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5,609 バイト追加 、 2023年11月30日 (木) 14:13
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| 読み = グリッドマン
 
| 読み = グリッドマン
 
| 外国語表記 =  
 
| 外国語表記 =  
| 原作 = 『電光超人グリッドマン』
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| 原作 = グリッドマン
 
| 著者 =  
 
| 著者 =  
 
| 作画 =  
 
| 作画 =  
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
円谷プロが1993年に制作した特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とした新作アニメ作品。「中古のパソコンに宿ったヒーロー」「ヒーローに協力する三人の少年少女」「ヒーローと合体するサポートメカ」「怪獣を生み出すのが主人公達と身近な人物」といった『グリッドマン』の基本フォーマットを受け継ぎつつ、独自の世界観が描かれている。
+
円谷プロが1993年に制作した特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原典に据えた新作アニメ作品。「中古のパソコンに宿ったヒーロー」「ヒーローに協力する三人の少年少女」「ヒーローと合体するサポートメカ」「怪獣を生み出すのが主人公達と身近な人物」といった『グリッドマン』の基本フォーマットを受け継ぎつつ、独自の世界観が描かれている。
    
登場する怪獣のデザインには特撮作品に関わって来たデザイナーが多数参加し、戦闘シーンは3Dアニメをメインに一部手描きで制作されている。特撮ドラマが原作となっている通り、特撮演出をアニメで再現した映像が特徴であり、グリッドマンや怪獣の重量感のある動きや破壊される建物、揺れる電線など細かい部分まで作りこまれた緻密さがファンの話題となった。同時に90年代のロボットアニメを彷彿とさせる演出もふんだんに盛り込まれており、実写的演出とアニメ特有の演出の融合から、星雲賞メディア部門を獲得するなど高い評価を得ている。
 
登場する怪獣のデザインには特撮作品に関わって来たデザイナーが多数参加し、戦闘シーンは3Dアニメをメインに一部手描きで制作されている。特撮ドラマが原作となっている通り、特撮演出をアニメで再現した映像が特徴であり、グリッドマンや怪獣の重量感のある動きや破壊される建物、揺れる電線など細かい部分まで作りこまれた緻密さがファンの話題となった。同時に90年代のロボットアニメを彷彿とさせる演出もふんだんに盛り込まれており、実写的演出とアニメ特有の演出の融合から、星雲賞メディア部門を獲得するなど高い評価を得ている。
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本作のヒットを受けて2019年にはアニメのコミカライズに加えて本編8話と9話の間を描く外伝小説が発売された。また、2021年より『グリッドマン』の世界観を用いた包括IPプロジェクト『GRIDMAN UNIVERSE』が発足され、小説や漫画で複数のスピンオフ作品が展開。同年4月には同プロジェクトに基づいた新作アニメ第2弾『SSSS.DYNAZENON』が放送された。
 
本作のヒットを受けて2019年にはアニメのコミカライズに加えて本編8話と9話の間を描く外伝小説が発売された。また、2021年より『グリッドマン』の世界観を用いた包括IPプロジェクト『GRIDMAN UNIVERSE』が発足され、小説や漫画で複数のスピンオフ作品が展開。同年4月には同プロジェクトに基づいた新作アニメ第2弾『SSSS.DYNAZENON』が放送された。
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2023年3月24日には『SSSS.DYNAZENON』と共演する劇場版『グリッドマンユニバース』が公開。それに合わせて「SSSS.GRIDMAN」と「SSSS.DYNAZENON」のTVシリーズをまとめた総集編「劇場総集編『SSSS.GRIDMAN』」と「劇場総集編『SSSS.DYNAZENON』」が2週間の期間限定で2023年1月、3月にそれぞれ公開された。
    
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/30]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/30]]
 
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*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
 
=== グリッドマン同盟 ===
 
=== グリッドマン同盟 ===
 
;[[響裕太]]
 
;[[響裕太]]
 
:本作の主人公。グリッドマンとアクセスフラッシュ(合体)できる[[記憶喪失]]の少年。
 
:本作の主人公。グリッドマンとアクセスフラッシュ(合体)できる[[記憶喪失]]の少年。
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;[[宝多六花]]
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:本作のヒロイン。裕太のクラスメイト。
 
;[[内海将]]
 
;[[内海将]]
 
:裕太のクラスメイトであり親友。特撮オタク。
 
:裕太のクラスメイトであり親友。特撮オタク。
;[[宝多六花]]
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:本作のヒロイン。裕太のクラスメイト。
      
=== ツツジ台高校 ===
 
=== ツツジ台高校 ===
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:もう一人の主人公。パソコンの中から裕太に呼び掛けるハイパーエージェントを名乗る超人。
 
