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| 年齢 = [[年齢::23]]歳
 
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*{{所属 (人物)|第08MS小隊}}
 
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| 階級 = [[階級::少尉]]
 
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
無駄に積極的な行動力を持つ戦争中だと言うのに恋愛だけに熱中する青年士官。彼を現す象徴的なセリフ『俺はアイナと添い遂げる!』は余りに有名。
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積極的な行動力を持つ熱き青年士官。
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[[一年戦争]]の開戦を受けて[[地球]]の[[アジア]]戦線へと転属となり、その移動の最中に友軍の[[ジム]]が撃墜寸前となっている場面に遭遇。この状況を放置しておくに忍びなかったシローは、武装の無い[[ボール]]を駆って輸送船を飛び出し[[宇宙用高機動試験型ザク]]と対峙。相討ちに持ち込むものの、ザク共々廃艦の残骸に漂着することとなり、そこでザクのパイロットであった[[ジオン軍]]兵士[[アイナ・サハリン]]と邂逅。ここで彼女と接触し一目惚れするにいたる。共に生存する道を探り、二人共に生き残ることに成功する。
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[[一年戦争]]の開戦を受けて[[地球]]の[[アジア]]戦線へと転属となり、その移動の最中に友軍の[[ジム]]が撃墜寸前となっている場面に遭遇。この状況を放置しておくに忍びなかったシローは、武装の無い[[ボール]]を駆って輸送船を飛び出し[[宇宙用高機動試験型ザク]]と対峙。相討ちに持ち込むものの、ザク共々廃艦の残骸に漂着することとなり、そこでザクのパイロットであった[[ジオン軍]]兵士[[アイナ・サハリン]]と邂逅。彼女と接触することで共に生存する道を探り、二人共に生き残ることに成功する。
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この時点ではアイナと名前を教えあうだけでそれぞれの所属軍に戻ることとなるが、敵兵でありながら彼女に対し強い恋愛感情を抱くことになった。元々シローは、一年戦争開戦と同時期に行われたジオン軍のブリティッシュ作戦における毒ガス使用によって家族や友人を失った経験から、ジオン軍を憎んでいた節もあったのだが、アイナとの出会いは彼の認識を大きく変化させたように見えるが当人自身は実は大して変化していない。[[組織]]と関係なく「人」そのものが[[信頼]]に足るかということを見るというスタンスに置いている。
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この時点ではアイナと名前を教えあうだけでそれぞれの所属軍に戻ることとなるが、敵兵でありながら彼女に対し強い印象を抱くことになった。元々シローは、一年戦争開戦と同時期に行われたジオン軍のブリティッシュ作戦における毒ガス使用によって家族や友人を失った経験から、ジオン軍を憎んでいた節もあったのだが、アイナとの出会いは彼の認識を大きく変化させ、[[組織]]と関係なく「人」そのものが[[信頼]]に足るかということを見るというスタンスを持つようになる。
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東南アジアへの到着後は、同方面軍師団のコジマ大隊における[[第08MS小隊]]の新しい隊長として着任。[[宇宙]]で助け出した[[テリー・サンダースJr.]]、[[カレン・ジョシュワ]]、[[エレドア・マシス]]、[[ミケル・ニノリッチ]]らを部下に持ち、シロー自身は[[陸戦型ガンダム|ガンダム]]を駆り、数々の軍務を遂行することとなる。隊長としての経験は浅く、カレンなどからはそれを揶揄されることもあったが、自らの行動で隊員たちの信頼を勝ち取っていくが戦争中だと言うのに四六時中アイナの事しか考えていないので徐々に[[テリー・サンダースJr.]]以外からはその姿勢を疑われて行く。
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東南アジアへの到着後は、同方面軍師団のコジマ大隊における[[第08MS小隊]]の新しい隊長として着任。[[宇宙]]で助け出した[[テリー・サンダースJr.]]、[[カレン・ジョシュワ]]、[[エレドア・マシス]]、[[ミケル・ニノリッチ]]らを部下に持ち、シロー自身は[[陸戦型ガンダム|ガンダム]]を駆り、数々の軍務を遂行することとなる。隊長としての経験は浅く、カレンなどからはそれを揶揄されることもあったが、自らの行動で隊員たちの信頼を勝ち取っていく。
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しかし、ジオン軍の秘密試験場での任務の後、アイナと再び出会ったことで、恋愛感情は更に再燃。これにより軍上層部からジオン軍との[[スパイ|内通者]]としての嫌疑を掛けられる。むしろ何故今まで疑念を持たれなかったのか不思議なレベルではある。雪山での共存を経て互いの想いを確認しあっていた彼は、査問会において敵兵との共存についての持論を臆することなく述べ、さらに[[キキ・ロジータ]]を救出に行くために謹慎処分を破るなどの罪を重ねたため、半ば捨て駒のような扱いで08小隊ごと[[ラサ]]のジオン軍要衝攻略における最前線送りとなる。
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しかし、ジオン軍の秘密試験場での任務の後、アイナと再び出会ったことで、軍上層部からジオン軍との[[スパイ|内通者]]としての嫌疑を掛けられる。雪山での共存を経て互いの想いを確認しあっていた彼は、査問会において敵兵との共存についての持論を臆することなく述べ、さらに[[キキ・ロジータ]]を救出に行くために謹慎処分を破るなどの罪を重ねたため、半ば捨て駒のような扱いで08小隊ごと[[ラサ]]のジオン軍要衝攻略における最前線送りとなる。
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要衝発見後の最終決戦では、ジオン軍の新型兵器・[[アプサラスIII]]の前に連邦軍は壊滅状態に陥り、彼は軍からの除籍を宣言した上で同機を操縦しているアイナの救助を試みる。間一髪彼女を救いだすことに成功した彼は、アイナと共に満身創痍の[[ガンダムEz-8]]を駆り、[[ギニアス・サハリン]]のアプサラスIIIに[[特攻]]。両機ともども爆散したことで公式の扱いは「行方不明」となり、記録からは抹消された存在となった。なお演じた声優の檜山修之氏からは『戦争中でそれどころじゃないと言うのにアイナアイナと恋愛ばかりで正直大嫌い』とインタビューで述べており、のちのシリーズ後半の監督飯田馬之介氏からも、彼を「想像力の欠如した男で、大嫌いだった」と述べている。
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要衝発見後の最終決戦では、ジオン軍の新型兵器・[[アプサラスIII]]の前に連邦軍は壊滅状態に陥り、彼は軍からの除籍を宣言した上で同機を操縦しているアイナの救助を試みる。間一髪彼女を救いだすことに成功した彼は、アイナと共に満身創痍の[[ガンダムEz-8]]を駆り、[[ギニアス・サハリン]]のアプサラスIIIに[[特攻]]。両機ともども爆散したことで公式の扱いは「行方不明」となり、記録からは抹消された存在となった。
    
