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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Alberto Vist]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Alberto Vist]]<ref>[http://www.gundam-unicorn.net/ova/character/05.html CHARACTER]、機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]、サンライズ、2022年1月8日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムUC}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムUC}}
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人([[スペースノイド]])
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| 種族 = [[種族::地球人]]([[スペースノイド]])
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| 年齢 = 33歳
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| 年齢 = [[年齢::33]]歳
| 所属 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]<br />[[ビスト財団]]
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| 所属 = {{所属 (人物)|アナハイム・エレクトロニクス}}<br />{{所属 (人物)|ビスト財団}}
 
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'''アルベルト・ビスト'''は『[[機動戦士ガンダムUC]]』の登場人物。
 
'''アルベルト・ビスト'''は『[[機動戦士ガンダムUC]]』の登場人物。
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:今作ではマリーダに助けられるシーンがないため、マリーダに惹かれた理由が「他人の勝手に翻弄される強化人間の宿命に、自分自身の生き方を重ねた」と『天獄篇』で語られている。
 
:今作ではマリーダに助けられるシーンがないため、マリーダに惹かれた理由が「他人の勝手に翻弄される強化人間の宿命に、自分自身の生き方を重ねた」と『天獄篇』で語られている。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
:NPCだが音声が収録されており、同じ声優の[[ガロード・ラン]]と[[中断メッセージ]]で会話する。
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:NPCだが音声が収録されており、同じ声優の[[ガロード・ラン|ガロード]]と[[中断メッセージ]]で会話する。
 
:[[クロノ]]のスキャンダルが発覚した後は[[サイデリアル]]に管理されている現状を疑問に思わず、己の保身に執着するマーサを明確に見限り自分なりのやり方で世界と戦うことを決意、Z-BLUEを支援する立場になる。最終話では連邦政府のZ-BLUE支援側の人々と共にZ-BLUEを激励した。
 
:[[クロノ]]のスキャンダルが発覚した後は[[サイデリアル]]に管理されている現状を疑問に思わず、己の保身に執着するマーサを明確に見限り自分なりのやり方で世界と戦うことを決意、Z-BLUEを支援する立場になる。最終話では連邦政府のZ-BLUE支援側の人々と共にZ-BLUEを激励した。
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:Rサポートユニット。
 
:Rサポートユニット。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:序章ワールド2から登場。
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:序章ワールド2から登場。今回は同行しているのが歴戦の将であるブライトであるため押されている印象が強い。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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:スパロボでは、より明確に彼女を見限っている。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では「家に縛られ、血に縛られ、権力に縛られた」と評しているが、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では「また、始めましょう。あの頃のように最初から…」とやや好意的である。
 
:スパロボでは、より明確に彼女を見限っている。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』では「家に縛られ、血に縛られ、権力に縛られた」と評しているが、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では「また、始めましょう。あの頃のように最初から…」とやや好意的である。
 
;[[バナージ・リンクス]]
 
;[[バナージ・リンクス]]
:異母弟。彼が幼少の頃に数回会った事がある程度だったため、序盤では彼の顔を忘れていた。素性を知った際に嫉妬心を抱く。OVA版では小説版のシーンがいくつかバッサリカットされたため、バナージはアルベルトを兄弟だと知らないままに終わった
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:異母弟。彼が幼少の頃に数回会った事がある程度だったため、序盤では彼の顔を忘れていた。素性を知った際に嫉妬心を抱く。OVA版では小説版のシーンがいくつかバッサリカットされたため、バナージはアルベルトを兄弟だと知らないままに終わった。
 
;[[リディ・マーセナス]]
 
;[[リディ・マーセナス]]
 
:原作小説版では終盤でバナージへの憎しみを抱く者同士の共犯関係じみた繋がりになるが、同時に奇妙な友情も芽生えることに。
 
:原作小説版では終盤でバナージへの憎しみを抱く者同士の共犯関係じみた繋がりになるが、同時に奇妙な友情も芽生えることに。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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=== Zシリーズ ===
 
;(世界が終るかもしれないというのにいったい私は何をしているんだ…)
 
