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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gon Jem]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Gon Jem]]<ref>[http://www.dragonar.net/character/g07.php CHARACTERS]、機甲戦記ドラグナー公式サイト、2022年1月6日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|機甲戦記ドラグナー}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|機甲戦記ドラグナー}}
 
| 声優 = {{声優|加藤治|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|加藤治|SRW=Y}}
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人
+
| 種族 = [[種族::地球人]]
| 性別 = 男
+
| 性別 = [[性別::]]
 
| 生年月日 = 2037年8月12日
 
| 生年月日 = 2037年8月12日
 
| 年齢 = [[年齢::50]]歳
 
| 年齢 = [[年齢::50]]歳
| 身長 = 185 cm
+
| 身長 = [[身長::185 cm]]
| 血液型 = O型
+
| 血液型 = [[血液型::O]]型
 
| 所属組織 = {{所属 (人物)|ギガノス帝国}}
 
| 所属組織 = {{所属 (人物)|ギガノス帝国}}
 
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|グン・ジェム隊}}
 
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|グン・ジェム隊}}
| 役職 = 隊長
+
| 役職 = [[役職::隊長]]
 
| 階級 = [[階級::大佐]]
 
| 階級 = [[階級::大佐]]
 
| 趣味 = 金<br>女
 
| 趣味 = 金<br>女
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短気で粗暴で残忍で狡猾、好色にして金儲けに目が無い。同じギガノスでも、別部隊に対しては容赦なく金を要求したり、対立関係にある場合は殺害まで視野に入れるほど。その反面、いち早く敵の計画を見抜くなど戦略眼に優れ、悪知恵が働く。
 
短気で粗暴で残忍で狡猾、好色にして金儲けに目が無い。同じギガノスでも、別部隊に対しては容赦なく金を要求したり、対立関係にある場合は殺害まで視野に入れるほど。その反面、いち早く敵の計画を見抜くなど戦略眼に優れ、悪知恵が働く。
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だが、意外にも部下の面倒見が良く(サーベルで当たり散らしたりはしていたが)、部下達からは慕われていた。特に、四天王の[[ゴル]]と[[ガナン]]が戦死した際は、機体の損傷も顧みず[[ゲイザム]]で出撃しようとした……が、試作型の[[ギルガザムネ]]を持ち出して挑んだ弔い合戦の際、思考コントロールシステムの暴走により味方である[[ジン (ドラグナー)|ジン]]を殺害してしまう。その後、再びギルガザムネでドラグナーに挑むが、機体の欠陥もあり撃破され戦死する。
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また、意外にも部下の面倒見が良く(サーベルで当たり散らしたりはしていたが)、部下達からは慕われていた。特に、四天王の[[ゴル]]と[[ガナン]]が戦死した際は、機体の損傷も顧みず[[ゲイザム]]で出撃しようとした……が、試作型の[[ギルガザムネ]]を持ち出して挑んだ弔い合戦の際、思考コントロールシステムの暴走により味方である[[ジン (ドラグナー)|ジン]]を殺害してしまう。その後、再びギルガザムネでドラグナーに挑むが、機体の欠陥もあり撃破され戦死する。
   −
アニメディア1988年3月号付録の冊子によると、グン・ジェムはもともと、中国奥地のある山村の村長の一人息子で、勉強家の青年で未来の村長と思われたほどだった。しかし20歳の頃に徴兵された戦場で、始めて人を殺して、快感を覚えて良心を失ってしまい、現在の性格になる。また元は細身の青年だったが、度重なる手術で整形が加わり現在の外見になったことが語られている。腹は出ているものの、設定画によればこれは相撲取りのように筋肉を伴ったものである。
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アニメディア1988年3月号付録の冊子によると、グン・ジェムはもともと、中国奥地のある山村の村長の一人息子で、勉強家の青年で未来の村長と思われたほどだった。しかし20歳の頃に徴兵された戦場で、初めて人を殺して、快感を覚えて良心を失ってしまい、現在の性格になる。また元は細身の青年だったが、度重なる手術で整形が加わり現在の外見になったことが語られている。腹は出ているものの、設定画によればこれは相撲取りのように筋肉を伴ったものである。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
基本的には中ボスクラスの敵として登場するのだが、登場タイミングの割にヘタをすれば[[ドルチェノフ]]よりよっぽど強く、初見殺しになり得る。
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基本的には中ボスクラスの敵として登場するのだが、登場タイミングが序盤から中盤という自分の戦力がそこまで整っていない状況下で対立することが多く、取り巻きの四天王も含め原作同様かなりの強敵となり印象に残りやすい。
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特にギルガザムネを持ち出した決戦を中心にヘタをすれば[[ドルチェノフ]]よりよっぽど強く、初見殺しになり得る。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
:音声初収録。ケーンを追い詰めるシーンや、ジン殺害イベントなど、原作を多く再現している。宇宙ルートの[[マイヨ・プラート]]に対し、地上ルートでの強敵として立ちはだかる。[[ギルガザムネ]]の欠陥システムに取り込まれた最終戦では、何名かの自軍キャラから力のみに固執したその末路に憐れみの感情を抱かせた。
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:音声初収録。ケーンを追い詰めるシーンや、ジン殺害イベントなど、原作を多く再現している。宇宙ルートの[[マイヨ・プラート]]に対し、地上ルートでの強敵として立ちはだかる。ルート分岐内の最終戦でのみ[[ギルガザムネ]]に乗り換えるが、原作通り同機の欠陥システムに取り込まれ、何名かの自軍キャラから力のみに固執したその末路に憐れみの感情を抱かせた。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
 