=== ラスト・リゾート ===
 
=== ラスト・リゾート ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})
 
:[[一年戦争]]が舞台となるため序盤から活躍。クワトロ加入までは[[モビルスーツ|MS]]隊(及び[[ドラグナー]]隊)のリーダー的扱いとなる。音声も新規収録された。他の小隊員4人も加入し、[[合体攻撃]]もある。
 
:[[一年戦争]]が舞台となるため序盤から活躍。クワトロ加入までは[[モビルスーツ|MS]]隊(及び[[ドラグナー]]隊)のリーダー的扱いとなる。音声も新規収録された。他の小隊員4人も加入し、[[合体攻撃]]もある。
:しかし、最初は[[陸戦型ガンダム]]さえないので[[ガンダム]]なり[[ガンキャノン]]なりを回すか[[捕獲]]で色々MSを確保してやる必要がある。ちなみに本作品では、[[アムロ・レイ|アムロ]]を援護するときに呼び捨てにする(本作のアムロは[[一年戦争]]のキャラの為)珍しいシーンが見られる(後述)。
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:しかし、最初は[[陸戦型ガンダム]]さえないので[[ガンダム]]など既存の機体を回すか[[捕獲]]で色々MSを確保してやる必要がある。ちなみに本作品では、[[アムロ・レイ|アムロ]]を援護するときに呼び捨てにする(本作のアムロは[[一年戦争]]のキャラの為)珍しいシーンが見られる(後述)。最初から[[突撃]]が使えるため長[[射程]]の機体と相性が良く、イベントで[[ボール]]や[[ガンキャノン]]などに乗った時もそれが実感しやすい。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
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;「味方が死ぬのを、ただ見ているだけなんて…もうサイド2の二の舞はゴメンだ!」
 
;「味方が死ぬのを、ただ見ているだけなんて…もうサイド2の二の舞はゴメンだ!」
 
:第1話「二人だけの戦争」にて、[[テリー・サンダースJr.|サンダース]]の救援にボールK型(SRW未登場)で発進する際に。
 
:第1話「二人だけの戦争」にて、[[テリー・サンダースJr.|サンダース]]の救援にボールK型(SRW未登場)で発進する際に。
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:スパロボでは「あの時の二の舞はゴメンだ!」とアレンジされて戦闘台詞に採用されているが、原作をあまり知らないプレイヤーからは「あの時」が何を指すのかわからないため疑問に感じられる台詞になっている。
 
