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==概要==
 
==概要==
 
マップ上の敵全ユニットの[[命中]]を、1ターンの間半分にする。略字は「撹」または「乱」。乱戦時に効果が高く、敵の数が多いほど真価を発揮する。特に[[指揮系統中枢]]によって敵の命中率が大幅に引き上げられた近作では重要度が高い。また[[不屈]]や[[ひらめき]]を持たないキャラにとってはボス敵との戦闘にも重宝する。
 
マップ上の敵全ユニットの[[命中]]を、1ターンの間半分にする。略字は「撹」または「乱」。乱戦時に効果が高く、敵の数が多いほど真価を発揮する。特に[[指揮系統中枢]]によって敵の命中率が大幅に引き上げられた近作では重要度が高い。また[[不屈]]や[[ひらめき]]を持たないキャラにとってはボス敵との戦闘にも重宝する。
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既に出ている敵のみを対象とするため、同一ターンに出てきた[[増援]]には効果が無い。
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また、最終命中率を軽減するわけでは無いので、最終補正が多くかかっていたりするなど場合によってはあまり命中率を軽減させられないことも多い。
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半分にするという関係上、命中率を0%にできない点には特に注意したい。
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[[必中]]がかかっている場合、そちらが優先される。
    
なお、発動時の演出については当初マップ上の全ての敵ユニットに1体ずつ発動エフェクトがかかるものとなっていたが、敵が多いとエフェクト表示時間もそれだけ長くなるという難点があった。現行作品ではエフェクトが大幅に短縮されている。
 
なお、発動時の演出については当初マップ上の全ての敵ユニットに1体ずつ発動エフェクトがかかるものとなっていたが、敵が多いとエフェクト表示時間もそれだけ長くなるという難点があった。現行作品ではエフェクトが大幅に短縮されている。
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:消費[[SP]]は100ポイント。「目眩まし」という名で登場した。
 
:消費[[SP]]は100ポイント。「目眩まし」という名で登場した。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])/[[スーパーロボット大戦F]]/[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])/[[スーパーロボット大戦F]]/[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:消費[[SP]]70。
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:「かく乱」名義はここから。消費[[SP]]70。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
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=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:消費SP40。正直、使わないと詰む可能性あり。
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:消費SP40。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦W]]以降の任天堂携帯機シリーズ
 
;[[スーパーロボット大戦W]]以降の任天堂携帯機シリーズ
 
:消費SP70。
 
:消費SP70。
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=== VXT三部作 ===
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;[[スーパーロボット大戦V]]/[[スーパーロボット大戦X]]
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:消費SP40で使えるキャラがいる為、SP回復系のスキル、強化パーツを極限までつければ最大毎ターン40回復できるので、毎ターン撃てるようになる。終盤はリアル系でも回避が難しくなる為、これが重要な位置付けになっている。
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;[[スーパーロボット大戦T]]
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:消費SPの最低ラインが軒並み50台に引き上げられた。覚醒後のカルロスのみSP40で使えるが、精神ポイント量の関係で回復しながら毎ターン使用は不可能。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:従来のシリーズと同じ効果。消費ポイントは3と割高。敵になった[[ハンブラビ]]や[[ダギ・イルス]]らを[[説得]]して、上手く消費を抑えよう。
 
:従来のシリーズと同じ効果。消費ポイントは3と割高。敵になった[[ハンブラビ]]や[[ダギ・イルス]]らを[[説得]]して、上手く消費を抑えよう。
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
:レベル制。効果が「効果範囲内の敵ユニットの命中率を30%低下させる」に弱体化(レベル上昇で範囲は広くなる)。代わりに消費SPは格段に下がった。
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:レベル制。効果が「効果範囲内の敵ユニットの命中率を30%低下させる」に変更(レベル上昇で範囲は広くなる)。命中率を0%にする可能性ができたうえに消費SPも格段に下がった。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
:『NEO』と同様にレベル制だが、レベル上昇で範囲が広がると共に効果が10%ずつ増(最大のレベル3で-50%)と上方修正された。
 
:『NEO』と同様にレベル制だが、レベル上昇で範囲が広がると共に効果が10%ずつ増(最大のレベル3で-50%)と上方修正された。
;[[スーパーロボット大戦V]]/[[スーパーロボット大戦X]]
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
:消費SP40で使えるキャラがいる為、SP回復系のスキル、強化パーツを極限までつければ最大毎ターン40回復できるので、毎ターン撃てるようになる。終盤はリアル系でも回避が難しくなる為、これが重要な位置付けになっている。
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:「次の戦闘時、敵ユニットの照準値を20%減少させる」という、ひらめきの下位のような効果。ひらめきと違って敵が反撃できない場合でも消費されてしまう点は注意。
;[[スーパーロボット大戦T]]
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;[[スーパーロボット大戦30]]
:消費SPの最低ラインが軒並み50台に引き上げられた。覚醒後のカルロスのみSP40で使えるが、精神ポイント量の関係で回復しながら毎ターン使用は不可能。
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:基本的に『T』と同様だが、無料アップデートで加入する[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]と[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]で加入する[[ACE (ULTRAMAN)|ACE]]がSP45で使用可能。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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;[[ホシノ・ルリ]]
 
;[[ホシノ・ルリ]]
:ほぼ全作品で「かく乱」を覚える。作中での活躍を考えれば妥当なセレクトであろう。
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:ほぼ全作品で「かく乱」を覚える。作中での活躍を上手く表現したセレクトであろう。
 
:なお、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではルリ自身は覚えない代わりに、使用時に「かく乱」が掛かるルリ([[ナデシコC]])専用の特殊能力「システム掌握」がある。
 
