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1,388 バイト追加 、 2024年3月9日 (土)
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:初登場作品。「ビッグ・オー」表記。原作で[[ベックビクトリーデラックス]]のビームを弾いていたことから[[対ビームコーティング|ビームコート]]を装備している。
 
:初登場作品。「ビッグ・オー」表記。原作で[[ベックビクトリーデラックス]]のビームを弾いていたことから[[対ビームコーティング|ビームコート]]を装備している。
 
:[[飛行]]できず、そのままだと最強武器が[[空]]に撃てないため、地上では[[ミノフスキークラフト]]ないし[[ミノフスキードライブ|ドライブ]]の装備が急務。[[加速]]を使えるドロシーが離脱している間は[[移動力]]の低さもネックになる。
 
:[[飛行]]できず、そのままだと最強武器が[[空]]に撃てないため、地上では[[ミノフスキークラフト]]ないし[[ミノフスキードライブ|ドライブ]]の装備が急務。[[加速]]を使えるドロシーが離脱している間は[[移動力]]の低さもネックになる。
:武装が長射程[[射撃]]武器と短射程[[格闘]]P武器にきれいに分かれており、[[パイロット養成]]の方針が難しい。最強武器は格闘だが、使いやすい武器は射撃に偏っているため運用方針次第であろう。
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:武装が長射程[[射撃 (武器属性)|射撃]]武器と短射程[[格闘 (武器属性)|格闘]]P武器にきれいに分かれており、[[パイロット養成]]の方針が難しい。最強武器は格闘だが、使いやすい武器は射撃に偏っているため運用方針次第であろう。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 
;ストライク・パイル
 
;ストライク・パイル
:両肘に相当する位置に内蔵されたシリンダー状パーツ。空気を吸引圧縮し打ち出す機能を持つ。水中でも水を吸引圧縮することで使用可能。戦闘にはあまり関係ないが、吸引圧縮された空気はゆっくり排出すれば安全に元の状態に戻せる。
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:両肘に相当する位置に内蔵されたシリンダー状パーツ。空気を吸引圧縮し打ち出す機能を持つ。水中でも水を吸引圧縮することで使用可能。戦闘にはあまり関係ないが、吸引圧縮された空気はゆっくり排出すれば安全に元の状態に戻せる。第2話では[[ドロシー1]]にサドン・インパクトを打ち込む寸前、ドロシーが取り込まれていた事に気付いたためこの機能で空気圧縮を解除していた。
 
:;サドン・インパクト
 
:;サドン・インパクト
 
::空気をパンチと共に急速に打ち出す必殺技。空気を打ち出すことがメインなので、殴りつけなくても空気砲として使え、圧縮空気だけでビル数棟を貫通する威力がある。
 
::空気をパンチと共に急速に打ち出す必殺技。空気を打ち出すことがメインなので、殴りつけなくても空気砲として使え、圧縮空気だけでビル数棟を貫通する威力がある。
::『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では最強武器で、[[Zシリーズ]]では対地・対空によって大きく演出が変わる武器の一つ。ちなみに『Z』においては、シュバルツバルト、[[アラン・ゲイブリエル]]、[[アレックス・ローズウォーター]]に使用した場合[[トドメ演出]]としてロジャーのカットインが入る。
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::『[[スーパーロボット大戦D|D]]』では最強武器で、[[Zシリーズ]]では対地・対空によって大きく演出が変わる武器の一つ。ちなみに『Z』においては、対空での演出でロジャーのカットインが入る。
 
::『第3次Z』からは殴る前にロジャーと操縦桿の一連の動きのリアルカットが追加された。
 
::『第3次Z』からは殴る前にロジャーと操縦桿の一連の動きのリアルカットが追加された。
 
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;ミサイル・パーティー
 
;ミサイル・パーティー
 
:腹部装甲から発射ユニットを展開し発射する多連装ミサイル。キャノン・パーティーと併用することが多かった。ミサイルは時限爆破及び発射ユニット左右1セットのみの発射も可能。
 
:腹部装甲から発射ユニットを展開し発射する多連装ミサイル。キャノン・パーティーと併用することが多かった。ミサイルは時限爆破及び発射ユニット左右1セットのみの発射も可能。
:『D』では扇形範囲の方向指定型[[MAP兵器]]。『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』以降はこれのみの発射になった。
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:『D』では扇形範囲の方向指定型[[MAP兵器]]。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』ではTRI属性武器。『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』以降はこれのみの発射になった。
 
;キャノン・パーティー
 
;キャノン・パーティー
 
:上半身を迫り上げた中から展開するキャノン砲群。こちらも基本は一斉射。
 
:上半身を迫り上げた中から展開するキャノン砲群。こちらも基本は一斉射。
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;アーク・ライン
 