:
 
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:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}
 
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=== 関連作品 ===
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;[[Another Century's Episode]]
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:珍しく[[ギガノス機動要塞]]攻略戦で決着をつけることになる。
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;[[Another Century's Episode Portable]]
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== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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:30話で彼らが補給の為にグン・ジェム隊を訪れた際には快く許可するが、見返りに多額の金を要求する。
 
:30話で彼らが補給の為にグン・ジェム隊を訪れた際には快く許可するが、見返りに多額の金を要求する。
 
;[[ドルチェノフ]]
 
;[[ドルチェノフ]]
:原作では顔を合せなかったが、『[[GC]]/[[XO]]』では面会しており、共に[[ア・バオア・クー]]攻防戦に参加している。また(クーデターによりギガノスを乗っ取った時点の)ドルチェノフより階級が下のはずだが、互いに溜口を聞いている。悪党同士根が合ったのだろうか。
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:原作では顔を合せなかったが、『[[GC]]/[[XO]]』では面会しており、共に[[ア・バオア・クー]]攻防戦に参加している。また(クーデターによりギガノスを乗っ取った時点の)ドルチェノフより階級が下のはずだが、互いにタメ口を聞いている。悪党同士根が合ったのだろうか。
    
=== 地球連合軍 ===
 
=== 地球連合軍 ===
 
;[[ケーン・ワカバ]]
 
;[[ケーン・ワカバ]]
:宿敵。1対1の戦いでは常にグン・ジェムが圧倒していたが、ドラグナー遊撃隊のチームワークの前に敗北する。
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:[[ライバル|宿敵]]。ゴルとガナンを討った張本人のため、特に彼への憎しみが強い。
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:1対1の戦いでは常にグン・ジェムが圧倒していたが、ドラグナー遊撃隊のチームワークの前に敗北する。
 
;[[タップ・オセアノ]]、[[ライト・ニューマン]]
 
;[[タップ・オセアノ]]、[[ライト・ニューマン]]
 
:彼らに対してもほぼ圧倒した。
 
:彼らに対してもほぼ圧倒した。
 
;[[リンダ・プラート]]
 
;[[リンダ・プラート]]
 
