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{{Otheruses|『[[勇者警察ジェイデッカー]]』の登場人物|『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の登場人物|デューク・フリード}}
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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Duke]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Duke]]<ref>[http://www.yusha.net/jdecker/mechanic.html メカニック紹介]、勇者警察ジェイデッカー、2022年3月12日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|勇者警察ジェイデッカー}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|勇者警察ジェイデッカー}}
 
| 声優 = {{声優|森川智之|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|森川智之|SRW=Y}}
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
イギリスの天才少女[[レジーナ・アルジーン]]によって開発された8人目のブレイブポリスで'''騎士刑事'''の異名を持つ。
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イギリスの天才少女[[レジーナ・アルジーン]]によって開発された8人目のブレイブポリス。
 
救急車から[[変形]]し、消防車型のサポートマシンである'''ファイヤーローダー'''にコアユニットとして合体することで'''[[デュークファイヤー]]'''となる。
 
救急車から[[変形]]し、消防車型のサポートマシンである'''ファイヤーローダー'''にコアユニットとして合体することで'''[[デュークファイヤー]]'''となる。
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ブレイブポリスとチーフテンコンビとの戦いの最中、レジーナと共に駆け付け、ブレイブポリスの窮地を救う。しかし、この頃のデュークはレジーナの偏った教育が裏目に出て、プライドが非常に高く、論理的で理屈っぽい面が目立つ様になってしまい、それが原因で他者の気持ちを理解できずにいた。デッカードが殉職してしまうと自らの性能の高さを理由にデッカードのことを蔑ろにする形で彼の席へと勝手に居座り、自らを「デッカードに代わる新リーダー」と称する等、横柄な態度を向けた結果、他のブレイブポリスや[[友永勇太]]からの猛反発を買ってしまう。
 
ブレイブポリスとチーフテンコンビとの戦いの最中、レジーナと共に駆け付け、ブレイブポリスの窮地を救う。しかし、この頃のデュークはレジーナの偏った教育が裏目に出て、プライドが非常に高く、論理的で理屈っぽい面が目立つ様になってしまい、それが原因で他者の気持ちを理解できずにいた。デッカードが殉職してしまうと自らの性能の高さを理由にデッカードのことを蔑ろにする形で彼の席へと勝手に居座り、自らを「デッカードに代わる新リーダー」と称する等、横柄な態度を向けた結果、他のブレイブポリスや[[友永勇太]]からの猛反発を買ってしまう。
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彼らのデッカードへの想いや完全な正義には不要なはずの怒りや憎しみといったマイナス的な感情をも受け入れている姿に感化されていく中、デッカードが復活。デュークは自分はデッカードの代わりにはなれないことや完全な正義も完全な悪もないことを知ったことで本当の意味でブレイブポリスの一員となり、サブリーダーとなる。
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彼らのデッカードへの想いや完全な正義には不要なはずの怒りや憎しみといったマイナス的な感情をも受け入れている姿に困惑しながらも感化されていく中、デッカードが復活。デュークは自分はデッカードの代わりにはなれないことや完全な正義も完全な悪もないことを知ったことで本当の意味でブレイブポリスの一員となり、最終的にはブレイブポリス内でのサブリーダー格となる。
    
ガンピュレーターシステム導入の際は以前の合理的な考え方と異なる形で他のブレイブポリスと同様に否定の意見を述べており、自分たちを作業用の機械と同様に扱って欲しくないと自らの意見を述べている。
 
ガンピュレーターシステム導入の際は以前の合理的な考え方と異なる形で他のブレイブポリスと同様に否定の意見を述べており、自分たちを作業用の機械と同様に扱って欲しくないと自らの意見を述べている。
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:初登場作品。
 
:初登場作品。
 
:原作通りデッカードと入れ替わりで加入するが、機体としては常に[[デュークファイヤー]]となる。
 
:原作通りデッカードと入れ替わりで加入するが、機体としては常に[[デュークファイヤー]]となる。
:[[ファイヤージェイデッカー]]登場後は掛け合い要員になる。
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:[[ファイヤージェイデッカー]]登場後は掛け合い要員になる。エーストークは個別に存在するが、ファイヤージェイデッカー加入後は離脱扱いになり艦内ミッションから消失してしまうので注意。
:ちなみにファイヤージェイデッカー加入後は離脱扱いになり、未読の場合'''エーストークが艦内ミッションから消失してしまうので注意。'''
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:単独の[[中断メッセージ/30|中断メッセージ]]もある。
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:本作ではデッカードが離脱した際の戦闘での勇太が泣いている場面を見て失望しかけるが立ち直って、指示を行う場面を見たことでボスとして認める流れになっている。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;制式拳銃
 
