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{{登場人物概要
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Harry Ord]]
| 外国語表記 = [[外国語表記::Harry Ord]]<ref>[http://www.turn-a-gundam.net/character/06.html Character]、∀ガンダムWeb、2022年1月12日閲覧。</ref>
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*{{登場作品 (人物)|∀ガンダム (TV)|∀ガンダム}}
*{{登場作品 (人物)|∀ガンダム (TV)|∀ガンダム}}
| 声優 = {{声優|稲田徹}}
| 声優 = {{声優|稲田徹|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安田朗}}
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
}}
{{登場人物概要
| タイトル = プロフィール
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::ムーンレィス]])
| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::ムーンレィス]])
| 性別 = [[性別::男]]
| 性別 = [[性別::男]]
| 階級 = [[階級::中尉]]→[[階級::大尉]]<ref>『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では少佐まで昇進した。</ref>
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| 年齢 = [[年齢::18]]歳
| 年齢 = [[年齢::18]]歳
}}
}}
'''ハリー・オード'''は『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の登場人物。
== 概要 ==
== 概要 ==
[[ディアナ・ソレル]]に心酔しており、良く言えば「ディアナの忠臣」と言える反面、悪く言えばディアナ以外に関してはいい加減かつ無責任であり、時には友軍に対してもディアナの威光を笠に着る形で冷酷な態度をとることも辞さない為、結果的に一部からは「ディアナの飼い犬」と比喩され、嫌われている(この欠点が悪い形で発揮された結果、[[ウィル・ゲイム]]の死へと発展し、福井晴敏の小説『月に繭地には果実』では自身の破滅にまで繋がっている)。
[[ディアナ・ソレル]]に心酔しており、良く言えば「ディアナの忠臣」と言える反面、悪く言えばディアナ以外に関してはいい加減かつ無責任であり、時には友軍に対してもディアナの威光を笠に着る形で冷酷な態度をとることも辞さない為、結果的に一部からは「ディアナの飼い犬」と比喩され、嫌われている(この欠点が悪い形で発揮された結果、[[ウィル・ゲイム]]の死へと発展し、福井晴敏の小説『月に繭地には果実』では自身の破滅にまで繋がっている)。
当初は[[ディアナ・カウンター]]の一員として[[ロラン・セアック]]達と敵対する立場にあったが、ディアナ自らが[[月]]の[[アグリッパ・メンテナー]]と戦うようになった為、自然と協調体制をとるようになった。しかし、ディアナの身を案じるばかりに傍から見ると突飛な行動をとって周囲を煙に巻くこともある。
また、独特のファッションセンスを持っているようで星柄のパジャマを愛用したり、正装が黒と黄色の縦縞だったりと劇中でも趣味が悪いと言及されている。その正装からスタッフや一部のファンからは『阪神王子』とも呼ばれる。
また、独特のファッションセンスを持っているようで星柄のパジャマを愛用したり、正装が黒と黄色の縦縞だったりと劇中でも趣味が悪いと言及されている。その正装からスタッフや一部のファンからは『阪神王子』とも呼ばれる。
ディアナと入れ替わった[[キエル・ハイム]]を守っている内にいい仲になっていった。
ディアナと入れ替わった[[キエル・ハイム]]を守っている内にいい仲になっていった。
また、[[小説|小説版]]では過去に結婚歴があった事を語っており、愛機スモーを元妻の名である「アマンダ」と呼んでいる。
また、[[小説|小説版]]では過去に結婚歴があった事を語っており、[[張五飛|愛機スモーを元妻の名である「アマンダ」と呼んでいる。]]
