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== サキト・アサギ(Sakito Asagi) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]][[魔装機神シリーズ]]([[バンプレストオリジナル]])
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Sakito Asagi]]
**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END]]
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[魔装機神シリーズ]])
*[[声優]]:石川界人
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*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END}}
*種族:地球人(日本人)
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| 声優 = {{声優|石川界人|SRW=Y}}
*性別:男
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|渡邉亘}}
*出身:北海道
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END}}
*[[年齢]]<ref>正確な年齢については、ハイティーンである以上のことは不明。本編の中では推定16歳のサンドリーブ姉妹を「俺より年下」と発言しているので、プロデューサーとシナリオ担当の間で見解が分かれているようだ。</ref>:15歳(「地上人召喚事件」)⇒15歳以上17歳未満(魔装F)
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
**『[[ボイス・スパログ]]』で[[マサキ・アンドー|マサキ]]の3歳下と明言。
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}}
*キャラクターデザイン:渡邉亘
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「[[地上人召喚事件]]」と同時期に地上世界から[[アルメラ共和国]]へ召喚された少年。とある理由により昏睡状態だったがアルメラが[[マグゥーキ]]の襲撃を受けた時に目覚め、生き残るために攻霊機[[レイブレード]]へ搭乗する。
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{{登場人物概要
始めのころは、ただ流されるまま・自らを守るために戦い続けていたが、徐々に人々を苦しめている戦争を止めるために戦うようになる。
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| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)
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| 性別 = [[性別::男]]
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| 出身 = 北海道
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| 年齢 = [[年齢::15]]歳(「地上人召喚事件」) → 15歳以上17歳未満(魔装F)<ref>正確な年齢については、ハイティーンである以上のことは不明。本編の中では推定16歳のサンドリーブ姉妹を「俺より年下」と発言しているので、プロデューサーとシナリオ担当の間で見解が分かれているようだ。</ref>
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}}
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'''サキト・アサギ'''は『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END]]』の[[主人公]]の一人。
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== 概要 ==
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「[[地上人召喚事件]]」と同時期に地上世界から[[アルメラ共和国]]へ召喚された少年<ref>実際は霊能力者としての資質があるが故にイルゼノン社に目を付けられ、地上人召喚事件に紛れる形で故意に召喚された事が後に明らかになる。</ref>。
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とある理由により昏睡状態だったがアルメラが[[マグゥーキ]]の襲撃を受けた時に目覚め、生き残るために攻霊機[[レイブレード]]へ搭乗する。始めのころは、ただ流されるまま・自らを守るために戦い続けていたが、徐々に人々を苦しめている戦争を止めるために戦うようになる。
    
転移する前は北海道に住んでおり、そこでなんらかの事故に遭った直後に召喚されたらしい。当初はそれが昏睡の原因だと思われていたが、終盤にてレイブレード操者とするための『措置』を施すため、人為的に眠らされていた。
 
転移する前は北海道に住んでおり、そこでなんらかの事故に遭った直後に召喚されたらしい。当初はそれが昏睡の原因だと思われていたが、終盤にてレイブレード操者とするための『措置』を施すため、人為的に眠らされていた。
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感情をあまり表には出さないクールな性格だが、内側には激情を秘めており戦闘時はよく叫ぶ。
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感情をあまり表には出さない落ち着いた性格だが、内側には激情を秘めており戦闘時はよく叫ぶ。またエリシアのティールに対する慕情を理解してフォローするなど、気遣いのできる好青年。
 
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エンディングの一つでは最後の場面で主人公格であるマサキ、シュウ、エランと別れの会話をするが、4人の中で最年少であるにも関わらず態度は一番大人である。
[[念動力]]者に近い霊能力者の一族「ミヨ」の生まれで、念動力と違うのは「あの世」にいる人間の声を聴き、現世に届けること。いわゆるイタコのようなものである。サキト本人にももちろん霊能力者としての資質があるが、それ故にイルゼノン社に目を付けられ、地上人召喚事件に紛れる形で故意に召喚された事が後に明らかになる。
      
