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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Unicorn Gundam]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Unicorn Gundam]]<ref>[http://www.gundam-unicorn.net/ova/ms/01.html#01 MS/MECHANIC]、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、2022年2月6日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムUC}}
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| タイトル = スペック
 
| タイトル = スペック
 
| 正式名称 = RX-0 ユニコーン
 
| 正式名称 = RX-0 ユニコーン
| 異名 = [[異名::角割れ]]
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| 異名 = [[異名::角割れ、シンギュラリティ・ワン]]
 
| 分類 = [[ニュータイプ]]専用汎用[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = [[ニュータイプ]]専用汎用[[モビルスーツ]]
 
| 生産形態 = 試作機
 
| 生産形態 = 試作機
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本機の正式名称は「RX-0 ユニコーン」であり「ユニコーンガンダム」は愛称に過ぎない。しかし、「ジオン根絶の象徴的存在として、ガンダム以上にふさわしい存在はない」というプロパガンダ的な理由から、[[ガンダムタイプ]]として開発されている。
 
本機の正式名称は「RX-0 ユニコーン」であり「ユニコーンガンダム」は愛称に過ぎない。しかし、「ジオン根絶の象徴的存在として、ガンダム以上にふさわしい存在はない」というプロパガンダ的な理由から、[[ガンダムタイプ]]として開発されている。
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モチーフとなっているのは、15世紀末に製作されたフランスの連作タペストリー『'''貴婦人と一角獣'''』で貴婦人に寄り添う神獣・ユニコーン。劇中でも連作の中の一枚である「私のたった一つの望み」が登場し、重要な役割を果たす。
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モチーフとなっているのは、15世紀末に製作されたフランスの連作タペストリー『'''貴婦人と一角獣'''』で貴婦人に寄り添う神獣・[[ユニコーン]]。劇中でも連作の中の一枚である「私のたった一つの望み」が登場し、重要な役割を果たす。
    
=== 機体概要 ===
 
=== 機体概要 ===
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機体のフレーム全てがサイコフレームであるため、パイロットの[[ニュータイプ]]能力が高まれば思考するだけで機体を動かすことができる。これを補助するシステムとして、パイロットの脳内の操縦イメージを読み取って感応波を出力し、サイコフレームに感受させる「インテンション・オートマチック・システム」を搭載している。便利な反面、パイロットと機体のサイコフレームが同調しすぎると[[モビルトレースシステム|機体のダメージをパイロットが感じ取ってしまう]]といった弊害もある。
 
機体のフレーム全てがサイコフレームであるため、パイロットの[[ニュータイプ]]能力が高まれば思考するだけで機体を動かすことができる。これを補助するシステムとして、パイロットの脳内の操縦イメージを読み取って感応波を出力し、サイコフレームに感受させる「インテンション・オートマチック・システム」を搭載している。便利な反面、パイロットと機体のサイコフレームが同調しすぎると[[モビルトレースシステム|機体のダメージをパイロットが感じ取ってしまう]]といった弊害もある。
 
このシステムもシナンジュから継承されたものであり、また後に開発された[[バイオ・コンピュータ]]とほぼ同様の機能である。
 
このシステムもシナンジュから継承されたものであり、また後に開発された[[バイオ・コンピュータ]]とほぼ同様の機能である。
      
[[バナージ・リンクス]]が乗る機体は1号機であり、同型機として2号機の[[バンシィ]]と、2機とは別ルートで作られた3号機の[[フェネクス]]が存在する。ただし、1号機は極めて特別な存在で、「[[ラプラスの箱|箱]]の鍵」として[[カーディアス・ビスト]]により独自の「La+ (ラプラス) システム」が組み込まれており、その上で「[[袖付き]]」に譲渡される予定だった。しかし、偶然の出来事によりカーディアスと愛人との息子であるバナージに託されることとなる。なお、La+システムには最初に稼動させたパイロットのバイオメトリクスを登録してその者以外の操作を受け付けなくなる仕掛けがあり、1号機はバナージにしか運用できなくなっている。
 
[[バナージ・リンクス]]が乗る機体は1号機であり、同型機として2号機の[[バンシィ]]と、2機とは別ルートで作られた3号機の[[フェネクス]]が存在する。ただし、1号機は極めて特別な存在で、「[[ラプラスの箱|箱]]の鍵」として[[カーディアス・ビスト]]により独自の「La+ (ラプラス) システム」が組み込まれており、その上で「[[袖付き]]」に譲渡される予定だった。しかし、偶然の出来事によりカーディアスと愛人との息子であるバナージに託されることとなる。なお、La+システムには最初に稼動させたパイロットのバイオメトリクスを登録してその者以外の操作を受け付けなくなる仕掛けがあり、1号機はバナージにしか運用できなくなっている。
    