:もう一人の主人公。パソコンの中から裕太に呼び掛けるハイパーエージェントを名乗る超人。
 
;[[グリッドナイト]]
 
;[[グリッドナイト]]
:アンチがグリッドマンに対抗するためにパワーアップした姿。
+
:アンチが得た新たな形態。グリッドマンに類似した姿を持つ。
    
=== アシストウェポン ===
 
=== アシストウェポン ===
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スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/30]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/30]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
    
;[[グールギラス]]
 
;[[グールギラス]]
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== 用語 ==
 
== 用語 ==
 
;[[ツツジ台]]
 
;[[ツツジ台]]
:本作の舞台となる街。
+
:本作の舞台となる街。東京都ネリマ市に存在している。
 
;ツツジ台高校
 
;ツツジ台高校
 
:裕太達が通う高校。
 
:裕太達が通う高校。
;グリッドマン同盟
+
;[[グリッドマン同盟]]
 
:裕太、将、六花の三人が結成した怪獣から街を守るための同盟。
 
:裕太、将、六花の三人が結成した怪獣から街を守るための同盟。
;新世紀中学生
+
;[[新世紀中学生]]
:グリッドマンをサポートする黒服の四人組。アシストウェポンに変身し、グリッドマンと強化合体する。名前の由来は「かつて世界を救った中学生たちのおかげで21世紀という新世紀が迎えられた事に敬意を表して」名乗っていることがボイスドラマで明かされた<ref>後年『GRIDMAN UNIVERSE』で発表されたスピンオフ作品でも、別世界で新世紀中学生を名乗る人物達が登場している。</ref>。
+
:グリッドマンをサポートする黒服の四人組。アシストウェポンに変身し、グリッドマンと強化合体する。
;ジャンクショップ「絢」
+
;[[絢]]
 
:六花の母が営むリサイクルショップ。中には喫茶店が併設されているという風変わりな店。
 
:六花の母が営むリサイクルショップ。中には喫茶店が併設されているという風変わりな店。
;ジャンク
+
;[[ジャンク]]
:絢の店内に置いてある旧式パソコン。旧式といっても数万円の値段が付いている。
+
:絢の店内に置いてある旧式パソコン。普段は画面にグリッドマンが映し出され、戦闘時には外で戦うグリッドマン達の様子が映し出される。
:普段は画面にグリッドマンが映し出され、戦闘時には外で戦うグリッドマン達の様子が映し出される。
   
;プライマルアクセプター
 
;プライマルアクセプター
 
:裕太がグリッドマンから受け取った変身アイテム。ジャンクに向けながら「アクセスフラッシュ」と唱えることでグリッドマンと合体できる。グリッドマンの左腕にも同じものが装着されており、必殺技を使用する際に用いられる。
 
:裕太がグリッドマンから受け取った変身アイテム。ジャンクに向けながら「アクセスフラッシュ」と唱えることでグリッドマンと合体できる。グリッドマンの左腕にも同じものが装着されており、必殺技を使用する際に用いられる。
 
;[[怪獣]]
 
;[[怪獣]]
 
:新条アカネが「バロック」と呼ばれる真珠状の物質を埋め込んで作り上げた人形を元に、アレクシスの「インスタンス・アブリアクション」によって実体化した存在。それ自体は生物としての活動はしておらず、主に製作者であるアカネの情動に基づいて行動する。
 
:新条アカネが「バロック」と呼ばれる真珠状の物質を埋め込んで作り上げた人形を元に、アレクシスの「インスタンス・アブリアクション」によって実体化した存在。それ自体は生物としての活動はしておらず、主に製作者であるアカネの情動に基づいて行動する。
 +
:バロックは『ウルトラマンダイナ』(SRW未参戦)が初出であるが、本作や『SSSS.DYNAZENON』との関連性は不明。
 +
;レプリコンポイド
 +
:アカネが「コンピュータ・ワールド」の住人として作り上げた人工生命体。この存在は全員が創造主であるアカネを好きになるように設定されており、彼女から与えられた記憶によって自分自身を人間と信じ込み続けている。
 
