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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| 読み = リック・ドム ツヴァイ
 
| 読み = リック・ドム ツヴァイ
| 外国語表記 = [[外国語表記::Rick-Dom II]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Rick-Dom Zwei]]<ref>[http://www.gundam0083.net/machine/z06.html Mechanic]、機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY、2022年2月3日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争}}
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争}}
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| 主なパイロット = [[パイロット::カリウス・オットー]]
 
| 主なパイロット = [[パイロット::カリウス・オットー]]
 
}}
 
}}
'''リック・ドムII'''は『[[ガンダムシリーズ]]』の[[登場メカ]]。
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'''リック・ドムII'''は「[[ガンダムシリーズ]]」の[[登場メカ]]。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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一年戦争時にはサイド6のリボーコロニーでの戦闘で投入され、[[デラーズ紛争]]時にも[[デラーズ・フリート]]が本機を運用している。
 
一年戦争時にはサイド6のリボーコロニーでの戦闘で投入され、[[デラーズ紛争]]時にも[[デラーズ・フリート]]が本機を運用している。
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[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]に登場した緑色の本機がコロニー内で使用されていたことから、改修なしで陸戦に対応可能とされる。あるいは緑色の機体は陸戦用に改修されたものとされる場合もある。
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[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争]]』に登場した緑色の本機がコロニー内で使用されていたことから、改修なしで陸戦に対応可能とされる。あるいは緑色の機体は陸戦用に改修されたものとされる場合もある。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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作品によって原作が『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|0080]]』と『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』で分かれる。また、名前が「ドムII」になっていることも。
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『0080』での描写からか、地上でも出撃可能となっている。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦EX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
 
:SFC版では普通の[[ドム]]だったが、PSのコンプリートボックス版では「'''ドムII'''」表記のこの機体になっている。
 
:SFC版では普通の[[ドム]]だったが、PSのコンプリートボックス版では「'''ドムII'''」表記のこの機体になっている。
;[[第4次スーパーロボット大戦]][[第4次スーパーロボット大戦S|S]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}}
 
:初登場作品。「'''ドム'''」表記で初登場。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。原作は『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|0080]]』になっているが、図鑑の解説文は[[ドム]]の内容になっている。
 
:初登場作品。「'''ドム'''」表記で初登場。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。原作は『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|0080]]』になっているが、図鑑の解説文は[[ドム]]の内容になっている。
;[[スーパーロボット大戦F]]
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:基本的には大したことのない雑魚だが、[[黒い三連星]]の搭乗機は'''フル改造が施されている'''ので要注意。もはや名前が同じだけの別物と思った方がいい。
:「'''ドムII'''」表記。DCの戦力として登場。図鑑の解説文は『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と同じな為、[[ドム]]の内容になっている。
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
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:「'''ドムII'''」表記。DCの戦力として登場。図鑑の解説文は『第4次』と同じな為、[[ドム]]の内容になっている。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
:引き続きDCの戦力として登場。[[アナベル・ガトー|ガトー]]や[[マ・クベ]]の部隊にいる他、[[ティターンズ]]が衛星放送の中継施設を占拠する際に用いる等、意外と出番が多い。流石に弱過ぎる為か[[カリウス・オットー|カリウス]]は後の『[[スーパーロボット大戦A|A]]』と違い、本機を差し置いて[[バウ]]や[[ドライセン]]に乗っている。
 
:引き続きDCの戦力として登場。[[アナベル・ガトー|ガトー]]や[[マ・クベ]]の部隊にいる他、[[ティターンズ]]が衛星放送の中継施設を占拠する際に用いる等、意外と出番が多い。流石に弱過ぎる為か[[カリウス・オットー|カリウス]]は後の『[[スーパーロボット大戦A|A]]』と違い、本機を差し置いて[[バウ]]や[[ドライセン]]に乗っている。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:[[黒い三連星]]や[[カリウス]]等が搭乗する。「ソロモン攻略戦」にて12機出現し、3ターン以内に全滅させると[[コンスコン]]が原作と同様の台詞を喋る。
+
:本作では『[[機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争|0080]]』からの参戦扱い。序盤から後半まで登場し、[[黒い三連星]]や[[カリウス]]も搭乗する。第53話「ソロモン攻略戦」では[[コンスコン]]隊として12機登場し、3ターンEPまでに全滅させると有名な[[DVE]]が入る。射程2に対しては1度しか攻撃できないという欠点があり、機体の陸適応はBで空中から隣接されると適応Cの最弱武器しか使用できなくなるなど、地上戦はMS最弱クラス。とはいえ'''スパロボ史上初めて敵機として登場する[[ホバー]]搭載機'''であり、行動終了時に水中に入らず水上に立つ姿に驚いた、もしくは感動した初見のプレイヤーも少なくない。
:『0080』からの参戦扱い。
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
+
:本作から参戦作品が『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』に変更され武器も一新。立ちグラフィックでマシンガンを携帯するようになった。
:主に序盤からの[[ネオ・ジオン]]の戦力として登場。[[デラーズ・フリート]]残党の機体や[[ゾンダーメタル]]の複製、[[ベンメルコレクション]]としても登場する。
+
:主に序盤から[[ネオ・ジオン]][[デラーズ・フリート|デラーズ]]の残党の戦力として使用されるほか、[[ゾンダーメタル]]の複製、[[ベンメルコレクション]]としても登場する。なお、[[カリウス]]は最後まで本機ではなく[[ゲルググM]]に乗っている。
:[[カリウス]]の本来の乗機であるが、彼は最後まで[[ゲルググM]]に乗っている。今作及び『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』からの参戦扱い。
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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:[[テロリスト (一般兵)|テロリスト]][[ジオン兵|コロニー軍]]が使用するほか、[[ゾンダーメタル]]の複製としても登場。スーパー系では戦う機会が殆ど無い。[[サブシナリオ]]では[[バイオネット]]の破棄した機体、連邦軍の機体として登場。連邦軍はNPCだが珍しく味方としての登場となる。
:リアル系序盤の[[テロリスト (一般兵)|テロリスト]]搭乗機、コロニー軍([[ジオン兵]])の機体、[[ゾンダーメタル]]の複製として登場。
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:[[サブシナリオ]]では[[バイオネット]]が破棄した機体が[[ゾンダー]]によって再生したり、[[封印戦争]]時の連邦軍機として登場する。
      