1号機のみに搭載されているLa+システムは「[[ラプラスの箱]]」の所在地を明らかにする『鍵』であるが、その仕組みは、指定された座標で後述のNT-Dを起動すると箱の手がかりとなるデータが開示される、というものであり、箱を求める者はシステムに従って様々な「地球と宇宙の間で因縁のあった地」を訪れることになる。それはさながら、地球と宇宙の関係はどうあるべきか、箱を本当に開示すべきか、をパイロットに問い掛ける旅の『道標』のようでもある。
 
1号機のみに搭載されているLa+システムは「[[ラプラスの箱]]」の所在地を明らかにする『鍵』であるが、その仕組みは、指定された座標で後述のNT-Dを起動すると箱の手がかりとなるデータが開示される、というものであり、箱を求める者はシステムに従って様々な「地球と宇宙の間で因縁のあった地」を訪れることになる。それはさながら、地球と宇宙の関係はどうあるべきか、箱を本当に開示すべきか、をパイロットに問い掛ける旅の『道標』のようでもある。
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『[[機動戦士ガンダムNT]]』では厳重な封印状態となっており稼働していないが、[[フェネクス]]の力で戦いを終わらせた[[ヨナ・バシュタ|ヨナ]]の前にイメージとして登場。超常の存在となってしまった[[リタ・ベルナル|リタ]]や[[ミシェル・ルオ|ミシェル]]から現世へと託されるかのようにヨナを受け取っている。
    
==== デストロイモード ====
 
==== デストロイモード ====
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しかし、こうした圧倒的な機動性やサイコミュの使用はパイロットの心身に大きな負担を与えるため、薬物投与などの補助を行ったうえでもデストロイモードの連続稼動は5分程度が限界である。そのため、ユニコーンを運用する際は、随伴機の[[ジェスタ]]に護衛や敵の取り巻きの相手を任せ、ユニコーンは敵エースとの一対一の戦闘に集中させる、というのが基本とされている。
 
しかし、こうした圧倒的な機動性やサイコミュの使用はパイロットの心身に大きな負担を与えるため、薬物投与などの補助を行ったうえでもデストロイモードの連続稼動は5分程度が限界である。そのため、ユニコーンを運用する際は、随伴機の[[ジェスタ]]に護衛や敵の取り巻きの相手を任せ、ユニコーンは敵エースとの一対一の戦闘に集中させる、というのが基本とされている。
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漫画『バンデシネ』では外部から強制的に起動させているが、パイロットの感情が暴走した結果当人を含むパイロット4人が死亡する大惨事に発展している。またパイロットが死亡した結果、同システムも停止している。
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漫画『バンデシネ』では序盤での最終稼働実験にて外部から強制的に起動させているが、パイロットの感情が暴走した結果当人を含むパイロット4人が死亡する大惨事に発展している。またパイロットが死亡した結果、同システムも停止している。
    
==== デストロイ・アンチェインド ====
 
==== デストロイ・アンチェインド ====
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「サイコ・フィールドにより、手をかざすだけでまるで時間を戻したかのように、モビルスーツの大部隊を分解状態にして停止させ、ミサイルを自爆させる」という神と言うべき「権能」を発揮するも、バナージの意識が[[リディ・マーセナス]]の呼びかけによって個を取り戻し、[[オードリー・バーン]]に「必ず帰る」と約束したことを思い出して融合が解除、サイコシャードも消滅する。元のユニコーンとバナージの状態に戻り、この力は永遠に失われることとなったが、この一件以降、ユニコーンは「'''シンギュラリティ・ワン'''」と呼ばれ、その力を恐れたミネバによって「'''サイコフレーム封印協定'''」が結ばれるのだった。
 