サキト自身の意志では霊能力を行使することが出来ない<ref>ティールの霊と交信しようとして失敗している。</ref>が、レイブレード搭乗時には'''その場で死んだ人間の残留思念を取り込み、そのままの口調を発する'''、いわゆる憑依現象が発生している。いわば他人に体を預けているからか、この時の当人の記憶は曖昧。だが戦い続けていくうちにサキトはそれを良しとせず、自らの意志で戦うことを決意する。その強い意志と死者の意志が同調することで、ポゼッションに似た現象が発現、レイブレードを「光霊機」へと変化させるのであった。
 
サキト自身の意志では霊能力を行使することが出来ない<ref>ティールの霊と交信しようとして失敗している。</ref>が、レイブレード搭乗時には'''その場で死んだ人間の残留思念を取り込み、そのままの口調を発する'''、いわゆる憑依現象が発生している。いわば他人に体を預けているからか、この時の当人の記憶は曖昧。だが戦い続けていくうちにサキトはそれを良しとせず、自らの意志で戦うことを決意する。その強い意志と死者の意志が同調することで、ポゼッションに似た現象が発現、レイブレードを「光霊機」へと変化させるのであった。
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=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
:直接の登場はないが、「行方不明の生徒」として彼の存在に触れられている。
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:直接の登場はないが、「行方不明の生徒」として彼の存在に触れられている他、[[サイバスター]]と[[ラマリス]]を戦闘させると[[シロ (魔装機神)|シロ]]が「サキトも連れてくればよかった」と嘆くことがある。
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:「[[熱血!必中!ボイス・スパログ!]]」ムーン・デュエラーズ篇第2回によると、作中にも登場する予定であったが、レイブレードのグラフィックを用意する余裕がなかったため、没になったとのこと。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END]]
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:非常に攻撃系にバランスが取れている精神の中、あまり使い道のない信頼が輝く。彼が周りの仲間に多大な信頼を置いているからだろうか。
 
:非常に攻撃系にバランスが取れている精神の中、あまり使い道のない信頼が輝く。彼が周りの仲間に多大な信頼を置いているからだろうか。
   −
== パイロット[[BGM]] ==
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== パイロットBGM ==
 
;「トランスドライブ」
 
;「トランスドライブ」
:専用BGM。また、COEではデフォルトの全体BGMに設定されている。他のポゼッション系機体と違いトランスドライブ使用後もBGMは変わらないが、内部的にはこれが設定されている為、予めサキトのBGM設定を別の曲に変えておけばトランスドライブ時専用BGMとして扱う事ができる。[[ティール・カーヴェイ|親友]]から「HERO」を受け継ごう。
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:専用[[BGM]]。また、魔装機神Fではデフォルトの全体BGMに設定されている。他のポゼッション系機体と違いトランスドライブ使用後もBGMは変わらないが、内部的にはこれが設定されている為、予めサキトのBGM設定を別の曲に変えておけばトランスドライブ時専用BGMとして扱う事ができる。[[ティール・カーヴェイ|親友]]から「HERO」を受け継ごう。
 
;「RESURRECTION」
 
;「RESURRECTION」
 
:主にイベント戦闘で使用される。タイトルBGM「ラ・ギアス再び」のオーケストラアレンジ。
 
:主にイベント戦闘で使用される。タイトルBGM「ラ・ギアス再び」のオーケストラアレンジ。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
;両親
+
;母親
:母親は強い霊能力の持ち主。意識的に霊力を行使して何らかの神秘(祟りのお祓いなど)を引き起こすことが出来たらしい。息子であるサキトにその才能は全て遺伝されていない(霊感が少し強い程度)。『電撃スパロボ魂2015春号』によれば既に故人。また、『OGMD』で言及された「行方を絶った北海道の高校生」はサキトの隠喩と考えられるため、父親も亡くなっているとみるべきだろう。
+
:霊能力の持ち主で意識的に霊力を行使して何らかの神秘(祟りのお祓いなど)を引き起こすことが出来たらしい。息子であるサキトにその才能は全て遺伝されていない(霊感が少し強い程度)。『電撃スパロボ魂2015春号』によれば既に故人。
;[[美曜]]
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;[[光徳美曜]]
:[[超機人 龍虎王伝奇]]第二部に登場する少女。サキトの語る先祖「ミヨ」とは彼女の事でないだろうか、と憶測されている。
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:先祖。
    