;ウルトラシリーズ
 
;ウルトラシリーズ
:[[劇中劇|劇中で扱われている特撮テレビドラマシリーズ]]。1966年放送の『ウルトラQ』から始まる円谷プロダクション制作の特撮ドラマ「ウルトラシリーズ」の事を指しており、劇中の小物も「ウルトラシリーズ」出典のものが多い。<ref>「ウルトラ'''マン'''シリーズ」と言われることもあるが、その場合『ウルトラQ』といったウルトラマンが登場しない作品は含まれない事が多い。</ref><ref>『30』では版権事情によるものか、名称は出ているものの小物類は未登場もしくはデザインが差し替えられている。</ref>
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:[[劇中劇|劇中で扱われている特撮テレビドラマシリーズ]]。1966年放送の『ウルトラQ』から始まる円谷プロダクション制作の特撮ドラマ「ウルトラシリーズ」の事を指しており、劇中の小物も「ウルトラシリーズ」出典のものが多い<ref>「ウルトラ'''マン'''シリーズ」と言われることもあるが、その場合『ウルトラQ』といったウルトラマンが登場しない作品は含まれない事が多い。</ref><ref>『30』では版権事情によるものか、名称は出ているものの小物類は未登場もしくはデザインが差し替えられている。</ref>
    
== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
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== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 +
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 +
:2023年3月のイベント「憑・依」期間限定参戦。当初は期間限定だったが、2023年11月にイベントごと恒常化。
 +
:参戦名義としては本作のみだが、劇場版『グリッドマン ユニバース』からグリッドマンの新形態がSSR必殺技ユニットパーツの演出内で登場する。なお、タイトルロゴは総集編劇場版のものが使用されており、版権表記は『グリッドマン ユニバース』のものになっている。
 +
:イベントシナリオでは[[グリッドマン]]のみ単独で登場していたが、恒常化以降は裕太やアシストウェポンたちも戦闘演出などに登場するようになる。
 
;[[スーパーロボット大戦30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30]]
:初参戦作品。『[[勇者警察ジェイデッカー]]』や『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』との絡みが多い。
+
:初参戦作品。原作再現に関しては最初の1、2話と最終回はしっかり再現されるものの、それ以外は'''要所以外ではツツジ台に全く立ち寄らない'''ためあまり再現されず、立ち絵が存在するツツジ住民も殆ど登場しない。だが裕太達グリッドマン同盟は会話シーンでの出番が多くグリッドマンの性能も強力なので扱いは良い。
:ウルトラシリーズに関しては、原作通りシリーズ名称がぼかされることなくそのまま使われている。また、そのウルトラシリーズに関連する『[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]』もDLCにて参戦し、共演が実現している。
+
:基本的には『[[勇者警察ジェイデッカー]]』や『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』との絡みが多く、前者とは兼ね合い再現が多い。ウルトラシリーズに関しては、原作通りシリーズ名称がぼかされることなくそのまま使われており、世界観の謎を活かしたトリックとしても機能している。
 +
:また、ウルトラシリーズの1つである『[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]』とも共演しているが、今回は作品をまたいだ合体攻撃はないとラジオ<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=TiSwo7mUzFE 「うますぎWAVE」第771回]</ref>にて先んじて言及されている。ただし、シナリオ上では絡みが多い。
 +
:更に、エクストラチャプターのEDにおいては[[アンチ]]と[[怪獣少女アノシラス (2代目)|アノシラス]]が共に旅立つという、続編『SSSS.DYNAZENON』への繋がりを示唆する描写もある。
   −
== 各話リスト ==
+
== 各話リスト==
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
! 話数 !! サブタイトル !! 登場怪獣 !! 備考 !! 再現スパロボ
+
!話数 !!サブタイトル!!登場怪獣!!備考 !! 再現スパロボ
 
|-
 
|-
| 第1回 || 覚・醒 || [[グールギラス]] || || 『30』
+
|第1回 ||覚・醒||[[グールギラス]]|| ||『30』
 
|-
 
|-
| 第2回 || 修・復 || [[デバダダン]] || || 『30』
+
| 第2回||修・復||[[デバダダン]]|| ||『30』
 
|-
 
|-
| 第3回 || 敗・北 || [[アンチ]] || ||  
+
|第3回||敗・北||[[アンチ]]|| ||
 
|-
 
|-
| 第4回 || 疑・心 || ゴングリー || ||  
+
|第4回||疑・心||ゴングリー|| ||
 
|-
 
|-
| 第5回 || 挑・発 || ゴーヤベック || ||  
+
|第5回||挑・発||ゴーヤベック|| ||
 
|-
 
|-
| 第6回 || 接・触 || [[怪獣少女アノシラス (2代目)|アノシラス(2代目)]]||  ||  
+
|第6回||接・触||[[怪獣少女アノシラス (2代目)|アノシラス(2代目)]]|| ||
 