「サイコ・フィールドにより、手をかざすだけでまるで時間を戻したかのように、モビルスーツの大部隊を分解状態にして停止させ、ミサイルを自爆させる」という神と言うべき「権能」を発揮するも、バナージの意識が[[リディ・マーセナス]]の呼びかけによって個を取り戻し、[[オードリー・バーン]]に「必ず帰る」と約束したことを思い出して融合が解除、サイコシャードも消滅する。元のユニコーンとバナージの状態に戻り、この力は永遠に失われることとなったが、この一件以降、ユニコーンは「'''シンギュラリティ・ワン'''」と呼ばれ、その力を恐れたミネバによって「'''サイコフレーム封印協定'''」が結ばれるのだった。
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外伝小説『不死鳥狩り』(SRW未参戦)ではユニコーンガンダム3号機フェネクスもこの形態に変化し、アニメで1号機が[[ネオ・ジオング]]を浄化・崩壊させた「ソフトチェストタッチ」と同様の所作を行い、サイコ・フィールドを波紋上にネオ・ジオングの全身に流し込み、その上で100mを超える虹色の光翼を発生させ、その翼でネオ・ジオングを包み込み浄化・崩壊させている。
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なお、「'''真ユニコーンガンダム'''」という呼称は原作者の福井晴敏氏がインタビュー中に便宜上付けたものであり、公式的な正式名称は不明。他の呼び名としては、トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ VS IGNITION』では「'''ユニコーンガンダム(サイコシャード)'''」、『SDガンダム Gジェネレーションジェネシス』および[[ガンプラ]]の商品化名称<ref>[https://www.gundam-base.net/products/details.php?detail=5187 MG 1_100 ガンダムベース限定 ユニコーンガンダム(光の結晶体) − 商品情報|THE GUNDAM BASE - ガンダムベース公式サイト]</ref>では「'''ユニコーンガンダム(光の結晶体)'''」、カードゲーム『[[バトルスピリッツ ブレイヴ|バトルスピリッツ]]』客演時は「'''ユニコーンガンダム[結晶体]'''」<ref>[https://x.com/bs_official/status/1726080354573079037 バトルスピリッツ公式の2023年11月19日のポスト]より。</ref>、『ガンダムオンライン』では「'''ユニコーンガンダム(グリーンフレーム)'''」と、メディアによって様々である。ファンからは「'''神コーン'''」という[[俗語・俗称|俗称]]で呼ばれることもある。
 
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なお、「'''真ユニコーンガンダム'''」という呼称は原作者の福井晴敏氏がインタビュー中に便宜上付けたものであり、公式的な正式名称は不明。他の呼び名としては、トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ VS IGNITION』では「'''ユニコーンガンダム(サイコシャード)'''」、『SDガンダム Gジェネレーションジェネシス』では「'''ユニコーンガンダム(光の結晶体)'''」、『ガンダムオンライン』では「'''ユニコーンガンダム(グリーンフレーム)'''」と、メディアによって様々である。ファンからは「'''神コーン'''」という[[俗語・俗称|俗称]]で呼ばれることもある。
      
=== 強化装備形態 ===
 
=== 強化装備形態 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド2より参戦。[[νガンダム]]と同時期に開発されている。本作では対応する必殺技に合わせて自動的にデストロイモードに切り替わる。
 
:序章ワールド2より参戦。[[νガンダム]]と同時期に開発されている。本作では対応する必殺技に合わせて自動的にデストロイモードに切り替わる。
:攻撃・回避タイプなのだがやや照準値が低め。SSR必殺技の「NT-D連続攻撃」は射程・特性ともにあまり優れているとは言えないので、運用するのであれば射程4で命中させれば回避率が3アクション中大きく上がる「ビーム・マグナム連射」のほうが安定する。
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:攻撃・回避タイプでやや照準値が低め。『ビーム・マグナム(MAP)』は長所を伸ばしつつ欠点の照準を補える強力な必殺技。射程4で命中させれば回避率が3アクション中大きく上がる『ビーム・マグナム連射』があればさらに安定する。
 
:2020年3月18日に「ハイパー・バズーカ」が追加され、SSR必殺技が3種類ある初めてのユニットになった。
 
:2020年3月18日に「ハイパー・バズーカ」が追加され、SSR必殺技が3種類ある初めてのユニットになった。
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:2章Part14からはフルアーマー・ユニコーンガンダムが後継機扱いで登場し、そちらに改造が引き継がれる。なお、覚醒状態は本作ではフルアーマーの武装演出で登場する。
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:本作では原作同様に機体の封印が検討されていたが、他のサイコミュシステム搭載機共々[[ディバイン・ドゥアーズ]]に預けられる事を条件に免れている。
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;[[スーパーロボット大戦30]]
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:本作は『[[機動戦士ガンダムNT]]』のみの参戦で、原作同様すでにシンギュラリティ・ワンとして封印・解体されてしまっていることが語られているため未登場。
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:シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC1]]」のシナリオ内にて、解体された本機の[[サイコフレーム]]の一部は[[Hi-νガンダム]]に使用されているという噂があることが語られている<ref>「舞い降りる不死鳥」ではユニコーンガンダム2号機名義で[[バンシィ]]もシンギュラリティ・ワンに含まれる事が[[メイヴィー・ホーキンス]]が含ませている。</ref>。
 +
:なお、発売前時点で生スパロボチャンネルやうますぎwave内で寺田氏によって'''本編及びダウンロードコンテンツともに(ユニットとしては)登場しないことが明言されている'''。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』の完全覚醒形態ではモーションが変わり、切り抜けた直後にシールドが飛来し、敵機の爆発による爆風を防ぐ。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では一切使用されない。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』の完全覚醒形態ではモーションが変わり、切り抜けた直後にシールドが飛来し、敵機の爆発による爆風を防ぐ。『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では一切使用されない。
 