:ジンが彼女を捕らえた際には身代金を得ようとした。
 
:ジンが彼女を捕らえた際には身代金を得ようとした。
 +
;[[ラング・プラート]]
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:グン・ジェムを「不俱戴天の敵」と評していた。
 
;ヤム少佐
 
;ヤム少佐
 
:SRW未登場。[[ドラグーン]]部隊を率いてグン・ジェム隊と交戦するが、部下は全滅し彼の乗るドラグーンも大破させられる。
 
:SRW未登場。[[ドラグーン]]部隊を率いてグン・ジェム隊と交戦するが、部下は全滅し彼の乗るドラグーンも大破させられる。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「今ぶっ叩いておかないと取り返しのつかないことになるんだ!!」<br />「俺の息のかかった兵は伝書鳩じゃねえんだ!!」
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;「今ぶっ叩いておかないと取り返しのつかないことになるんだ!!」<br />「重慶には連合軍のドでかい基地があるんだ、それをこんなガキ共のお守とは…、俺の配下が知らせてきたんだよ!」<br />「俺の息のかかった兵は伝書鳩じゃねえんだ!!いつも決まり切った答えには飽き飽きしている!やるのか、やらねぇのか!!」
:26話。グン・ジェムの情報家、戦略家としての能力が伺える一幕。彼は二ヶ月も前から連合軍の[[ドラグーン]]建造を察知し出撃許可を申請し続けていたが司令からは許可を得られなかった。結果、彼の予言通り取り返しのつかないことになり、ギガノス帝国は滅亡する。帝国圧倒的有利のこの状況から敗北を予測した帝国側の人間はグン・ジェムだけである。
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:26話。グン・ジェムの情報家、戦略家としての能力が伺える一幕。彼は二ヶ月も前から連合軍の[[ドラグーン]]建造を察知し出撃許可を申請し続けていたが、グン・ジェム隊にはドラグナー討伐の任務が出ていたことを理由に司令からは許可を得られなかった。結果、彼の予言通り取り返しのつかないことになり、ギガノス帝国は滅亡する。帝国圧倒的有利のこの状況から敗北を予測した帝国側の人間はグン・ジェムだけである。
 +
;「フハハハハハハ!お出迎えは新型のピカピカか!んなもんは目じゃねぇ、ぶっ叩け!!」<br />「ンハハハハハハ、新兵さんらしいな!死にてぇのはどいつだ!?」
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:26話より、[[シュワルグ]]2機を引き連れヤム少佐率いるドラグーン部隊と交戦した時の台詞。この直前にヤム少佐の部下が操縦するドラグーンが模擬戦でドラグナーチームを圧倒する成績を出していたのだが、セオリーを無視した戦い方をするグン・ジェムには全く通用せず、1機また1機と[[ゲイザム]]の振るう青龍刀に斬り裂かれヤム少佐の機体もなす術なく大破させられてしまった。
 
;「ゴル大尉!食事の時ぐらいは作法を守れ!ジン中尉を見習うんだ!」
 
;「ゴル大尉!食事の時ぐらいは作法を守れ!ジン中尉を見習うんだ!」
 
:食事のマナーがなっていないゴルを叱りつけた台詞。グン・ジェムにしては意外に律儀な一場面。
 
:食事のマナーがなっていないゴルを叱りつけた台詞。グン・ジェムにしては意外に律儀な一場面。
 
;「わしゃ人様の物に手をつける奴はでぇ嫌ぇだ!」
 
;「わしゃ人様の物に手をつける奴はでぇ嫌ぇだ!」
 
:第29話より。リンダを巡り争ったジンとゴルを仲裁し、リンダは攫って来たジンの物としてゴルを叱った台詞。略奪や恐喝の限りを尽くしているグン・ジェムにしては説得力の無い台詞にも見えるが、ここでグン・ジェムが発した「人様の物」とは'''「仕留めた獲物」'''という意味であり「他人の仕留めた獲物を横取りするような真似はするな」という略奪者なりにものの道理を説いた台詞でもある。
 
