
 
:記念すべき第1話での最初の台詞。[[ブライト・ノア]]がキャプテンを務めるテンプテーションが宇宙港に入港したため、彼に会おうと仮病を使う。
 
:記念すべき第1話での最初の台詞。[[ブライト・ノア]]がキャプテンを務めるテンプテーションが宇宙港に入港したため、彼に会おうと仮病を使う。
:あからさまに元気に喋るので主将のメーズン・メックスにサボる気である事を見抜かれ、張り手をかまされた。だが受身をとって逃げ出したため「あれで病欠かよ」と呆れられる。
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:あからさまに元気に喋るので主将のメズーン・メックスにサボる気である事を見抜かれ、張り手をかまされた。だが受身をとって逃げ出したため「あれで病欠かよ」と呆れられる。
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:この第一声が最終回のカミーユに繋がるとは誰が予想しただろうか…
 
;「言うなよ、カミーユってのが俺だって誰にでも分かってしまうだろ!」
 
;「言うなよ、カミーユってのが俺だって誰にでも分かってしまうだろ!」
 
:嫌いな自分の名前を[[ファ・ユイリィ|ファ]]に連呼され、不快感を顕にした台詞。カミーユが自分の名前を嫌っている事がよくわかる。
 
:嫌いな自分の名前を[[ファ・ユイリィ|ファ]]に連呼され、不快感を顕にした台詞。カミーユが自分の名前を嫌っている事がよくわかる。
:なお、本作を監督した富野由悠季氏は「カミーユは自分自身で『女性的な名前』だと勝手に思い込んでしまっているだけなのだ」とインタビューで述べており、現実にも中近東辺りでは男性名として割と一般的な名前である。近年のフランスでは男女兼用ではあるが、どちらかというと女性に多い名前である。ただしカミーユ・ビダンの綴りは「Kamille」なので「Camille」とは違う名前である可能性もある。
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:なお、本作を監督した富野由悠季氏は「カミーユは自分自身で『女性的な名前』だと勝手に思い込んでしまっているだけなのだ」とインタビューで述べており、現実にも中近東辺りでは男性名として割と一般的な名前である。近年のフランスでは男女兼用ではあるが、どちらかというと女性に多い名前<ref>現代日本で言うと「ひかる」や「ひろみ」辺りに該当する名前と言える。だが現代と宇宙世紀では感覚が違う可能性も十分にある。</ref>である。ただしカミーユ・ビダンの綴りは「Kamille」なので「Camille」とは違う名前である可能性もある。
 
;「カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!」
 
;「カミーユが男の名前で何で悪いんだ! 俺は男だよ!!」
 
:自分の名前を馬鹿にした[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に鉄拳をかまし、さらに止めようとした軍人も殴っている。この行動が、二人の間に後々まで続く[[ライバル|因縁]]を生んだのであった。
 
:自分の名前を馬鹿にした[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に鉄拳をかまし、さらに止めようとした軍人も殴っている。この行動が、二人の間に後々まで続く[[ライバル|因縁]]を生んだのであった。
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:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の[[キャラクター事典]]の一言モードで収録され、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[DVE]]で披露。そして[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]でも('''劇場版設定かつ原作終了後であるにもかかわらず''')再びDVEで登場した。
 
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の[[キャラクター事典]]の一言モードで収録され、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[DVE]]で披露。そして[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]でも('''劇場版設定かつ原作終了後であるにもかかわらず''')再びDVEで登場した。
 
;「気のせいだ。疲れているんだ」
 
;「気のせいだ。疲れているんだ」
: 乱闘騒動の後、ティターンズに連行され取調室でMP(Military Police。軍警察、憲兵)のマトッシュに尋問されながらも、だんまりを決め込んでいた時に、机の下に見えるはずのない宇宙空間を感じての台詞。
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: 乱闘騒動の後、ティターンズに連行され取調室でMP(Military Police。軍警察、憲兵)のマトッシュに尋問されながらもだんまりを決め込んでいた時に、机の下に見えるはずのない宇宙空間を感じての台詞。
:この頃から、すでに高い[[ニュータイプ]]としての資質があったのである。また、同じ頃グリプス付近宙域を偵察していた[[クワトロ・バジーナ]]もこの時のカミーユの波動を感じていた……。
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:この頃から既に他者との共振や生命の危機などの切っ掛けを経ずに高い[[ニュータイプ]]としての資質を開花し始めていた。また、同じ頃グリプス付近宙域を偵察していた[[クワトロ・バジーナ]]もこの時のカミーユの波動を感じていた。
 
;「こんなことしちゃって……俺、どうするんだ?」
 
;「こんなことしちゃって……俺、どうするんだ?」
 
:釈放の手続き中に起きた[[ガンダムMk-II]]墜落事故の混乱に紛れて逃走し、軍の車輛を奪って検問破りまで犯してしまう。車を乗り捨てたところでようやく我に返り、自分がしでかした事の重大さに気が付いた模様。
 
:釈放の手続き中に起きた[[ガンダムMk-II]]墜落事故の混乱に紛れて逃走し、軍の車輛を奪って検問破りまで犯してしまう。車を乗り捨てたところでようやく我に返り、自分がしでかした事の重大さに気が付いた模様。
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;「本当の事だろーッ!!」
 
;「本当の事だろーッ!!」
 
:上記の台詞の後、対面した父フランクリンに向かって。
 
:上記の台詞の後、対面した父フランクリンに向かって。
:父に対する精一杯の皮肉であり、カミーユが如何に歪んだ家庭環境の中にいたかが想像できる。この直後フランクリンからは「やめないかっ!」と平手打ちを受けるも気丈に言い返しており、逆にフランクリンが怯んでしまった。
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:父に対する精一杯の皮肉であり、カミーユが如何に歪んだ家庭環境の中にいたかが想像できる。この直後フランクリンから平手打ちを受けるも気丈に言い返しており、逆にフランクリンが怯んでしまった。
 
;「そうだな。軍人の宿命だものな。軍人は事態の善悪などわからずに上官の命令に従うんだものな。許してやるよ」<br />「僕はあなたの操るハイザックを抑えてみせた。それでもこうなってしまったのは、軍という組織の性だ。そういう組織を憎むことを、僕は今日覚えたんだ!」
 
;「そうだな。軍人の宿命だものな。軍人は事態の善悪などわからずに上官の命令に従うんだものな。許してやるよ」<br />「僕はあなたの操るハイザックを抑えてみせた。それでもこうなってしまったのは、軍という組織の性だ。そういう組織を憎むことを、僕は今日覚えたんだ!」
 
:連行されている途中で、知らなかったとは言え母を殺してしまったジェリドに、罪悪感からの裏返しなのか「まだおっぱいが恋しい年頃だったんだものな」と挑発された時に返した台詞。
 
:連行されている途中で、知らなかったとは言え母を殺してしまったジェリドに、罪悪感からの裏返しなのか「まだおっぱいが恋しい年頃だったんだものな」と挑発された時に返した台詞。
 
;「いけませんか、こんな事言って! でもね、僕は両親に親をやってほしかったんですよ。そう言っちゃいけないんですか、子供が!? ……父は、前から愛人を作っていたし、母は父が愛人を作っていたって、仕事で満足しちゃって、そんな父を見向きもしなかったんです。軍の仕事ってそんなに大切なんですか!? エゥーゴだ、ティターンズだってそんな事じゃないんです。子供が無視されちゃたまんないんですよ!!」
 
;「いけませんか、こんな事言って! でもね、僕は両親に親をやってほしかったんですよ。そう言っちゃいけないんですか、子供が!? ……父は、前から愛人を作っていたし、母は父が愛人を作っていたって、仕事で満足しちゃって、そんな父を見向きもしなかったんです。軍の仕事ってそんなに大切なんですか!? エゥーゴだ、ティターンズだってそんな事じゃないんです。子供が無視されちゃたまんないんですよ!!」
 
:第5話にて。
 
:第5話にて。
;「死んだ両親の事は言うなと言うのですか⁉」
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;「死んだ両親の事は言うなと言うのですか!?」
 
;クワトロ「そうだ。そして、次の世代の子供達の為の世作りをしなくてはならない…」
 
;クワトロ「そうだ。そして、次の世代の子供達の為の世作りをしなくてはならない…」
 
;「僕にそんな責任があるわけ無いでしょう…」
 
;「僕にそんな責任があるわけ無いでしょう…」
 
;クワトロ「あるな…」
 
;クワトロ「あるな…」
;「大尉は僕の何なんです⁉目の前で二度も親を殺された僕に…何かを言える権利を持つ人なんて、いやしませんよ…」
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;「大尉は僕の何なんです!?目の前で二度も親を殺された僕に…何かを言える権利を持つ人なんて、いやしませんよ…」
:クワトロの「よくわかる話だが」に対して返したやり取り。カミーユ自身、薄々そういう返事が返ってくるのを予想していた事が伺える。しかし、元を正せば自らの軽率な行いが原因で、両親が巻き込まれて死に至ったのも否定しようの無い事実で、そうである以上、カミーユはどういう形であれ自らの犯した過ちを償わなければならず、クワトロもそれを理解していた。だが、カミーユの頭の中には「自身の行いが両親の死を招いてしまった責任」ではなく「目の前で親を殺された苦しみ」しか無かった為、結局は反発するだけであった。
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:クワトロの「よくわかる話だが」に対して返したやり取り。カミーユ自身、薄々そういう返事が返ってくるのを予想していた事が伺える。しかし、元を正せば自らの軽率な行いが原因で、両親が巻き込まれて死に至ったのも否定しようの無い事実で、そうである以上、カミーユはどういう形であれ自らの犯した過ちを償わなければならず、クワトロもそれを理解していた。だが、カミーユの頭の中には「自身の行いが両親の死を招いてしまった責任」ではなく「目の前で親を殺された苦しみ」しか無かった為、結局は反発するだけであった。また、この時のカミーユは知る由もないがクワトロ(シャア)の出自を考えれば『何かを言える権利』は十分持っていると言えるのだが、その点も踏まえた台詞である。
 
;「尊敬してますよ。あの人は両親の苦労を一身に背負って、ザビ家を倒そうとした人ですから」
 
;「尊敬してますよ。あの人は両親の苦労を一身に背負って、ザビ家を倒そうとした人ですから」
 
;「でも、一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」
 
;「でも、一人で組織に対抗しようとして敗れた、馬鹿な人です」
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:この時のカミーユは、[[一年戦争]]の頃のアムロ・レイにそっくりである。
 
:この時のカミーユは、[[一年戦争]]の頃のアムロ・レイにそっくりである。
 
;「僕は見込みありません。自閉症の子供なんだ」
 
;「僕は見込みありません。自閉症の子供なんだ」
:ウォンの真意を説くエマに対しての屁理屈。この後、エマから「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」と当然のように説教を食らう。
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:ウォンの真意を説くエマに対しての屁理屈。この後、エマから「自分の都合で大人と子供を使い分けないで!」と当然のように説教を食らう。かなりの問題発言でもあるが、放映当時の「自閉症」とは現代認識される発達障害の一種であるASDというより、場面緘黙(特定の状況で発言が極めて困難になる精神疾患)や統合失調症を示すことが多かったことにも気を付けたい。
 
;(殺し合いを楽しんでいるんじゃないか。こんなの戦争じゃない!)
 
;(殺し合いを楽しんでいるんじゃないか。こんなの戦争じゃない!)
 
:[[グラナダ]]に入港したティターンズ艦艇を奪う作戦の最中、カミーユが内心で呟いた独白。生身の人間同士で殺し合う[[白兵戦]]にカミーユは萎縮してしまうが、クワトロは表情ひとつ変えず、寧ろ生き生きして見えたのだ。そんな姿を目の当たりにすれば「楽しんでいる」と思われても仕方がない。
 
:[[グラナダ]]に入港したティターンズ艦艇を奪う作戦の最中、カミーユが内心で呟いた独白。生身の人間同士で殺し合う[[白兵戦]]にカミーユは萎縮してしまうが、クワトロは表情ひとつ変えず、寧ろ生き生きして見えたのだ。そんな姿を目の当たりにすれば「楽しんでいる」と思われても仕方がない。
889行目: 926行目:  
;「カツ!」<br />[[カツ・コバヤシ|カツ]]「まだ戦えます!」<br />「いい加減にしろ!自分のやったことが、他人の迷惑になってることに気がつかないのか!」<br />カツ「ううっ…!」<br />「ガンダムMk-IIを壊してからじゃ遅いんだ!」<br />カツ「分かりました…」
 
;「カツ!」<br />[[カツ・コバヤシ|カツ]]「まだ戦えます!」<br />「いい加減にしろ!自分のやったことが、他人の迷惑になってることに気がつかないのか!」<br />カツ「ううっ…!」<br />「ガンダムMk-IIを壊してからじゃ遅いんだ!」<br />カツ「分かりました…」
 
:第15話で、アムロとカツが合流したアウドムラに、再びロザミアの[[ギャプラン]]が追撃戦をしかけてくる。カツは無断でガンダムMk-IIに乗り込み出撃するが、操縦もままならず墜落。救助に駆けつけたカミーユは、自身と仲間の生命を危険にさらしたカツの軽率さを厳しく叱責する。それはまさに自分自身が通ってきた道でもあったのだ。
 
:第15話で、アムロとカツが合流したアウドムラに、再びロザミアの[[ギャプラン]]が追撃戦をしかけてくる。カツは無断でガンダムMk-IIに乗り込み出撃するが、操縦もままならず墜落。救助に駆けつけたカミーユは、自身と仲間の生命を危険にさらしたカツの軽率さを厳しく叱責する。それはまさに自分自身が通ってきた道でもあったのだ。
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;「了解です、目の前の敵(アッシマー)は危険です」<br />アムロ「ベルトーチカがアウムドラに向かったんだ…」<br />「こんな時に女の事を気にして……」
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:第16話で、アムロと共にブラン操るアッシマーを相手にしている時の一幕。カミーユはアッシマーを脅威と認識しているのに対して、アムロは歯牙にもかけずベルトーチカの無事を確認していたため、突っかかろうとしていた。何分、実の父親が愛人の事を気にして死んでいったのも多少はあるだろう。とは言え、それを差し引いても集中を欠いているのは他でもない'''カミーユ自身である。'''
 
;「それはあなたの同情ですね。そんな哀れみは、いつかアムロさんを殺すんじゃないですか?」
 
;「それはあなたの同情ですね。そんな哀れみは、いつかアムロさんを殺すんじゃないですか?」
 
:第17話で、長い隠遁生活でパイロットとしての自信を失ったアムロを見かねた[[ベルトーチカ・イルマ|ベルトーチカ]]は、カミーユに「Mk-IIを譲らない?」と切り出す。それがアムロのためになると思ったからだ。だがカミーユはそれを同情だと見抜き、英雄と祀り上げて戦いに駆り立てることの危険さを説く。
 
:第17話で、長い隠遁生活でパイロットとしての自信を失ったアムロを見かねた[[ベルトーチカ・イルマ|ベルトーチカ]]は、カミーユに「Mk-IIを譲らない?」と切り出す。それがアムロのためになると思ったからだ。だがカミーユはそれを同情だと見抜き、英雄と祀り上げて戦いに駆り立てることの危険さを説く。
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:第19話で、アウドムラでの雑務中に昼間出会ったフォウの事を考えていたカミーユ。その時に感じた奇妙な感覚について聞かされたアムロは、「近づかない方がいい」と警告する。理由を尋ねられても答えなかったが、自身と[[ララァ・スン|ララァ]]の出会いがダブって見えていたのだろう。
 