:『X-Ω』では覚醒状態の通常攻撃に採用。
 
:『X-Ω』では覚醒状態の通常攻撃に採用。
:『DD』ではR必殺技に採用。メインアビリティは「ガードブレイクI」で、気力120以上の時、戦闘時のみ敵ユニットの防御力を減少させる。サブアビリティは「ダメージアップI(ビーム)」。
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:『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「ガードブレイクI」で、サブアビリティは「ダメージアップI(ビーム)」。
 
:;ビーム・トンファー
 
:;ビーム・トンファー
 
::両腕のビーム・サーベルは展開後に腕に接続したままビーム刃を発生させることが可能で、ビームトンファーとして使う事が出来る。デストロイモード時限定の能力だが、初期案ではユニコーンモードでも展開することができた。
 
::両腕のビーム・サーベルは展開後に腕に接続したままビーム刃を発生させることが可能で、ビームトンファーとして使う事が出来る。デストロイモード時限定の能力だが、初期案ではユニコーンモードでも展開することができた。
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:本機の主兵装。「マグナム」の名の通り、一発でEパック1つ分のメガ粒子を全て消費する、通常より高出力のビーム・ライフル。威力は1発で通常のビーム・ライフル4発分に相当し、'''並のMSであれば掠めただけで撃破してしまう'''ほど。これはビーム・マグナムのメガ粒子ビームが周辺に放出するスパークがビーム・サーベルと同じ威力を持つためである。また、その威力ゆえに大型機に対しても有効であり、[[ネオ・ジオング]]クラスの装甲ですら破壊可能。
 
:本機の主兵装。「マグナム」の名の通り、一発でEパック1つ分のメガ粒子を全て消費する、通常より高出力のビーム・ライフル。威力は1発で通常のビーム・ライフル4発分に相当し、'''並のMSであれば掠めただけで撃破してしまう'''ほど。これはビーム・マグナムのメガ粒子ビームが周辺に放出するスパークがビーム・サーベルと同じ威力を持つためである。また、その威力ゆえに大型機に対しても有効であり、[[ネオ・ジオング]]クラスの装甲ですら破壊可能。
 
:非使用時はバックパックや腕部に装着する。
 
:非使用時はバックパックや腕部に装着する。
:グリップは共通規格であるため他のMSでも使用可能だが、威力が高い分反動も強烈であり、並の強度のフレームでは発射すると反動で腕間接などが損壊する<ref>ガンダムデルタカイ、及びMk-Ⅱといった腕部が補強された機体は連射が可能になっている。</ref>。実質的にユニコーンタイプの専用武装といえる。
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:グリップは共通規格であるため他のMSでも使用可能だが威力が高いため、腕部をオーバーヒートさせやすく、無改造で運用できる機体はほぼユニコーンタイプに限られる<ref>ガンダムデルタカイ、及びMk-Ⅱといった腕部が補強された機体は連射が可能になっている。</ref>。実質的にユニコーンタイプの専用武装といえる。
 
:威力が高いゆえに取り回しが悪い面もあり、加害範囲が広いためにコロニー内など周辺の被害を抑えたい場所では使用できない。また大量の粒子を縮退させるため、トリガーを引いてから発射されるまでに通常のビーム・ライフルよりも長いタイムラグがあり、[[シナンジュ|エース級の敵]]が相手だと構え中に射線を見切られて回避されることも。Eパックの消耗が激しいために継戦能力にも難がある<ref>Eパックを5本まとめた専用マガジンをあらかじめ1基装填、さらに腰部に予備マガジンを2つ装備できるが、それでも15発で打ち止めになる。</ref>。
 
:威力が高いゆえに取り回しが悪い面もあり、加害範囲が広いためにコロニー内など周辺の被害を抑えたい場所では使用できない。また大量の粒子を縮退させるため、トリガーを引いてから発射されるまでに通常のビーム・ライフルよりも長いタイムラグがあり、[[シナンジュ|エース級の敵]]が相手だと構え中に射線を見切られて回避されることも。Eパックの消耗が激しいために継戦能力にも難がある<ref>Eパックを5本まとめた専用マガジンをあらかじめ1基装填、さらに腰部に予備マガジンを2つ装備できるが、それでも15発で打ち止めになる。</ref>。
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:[[ΖΖガンダム]]のダブル・ビーム・ライフルと比較されることもあるが、こちらは「内蔵ジェネレーターを用いない純粋なビームライフル」として、ジェネレーター3機以上と直結と半ばメガ粒子砲に足を突っ込んでいるZZのダブル・ビーム・ライフル片門発射に並んだ点では評価されるべきである。ただ専用Eパックの問題か、今までのビームライフルでできた「出力の調整機能」のオミットや射撃のラグも含め、ビームライフルの利点をことごとく失ってる点については、何の為にビームライフルとしたのかという疑問は残る。
 