;(世界が終るかもしれないというのにいったい私は何をしているんだ…)
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第47話([[メリダ島]]ルート)冒頭、マーサから通信で指示を受け取った後、良心の呵責に苛まれて心中で吐露する。
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]][[メリダ島]]ルート第47話冒頭より。
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:マーサから通信で指示を受け取った後、良心の呵責に苛まれて心中で吐露する。
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;「いい気になるなよ、ガロード・ラン。何もかも思い通りになると思ったら、大間違いだ」<br/>ガロード「そんなことは言われなくてもわかってる。それでも俺はティファと一緒に生きるさ」<br/>ガロード・「あんたも、もっと素直になれよ。自分の気持ちに正直な方が、人生楽しいぜ」<br/>「…そうかもしれないな」
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:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]の中断メッセージより。
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:声優が同じ[[ガロード・ラン]]とのクロスオーバー会話。
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:ガロードに釘を差すつもりだったアルベルトだが、そのガロードから思わぬアドバイスをされて、自嘲が混じった笑顔を見せている。
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=== 携帯作品シリーズ ===
 
;「あああ! 目が、目がっ!」
 
;「あああ! 目が、目がっ!」
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第25話にて[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]]が乱入した際に。『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐を思わせる台詞である。
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第25話にて[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]]が乱入した際に。
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:『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐を思わせる台詞である。
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=== VTX三部作シリーズ ===
 
;(頼むぞ、バナージ・リンクス…お前の言う可能性の先を夢を忘れた古い人間達に見せてくれ)
 
;(頼むぞ、バナージ・リンクス…お前の言う可能性の先を夢を忘れた古い人間達に見せてくれ)
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第37話(宇宙ルート)にて、マーサの拘束後。「夢を忘れた古い人間」というのは『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』の前半主題歌「アニメじゃない」の歌詞から。
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:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』宇宙ルート第37話にて、マーサが拘束された後。
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:「夢を忘れた古い人間」というのは『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』の前半主題歌「アニメじゃない」の歌詞から。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*前述するように原作小説とOVAで終盤の行動が大きく異なり(小説版ではその活躍が鮮烈であったこともあって)、小説とOVAの違いを論じる上でファンの間ではしばしば「一番割を喰った人物」の候補として上げられる<ref>福井晴敏氏は、「元々アルベルトはギャグキャラでいく予定だった」「小説では当初の予定になく大幅に出番が増えた」「OVA版では出番が削られたがこれくらいが当初の彼の出番」という旨の発言をしている</ref>。
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*前述するように原作小説とOVAで終盤の行動が大きく異なり、特に小説版ではその活躍が鮮烈であったこともあって、小説とOVAの違いを論じる上でファンの間ではしばしば「一番割を喰った人物」の候補として上げられる<ref>福井晴敏氏は、「元々アルベルトはギャグキャラでいく予定だった」「小説では当初の予定になく大幅に出番が増えた」「OVA版では出番が削られたがこれくらいが当初の彼の出番」という旨の発言をしている</ref>。
 
**尤もあくまで「割を喰った候補」であり、[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]やトライスターの面々に比べれは一応、見せ場も成長描写もあっただけマシという声もある。
 
**尤もあくまで「割を喰った候補」であり、[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]やトライスターの面々に比べれは一応、見せ場も成長描写もあっただけマシという声もある。
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*「ガンチャン」の登録者105万人突破と劇場版[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|ハサウェイ]]公開記念に際し、かつてのガンダム作品でメインキャラクターを演じた声優インタビュー動画企画が実施された際、『[[機動新世紀ガンダムX|ガンダムX]]』の主役[[ガロード・ラン]]の声優でもあることから高木渉が登場した。その際アルベルトについて「UCの音響監督の木村絵理子からオファーが来た」「当初はガンダムではガロードでいたいという思いから1度オファーを断った」「木村から『ガンダムXを悪くするような作品にならない』と説得され引き受けた」「演じていく中でガロードからアルベルトへシフトチェンジ出来るようになり音響監督に感謝している」と裏話を披露している。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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