=== [[神聖ラングラン王国]] ===
 
=== [[神聖ラングラン王国]] ===
 
;[[マサキ・アンドー]]
 
;[[マサキ・アンドー]]
:魔装機神操者。サイバスターのことは地上の時から知っていたが操者については知らなかった。自分と同じようにラ・ギアスに召喚され、戦い続けるマサキに興味を持つ。救出後は握手を交わし友人に。
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:サイバスターのことは地上の時から知っていたが操者については知らなかった。自分と同じようにラ・ギアスに召喚され、戦い続けるマサキに興味を持つ。救出後は握手を交わし友人に。
 
;[[テュッティ・ノールバック]]
 
;[[テュッティ・ノールバック]]
 
:最初に出会う魔装機神操者。戦いに迷うサキトに昔のマサキを思い出し、サキトをしっかりフォローすると意気込む。
 
:最初に出会う魔装機神操者。戦いに迷うサキトに昔のマサキを思い出し、サキトをしっかりフォローすると意気込む。
 
;[[シュウ・シラカワ]]
 
;[[シュウ・シラカワ]]
:成り行きで彼の艦で行動を共にすることになり、序盤の物語は実質自身と彼のW主人公制で進行することになる。自身の窮地を[[アーマラ・バートン|彼の部下]]に救われた経緯からか、シュウ一行の全員とは双方向で専用援護台詞が(援護攻撃・援護防御共に)設定されている。
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:成り行きで彼の艦で行動を共にすることになり、序盤の物語は実質自身と彼のW主人公制で進行することになる。シュウは魔装機神F序盤はグランゾンが大破し修理中のため戦闘に参加しないのだが、魔装機神もゼルヴォイドもいない中で戦闘の切り札としてサキトと[[レイブレード]]を作戦に投入し大きな負担をかけており、シュウとしてはサキトに大きな借りがあると認識している。自身の窮地を[[アーマラ・バートン|彼の部下]]に救われた経緯からか、シュウ一行の全員とは双方向で専用援護台詞が(援護攻撃・援護防御共に)設定されている。
    
=== [[アルメラ共和国]] ===
 
=== [[アルメラ共和国]] ===
 
;[[エリシア・ゼフィール]]
 
;[[エリシア・ゼフィール]]
:アルメラ正規軍の軍人。サキトがレイブレードに乗ってから一番お世話になった女性。序盤は彼女に頼っていたが、徐々に彼女をフォローできるまでに成長する。
+
:サキトがレイブレードに乗ってから一番お世話になった女性。序盤は彼女に頼っていたが、徐々に彼女をフォローできるまでに成長する。
 
;[[シェリーナ・ゼフィール]]
 
;[[シェリーナ・ゼフィール]]
 
:サキトが一番最初に出会うラ・ギアス人。出会って間もなく絶命してしまう。サキトが人を殺してしまい戦争に迷いが生じていたとき、シェリーナの声がサキトを戦場に向かわせるように導いた。
 
:サキトが一番最初に出会うラ・ギアス人。出会って間もなく絶命してしまう。サキトが人を殺してしまい戦争に迷いが生じていたとき、シェリーナの声がサキトを戦場に向かわせるように導いた。
 
;[[ティール・カーヴェイ]]
 
;[[ティール・カーヴェイ]]
:アルメラの軍人。サキトが落ち込むと必ずティールが励ましてくれていた。サキトとは親友と言って良い関係に。
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:サキトが落ち込むと必ずティールが励ましてくれていた。サキトとは親友と言って良い関係に。
 
;[[ライオネル・ニールセン]]
 
;[[ライオネル・ニールセン]]
:元地上人の軍人。戦いに迷うサキトに、兵器を扱う者の心構えを彼に説いた。最初こそ理解出来なかったものの、最終的にはライオネルの言葉通りの責任を果たす。
+
:戦いに迷うサキトに、兵器を扱う者の心構えを彼に説いた。最初こそ理解出来なかったものの、最終的にはライオネルの言葉通りの責任を果たす。
 