:総合的には使い勝手の悪い武器であり、劇中では後述のビーム・ガトリングガンなど他の機体の武器を持ち出して使用することも多かった。
 
:総合的には使い勝手の悪い武器であり、劇中では後述のビーム・ガトリングガンなど他の機体の武器を持ち出して使用することも多かった。
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:イメージソースは[[ガンダム|初代ガンダム]]のビームライフルであり、「戦艦の主砲並の威力」を言葉通りに再現したもの<ref>一年戦争当時の[[シャア・アズナブル]]が発した言葉だが、これは当時'''戦艦の主砲としてしか装備できないはずのビーム兵器をMSが携行している'''ことへの驚愕であり、威力を指しているわけではなかった。</ref>。発砲音も初代ガンダムのそれを重くアレンジしたものとなっている。
 
:『第3次Z』では弾数6発の全体攻撃で、ユニコーンモードでのみ機体の[[カットイン]]が入る。デストロイモードでは2連射する。完全覚醒形態になると使用できなくなり、ユニコーンモード専用武装となる。
 
:『第3次Z』では弾数6発の全体攻撃で、ユニコーンモードでのみ機体の[[カットイン]]が入る。デストロイモードでは2連射する。完全覚醒形態になると使用できなくなり、ユニコーンモード専用武装となる。
 
:『BX』ではマグナム弾の換装を行うカットインが入る。連続射撃が無いので覚醒形態でも使用可能。
 
:『BX』ではマグナム弾の換装を行うカットインが入る。連続射撃が無いので覚醒形態でも使用可能。
 
:『X-Ω』ではユニコーンモードでの必殺スキルとして使用。
 
:『X-Ω』ではユニコーンモードでの必殺スキルとして使用。
:『DD』ではSR必殺技に採用。メインアビリティは「照準値ダウン付与II(必殺)」で、必殺技命中時に2アクションの間、敵ユニットの照準値を減少させる。サブアビリティは「必殺技威力アップII(ビーム)」。
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:『DD』ではビーム属性のSR必殺技。メインアビリティは「照準値ダウン付与II(必殺)」で、サブアビリティは「必殺技威力アップII(ビーム)」。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では通常は単射するが、完全覚醒状態では連射で使用している。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では通常は単射するが、完全覚醒状態では連射で使用している。
 
;ハイパー・バズーカ
 
;ハイパー・バズーカ
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:原作ではネェル・アーガマに搭載されていた武装だが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではインダストリアル7からビームガトリングガンと共に回収されている設定になっている。また、『BX』では最初から装備している。
 
:原作ではネェル・アーガマに搭載されていた武装だが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではインダストリアル7からビームガトリングガンと共に回収されている設定になっている。また、『BX』では最初から装備している。
 
:『X-Ω』ではシューター・ブラスタータイプでの通常攻撃に採用。
 
:『X-Ω』ではシューター・ブラスタータイプでの通常攻撃に採用。
:『DD』ではSSR必殺技として登場。実弾属性。SRWでは珍しくデストロイモードで使用しており、バズーカ→ガトリングガン→バズーカと連続攻撃を行なっている。使用後にはユニコーンモードへと戻る演出がある。
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:『DD』では実弾属性のSSR必殺技。SRWでは珍しくデストロイモードで使用しており、バズーカ→ガトリングガン→バズーカと連続攻撃を行なっている。使用後にはユニコーンモードへと戻る演出がある。
:メインアビリティは「ムーバブルフレーム(UC)」で、攻撃・回避タイプの運動性増加、ビーム・実弾属性のブレイクゲージ減少率が増加する。また、気力上昇に合わせて必殺技威力も上昇する。サブアビリティは「運動性アップIII」。
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:メインアビリティは「ムーバブルフレーム(UC)」で、運動性増加、ビーム・実弾属性のブレイクゲージ減少率が増加する。また、気力上昇に合わせて必殺技威力も上昇する。サブアビリティは「運動性アップIII」。
    
==== オプション装備 ====
 
==== オプション装備 ====
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:『BX』では最初からハイパー・バズーカと共に装備している他、この時点でシールドに2挺装備している。但し覚醒するとシールド・ファンネルと置き換わって武装から消える。
 
:『BX』では最初からハイパー・バズーカと共に装備している他、この時点でシールドに2挺装備している。但し覚醒するとシールド・ファンネルと置き換わって武装から消える。
 