|-
 
|-
| 第7回 || 策・略 || ヂリバー || ||  
+
|第7回||策・略||ヂリバー|| ||
 
|-
 
|-
| 第8回 || 対・立 || [[メカグールギラス]] || ||  
+
|第8回|| 対・立||[[メカグールギラス]]|| ||
 
|-
 
|-
| 第9回 || 夢・想 || バジャック || ||  
+
|第9回||夢・想||バジャック|| ||
 
|-
 
|-
| 第10回 || 崩・壊 || [[ナナシ (SSSS.GRIDMAN)|ナナシ(A・B)]] ||  ||  
+
|第10回||崩・壊||[[ナナシ (SSSS.GRIDMAN)|ナナシ(A・B)]]|| ||『30』
 
|-
 
|-
| 第11回 || 決・戦 || 再生産怪獣軍団<ref>アンチとナナシB以外の倒されたすべての怪獣を再生させたもの。コアであるバロックを持たないため怪獣達の紅い目や発光部分がすべて消えている。</ref> ||  ||  
+
|第11回||決・戦||再生産怪獣軍団<ref>アンチとナナシB以外の倒されたすべての怪獣を再生させたもの。コアであるバロックを持たないため怪獣達の紅い目や発光部分がすべて消えている。</ref> || ||『30』
 
|-
 
|-
| 第12回 || 覚醒 || [[ゼッガー]]<br />[[アレクシス・ケリヴ|巨大アレクシス・ケリヴ]]<br/>アノシラス ||  ||  
+
|第12回||覚醒||[[ゼッガー]]<br />[[アレクシス・ケリヴ|巨大アレクシス・ケリヴ]]<br />アノシラス|| ||『30』
 
|}
 
|}
 
上記のほか、第12回を除く各回の放送終了後、Youtubeで短編のボイスドラマが1話ずつ配信されていた(放送後1週間限定)。内容は、本編を補足するものから短い後日談、キャラクターの掘り下げがなされるものまで様々。後に映像ソフトの特典として付属したほか、ソフト限定の新作ボイスドラマ4本が制作されている。
 
上記のほか、第12回を除く各回の放送終了後、Youtubeで短編のボイスドラマが1話ずつ配信されていた(放送後1週間限定)。内容は、本編を補足するものから短い後日談、キャラクターの掘り下げがなされるものまで様々。後に映像ソフトの特典として付属したほか、ソフト限定の新作ボイスドラマ4本が制作されている。
   −
== 余談 ==
+
==余談==
 
*『電光超人グリッドマン』は、1993年当時まだ一般への認知度が低かったインターネットを題材とした作品であり、コンピュータ内部に存在する[[異世界]]「コンピュータワールド」を舞台にグリッドマンと、彼と敵対する魔王カーンデジファーが送り込む怪獣との戦いを描くという内容であった。
 
*『電光超人グリッドマン』は、1993年当時まだ一般への認知度が低かったインターネットを題材とした作品であり、コンピュータ内部に存在する[[異世界]]「コンピュータワールド」を舞台にグリッドマンと、彼と敵対する魔王カーンデジファーが送り込む怪獣との戦いを描くという内容であった。
 
**怪獣がコンピュータワールドで暴れると、それに紐付けされたコンピュータや家電製品が暴走し、それによって引き起こされる事件を主人公達が解決していくのが大まかな話の流れとなる。また、コンピュータ上で戦うヒーローという特性は、中学生の少年少女がグリッドマンをサポートするプログラムやアシストウェポンを作り出すという設定を提供する土壌にもなった。
 
**怪獣がコンピュータワールドで暴れると、それに紐付けされたコンピュータや家電製品が暴走し、それによって引き起こされる事件を主人公達が解決していくのが大まかな話の流れとなる。また、コンピュータ上で戦うヒーローという特性は、中学生の少年少女がグリッドマンをサポートするプログラムやアシストウェポンを作り出すという設定を提供する土壌にもなった。
244行目: 255行目:  
**また、ロボットアニメに近くなった事について監督の雨宮氏は『SSSS.GRIDMAN超全集』にて「深夜アニメの客層は特撮は別ジャンルとして見ており、そういった層を取り込むために美少女キャラやロボットを配置した。そういう意味では元々ロボットが登場する『グリッドマン』は相性が良かった」と述べている。
 
**また、ロボットアニメに近くなった事について監督の雨宮氏は『SSSS.GRIDMAN超全集』にて「深夜アニメの客層は特撮は別ジャンルとして見ており、そういった層を取り込むために美少女キャラやロボットを配置した。そういう意味では元々ロボットが登場する『グリッドマン』は相性が良かった」と述べている。
 