:第19話で、アウドムラでの雑務中に昼間出会ったフォウの事を考えていたカミーユ。その時に感じた奇妙な感覚について聞かされたアムロは、「近づかない方がいい」と警告する。理由を尋ねられても答えなかったが、自身と[[ララァ・スン|ララァ]]の出会いがダブって見えていたのだろう。
 
;「まるで女ウォン・リーだな。引っ叩いたぐらいで男が死にに行けるか!」
 
;「まるで女ウォン・リーだな。引っ叩いたぐらいで男が死にに行けるか!」
:フォウとの密会中、[[ベン・ウッダー]]の駆る[[サイコガンダム]]が[[香港|ニューホンコン]]を襲撃。出撃が遅れたカミーユは、アウドムラに戻るなりステファニー・ルオの『[[修正]]』を受ける。上官でもないのに有無を言わせず引っ叩くステファニーのやり方は、まさに女ウォン・リーそのもので、コンソールを立ち上げながらMk-IIの出撃準備をしつつも、カミーユは愚痴を零さずにはいられなかった。
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:フォウとの密会中、[[ベン・ウッダー]]の駆る[[サイコガンダム]]が[[香港|ニューホンコン]]を襲撃。出撃が遅れたカミーユは、アウドムラに戻るなりステファニー・ルオの『[[修正]]』を受ける。上官でもないのに有無を言わせず引っ叩くステファニーのやり方は、まさに女ウォン・リーそのものでコンソールを立ち上げながらMk-IIの出撃準備をしつつも、カミーユは愚痴を零さずにはいられなかった。
 
;「好きさ。自分の名前だもの!」
 
;「好きさ。自分の名前だもの!」
 
:第20話で、サイコガンダムのコクピットの中で、死の間際のフォウに「今でも自分の名前が嫌いか」と言われて。
 
:第20話で、サイコガンダムのコクピットの中で、死の間際のフォウに「今でも自分の名前が嫌いか」と言われて。
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:「サービスタイムは終わりだ」と言わんばかりに束の間のひと時を終え、敵同士の立場に戻るのであったが、この直後互いのニュータイプとしての力が共鳴し、不思議な交感を覚えるのであった…。
 
:「サービスタイムは終わりだ」と言わんばかりに束の間のひと時を終え、敵同士の立場に戻るのであったが、この直後互いのニュータイプとしての力が共鳴し、不思議な交感を覚えるのであった…。
 
;「あなたが、もう少しレコアさんに優しくしていたら、あんなことにはならなかったんです! わかりますか!?」<br />クワトロ「……」<br />「レコアさんは、今頃暗い宇宙(そら)を漂って…うぅっ……」<br />クワトロ「……サボテンが、花をつけている」<br />「……うぅっ!」
 
;「あなたが、もう少しレコアさんに優しくしていたら、あんなことにはならなかったんです! わかりますか!?」<br />クワトロ「……」<br />「レコアさんは、今頃暗い宇宙(そら)を漂って…うぅっ……」<br />クワトロ「……サボテンが、花をつけている」<br />「……うぅっ!」
:第34話より、[[メタス]]で出撃したレコアはヤザンに投降し、アーガマを去った。レコアが戦死したと思い込んだカミーユは、彼女の想いに応えなかったクワトロに怒りをぶつけるが、彼は何も答えず「サボテンが花をつけている」と呟く。クワトロの情けない言葉にカミーユはやりきれない表情を見せた。
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:第34話より、[[メタス]]で出撃したレコアはヤザンに投降し、アーガマを去った。レコアが戦死したと思い込んだカミーユは、彼女の想いに応えなかったクワトロに怒りをぶつけるが、彼は何も答えず「サボテンが[[花]]をつけている」と呟く。クワトロの情けない言葉にカミーユはやりきれない表情を見せた。
 
;「子供は遠慮がないから嫌いなんだ」
 
;「子供は遠慮がないから嫌いなんだ」
 
:第35話より、フォウのいる地球を目前にし、先日レコアが死んだ事もあって心穏やかではないカミーユは、苛立ちからシンタやクムに冷たくあたり、さらに自分を非難するファにこう吐き捨てた。完全な八つ当たりだが、カミーユは苛立ちの原因を理解しながら、感情を抑えきれない自分自身へ、さらに苛立っていたのである。
 
:第35話より、フォウのいる地球を目前にし、先日レコアが死んだ事もあって心穏やかではないカミーユは、苛立ちからシンタやクムに冷たくあたり、さらに自分を非難するファにこう吐き捨てた。完全な八つ当たりだが、カミーユは苛立ちの原因を理解しながら、感情を抑えきれない自分自身へ、さらに苛立っていたのである。
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:キリマンジャロで息絶えたフォウを横抱きに抱えながら。ララァの死の再現を防げなかった事実を目の当たりにし、シャアは長い雌伏の時を終えて表舞台に立つ事を決意。スパロボでもお馴染みの[[ダカール演説]]へと繋がる。
 
:キリマンジャロで息絶えたフォウを横抱きに抱えながら。ララァの死の再現を防げなかった事実を目の当たりにし、シャアは長い雌伏の時を終えて表舞台に立つ事を決意。スパロボでもお馴染みの[[ダカール演説]]へと繋がる。
 
:なお余談だが、その後カミーユは実際にクワトロを「シャア」と呼ぼうとしたが妙に違和感のある表情を見せ、それに対してシャアも「今はクワトロでいい」と返している。結局、物語終了まで「クワトロ大尉」と呼び続けるのだった。周りとは違う、二人の間の深い絆が伺える。
 
:なお余談だが、その後カミーユは実際にクワトロを「シャア」と呼ぼうとしたが妙に違和感のある表情を見せ、それに対してシャアも「今はクワトロでいい」と返している。結局、物語終了まで「クワトロ大尉」と呼び続けるのだった。周りとは違う、二人の間の深い絆が伺える。
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;「ベルトーチカさん」<br />ベルトーチカ「あっ、カミーユ。ご苦労様」<br />「いえ…ベルトーチカさんこそ」<br />ベルトーチカ「不思議ね…あなたと、こんなに静かに話せるなんて…」<br />「そうですね」<br />ベルトーチカ「あっ、ふふっ、ふふっ、ふふっ!」<br />「人って、誤解を重ねて憎み合ったりしてしまうんですかね?」<br />ベルトーチカ「違うね。先が見えてる人と見えてない人がいるってこと。ふっ…一生懸命過ぎると何も見えない時があるって分かったのよ。私」<br />「え…? へぇ~」<br />ベルトーチカ「ほーら、私をバカにした!」<br />「違いますよ! 感動してんです。人って、絶対に共感できるって…」
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:第37話より、[[ダカール演説]]が大成功に終わり、アウドムラの一室でかつていがみ合っていたベルトーチカと労い合って。[[ミライ・ノア|ミライ]]に優しく諭されて変わっていったベルトーチカの静かに語った言葉にカミーユは感銘を受ける。香港の時のように顔を合わせるたびに衝突していた険悪な雰囲気は、もう両者の間にはなく、この時のベルトーチカは間違いなく文句なしにイイ女だった。だが…。
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;「でも…それには時間が必要です。一人二人が相手じゃないから…」<br />「でもね…すべての人達と共感が得られる時代が来たら、死んでいった人たちにもどこかで巡り会える…。そんな気がするんです」
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:上記の台詞の後、死者たちとの再会に希望を見出しているかに思えるその言葉は、どこか危ういものがあった。今思えば、カミーユが壊れつつある最初の兆候だったのかもしれない…。
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;クワトロ「苦しくはないか?」<br />「いえ…でも、何度味わっても嫌なものですね。この感じ…」<br />クワトロ「一昔前の人々は、この何倍ものGに耐えながら宇宙(そら)に出た」<br />「知っています」<br />クワトロ「彼らは宇宙(そら)にこそ、希望の大地があると信じた。自分たちを宇宙(そら)に追いやった地球のエリートたちを憎むことより、その方がよほど建設的だと考えたからだ」<br />「あ…」<br />クワトロ「地球の重力を振り切ったとき、人は新たなセンスを身に付けた。それが、ニュータイプへの開花へと繋がった。そういう意味では、確かに宇宙(そら)に希望はあったのだ」<br />「…よく分かる話です。僕もその希望を見つけます。それが今、僕がやらなくちゃいけないことなんです。」<br />(そうしなければ、フォウは俺の中に生き残ってはくれない…)
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:第38話より、大気圏離脱中のシャトルの中で、カミーユとクワトロは人類について前向きに語る。だが、カミーユはこの戦いで最終的に壊れ、のちのシャアは人類に絶望して地球に隕石落としを仕掛けた。ふたりのその後を思うとき、このシャトル内での会話はあまりに悲しい。
 
;「何故そうも簡単に人を殺すんだよ! 死んでしまえ! 死んで!!」
 
;「何故そうも簡単に人を殺すんだよ! 死んでしまえ! 死んで!!」
 
:第41話で、レコア率いるティターンズの部隊が[[スペースコロニー]]に毒ガスを注入して、住民を皆殺しにしたのを光景を目の当たりにしたカミーユは、憤りを爆発させる。
 
:第41話で、レコア率いるティターンズの部隊が[[スペースコロニー]]に毒ガスを注入して、住民を皆殺しにしたのを光景を目の当たりにしたカミーユは、憤りを爆発させる。
1,012行目: 1,057行目:  
:シロッコとの最終決戦時の台詞。ヤザンとの戦い同様、ニュータイプの力がΖを通して発現。シロッコは「Ζに何か隠された武装があるのか!?」と思っただけで、カミーユの言う通りその力を理解する事はできなかった。
 
:シロッコとの最終決戦時の台詞。ヤザンとの戦い同様、ニュータイプの力がΖを通して発現。シロッコは「Ζに何か隠された武装があるのか!?」と思っただけで、カミーユの言う通りその力を理解する事はできなかった。
 
;「まだ、抵抗するのならっ!うおぉぉぉーっ!」<br />「ここからいなくなれぇぇぇぇぇっ!!」
 
;「まだ、抵抗するのならっ!うおぉぉぉーっ!」<br />「ここからいなくなれぇぇぇぇぇっ!!」
:ウェイブライダーによる突撃をシロッコに仕掛けた時の台詞。この台詞と共に無限のオーラを放つウェイブライダーは[[ジ・O]]の腹部に突っ込み、シロッコを葬った。
+
:ウェイブライダーによる突撃をシロッコに仕掛けるカミーユ。この叫びと共に無限のオーラを放つウェイブライダーは[[ジ・O]]の腹部に突っ込み、シロッコを葬った。
 
;「シ、シロッコ…やったのか!? 光が……広がってゆく………」
 
;「シ、シロッコ…やったのか!? 光が……広がってゆく………」
:シロッコを遂に倒した時の台詞。しかし、戦いを通じて肥大化したカミーユのニュータイプ能力は死者の魂だけでなく、死ぬ間際のシロッコの怨念まで吸収してしまい……。
+
:ついにシロッコを討ち果たしたカミーユ。しかし戦いを通じて肥大化したカミーユのニュータイプ能力は死者の魂だけでなく、死ぬ間際のシロッコの怨念まで吸収してしまい……。
 
;「……あ? 大きな星が点いたり消えたりしている……。あはは、大きい! 彗星かな? いや、違う……違うな。彗星はもっと、バァーって動くもんな」<br />「暑苦しいなぁ、ここ。うーん……出られないのかな? おーい、出してくださいよ。ねぇ?」
 
;「……あ? 大きな星が点いたり消えたりしている……。あはは、大きい! 彗星かな? いや、違う……違うな。彗星はもっと、バァーって動くもんな」<br />「暑苦しいなぁ、ここ。うーん……出られないのかな? おーい、出してくださいよ。ねぇ?」
 
:'''ガンダムシリーズだけでなくアニメ史に残る衝撃のシーン。'''
 
:'''ガンダムシリーズだけでなくアニメ史に残る衝撃のシーン。'''
:まさに全身全霊をかけてシロッコを打倒したカミーユであったが、これまでの精神的な疲弊とシロッコ最後のあがきを喰らい、ついに[[医療・病障害|精神が崩壊]]。MSの爆発による光を彗星と勘違いしたり、機体から出ようとしたりとその心は幼児のようになっていた。カミーユはニュータイプとして最高の能力を持っていたが、人の死や悲しみ、怒りといった感情を敏感に受け止めすぎた結果、精神がついていけなくなってしまったのだ。
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:まさに全身全霊をかけてシロッコを打倒したカミーユであったがこれまでの精神的な疲弊とシロッコ最後のあがきを喰らい、ついに[[医療・病障害|精神が崩壊]]。MSの爆発による光を彗星と勘違いしたり、機体から出ようとしたりとその心は幼児のようになっていた。カミーユはニュータイプとして最高の能力を持っていたが、人の死や悲しみ、怒りといった感情を敏感に受け止めすぎた結果、精神がついていけなくなってしまったのだ。第一声の「病欠します」が仮病だったのに対し、最終回では精神崩壊による廃人化という本当の病人化に繋がってしまったのである。
 
:なお、カミーユを演じた飛田氏は、前述の通り「富野由悠季氏から『キャラクターの生死は、演じるあなたたちのオーラにかかっています』と言われた中でこの台詞が一番楽に喋れた台詞だった」と語っている。
 
:なお、カミーユを演じた飛田氏は、前述の通り「富野由悠季氏から『キャラクターの生死は、演じるあなたたちのオーラにかかっています』と言われた中でこの台詞が一番楽に喋れた台詞だった」と語っている。
 +
:スパロボでも一部作品で特定条件を満たした状態でカミーユでシロッコにトドメを刺すとこの台詞とともに撤退し、その周回ではカミーユが永久離脱してしまう。他、『30』ではサイドミッション「恐るべき罠」で[[エンジェル・ハイロゥ]]のサイコ・ウェーブを受けた後の戦闘前会話で口にしている。なお『30』のカミーユはTV版設定であるためこの台詞を口にするのは'''二度目'''となる。
    
==== [[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]] ====
 
==== [[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]] ====
1,032行目: 1,078行目:  
:フォウに「『カミーユ』って名前、今でも好き?」と問われて。TV版と比べてやや長い台詞に変更されている。
 
:フォウに「『カミーユ』って名前、今でも好き?」と問われて。TV版と比べてやや長い台詞に変更されている。
 
:TV版と違う印象としては、TV版ではこのフォウの問いに対して初めて心から受け入れた印象があるが、劇場版ではフォウとのやりとりですでに気づいていたのだろうか。
 
:TV版と違う印象としては、TV版ではこのフォウの問いに対して初めて心から受け入れた印象があるが、劇場版ではフォウとのやりとりですでに気づいていたのだろうか。
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;「ヘルメットしてると、キス…できないんだ」<br />ファ「そっか、んん……やだー!ウフフ!」
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:Mk-IIが撃破され、ファの機体でアーガマへ帰る途中に。二人きりの時間でキスしようとするがヘルメットが邪魔で上手くいかず、悪戦苦闘しているうちにファの方が耐えられなくなって笑い出してしまう。
 
