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しかし、「武装中立」を唱える一方、政治体制は一枚岩では無く、『SEED』の時期には五大士族の一つであるサハク家が、中立の理念を無視して独断で連合と協力関係を結んでおり、[[ストライクガンダム]]など5機の[[GUNDAM|G兵器]]など数々の兵器を極秘裏に開発。更にはサハク家の保有戦力として5機のG兵器のデータを利用する形でアストレイシリーズの開発も並行で行っている。また、「[[オーブ解放作戦]]」で一度国家の崩壊を迎えた事により「理念だけでは国を守れない」と言う現実も認識する事になった為か、サハク家とは異なる五大士族であるキオウ家によって、修復・秘匿している[[フリーダムガンダム]]([[ザフト]]製)のフレームを解析した新型のガンダムタイプのモビルスーツであるエクリプスガンダムを開発する等、再度オーブが侵攻される可能性を想定した対策活動も秘密裏に行われる事になっている。
 
しかし、「武装中立」を唱える一方、政治体制は一枚岩では無く、『SEED』の時期には五大士族の一つであるサハク家が、中立の理念を無視して独断で連合と協力関係を結んでおり、[[ストライクガンダム]]など5機の[[GUNDAM|G兵器]]など数々の兵器を極秘裏に開発。更にはサハク家の保有戦力として5機のG兵器のデータを利用する形でアストレイシリーズの開発も並行で行っている。また、「[[オーブ解放作戦]]」で一度国家の崩壊を迎えた事により「理念だけでは国を守れない」と言う現実も認識する事になった為か、サハク家とは異なる五大士族であるキオウ家によって、修復・秘匿している[[フリーダムガンダム]]([[ザフト]]製)のフレームを解析した新型のガンダムタイプのモビルスーツであるエクリプスガンダムを開発する等、再度オーブが侵攻される可能性を想定した対策活動も秘密裏に行われる事になっている。
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なお、「五大氏族」は断絶や離脱が発生した場合には繰り上がるが発生するため、『SEED DESTINY』の時代ではセイラン家、トキノ家、マシマ家、キオウ家、アスハ家の族長が着任しているが、『SEED DESTINY』作中でアスハ家を除いたセイラン家を始めとする族長は戦闘中に他界した為、カガリの復帰後はメンバーがさらに更新されている。また、オーブ国軍の統帥権を代表首長が持っている。
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「五大氏族」は断絶や離脱が発生した場合には繰り上がりが発生する。『SEED DESTINY』の時代ではセイラン家・トキノ家・マシマ家・キオウ家・アスハ家の族長が着任しているが、本編中でアスハ家以外の族長は戦死し、カガリの復権後にメンバーが更新されている。またオーブ国軍の統帥権を代表首長が持つ。
    
=== 軍事体制 ===
 
=== 軍事体制 ===
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
:原作と違う点としては、[[世界観/αシリーズ|世界観]]が[[宇宙世紀]]の[[地球連邦政府|地球連邦]]であるため正式な独立国ではなく、あくまでも'''「地球連邦からの独立を求めている」'''という設定。あとは原作とほぼ同じ。
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:初登場作品。『SEED』設定。原作と違う点としては、[[世界観/αシリーズ|世界観]]が[[宇宙世紀]]の[[地球連邦政府|地球連邦]]であるため正式な独立国ではなく、あくまでも'''「地球連邦からの独立を求めている」'''という設定。あとは原作とほぼ同じ。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
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:『SEED』設定。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:『ASTRAY』シリーズ参戦により、SRWで初めてサハク家が登場。
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:『ASTRAY』シリーズ初参戦により、SRWで初めてサハク家が登場。
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
:[[ダンナーベース]]などの世界各国のベースを支援している。なお、自軍が[[地球 (スパロボK)|もうひとつの地球]]や[[ダリウス界]]に行っている時は、地球防衛の中心となっていた。
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:『DESTINY』設定。[[ダンナーベース]]などの世界各国のベースを支援している。なお、自軍が[[地球 (スパロボK)|もうひとつの地球]]や[[ダリウス界]]に行っている時は、頼りない連合軍に代わり地球防衛の中心となっていた。最終的に地球連合、プラントと共に地球防衛隊を共同編成する。
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
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:『DESTINY』設定。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:カガリは連邦議会の対応がメインで、主要人物達も本編開始直後に竜宮島に出向する為、オーブ本国は登場しない。[[竜宮島]]に本拠地を持つ対[[フェストゥム]][[組織]]「[[アルヴィス]]」を極秘裏に支援している<ref>[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]曰く「永世中立とは、人類の敵に対してもそうであるわけではない」との事。</ref>。
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:『DESTINY』本編終了後ゆえカガリは連邦議会の対応がメインで、主要人物達も本編開始直後に竜宮島に出向する為、オーブ本国は登場しない。[[竜宮島]]に本拠地を持つ対[[フェストゥム]][[組織]]「[[アルヴィス]]」を極秘裏に支援している<ref>[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]曰く「永世中立とは、人類の敵に対してもそうであるわけではない」との事。</ref>。
 
