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基本的に生真面目な性格で、祖国であるブリタニアへの忠誠心は強い。しかし、他の純血派のメンバーに比べてその忠誠心に自分個人の私情を織り交ぜようとする傾向があり、目的の為には手段を選ばない冷酷さを持ち合わせ、自らの地位を守る為ならば、他のブリタニア軍の人間はおろか同じ純血派のメンバーであろうとも仲間を先導し、「粛清」と称し抹殺を画策する等、軍人としてかなり問題的な面も目立つ。しかし、上司であるジェレミアに比べると、指揮官としての能力や[[ナイトメアフレーム]]の操縦技量はかなり劣っており、後の顛末を考えると、彼以上に部下からの人望や信頼が無かった。
 
基本的に生真面目な性格で、祖国であるブリタニアへの忠誠心は強い。しかし、他の純血派のメンバーに比べてその忠誠心に自分個人の私情を織り交ぜようとする傾向があり、目的の為には手段を選ばない冷酷さを持ち合わせ、自らの地位を守る為ならば、他のブリタニア軍の人間はおろか同じ純血派のメンバーであろうとも仲間を先導し、「粛清」と称し抹殺を画策する等、軍人としてかなり問題的な面も目立つ。しかし、上司であるジェレミアに比べると、指揮官としての能力や[[ナイトメアフレーム]]の操縦技量はかなり劣っており、後の顛末を考えると、彼以上に部下からの人望や信頼が無かった。
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当初、ジェレミアに対しては忠実に従っていたが、元々名門貴族出身のプライドもあってか、庶民出から引き抜いてもらった[[ヴィレッタ・ヌゥ]]と異なり、内心では彼の存在を疎ましく思っていた様で、また今の地位にも不満を持ち、機会があれば彼を追い落として自らが純血派のトップに成り上がる野心も兼ねてより抱いていた模様。そのジェレミアに「[[オレンジ|オレンジ疑惑]]」が掛かってからは、「純血派の地位を守る」という名目で好機とばかりに本気で殺しに掛かろうとしたり、自分の失敗を棚に上げて「オレンジ」呼ばわりして侮蔑する等、かつて忠実に従っていた部下とは思えない程の掌返しな態度を見せる様になっている。同じ「純血派」という派閥にいながらも、ジェレミアとは元より思想面において相容れない物があったと言え、ジェレミアが「ブリタニア皇族への忠義を貫く為に出世を掴もうとしていた」のに対し、キューエルの場合は「自らの出世の為にブリタニアへの忠誠心を利用していた」と言う節があった。
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当初、ジェレミアに対しては忠実に従っていたが、元々名門貴族出身のプライドもあってか、庶民出から引き抜いてもらった[[ヴィレッタ・ヌゥ]]と異なり、内心では彼の存在を疎ましく思っていた様で、また今の地位にも不満を持ち、機会があれば彼を追い落として自らが純血派のトップに成り上がる野心も兼ねてより抱いていた模様。そのジェレミアに「[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ疑惑]]」が掛かってからは、「純血派の地位を守る」という名目で好機とばかりに本気で殺しに掛かろうとしたり、自分の失敗を棚に上げて「オレンジ」呼ばわりして侮蔑する等、かつて忠実に従っていた部下とは思えない程の掌返しな態度を見せる様になっている。同じ「純血派」という派閥にいながらも、ジェレミアとは元より思想面において相容れない物があったと言え、ジェレミアが「ブリタニア皇族への忠義を貫く為に出世を掴もうとしていた」のに対し、キューエルの場合は「自らの出世の為にブリタニアへの忠誠心を利用していた」と言う節があった。
    
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===