;「戦争に女性を利用するなんて、まともじゃないよ!」
 
;「戦争に女性を利用するなんて、まともじゃないよ!」
 
:劇場版で[[サラ・ザビアロフ]]をシロッコから離そうと必死に説得する。クワトロが聞いていたらどう思ったのだろうか。
 
:劇場版で[[サラ・ザビアロフ]]をシロッコから離そうと必死に説得する。クワトロが聞いていたらどう思ったのだろうか。
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:ウェイブライダーによる突撃をシロッコに仕掛けた時の台詞の劇場版バージョン。TV版における「ここからいなくなれ!」から、明確な意図を持って差し替えられた。
 
:ウェイブライダーによる突撃をシロッコに仕掛けた時の台詞の劇場版バージョン。TV版における「ここからいなくなれ!」から、明確な意図を持って差し替えられた。
 
;「はあ…動いたぁ!」
 
;「はあ…動いたぁ!」
: シロッコに勝利した後、テレビ本編同様に吹き飛ばされたウェイブライダーだったが劇場版のほうではZガンダムに変形していき、変形を終えた直後、カミーユは自分の意識が現実世界に戻ってきたことを口にする。
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: シロッコに勝利した後、テレビ本編同様に吹き飛ばされたウェイブライダーだったが劇場版のほうではΖガンダムに変形していき、変形を終えた直後、カミーユは自分の意識が現実世界に戻ってきたことを口にする。
 
;「ああ、メットを交換する。シロッコのモビルスーツは[[ジュピトリス]]を道連れにしたんだ……」
 
;「ああ、メットを交換する。シロッコのモビルスーツは[[ジュピトリス]]を道連れにしたんだ……」
:テレビ本編とは逆にファの呼び掛けに応えたカミーユ。シロッコの城とも呼べるジュピトリスが崩壊していく光景にカミーユは何を思ったのか…
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:テレビ本編とは逆にファの呼び掛けに応えたカミーユ。シロッコの城とも呼べるジュピトリスが崩壊していく光景にカミーユは何を思ったのか…。
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:劇場版なので繋がりは曖昧だが、[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|木星が舞台になる時代]]に[[クラックス・ドゥガチ|連邦への不信]]の原因にならなければ良いのだが。
 
;「ファだけは、幻覚でもなければ、意識だけの存在だけでもない。こうやって抱く事ができるんだから」
 
;「ファだけは、幻覚でもなければ、意識だけの存在だけでもない。こうやって抱く事ができるんだから」
 
:劇場版での最後の台詞。カミーユとファはコクピットから飛び出し、お互いの存在を確認するよう宇宙に浮かびながら抱き締め合った<ref>この台詞に至る前、ふたりの会話をアーガマ内で通信傍受していた[[サエグサ]]が実況中継を行っていた。唐突なオネエ口調で一連の会話を喋っていたことから'''サエグサ精神崩壊'''とネタになることも。</ref>。2人とガンダムが映るこのラストシーンは『[[機動戦士ガンダムF91]]』における[[シーブック・アノー|シーブック]]と[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]を彷彿とさせる。
 
:劇場版での最後の台詞。カミーユとファはコクピットから飛び出し、お互いの存在を確認するよう宇宙に浮かびながら抱き締め合った<ref>この台詞に至る前、ふたりの会話をアーガマ内で通信傍受していた[[サエグサ]]が実況中継を行っていた。唐突なオネエ口調で一連の会話を喋っていたことから'''サエグサ精神崩壊'''とネタになることも。</ref>。2人とガンダムが映るこのラストシーンは『[[機動戦士ガンダムF91]]』における[[シーブック・アノー|シーブック]]と[[セシリー・フェアチャイルド|セシリー]]を彷彿とさせる。
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=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
 
;「戻れ、戻るんだ、Mk-IIの女の子が危ない!」
 
;「戻れ、戻るんだ、Mk-IIの女の子が危ない!」
:第34話で[[アリアス・モマ|アリアス]]の[[バウ]]に苦戦する[[エルピー・プル|プル]]に思念を送り、さらに[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]ら[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ組]]にプルの窮地を伝えた際の台詞。
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:第34話で[[アリアス・モマ|アリアス]]の[[バウ]]に苦戦する[[エルピー・プル|プル]]に思念を送り、さらに[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]ら[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ組]]にプルの窮地を伝えた。
 
;「空が、空が落ちてくる!」
 
;「空が、空が落ちてくる!」
 
;「いけない!空を落としちゃ!ダメだ!これ以上悲しみを増やしたら!」
 
;「いけない!空を落としちゃ!ダメだ!これ以上悲しみを増やしたら!」
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;「エッ…エマさぁーんっ!!」
 
;「エッ…エマさぁーんっ!!」
 
:[[漫画|漫画版]]にて、自分を庇ってレコアが撃墜された事に激怒したシロッコに、エマが惨殺される姿を見たときの叫び。
 
:[[漫画|漫画版]]にて、自分を庇ってレコアが撃墜された事に激怒したシロッコに、エマが惨殺される姿を見たときの叫び。
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;「みんなーー! 俺にくれ! みんなの意思と力を俺にくれーー! みんなの意思と力を伝えるために、俺の体をつかってくれーー!」
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:[[小説|小説版]]にて、ロザミアが自身を庇ってゲーツと相討ちになりビームで焼かれる光景を見ながら。遅すぎた彼の意思であり、同時に完全に精神が崩壊する事になる…。
 
;「ティターンズが連邦軍のエリートだと言っても優れているのは戦闘技術だけで、人格は問われないんですね」
 
;「ティターンズが連邦軍のエリートだと言っても優れているのは戦闘技術だけで、人格は問われないんですね」
 
:漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』にて、TV版第1話で言えば宇宙港でのジェリドとの因縁が始まる場面。
 
:漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』にて、TV版第1話で言えば宇宙港でのジェリドとの因縁が始まる場面。
 
:ブライトにサインを貰おうとしていたところにティターンズが通りかかり、ジェリドから茶々を入れられた事に激怒するという流れに変更されている。
 
:ブライトにサインを貰おうとしていたところにティターンズが通りかかり、ジェリドから茶々を入れられた事に激怒するという流れに変更されている。
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;「ハサウェイ…ハサウェイ・ノア。僕、カミーユは、君とこんな小っちゃい頃に会っています。色々あったんだろうと思うけど、あるんだろうと思うけど…''やってみなくちゃわからないだろうっ!!!!!''」
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:YouTubeに開設された『ガンダムチャンネル』の登録者数が105万人を突破したのと、2021年6月11日に上映された映画『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』の公開を記念して、歴代[[ガンダムシリーズ]]の[[主人公]]を演じた[[声優]]たちによるインタビュー動画「'''ガンダムパイロットからのメッセージ'''」の中で、カミーユ役の[[声優:飛田展男|飛田展男]]氏が[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]に向けて'''カミーユとして'''伝えたメッセージ。
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:終盤のカミーユの苛烈な怒りの言葉には、例えテロ以外の方法で([[地球連邦政府]]の腐敗への阻止が)望みが薄くてもやってみようともせずに、[[テロリスト]]に身を落としてテロに走ったハサウェイへの憤りが感じられる。
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;「あのガンダムが、何かを伝えようとしている……?」<br />スレッタ「ん、エアリアル、どうしたの?」
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:ゲームソフト『SDガンダム バトルアライアンス』においてDLCで追加された『水星の魔女』のガンダム・エアリアルとの掛け合いの台詞のやり取り。
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:エアリアルの内部にはある重要な秘密があり、アムロやヨナなど他宇宙世紀作品のニュータイプもエアリアルに何かを感じたり、違和感を覚えたりはしていたが、カミーユは「'''伝えようとしている'''」と'''エアリアル自体に何らかの意思がある'''ことを確信するという、踏み込んだ本編ネタバレスレスレの反応な上に'''エアリアル自体も反応を示している'''というカミーユのニュータイプ能力の高さが伺えるやり取り。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
TV版・劇場版含めて感情的な台詞は多いのだが、原作TV版と比べると過激さやヒステリックさを感じさせるセリフは少なく、年下のキャラクターも多い故に子供っぽさも無い為、総じて冷静さを保っているイメージが強い。しかし、傲慢さや非道さを隠そうとしない相手に対しては素直に怒りを露わにしている。
 
TV版・劇場版含めて感情的な台詞は多いのだが、原作TV版と比べると過激さやヒステリックさを感じさせるセリフは少なく、年下のキャラクターも多い故に子供っぽさも無い為、総じて冷静さを保っているイメージが強い。しかし、傲慢さや非道さを隠そうとしない相手に対しては素直に怒りを露わにしている。
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
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;「サーベルで斬り落としてやる!」
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:『α外伝』以降の切り払い発動時の台詞。切り払い専用台詞があるキャラはかなり少ない。『IMPACT』でファンネルに対して発動すると非常に映える画になる。
 
;「V2ガンダムの光の翼を使う! 行けぇーっ!」
 
;「V2ガンダムの光の翼を使う! 行けぇーっ!」
 
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』において、カミーユを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼(通常バージョン)を使った時の台詞。飛田展男氏による音声で収録されている。音声はないが[[スーパーロボット大戦D|D]]でも似たような台詞がある。ウッソ以外に光の翼(通常またはMAP兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼やウッソの他に[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]、[[ルー・ルカ|ルー]]がいる。また、このメンバーの中で、台詞に一番気合が入っている。
 
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』において、カミーユを[[V2ガンダム]]に乗せ光の翼(通常バージョン)を使った時の台詞。飛田展男氏による音声で収録されている。音声はないが[[スーパーロボット大戦D|D]]でも似たような台詞がある。ウッソ以外に光の翼(通常またはMAP兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼やウッソの他に[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]、[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]、[[ルー・ルカ|ルー]]がいる。また、このメンバーの中で、台詞に一番気合が入っている。
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:自分達の現状では、まだ世の中がニュータイプの事を分かっていないからと割り切れもしたが、遥か先の未来でも自分達の時代から全く進歩がなく同じ事が続いているとなると、悲しみ、無念さや悔しさに項垂れるしかなった。
 
:自分達の現状では、まだ世の中がニュータイプの事を分かっていないからと割り切れもしたが、遥か先の未来でも自分達の時代から全く進歩がなく同じ事が続いているとなると、悲しみ、無念さや悔しさに項垂れるしかなった。
 
;「クワトロ大尉…いや、シャア・アズナブルかっ!!」<br />「あなたはシャア・アズナブルを名乗って、何やってんです!?」<br />「クワトロ大尉…あなたが本気で地球を潰すというのなら!」<br />「もう容赦はしませんよ、クワトロ大尉…いや、シャア・アズナブル!」
 
;「クワトロ大尉…いや、シャア・アズナブルかっ!!」<br />「あなたはシャア・アズナブルを名乗って、何やってんです!?」<br />「クワトロ大尉…あなたが本気で地球を潰すというのなら!」<br />「もう容赦はしませんよ、クワトロ大尉…いや、シャア・アズナブル!」
:[[IMPACT]]、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』での[[ネオ・ジオン]]の総帥となり『'''逆襲'''』してきた[[シャア・アズナブル|シャア]]との戦闘台詞。原作ではシャアとして再起するように持ち掛けたのはカミーユだったが、まさかこんな形で再起した彼と合間見える事になろうとは、何とも皮肉な話である。完全な決別を表しているかのようにみえるが……
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:[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』での[[ネオ・ジオン]]の総帥となり『'''逆襲'''』してきた[[シャア・アズナブル|シャア]]との戦闘台詞。原作ではシャアとして再起するように持ち掛けたのはカミーユだったが、まさかこんな形で再起した彼と合間見える事になろうとは、何とも皮肉な話である。完全な決別を表しているかのようにみえるが……
 
;「ΖIIでここを突破してみせる!!」
 
;「ΖIIでここを突破してみせる!!」
:α外伝、[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]にて[[ΖII]]に乗った時の戦闘台詞。
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:『α外伝』、[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]にて[[ΖII]]に乗った時の戦闘台詞。
 
;「憎しみを吐き出すだけの存在は、この宇宙から消えろ!」<br />「なぜ、わからない! 人は憎み合うだけの生き物ではないことが!」<br />「貴様のエゴのためだけに、人の未来を渡しはしない!」
 
;「憎しみを吐き出すだけの存在は、この宇宙から消えろ!」<br />「なぜ、わからない! 人は憎み合うだけの生き物ではないことが!」<br />「貴様のエゴのためだけに、人の未来を渡しはしない!」
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』にて、最終決戦における[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]に乗った[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]との戦闘台詞。前大戦でやり方こそ誤ったが、曲がりなりにも人類の未来や行く末を案じて走った[[シャア・アズナブル|信じた元上官]]の行動を、本質を理解しようとすらせず、曲解して自分の呪われた運命による狂気の行動への正当化するための引き合いに出した事から、凄まじい怒りがあふれている。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』にて、最終決戦における[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]に乗った[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]との戦闘台詞。前大戦でやり方こそ誤ったが、曲がりなりにも人類の未来や行く末を案じて走った[[シャア・アズナブル|信じた元上官]]の行動を、本質を理解しようとすらせず、曲解して自分の呪われた運命による狂気の行動への正当化するための引き合いに出した事から、凄まじい怒りがあふれている。
 
;「ケイサル・エフェス! 怨念に人の魂は渡さない!」<br />「お前は神でも悪魔でもない! 憎しみに満ちたエゴの塊だ!」<br />「人の革新…過去からの亡霊を断ち切って、進ませてもらう!」
 
;「ケイサル・エフェス! 怨念に人の魂は渡さない!」<br />「お前は神でも悪魔でもない! 憎しみに満ちたエゴの塊だ!」<br />「人の革新…過去からの亡霊を断ち切って、進ませてもらう!」
 
:[[ケイサル・エフェス]]への[[特殊戦闘台詞]]。シロッコとの最終決戦を彷彿とさせる戦闘前会話から察するに、丁度TV版最終話のような状況でカミーユに力が宿っているものと思われる。
 
:[[ケイサル・エフェス]]への[[特殊戦闘台詞]]。シロッコとの最終決戦を彷彿とさせる戦闘前会話から察するに、丁度TV版最終話のような状況でカミーユに力が宿っているものと思われる。
 +
;「フォウ、オレに力を貸してくれっ!」<br />「フィンファンネル、行けぇっ!」
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:『D』にて[[Hi-νガンダム]]に搭乗し、フィンファンネルを使用した際の台詞。直後、Ζガンダムでウェイブライダー突撃を仕掛けた時同様、この言葉通りフォウの霊体が画面を横切るという印象深い演出が成される。
 
;「目先の目的だけで動くな、ガロード!!」<br>「ゲイナー! もっと現実を見るんだ!」
 
;「目先の目的だけで動くな、ガロード!!」<br>「ゲイナー! もっと現実を見るんだ!」
 
:『Z』中盤にて[[ZEUTH]]で内紛が発生した際に敵対した[[ガロード・ラン|ガロード]]、または[[ゲイナー・サンガ]]と戦闘すると発生する特殊台詞。
 
:『Z』中盤にて[[ZEUTH]]で内紛が発生した際に敵対した[[ガロード・ラン|ガロード]]、または[[ゲイナー・サンガ]]と戦闘すると発生する特殊台詞。
1,107行目: 1,168行目:  
:『Z』で、戦闘した相手が子供だった場合、相手からの攻撃を回避した時に発生する特殊台詞。『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』で[[クェス・パラヤ|クェス]]の操る[[α・アジール]]の執拗な攻撃を凌いだ[[アムロ・レイ|アムロ]]を彷彿させる台詞である。
 