*監督の雨宮氏は2015年に日本アニメ(ーター)見本市で原作『グリッドマン』のいくつかの場面をアニメ化したショートアニメを発表しており、それ以前から円谷プロに「ウルトラシリーズ」のアニメ化を打診していたという。「ウルトラシリーズ」については難しいとの返答を受けたものの、『グリッドマン』か『アンドロメロス』ならば良いと返答を受け、リアルタイムで視聴していた『グリッドマン』を題材とすることとなった。
 
*監督の雨宮氏は2015年に日本アニメ(ーター)見本市で原作『グリッドマン』のいくつかの場面をアニメ化したショートアニメを発表しており、それ以前から円谷プロに「ウルトラシリーズ」のアニメ化を打診していたという。「ウルトラシリーズ」については難しいとの返答を受けたものの、『グリッドマン』か『アンドロメロス』ならば良いと返答を受け、リアルタイムで視聴していた『グリッドマン』を題材とすることとなった。
*タイトルの『SSSS』は『電光超人グリッドマン』の海外版『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』から取られていると思われる。
+
*タイトルの『SSSS』は『電光超人グリッドマン』の海外版『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』から取られていると思われる。作中最終話で明示された際は「Special Signature to Save a Soul(特殊指令魂の救済)」となっている。
 
**なお、タイトルを読む際『SSSS』の部分は発音しない。
 
**なお、タイトルを読む際『SSSS』の部分は発音しない。
 
*劇中では「ウルトラシリーズ」の怪獣フィギュアや実在の雑誌『宇宙船』の他、『電光超人グリッドマン』に関連したガジェットや名前が登場するファンサービス的シーンが存在する。
 
*劇中では「ウルトラシリーズ」の怪獣フィギュアや実在の雑誌『宇宙船』の他、『電光超人グリッドマン』に関連したガジェットや名前が登場するファンサービス的シーンが存在する。
 
**本作の放送終了後には、同じ円谷プロ原案のアニメ作品である『[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]』へのバトンタッチCMが放映された。
 
**本作の放送終了後には、同じ円谷プロ原案のアニメ作品である『[[ULTRAMAN (アニメ)|ULTRAMAN]]』へのバトンタッチCMが放映された。
*三森すずこや湯浅かえでなどウルトラシリーズに出演経験のある声優が参加しており、キャリバー役の高橋良輔など、ウルトラシリーズ以外での特撮出演者のキャスティングも多い(高橋は後にウルトラシリーズの声優として参加した)。
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*三森すずこ氏や湯浅かえで氏などウルトラシリーズに出演経験のある声優が参加しており、キャリバー役の高橋良輔氏など、ウルトラシリーズ以外での特撮出演者のキャスティングも多い(高橋氏も後にウルトラシリーズの声優として参加している)。
 
*『電光超人グリッドマン』の主人公・翔直人を演じた小尾昌也氏がチョイ役として出演している(第6話でジャンクショップを訪れた客役)。
 
*『電光超人グリッドマン』の主人公・翔直人を演じた小尾昌也氏がチョイ役として出演している(第6話でジャンクショップを訪れた客役)。
 
*本作の登場人物の名前や役柄は、『電光超人グリッドマン』の続編として企画されていた『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』から流用された物。この他、本作では『グリッドマン』で使われなかった没ネタ、掘り下げられなかった設定などをピックアップしつつ世界観を構築している。
 
*本作の登場人物の名前や役柄は、『電光超人グリッドマン』の続編として企画されていた『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』から流用された物。この他、本作では『グリッドマン』で使われなかった没ネタ、掘り下げられなかった設定などをピックアップしつつ世界観を構築している。
254行目: 265行目:  
*元の『電光超人グリッドマン』はタカラ(現タカラトミー)から玩具を販売していたが、本作ではグッドスマイルカンパニー、バンダイ等複数社がグッズを手掛けている。一方で、『GRIDMAN UNIVERSE』プロジェクトは企画段階でタカラトミーが大きく関与しており、タカラトミーのIPコンテンツである『ダイアクロン』とのコラボレーションも行われている。
 
*元の『電光超人グリッドマン』はタカラ(現タカラトミー)から玩具を販売していたが、本作ではグッドスマイルカンパニー、バンダイ等複数社がグッズを手掛けている。一方で、『GRIDMAN UNIVERSE』プロジェクトは企画段階でタカラトミーが大きく関与しており、タカラトミーのIPコンテンツである『ダイアクロン』とのコラボレーションも行われている。
   −
== 脚注 ==
+
==脚注==
 
<references />  
 
<references />  
   −
== 商品情報 ==
+
==商品情報==
=== [[Blu-ray]] ===
+
===[[Blu-ray]]===
 
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=== [[DVD]] ===
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=== 楽曲関連 ===
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=== レンタルビデオ・動画配信 ===
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