:第29話より。リンダを巡り争ったジンとゴルを仲裁し、リンダは攫って来たジンの物としてゴルを叱った台詞。略奪や恐喝の限りを尽くしているグン・ジェムにしては説得力の無い台詞にも見えるが、ここでグン・ジェムが発した「人様の物」とは'''「仕留めた獲物」'''という意味であり「他人の仕留めた獲物を横取りするような真似はするな」という略奪者なりにものの道理を説いた台詞でもある。
;「名誉だと!?あいつに傷つくような名誉なんかあんのか?」
+
;「名誉だと?あいつに傷つくような名誉なんてあんのかぁ?」
 
:31話でゴルがゲルポック隊に一方的に喧嘩を売ったときの台詞。これを聞いてガナンは高笑いを上げた。この後ゴルはゲルポック隊に軽くあしらわれた。
 
:31話でゴルがゲルポック隊に一方的に喧嘩を売ったときの台詞。これを聞いてガナンは高笑いを上げた。この後ゴルはゲルポック隊に軽くあしらわれた。
 
;「馬鹿野郎、てめぇの命1個で解決できるなら、とっくに俺達は戦争に勝ってんだよ!」
 
;「馬鹿野郎、てめぇの命1個で解決できるなら、とっくに俺達は戦争に勝ってんだよ!」
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;「かわいい部下の仇!貴様らを…地獄へたたき落としてくれるわぁ!」
 
;「かわいい部下の仇!貴様らを…地獄へたたき落としてくれるわぁ!」
 
:36話より。ゴルの仇を討つためにドラグナーへの復讐に燃えた台詞。上述のセリフと合わせてどれだけ部下を大切にしていたかが伺える。
 
:36話より。ゴルの仇を討つためにドラグナーへの復讐に燃えた台詞。上述のセリフと合わせてどれだけ部下を大切にしていたかが伺える。
;「こいつをワシに合わせて調整しろ」<br />科学者「冗談は言わんでください。いくらあんたでも、極秘扱いの試作機を持ち出せるわけが…」<br />「なにぃ!?ワシは冗談は好かぬ!」<br />科学者「しかし…この試作機…ギルガザムネ…未だ…テストパイロットさえ…乗りこなせないんだ…」<br />「ワシを何だと思ってる?ワシなら出来る、こいつが乗ってくれと言っとるんだ!」
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;「こいつをワシに合わせて調整しろ」<br />所長「冗談は言わんでください。いくらあんたでも、極秘扱いの試作機を持ち出せるわけが…」<br />「なにぃ!?ワシは冗談は好かぬ!」<br />所長「しかし…この試作機…ギルガザムネ…未だ…テストパイロットさえ…乗りこなせないんだ…」<br />「ワシを何だと思ってる?ワシなら出来る、こいつが乗ってくれと言っとるんだ!それとも何か!?この俺じゃ不足だとでもいうのか!?」<br />所長「う…ああ…わかった、やってみよう!」
:39話より。ゴルに続いてガナンも喪い、ドラグナーへの復讐に燃えるグン・ジェムは秘密工場で極秘裏に開発されていた[[ギルガザムネ]]に目を付け、誰も乗りこなせないと主張する科学者の首根っこを掴み強引にテストパイロットに志願する。
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:38話より。ゴルに続いてガナンも喪い、ドラグナーへの復讐に燃えるグン・ジェムは秘密工場で極秘裏に開発されていた[[ギルガザムネ]]に目を付け、誰も乗りこなせないと主張する秘密工場の所長の首根っこを掴み強引にテストパイロットに志願する。
 