:『Z』で、戦闘した相手が子供だった場合、相手からの攻撃を回避した時に発生する特殊台詞。『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』で[[クェス・パラヤ|クェス]]の操る[[α・アジール]]の執拗な攻撃を凌いだ[[アムロ・レイ|アムロ]]を彷彿させる台詞である。
 
;「俺は認めない! お前のそのエゴを、その傲慢さを!」
 
;「俺は認めない! お前のそのエゴを、その傲慢さを!」
:『[[第3次Z時獄篇]]』にて逆襲したシャアと戦闘した際に。語調にかなり力が篭っており、シャアへの怒りと失望が非常に強く感じられる。劇場版ZでのTV版との変更を鑑みればこれも当然と言える。もっとも、時獄篇のシャアの真意は原作とは全く別のところにあったわけだが…。ちなみにフロンタルとの決戦時にも採用されている。
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:『[[第3次Z時獄篇]]』にて逆襲したシャアと戦闘した際に。語調にかなり力が篭っており、シャアへの怒りと失望が非常に強く感じられる。劇場版ZでのTV版との変更を鑑みればこれも当然と言える。もっとも、時獄篇のシャアの真意は原作とは全く別のところにあったわけだが…。ちなみにフロンタルとの決戦時にも採用されている。『[[スーパーロボット大戦T|T]]』でも己の憎しみのために地球を[[コロニーレーザー]]で焼き尽くそうとする[[クラックス・ドゥガチ|ドゥガチ]]に言い放つ。
 +
;「ゼータが魂の力を表現するマシンなら…!」<br />「俺がそれを引き出してみせる!」<br />「やるんだ、生きている俺が!」<br />「この力で出来る事を!」<br />「うおおおおおおっ!!」<br />「はあ…はあ…はあ…」<br />「ありがとう、みんな…」
 +
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で追加された[[Ζガンダム]]の「ウェイブライダー突撃」使用時の台詞。魂の力を引き出しながらも、精神は安定していることが伺える。TV版の設定なので、一度精神崩壊してから復帰した後の台詞だと考えると感慨深いものがある。
    
=== 旧シリーズ ===
 
=== 旧シリーズ ===
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:;「アムロさん、もしかすると……」
 
:;「アムロさん、もしかすると……」
 
::上記の台詞の後、アムロが「彼らはコロニーのために戦っていると言っていたな……ならば、敵対する必要はないはずだ」と説き、もしかしたら今の状態なら、彼を仲間に引き込めるのではないのかと暗に提示した台詞。この後、アムロも今なら話が通じるかも知れないと頷き、2人で説得を試みる事に…。
 
::上記の台詞の後、アムロが「彼らはコロニーのために戦っていると言っていたな……ならば、敵対する必要はないはずだ」と説き、もしかしたら今の状態なら、彼を仲間に引き込めるのではないのかと暗に提示した台詞。この後、アムロも今なら話が通じるかも知れないと頷き、2人で説得を試みる事に…。
:;カミーユ「よせ! 俺達は敵じゃない!!」<br />カトル「!? そ、そうですよね……わかっていたんだ……ずっと前から……ロンド=ベルは敵じゃないって……それなのに、僕は……お願いします! 僕を、ロンド=ベルに加えてください! ……勝手な言い草だという事は、十分承知しているつもりです……けど……このままじゃ……」<br />カミーユ「本気で言っているのか?」<br />カトル「ええ……もう、あなた達と戦う理由はありませんから……」<br />カミーユ「……君の名前は?」<br />カトル「カトルです。カトル=ラバーバ=ウィナー」<br />カミーユ「……なるほど、確かに信用してもよさそうだ」<br />カトル「? 今のは…宇宙の心?」<br />カミーユ「カトル、君を歓迎するよ。ロンド=ベルの一員として」<br />カトル「本当ですか! ありがとうございます!」
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:;「よせ! 俺達は敵じゃない!!」<br />カトル「!? そ、そうですよね……わかっていたんだ……ずっと前から……ロンド=ベルは敵じゃないって……それなのに、僕は……お願いします! 僕を、ロンド=ベルに加えてください! ……勝手な言い草だという事は、十分承知しているつもりです……けど……このままじゃ……」<br />「本気で言っているのか?」<br />カトル「ええ……もう、あなた達と戦う理由はありませんから……」<br />「……君の名前は?」<br />カトル「カトルです。カトル=ラバーバ=ウィナー」<br />「……なるほど、確かに信用してもよさそうだ」<br />カトル「? 今のは…宇宙の心?」<br />「カトル、君を歓迎するよ。ロンド=ベルの一員として」<br />カトル「本当ですか! ありがとうございます!」
 
::上記の台詞の後、カミーユでカトルを説得した場合のやり取り。彼の真意や決意が本物かどうか確かめるべく、一度は試すような物言いをするが彼の真摯な応対を受け、仲間に引き入れる事にする。なお、一度はカトルがニュータイプのカミーユと共鳴するような描写があり、「'''ガンダムWの5人のガンダムパイロットの中でも一番感覚が鋭敏で、「勘」というものに関しては神憑りレベル'''」という『[[新機動戦記ガンダムW]]』のシリーズ構成を担当した、脚本家の隅沢克之氏による設定が如実に再現されており、宇宙世紀史上最高のニュータイプ能力を持つカミーユと高度な感応を示しているあたり、芸が細かい。これが縁なのか、後のスパロボシリーズでもカトルとは何かと絡む事が多くなる。
 
::上記の台詞の後、カミーユでカトルを説得した場合のやり取り。彼の真意や決意が本物かどうか確かめるべく、一度は試すような物言いをするが彼の真摯な応対を受け、仲間に引き入れる事にする。なお、一度はカトルがニュータイプのカミーユと共鳴するような描写があり、「'''ガンダムWの5人のガンダムパイロットの中でも一番感覚が鋭敏で、「勘」というものに関しては神憑りレベル'''」という『[[新機動戦記ガンダムW]]』のシリーズ構成を担当した、脚本家の隅沢克之氏による設定が如実に再現されており、宇宙世紀史上最高のニュータイプ能力を持つカミーユと高度な感応を示しているあたり、芸が細かい。これが縁なのか、後のスパロボシリーズでもカトルとは何かと絡む事が多くなる。
 
::なお、後のシナリオに出てくる[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[トロワ・バートン|トロワ]]、そして[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の3名はカトルが仲間にいないと説得できないので、彼らも仲間に引き入れたいならこのステージでのカトルの説得は必要不可欠である。
 
::なお、後のシナリオに出てくる[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[トロワ・バートン|トロワ]]、そして[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]の3名はカトルが仲間にいないと説得できないので、彼らも仲間に引き入れたいならこのステージでのカトルの説得は必要不可欠である。
 +
;「フォウ!…フォウ…ありがとう。俺はフォウのぶんまで生きるよ。それでいいだろ?フォウ…」
 +
:ポセイダルルートの72話「塗り替えられた地図」にて、フォウが死んでいる状態でカミーユがシロッコを撃墜した時の最期の台詞。死んでも守護霊となって自分を守ってくれたいい女に心からの感謝をし、前を向いて生きていくことを決めた。旧シリーズのカミーユがまた一歩大人になった瞬間である。
    
=== αシリーズ ===
 
=== αシリーズ ===
1,172行目: 1,237行目:  
:;「自分の肉親の死を目の当たりにしたんだ…無理はないな」
 
:;「自分の肉親の死を目の当たりにしたんだ…無理はないな」
 
::第11話「君と戦場で」のシナリオデモにて。実父を失った[[フレイ・アルスター|フレイ]]を気にかける[[サイ・アーガイル|サイ]]達の会話に続いて。原作で同じ経験を持ったものとして彼女の心情を察しての台詞。
 
::第11話「君と戦場で」のシナリオデモにて。実父を失った[[フレイ・アルスター|フレイ]]を気にかける[[サイ・アーガイル|サイ]]達の会話に続いて。原作で同じ経験を持ったものとして彼女の心情を察しての台詞。
:;「自惚れるな! αナンバーズには、お前より強い人間がいくらでもいる!それも肉体的にじゃない! 精神的にだ!」
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:;「自惚れるな! αナンバーズには、お前より強い人間がいくらでもいる! それも肉体的にじゃない! 精神的にだ!」
::第21話地球降下ルート「プリティ・デビル」より。フレイの謀略によって増長したキラに説教しようとして。しかし、この後「僕の気持ちが他の人にわかるものか」と反論されてシンジに説教役の座を譲ることに。
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::第21話地球降下ルート「プリティ・デビル」より。フレイの謀略によって増長したキラに説教しようとして。しかし、この後「僕の気持ちが他の人にわかるものか」と反論されてシンジに説教役の座を譲ることに。カミーユの言い分自体は正しいのだが、原作でのキラの精神状態を考えると(この時のキラにとっては)説得力に欠けた発言であり、説教に不向きだったのは致し方ないだろう。
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::『SEED』原作の上記場面に対する視聴者たちの反応と複雑な事情<ref>原作での一連の出来事は「アークエンジェルの戦力が実質キラ一人」であり、かつ「周囲が無自覚にキラを追い込んでおり、結果として理解者となってしまったフレイが唯一キラに寄り添う形となった」事が大きな要因であり、劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)の公開された2024年時点では「原作より戦力が充実している『第3次α』でこのイベントが起きるのは不自然である」と言う指摘も少なくない。</ref>が現在ほど知られてなかったために色々な意味で有名になった本場面だが、時を経てまた別の解釈が生まれることになる。
 
:;「どこまで人は…他人の命をエゴで踏みにじれば気が済むんだ…!」<br />「こんな戦いのどこに理想や信念があるというんだ!?」
 
:;「どこまで人は…他人の命をエゴで踏みにじれば気が済むんだ…!」<br />「こんな戦いのどこに理想や信念があるというんだ!?」
 
::第31話アラスカ行ルート「青き清浄なる世界のために」より。[[サイクロプス]]で味方ごと[[ザフト]]を殲滅しようとする連邦のやり方に激怒する。
 
::第31話アラスカ行ルート「青き清浄なる世界のために」より。[[サイクロプス]]で味方ごと[[ザフト]]を殲滅しようとする連邦のやり方に激怒する。
1,210行目: 1,276行目:  
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
:
 