;[[フィリス・ジャラヴ]]
 
;[[フィリス・ジャラヴ]]
:イルゼノン社第二開発部の主任。序盤のごく一時期、彼女(と上司のタムドル)と行動を共にするが、その途中にて彼女を[[ヴォルクルス教徒]]から守ろうとした結果、初めて人を殺してしまう結果となってしまう。その後も彼女に色々と面倒を見てもらうが……。
+
:序盤のごく一時期、彼女(と上司のタムドル)と行動を共にするが、その途中にて彼女を[[ヴォルクルス教徒]]から守ろうとした結果、初めて人を殺してしまう結果となってしまう。その後も彼女に色々と面倒を見てもらうが……。
    
=== [[シュテドニアス連合国]] ===
 
=== [[シュテドニアス連合国]] ===
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:シュテドニアスで出会った姉妹。傷だらけのキョウメイで戦場に出てきた彼女達を守るべく、サキトはロヨラとレッフェンの霊を糧にG・グラギオスに切り掛かる。
 
:シュテドニアスで出会った姉妹。傷だらけのキョウメイで戦場に出てきた彼女達を守るべく、サキトはロヨラとレッフェンの霊を糧にG・グラギオスに切り掛かる。
 
;[[ブロウ・ティゴール]]
 
;[[ブロウ・ティゴール]]
:荒廃したラ・ギアスにて悪事を働く野盗の頭で、サキトが明確な意思を持って殺害した初めての人間。
+
:サキトが明確な意思を持って殺害した初めての人間。
    
=== [[ヴォルクルス教団]] ===
 
=== [[ヴォルクルス教団]] ===
 
;[[ボーロ・フェイブル]]
 
;[[ボーロ・フェイブル]]
:何度か交戦する事になる教団の大司教。進め方によっては、彼がリチュオルコンバーターの作成者である事が発覚する。ある意味でサキトがラ・ギアスに召還される遠因を作った人物である。
+
:ある意味でサキトがラ・ギアスに召喚される遠因を作った人物である。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 +
;「……深く考えない方がいいのか」
 +
:[[晨明旅団]]相手の特殊戦闘台詞。
 
;「ならば……これを返礼とする……!」<br/>「この門をくぐる者……一切の……希望を捨てよ!!」<br/>「アディーナム……! 私が……俺が……止めてみせる!!」<br/>「これ以上、壊させるものかああああっ!!」
 
;「ならば……これを返礼とする……!」<br/>「この門をくぐる者……一切の……希望を捨てよ!!」<br/>「アディーナム……! 私が……俺が……止めてみせる!!」<br/>「これ以上、壊させるものかああああっ!!」
 
:第26話「託す者、託される者」のイベント戦闘より。亡きレッフェンの仇を討とうとするサンドリーブ姉妹を制し、ギゾース・グラギオスの力を取り込んだレイブレードでアディーナムのゾードクヲンを攻撃、一撃で撃墜する。なお、この時の台詞はレッフェンとロヨラの力を借りている影響で口調が変化している。
 
:第26話「託す者、託される者」のイベント戦闘より。亡きレッフェンの仇を討とうとするサンドリーブ姉妹を制し、ギゾース・グラギオスの力を取り込んだレイブレードでアディーナムのゾードクヲンを攻撃、一撃で撃墜する。なお、この時の台詞はレッフェンとロヨラの力を借りている影響で口調が変化している。
99行目: 110行目:  
;「将軍の声、ちゃんと……俺、聞き上手……だから……」
 
;「将軍の声、ちゃんと……俺、聞き上手……だから……」
 
:上記の攻撃で撃墜したときの台詞。レッフェンの声と思いは彼にちゃんと届いていた。作中で一番印象に残る台詞に挙げられる。
 
:上記の攻撃で撃墜したときの台詞。レッフェンの声と思いは彼にちゃんと届いていた。作中で一番印象に残る台詞に挙げられる。
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;「将軍の敵討ちだなんて……そんなこと、言うつもりはない」<br/>「だけど、これ以上続けるつもりなら……」<br/>「俺達を邪魔するつもりなら!」<br/>「俺は! お前を許さない!!」
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:アディーナムとの決戦にて。将軍の敵討ちという私怨ではなく、自分達に襲い掛かる敵としてアディーナムに引き金を弾く。
    
