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:上記の台詞に続けた台詞。地球に住むアースノイド(俗に言う地球の重力に魂を引かれた人間達)が、宇宙に住むスペースノイドを『宇宙人』と見下すように、同じくスペースコロニーに住むスペースノイドたちもアースノイドたちに対して、地球生まれは何も出来ないボンボンという偏見と差別意識がある事がわかる。このアニメのスケールの大きさと、世界観を象徴する一言である。
 
:上記の台詞に続けた台詞。地球に住むアースノイド(俗に言う地球の重力に魂を引かれた人間達)が、宇宙に住むスペースノイドを『宇宙人』と見下すように、同じくスペースコロニーに住むスペースノイドたちもアースノイドたちに対して、地球生まれは何も出来ないボンボンという偏見と差別意識がある事がわかる。このアニメのスケールの大きさと、世界観を象徴する一言である。
 
;「そこのMP!一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」
 
;「そこのMP!一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」
:MP=Military Police=軍警察、憲兵のこと。前話で自分をボコボコにしたMPを奪ったMk-IIで仕返ししようとしたときの台詞。流石に殺すまでには至らなかったが、生身の人間に対してバルカンを乱射したり踏み潰そうとしたりし、逃げ惑う彼を見て「ははははは!ざまあないぜ!」と嘲笑するなど、仮にもTVアニメの主人公の取る態度としては放送当時では衝撃的、現在でもかなり異端的なシーン。これには近くで見ていたシャアも開いた口が塞がらなかった。アムロとの差別化を図るべく、思春期特有の情緒不安定さや残虐的な一面が、前面に出され強調されている。<br />シンがこの時の彼を見たらどう思うのであろうか…。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]がこれを見たら間違いなくマジギレするであろう。なお彼のエキセントリックな面が抑えられている劇場版においても、このシーンはカットされていない。
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:MP=Military Police=軍警察、憲兵のこと。前話で自分をボコボコにしたMPを奪ったMk-IIで仕返ししようとしたときの台詞。流石に殺すまでには至らなかったが、生身の人間に対してバルカンを乱射したり踏み潰そうとしたりし、逃げ惑う彼を見て「ははははは!ざまあないぜ!」と嘲笑するなど、仮にもTVアニメの主人公の取る態度としては放送当時では衝撃的、現在でもかなり異端的なシーン。これには近くで見ていたシャアも開いた口が塞がらなかった。アムロとの差別化を図るべく、思春期特有の情緒不安定さや残虐的な一面が、前面に出され強調されている。<br />シンがこの時の彼を見たらどう思うのであろうか…。少なくとも[[刹那・F・セイエイ|刹那]]がこれを見たら間違いなくマジギレするであろう。なお彼のエキセントリックな面が抑えられている劇場版においても、このシーンはカットされていない。
 
;「僕の家が…」
 
;「僕の家が…」
 
:半ば成り行きだったとはいえMk-IIを奪って、ティターンズを相手に散々暴れまわったあげく、ようやく頭が冷え冷静さを取り戻したカミーユの目に飛び込んできたのは、しっちゃかめっちゃかになった[[グリーンノア]]の惨状であり、倒壊した自宅を見たときの台詞。以前からティターンズが気に入らなかったとはいえ、ジェリドに名前を馬鹿にされた事から始まり、頭に血が上って感情任せにマトッシュに仕返ししようと後先考えずに行動した結果、巻き添えを食らった幼馴染のファは泣く泣く母と逃げながら避難しており、家庭にいい思い出がなく両親にも失望しており、帰りたいとも思っていなかった自分の家もジムIIの爆発で完全に倒壊していたのをモニターで確認して…。自分が取り返しのつかない事をしてしまったことを自覚したのと同時に、もはやこうなった以上カミーユに残されていた選択肢は、グリーンノアを出て行き、[[エゥーゴ]]の[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]たちに付いて行く以外はなかったのである。
 
:半ば成り行きだったとはいえMk-IIを奪って、ティターンズを相手に散々暴れまわったあげく、ようやく頭が冷え冷静さを取り戻したカミーユの目に飛び込んできたのは、しっちゃかめっちゃかになった[[グリーンノア]]の惨状であり、倒壊した自宅を見たときの台詞。以前からティターンズが気に入らなかったとはいえ、ジェリドに名前を馬鹿にされた事から始まり、頭に血が上って感情任せにマトッシュに仕返ししようと後先考えずに行動した結果、巻き添えを食らった幼馴染のファは泣く泣く母と逃げながら避難しており、家庭にいい思い出がなく両親にも失望しており、帰りたいとも思っていなかった自分の家もジムIIの爆発で完全に倒壊していたのをモニターで確認して…。自分が取り返しのつかない事をしてしまったことを自覚したのと同時に、もはやこうなった以上カミーユに残されていた選択肢は、グリーンノアを出て行き、[[エゥーゴ]]の[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]たちに付いて行く以外はなかったのである。
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;「貴様!人が死んだんだぞ!?いっぱい人が死んだんだぞ!? 」<br />「遊びでやってんじゃないんだよー!」<br />「生命は、生命は力なんだ!生命は、この宇宙を支えているものなんだ!それを、それを…!<br />こうも簡単に失っていくのは、それは、それは、酷いことなんだよ!」
 
;「貴様!人が死んだんだぞ!?いっぱい人が死んだんだぞ!? 」<br />「遊びでやってんじゃないんだよー!」<br />「生命は、生命は力なんだ!生命は、この宇宙を支えているものなんだ!それを、それを…!<br />こうも簡単に失っていくのは、それは、それは、酷いことなんだよ!」
 
:原作49話より。戦闘を狩猟のように楽しむヤザンを断罪する叫び。同時にカミーユと[[Ζガンダム]]がピンク色に光り出してハイパー化を始め、例のハイパー・ビーム・サーベルでヤザンの[[ハンブラビ]]を両断する。ついにニュータイプとしての力がΖガンダムを通して具現化し始める。<br />二行目の部分が戦闘台詞でも採用されている他、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]ではジュドーたちを[[修正]]する際にも出る。
 
:原作49話より。戦闘を狩猟のように楽しむヤザンを断罪する叫び。同時にカミーユと[[Ζガンダム]]がピンク色に光り出してハイパー化を始め、例のハイパー・ビーム・サーベルでヤザンの[[ハンブラビ]]を両断する。ついにニュータイプとしての力がΖガンダムを通して具現化し始める。<br />二行目の部分が戦闘台詞でも採用されている他、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]・[[スーパーロボット大戦XO|XO]]ではジュドーたちを[[修正]]する際にも出る。
;「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間達だろう!?<br />けど、そのために大勢の人間が死ななければならないのは、間違っている!!」
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;「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間達だろう!?」<br />「けど、そのために大勢の人間が死ななければならないのは、間違っている!!」
 
:最終回の50話で、シロッコ、ハマーンと対峙して。フォローしているとは言え、何気なくとんでもない事を言っている。ちなみにこの場にいたクワトロにも当てはまる。
 
:最終回の50話で、シロッコ、ハマーンと対峙して。フォローしているとは言え、何気なくとんでもない事を言っている。ちなみにこの場にいたクワトロにも当てはまる。
 
;「この戦いで死んだ人は、それで世界が救われると思ったから死んだんです!僕もあなたを信じますから!」
 
;「この戦いで死んだ人は、それで世界が救われると思ったから死んだんです!僕もあなたを信じますから!」
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