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:担当声優の[[声優:稲田徹|稲田徹]]氏は本作でスパロボ初出演。未来編序盤に[[DVE]]と共に登場し、以降も何度かDVEが存在するが、「趣味か!」などシュールなものが唐突に出てくることも。当初は敵対関係だが、敵として登場するのは1マップのみで、他のマップでは一貫して味方。敵時に[[百式改]]に乗った[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]と戦闘させると「互いに金色の派手な機体に乗っているから油断できない」といった趣旨の特殊会話がある。
:初登場作品。担当声優の[[声優:稲田徹|稲田徹]]氏も本作でスパロボ初出演。『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の主要人物の一人ということで登場機会が多く、カッコイイものや熱いものからシュールなものまで随所に[[DVE]]が入ることもあってかなり目立つ存在。
:エース級の能力値とバランスの良い精神を持ち、[[指揮官]]と[[援護]]も兼ね備えていたりとかなり優秀なパイロット。ただし、[[ひらめき]]・[[必中]]が無いのでボスクラスが相手になると少し怖い場面も。なお、特定ルートで変装姿で登場した際は何故か[[加速]]がひらめきに変化しているため、「眼鏡を変えて視野が広がったのか」と攻略本で突っ込まれていた<ref>ソフトバンク『スーパーロボット大戦α外伝 パーフェクトガイド』P280</ref>。ちなみに、熟練度が低い場合はマップ終了時に'''[[強化パーツ]]'''として「ハリーの眼鏡」を置いていく。命中補正+50と異様に高く、色々な意味で謎の眼鏡である。
:エンディングではオリジナル要素として少佐に昇進している。
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
:NPC。
:NPC。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:スモーのパイロット。
== パイロットステータス ==
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
:'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''
:'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''
;:変装時
::'''[[集中]]、[[てかげん]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]'''
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[迅速]]'''
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[迅速]]'''
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[狙撃]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''
;[[X-Ω]]
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[直撃]]'''
:;パイロットパーツ装備時
::'''[[神速]]、[[自信]]、[[魂]]'''
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
:'''[[カウンター]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[見切り]]、[[Eセーブ]]'''
:'''[[カウンター]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[見切り]]、[[Eセーブ]]'''
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
;小隊移動力+1、回避率+10%
;小隊移動力+1、回避率+10%
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]で採用。
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。
=== 固有[[エースボーナス]] ===
=== [[エースボーナス]] ===
;命中率・クリティカル率+15%
;命中率・クリティカル率+15%
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。