;アーク・ライン
 
:両眼から発射する光線。[[ザ・ビッグ]]には共通して搭載されている。ビッグオーの遠距離兵装としては構えも少なく、すぐ発射されるため、遠距離牽制兵器としてよく使用された。
 
:両眼から発射する光線。[[ザ・ビッグ]]には共通して搭載されている。ビッグオーの遠距離兵装としては構えも少なく、すぐ発射されるため、遠距離牽制兵器としてよく使用された。
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:『Z』では[[小隊攻撃]]対応武器。
 
;クロム・バスター
 
;クロム・バスター
:頭部のクリスタルから放たれる高威力の光線。その光条はアーク・ラインより太く大きい。独特の構えをした後、拳を突き合わせるポーズをとって発射されるが、構えは省かれることもしばしば。
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:頭部のクリスタルから放たれる高威力の光線。その光条はアーク・ラインより太く大きい。独特の構えをした後、拳を突き合わせるポーズをとって発射されるが、構えは省かれることもしばしば。都市部での戦闘機会が多いビッグオーの武装の中では過剰な威力となるためか、敵を郊外に誘き出して使用したこともある。なお、クリスタルにヒビが入っていたとしても使用可能。
 
:元ネタは『スーパーロボット レッドバロン』よりレッドバロンのエレクトリッガー。
 
:元ネタは『スーパーロボット レッドバロン』よりレッドバロンのエレクトリッガー。
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:『Z』と『第3次Z』では[[全体攻撃]]武器。
 
;Oサンダー
 
;Oサンダー
 
:前腕部を展開して現れる回転砲身ユニットから光弾を高速かつ多量に放つ。メガデウスを貫通してなお背後のビル数棟を貫通する威力がある。普段は手は小さく引っ込め、回転砲身ユニットと逆方向に回転させるのだが相手を鷲掴みにして手の回転を止めた状態でも使用可能。使用時にはコクピットで普段使っている操縦桿が反転し、専用と思しき青い操縦桿が現れる。その軌跡にはアルファベットの'''O'''のように見えるハレーションが生じる。相手の爆発の直前に相手に当たるため間違われやすいが、このハレーション自体には攻撃力は無い。
 
:前腕部を展開して現れる回転砲身ユニットから光弾を高速かつ多量に放つ。メガデウスを貫通してなお背後のビル数棟を貫通する威力がある。普段は手は小さく引っ込め、回転砲身ユニットと逆方向に回転させるのだが相手を鷲掴みにして手の回転を止めた状態でも使用可能。使用時にはコクピットで普段使っている操縦桿が反転し、専用と思しき青い操縦桿が現れる。その軌跡にはアルファベットの'''O'''のように見えるハレーションが生じる。相手の爆発の直前に相手に当たるため間違われやすいが、このハレーション自体には攻撃力は無い。
:元ネタは『流星人間ゾーン』よりゾーンファイターの流星ミサイルマイト。Zシリーズでは原作での動きをとても忠実に再現しており、『第3次Z』では原作の操縦桿が収納、反転、Oサンダー用操縦桿が展開、前に押し出して発射態勢に入るリアルカットが入った。
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:元ネタは『流星人間ゾーン』よりゾーンファイターの流星ミサイルマイト。
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:『2nd SEASON』で初めて披露された武器で、スパロボでは『Z』の中盤で追加される。Zシリーズでは原作での動きをとても忠実に再現しており、『第3次Z』では原作の操縦桿が収納、反転、Oサンダー用操縦桿が展開、前に押し出して発射態勢に入るリアルカットが入った。
 
;プラズマ・ギミック
 
;プラズマ・ギミック
 
:上半身(位置的にはキャノン・パーティーの位置と同じ)と両腕の装甲を展開して放つ巨大なプラズマ球。コクピット内に展開される足踏みスイッチを踏むと両腕と肩が展開してフィールド発生装置らしきパーツが現れ、ビッグオーを中心に巨大なプラズマの光球を作り出してその圧力で敵を押し潰す。ファイナルステージの伏線でもある。原作劇中では敵の電撃を跳ね返すバリア的な副次効果があることが分かるがSRWでは現状未採用。
 
:上半身(位置的にはキャノン・パーティーの位置と同じ)と両腕の装甲を展開して放つ巨大なプラズマ球。コクピット内に展開される足踏みスイッチを踏むと両腕と肩が展開してフィールド発生装置らしきパーツが現れ、ビッグオーを中心に巨大なプラズマの光球を作り出してその圧力で敵を押し潰す。ファイナルステージの伏線でもある。原作劇中では敵の電撃を跳ね返すバリア的な副次効果があることが分かるがSRWでは現状未採用。
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:『D』のみ。[[ベックビクトリーデラックス]]のビームを弾いた(特に額部のクリスタル状物質の描写)様子から採用されたと思われる。
 
