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*イーグル役の緒方恵美氏は[[エメロード]]姫も演じている。
 
*イーグル役の緒方恵美氏は[[エメロード]]姫も演じている。
 
**その縁からか、OVAでのイーグルはエメロードの弟という設定になっている。
 
**その縁からか、OVAでのイーグルはエメロードの弟という設定になっている。
*原作漫画版では光と共に時間の静止した東京へ飛ばされ、新たな柱選定のための一騎打ちをするが、柱はセフィーロだけを想わねばならないのに対し、オートザムのことも想っていた彼は柱となれずにそのまま消滅しかける。しかし、[[エメロード]]姫のような自己犠牲による悲劇を繰り返すまいとした魔法騎士たちとランティスの必死の祈りを受け取った[[モコナ|創造主]]が道を開いたことで、セフィーロへと帰還した。その後は予定通り長い眠りについたが、光の「願い」の力で徐々に快方に向かっており、テレパシーで会話も可能だった。また、アニメ版とは違い、原作では、セフィーロ侵攻の理由は、『ランティスを柱制度破壊の犠牲としないため、セフィーロの人々を隣国に移住させたうえで、柱となった自分がセフィーロと共に眠りに就く(ことで、柱制度と魔法騎士の伝説を終わらせる)』ためであった。
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*原作漫画版では光と共に時間の静止した東京へ飛ばされ、新たな柱選定のための一騎打ちをするが、セフィーロのみを想わなければならない理に反して祖国オートザムの存続をも強く想っていた彼は柱の資格を失いそのまま消滅しかける。しかし、[[エメロード]]姫のような自己犠牲による悲劇を繰り返すまいとした魔法騎士たちとランティスの必死の祈りを受け取った[[モコナ|創造主]]が道を開いたことで、セフィーロへと帰還した。その後は予定通り長い眠りについたが、光の「願い」の力で徐々に快方に向かっており、テレパシーで会話も可能だった。また、アニメ版とは違い、原作では、セフィーロ侵攻の理由は、『ランティスを柱制度破壊の犠牲としないため、セフィーロの人々を隣国に移住させたうえで、柱となった自分がセフィーロと共に眠りに就く(ことで、柱制度と魔法騎士の伝説を終わらせる)』ためであった。
**さらに言えば、イーグルはエメロード姫の「ザガート以外の人間を愛し、彼らと信じ合い、共に歩み寄れた」というあり得たかもしれないIFの姿でもあった。
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**さらに言えば、イーグルは「エメロード姫がザガート以外の人間を愛し、彼らと信じ合い、共に歩み寄れた」というあり得たかもしれないIFの姿でもあった。
 
*原作・アニメ共に不治の病を患っている彼だが、原作とアニメで症状が違う。また、祖国オートザムが滅亡に瀕している理由も原作とアニメで違うのだが、CLAMPの大川氏が他メンバーとの対談した際に曰く「オートザムの環境が悪いからイーグルが肺の病を患った」と、原作とアニメの設定が混ざっているファンが多くて驚いたと述べている<ref name="脚本集">講談社『魔法騎士レイアース 脚本集・2』221 - 222頁。</ref>。
 
*原作・アニメ共に不治の病を患っている彼だが、原作とアニメで症状が違う。また、祖国オートザムが滅亡に瀕している理由も原作とアニメで違うのだが、CLAMPの大川氏が他メンバーとの対談した際に曰く「オートザムの環境が悪いからイーグルが肺の病を患った」と、原作とアニメの設定が混ざっているファンが多くて驚いたと述べている<ref name="脚本集">講談社『魔法騎士レイアース 脚本集・2』221 - 222頁。</ref>。
 
**因みに原作は「環境汚染と眠気」だが、アニメは「精神エネルギーの枯渇と吐血」である。なお病自体は原作アニメ共に「重度(末期)の精神エネルギー欠乏症」と共通している(あくまでも症状が違うだけ)。
 
**因みに原作は「環境汚染と眠気」だが、アニメは「精神エネルギーの枯渇と吐血」である。なお病自体は原作アニメ共に「重度(末期)の精神エネルギー欠乏症」と共通している(あくまでも症状が違うだけ)。
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