:『X-Ω』ではブラスタータイプでの必殺スキルに採用。
 
:『X-Ω』ではブラスタータイプでの必殺スキルに採用。
:『DD』では通常攻撃に使用、こちらでも手持ちで使っている。また上記のハイパー・バズーカの演出でも使用しているがこちらはシールドに2挺装備した物になっている。
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:『DD』ではビーム属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタックI」で、サブアビリティは「攻撃力・運動性アップI」。こちらでも手持ちで使っている。また上記のハイパー・バズーカや後述のオールアウト・アタックの演出でも使用しているがこちらはシールドに2挺装備した物になっている。
 
;アームド・アーマーDE(ディフェンス・エクステンション)
 
;アームド・アーマーDE(ディフェンス・エクステンション)
 
:[[漫画]]『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』において装備したシールド用の増加ユニット。推進装置とビームキャノンを内蔵している。シールドブースターとしての機能を持つが、過去の機体にはなかった推力の調整を行う機能が追加されている。また、ビームキャノンはマグナムの補助武装としての意味合いが強い。
 
:[[漫画]]『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』において装備したシールド用の増加ユニット。推進装置とビームキャノンを内蔵している。シールドブースターとしての機能を持つが、過去の機体にはなかった推力の調整を行う機能が追加されている。また、ビームキャノンはマグナムの補助武装としての意味合いが強い。
216行目: 223行目:  
:完全覚醒前は通常の「ビーム・マグナム」との差別化の為か単体攻撃、完全覚醒形態になると全体攻撃になる。
 
:完全覚醒前は通常の「ビーム・マグナム」との差別化の為か単体攻撃、完全覚醒形態になると全体攻撃になる。
 
:『X-Ω』ではデストロイモード・シュータータイプでの必殺スキルに採用。
 
:『X-Ω』ではデストロイモード・シュータータイプでの必殺スキルに採用。
:『DD』では「ビーム・マグナム連射」名義でSSR必殺技に採用。ビーム・マグナムを三連射して、マガジンを換装してトドメの一射を行う。メインアビリティは「[[サイコフレーム]](UC)」で、運動性が増加する。さらに必殺技命中時に3アクションの間、回避率が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(ビーム)」。
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:『DD』では「ビーム・マグナム連射」名義でビーム属性のSSR必殺技。ビーム・マグナムを三連射して、マガジンを換装してトドメの一射を行う。メインアビリティは「[[サイコフレーム]](UC)」で、運動性が増加する。さらに必殺技命中時に、回避率が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(ビーム)」。
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;ビーム・マグナム(MAP)
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:『DD』でビーム属性のSSR必殺技として登場。[[マップ兵器]]。マガジンを換装しながらビーム・マグナムを乱射して広範囲に攻撃する。メインアビリティは「リミッター解除(UC)」で、移動力が増加する。照準値が増加し、戦闘回数に応じて攻撃力・運動性が増加する。気力が10上昇する毎に、ビーム・マグナム(MAP)の必殺技威力が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(ビーム)」。
 
;シールド・ファンネル
 
;シールド・ファンネル
 
:インテンション・オートマチック・システムとの連動により、シールドのサイコフレームが共振、独自に推進力を得ることで、ファンネルよろしく自立起動させて自在に操る事が可能。敵の攻撃を防ぐだけでなく、アニメでは飛び回りながら懸架したビーム・ガトリングガンで射撃を行う、まさにファンネルの如き動きを見せ、攻守に応用されていた。
 
:インテンション・オートマチック・システムとの連動により、シールドのサイコフレームが共振、独自に推進力を得ることで、ファンネルよろしく自立起動させて自在に操る事が可能。敵の攻撃を防ぐだけでなく、アニメでは飛び回りながら懸架したビーム・ガトリングガンで射撃を行う、まさにファンネルの如き動きを見せ、攻守に応用されていた。
233行目: 242行目:  
:『BX』ではビーム・マグナム→バルカン→ビーム・サーベル→蹴り飛ばし→ビーム・トンファーに変更され、トドメ演出はビーム・トンファー最大出力になった。
 
:『BX』ではビーム・マグナム→バルカン→ビーム・サーベル→蹴り飛ばし→ビーム・トンファーに変更され、トドメ演出はビーム・トンファー最大出力になった。
 
:『V』では『第3次Z』の演出のバルカン→ビーム・マグナムの部分がビーム・ガトリングに、トドメ演出がビーム・トンファー最大出力に変更されている。
 
:『V』では『第3次Z』の演出のバルカン→ビーム・マグナムの部分がビーム・ガトリングに、トドメ演出がビーム・トンファー最大出力に変更されている。
:『DD』でSSR必殺技に採用。メインアビリティは「NT-Dシステム」で、攻撃力と運動性が増加する。さらに反撃時、一定の確率で先制攻撃を行う。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
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:『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「NT-Dシステム」で、攻撃力と運動性が増加する。さらに反撃時、一定の確率で先制攻撃を行う。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
 