:
:;「いい加減にしろ! 今はあれを地球へ落とさないことが一番大事な事だろ!」<br />「そっちは異星人との戦いが未体験な以上、俺達が引き受けるのが最善だと言ってるんだ!」<br />「文句なら、後でいくらでも聞いてやる! 今は目の前の敵に集中しろ!」
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;「いい加減にしろ! 今はあれを地球へ落とさないことが一番大事な事だろ!」<br />「そっちは異星人との戦いが未体験な以上、俺達が引き受けるのが最善だと言ってるんだ!」<br />「文句なら、後でいくらでも聞いてやる! 今は目の前の敵に集中しろ!」
::セツコ編第8話「世界の終わる時」より。[[エゥーゴ]]との連携を頑なに拒むシンを叱った際の台詞。カミーユがシンを叱ったことがきっかけとなってカミーユとシンが親友同士となった為、カミーユが叱っていなければ『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でのシンの運命もまた変わっていたのかもしれない。
+
:セツコ編第8話「世界の終わる時」より。
:;「…似てるんだ、そいつと俺…きっと少しのきっかけで俺もあいつのようになってしまうと思うんだ…」
+
:[[エゥーゴ]]との連携を頑なに拒むシンを叱った際の台詞。
::セツコ編第26話「ホンコン・シティ」より。カミーユがシンの事を気にかける理由。今回のカミーユは劇場版なので、シンのようになるというのはTV版のようになる事を指していると思われる。
+
:カミーユがシンを叱ったことがきっかけとなってカミーユとシンが親友同士となった為、カミーユが叱っていなければ『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でのシンの運命も悲惨なものになっていたのかもしれない。
:;「フォウの事だけじゃない…。戦争なんてやってる俺達が正しいわけがない!」<br />「それでもやるしかないんだ…!自分のやってる事が正しくないと知りながらも…!」<br />「だが、お前は違う! 今のお前は自分で判断する事をやめて誰かの決めた正しさに酔ってるだけだ!」
+
;「…似てるんだ、そいつと俺…きっと少しのきっかけで俺もあいつのようになってしまうと思うんだ…」
::セツコ編第35話ジブラルタルルート「戦闘神の影」より。ステラ返還の一件でアスランと揉めた挙げ句、議長に許された事によりアスランに対して増長した態度を取ったシンの言動が切欠で彼と論戦になった際の言葉。原作同様に議長の思想に溺れていくシンへのカミーユなりの危惧を表しているが、そんな中で戦いに対するカミーユの決意が側で聞いていたハリーを感銘させて後にキラへとこの言葉を伝える事になり、キラに大きな影響を与え、シンとの一触即発状態も一応は免れて自軍の空気も好転していく。劇場版でTV版から成長し、物事を大きく考えることができるようになったカミーユらしい台詞。
+
:セツコ編第26話「ホンコン・シティ」より。カミーユがシンの事を気にかける理由。
::『時獄篇』ではシャアの再起に衝撃を受けていたところ、シンからこの台詞を下敷きにした叱咤を受けて立ち直っている。
+
:本作のカミーユは劇場版なので、シンのようになるというのはTV版のようになることを指していると思われる。
:;(だが、わからない…。俺は何度かUNを使用したが、俺達に関する記事は見た事がなかった…)<br />(検索条件をZEUTHにした時、なぜ、別働隊の記事だけが見つかったんだ…)<br />(それに俺達に潰し合いをさせるのが目的だとしても、こんな不確かな方法で勝算があると思ったのか…?)
+
;「フォウの事だけじゃない…。戦争なんてやってる俺達が正しいわけがない!」<br />「それでもやるしかないんだ…!自分のやってる事が正しくないと知りながらも…!」<br />「だが、お前は違う! 今のお前は自分で判断する事をやめて誰かの決めた正しさに酔ってるだけだ!」
::セツコ編第38話「踊る悪夢」より。[[カイメラ|何者か]]の謀略によって[[UN]]にでっち上げの記事を書かれた事により残虐非道の極悪人の濡れ衣を着せられ、それを見た別働隊のメンバーが誤解し自分達に本気で攻撃を仕掛けた事によって、内部抗争が本格化しそうになったところを[[破嵐万丈]]と[[オルソン・D・ヴェルヌ|オルソン大尉]]が双方の誤解を解くべく、一時休戦した後で万丈たちに事の真相を聞いた場面で思った独白。
+
:セツコ編第35話ジブラルタルルート「戦闘神の影」より。
::なお、この疑問はランドルートではゲイナーが独白している。
+
:ステラ返還の件でアスランと揉めた挙げ句、デュランダルに許された事によりアスランに対して増長した態度を取ったシンの言動が切っ掛けで彼と論戦になった際の言葉。
:;(ジェリド…。お前は最期の時に何を思った…俺を倒すためだけの戦いに何の意味があったんだ…)
+
:原作と同様にデュランダルの思想に溺れていくシンへのカミーユなりの危惧を表しているが、そんな中で戦いに対するカミーユの決意が側で聞いていたハリーを感銘させて後にキラへとこの言葉を伝える事になり、キラに大きな影響を与え、シンとの一触即発状態も一応は免れて自軍の空気も好転していく。
::第56話ミネルバ一時残留ルート「君の姿、僕の姿」に於けるジェリドの最期を見届けた時の台詞。
+
:劇場版でTV版から成長し、物事を大きく考えることができるようになったカミーユらしい台詞。
 +
:『時獄篇』ではシャアの再起に衝撃を受けていたところ、シンからこの台詞を下敷きにした叱咤を受けて立ち直っている。
 +
;(だが、わからない…。俺は何度かUNを使用したが、俺達に関する記事は見た事がなかった…)<br />(検索条件をZEUTHにした時、なぜ、別働隊の記事だけが見つかったんだ…)<br />(それに俺達に潰し合いをさせるのが目的だとしても、こんな不確かな方法で勝算があると思ったのか…?)
 +
:セツコ編第38話「踊る悪夢」より。
 +
:[[カイメラ|何者か]]の謀略によって[[UN]]にでっち上げの記事を書かれた事により残虐非道の極悪人の濡れ衣を着せられ、それを見た別働隊のメンバーが誤解し自分達に本気で攻撃を仕掛けたことによって、内部抗争が本格化しそうになったところを[[破嵐万丈]]と[[オルソン・D・ヴェルヌ|オルソン大尉]]が双方の誤解を解くべく、一時休戦した後で万丈たちに事の真相を聞いた場面で思った独白。
 +
:なお、この疑問はランドルートではゲイナーが独白している。
 +
;レコア「そこを退きなさい、カミーユ!私の邪魔をするのならあなたでも許さない!」<br />「レコアさんのプレッシャーに押されていく…!?」<br />「この力…![[パプテマス・シロッコ]]への思いから来るのか!?」
 +
:ミネルバ一時残留ルート第51話「決別」にて[[レコア・ロンド]]([[ティターンズ]])との戦闘前会話。
 +
;ヤザン「ジェリドから名前を聞いた!貴様がカミーユ・ビダンか!」<br />「こいつ…!ジブラルタル周辺で戦った男か!」<br />ヤザン「お前は極上の獲物だ!ジェリドごときにくれてやるわけにはいかんな!」<br />「この男も個人的な感情で戦争をやっている!」<br />「ティターンズは信念も大義も無いただの戦争集団なのかよ!」
 +
:同話においての[[ヤザン・ゲーブル]]との戦闘前会話。
 +
:尚、「信念も大義も無い」とカミーユに断じられたティターンズだが、TV版Zにおけるクワトロのダカール演説でティターンズのやり方に疑問を持ったアジス・アジバや、小説及び漫画作品『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』で[[バスク・オム|バスク]]の非道なやり方に反感を抱いていたオットー・ペテルゼン大佐、夏元雅人氏の漫画作品『ガンダムレガシー』でジオン残党による気化弾頭をめぐるテロ騒動でティターンズの方針に反発したフォルド・ロムフェローとエイガーのように、良識を失っていない者も少なからず存在する。
 +
:そしてヤザンも、コロニーへの毒ガス使用という非道な作戦への参加を拒否するなどの一本筋が通った部分がある。
 +
;ジェリド「見つけたぞ、カミーユ!」<br />「ジェリド!こんな殺戮兵器を使う事がティターンズのやり方か!」<br />ジェリド「戦争はシロッコに任せる!俺は、必ずお前という男を倒して前へ進むんだ!」<br />「状況が見えていないのか!そんな小さな男の踏み台になどなってたまるか!」
 +
:同話においての[[ジェリド・メサ]]との戦闘前会話。
 +
;「何が僕らの望む世界だ!それがどれだけの悲劇を生むか、分かっているのか!」<br />オルバ「カミーユ・ビダン…!ニュータイプとして覚醒しつつあるお前の存在は許さない!」<br />「お前達だって[[D.O.M.E.]]の言葉を聞いた筈だ!ニュータイプに囚われていては、お前達は先に進めないぞ!」<br />オルバ「僕達は未来に進んでいるさ。この世界を滅ぼす事で」<br />シャギア「世界は炎に包まれた後、生まれ変わる。それが我々の望みだ…!」<br />「失ったものは戻らないんだ…!人の命も世界も!それが、何故わからないんだ!」
 +
:ミネルバ一時残留ルート第52話「黒歴史の真実」より。
 +
:[[フロスト兄弟]]との戦闘前会話。
 +
;ジェリド「カミーユ!俺達の戦いも、ここで決着をつける!」<br />「お前はシロッコのやり方を認めて、奴のために戦っているのか!」<br />ジェリド「俺は軍のトップに立つ男だ!そのためにはいずれ奴も片付ける!だが、その前に俺の進む先をことごとく邪魔してきたお前を、この手で倒す!」<br />「お前たちは人類の未来を占う戦いの中でも私怨で動くと言うのか!そんな小さい男の相手をしている時じゃないんだよ!それをわかれっ!!」
 +
:ifルート第56話「君の姿、僕の姿」でのジェリドとの戦闘前会話。
 +
;(ジェリド…。お前は最期の時に何を思った…俺を倒すためだけの戦いに何の意味があったんだ…)
 +
:同話にて、ジェリドの最期を見届けた時の台詞。
 +
;ヤザン「楽しいなぁ、カミーユ!こんな大きな戦場で、お前と戦う事が出来るとは!」<br />「ここにも個人の感情で戦う奴がいるか!」<br />ヤザン「それの何が悪い!誰がトップに立とうと世界から戦争は無くならないんだ!」<br />ヤザン「だったら、俺はそれを楽しませてもらうぜ!」<br />「こいつっ!遊びでやってるんじゃないんだよ!!」
 +
:同話において。ヤザンとの戦闘前会話。
 +
;「レコアさん!どうしても戦うと言うんですか!?」<br />レコア「それが私の選んだ生き方だといったはずよ、カミーユ!」<br />「だからって、シロッコの目指す世界を肯定すると!?」<br />レコア「私には世界よりも、私自身の方が大切なのよ!」<br />「レコア・ロンド!そんなエゴを俺は認めはしないっ!!」
 +
:同話において。レコアとの戦闘前会話。
 +
;「サラ!戦いを止めないのなら、俺だって考えがあるぞ!」<br />サラ「あなたとは敵同士よ!殺し合うのが当然だわ!」<br />「俺は自分の意思で戦っていない人間を討つつもりはない!」<br />サラ「!」<br />「シロッコのために戦っている君は、あいつの操り人形と同じだ!」<br />「俺は君から戦う力を奪うぞ!」
 +
:同話において。
 +
:[[サラ・ザビアロフ]]との戦闘前会話。
 +
;「パプテマス・シロッコ!自ら戦場に出て来たか!」<br />シロッコ「そうでもしなければ、君達は私の力を理解出来まい」<br />シロッコ「戦場で私を直に感じ取れば、抵抗する気力も消え失せるだろう」<br />「ふざけた事を!どれだけ人を見下せば気が済む!」<br />シロッコ「それが私の持って生まれた理由だ、カミーユ・ビダン!」<br />シロッコ「私に歯向かう事は世界の理に背く事と同じなのだよ!」<br />「そんな傲慢を許すものか!戦いの元凶を俺は討つ!」
 +
:同話において。
 +
:[[パプテマス・シロッコ]]([[ジ・O]]搭乗)との戦闘前会話。
 +
;デュランダル「彼がカミーユ・ビダン…。エゥーゴの若きエースか…」<br />「デュランダル議長!あなたの手腕ならば、平和的な手段で地球を統一できたかもしれないのに!」<br />デュランダル「買いかぶりだよ、カミーユ君。私にそんな力はない」<br />「だからって、人の心を無視するようなディスティニープランなんてものを考えるなんて!」<br />「あれが本心だと言うなら、俺はあなたをどのような手段を使っても止めるぞ!」
 +
:同話において。
 +
:[[ギルバート・デュランダル]]との戦闘前会話。
 +
;「なぜ、滅びを望む!世界には多くの人の命があるんだぞ!」<br />「それをわからない者は消えろ!お前達こそが世界に存在していてはならない者だ!!」
 +
:ifルート第57話「終末の光」より。
 +
;「人々の不安に付け込んで意思を誘導するようなやり方は、精神を支配しているのと同じだ!」<br />「そんな人間達に俺達の世界の未来を渡すわけにはいかないんだ!」
 +
:第59話における初戦闘時の戦闘前会話。
 +
;「エーデル・ベルナル!人の命を自らの野望の駒にしか考えていない女!」<br />エーデル「私は統治者だぞ。統治される民達の命も私が管理するものだ!」<br />「そんな理屈は認められない!お前の存在は人の在り方を歪める!」<br />エーデル「知るがいい、ニュータイプよ!人の可能性も未来も全ては私が統べるのだ!」<br />「そんなエゴが許せるものか!世界はお前のものではない事を知れ!!」
 +
:最終話(黒歴史エンド回避)の前半ステージより。
 +
:[[エーデル・ベルナル]]との戦闘前会話。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク|ZSPD]]
 
:
 
:
:;「多くの人の犠牲の上に取り戻した平和だ…!必ず守ってみせる!」<br />「戦いを望む者は、この世界から居なくなれ!」
+
;「多くの人の犠牲の上に取り戻した平和だ…!必ず守ってみせる!」<br />「戦いを望む者は、この世界から居なくなれ!」
::シークレットエピローグセツコ編第1話「眠れる脅威」に於ける[[エグゼクター|無人機軍団]]との初戦闘時に発生する[[戦闘前会話]]。世界を再び戦火に巻き込もうとする者達への怒りを叫びながら、[[黒歴史]]の「傀儡」たる意志無き兵器に照準を絞り込む。
+
:シークレットエピローグセツコ編第1話「眠れる脅威」に於ける[[エグゼクター|無人機軍団]]との初戦闘時に発生する[[戦闘前会話]]
:;「あいつは…敵意は有るが、害意ではない…?自分のやっている事に信念を持っているのか…!」<br />「ためらえば殺られる…!向こうは迷いも何も無いんだ!」<br />「負ける訳にはいかない!俺達は世界を…人を信じて今日まで戦ってきたんだ!!」
+
:世界を再び戦火に巻き込もうとする者達への怒りを叫びながら、[[黒歴史]]の「傀儡」たる意志無き兵器に照準を絞り込む。
::シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」に於ける[[XAN-斬-]]との戦闘前会話。ブラックオーバーマンから伝わる意思に一瞬の躊躇いを覚えるも、可能性に満ちた人類の未来を守るべく一切のセンチメンタリズムを棄てる。
+
;「なぜ、戦いを望む!?人の命が失われていく事がそんなに楽しいのか!?」<br />ギンガナム「失われるから命は輝く!戦いこそが命の光を増大させる!<br />ギンガナム「つまり、人間の生きる意味そのものだという事だ!」<br />「そんな理屈を人の命を奪うだけの奴が言うな!」<br />「戦うだけの男に人間の意味を語る資格があるものか!」
:;「人間を愛するからこそ、エグゼクターシステムのマスターの役割を果たしていたのかもな…」
+
:シークレットエピローグ第2話「執行者」より。
::戦闘終了後に[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]からXANの真意を告げられ、人類への試練として敢えて「鬼神」と化したサムライに想いを馳せる。
+
:[[ギム・ギンガナム]]との戦闘前会話。
 +
;「あいつは…敵意は有るが、害意ではない…?自分のやっている事に信念を持っているのか…!」<br />「ためらえば殺られる…!向こうは迷いも何も無いんだ!」<br />「負ける訳にはいかない!俺達は世界を…人を信じて今日まで戦ってきたんだ!!」
 +
:シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」に於ける[[XAN-斬-]]との戦闘前会話。
 +
:ブラックオーバーマンから伝わる意思に一瞬の躊躇いを覚えるも、可能性に満ちた人類の未来を守るべく一切のセンチメンタリズムを棄てる。
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;「人間を愛するからこそ、エグゼクターシステムのマスターの役割を果たしていたのかもな…」
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:戦闘終了後に[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]からXANの真意を告げられ、人類への試練として敢えて「鬼神」と化したサムライに想いを馳せる。
 
:
 
:
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]
 
:
 
:
:;「マシンを支配するって…どういう原理なんだ…!?」
+
;「マシンを支配するって…どういう原理なんだ…!?」
::第32話「あばよ、ダチ公…」より。チミルフとの戦いの中、[[ダイガンザン]]を奪う方法として、リーロン説明したグレンラガンの合体システムを聞かされた際に少々困惑した台詞。
+
:第32話「あばよ、ダチ公…」より。
:;「俺は…こいつのような男を知っている…!」<br />「戦いを楽しむような男は危険だ…! ここで、この男を倒さなければ、いつか取り返しのつかない事になる!」
+
:チミルフとの戦いの中、[[ダイガンザン]]を奪う方法として、リーロンが説明したグレンラガンの合体システムを聞かされた際に少々困惑してしまった際の台詞。
::第35話ソレスタルビーイングルート「悪意の矛先」に於ける[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]との戦闘前会話。ここでカミーユの言う「サーシェスのような男」とは、やはり[[ヤザン・ゲーブル|彼]]の事か(前作の展開上、他にも[[ギム・ギンガナム|あの人]]も該当しそうだが)。後に時獄篇にて[[ガウルン]]と対峙した際にも同様の趣旨の台詞を言っている。
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;「俺は…こいつのような男を知っている…!」<br />「戦いを楽しむような男は危険だ…! ここで、この男を倒さなければ、いつか取り返しのつかない事になる!」
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:ソレスタルビーイングルート第35話「悪意の矛先」に於ける[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]との戦闘前会話。
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:ここでカミーユの言う「サーシェスのような男」とは、やはり[[ヤザン・ゲーブル|彼]]の事だろう(前作の展開上、他にも[[ギム・ギンガナム|あの人]]も該当しそうだが)。
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:後に、時獄篇にて[[ガウルン]]と対峙した際にも同様の趣旨の台詞を言っている。
 