:なお、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではルリ自身は覚えない代わりに、使用時に「かく乱」が掛かるルリ([[ナデシコC]])専用の特殊能力「システム掌握」がある。
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;[[ミスマル・ユリカ]]
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:ルリ同様ほとんどの作品で覚える。作中での活躍をうまく表現したセレクトなのは間違いないのだが上述のルリとは'''いろいろな意味で'''方向性が違うと思われる。
 
;[[岡めぐみ]]
 
;[[岡めぐみ]]
 
:[[ボルテスV]]の[[パイロット]]の一人で[[忍者|甲賀流のくノ一]]。どんな忍術なのかは知らないが、敵が超[[AI]]や[[宇宙怪獣]]が相手でも有効。
 
:[[ボルテスV]]の[[パイロット]]の一人で[[忍者|甲賀流のくノ一]]。どんな忍術なのかは知らないが、敵が超[[AI]]や[[宇宙怪獣]]が相手でも有効。
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;[[ジョージ・グレン]](キャプテンG・G)
 
;[[ジョージ・グレン]](キャプテンG・G)
 
:[[コズミック・イラ|『SEED』世界]]におけるファーストコーディネイター。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』において習得する。
 
:[[コズミック・イラ|『SEED』世界]]におけるファーストコーディネイター。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』において習得する。
:'''生前に「自分は[[コーディネイター|遺伝子調整を受けた人間]]である」と告白して、結果的に世界を「かく乱」させた'''事に由来するのだろうか…。あるいはキャプテンG・Gとしての復活後'''「笑い」に目覚めるなどして[[山吹樹里|樹里]]を幻滅させたこと'''の方が大きいかもしれない。
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:[[リ・ホーム]]の中へ[[カナード・パルス|カナード]]達が侵入したときに、自身や[[ジェラード・ガルシア|ガルシア]]の立体映像を映して「かく乱」した事に由来しているものと思われる。
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:'''生前に「自分は[[コーディネイター|遺伝子調整を受けた人間]]である」と告白して、結果的に世界を「かく乱」させた'''事、あるいはキャプテンG・Gとしての復活後'''「笑い」に目覚めるなどして[[山吹樹里|樹里]]を幻滅させたこと'''が由来ではないはず…。
 
;[[ライト・ニューマン]]
 
;[[ライト・ニューマン]]
 
:[[ドラグナー3型]]のパイロット。こちらはD3とマギーによる[[ジャミング機能|ジャミング性能]]といったところか。『A』はシリーズ屈指の低コストであることも手伝い、序盤から頼れる。
 
:[[ドラグナー3型]]のパイロット。こちらはD3とマギーによる[[ジャミング機能|ジャミング性能]]といったところか。『A』はシリーズ屈指の低コストであることも手伝い、序盤から頼れる。
 
;[[ボルフォッグ]]([[ビッグボルフォッグ]])
 
;[[ボルフォッグ]]([[ビッグボルフォッグ]])
 
:[[GGG]]の諜報部隊員。[[αシリーズ]]では何と[[SP]]消費45と脅威の低コストの為、比較的気軽に使用できた。
 
:[[GGG]]の諜報部隊員。[[αシリーズ]]では何と[[SP]]消費45と脅威の低コストの為、比較的気軽に使用できた。
:しかし、携帯機シリーズでは消費[[SP]]が全員70固定なので濫発できない。
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:携帯機シリーズでは消費[[SP]]が全員70固定なので濫発できないが、『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では50とメインパイロットでは最も低いコストで使用できるので、かなり気軽に使用できる。
 
;[[ヒューズ・ガウリ]]
 
;[[ヒューズ・ガウリ]]
 
:ヤーパンニンポーで敵を撹乱するのだろう。視聴者をもかく乱した。
 
:ヤーパンニンポーで敵を撹乱するのだろう。視聴者をもかく乱した。
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;[[ルカ・アンジェローニ]]
 
;[[ルカ・アンジェローニ]]
 
:乗機がドラグナーD3と同様に電子戦に強い機体であるので、ジャミングを掛けるのだろう。エースボーナスで消費SPが40まで低下する為、「かく乱」要員としては最高の一人。
 
:乗機がドラグナーD3と同様に電子戦に強い機体であるので、ジャミングを掛けるのだろう。エースボーナスで消費SPが40まで低下する為、「かく乱」要員としては最高の一人。
 
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;[[ロアン・デミトリッヒ]]
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:第二部で[[グラドス軍]]に寝返った振りをしてレジスタンスに通じ、最終的にクーデターを起こし成功させた彼に相応しい精神コマンド。
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:ただし、彼の真意をかつての仲間達も見抜けなかったので結果的に味方側も「かく乱」してしまった。
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;[[忍部ヒミコ]]
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:[[幻神丸]]のサブパイロット。忍者らしく習得枠の二番目に位置している。
 
=== エースボーナスで使用 ===
 
=== エースボーナスで使用 ===
 
基本的に敵パイロットのみ。
 
基本的に敵パイロットのみ。
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:要HP50%以下で一度だけ。全回復の発動ラインは2回ともこれより上なので、イベントが一通り終わってからの使用となる。
 
:要HP50%以下で一度だけ。全回復の発動ラインは2回ともこれより上なので、イベントが一通り終わってからの使用となる。
 
;[[エンブリヲ]]
 
;[[エンブリヲ]]
:こちらはHPではなく[[気力]]130以上で毎ターン使用してくる。
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:こちらはHPではなく[[気力]]130以上で毎ターン使用してくる。とはいえ[[スーパーロボット大戦V|今まで登場]][[スーパーロボット大戦X|した作品]]では、撃墜数が一定数まで増えていないため実際に発動することはない。
 
{{DEFAULTSORT:かくらん}}
 
{{DEFAULTSORT:かくらん}}
 
[[Category:精神コマンド]]
 
[[Category:精神コマンド]]
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