;NT-D覚醒攻撃
 
;NT-D覚醒攻撃
 
:[[ネオ・ジオング]]戦を再現した、シールド・ファンネルと徒手空拳による連続攻撃。フル・サイコフレームの特性を生かした素手による乱撃。トドメ演出では敵の装甲を貫手で抉り貫いた後にリアルカットインが入る。
 
:[[ネオ・ジオング]]戦を再現した、シールド・ファンネルと徒手空拳による連続攻撃。フル・サイコフレームの特性を生かした素手による乱撃。トドメ演出では敵の装甲を貫手で抉り貫いた後にリアルカットインが入る。
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:ちなみに「ビスト神拳」の俗称やスパロボの演出により一撃必殺のイメージが強いが、アニメではネオ・ジオングを追い詰めるも大型アームユニットに捕らえられてしまいフロンタル共々そのまま刻を形象として垣間見ることとなり、ネオ・ジオングはまだ倒せておらず、下記の「ソフトチェストタッチ」によってトドメを刺す。
 
:ちなみに「ビスト神拳」の俗称やスパロボの演出により一撃必殺のイメージが強いが、アニメではネオ・ジオングを追い詰めるも大型アームユニットに捕らえられてしまいフロンタル共々そのまま刻を形象として垣間見ることとなり、ネオ・ジオングはまだ倒せておらず、下記の「ソフトチェストタッチ」によってトドメを刺す。
 
:『BX』では上記の「NT-D連続攻撃」と同じような攻撃方法に変更。違いはシールド・ファンネルが使われるようになり、トドメ演出が正拳になったこと。
 
:『BX』では上記の「NT-D連続攻撃」と同じような攻撃方法に変更。違いはシールド・ファンネルが使われるようになり、トドメ演出が正拳になったこと。
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:『DD』では[[フルアーマー・ユニコーンガンダム]]のSSR必殺技として採用されており、「NT-D連続攻撃」名義。演出内では常時「ユニコーンガンダム(覚醒)」として登場する。
 
;ソフトチェストタッチ
 
;ソフトチェストタッチ
 
:「それでも」と足掻き続けた[[バナージ・リンクス|バナージ]]の到達点。ユニコーンが掌から発する'''“暖かな光”'''を、対象に接触して直接注ぎ込む不戦の技。これを受けたネオ・ジオングは、搭乗していた[[フル・フロンタル|フロンタル]]の中の「残留思念」が浄化され、それに連動してネオ・ジオングも浄化されるように崩壊し灰塵となった。
 
:「それでも」と足掻き続けた[[バナージ・リンクス|バナージ]]の到達点。ユニコーンが掌から発する'''“暖かな光”'''を、対象に接触して直接注ぎ込む不戦の技。これを受けたネオ・ジオングは、搭乗していた[[フル・フロンタル|フロンタル]]の中の「残留思念」が浄化され、それに連動してネオ・ジオングも浄化されるように崩壊し灰塵となった。
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;ビーム・サーベル(コンボ)
 
;ビーム・サーベル(コンボ)
 
:『X-Ω』での必殺スキル。デストロイモード・アタッカータイプで採用。
 
:『X-Ω』での必殺スキル。デストロイモード・アタッカータイプで採用。
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;オールアウト・アタック
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:『DD』でビーム属性のSSR必殺技として登場。ユニコーンモードでハイパーバズーカ→ビームガトリングに繋げてから、デストロイモードに移行して接近しながらバルカンで攻撃してビーム・サーベル二刀流で斬りつけ、離脱してからビーム・マグナムを一射する。メインアビリティは「連結タイプEパック」で、戦闘時のみ敵ユニットの照準値を減少させる。気力上限が増加し(、気力が10上昇する毎に攻撃力・運動性・照準値が増加する。オールアウト・アタックでブレイク成功時、敵ユニットのブレイクゲージ復帰に必要なアクション数を1増加させる。ビーム属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「攻撃力・運動性アップIII」。
    
=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
;ツイン・ビーム・マグナム
 
;ツイン・ビーム・マグナム
:[[リディ・マーセナス]]の乗る[[バンシィ・ノルン]]との合体攻撃。フルアーマーでは使えない。
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:[[リディ・マーセナス]]の乗る[[バンシィ・ノルン]]との合体攻撃。基本フルアーマー形態では使えないが、覚醒形態がフルアーマーのSSR必殺技ユニットパーツによる演出扱いとなる『DD』だけは逆にフルアーマーでのみ使用可能。
 