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
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:;(それは、この世界にいる人間の声…叫びだ)<br />(刹那…。お前は何かに変わろうとしている)<br />(耳を澄ませ、刹那。もっと多くの声を聞くんだ)
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;(それは、この世界にいる人間の声…叫びだ)<br />(刹那…。お前は何かに変わろうとしている)<br />(耳を澄ませ、刹那。もっと多くの声を聞くんだ)
::第29話「戦士たちの叫び」にて、[[GN粒子]]による意識共有空間を初めて経験し戸惑う[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に対して。かつての自分が[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]に導かれたように、自らの力に戸惑う[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に「先輩」として助言し、導く。
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:第29話「戦士たちの叫び」にて、[[GN粒子]]による意識共有空間を初めて経験し戸惑う[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に対して。
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:かつての自分が[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]に導かれたように、自らの力に戸惑う[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に「先輩」として助言し、導く。
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;「クワトロ大尉…!あなたが決めた事ならば、それがどんな選択でも俺は認めます!」<br />「だけど、今のあなたは迷っている!そんなあなたを俺は見たくありません!」<br />クワトロ「…私はその程度の男だ。君の期待に応える事は出来ない」<br />「あなたは、そんな言葉で自分の心をごまかす大人なんですか!」<br />「それが本心ならば、俺はあなたに本気で失望します!」
 +
:第34話「白い牙」より。
 +
:クワトロとの戦闘前会話。
 +
;「ゼクス特佐!こんなやり方をあなたが認めると言うのなら…!」<br />ミリアルド「全ては宇宙と地球に平等を与え、世界に永遠の平和をもたらすためだ!」<br />「あなたなら、トレーズ司令と共に戦争以外の方法でそれが出来たはずなのに!」<br />ミリアルド「私は戦士なのだよ!それ故に人類に戦いを見せなければならない!」<br />「広がっていく憎しみや悲しみ…!そんなものは誰も求めていない!」<br />「ゼクス特佐!あなたを討つ事で、それを止めてみせる!」
 +
:黒の騎士団ルート第53話「最後の勝利者」より。
 +
:[[ミリアルド・ピースクラフト]]との戦闘前会話。
 +
;「トレーズ司令!あなた程の人が、こんなやり方で世界を変えようとするなんて!」<br />トレーズ「買いかぶりだよ、カミーユ。これが私に出来る精一杯だ」<br />トレーズ「だから、私は全身全霊を懸けて戦う!私を信じてくれた人達と私の愛する世界のために!」<br />「ならば、司令!俺達は、そのあなたを止めます!俺達が信じるもののために!」
 +
:同話において。
 +
:[[トレーズ・クシュリナーダ]]との戦闘前会話。
 +
;リボンズ「カミーユ・ビダン。君もアムロと同じで、その力を無駄に使っているんだね」<br />「その独善…!お前は神になったつもりか!」<br />リボンズ「君達を倒せば、名実共にそう言えるだろうね。つまり、この戦いは僕が神の座につくための通過儀礼のようなものだよ」<br />リボンズ「そして、君のような純粋種を倒す事で僕の力は証明される!」<br />「哀れだな、お前は!力でしか自分の存在を確認できないのか!」<br />「そんな男の自己満足のためにこの世界は存在しているんじゃないぞ!」
 +
:黒の騎士団ルート第58話「革新」より。
 +
:[[リボンズ・アルマーク]]との戦闘前会話。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
 
:
 
:
:;カミーユ「せっかくだから行ってこいよ、バナージ。これも勉強だ」<br/>バナージ「いいパイロットになるために必要だってことですか?」<br/>カミーユ(そうじゃない。オードリーが参っているようだから、気晴らしに連れ出してやれ)
+
;カミーユ「せっかくだから行ってこいよ、バナージ。これも勉強だ」<br/>バナージ「いいパイロットになるために必要だってことですか?」<br/>カミーユ(そうじゃない。オードリーが参っているようだから、気晴らしに連れ出してやれ)
::第17話「開かれた新世界」にて。
+
:第17話「開かれた新世界」にて。
:;「自分の命にすら執着がないから、他人の命を簡単に奪うことができるのか?!」
+
;「今ならば、はっきりわかる…お前はクワトロ大尉ではない!」<br/>フロンタル「その言葉を聴く限り、少しは私と総帥を取り違えてくれたようだね。光栄だよ、カミーユ・ビダン君」<br/>「なぜ、俺の名前を…!?」<br/>フロンタル「当然だよ。私は君のことも、良く知っているのだから」
::「BEYOND THE TIME」より。自爆という手段で、時空修復を妨害しようとするフロンタルに対しての台詞。何気に[[キンケドゥ・ナウ|今作には登場してない彼]]を髣髴する発言でもある。
+
:ネオ・ジオン調査ルート第22話「ロンデニオンの邂逅」orネオ・ジオン静観ルート第24話「シャアの影」より、フロンタルとの戦闘前会話。
:;「わかりました!」
+
:フロンタルがシャアとは真逆の人間であることに気付いたカミーユだが、フロンタルが自分の名前を知っている事には驚きを隠せなかった。
::地球へと落下していくアクシズを前にブライトの一声「すまんが、みんなの命をくれ」にカミーユは真っ先に、即答する。シャアが繋いでくれた千載一遇の機会を、この手につかむために。
+
;「バナージ…!初めてお前に会った時から感じていた可能性…それをこんな所で終わらせはしない!」<br/>「ユニコーンは必ず止めてみせる!バナージ、お前を助けるために!」
 +
:ネオ・ジオン調査ルート第25話「NT-D」より。
 +
:[[ユニコーンガンダム]]に搭載されたNT-Dにより、ニュータイプを殲滅するマシーンと化した[[バナージ・リンクス|バナージ]]に対する戦闘前会話。
 +
;「クワトロ大尉!」<br/>シャア「やめろ、カミーユ。今の私はシャア・アズナブルだ」<br/>「そうやって、俺達と戦ってきた事も否定するんですか!」<br/>シャア「過去を捨てなければ、前には進めない…!私も…そして、地球もだ!」<br/>「そのために切り捨てていい生命があるんですか!答えてください!」<br/>シャア「その怒りを私にぶつけろ、カミーユ。私はその程度の男だ」<br/>「そんな言葉で納得できると思っているんですか!」<br/>シャア「ならば、戦え!その先にお前の求めている答えもある!」<br/>「あなたは!そうやって全てを独りで背負っているような事を!!」
 +
:宇宙ルート第37話「フィフス・ルナ攻防戦」より。
 +
:[[シャア・アズナブル]]との戦闘前会話。
 +
;「ハマーン!わかり合う事を拒否して、戦うというのか!」<br/>ハマーン「あれが私の本心だと思ったら、大きな間違いだ!勝手に人の心を決められると思うな!」<br/>「何故、そうまで自分の心を認めるのを拒む!そんな事をすれば待ってるのは破滅だけだぞ!」<br/>ハマーン「知ったような口を!その前に私の心にずけずけと入りこんだお前に報いを与える!」
 +
:宇宙ルート第40話「ラプラスの遺骸」より。
 +
:[[ハマーン・カーン]]との戦闘前会話。
 +
;ギュネイ「やはり、お前とはこうなる宿命だったようだな!」<br/>「ギュネイ!お前だって俺達と戦って、この世界の状況がわかったはずだ!」<br/>ギュネイ「お前の言う通りだ!だから、俺は個人的な感情ではなく、ネオ・ジオンの兵士としてお前を討つ!」<br/>ギュネイ「大佐が世界を救おうって言うんなら俺はそれに手を貸すさ!」<br/>カミーユ「そこまで言うなら、俺が相手になる!行くぞ、ギュネイ!」
 +
:メリダ島ルート第46話「残された時間」より。
 +
:[[ギュネイ・ガス]]との戦闘前会話。
 +
;カミーユ「もうやめろ、マリーダ!君の身体は…」<br/>マリーダ「私は敵だ!敵に余計な情けをかける余裕があるのか!」<br/>「マリーダ…」<br/>マリーダ(優しいな、カミーユ…。お前に導かれれば、バナージはきっと強く優しい男になるだろう…)
 +
:同話において。
 +
:[[マリーダ・クルス]]との戦闘前会話。
 +
;「ハマーン!この戦いがシャア・アズナブルの真意なのか!」<br/>ハマーン「その通りだ!奴も地球連邦の救いようのない無能さを理解したのだろう!」<br/>「そんな風に相手を否定するだけの人間が戦いを広げていくだけなのに!お前もシャアも、それが何故わからないんだ!」
 +
:同話において。
 +
:ハマーンとの戦闘前会話。
 +
;「彼女の精神は、もう限界だ…!このままでは、完全にサイコミュに取り込まれる!」<br/>「急げよ、バナージ!ユニコーンとお前ならば、きっと彼女の意識に同調できるはずだ!」
 +
:メリダ島ルート第48話「重力の井戸の底で」より。
 +
:[[ロニ・ガーベイ]]との戦闘時に発生する会話。
 +
;ギュネイ「ここで決着をつけるぞ、カミーユ!」<br/>「ギュネイ!まだそんな事を…!」<br/>ギュネイ「もう大佐は関係ない!お前という男を超えて、俺は自分の中の迷いと決別する!」<br/>「そんな言葉を聞かされたら、なおさら負けるわけにはいかない!」<br/>「目を覚ませ、ギュネイ!地球に俺達が戦っているような余裕はないんだ!」
 +
:第56話「シャア・アズナブルの真実」より。
 +
:ギュネイとの戦闘前会話。
 +
;「クワトロ大尉!」<br/>シャア「まだ私を、その名で呼ぶか!」<br/>「勘違いするな、シャア・アズナブル!これはあなたと決別するためだ!」<br/>シャア「カミーユ…」<br/>「あなたの起った事情が絶望の未来を垣間見た事だとしても…いや、そうだからこそ俺はあなたを許せない!」<br/>「何故、俺達にそれを話してくれなかった!?」<br/>シャア「それは…」<br/>「そうすれば戦争を起こす以外の方法だって見つける事が出来たかも知れない!」<br/>「あなたは一年戦争の時の赤い彗星と変わっちゃいない!自分一人で自分の目的のために動いて…!」<br/>「そんなやり方で世界を変えられると思うな、シャア・アズナブル!」<br/>シャア「…お前の言う通りだな、カミーユ。私は自分を過大評価していたかも知れない…」<br/>「だから、俺はあなたに教えてやる!あなたが無力である事を!」<br/>シャア「だが、私にも自負がある!まだお前に負けるわけにはいかない!」<br/>「行くぞ、シャア!あなたの背負った使命を俺達にも渡してもらう!」
 +
:同話において。
 +
:遂にアクシズ落としを決行したシャアとの戦闘前会話。
 +
;「やめろ、ハマーン!お前だって、こんな戦いは望んでいないはずだ!」<br/>ハマーン「人の内側に入り込もうとするな、カミーユ!」<br/>ハマーン「そこをどけ!私はシャアと決着をつけなければならないのだ!」<br/>「あの人には自分のやってきた事の責任は取ってもらう!だが、それは世界の未来を守ってからだ!」<br/>「ハマーン!お前にあの人を討たせはしないぞ!」
 +
:第57話「BEYOND THE TIME」より。
 +
:ハマーンとの戦闘前会話。
 +
;「お前が何者であるかなんて、どうでもいい!お前は倒すべき敵だ!」<br/>フロンタル「君は心の中ではシャア・アズナブルを認めている。なのに、私は認めないと言うのか?」<br/>「あの人にもけじめをつけてもらう!だが、お前は違う…。お前は他人の存在を何とも思っていない男だ!」<br/>フロンタル「手厳しいな。だが、そういう人間でなければ、これからの時代に人類を導く事は出来ない」<br/>「ふざけるな!そんな男の導くような未来など認めるものかよ!」
 +
:同話において。
 +
:フロンタルとの戦闘前会話。
 +
;「自分の命にすら執着がないから、他人の命を簡単に奪うことができるのか?!」
 +
:同話のエンドデモにおいて。
 +
:自爆という手段で、時空修復を妨害しようとするフロンタルに対しての台詞。
 +
:何気に[[キンケドゥ・ナウ|今作には登場してない彼]]を髣髴する発言でもある。
 +
;「わかりました!」
 +
:同話のエンドデモにおいて。
 +
:地球へと落下していくアクシズを前にブライトの一声「すまんが、みんなの命をくれ」に、真っ先に即答するカミーユ。
 +
:シャアが繋いでくれた千載一遇の機会を、この手につかむために。
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]
 +
;プルトゥエルブ「ニュータイプの乗るガンダム!その存在はマスターの敵だ!」<br/>「何度、人は同じ過ちを繰り返せば、気が済む…!」<br/>「待っていろ、マリーダ!君を縛る機体は、俺達が破壊してやる!」
 +
:蒼の地球ルート第9話「平和への暁」より。
 +
:[[マーサ・ビスト・カーバイン]]によって[[バンシィ]]のパイロットとして再調整されてしまった[[プルトゥエルブ]]ことマリーダとの戦闘前会話。
 +
;「ギュネイ!」<br/>ギュネイ「カミーユ!この前とは気迫が違う…!」<br/>「お前を説得する役はクェスと大佐に任せた!」<br/>「俺はお前に一人で戦う事の無意味さを教えてやる!」<br/>ギュネイ「ふざけるな!そういうセリフは俺を倒してからにするんだな!」
 +
:蒼の地球ルート第10話「赤い彗星の影」より。
 +
:ギュネイとの戦闘前会話。
 +
;「ハマーン!」<br/>ハマーン「しつこいぞ、カミーユ・ビダン!また他人の心に土足で踏み込むつもりか!」<br/>「俺だって、いつまでも分からず屋の相手をするつもりはない!」<br/>「それはシャア大佐も同じだ!」<br/>「その物言いが無礼だと言っている!わきまえろ、カミーユ!」
 +
:蒼の地球ルート第11話「プラント動乱」より。
 +
:ハマーンとの戦闘前会話。
 +
;「目の前のアンノウンから何かを感じる…」<br/>「わからない…。これは敵意…それとも別の感情なのか…」
 +
:マクロス/ドラゴンズハイヴルート第21話「ジュピター・クライシス」より。
 +
:突如襲来してきた[[ELS|アンノウン]]に対する戦闘前会話。
 +
;ギュネイ「来い、カミーユ!シャア・アズナブル!」<br/>「やめろ、ギュネイ!俺達はお前と話がしたい!」<br/>ギュネイ「しつこいぞ!俺達の間にあるのは戦いだけだ!」<br/>「それでもだ!こんな戦いを続けていたら、人類に未来はないんだ!」<br/>シャア「組み付くぞ、カミーユ!多少強引な手段を使ってでもギュネイと接触するんだ!」<br/>「了解です!」
 +
:宇宙ルート第36話「宇宙の神」より。
 +
:説得前のギュネイとの戦闘前会話。
 +
;「決着をつけるぞ、カミーユ!シャア・アズナブル!」<br/>「ギュネイ!迷いを抱えたまま戦うお前は俺達が止める!」<br/>シャア「既に言葉は尽くした!ギュネイ!後はお前を力でねじ伏せる!」
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:同話において。
 +
:説得成功後のギュネイとの戦闘前会話。
 +
;リディ「カミーユ!邪魔をするのなら、お前だろうと容赦はしない!」<br/>「こんなやり方で俺達の勝負の決着をつけるって言うんですか!?」<br/>「あなたは正々堂々戦って、ネェル・アーガマのエースの座を奪うって言ったじゃないですか!」<br/>リディ「全ては過去の話だ!俺は未来を守るために[[クロノ]]として戦うんだ!」
 +
:宇宙ルート第37話「暗闇のリディ」より。
 +
:[[ラプラスの箱]]の真実を知ったことで変わり果てた[[リディ・マーセナス]]との戦闘前会話。
 +
;フロンタル「カミーユ・ビダン。お前だけでも私の所へ来い」<br/>「断る!お前は大佐でもなければ、この世界を導く者でもない!」<br/>「未来や夢を見せられない男に赤い彗星の名が相応しいと思うな!」
 +
:宇宙ルート第40話「赤い彗星の未来」より。
 +
:フロンタルとの戦闘前会話。
 +
;「過去から目を逸らすな!それを乗り越えてみせろ!」<br/>レナード「そんなお題目に俺が乗ると思うか?」<br/>レナード「俺は過去から逃げてるんじゃない。それを克服しようとしているだけだ」<br/>「自分一人だけが傷を抱えて生きていると思うな!」<br/>「そんな臆病者に人の生命を好きにさせるものか!」
 +
:第41話「ずっと、スタンド・バイ・ミー」より。
 +
:[[レナード・テスタロッサ]]との戦闘前会話。
 +
;「リディ少尉!あなたと俺の戦いは、こんな風に決着をつけるものじゃないはずです!」<br/>リディ「過ぎた話だ、カミーユ!俺の邪魔をするのなら、お前も敵として撃墜する!」<br/>「感情に溺れたあなたに負ける俺じゃない!」<br/>「目を覚ましてください、少尉!」<br/>「純粋さを、こんな形で表現するのはおかしいんです!」
 +
:第44話「宿命を越えて」より。
 +
:リディとの戦闘前会話。
 +
;フロンタル「来るか、カミーユ!」<br/>「気安く人の名前を口にするな!お前は俺にとって、ただの倒すべき敵だ!」<br/>フロンタル「私の存在を無視するのか?」<br/>「大佐に対する劣等感か!だとしたら、お前にも人間らしい部分があるんだな!」<br/>フロンタル「さすがはシャアが目をかけた男だ。同じように私を挑発するか…」<br/>フロンタル「いいだろう、カミーユ。君にも私がシャアを超えた存在である事を見せつけてやろう」<br/>「最後まで大佐を意識するか!それがお前の限界だ、フル・フロンタル!」
 +
:第45話「虹の彼方に」より。
 +
:フロンタル([[ネオ・ジオング]]搭乗)との戦闘前会話。
 +
;(奴等は何がしたい…?この感覚…敵意とは少し違うように思える…)<br/>(どうすればいい…!?戦う以外に俺達に出来る事はないのか…!?)
 +
:第49話「宇宙に響く声」より。
 +
:[[ELS]]との戦闘前会話。
 +
;「急げ、刹那!俺達はお前に賭けたんだ!」<br/>「周囲の事は俺達に任せろ!」
 +
:第50話「星の向こうに」より。
 +
:初戦闘時の戦闘前会話。
 +
;「他人の生命を認めないような奴が愛を語るな!」<br/>「世界は…宇宙は生命で満たされるべきなんだ!」<br/>ミカゲ「この翅無し…真理に近付いているか…!」<br/>ミカゲ「やはり、お前達の存在は許されない…!御使いの前に私が始末してくれる!」<br/>「そんなエゴに従うか!生命は…自由なんだ!」
 +
:バジュラルート第53話「愛憎のラビリンス」より。
 +
:[[トワノ・ミカゲ]]との戦闘前会話。
 +
;「俺の意識がマシンを通して、無限に広がっていく!」<br/>「この力があれば、戦っていける!人はもっと強くなれるんだ!!」
 +
:第56話「覚醒」において。
 +
:真化融合を果たした際の台詞。
 +
;「お前に失われた魂を悼む気持ちがあるのなら、この戦いをやめろ!」<br/>ヴィルダーク「それは奴らの死を犬死にすることになる」<br/>ヴィルダーク「だから、俺は戦う…!俺が奪った生命全てに報いるために!」<br/>ヴィルダーク「お前達の魂も無駄にはしない!」<br/>ヴィルダーク「全ては俺の血肉と闘気となり、御使いを討つ力へと変わる!」<br/>「自分の行為に酔うな!」<br/>「そんな犠牲などなくとも力を生み出せる事を知っていながら」<br/>「何故それをやらなかった!?」<br/>「俺はお前の戦いを否定する!」<br/>「宇宙が求めているものは…真理はそんなものじゃないはずだ!!」
 +
:希望ルート第57話「真化、その意味」より。
 +
:[[次元将ヴィルダーク]]との戦闘前会話。
 +
;「不死身や永遠なんてものがあるものか!奴を止める方法だって、きっとある!」<br/>アサキム「永遠は存在しているよ。ただ、それは求めるべきものではない」<br/>アサキム「それを僕は知っている…!誰よりもね!」<br/>「この男…!どこまで深い闇の中にいるんだ!」
 +
:第60話「永遠へ」より。
 +
:[[アサキム・ドーウィン]]との戦闘前会話。
 +
;テンプティ「いい素質を持ってるでしょ、この子」<br/>ドクトリン「惜しいな。我等の管理下で育てれば、真化への道を歩んだかも知れぬのに」<br/>「人をペットのように言うな!俺の生命は俺のものだ!」<br/>テンプティ「違います~!」<br/>ドクトリン「我等は御使い。宇宙全ての生命を正しい方向に導く存在だ」<br/>「その傲慢さ…許せない!宇宙に満ちるはずの生命を奪う者!」<br/>「お前達は存在してはいけない者だ!!」<br/>ドクトリン「人間風情が!」<br/>「その傲慢さを討つ!それが俺達の最後の戦いだ!!」
 +
:第61話「黒い太陽」より。
 +
:[[怒りのドクトリン]]と[[楽しみのテンプティ]]との戦闘前会話。
 +
;「何が神だ!」<br/>「宇宙が滅びるのを横目で見ながら微笑む奴がそんなものを名乗るな!」<br/>聖アドヴェント「違うな、カミーユ。神だからこそ」<br/>聖アドヴェント「この胸が張り裂けそうな思いにも耐える事が出来るんだよ」<br/>聖アドヴェント「そして、君達の記憶と共に私は新たな世界に旅立つ…」<br/>聖アドヴェント「今度こそ世界を正しい方向に導くために」<br/>「お前に世界の正しさを決める権利はない!」<br/>「それは、そこに生きる者が決める事だ!」<br/>「お前のやろうとしている事はエゴによる偽善だ!それをわかれ!」<br/>聖アドヴェント「君こそ理解するんだな、カミーユ」<br/>聖アドヴェント「私は全てを決める権利と力を持っているのだよ!」<br/>「ならば、それを打ち破る!ただの人間の俺達が!」<br/>「そして知ってもらうぞ、アドヴェント!」<br/>「人間には、まだ未来が必要だという事を!!」
 +
:最終話「果てなき世界」より。
 +
:[[アドヴェント|聖アドヴェント]]との戦闘前会話。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
 