:'''ロランの[[女装]]姿であるローラ・ローラに見惚れる'''一面も。なお、前期OPでは手前の人物に関係の深い人物が背景に流れる演出があるが、ハリーの場合はローラであり、意味深。小説版では調子に乗って「女」になりきったローラの色気に当てられ、'''惚れる一歩手前まで入れ込む'''。しかし、福井晴敏の小説『月に繭地には果実』では、彼への嫉妬心が暴走の一端となってしまう事に。
:'''ロランの[[女装]]姿であるローラ・ローラに見惚れる'''一面も。なお、前期OPでは手前の人物に関係の深い人物が背景に流れる演出があるが、ハリーの場合はローラであり、意味深。小説版では調子に乗って「女」になりきったローラの色気に当てられ、'''惚れる一歩手前まで入れ込む'''。しかし、福井晴敏の小説『月に繭地には果実』では、彼への嫉妬心が暴走の一端となってしまう事に。
;[[ディアナ・ソレル]]
;[[ディアナ・ソレル]]
:心酔しており、彼の行動理由はほとんどがディアナがらみであった。しかし、その行動が悪い形で発揮される事も少なくなく、ディアナ本人を悲しませてしまう事も。
:心酔しており、彼の行動理由はほとんどがディアナ絡みであった。しかし、その行動が悪い形で発揮される事も少なくなく、ディアナ本人を悲しませてしまう事も。
;[[キエル・ハイム]]
;[[キエル・ハイム]]
:ディアナと入れ替わり、[[女王]]を演じるうちに互いに惹かれあっていく。
:ディアナと入れ替わり、[[女王]]を演じる内に互いに惹かれあっていく。
;[[ギム・ギンガナム]]
;[[ギム・ギンガナム]]
:かつての上官。
:かつての上官。
:かつての同僚だが、彼の下劣さに嫌気が差してギンガナム艦隊を見限った。
:かつての同僚だが、彼の下劣さに嫌気が差してギンガナム艦隊を見限った。
;[[ミーム・ミドガルド]]
;[[ミーム・ミドガルド]]
:自らの犯した過ちを悔いて、ディアナに謝罪しようとしていたにも拘らず、「ディアナの法の裁き」と称し、私刑で殺害している。
:第44話にてディアナの暗殺を企て、冬の宮殿に向けて砲撃を行った彼を粛清している。
;[[ウィル・ゲイム]]
;[[ウィル・ゲイム]]
:キエルの正体に気付きつつあった事から、彼女から自分と距離を取らせるよう指示されたとは言え、フィルに押し付けてしまう事になり、その結果、彼は先祖と恋仲にあったディアナ本人の目の前で、キャノン・イフルートに搭乗して死亡するという最悪な事態を招いてしまった。
:キエルの正体に気付きつつあった事から、彼女から自分と距離を取らせるよう指示されたとは言え、[[フィル・アッカマン]]に押し付けてしまう事になり、その結果、彼は先祖と恋仲にあったディアナ本人の目の前で、キャノン・イルフートに搭乗して死亡するという最悪な事態を招いてしまった。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)
:同じサングラスの男、金色の[[MS]]乗りという共通点がある。ある意味、自画自賛。
:同じサングラスの男、金色の[[MS]]乗りという共通点がある。ある意味、自画自賛。
;[[カミーユ・ビダン]]
;[[カミーユ・ビダン]]
==== アナザーガンダムシリーズ ====
==== アナザーガンダムシリーズ ====
;[[ウィッツ・スー]]、[[ロアビィ・ロイ]]
;[[ウィッツ・スー]]、[[ロアビィ・ロイ]]
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では彼らと共に裏で暗躍する[[アイム・ライアード|アイム]]を追跡していた。
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では裏で暗躍する[[アイム・ライアード|アイム]]を彼らと共に追跡していた。
==== ガンダムSEEDシリーズ ====
==== ガンダムSEEDシリーズ ====
;[[キラ・ヤマト]]
;[[キラ・ヤマト]]
:『Z』では彼に痛烈な言葉をかけつつも、忠告と助言をした。意外なことだが、ハリーは『DESTINY』時代のキラと同い年である。
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では彼に痛烈な言葉をかけつつも忠告と助言をしたが、彼の傷を見抜く事までは出来ず少々的外れな指摘になってしまった。意外なことだが、ハリーは『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|DESTINY]]』時代のキラと同い年である。
;[[アンドリュー・バルトフェルド]]
;[[アンドリュー・バルトフェルド]]
:『Z』では彼に協力を要請され、[[エターナル]]と行動を共にすることに。
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では彼に協力を要請され、[[エターナル]]と行動を共にすることに。
=== スーパー系 ===
=== スーパー系 ===