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:宇宙編中盤でジオン軍残党が使用。同時期に出現するMSの中ではHPが低く対処し易い。
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:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』からの流用だが、原作は『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』に変更されている。宇宙編中盤でジオン軍残党が使用するが能力はこれといって高くなく、射程2に対して1度しか攻撃できない欠点も『α』と変わらないため弱い。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}
 
:「'''ドムII'''」表記。[[カリウス]]や[[ジオン兵]]の他、[[黒い三連星]]も搭乗する。ただ終盤になると、黒い三連星が上位機種の[[ドライセン]]に乗り換えてるのに対して、カリウスはドムIIのままである。周囲が[[バウ]]や[[ハンマ・ハンマ]]、[[ギラ・ドーガ]]といった新鋭機で固められてるのに対していくらなんでもこれは…。
 
:「'''ドムII'''」表記。[[カリウス]]や[[ジオン兵]]の他、[[黒い三連星]]も搭乗する。ただ終盤になると、黒い三連星が上位機種の[[ドライセン]]に乗り換えてるのに対して、カリウスはドムIIのままである。周囲が[[バウ]]や[[ハンマ・ハンマ]]、[[ギラ・ドーガ]]といった新鋭機で固められてるのに対していくらなんでもこれは…。
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
+
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
::リメイクに際してHPが大幅に上がり、序盤の一般兵搭乗機からして倒しにくい相手になった。
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::「'''リック・ドムII'''」表記になった。リメイクに際してHPが大幅に上がり、序盤の一般兵搭乗機からして倒しにくい相手になった。
 
  −
=== 関連作品 ===
  −
;[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]]
  −
:ドム、リックドムの上位種として宇宙でザコ敵として出現する。名称表記は「リックドム2」。
      
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]・[[ホバー]]
 
;[[陸]]・[[ホバー]]
:
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:前述の通り、スパロボに登場する敵ユニットのホバー持ち第1号。水上も陸同然に移動してくるため進軍が速く、油断は禁物。
    
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
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;[[リック・ドム]]
 
;[[リック・ドム]]
 
:原型機。
 
:原型機。
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;[[ドライセン]]
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:直系の後継機といえる機体。
 
;リック・ドムII陸戦型
 
;リック・ドムII陸戦型
:[[OVA]]『[[SDガンダムシリーズ|機動戦士SDガンダム Mk-IV 夢のマロン社 宇宙の旅]]』に登場した陸戦用のリック・ドムII。
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:[[OVA]]『[[SDガンダムシリーズ|機動戦士SDガンダム Mk-IV 夢のマロン社 宇宙の旅]]』に登場した陸戦用のリック・ドムII。緑色ではなく普通のドムカラーで[[ジャブロー]]で戦っていた。
:陸戦もこなせるスパロボの「ドムII」は、もしかするとこれなのかもしれない。
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:実際のところ、『0080』の登場機体の多くは当初『機動戦士ガンダム』本編の機体をデザインのみリファインしたものとされており、プラモデルの販促のため新規機体として設定されなおしたという経緯がある。本映像中には量産型ゲルググと同じ緑のゲルググJ、通常型のゴッグと同じ茶色のハイゴッグ、外見は違うのにホワイトベースのガンキャノンとして紹介される量産型ガンキャノンなどがおり、リック・ドムII陸戦型も本来はデザインリファインされた「ドム」であり、リック・ドムIIは同「リックドム」なのだと思われる。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
*[[GUNDAM:リック・ドムII]]
 
*[[GUNDAM:リック・ドムII]]
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{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{DEFAULTSORT:りつく とむII}}
 
{{DEFAULTSORT:りつく とむII}}
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