:二機で波状攻撃を仕掛けた後、ビーム・マグナムで撃ち抜く。OVA版でのネオ・ジオングに対して行なった連携攻撃の再現。
 
:二機で波状攻撃を仕掛けた後、ビーム・マグナムで撃ち抜く。OVA版でのネオ・ジオングに対して行なった連携攻撃の再現。
 
:『第3次Z天獄篇』では長射程武器。NT-D覚醒攻撃に攻撃力が劣り、ユニコーン側から見ると「魅せ技」でしかないのが残念。
 
:『第3次Z天獄篇』では長射程武器。NT-D覚醒攻撃に攻撃力が劣り、ユニコーン側から見ると「魅せ技」でしかないのが残念。
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:ユニコーン開発のための試作機。この機体から得られた機動性や追従性等のデータは、本機に大きく貢献した。
 
:ユニコーン開発のための試作機。この機体から得られた機動性や追従性等のデータは、本機に大きく貢献した。
 
;[[ジェスタ]]
 
;[[ジェスタ]]
:[[ジェガン]]の改修機。継戦能力に優れていないユニコーンガンダムの護衛機として開発された。小説版では最終決戦において本来の役目を果たした。
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:継戦能力に優れていないユニコーンガンダムの護衛機として開発された。小説版では最終決戦において本来の役目を果たした。
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;[[シルヴァ・バレト・サプレッサー]]
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:同型のビーム・マグナムを装備。通常のMSが使用すると腕部に不具合が起きるため、射撃毎に右腕を交換する機能を持つ。
    
=== その他の機体 ===
 
=== その他の機体 ===
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**スパロボでは『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』において、[[フリット・アスノ|フリット]]が「機体に搭載されたシステムでモビルスーツが暴走した事件を目にした」と発言しているが、これはEXAMのことを指していると思われる。しかし、[[宇宙世紀]]においてEXAMに関する記録は公式記録から抹消されており、これが『BX』に反映されているかは不明(尤も、フリットはその事件を'''目撃'''している上に軍の高官であるのだから、公式記録から抹消されていてもEXAMを知っていて矛盾はしない)。
 
**スパロボでは『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』において、[[フリット・アスノ|フリット]]が「機体に搭載されたシステムでモビルスーツが暴走した事件を目にした」と発言しているが、これはEXAMのことを指していると思われる。しかし、[[宇宙世紀]]においてEXAMに関する記録は公式記録から抹消されており、これが『BX』に反映されているかは不明(尤も、フリットはその事件を'''目撃'''している上に軍の高官であるのだから、公式記録から抹消されていてもEXAMを知っていて矛盾はしない)。
 
**なお、sbクリエイティブ出版の「モビルスーツアーカイブ RX-0 ユニコーンガンダム」では、EXAMシステムの開発に関わった技術者がユニコーンの開発にも関わっている事が記述されているが、公式の設定なのかは不明である。
 
**なお、sbクリエイティブ出版の「モビルスーツアーカイブ RX-0 ユニコーンガンダム」では、EXAMシステムの開発に関わった技術者がユニコーンの開発にも関わっている事が記述されているが、公式の設定なのかは不明である。
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*大好評に終わった1/1スケールの実物大[[ガンダム]]像のコンセプトを受け継ぐ形で、東京都江東区のお台場・ダイバーシティ東京プラザ内のフェスティバル広場に'''1/1スケールの実物大ユニコーンガンダム'''の立像が2017年9月24日から展示されている。もちろん、ユニコーンモードからデストロイモードへの変身や、サイコフレームの部分が赤色や緑色に発光する仕掛けも(ほぼ)忠実に再現されている。
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**ちなみに、1/1スケールの実物大ユニコーンガンダム像はTVアニメ「ガンダムビルドシリーズ」や、同じサンライズ制作のアニメ『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会シリーズ』の劇中にも登場している(いわゆる、制作側のお遊びである)。
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**映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)公開に伴い行われた「日本全国『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』行きます!」企画では東京都代表として同施設が選出され、[[キラ・ヤマト]]ら『[[機動戦士ガンダムSEED]]』からのメインキャラクター4人と共に映る記念イラストが公開されている。
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**東京オリンピック2020(※コロナ禍により2021年に開催)においてはこの周辺で一部競技が開催されており、このお台場ユニコーンガンダムも競技映像の背景に映りこむ形で世界中に配信されている。これに関連し、イギリス公共放送局BBCの公式Twitterアカウント「BBC sport」がこの立像を'''トランスフォーマー'''とツイートし、多数のTwitterユーザーからツッコミを受けるという一幕もあった。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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