=== 魔装機神F COFFIN OF THE END  ===
 
=== 魔装機神F COFFIN OF THE END  ===
113行目: 126行目:  
;「俺は……怖い……」<br>「今までは、人と戦う時も、仕方がないって、そう思って……けど、今度は俺、許せなくて……死んでも構わないって……そう思って、あいつを……!」<br>「でも……俺……こんな事……ちょっと前まで、普通の学生で……地上でも戦争はあったけど……殺すとか、殺されるとか、そんな事が段々当たり前になってきて……まるで、自分が……別の人間になっていくみたいで……それが……怖くて……」
 
;「俺は……怖い……」<br>「今までは、人と戦う時も、仕方がないって、そう思って……けど、今度は俺、許せなくて……死んでも構わないって……そう思って、あいつを……!」<br>「でも……俺……こんな事……ちょっと前まで、普通の学生で……地上でも戦争はあったけど……殺すとか、殺されるとか、そんな事が段々当たり前になってきて……まるで、自分が……別の人間になっていくみたいで……それが……怖くて……」
 
:第21話クリア後。自分のせいでエリシアが傷付けられてしまい、明確な殺意をもってブロウを殺害するサキト。そんな事を平然としてしまった自分が、どんどんただの学生から変わっていくようで不安になっていたことをフィリスに打ち明ける。フィリスからは民間人である自分と共に頑張って乗り越えようと励まされる。
 
:第21話クリア後。自分のせいでエリシアが傷付けられてしまい、明確な殺意をもってブロウを殺害するサキト。そんな事を平然としてしまった自分が、どんどんただの学生から変わっていくようで不安になっていたことをフィリスに打ち明ける。フィリスからは民間人である自分と共に頑張って乗り越えようと励まされる。
;「将軍の敵討ちだなんて……そんなこと、言うつもりはない」<br/>「だけど、これ以上続けるつもりなら……」<br/>「俺達を邪魔するつもりなら!」<br/>「俺は! お前を許さない!!」
  −
:アディーナムとの決戦にて。将軍の敵討ちという私怨ではなく、自分達に襲い掛かる敵としてアディーナムに引き金を弾く。
   
;「……うまくごまかした」
 
;「……うまくごまかした」
 
:第37話冒頭、ティールがフィリスに告白しているシーンをエリシアと一緒に目撃したシーン。告白を覗いてた事がバレ、エリシアとティールを傷付けないように上手くフォローするサキト。ティールはサキトに空気の読める男と褒め、エリシアもそれに同意する。ここでの選択肢によって後の展開が変わる。
 
:第37話冒頭、ティールがフィリスに告白しているシーンをエリシアと一緒に目撃したシーン。告白を覗いてた事がバレ、エリシアとティールを傷付けないように上手くフォローするサキト。ティールはサキトに空気の読める男と褒め、エリシアもそれに同意する。ここでの選択肢によって後の展開が変わる。
141行目: 152行目:  
;「今まで犠牲になった、沢山の人達……」<br/>「俺は、その思いを受け継いだんだ!」<br/>「お前は絶対に赦さない……」<br/>「全ての世界から! 消えろぉぉぉぉ!!」
 
;「今まで犠牲になった、沢山の人達……」<br/>「俺は、その思いを受け継いだんだ!」<br/>「お前は絶対に赦さない……」<br/>「全ての世界から! 消えろぉぉぉぉ!!」
 
:最終話のカドゥム・ハーカーム戦にて。この戦争で犠牲になった人達の声を受け止めたサキトが、ラ・ギアスに住む全ての人々を教化しようとするカドゥム・ハーカームを討つためディスインテグレータを発射する。
 