;「遅い!これはゴルの分!」<br />「もはや貴様の見切りは通用せんわ!これはガナンの分だッ!」
 
;「遅い!これはゴルの分!」<br />「もはや貴様の見切りは通用せんわ!これはガナンの分だッ!」
 
:ゴルとガナンの仇に燃えるグン・ジェムがドラグナー1型を攻撃した際の台詞。少年漫画にありがちな言い回しっぽい。
 
:ゴルとガナンの仇に燃えるグン・ジェムがドラグナー1型を攻撃した際の台詞。少年漫画にありがちな言い回しっぽい。
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;「しゃ、しゃらくせぇ…! うげえええええええ!! もう少しだ…ええい、もう少しでドラグナーを殺れるのに…!!」<br />「ぎゃあああああ!!負けんぞ、負けんぞぉぉぉっ!!」
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:ドラグナー1型への止めの一撃を真剣白刃取りで受け止められた際の台詞。超人的な身体能力を持つグン・ジェムだったが、ギルガザムネのシステムの負荷には耐えきれずついに異変をきたしてしまう。
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;「うわあああああああっ!!そこかぁぁぁぁぁっ!!死ねぇぇぇぇっ!!」
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:ギルガザムネのシステムの欠陥により狂乱状態に陥ったグン・ジェム。そんな彼を止めようとしたジンだったが、見境の無くなったグン・ジェムにドラグナーと誤認されてしまい[[スタークダウツェン]]諸共一刀両断にされてしまった。
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;「てめぇら、何でおっ死にやがった、このクソッタレどもがぁ!!オタンコナス、このバカタレがぁ!!があ~、もう、てめぇらだけ先に逝きやがってこのバカ野郎どもがぁ!!」<br />「ハァ…ハァ…何でワシを残しておっ死んじまったんだ…ワシにとっちゃてめえ達は息子みたいなもんだったのに…ゴルよ…ガナン…ジン……」
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:39話冒頭で、ゴル・ガナンに続いてジンも喪い、グン・ジェムは荒れに荒れて飲んだくれて三人の遺影を刀で切り刻んでしまう。しかしその目には涙を浮かべており、本当に部下たちを家族同然のように想っていたことが窺える。ただし本人の意思ではないとはいえ'''ジンを殺したのはグン・ジェム自身である'''。
 
;「くっ、くそぉ~!ゴルよ!ガナンよ!ジンよ!ワシに力を貸してくれやぁ! そして仇を討たせてくれぇ~!!うりゃああああ!」
 
;「くっ、くそぉ~!ゴルよ!ガナンよ!ジンよ!ワシに力を貸してくれやぁ! そして仇を討たせてくれぇ~!!うりゃああああ!」
:40話でのドラグナーとの最後の戦いでシステムの欠陥に苦しめられながらも気迫で戦おうとした際の台詞。しかし本人の意思ではないとはいえ'''ジンを殺したのはグン・ジェム自身である'''。
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:39話でのドラグナーとの最後の戦いでシステムの欠陥に苦しめられながらも気迫で戦おうとした際の台詞。前述の通りジンを殺したのはグン・ジェム自身だったのだが。状況が状況だったためか、グン・ジェム自身にはジンを斬った自覚がないようである。
;「わしゃ死なん!!貴様達をブッ殺すまで!わ、わしゃ死なんぞぉぉぉぉぉ!!!」
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;「うぐぐ…なぜだ…なぜワシが…あんなガキごときに……」<br />「わしゃ死なん!!貴様達をブッ殺すまで!わ、わしゃ死なんぞぉぉぉぉぉ!!!」
 
:ドラグナー1型と相打ち同然になりながらも再び戦おうとした際の台詞。しかし、この台詞の直後に機体は爆発し、グン・ジェムは壮絶な最期を遂げる。
 
:ドラグナー1型と相打ち同然になりながらも再び戦おうとした際の台詞。しかし、この台詞の直後に機体は爆発し、グン・ジェムは壮絶な最期を遂げる。
   148行目: 167行目:  
;ガナン「脱出装置が動かねえ。た、大佐ぁぁぁぁっっ!」<br/>「バ、バカ野郎~~~~っ!」
 
