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| | シリーズ = | | | シリーズ = |
| | 前作 = | | | 前作 = |
− | | 次作 = | + | | 次作 = [[劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』]] |
| | アニメ版 = | | | アニメ版 = |
| | 漫画版 = | | | 漫画版 = |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 小学館集英社プロダクションとジェイアール東日本企画によって企画されていた「Project E5」をベースに、タカラトミーが展開していた『プラレールハイパー』シリーズの後継としてJR東日本が企画・監修したロボット玩具シリーズのアニメ化作品。テレビアニメでは初のJRマーク正式使用作品でもある。 | + | 小学館集英社プロダクションとジェイアール東日本企画によって企画されていた「Project E5」をベースに、タカラトミーが展開していた『プラレールハイパー』シリーズの後継としてJR東日本が企画・監修したロボット玩具シリーズのアニメ化作品。プラレール関連のメディアミックスとしては『超特急ヒカリアン』シリーズ(SRW未参戦)以来となり、SDロボットのあちらとは異なり通常等身のロボット作品となっている。また、テレビアニメでは初のJRマーク正式使用作品でもある。 |
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| 玩具版の展開当初からアニメ化を視野にいれた展開が行われており、登場メカが変形・戦闘するPVがYoutubeで公開されていた。そして玩具版の展開開始から3年後の2018年に正式にアニメ化され、玩具版もアニメに近いデザイン・変形ギミックを一新したものにモデルチェンジされた。 | | 玩具版の展開当初からアニメ化を視野にいれた展開が行われており、登場メカが変形・戦闘するPVがYoutubeで公開されていた。そして玩具版の展開開始から3年後の2018年に正式にアニメ化され、玩具版もアニメに近いデザイン・変形ギミックを一新したものにモデルチェンジされた。 |
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| また、[[初音ミク]]や[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]とのコラボも話題となり、特にミクはレギュラーキャラとしても登場している。 | | また、[[初音ミク]]や[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]とのコラボも話題となり、特にミクはレギュラーキャラとしても登場している。 |
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− | 2019年12月には[[劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』]]が公開。作中では[[ゴジラ]]ともコラボしている。 | + | 2019年12月には[[劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』]]が公開。作中では[[ゴジラ]]ともコラボレーションしている。 |
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− | 2021年4月より新作『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』が放送開始。
| + | シリーズ作品として2021年4月に第2作『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』、2024年4月に第3作『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』が放送されている。 |
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| === スーパーロボット大戦への参戦 === | | === スーパーロボット大戦への参戦 === |
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| :;「進化理論」 | | :;「進化理論」 |
| ::作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Coffee Creamers / 編曲 - Soma Genda / 歌 - BOYS AND MEN | | ::作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Coffee Creamers / 編曲 - Soma Genda / 歌 - BOYS AND MEN |
− | ::『X-Ω』では原曲が強敵イベントBGMとして採用。 | + | ::劇場版でも挿入歌として使用されている。『X-Ω』では原曲が強敵イベントBGMとして採用。 |
| : | | : |
| ;エンディングテーマ | | ;エンディングテーマ |
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| ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
| :初参戦作品。2019年7月のイベント「灯せ!! 絆の進化理論」期間限定参戦で、同じく鉄道をモチーフとするロボが登場する『[[勇者エクスカイザー]]』『[[勇者特急マイトガイン]]』と共演する。イベントシナリオはテレビシリーズ64話と65話の間を繋ぐ内容となっており、登場キャラクターはハヤト、セイリュウ(とハヤトと敵対していた頃の彼を模したコピー)、シャショット、そして台詞のみ出演のフタバと数は絞られているが、シナリオ中には直接登場こそ無いが裏でテレビシリーズ64話以降に登場する「ある人物」が暗躍している様子を垣間見せている。 | | :初参戦作品。2019年7月のイベント「灯せ!! 絆の進化理論」期間限定参戦で、同じく鉄道をモチーフとするロボが登場する『[[勇者エクスカイザー]]』『[[勇者特急マイトガイン]]』と共演する。イベントシナリオはテレビシリーズ64話と65話の間を繋ぐ内容となっており、登場キャラクターはハヤト、セイリュウ(とハヤトと敵対していた頃の彼を模したコピー)、シャショット、そして台詞のみ出演のフタバと数は絞られているが、シナリオ中には直接登場こそ無いが裏でテレビシリーズ64話以降に登場する「ある人物」が暗躍している様子を垣間見せている。 |
| + | |
| + | == 余談 == |