;「俺、あそこに降りるんだ。」<br/>アイナ「何のために?」<br/>「それは戦争なんだろうけど。俺、あそこに行けば何かわかるような気がしてさ。自分が何者で、何ができる奴なのか。だから絶対に死ねないんだ」
 
;「俺、あそこに降りるんだ。」<br/>アイナ「何のために?」<br/>「それは戦争なんだろうけど。俺、あそこに行けば何かわかるような気がしてさ。自分が何者で、何ができる奴なのか。だから絶対に死ねないんだ」
 
:同じく第1話にて、救援を待つ間に[[アイナ・サハリン|アイナ]]と共に地球を見つめながら。
 
:同じく第1話にて、救援を待つ間に[[アイナ・サハリン|アイナ]]と共に地球を見つめながら。
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;「撃て! 銃身が焼け付くまで撃ち続けるんだっ!」
 
;「撃て! 銃身が焼け付くまで撃ち続けるんだっ!」
 
:第4話「頭上の悪魔」より。アプサラスI(SRW未登場)に吹き飛ばされ、絶体絶命のサンダースを[[援護攻撃|援護]]した際の台詞。
 
:第4話「頭上の悪魔」より。アプサラスI(SRW未登場)に吹き飛ばされ、絶体絶命のサンダースを[[援護攻撃|援護]]した際の台詞。
:スパロボや『Gジェネ』『ギレンの野望』といったゲーム作品では「'''銃身が焼け付くまで撃ち続けてやる!'''」とアレンジして使われていたが、『GC』からは[[合体攻撃]]にて本来の形でも使われている。
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:スパロボや『Gジェネ』『ギレンの野望』といったゲーム作品では「'''銃身が焼け付くまで撃ち続けてやる!'''」とアレンジして180mmキャノン使用時の戦闘台詞として使われていたが、『GC』からは[[合体攻撃]]にて本来の形でも使われている。
 
;「ジンクスなんて、吹き飛ばせるんだ。信じ合うことができればな」
 
;「ジンクスなんて、吹き飛ばせるんだ。信じ合うことができればな」
 
:三度目の出撃で全員生還し、[[死神]]のジンクスを乗り越えて。
 
:三度目の出撃で全員生還し、[[死神]]のジンクスを乗り越えて。
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:第9話「最前線」より。アイナのことや先の戦いから、[[ジオン兵]]を殺すことを躊躇っていたが、仲間の危機を見てその迷いを振り払った。なお、「それでも~」は戦闘台詞にも採用されている。
 
:第9話「最前線」より。アイナのことや先の戦いから、[[ジオン兵]]を殺すことを躊躇っていたが、仲間の危機を見てその迷いを振り払った。なお、「それでも~」は戦闘台詞にも採用されている。
 
;「守ったら負ける、攻めろ!」
 
;「守ったら負ける、攻めろ!」
:第10話「震える山(前編)」より。鬼神の如き動きを見せる[[ノリス・パッカード|ノリス]]を前に、自分を奮い立たせて。
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:第10話「震える山(前編)」より。鬼神の如き動きを見せる[[ノリス・パッカード|ノリス]]を前に、自分を奮い立たせて。スパロボでも攻撃時の戦闘台詞に採用。
 
;「倍返しだあああああ!!」
 
;「倍返しだあああああ!!」
 
:[[グフカスタム]]のガトリング攻撃を避け、反撃で全弾発射を放っての台詞。スパロボでも採用されている。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では反撃時専用の台詞となった。シローを象徴する台詞の一つなのだが、'''実は劇中ではこの時の攻撃は「回避行動を取れば当たるように撃っている」がノリスに[[見切り|見切られた]]ため、一発も命中していない'''。
 
:[[グフカスタム]]のガトリング攻撃を避け、反撃で全弾発射を放っての台詞。スパロボでも採用されている。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』では反撃時専用の台詞となった。シローを象徴する台詞の一つなのだが、'''実は劇中ではこの時の攻撃は「回避行動を取れば当たるように撃っている」がノリスに[[見切り|見切られた]]ため、一発も命中していない'''。
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;[[ボール]]
 
;[[ボール]]
 
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』で搭乗。
 
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』で搭乗。
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;[[ガンキャノン]]
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:『GC(XO)』のイベントで搭乗。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==