:『D』のみ。[[ベックビクトリーデラックス]]のビームを弾いた(特に額部のクリスタル状物質の描写)様子から採用されたと思われる。
 
;[[シールド防御]]
 
;[[シールド防御]]
:巨大な両腕をボクシングのピーカブースタイルのようにかざす。ドロシー曰く「'''ビッグオーの腕は盾ではないわ'''」だそうだが、ゲーム中ではシールド扱いである。盾ではない割に、盾として使われまくった原作では一度しか損傷したことがない。
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:巨大な両腕をボクシングのピーカブースタイルのようにかざす。ロジャーは「'''シールドとして使っているわけではない'''」と言い、ドロシー曰く「'''ビッグオーの腕は盾ではないわ'''」だそうだが、ゲーム中ではシールド扱いである。盾ではない割に、盾として使われまくった原作では一度しか損傷したことがない。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
 
:飛べない上に移動力は低め。フォローは必須。
 
:飛べない上に移動力は低め。フォローは必須。
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:なお漫画版では水中に入るとコックピットに浸水する描写があったが、スパロボでは問題なく水中戦も可能(但し適応は低いが)。
    
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
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:[[第2次Z破界篇]]でのボーナス。
 
:[[第2次Z破界篇]]でのボーナス。
 
;防御時、被ダメージ0.3倍
 
;防御時、被ダメージ0.3倍
:[[第2次Z再世篇]]での驚異のボーナス。ビッグオーが防御するということはつまりシールド防御が発動するので、受けるダメージは通常の'''0.12倍'''となる。ロジャーに援護防御、ビッグオーにバリア・フィールドを付ければ、[[蜃気楼]]&[[ルルーシュ・ランペルージ|ゼロ]]をしのぐ最強の盾として活躍してくれるだろう。[[車弁慶]]のエースボーナスとは違い、防御しないと発動しないというのが一応の難点。
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:[[第2次Z再世篇]]での驚異のボーナス。ビッグオーが防御するということはつまりシールド防御が発動するので、受けるダメージは通常の'''0.12倍'''となる。ロジャーに援護防御、ビッグオーにバリア・フィールドを付ければ、[[蜃気楼]]&[[ルルーシュ・ランペルージ|ゼロ]]をしのぐ最強の盾として活躍してくれるだろう。[[車弁慶 (OVA)|車弁慶]]のエースボーナスとは違い、防御しないと発動しないというのが一応の難点。
 
;『プラズマ・ギミック』が移動後、使用可能になる
 
;『プラズマ・ギミック』が移動後、使用可能になる
 
:[[第3次Z時獄篇]]でのボーナス。
 
:[[第3次Z時獄篇]]でのボーナス。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*漫画版では腕部をそのまま[[換装]]するという大胆なギミックが付加されており、落雷を受け止めて一気に莫大なエネルギーを放出するアーム、海面に巨大な渦を引き起こすドリルアーム(本来は[[ゲッター2]]のように[[地中]]に潜ったりドリル攻撃をするものと思われる)、トリッキーな攻撃を繰り返すアーキタイプに対抗するために鉄球アームを使用。最終決戦では、三つのピストンが直結した強化型サドン・インパクトを披露したが、'''水圧がかかった状態での運用は自壊の危険性がある'''という弱点があった。
 
*漫画版では腕部をそのまま[[換装]]するという大胆なギミックが付加されており、落雷を受け止めて一気に莫大なエネルギーを放出するアーム、海面に巨大な渦を引き起こすドリルアーム(本来は[[ゲッター2]]のように[[地中]]に潜ったりドリル攻撃をするものと思われる)、トリッキーな攻撃を繰り返すアーキタイプに対抗するために鉄球アームを使用。最終決戦では、三つのピストンが直結した強化型サドン・インパクトを披露したが、'''水圧がかかった状態での運用は自壊の危険性がある'''という弱点があった。
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*数多の特撮作品のオマージュが多いビッグオーだが、2024年には逆に特撮ドラマ『仮面ライダーガッチャード』に登場する「仮面ライダーアイアンガッチャード」が本機を元ネタにしており<ref>[https://www.kamen-rider-official.com/gotchard/26/ 悪意をハバム、漆黒の風]、仮面ライダーWEB【公式】、2024年3月4日閲覧。</ref>、オマージュされる立場となっている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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