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[アイム・ライアード]]
;[[アイム・ライアード]]
:『第2次Z再世篇』では裏で暗躍する彼をウィッツ達と共に追っていた。
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では裏で暗躍する彼を[[ウィッツ・スー|ウィッツ]]達と共に追っていた。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「ハッハッハッハ! 地球の雨とは、温かいものだな…! 緑の地球…我らが故郷か」
:初登場時。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では[[DVE]]。
;「私は平和主義者ではない」
;「私は平和主義者ではない」
:[[地球]]側と[[ムーンレィス]]側の交渉が途絶えてしまっている時期の[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]との会話。グエンは穏やかに「私は交渉は続けたい」と答えた。
:[[地球]]側と[[ムーンレィス]]側の交渉が途絶えてしまっている時期の[[グエン・サード・ラインフォード|グエン]]との会話。グエンは穏やかに「私は交渉は続けたい」と答えた。
;「あのヒゲのモビルスーツは、太古に[[スペースノイド|宇宙移民者]]をいじめ抜いた白いモビルスーツそのものに見える」<br/>「ああいう姿だったのだろう…ガンダムとはな」
:戦艦ウィルゲムの発掘現場から[[ポゥ・エイジ|ポゥ]]と帰還している最中に。ポゥには「歴史学でしか知らんくせに」とあしらわれてしまったが、ムーンレィスにおける「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]」の認識の一端がうかがえる。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では下の台詞のみ[[DVE]]。
;「ポゥ、これだけは言っておく。お前はもっといい男を知るべきだ。そうすれば、もっといい女になる」
:フィルに従い続けるポゥに対して。なお、当のポゥからは「余計なお世話!」と返されてしまった。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』では[[DVE]]。
;「[[ミーム・ミドガルド|ミドガルド]]! [[ミラン・レックス|ミラン]]! もしディアナ様を一瞬たりとも痛め、泣かせる様な事があったら!」<BR/>「我魂魄百万回生まれ変わっても、恨み晴らすからなぁぁぁぁああ!!」
;「[[ミーム・ミドガルド|ミドガルド]]! [[ミラン・レックス|ミラン]]! もしディアナ様を一瞬たりとも痛め、泣かせる様な事があったら!」<BR/>「我魂魄百万回生まれ変わっても、恨み晴らすからなぁぁぁぁああ!!」
:普段はクールな二枚目だが、[[ディアナ・ソレル|ディアナ様]]の事になると我を忘れて激昂する事もあった。
:普段はクールな二枚目だが、[[ディアナ・ソレル|ディアナ様]]の事になると我を忘れて激昂する事もあった。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではこれも[[DVE]]。
:文面的にはわかりにくいが、要約すると'''「ディアナ様に危害を加えたら覚悟しておけ。私はお前達を絶対に許さない」'''という警告である。
;キエル 「ハリー大尉にとって[[キエル・ハイム]]は、ディアナ様の影武者にもならない女でしょうか?」<BR/>「どういう意味でしょう?キエル嬢はご立派に」<BR/>キエル 「私は、ハリー殿が好きなのです」<BR/>「ありがたいことです」<BR/>キエル 「そういうことではありません、ハリー・オード」<BR/>「自分は親衛隊の隊長でありますから、ディアナ様以外に心を動かされることは」<BR/>キエル 「ハリー殿」<BR/> 「動かされることはござ」<BR/>キエル「ハリー!」
:第38話「戦闘神ギンガナム」より。ミドガルドを追うために一時的にミリシャと行動するハリー。その際、キエルから遂に想いを告げられる。しかし、ハリーは自分はディアナの親衛隊だと拒否する。
;キエル「好きだとおっしゃってくだされば、アグリッパを暗殺する事だってやってのけましょうに」<BR/>「キエル・ハイム、いかように私をなぶっていただいてもよい」<BR/>キエル 「…」<BR/>「あなたには、ディアナ様の盾になっていただきたい」<BR/>キエル 「…」<BR/>「そのかわり愛するという愛では、それは貧しいでしょう」
:同話にて。ディアナの盾になって欲しいと、涙を流すキエルにそう言ったハリーは、「(身代わりになる代わりに)愛するという愛では貧しい」と語り、キエルと口づけを交わした。このシーンについて、ハリーの声優の稲田徹氏は「キエルへの申し訳なさと同情の念からキスをした」と解釈していたが…後に富野由悠季氏から「めんどくさかったのでさっさと黙らせるためにキスしただけ」と明かされて衝撃を受けたそうである。
;「ディアナ様の尻と言ったか……おのれェェェェーーーーーー!!」
;「ディアナ様の尻と言ったか……おのれェェェェーーーーーー!!」
:[[スエッソン・ステロ|スエッソン]]と戦闘したときスエッソンから「親衛隊なら女王の尻を追いかけてるだけにしろ!」と言われ、激怒したときの台詞。ハリーが激怒したのは親衛隊のことを馬鹿されたのではなく、ディアナを侮辱したような言葉だからだと考えられる。
:[[スエッソン・ステロ|スエッソン]]と戦闘したときスエッソンから「親衛隊なら女王の尻を追いかけてるだけにしろ!」と言われ、激怒したときの台詞。ハリーが激怒したのは親衛隊のことを馬鹿されたのではなく、ディアナを侮辱したような言葉だからだと考えられる。
:[[黒歴史]]=ガンダムの歴史を見て、「武人が武勲を立てる為に戦えということを教えてる」と解釈したスエッソンに対して。
:[[黒歴史]]=ガンダムの歴史を見て、「武人が武勲を立てる為に戦えということを教えてる」と解釈したスエッソンに対して。
;「ディアナの法の裁きは…受けていただく!」
;「ディアナの法の裁きは…受けていただく!」
:冬の宮殿に向けて砲撃を加えたミドガルドを粛正する際の台詞。
:冬の宮殿に向けて砲撃を加えたミドガルドを粛清する際の台詞。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではミドガルドにハリーでトドメを刺した場合のみ[[DVE]]。
;「ユニバァァァァァス!!」
;「ユニバァァァァァス!!」
:[[ターンX]]との戦いの時に叫んだ台詞であり、[[ムーンレィス]]の感嘆詞。なお、ハリーを演じた稲田徹氏にとってはお気に入りの台詞であるらしく、『'''落ち込んでいる時に叫ぶと、元気になれる'''』という旨の発言をしている。
:[[ターンX]]との戦いの時に叫んだ台詞であり、[[ムーンレィス]]の感嘆詞。なお、ハリーを演じた稲田徹氏にとってはお気に入りの台詞であるらしく、『'''落ち込んでいる時に叫ぶと、元気になれる'''』という旨の発言をしている。
;「趣味か!」
;「趣味か!」
:[[ロラン・セアック|ロラン]]の[[女装]]に対して。このハリーの言葉に対して、ロランは「任務だ」と返した。なお、[[小説]]では'''ローラが男だったと知った時には、結構ショックを受けている'''。
:[[ロラン・セアック|ロラン]]の[[女装]]に対して。このハリーの言葉に対して、ロランは「任務だ」と返した。なお、[[小説]]では'''ローラが男だったと知った時には、結構ショックを受けている'''。
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではロランのセリフも含めて[[DVE]]になっている。
;「いい手なんだがなァ…」
;「いい手なんだがなァ…」
:リリの「ローラとしてグエンをたらしこめ」という策を評価して。
:リリの「ローラとしてグエンをたらしこめ」という策を評価して。
=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
;「味方機は下がれ! 核を使用するぞ!」
;「味方機は下がれ! 核を使用するぞ!」
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]で[[∀ガンダム]]に乗り込んだハリーがミサイルを使用する時の台詞。無論[[核ミサイル]]ではないのだが、もしかして開発段階で武装に核ミサイルを加える予定があったのかもしれない。
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』で[[∀ガンダム]]に乗り込んだハリーがミサイルを使用する時の台詞。無論[[核ミサイル]]ではないのだが、もしかして開発段階で武装に核ミサイルを加える予定があったのかもしれない。
;「…ディアナ様に仇なした男には相応しい結末か……」
;「…ディアナ様に仇なした男には相応しい結末か……」
:[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]第35話Aシナリオエンドデモにて、[[アグリッパ・メンテナー]]が[[カーメン・カーメン]]のキングコブラによって毒死した時に口走った、まさに自業自得ともとれる台詞。
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第35話Aシナリオエンドデモにて、[[アグリッパ・メンテナー]]が[[カーメン・カーメン]]のキングコブラによって毒死した時に口走った、まさに自業自得ともとれる台詞。
;「…あなたのおっしゃることは良くわかります。ですが、後悔はしていません。何故なら、必ずここに戻るつもりでいるからです」
;「…あなたのおっしゃることは良くわかります。ですが、後悔はしていません。何故なら、必ずここに戻るつもりでいるからです」
:α外伝第38話シナリオデモにて[[サウス・バニング|バニング]]から「別れの時は悔いを残さんようにな」と言われた際に返した言葉。
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第38話シナリオデモにて[[サウス・バニング|バニング]]から「別れの時は悔いを残さんようにな」と言われた際に返した言葉。
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;「私はパイロットの命を奪えと言っているわけではない。だが、君の戦い方はあまりに不自然だ。どういった心境かは知らないが、いつかそれは自分と仲間を滅ぼす事になると思うが」<br />「良心の呵責…。それとも善行のつもりか…だが、はっきり言おう。その程度の覚悟で戦いに臨むのなら下がっていたまえ」<br />「誤解しないでもらいたい。これは君のためを思って言っている。そのような中途半端な覚悟で戦っているのなら、君自身もいつかそれに押し潰されるだろう。ならば、その前に自分から戦うのを止めたまえ」
;「私はパイロットの命を奪えと言っているわけではない。だが、君の戦い方はあまりに不自然だ。どういった心境かは知らないが、いつかそれは自分と仲間を滅ぼす事になると思うが」<br />「良心の呵責…。それとも善行のつもりか…だが、はっきり言おう。その程度の覚悟で戦いに臨むのなら下がっていたまえ」<br />「誤解しないでもらいたい。これは君のためを思って言っている。そのような中途半端な覚悟で戦っているのなら、君自身もいつかそれに押し潰されるだろう。ならば、その前に自分から戦うのを止めたまえ」
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第43話「運命と自由と」より。相手のコックピットを避けて攻撃する[[キラ・ヤマト|キラ]]に対しての忠告と助言。痛烈な言葉であるが、ハリーなりにキラのことを思っていることが伺える台詞である。
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第43話「運命と自由と」より。相手のコックピットを避けて攻撃する[[キラ・ヤマト|キラ]]に対しての忠告と助言。痛烈な言葉であるが、ハリーなりにキラのことを思っていることが窺える台詞である。
:しかし、キラの戦い方はハリーが言う所の「押し潰される」経験をしたからこその物であり、(よく知らない相手のトラウマを見抜けというのも無理な話だが)的外れな指摘とも言える。
:それについてキラが反論しない不自然さ、何がどう「自分や仲間を滅ぼす」のかという具体性の欠如、正規の訓練・軍教育を受けていない相手に「殺す覚悟」を説く事の是非など、「キラの過去や人となりを知らない」という点を差し引いても疑問の余地が多く、当時はキラ、延いては『SEED DESTINY』そのものに対する理解が進んでいなかった事が窺える。
;「それを答える気はない。…代わりに君にこの言葉を送ろう。正しかろうと、そうでなかろうと人は自分のやるべき事を果たすまでだ」<br />キラ「自分のやるべき事…」<br />「この言葉は[[ZEUTH]]のカミーユ・ビダンという少年の言葉だ。恥ずかしい話だが私もこの言葉で迷いを吹っ切ったこともある。私はディアナ様の親衛隊だ。そのディアナ様のためなら、どのような痛みや恥辱にも耐えよう。なぜなら、それが私の使命であり、私の信じる戦いだからだ」<br />キラ「信じる戦い…」<br />「迷うことは必要だ。迷わないことは盲信と同じだろうからな。だが、君はこのままでは自分を滅ぼす」<br />キラ「僕は迷いを…捨てればいいんですか? 何も感じないまま、機械の様にただ戦えばいいって言うんですか?」<br />「それでは心を殺しているのと同じだよ。私は君が迷いの向こうに答えを見つけることを望むまでだ」
;「それを答える気はない。…代わりに君にこの言葉を送ろう。正しかろうと、そうでなかろうと人は自分のやるべき事を果たすまでだ」<br />キラ「自分のやるべき事…」<br />「この言葉は[[ZEUTH]]のカミーユ・ビダンという少年の言葉だ。恥ずかしい話だが私もこの言葉で迷いを吹っ切ったこともある。私はディアナ様の親衛隊だ。そのディアナ様のためなら、どのような痛みや恥辱にも耐えよう。なぜなら、それが私の使命であり、私の信じる戦いだからだ」<br />キラ「信じる戦い…」<br />「迷うことは必要だ。迷わないことは盲信と同じだろうからな。だが、君はこのままでは自分を滅ぼす」<br />キラ「僕は迷いを…捨てればいいんですか? 何も感じないまま、機械の様にただ戦えばいいって言うんですか?」<br />「それでは心を殺しているのと同じだよ。私は君が迷いの向こうに答えを見つけることを望むまでだ」