;ガナン「脱出装置が動かねえ。た、大佐ぁぁぁぁっっ!」<br/>「バ、バカ野郎~~~~っ!」
 
;ジン「ちょ、直撃だと!?な、なんでこんな奴らにぃっ!」<br/>「ジン!? おめえらしくねえぞ。こんな死に方はよ!」
 
;ジン「ちょ、直撃だと!?な、なんでこんな奴らにぃっ!」<br/>「ジン!? おめえらしくねえぞ。こんな死に方はよ!」
:第18話「鍛えよ、勝つために」or「ネオホンコン、炎上」で、それぞれグン・ジェム本人より先に部下を撃墜した時の台詞。本作ではこの話で3人とグン・ジェムが死亡するが、部下想いの一面はこの撃墜時のイベントで再現され、会話発生ごとに気力が+10される。上記3人を全員撃墜すると'''「ゴル、ガナン、ジン。ちきしょう、ロンド・ベルの奴らめ! 殺してやる。殺してやるぞぉ!」'''と、さらに台詞が追加される。
+
:第18話「鍛えよ、勝つために」or「ネオホンコン、炎上」で、それぞれグン・ジェム本人より先に部下を撃墜した時の台詞。本作ではこの話で3人とグン・ジェムが死亡するが、部下想いの一面はこの撃墜時のイベントで再現され、会話発生ごとに気力が+10される。上記3人を全員撃墜すると'''「ゴル、ガナン、ジン。ちきしょう、ロンド・ベルの奴らめ! 殺してやる。殺してやるぞぉ!」'''と、さらに台詞が追加されるほか、この地点でミンが生存しているとミンがグン・ジェムを気遣う台詞を吐く。
 
:ちなみにゴルとガナンは原作を意識した台詞だが、ガナンは原作と比べやや言い回しが異なる<ref>原作ではガナンの死には「バカタレがぁぁっ!」と叫んでいる。</ref>。また、ジンだけは原作での死の都合上完全にスパロボオリジナルの台詞だが、原作においてもジンらしくない死に方をしているのは皮肉である。
 
:ちなみにゴルとガナンは原作を意識した台詞だが、ガナンは原作と比べやや言い回しが異なる<ref>原作ではガナンの死には「バカタレがぁぁっ!」と叫んでいる。</ref>。また、ジンだけは原作での死の都合上完全にスパロボオリジナルの台詞だが、原作においてもジンらしくない死に方をしているのは皮肉である。
 
;ミン「大佐あああっ!」
 
;ミン「大佐あああっ!」
160行目: 179行目:  
;グン・ジェム「………」<br/>ミン「どうしたんだい、大佐?」<br/>グン・ジェム「いや何、いつものパターンだとあのカブキ野郎がやって来るところだからな。ちょいと心の準備をしとった」
 
;グン・ジェム「………」<br/>ミン「どうしたんだい、大佐?」<br/>グン・ジェム「いや何、いつものパターンだとあのカブキ野郎がやって来るところだからな。ちょいと心の準備をしとった」
 
:上述の続き。重慶ルートでロムの登場に度胆を抜かれたのが相当悔しかったらしく、今度は驚くまいと心を落ち着けていた。とはいえ、このステージにはロムは登場せず、代わりに[[レイナ・ストール|レイナ]]一行が出て来る。
 
:上述の続き。重慶ルートでロムの登場に度胆を抜かれたのが相当悔しかったらしく、今度は驚くまいと心を落ち着けていた。とはいえ、このステージにはロムは登場せず、代わりに[[レイナ・ストール|レイナ]]一行が出て来る。
;「かっこいいねえ!正義の味方のつもりかい、兄さん! だがよ!てめえみたいな野郎を見てるとワシは虫唾が走るんだよ!」
+
;「かっこいいねえ!正義の味方のつもりかい、兄さん!」<br />「だがよ!てめえみたいな野郎を見てるとワシは虫唾が走るんだよ!」
 