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
 
:
 
:
 +
:;「アレンビー…ビアズリー?」<br />「そうか…あなたも…耐えているのか」
 +
::第16話「操り人形たち」or「マリオネット」より。フォウとロザミアが[[ギガノス帝国]]によって実験体にされていることで焦りを露にするところを、[[ドモン・カッシュ]]に女々しいと言われ、一触即発の雰囲気になったと誰もが思った瞬間の発言。ニュータイプ能力が発揮されたことで、ドモンもまた仲間の[[アレンビー・ビアズリー]]がフォウやロザミアと同様の扱いを受けていながら、ドモンなりに耐えようとした結果突っかかる減らず口になっていたところまでを一瞬で理解。カミーユの方から矛を収めその場を去るが、ニュータイプの力を知らなかったドモン達は困惑していた。
 
:;「お前は…お前みたいな奴が地球にいるから、人類はいらないなんて考える奴が出てくるんだよぉぉっ!」
 
:;「お前は…お前みたいな奴が地球にいるから、人類はいらないなんて考える奴が出てくるんだよぉぉっ!」
 
::第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」より。バーサーカーシステムによって暴走するアレンビーをレインが説得した際、割り込んできたウォンは「フォウやロザミアもデビルガンダムの生体ユニット候補だった」ことを明かす。人の命を弄ぶウォンは、カミーユにとって到底許せる存在ではなかった。
 
::第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」より。バーサーカーシステムによって暴走するアレンビーをレインが説得した際、割り込んできたウォンは「フォウやロザミアもデビルガンダムの生体ユニット候補だった」ことを明かす。人の命を弄ぶウォンは、カミーユにとって到底許せる存在ではなかった。
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;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
:
 
:
 +
:;「大尉に覚えはなくても、昔の大尉を恨んでいる人は多いんじゃないですか?」<br />クワトロ「…かもしれんな」
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::第19話「よみがえる命」にて、合流したクワトロに突然殴りかかり、[[ドモン・カッシュ|ドモン]]に気絶させられた[[ラウル・グレーデン|ラウル]]を見て。…ラウルが恨んでいたのは'''未来で'''アクシズ落としをしたクワトロ(シャア)だったのは知る由もない。
 
:;「地球の人々の多くは魂を重力で縛られている。けど、あんたは魂をニュータイプという言葉で縛られているんだ」
 
:;「地球の人々の多くは魂を重力で縛られている。けど、あんたは魂をニュータイプという言葉で縛られているんだ」
 
::第30話(宇宙に行くルート)「戦士、再び・・・」にて、ニュータイプという概念にこだわり続けるザイデルの考え方を非難した時の台詞。
 
::第30話(宇宙に行くルート)「戦士、再び・・・」にて、ニュータイプという概念にこだわり続けるザイデルの考え方を非難した時の台詞。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
:
   
:;シャア「君を迎えに来た。カミーユ・ビダン」<br />「聞けませんね」<br />シャア「ではどうすればいいというのだ、カミーユ」<br />「みんな死んだんだ。エマさんも、アポリー中尉も、ヘンケン艦長も。」<br />「あの戦争で死んでいった人たちは、それで世界を変えられると思ったから、死んでいったんです。みんな、あなたを信じたんだ。なのにあなたは僕らの前から消えて、ネオ・ジオンの総帥になって戻ってきた。それでやることが、地球つぶしだっていうんですか!?そんなバカな話はない!あれはいったい何のための戦いだったんです!?シャア・アズナブル!」<br />シャア「言いたいことはわかるが、今はそんな状況ではない」<br />「あなたは、いつもそれだ。いつもいつもそうやって、自分一人違う場所にいようとする」
 
:;シャア「君を迎えに来た。カミーユ・ビダン」<br />「聞けませんね」<br />シャア「ではどうすればいいというのだ、カミーユ」<br />「みんな死んだんだ。エマさんも、アポリー中尉も、ヘンケン艦長も。」<br />「あの戦争で死んでいった人たちは、それで世界を変えられると思ったから、死んでいったんです。みんな、あなたを信じたんだ。なのにあなたは僕らの前から消えて、ネオ・ジオンの総帥になって戻ってきた。それでやることが、地球つぶしだっていうんですか!?そんなバカな話はない!あれはいったい何のための戦いだったんです!?シャア・アズナブル!」<br />シャア「言いたいことはわかるが、今はそんな状況ではない」<br />「あなたは、いつもそれだ。いつもいつもそうやって、自分一人違う場所にいようとする」
 
::第3話「刻の涙は止まることなく」にてシャアと再会して。
 
::第3話「刻の涙は止まることなく」にてシャアと再会して。
 
::「『逆シャア』でのカミーユとシャア」という多くのファンが夢にまで描いたシチュエーションを再現したシーン。この一連のセリフにカミーユのシャアへの信頼、失望の思いが込められている。シャアもこのカミーユの言葉に、胸に痛いものを感じていた。この言葉で『逆シャア』でのシャアにわだかまりを感じていた多くのファンもすっきりできたのではないだろうか。まさに「スパロボだからこそ」生まれた名台詞であるといえる。
 
::「『逆シャア』でのカミーユとシャア」という多くのファンが夢にまで描いたシチュエーションを再現したシーン。この一連のセリフにカミーユのシャアへの信頼、失望の思いが込められている。シャアもこのカミーユの言葉に、胸に痛いものを感じていた。この言葉で『逆シャア』でのシャアにわだかまりを感じていた多くのファンもすっきりできたのではないだろうか。まさに「スパロボだからこそ」生まれた名台詞であるといえる。
::『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』でもカミーユとクワトロが再会した際に似たようなやり取りがあるが、『逆シャア』再現がなく戦いの後で自分の進む道を見定める事を約束するため、カミーユの態度も『D』に比べて穏やかである。また、最初に言った戦死メンバーの中に『D』では挙げていなかったロベルトとカツの名前も挙げている。
+
::『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』でもカミーユとクワトロが再会した際に似たようなやり取りがある(後述)。
 +
:;「わかる話ですよ。でもね…」<br />シャア「では君はどうするというのだ?こんなところで、この状況をただ黙って見ているつもりか?ただの権力争いではない、これは全人類規模の問題なのだ」<br />「…」<br />シャア「言ったはずだ、カミーユ。戦士は、生きている限り戦わねばならんのだ。生きている者がするべきことがある。それをすることが、死んだ者への手向けにもなるのだ」<br />(フォウ…俺は…)
 +
::上記シーンの後、アムロから「宇宙戦争が始まっているんだ」と聞かされるも、グリプス戦役のトラウマを引きずる様子を見せるカミーユ。だがシャアからかつてクワトロとして言われた言葉を突き付けられ、心を揺らがせる。
 +
:;「…わかりましたよ。協力はします。」<br />「でもね、僕は絶対あなたを許しませんよ、シャア・アズナブル。それは忘れないでいてもらいましょう」
 +
::同シーン、アムロから更に「君が必要だ。ブライトやアストナージも待っている」と説得され、遂にファとともに部隊に復帰することを決める。ただ改めてシャアへ決別同然の旨を告げるあたり失望感は相当で、本作でのカミーユはシャアと同じシーンに居る事はあれど、このシーン以降はシャアとやり取りすることは全くない。
 
:;「くっ、ベスパめ。ティターンズのような真似を…。ウッソ、相手をするな! チャンスを待つんだ!」
 
:;「くっ、ベスパめ。ティターンズのような真似を…。ウッソ、相手をするな! チャンスを待つんだ!」
 
::「聞こえないレクイエム」にて、ミューラを人質に取ったゴズを前にして。かつてティターンズによって母親を目の前で殺された彼にとっては、なんとしても防ぎたかった事だったのだが…。
 
::「聞こえないレクイエム」にて、ミューラを人質に取ったゴズを前にして。かつてティターンズによって母親を目の前で殺された彼にとっては、なんとしても防ぎたかった事だったのだが…。
 
:;(グリーン・ノア…? 俺の住んでたコロニーじゃないか。あっ、そうか、今日はブライトキャプテンのテンプテーションが、入港する日だったな。ファ、俺さ、ブライトキャプテンにサインもらったことあるんだ)
 
:;(グリーン・ノア…? 俺の住んでたコロニーじゃないか。あっ、そうか、今日はブライトキャプテンのテンプテーションが、入港する日だったな。ファ、俺さ、ブライトキャプテンにサインもらったことあるんだ)
::[[エンジェル・ハイロゥ]]の影響を受けた際の台詞。『Ζ』第1話でのエピソードである。
+
::[[エンジェル・ハイロゥ]]の影響を受けた際の台詞。『Ζガンダム』第1話でのエピソードである。
 
:;「ウッソ、気をつけろ。やさしさに包まれた深い悪意が、狙っているぞ!」
 
:;「ウッソ、気をつけろ。やさしさに包まれた深い悪意が、狙っているぞ!」
 
::「狂乱のエンジェル・ハイロゥ」の前半マップにて、ウッソとクロノクルが戦闘した際に。原作ではシャクティの台詞。
 
::「狂乱のエンジェル・ハイロゥ」の前半マップにて、ウッソとクロノクルが戦闘した際に。原作ではシャクティの台詞。
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:;「似合ってませんよ、そのオールバック」
 
:;「似合ってませんよ、そのオールバック」
 
::第33話対ミスルギルート「シャアの迷い」より、自軍に合流したシャアと久々に対面しての言葉。
 
::第33話対ミスルギルート「シャアの迷い」より、自軍に合流したシャアと久々に対面しての言葉。
 +
::字面だけだと悪口にも見えるだろうが、タイトル通りに「迷って」いたシャアに、無理をするなと指摘する言葉であり、言われたシャアも含めてお互いに笑顔で和やかに語り合う。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])
 
