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とげとげしい装甲に黒と赤を基調とした色ではあるが、ツインアイとブレードアンテナという頭部を含めた外見は、OZの敵であるガンダムに酷似している。開発者のトレーズはその理由を『戦いという行為』に解答を得るためには、コロニーの反抗の意思として開発されたガンダムこそ相応しいモビルスーツだと考えたからと語っている。また「エピオン」という名には、戦う敵を見いだせない者への道しるべ、すなわち『敗者を導く』との開発意図が反映されている。しかし彼がこの機体を託したヒイロはサンクキングダムでシステム側の見せたイメージで暴走するなど、エピオンの開発目的を理解することはできなかった。それだけでなく、オペレーション・メテオのガンダムとは異なる開発意図である機体の為、その意味ではガンダムではないとも評されている。
 
とげとげしい装甲に黒と赤を基調とした色ではあるが、ツインアイとブレードアンテナという頭部を含めた外見は、OZの敵であるガンダムに酷似している。開発者のトレーズはその理由を『戦いという行為』に解答を得るためには、コロニーの反抗の意思として開発されたガンダムこそ相応しいモビルスーツだと考えたからと語っている。また「エピオン」という名には、戦う敵を見いだせない者への道しるべ、すなわち『敗者を導く』との開発意図が反映されている。しかし彼がこの機体を託したヒイロはサンクキングダムでシステム側の見せたイメージで暴走するなど、エピオンの開発目的を理解することはできなかった。それだけでなく、オペレーション・メテオのガンダムとは異なる開発意図である機体の為、その意味ではガンダムではないとも評されている。
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なおテレビシリーズの小説版ではMA形態は存在せず、ガンダムの名を持たず、ガンダムタイプのようでガンダムタイプでない機体とされており、トールギスのような機体に変更されている。
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なお、テレビシリーズの小説版ではMA形態は存在せず、ガンダムの名を持たず、ガンダムタイプのようでガンダムタイプでない機体とされており、トールギスのような機体に変更されている。
    
EWに登場していないため、他のガンダムと違いEW版デザインはカトキハジメ氏によるMA形態のデザイン稿のみという状況が長らく続いた。2010年の漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』開始に際して改めてMS形態もデザインされている。翼の展開ギミックが新たに設定され、他のEW版の機体にプロポーションやディティールは近づいているが、全体は大河原氏のTV版のカラーリングやデザインをほぼ踏襲したものになっている。SRW未登場。
 
EWに登場していないため、他のガンダムと違いEW版デザインはカトキハジメ氏によるMA形態のデザイン稿のみという状況が長らく続いた。2010年の漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』開始に際して改めてMS形態もデザインされている。翼の展開ギミックが新たに設定され、他のEW版の機体にプロポーションやディティールは近づいているが、全体は大河原氏のTV版のカラーリングやデザインをほぼ踏襲したものになっている。SRW未登場。
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