;制式拳銃
 
:ブレイブポリス共通装備のリボルバー拳銃。
 
:ブレイブポリス共通装備のリボルバー拳銃。
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;デューク専用剣(正式名称不明)
:主武装としているブレイブニウムγ製の両刃剣。
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:主武装としているブレイブニウムγ製の両刃剣。第27話で初使用。オープニング映像では毎回使っているものの本編での使用回数は少ない。
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=== [[特殊能力]] ===
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=== 移動タイプ ===
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=== [[サイズ]] ===
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=== カスタムボーナス ===
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== 機体BGM ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== ブレイブポリス ===
 
;[[レジーナ・アルジーン]]
 
;[[レジーナ・アルジーン]]
:彼の開発者である天才少女。「レディ」と呼び、彼女を護ることを使命とする。
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:自身の開発者であり、パートナー。「レディ」と呼び、彼女の騎士としても活動。
 
;[[友永勇太]]
 
;[[友永勇太]]
:ブレイブポリスのボス。当初はデッカードを蔑ろにしたことで憎悪を向けられるも海上プリズンNo.6の戦いでデュークの勇気は勇太がデッカードに与えた勇気であることを勇太が知ったことで和解。
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:ブレイブポリスのボス。当初はデッカードを蔑ろにした事で憎悪を向けられるも海上プリズンNo.6の戦いでデュークの勇気は勇太がデッカードに与えた勇気であることを勇太が知ったことで和解。
 
;[[デッカード]]
 
;[[デッカード]]
:[[ファイヤージェイデッカー]]に[[グレート合体|合体]]する相棒。
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:[[ファイヤージェイデッカー]]に[[グレート合体|合体]]する相棒。当初は殉職したデッカードに代わるブレイブポリスのリーダーになると宣言する等、旧型の彼を完全に蔑ろにしており、それを認められないとなるとデッカードが必要では無い事を証明するためにレジーナに強化を要請する程の嫉妬を見せていた。しかし、デッカードの存在が勇太たちにどれだけ大きなものであるかを知ったこととデッカードが復活したことでデッカードのことを認めるようになり和解。
;[[マクレーン]]、[[パワージョー]]、[[ダンプソン]]、[[ドリルボーイ]]
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;[[マクレーン]]、[[パワージョー]]、[[ダンプソン]]、[[ドリルボーイ]]
 
:駆動系はビルドチーム初期メンバー3人、装甲素材はドリルボーイのドリルと同じものが用いられている。
 
:駆動系はビルドチーム初期メンバー3人、装甲素材はドリルボーイのドリルと同じものが用いられている。
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:ブレイブポリスに加わった当初はシャドウ丸とガンマックスが先の[[チーフテン]]戦での傷を癒していた為、ビルドチームと行動を共にするも彼らのことも殉職したデッカード同様に旧型として見下しており、デッカードをチーフテンに殺されたことからの怒りや憎しみに駆られて暴走する姿に失望していた。しかし、怒りも憎しみも心ゆえに受け入れている姿勢やデッカードを復活させることが出来ることを知った彼らが想いだけで合体妨害電磁波を跳ね除けたのを見てからは彼らにも嫉妬しながらも感化されていき、デッカード復活後に和解する。
 
;[[シャドウ丸]]
 
;[[シャドウ丸]]
 
:隠密回路を搭載者同士、連携することも多い。
 
:隠密回路を搭載者同士、連携することも多い。
 
;[[ガンマックス]]
 
;[[ガンマックス]]
 
:共にジェイデッカーのパワーアップ要員でもある。
 
:共にジェイデッカーのパワーアップ要員でもある。
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;ジョン、ポール、リンゴ、ジョージ
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:スコットランドヤード時代の同僚。SRW未登場だが、『30』キーミッション「炎の合体」で「イギリスのブレイブポリス」名義で存在する事が確認できる。
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=== その他 ===
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;[[喜多川勝気]]、[[愛原絵美里]]、[[鷹野菊麿]]
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:勇太の小学校の同級生達。[[ドラマCD]]では彼らと一緒にワールドネイチャリングパークを探索していた。
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== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
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;「ラジャー、レディ!」
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:レジーナの命令への返答。
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では[[キャラクター事典]]に収録されている。
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;「訂正しよう。ここはブレイブポリスのリーダーの席だ、つまり…」
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:第26話より。チーフテンとの戦闘終了後、デッカールームにファイヤーローダーを置き、デッカードの席に座っていたことを注意された際の台詞。「つまり…」では自分を指差している。
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;「貴様ら、この私を…!」<br/>「おのれ!」
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:同上。自分を「ナイト」と呼ぶことをマクレーン達に呆れた顔をされ、ドリルボーイに「ナ~イト、ナイト!」と侮辱されて怒る。直後レジーナに注意される。
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;「人間と同じでは……駄目なんだ」
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:同上。デッカードの代わりにリーダーとなるも、勇太から胸部を何度も殴られ「デッカードは僕の友達なんだ、人間と同じなんだよ!」と言われた際の返答。
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:ビルドチームへの不遜な態度が目立ったデュークだが、レジーナの過去があるためか少し困惑した言い方になっている。
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;「私は私の勇気が君のものであることを誇りに思えた」
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:同上。海上プリズンNo.6での戦闘でデュークの中には勇太がデッカードに与えた勇気があることを知ったことで勇太が少しだけ立ち直り、サタンジェイデッカーを追うよりも囚人たちを助ける道を選んだ後の会話での一言。互いに信頼感が芽生え始めた。
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;「あの力説の仕方、気になるな」<br/>ガンマックス「What?」<br/>「もしかしたら、冴島総監もオバケが怖いのでは?」
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:第38話より。大門市のオバケ出現事件に力説した冴島総監への疑問。実際には図星であった模様。
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;「総監もパトロールにいらっしゃれば、実物が見られますよ」<br/>冴島「ギク…!」<br/>ガンマックス「チッチッ、総監はオバケが好きだけど、会うのは怖いのさ」
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:同上。前日のオバケ騒動の様子を見て、はしゃぐ冴島へのツッコミ。
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
== 対決・名場面 ==
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;「黙るがいい!」<br/>「そちらがその気なら、誇りを懸けて決闘に応じる!」
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:『30』キーミッション「勇者の魂」より。第26話を基にした場面で、「完璧な警察官を自称しているのに救急車に変形することや合体相手は消防車」とドリルボーイやダンプソンにからかわれた際の台詞。
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<!--== 対決・名場面 ==-->
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『大河原邦男 ブレイブシリーズデザインワークス』によるとデュークは初期案では'''4人目のビルドチーム'''にして、'''救急車、ドリルタンク、ジェット機、警察犬にも変形する五段変形ロボ'''であった。4人目のビルドチームとドリルはドリルボーイ、五段変形ロボはシャドウ丸に使われることになったが「デュークはビルドチームの駆動系とシャドウ丸の隠密回路を持つ」という設定は初期案の名残とも考えられる。
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* 初期設定で異名は「'''プリンス刑事'''」<ref>LD付属解説書『J FILE 勇者警察ジェイデッカー設定資料 VOL,4』より。</ref>。
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* 担当声優の森川氏はデューク登場以前の第13話にて、ロボット犯罪者・幾何井田(きかいだ)兄弟の長男・美輝(よしき)役で出演している。
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**森川氏によれば、デューク役は「[[Dボゥイ]]の流れでもらった」役とのこと<ref>河出書房新社『プロフェッショナル13人が語る わたしの声優道』167頁。</ref>。
 
*デュークファイヤー合体時にはデューク本体は両腕を構成するにも関わらず、頭部だけが謎の大移動をしてデュークファイヤー本体の頭部内に収まる合体バンクがよくネタにされる。ここから発展してファイヤージェイデッカー時に入るデュークの顔カットイン(スパロボでも見ることができる)に対して一体デュークの頭はどこにあるのか?と言われることがある。
 
*デュークファイヤー合体時にはデューク本体は両腕を構成するにも関わらず、頭部だけが謎の大移動をしてデュークファイヤー本体の頭部内に収まる合体バンクがよくネタにされる。ここから発展してファイヤージェイデッカー時に入るデュークの顔カットイン(スパロボでも見ることができる)に対して一体デュークの頭はどこにあるのか?と言われることがある。
  
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