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])
:
+
:;「クワトロ大尉…いや、シャア・アズナブル。何故、あなたはここにいるんです?」<br />「あの戦いで多くの人が死んだ…エマさん、ヘンケン艦長、カツ…アポリー中尉、ロベルト中尉…」<br />「みんなは世界を変えるために…その力があなたにあると信じて死んでいったんです」<br />「そして、僕もあなたを信じて…」<br />「なのに、何故あなたはまだパイロットをやっているんです?」<br />「シャア・アズナブルという人がやるべきことは、もっと他にあるんじゃないですか?」
 +
::第24話「冥府への扉」エンドデモより。『D』と似通ったセリフだが『逆シャア』のようにネオ・ジオンと関わらず戦いの後で自分の進む道を見定める事を約束するため、カミーユの態度も『D』に比べて穏やかである。また、最初に言った戦死メンバーの中に『D』では挙げていなかったロベルトとカツの名前も挙げている。
 
:;「…それ、C-DRiVEのファーストコンサートの名前だろう?」
 
:;「…それ、C-DRiVEのファーストコンサートの名前だろう?」
 
::第31話(『MX PORTABLE』では第32話) (「宇宙へ向かわせる」ルート)「輝く刃は僕らと共に」より。[[ラゴウ]]を捕獲する時に銀河の作戦のネーミング(『頑張れ電童、ガルファなんてぶっ飛ばせ作戦』)を聞いて。カミーユも見てたのだろうか?ちなみに[[ヒューゴ・メディオ|ヒューゴ]]は知らなかった。
 
::第31話(『MX PORTABLE』では第32話) (「宇宙へ向かわせる」ルート)「輝く刃は僕らと共に」より。[[ラゴウ]]を捕獲する時に銀河の作戦のネーミング(『頑張れ電童、ガルファなんてぶっ飛ばせ作戦』)を聞いて。カミーユも見てたのだろうか?ちなみに[[ヒューゴ・メディオ|ヒューゴ]]は知らなかった。
 
:;「…俺はあの時、助けなければならない子を助けられなかった。だが、お前は…!」<br />「お前は必ず北斗を助け出すんだ。でなきゃ、一生後悔する事になる。いいな、銀河!」
 
:;「…俺はあの時、助けなければならない子を助けられなかった。だが、お前は…!」<br />「お前は必ず北斗を助け出すんだ。でなきゃ、一生後悔する事になる。いいな、銀河!」
::第44話(『MX PORTABLE』では第45話)「クロノスの大逆襲」より。自身が味わった悲劇を繰り返させぬ為、[[出雲銀河|銀河]]に[[ガルファ]]の精神支配を打ち破るほどの強い想いを、[[草薙北斗|北斗]]へとぶつけるよう助言する。
+
::第44話(『MX PORTABLE』では第45話)「クロノスの大逆襲」より。自身が味わった悲劇を繰り返させぬ為、[[出雲銀河|銀河]]に[[機械帝国ガルファ|ガルファ]]の精神支配を打ち破るほどの強い想いを、[[草薙北斗|北斗]]へとぶつけるよう助言する。
:;「あなたにはわかるまい!目の前で自分の親の肉や血が飛び散る時の気持ちが!」
+
:;「あなたにはわかりやしない。目の前で自分の母親の血が…肉が飛び散る時の気持ちなんて…!」
::第46~48話(『MX PORTABLE』では第47~49話)(「地上に残す」ルート)「Starlight serenade」より。ダグラスが止む無くギガノスに寝返ってしまったケーンを批判した際、自分自身のかつての苦い過去を想起して彼を批判した際の台詞。ダグラスはこの言葉に驚くが、直後にクワトロ達にカミーユの苦い過去の事を教えられ、反省する。
+
::第46~48話(『MX PORTABLE』では第47~49話)「Starlight serenade」より。止む無くギガノスに寝返ってしまったケーンをダグラスが批判した際、逆に彼を批判した際の台詞。ダグラスもまた、そういう感情さえ押し流してしまうのが戦争だと反論するが…。
 +
:;「そんな理屈で助けられるかも知れない人を見捨てろと…!?」<br />「ケーンに俺と同じような思いをしろと!?」
 +
::その続き。「俺と同じような」とまで言い切ったことでダグラスは驚いた。この後、カミーユが自分自身の経験した苦い過去を想起しての発言だったことをクワトロから教えられ、ダグラスは説得に折れる形になった。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
1,350行目: 1,585行目:  
::紆余曲折を経てロンド・ベルへの協力を決意し、手始めにスペースノイドの協力を得るべくアムロの根回しのもと、全世界に「ロンド・ベルに協力する」という旨の演説を行ったシャア。その脇で、演説慣れしたシャアに感心しているアムロに対してカミーユが語った一言。
 
::紆余曲折を経てロンド・ベルへの協力を決意し、手始めにスペースノイドの協力を得るべくアムロの根回しのもと、全世界に「ロンド・ベルに協力する」という旨の演説を行ったシャア。その脇で、演説慣れしたシャアに感心しているアムロに対してカミーユが語った一言。
 
::'''現代の政治家のように街角に立ち、市民に向けて演説をするシャア'''…たしかにアムロでなくとも想像するのは難しい光景である。
 
::'''現代の政治家のように街角に立ち、市民に向けて演説をするシャア'''…たしかにアムロでなくとも想像するのは難しい光景である。
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
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:;「そんなわけないだろう。俺のガンダムはゼットじゃなくて、ゼータだ」
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::1章Part10「あしゅら男爵、起死回生の作戦」にて。光子力研究所に護衛として待機する際、カミーユも残ったのを[[兜甲児 (OVA)|甲児]]に「Z繋がりか?」と言われて。アルファベットとギリシア文字、似てはいるが[[マジンガーZ]]と[[Ζガンダム]]に使われている文字は別物である。
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:;「待て、バナージ! ここでNT-Dが起動したら、お前の願いは叶わない!」<br>「ガンダムじゃない、俺達がお前に力を貸す! 1人で戦っていると思うな!」
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::2章Part9「重力の井戸の底で」。[[ロニ・ガーベイ]]を救おうと[[ユニコーンガンダム]]のNT-Dを起動しようとする[[バナージ・リンクス]]を制して。死者の力を借りるカミーユが、仲間と共に自ら生者に力を貸す。過去作品の台詞をさらに踏襲した台詞回しである。
 +
:;「戦いの中で人を救う方法もある! それを…」<br>(! この言葉、かつてクワトロ大尉が俺に言った…)<br>(俺はあの時の大尉の立場で…そして、バナージはフォウを救おうとした俺自身か。今なら、あの人の気持ちが少しわかるが…)<br>(俺は、クワトロ大尉とは違う)
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::2章Part9「黒いユニコーン」。ユニコーン引き渡しの最中、[[バンシィ]]に再調整されたプルトゥエルブ…[[マリーダ・クルス]]が乗せられていたことを知り、状況の混乱に乗じてマリーダを止めようとするバナージを制止しようとするが、そこで出かかった言葉がかつてカミーユ自身が言われた言葉…カミーユは述懐する。述懐した上で、かつて自分に言ってきた男とは違う選択肢を取る。
 +
::この行為は当時練られていた作戦に反するものだったが、ウェイブライダーから変形したΖガンダムを見てマリーダが暴走、バンシィ側が先に手を出したことで大義名分を手に入れている。
 +
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;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 +
:
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:;「木星帰りか…」
 +
::サイドミッション「クロス・ポイント」にて、ザンスカールの[[フォンセ・カガチ]]が木星にいた事があるという話を聞いた際の反応。
 +
:;「大きい…!」<br/>「彗星かな?いや、違うな。彗星はもっとパーッって動くもんな」<br/>「この宇宙の広さ…フォウにも教えてあげたかったな…」
 +
::サイドミッション「恐るべき罠」にて、サイコウェーブの影響下での戦闘開始前台詞。最初の二行が原作で精神崩壊を起こした際の台詞だったため、かなり驚いたプレイヤーも居たと思われる。
 +
:;(死ぬなよ、三日月…。お前を支えてくれる人達を悲しませるな…)
 +
::エクストラチャプターEDにて、[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]を適用して[[鉄華団]]のメンバーを加入させている場合の台詞。[[三日月・オーガス|三日月]]達の先を知っているプレイヤーにとっては心底カミーユに同意することであろう。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
1,373行目: 1,627行目:  
;第2次α
 
;第2次α
 
:
 
:
 +
:;(奴をだませるとは思えないが…やっておくか)<br />「くっ、ヤザンめ! 覚えていろ!!」
 +
::アラド編第1話「抹消されたMk-III」でヤザン隊に敗れ、撤退する際に。ヒイロからの指示もあり一芝居打つ。芝居とはいえヤザンに捨て台詞を吐く珍しい場面が見れるが、さすがにヤザンを騙せるかは不安だった様子。
 
:;「や、やあ…フォウ」
 
:;「や、やあ…フォウ」
 
::クスハ編第17話「二人の姫君」orアラド編第6話「動乱の赤き星」より。フォウと再会したときの台詞。ファが側にいるためかなり気まずい様子で、ファにも睨まれる事になる。尤も、フォウの死を回避できるスパロボでは嬉しい悩みといったところか。笑顔で見守ってあげよう。
 
::クスハ編第17話「二人の姫君」orアラド編第6話「動乱の赤き星」より。フォウと再会したときの台詞。ファが側にいるためかなり気まずい様子で、ファにも睨まれる事になる。尤も、フォウの死を回避できるスパロボでは嬉しい悩みといったところか。笑顔で見守ってあげよう。
1,436行目: 1,692行目:  
;[[トーラス]]
 
;[[トーラス]]
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で搭乗。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で搭乗。
 +
;[[フルアーマーガンダムMk-II]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で隠し要素を満たすと初期機体として搭乗。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ギャグ漫画『[[SDガンダムシリーズ|爆笑戦士SDガンダム]]』シリーズでは精神崩壊の描写が誇張されて'''瞳の中が宇宙になっている'''という表現がなされ、毎回騒動を巻き起こす主人公キャラとして描かれた。通称「ぷっつんカミーユ」と呼ばれる。
 
*ギャグ漫画『[[SDガンダムシリーズ|爆笑戦士SDガンダム]]』シリーズでは精神崩壊の描写が誇張されて'''瞳の中が宇宙になっている'''という表現がなされ、毎回騒動を巻き起こす主人公キャラとして描かれた。通称「ぷっつんカミーユ」と呼ばれる。
*漫画作品『サイド・ストーリー・オブ・ガンダムZ』では大幅に設定が変更された影響の分かり易い例になっており、両親をジオン狩りで失ったため[[エゥーゴ]]に参加している、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]の[[シャア・アズナブル|正体]]を最初から知っている事が挙げられる。
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*漫画作品『サイド・ストーリー・オブ・ガンダムZ』では大幅に設定が変更された影響の分かり易い例になっており、両親をジオン狩りで失ったため[[エゥーゴ]]に参加している、クワトロの正体を最初から知っている事が挙げられる。
*SRWを含め多くの[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]ではプレイヤーが感情移入できなくなることを考慮してか、基本的に原作序盤(TV版)通りのエキセントリックな性格を描写することは殆ど無く、原作後半や劇場版『Ζ』の時の優等生的なキャラクターとされることが多い。
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*SRWを含め多くの[[コンピュータゲーム|ゲーム作品]]ではプレイヤーが感情移入できなくなることを考慮してか、基本的に原作序盤(TV版)通りのエキセントリックな性格を描写することは殆ど無く、原作後半や劇場版『Ζガンダム』の時の優等生的なキャラクターとされることが多い。
 
*近藤和久氏の漫画版ではシロッコから思念を受けていないが、ラストシーンのコマはハイライトの消えた目で虚空を見上げながら独白するという、やはり精神崩壊を起こしたとも受け取れるものになっている。
 
*近藤和久氏の漫画版ではシロッコから思念を受けていないが、ラストシーンのコマはハイライトの消えた目で虚空を見上げながら独白するという、やはり精神崩壊を起こしたとも受け取れるものになっている。
 
*小説版ではエマの死をきっかけに精神崩壊を起こしており、クワトロ、ハマーン、シロッコが生身での[[白兵戦]]を行っている最中に乱入した上に接触してきたファに対して怒声を発したり、ジ・Oとの戦闘中にΖの片腕を吹き飛ばされた際にジ・Oに父親の姿をダブらせる、[[ロザミア・バダム]]を母親と勘違いする等の描写がある。そしてロザミアと[[ゲーツ・キャパ]]が相討ちした際に完全に崩壊している。戦闘終了後にファが迎えに来た際にはバイザーが開いており、続編になる小説版ΖΖではこの状態を見た[[ジュドー・アーシタ]]が酸素欠乏症にやられたと認識している。
 
*小説版ではエマの死をきっかけに精神崩壊を起こしており、クワトロ、ハマーン、シロッコが生身での[[白兵戦]]を行っている最中に乱入した上に接触してきたファに対して怒声を発したり、ジ・Oとの戦闘中にΖの片腕を吹き飛ばされた際にジ・Oに父親の姿をダブらせる、[[ロザミア・バダム]]を母親と勘違いする等の描写がある。そしてロザミアと[[ゲーツ・キャパ]]が相討ちした際に完全に崩壊している。戦闘終了後にファが迎えに来た際にはバイザーが開いており、続編になる小説版ΖΖではこの状態を見た[[ジュドー・アーシタ]]が酸素欠乏症にやられたと認識している。
*富野監督は'''「劇場版のカミーユこそが、ニュータイプとして最高の姿」'''と評している<ref>劇場版とほぼ同時代の発表で富野氏が基本的に関わっていない『[[機動戦士ガンダムUC|ガンダムUC]]』主人公の[[バナージ・リンクス]]が「完成されたニュータイプ」などとも表現されるため、アムロらと併せて議論の的になる事もある。</ref>。
   
*小説版『ΖΖ』においてジュドーがカミーユに感じていた人物評は「もう一人の俺」というもので、両作品を視聴していたファンには感じ入る台詞である。
 
*小説版『ΖΖ』においてジュドーがカミーユに感じていた人物評は「もう一人の俺」というもので、両作品を視聴していたファンには感じ入る台詞である。
 
*カミーユ役の飛田展男氏は『カミーユ・ビダン×ぴあ』のスペシャルインタビューで、「'''戦闘シーン以上に大変だったのが日常的な会話の場面で、特にファとのシーンは、''今ふたりがどういう状態にあるのか''を推測しながら演じていたので苦心した'''」と語っている。
 
*カミーユ役の飛田展男氏は『カミーユ・ビダン×ぴあ』のスペシャルインタビューで、「'''戦闘シーン以上に大変だったのが日常的な会話の場面で、特にファとのシーンは、''今ふたりがどういう状態にあるのか''を推測しながら演じていたので苦心した'''」と語っている。
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*『[[機動戦士ガンダムF90]]ファステストフォーミュラ』には[[ガンダムF90]]の3号機が登場するが、搭載されている疑似人格OSは「'''K.B.'''」と表記されている。直接言及されてはいないものの、他のF90の疑似人格OSが「[[アムロ・レイ|A.R.]]」「[[シャア・アズナブル|C.A.]]」と表記されているのを見るに、カミーユを元にした可能性が高い。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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