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| === 旧支配者(Great Old Ones) === | | === 旧支配者(Great Old Ones) === |
− | 太古の[[地球]](一部に例外も存在する)に存在していた極めて強力な生物。生物とはいえ人類を遥かに凌ぐ(そして人類には決して理解できない)知性と超自然的能力を持ち、事実上「神」と言っても差し支えない存在である。現在そのほとんどは世界の各地で眠りに就いており、彼らが(一時的にせよ)目覚める時には様々な災害が起こる。 | + | 太古の[[地球]](一部に例外も存在する)に存在していた極めて強力な生物。生物とはいえ人類を遥かに凌ぐ(そして人類には決して理解できない)知性と超自然的能力を持ち、事実上「神」と言っても差し支えない存在である。旧神との争いに敗れ、現在そのほとんどは世界の各地で封印されて眠りに就いており、彼らが(一時的にせよ)目覚める時には様々な災害が起こる。 |
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| ;クトゥルフ(Cthulhu) | | ;クトゥルフ(Cthulhu) |
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| :*『[[機神咆吼デモンベイン]]』では[[魔導書]]「セラエノ断章」がこの神の力を使う。 | | :*『[[機神咆吼デモンベイン]]』では[[魔導書]]「セラエノ断章」がこの神の力を使う。 |
| ;クトゥグア(Cthugha) | | ;クトゥグア(Cthugha) |
− | :恒星「フォーマルハウト」に住む旧支配者。生ける炎の姿を持つ。ナイアルラトホテップにとって唯一の天敵とされており、かつてクトゥグァが地球上に召喚された際には地球上の拠点である「ンガイの森」を焼き尽くした。 | + | :恒星「フォーマルハウト」に住む旧支配者。生ける炎の姿を持つ。ナイアルラトホテップにとって唯一の天敵とされており、かつてクトゥグァが地球上に召喚された際には地球上の拠点である「ンガイの森」を焼き尽くした。封印されて後に生み出した息子にあたるアフーム=ザーは、復権のために旧支配者たちの封印を解く役目を担っているとされている。 |
| :*『[[機神咆吼デモンベイン]]』では[[アル・アジフ]]の[[クトゥグア]]のページがキャラとして登場。 | | :*『[[機神咆吼デモンベイン]]』では[[アル・アジフ]]の[[クトゥグア]]のページがキャラとして登場。 |
| ;イタクァ(Ithaqua) | | ;イタクァ(Ithaqua) |
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| === 旧神(Elder Gods) === | | === 旧神(Elder Gods) === |
− | 外なる神々や旧支配者と敵対する存在で、人類に対しては比較的友好的とされる事もあれば、人類を顧みずに邪神と戦うだけの存在とされる事もある。ラヴクラフトは名称だけを設定し、それは後にオーガスト・ダーレスによって「外なる神々(邪神)と対をなす善なる神々」と再定義され、『[[機神咆吼デモンベイン]]』の[[大十字九郎]]の元ネタであるブライアン・ラムレイの『タイタス・クロウ』シリーズでその再定義された概念が一気に広まった。作家によって細かい解釈に差異があり、海神ノーデンスや炎神ヴォルヴァドスといった地球古来の神々を旧神のカテゴリーに分類する作家もいる。旧神の眷属「星の戦士」が、「M78という星雲のあるオリオン座からやって来た光線を放って巨大な化け物と戦う光の巨人」であるためか、'''[[アダマトロン|ウルトラマン]]'''も旧神とする作家も……。 | + | 外なる神々や旧支配者と敵対する存在で、人類に対しては比較的友好的とされる事もあれば、人類を顧みずに邪神と戦うだけの存在とされる事もある。ラヴクラフトは名称だけを設定し、それは後にオーガスト・ダーレスによって「外なる神々(邪神)と対をなす善なる神々」と再定義され、『[[機神咆吼デモンベイン]]』の[[大十字九郎]]の元ネタであるブライアン・ラムレイの『タイタス・クロウ』シリーズでその再定義された概念が一気に広まった。作家によって細かい解釈に差異があり、海神ノーデンスや炎神ヴォルヴァドスといった地球古来の神々を旧神のカテゴリーに分類する作家もいる。旧神の眷属「星の戦士」が、「M78という星雲のあるオリオン座からやって来た光線を放って巨大な化け物と戦う光の巨人」であるためか、'''[[ULTRAMAN|ウルトラマン]]'''も旧神とする作家も……。 |
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− | ちなみに『ウルトラシリーズ』の制作元にクトゥルフ神話ファンがいて「星の戦士」を元ネタにした…なんて話は一切なく、そもそもウルトラマンの故郷は'''元々はM87星雲という設定だったのが[[誤字|誤記]]でM78星雲になった'''という経緯があるため、M78星雲が被ったのは奇跡的な偶然の一致である。ちなみに、『ウルトラシリーズ』作品の中にも、クトゥルフ神話の要素が非常に強い作品が存在している。
| + | ちなみに『[[ULTRAMAN (アニメ)|ウルトラシリーズ]]』の制作元にクトゥルフ神話ファンがいて「星の戦士」を元ネタにした…なんて話は一切なく、そもそもウルトラマンの故郷は'''元々はM87星雲という設定だったのが[[誤字|誤記]]でM78星雲になった'''という経緯があるため、M78星雲が被ったのは奇跡的な偶然の一致である。ただし、『ウルトラマンティガ』についてはクトゥルフ神話の設定が意識的に盛り込まれている。太平洋上に浮上したルルイエがクライマックスの舞台となり、旧支配者のガタノゾーア(Ghatanothoa)から地球を守るために戦うため、本当にウルトラマンが旧神の眷属のような立ち位置となっている。 |
| *『[[機神咆吼デモンベイン]]』では本編とは別の運命を辿った[[大十字九郎]]と[[アル・アジフ]]が旧神として登場している。 | | *『[[機神咆吼デモンベイン]]』では本編とは別の運命を辿った[[大十字九郎]]と[[アル・アジフ]]が旧神として登場している。 |
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