:上記のセリフの後キラから「ディアナ女王をさらった人を討った事も全て任務だと割り切れるんですか?」と問われた際に返した言葉。
:上記のセリフの後キラから「ディアナ女王をさらった人を討った事も全て任務だと割り切れるんですか?」と問われた際に返した言葉。
:ハリーから伝えられた[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の言葉がキラ達の道を示すこととなった。
:ハリーから伝えられた[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]の言葉がキラ達の道を示すこととなった。
:……尤も、キラはかつて「自分のやるべき事」……と言うより「やらざるを得ない事」をやり続けた結果まさに一度「自分を滅ぼし」、その先に「答えを見つけた」筈なのだが。
;「そうではない。あそこに立たれているのはディアナ様の意思を代行される方だ」<br />「[[偽物]]などではない…。ディアナ様そのものと思ってもらってもいい」
;「そうではない。あそこに立たれているのはディアナ様の意思を代行される方だ」<br />「[[偽物]]などではない…。ディアナ様そのものと思ってもらってもいい」
:『Z』第46話「混迷の中の正義」シナリオエンドデモにて[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]の不正を暴いた[[ラクス・クライン|ラクス]]と共に現れたディアナに扮した[[キエル・ハイム|キエル]]を見て「あっちも偽物で対抗する気!?」と発言した[[ソシエ・ハイム|ソシエ]]に対して。
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第46話「混迷の中の正義」シナリオエンドデモにて[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]の不正を暴いた[[ラクス・クライン|ラクス]]と共に現れたディアナに扮した[[キエル・ハイム|キエル]]を見て「あっちも偽物で対抗する気!?」と発言した[[ソシエ・ハイム|ソシエ]]に対して。
:ハリーがいかにキエルを信頼しているかがうかがえる。
:ハリーがいかにキエルを信頼しているかがうかがえる。
:ある意味自画自賛な対[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]](in[[百式]]or[[百式改]])専用台詞。
:ある意味自画自賛な対[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]](in[[百式]]or[[百式改]])専用台詞。
;「やはり、趣味か?」
;「やはり、趣味か?」
:第2次Z再世篇EDにて、[[ロラン・セアック|ロラン]]が[[女装]]した際の色香で[[ティンプ・シャローン|ティンプ]]達を惑わせたという話を聞いて。
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』EDにて、[[ロラン・セアック|ロラン]]が[[女装]]した際の色香で[[ティンプ・シャローン|ティンプ]]達を惑わせたという話を聞いて。
:「やはり」と前置きしているので、'''[[Zシリーズ]]のハリーは常々ロランが趣味で女装していると思っている'''らしい…
:「やはり」と前置きしているので、'''「[[Zシリーズ]]」のハリーは常々ロランが趣味で女装していると思っている'''らしい…
== 搭乗機体 ==
== 搭乗機体 ==
**また、稲田氏も愛車を「アマンダ」と呼んでいるらしい。ちなみに次に車を買った時の愛称予定は…もちろん、[[トロンベ]]である。
**また、稲田氏も愛車を「アマンダ」と呼んでいるらしい。ちなみに次に車を買った時の愛称予定は…もちろん、[[トロンベ]]である。
*[[声優|中の人]]である稲田氏は『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の打ち上げにハリーのコスプレで赴いた事があるが、大ブーイングを浴びたらしい。
*[[声優|中の人]]である稲田氏は『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の打ち上げにハリーのコスプレで赴いた事があるが、大ブーイングを浴びたらしい。
*サングラスで素顔を隠しているためか、[[シャア・アズナブル]]や[[ゼクス・マーキス]]のような「仮面キャラ」として扱われることもしばしばある。
== 脚注 ==
== 脚注 ==