:最終話のカドゥム・ハーカーム戦にて。この戦争で犠牲になった人達の声を受け止めたサキトが、ラ・ギアスに住む全ての人々を教化しようとするカドゥム・ハーカームを討つためディスインテグレータを発射する。
;「……アルメラに戻って、復興を手伝う事にした」<br/>「……アルメラの人がみんな、悪い人ってワケじゃない。エリシアはそうだし……ティールに、フィリスだって。あの2人の為にも、何か……できる事をしたいって、そう思って」
+
;「……アルメラに戻って、復興を手伝う事にした」<br/>「……アルメラの人がみんな、悪い人ってワケじゃない。エリシアはそうだし……ティールに、フィリスだって。あの2人の為にも、何か……できる事をしたいって、そう思って」
:EDフィリス死亡ルート。ラ・ギアスの戦いが終わったサキトは、ゲートが安定するまでの間、アルメラで復興を手伝う事にした。死んでしまったティールとフィリスの為にも。
+
:フィリス死亡ルートEDにて。ラ・ギアスの戦いが終わったサキトは、ゲートが安定するまでの間、アルメラで復興を手伝う事にした。死んでしまったティールとフィリスの為にも。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
;「……深く考えない方がいいのか」
+
;「えっ……どこの言葉だ……? 翻訳魔術がかかってるはずじゃ……」
:晨明旅団相手の特殊戦闘台詞。ヤツらはそういうレベルの集団です。
+
:30話「襲撃者」で、対ロザリーの戦闘前台詞。確かにロザリーの発言は無茶苦茶だが、今気にするべき事はそこじゃない。
;サキト「待ってくれ、俺達は……」<br/>ロザリー「見苦しかね!言いワケばせんと、ちゃっちゃとかかってきんさい!」<br/>サキト「えっ……どこの言葉だ……? 翻訳魔術がかかってるはずじゃ……」
  −
:30話「襲撃者」で、対ロザリーの戦闘前台詞。…サキト、今気にするべき事はそこじゃない。
   
;「俺の機体、レイブレードは攻霊機とも言われてる……魔装機神サイバスターという言い方に倣えば、攻霊機レイブレード……ん? 攻霊機レイブレードって……どこかで聞いた事があるような……」
 
;「俺の機体、レイブレードは攻霊機とも言われてる……魔装機神サイバスターという言い方に倣えば、攻霊機レイブレード……ん? 攻霊機レイブレードって……どこかで聞いた事があるような……」
 
:中断メッセージにて。それ以上はいけない。
 
:中断メッセージにて。それ以上はいけない。
157行目: 166行目:  
:アルメラ共和国の「攻霊機開発計画」によって作り出された機体。マグゥーキの襲撃から生き延びるために搭乗する。
 
:アルメラ共和国の「攻霊機開発計画」によって作り出された機体。マグゥーキの襲撃から生き延びるために搭乗する。
 
:名前の元ネタが元ネタだけに、それに関する中断メッセージが存在する。
 
:名前の元ネタが元ネタだけに、それに関する中断メッセージが存在する。
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== 余談 ==
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*本編中でも言及されているが、マサキとは姓、名とも似た名前である。似ているのは名前だけでなく、「本編開始時、初めてラ・ギアスにいると自覚してすぐ成り行きで魔装機に乗って戦う」「民間人で、初めての殺人に思い悩む」「首都の崩壊を目の当たりにする」「[[エリシア・ゼフィール|年上の女性]]に序盤面倒を見てもらうが、成長し助け合う関係になる」「[[ティール・カーヴェイ|親しい友人]]との死別」「[[フィリス・ジャラヴ|機体の整備を請け負い、相談に乗って支えてくれた女性]]が体を操られる」「[[ライオネル・ニールセン|地上の軍人出身の友人]]に戦いの心構えを説かれる」など、「LOE」におけるマサキの半生を追いかけるようなキャラ付けがなされている。「新主人公とシリーズ最終作」を意識したセルフオマージュであろう。アルメラ関係者以外にも、レッフェンは[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス|ゼオルート]]と[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]、ロヨラは[[カークス・ザン・ヴァルハレヴィア|カークス]]を意識した立ち位置を持たされている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==