:同話に於ける[[デューク・フリード|デューク]]との戦闘前会話。デュークの言い回しがロムを想起させるのか、妙にエキサイトしている。
 
:同話に於ける[[デューク・フリード|デューク]]との戦闘前会話。デュークの言い回しがロムを想起させるのか、妙にエキサイトしている。
 
;「馬鹿言うんじゃねえ! あいつらが…ワシの可愛いあいつらがそう簡単に死ぬはずがねえ!!」
 
;「馬鹿言うんじゃねえ! あいつらが…ワシの可愛いあいつらがそう簡単に死ぬはずがねえ!!」
:地上ルート第31話「暴悪の鎧武者」より。同話では先行した[[ゴル]]と[[ガナン]]が死亡した後に現れ、衝撃を受ける。最初はその可能性を否定するも、共に現れた部下がゴルとガナンの死を確信してしまい…。
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:地上ルート第31話「暴悪の鎧武者」より。同話では先行した[[ゴル]]と[[ガナン]]が死亡した後に現れ、衝撃を受ける。最初はその可能性を否定するも、共に現れた部下が脱出した痕跡が無い事からゴルとガナンの死を確信してしまい…。
 
;「ゆ、許さねえ…!! 許さねえぞ、マグネイト・テン!!」<br />「よくも! よくも、ゴルとガナンを!! 許さねぇぇぇぇっ!!!」
 
;「ゆ、許さねえ…!! 許さねえぞ、マグネイト・テン!!」<br />「よくも! よくも、ゴルとガナンを!! 許さねぇぇぇぇっ!!!」
 
:この台詞と共に怒り狂う。ただでさえ[[ギルガザムネ]]の初戦でありながら、この台詞と共に開幕から気力150に加え、複数の精神を発動させるのだからたまったものではない。
 
:この台詞と共に怒り狂う。ただでさえ[[ギルガザムネ]]の初戦でありながら、この台詞と共に開幕から気力150に加え、複数の精神を発動させるのだからたまったものではない。
 +
;「おおおお、ジン!! ジンよぉぉぉおっ!!!」<br />「ぬおおおおおっ!!」<br />「もう絶対に許せねえ!! 必ず殺す!!」
 +
:同話で暴走イベントを起こす前にジンを撃墜した際の台詞。『A』同様、直接ジンの死を悼んでくれるシーンであり、先述の登場時同様に複数の精神を発動させるため厄介。ミン撃墜時と違って、暴走イベントと両立しないため、まだ比較的理性を保てている。
 +
:なお、ジン撃墜前にギルガザムネのHPを半減させると、原作通りの暴走イベントが発生しジンを殺してしまう。精神による強化は一回分減るが、資金や経験値的には大損である。
 
;「ゲームが終わったらメシを食え! もっとメシを食うんだ!」<br/>「そうすりゃあ、ワシのような美しい肉体にだなぁ…!」
 
;「ゲームが終わったらメシを食え! もっとメシを食うんだ!」<br/>「そうすりゃあ、ワシのような美しい肉体にだなぁ…!」
 
:[[中断メッセージ/MX|中断メッセージ]]での台詞。彼の外見は先述の通りだが、彼の言う美しさとはいったい…。
 
:[[中断メッセージ/MX|中断メッセージ]]での台詞。彼の外見は先述の通りだが、彼の言う美しさとはいったい…。
181行目: 203行目:  
:第35話で搭乗。
 
:第35話で搭乗。
 
;[[ギルガザムネ]]
 
;[[ギルガザムネ]]
:試作機に搭乗。グン・ジェム機のカラーリングは金色で、2回目の出撃では青龍刀を装備している。SRWでは最初から青龍刀装備。
+
:強引に自分用に調整させた金色の試作機に搭乗。2回目の出撃では青龍刀を装備している。
 +
:SRWでは最初から青龍刀装備。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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