| + | *放送枠の「アニメサタデー630」は、元々MBS制作の「日5枠」を視聴率低迷を理由に『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』2期を最後に廃枠とした後、同枠を早朝枠へ転換したという背景があり、前番組『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』と同じくホビーの売り上げだけでなく視聴率を重視されており放送開始3か月前から宣伝が開始され、上記のコラボに加えタカラトミーのTwitter公式アカウントでの実況、ニュース番組「Nスタ」で着ぐるみが登場するなど番組宣伝にかなり力を入れられていた。 |
| + | **しかしながら視聴率は伸び悩み結局枠の廃止が決定。本来であれば玩具セールスの好調で続編や次シリーズが制作される可能性もあったが、枠廃止(=放送終了)に際し次番組や販促の都合を踏まえ放送を延長(いわゆる尺調整)する事になり当初の予定の1年から延び6クール(全76話)というロボットアニメとしては異例の長期クール放送となった。 |
| + | **放送局の都合による部分があり[[打ち切り]]と誤解されやすいが、はやぶさMkIIのオーバークロス合体など事前に延長後すぐに終了することを踏まえた玩具展開であるなど、スケジュールの面では予定通りであり厳密には打ち切りとは異なるのだが事情が複雑でありタカラトミーの株主総会で質問が出るなど混乱を呼んだ。なお後継作品の『シンカリオンZ』はテレビ東京系列へとネットが変更されている。 |
| + | *第1話の展開から『[[エヴァンゲリオンシリーズ|エヴァンゲリオン]]』を連想した視聴者も多く、初期は「親子関係が良好なエヴァ」といった評価も見られた。 |
| + | **2015年~2018年にかけて[[EVA初号機]]をモチーフとしたデザインの新幹線「500 TYPE EVA」が運行されており、その車両が変形するシンカリオンも商品展開されていたため、第17話に新幹線「500 TYPE EVA」が登場。その後、第31話はまるごと『エヴァ』とコラボレーションした回となり、第三新東京市を舞台にして『エヴァ』のキャラクターたちがゲスト出演している。なおどちらの回もTV放送版に限り、[[新世紀エヴァンゲリオン#楽曲|『エヴァ』の主題歌やBGM]]が使用された。また第31話の[[次回予告]]をミサト役の三石琴乃氏が担当し、サブタイトルも『エヴァ』風に表示されている。 |
| + | **第31話はハヤトが見た夢であるような描写がされる一方、ヒカリを撮影した写真が残っているなど、夢か現実かは曖昧にされている。 |
| + | ***劇場版でシンカリオン500 TYPE EVAやシンジたちが登場した際は、「時を超えた別世界」として認識するようになった。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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| |+ 動画配信 | | |+ 動画配信 |
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− | == 余談 ==
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− | *放送枠の「アニメサタデー630」は、元々MBS制作の「日5枠」を視聴率低迷を理由に『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ]]』2期を最後に廃枠とした後、同枠を早朝枠へ転換したという背景があり、前番組『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』と同じくホビーの売り上げだけでなく視聴率を重視されており放送開始3か月前から宣伝が開始され、上記のコラボに加えタカラトミーのTwitter公式アカウントでの実況、ニュース番組「Nスタ」で着ぐるみが登場するなど番組宣伝にかなり力を入れられていた。
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− | **しかしながら視聴率は伸び悩み結局枠の廃止が決定。本来であれば玩具セールスの好調で続編や次シリーズが制作される可能性もあったが、枠廃止(=放送終了)に際し次番組や販促の都合を踏まえ放送を延長(いわゆる尺調整)する事になり当初の予定の1年から延び6クール(全76話)というロボットアニメとしては異例の長期クール放送となった。
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− | **放送局の都合による部分があり[[打ち切り]]と誤解されやすいが、はやぶさMkIIのオーバークロス合体など事前に延長後すぐに終了することを踏まえた玩具展開であるなど、スケジュールの面では予定通りであり厳密には打ち切りとは異なるのだが事情が複雑でありタカラトミーの株主総会で質問が出るなど混乱を呼んだ。なお後継作品の『シンカリオンZ』はテレビ東京系列へとネットが変更されている。
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− | *第1話の展開から『[[エヴァンゲリオンシリーズ|エヴァンゲリオン]]』を連想した視聴者も多く、初期は「親子関係が良好なエヴァ」といった評価も見られた。
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− | **2015年~2018年にかけて[[EVA初号機]]をモチーフとしたデザインの新幹線「500 TYPE EVA」が運行されており、その車両が変形するシンカリオンも商品展開されていたため、第17話に新幹線「500 TYPE EVA」が登場。その後、第31話はまるごと『エヴァ』とコラボレーションした回となり、第三新東京市を舞台にして『エヴァ』のキャラクターたちがゲスト出演している。なおどちらの回もTV放送版に限り、[[新世紀エヴァンゲリオン#楽曲|『エヴァ』の主題歌やBGM]]が使用された。また第31話の[[次回予告]]をミサト役の三石琴乃氏が担当し、サブタイトルも『エヴァ』風に表示されている。
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− | **第31話はハヤトが見た夢であるような描写がされる一方、ヒカリを撮影した写真が残っているなど、夢か現実かは曖昧にされている。
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− | ***劇場版でシンカリオン500 TYPE EVAやシンジたちが登場した際は、「時を超えた別世界」として認識するようになった。
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |