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'''フルメタル・パニックシリーズ'''とは、賀東招二による『月刊ドラゴンマガジン』連載のライトノベルと、それを原作とした漫画やアニメなどの作品群。
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'''フルメタル・パニック! シリーズ'''とは、賀東招二による『月刊ドラゴンマガジン』連載のライトノベルと、それを原作とした漫画やアニメなどの作品群。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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== シリーズ一覧 ==
 
== シリーズ一覧 ==
 
長編、短編、外伝は[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]を参照。
 
長編、短編、外伝は[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]を参照。
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=== 新シリーズ ===
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ファンタジア文庫35周年企画として執筆されたアフターストーリー。2巻以降も続くことがあとがきで公表されている。
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! タイトル !! 初版発売年月日
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| フルメタル・パニック! Family || 2024年1月19日
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=== スピンアウト作品 ===
 
=== スピンアウト作品 ===
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| フルメタル・パニック! 踊るベリー・メリー・クリスマス || 2016年12月23日 || [https://www.youtube.com/watch?v=jMT7RVet9T0 ネット配信]
 
| フルメタル・パニック! 踊るベリー・メリー・クリスマス || 2016年12月23日 || [https://www.youtube.com/watch?v=jMT7RVet9T0 ネット配信]
 
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=== その他 ===
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ハリウッドでの映画化が発表されている。
    
== SRWでの扱い ==
 
== SRWでの扱い ==
長編と短編のどちらの要素も混ぜ合わせて取り入れられるのが特徴。場面によってキャラクタ-のノリがガラリと変わることに違和感を覚える人もいる。
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長編(アニメ・原作終盤)と短編(ふもっふ)とノリの違う二種類の要素がどちらも入っているのが特徴。場面によってキャラクタ-のノリがガラリと変わることに違和感を覚える人もいる。
    
シリーズ本筋の謎や[[伏線]]が解き明かされるのは原作小説の終盤のエピソードであり、2000年代に制作されたアニメ3作品では多くの謎が解き明かされないまま終わっている。スパロボの『J』と『W』は小説版で種明かしがされる前に開発されているため、両作ではクロスオーバーを駆使して原作とは全く異なる独自の解釈で伏線解消に努めている。
 
シリーズ本筋の謎や[[伏線]]が解き明かされるのは原作小説の終盤のエピソードであり、2000年代に制作されたアニメ3作品では多くの謎が解き明かされないまま終わっている。スパロボの『J』と『W』は小説版で種明かしがされる前に開発されているため、両作ではクロスオーバーを駆使して原作とは全く異なる独自の解釈で伏線解消に努めている。
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『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』にて、初参戦の『J』から約9年の時を経てアニメ3作がついに初の声付きで参戦。据え置き機への参戦も初であり、参戦自体も『[[スパロボ学園]]』以来の5年ぶりとなる。『時獄篇』では主にアニメのエピソードを再現し、さらに続編『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』ではファン待望の原作小説版の参戦が実現した。このときアニメに登場していない一部キャラクターは声が当てられなかったが、その後の『[[スーパーロボット大戦V]]』にて行われ『Invisible Victory』にも出演している。
 
『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』にて、初参戦の『J』から約9年の時を経てアニメ3作がついに初の声付きで参戦。据え置き機への参戦も初であり、参戦自体も『[[スパロボ学園]]』以来の5年ぶりとなる。『時獄篇』では主にアニメのエピソードを再現し、さらに続編『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』ではファン待望の原作小説版の参戦が実現した。このときアニメに登場していない一部キャラクターは声が当てられなかったが、その後の『[[スーパーロボット大戦V]]』にて行われ『Invisible Victory』にも出演している。
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参戦の際は基本的にアニメ及び原作小説版の作品がそれぞれ個別の連名で参戦するが、『W』のみ「フルメタル・パニック! シリーズ」として関連作品が一纏めで参戦という形になっている。また、『[[スーパーロボット大戦DD]]』は公式サイトでのみ『「フルメタル・パニック!」シリーズ』と一纏めにされている。
    
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
「フルメタルパニックシリーズ」が参戦作品として記載された作品のみ記載。個別で参戦した作品はそれぞれの記事を参照。
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「フルメタル・パニック! シリーズ」が参戦作品として記載された作品のみ記載。個別で参戦した作品はそれぞれの記事を参照。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
:アニメ第1作、『ふもっふ』、『TSR』の3作品を纏めてシリーズとしている。『TSR』は本作が初参戦。
 
:アニメ第1作、『ふもっふ』、『TSR』の3作品を纏めてシリーズとしている。『TSR』は本作が初参戦。
 
:基本的にはアニメ第1作が主軸で、デザインなどは『TSR』に入っても第1作版のまま。『ふもっふ』はストーリー再現が初めて行われたが、アレンジも強い。『TSR』のシナリオ再現は一部のみとなっている。
 
:基本的にはアニメ第1作が主軸で、デザインなどは『TSR』に入っても第1作版のまま。『ふもっふ』はストーリー再現が初めて行われたが、アレンジも強い。『TSR』のシナリオ再現は一部のみとなっている。
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=== 単独作品 ===
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:アニメ第1作、『TSR』が参戦。アニメ第1作のみが参戦していた時点で公式サイトでは『'''「フルメタル・パニック!」シリーズ'''』名義で表記されている<ref>[http://web.archive.org/web/20190409122517/https://srw-dd.suparobo.jp/character/ CHARACTER | スーパーロボット大戦DD] 2019年4月9日時点のアーカイブ、2022年9月22日閲覧。</ref>が、ゲーム内では作品ごとに個別に表記されている。
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:しかし本作では非戦闘キャラは図鑑に登録されず名義も記載されないので、アニメ第1作のみが参戦していた時点で[[レナード・テスタロッサ]]や[[サビーナ・レフニオ]]といったアニメ第1作未登場の面々が登場している。
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:デザインは未参戦の『Invisible Victory』に準拠している。
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== 関連項目 ==
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*[[漫画#フルメタル・パニック! シリーズ]]
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*[[コンピュータゲーム#フルメタル・パニック! シリーズ]]
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*タイトルの元ネタはアメリカの映画『フルメタル・ジャケット』。
 
*タイトルの元ネタはアメリカの映画『フルメタル・ジャケット』。
 
**アメリカ海兵隊の下劣な罵倒が有名な作品であり、フルメタル・パニック「やりすぎのウォークライ」でもネタにされている。
 
**アメリカ海兵隊の下劣な罵倒が有名な作品であり、フルメタル・パニック「やりすぎのウォークライ」でもネタにされている。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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*[http://www.fujimishobo.co.jp/sp/panic/ 富士見書房・特集ページ]
 
*[http://www.fujimishobo.co.jp/sp/panic/ 富士見書房・特集ページ]
 
*[http://www.tdd-1.com/ アニメ公式]
 
*[http://www.tdd-1.com/ アニメ公式]
[[category:小辞典]]
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{{DEFAULTSORT:ふるめたるはにつくしりいす}}
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[[category:登場作品]]
 
[[category:登場作品]]
[[category:フルメタル・パニックシリーズ|*]]
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[[category:フルメタル・パニック! シリーズ|*]]
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