:また、[[アスラン・ザラ]]が裏方として世界を駆け回っているためか、あるいは[[プラント]]議長[[ラクス・クライン]]の計らいなのかは不明だが、[[シン・アスカ]]と[[ルナマリア・ホーク]]の両名が[[ザフト]]からオーブ国防軍に出向している。
 
:また、[[アスラン・ザラ]]が裏方として世界を駆け回っているためか、あるいは[[プラント]]議長[[ラクス・クライン]]の計らいなのかは不明だが、[[シン・アスカ]]と[[ルナマリア・ホーク]]の両名が[[ザフト]]からオーブ国防軍に出向している。
    
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
 
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
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:『DESTINY』設定で初参戦。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:本編では『SEED』設定のみ登場。イベントクエストでは、『W』以来となるサハク家のキャラクターが登場している。
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:本編では『SEED』設定のみ登場。『[[光速電神アルベガス]]』の青葉学園は日本ではなくここにあり、アルベガスの主要人物達の故郷となっている。イベントクエストでは、『W』以来となるサハク家のキャラクターが登場している。
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:最初は『SEED』設定で登場し、3章part7にて『DESTINY』準拠となる。
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:異世界の存在である「[[ディバイン・ドゥアーズ]]」に与するアークエンジェル隊との関係から連携を疑われ、世間からの風当たりが微妙な状態にあり、3章part8にて原作通りセイラン家が実権を握り、地球連合と同盟を結ぶのだが、カガリを拉致されただけでなく、ディバイン・ドゥアーズとも敵対してしまう事態となる。ただ、カガリの意思が汲み取られ、[[ナデシコC]]の能力によって本当に戦わずして戦場から撤退させられる等、セイラン家が恥をかくだけで甚大な被害が出る事は避けられている。
    
== 関連人物 ==
 
== 関連人物 ==
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;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』時代のオーブにおける最高指導者。
 
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』時代のオーブにおける最高指導者。
:だが、10代後半という若年のカガリにそれが務まるはずもなく、作中では年寄り達に押し込まれ孤立気味になったところを[[ユウナ・ロマ・セイラン]]に付け込まれて、更に苦難が襲いかかるハメになる。
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:だが、10代後半という若年で、感情的になりがちなカガリにそれが務まるはずもなく、作中では年寄り達に押し込まれ孤立気味になったところを[[ユウナ・ロマ・セイラン]]に付け込まれた結果、致命的な判断ミスを犯してしまい、そのツケで更なる苦難が襲いかかる羽目になる。
 
;ホムラ
 
;ホムラ
 
:ウズミの弟で、『SEED』時代におけるオーブの代表であるが、実質的なトップはウズミ。
 
:ウズミの弟で、『SEED』時代におけるオーブの代表であるが、実質的なトップはウズミ。
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*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』と『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の監督である福田己津央氏は、オーブという国家について「(福田監督)自身が考えた『'''[[日本]]の理想の姿'''』といったイメージを投影して創り上げた」と語っている。
 
*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』と『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の監督である福田己津央氏は、オーブという国家について「(福田監督)自身が考えた『'''[[日本]]の理想の姿'''』といったイメージを投影して創り上げた」と語っている。
 
*現実に存在する「アラブ首長国連邦」と混同するのか、「オーブ首長国連邦」等と書く人がたまにいるが、[[誤字|間違い]]である(ただし、設定面ではモデルとなった国家の一つであるために強ち間違いでもないかもしれない)。
 
*現実に存在する「アラブ首長国連邦」と混同するのか、「オーブ首長国連邦」等と書く人がたまにいるが、[[誤字|間違い]]である(ただし、設定面ではモデルとなった国家の一つであるために強ち間違いでもないかもしれない)。
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*公用語は日本語で、『DESTINY』劇中ではカガリの手紙が日本語で書かれていた。なおこの手紙の文字はカガリ役の進藤尚美氏の直筆である。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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