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第一章「領空侵犯」および「ライバル」シナリオエンドデモにて。修正
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Tytti Norrback]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Tutty Norback]]<ref>『スーパーロボット大戦 スクランブルギャザー』 P-133 テュッティ=ノールバック</ref><br />[[外国語表記::Tyitti Norrback]]<ref>『魔装機神F』第1弾PV</ref>
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[魔装機神シリーズ]])
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[魔装機神シリーズ]])
 
*{{登場作品 (人物)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
 
*{{登場作品 (人物)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
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後に[[魔装機神]]操者に選ばれることになった地上人の若者達と違い、兄と両親の庇護に包まれた幸せな少女時代を過ごしていたことが間接的に明示されている。その家族は、本編開始の1年前(新暦にして4955年頃、新西暦にして184年頃)に[[ルビッカ・ハッキネン|裏社会の人間]]の手にかかってこの世を去った。召喚の半年前までは大学に通い続けていたが、ルビッカ捜索のために休学届を提出し、以後そのままである。第二の人生の主発点となった引金が愛する家族との死別であったことから、表面には出さないまでも「大事な人との喪失」に対して強い怯えや恐れの感情を持っている。
 
後に[[魔装機神]]操者に選ばれることになった地上人の若者達と違い、兄と両親の庇護に包まれた幸せな少女時代を過ごしていたことが間接的に明示されている。その家族は、本編開始の1年前(新暦にして4955年頃、新西暦にして184年頃)に[[ルビッカ・ハッキネン|裏社会の人間]]の手にかかってこの世を去った。召喚の半年前までは大学に通い続けていたが、ルビッカ捜索のために休学届を提出し、以後そのままである。第二の人生の主発点となった引金が愛する家族との死別であったことから、表面には出さないまでも「大事な人との喪失」に対して強い怯えや恐れの感情を持っている。
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彼女の愛した人間が死に直面、または生命を脅かされやすいことから、ゲームのシステム内の解説欄で「'''不幸を呼ぶ女'''」と紹介されたことがある。しかし……果たして本当に「不幸を呼ぶ女」といえるかは少々疑問が残るところ<ref>[[リカルド・シルベイラ]]は、僚友を犠牲にして生き延びた負い目を引きずるあまり生存欲求に乏しく死に逃避しがちという欠点があり、[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]は己の夢(野望)と責任を果たすために過度の訓練を課して肉体的健康を損なってしまった人間である。単に自己犠牲の精神が強すぎる不幸な男にテュッティが魅かれやすいだけという見方も成り立つ。</ref>。そもそもの出発点を思えば、彼女に不幸を呼び込む種を植え付けた諸悪の根源はルビッカにあるのではないだろうか? テュッティを愛した家族を奪い、テュッティを愛した男を殺し、テュッティが憧れた王子の故国を侵略する側に積極的加担……数え役満どころではない<ref>テュッティが愛した6名の人間中4名をルビッカ一人が手にかけているのだ。これを疫病神といわず何と呼ぶのか?</ref>。逆方面で彼女にぞっこん惚れ込んだ男も死んでいるという説もあるが、こちらもこちらで単に彼らの星の巡り合せが悪かった([[精神コマンド]]に「[[幸運]]」がない)に過ぎないのではないか。
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ちなみに、[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]と髪型や容姿がよく似ているため、ファンアート等でレオナとテュッティが間違えられることがあるらしい。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
:初出演作品。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章における主力の一人で、会話中でも部隊の参謀的な役割を務める。SFC版の彼女の顔グラフィックはロングヘアであることが分かりにくい。余談だが、本作では彼女はオリハルコニウムのペンダントを所持している([[ミオ・サスガ|ミオ]]にオリハルコニウムの説明で見せている)。『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|LOE]]』で明かされた設定を考えると、誰かからの貰いものである可能性もあるが……。
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:初登場作品。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章における主力の一人で、会話中でも部隊の参謀的な役割を務める。SFC版の彼女の顔グラフィックはロングヘアであることが分かりにくい。余談だが、本作では彼女はオリハルコニウムのペンダントを所持している([[ミオ・サスガ|ミオ]]にオリハルコニウムの説明で見せている)。『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|LOE]]』で明かされた設定を考えると、誰かからの貰いものである可能性もあるが……。
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
:勝手に地上に出たマサキを追って地上に出るが、[[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]が地上への干渉を嫌ったために[[ロンド・ベル]]に合流するのは地上で出会ってから数シナリオ後になる。また[[シュウ・シラカワ|シュウ]]一行が仲間に加わると、それを嫌い仲間から外れる[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]やヤンロンを追ってテュッティも仲間から外れてしまう。
 
:勝手に地上に出たマサキを追って地上に出るが、[[ホワン・ヤンロン|ヤンロン]]が地上への干渉を嫌ったために[[ロンド・ベル]]に合流するのは地上で出会ってから数シナリオ後になる。また[[シュウ・シラカワ|シュウ]]一行が仲間に加わると、それを嫌い仲間から外れる[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]やヤンロンを追ってテュッティも仲間から外れてしまう。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:2018年10月のイベント「神に非ず、人のなせるわざなり」にて愛機のガッデス共々登場。
 
:2018年10月のイベント「神に非ず、人のなせるわざなり」にて愛機のガッデス共々登場。
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=== [[OGシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
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:[[地上人召喚事件]]で、[[ラ・ギアス]]に召喚された[[ハガネ]]と行動を共にする。甘党な所は相変わらずで、紅茶に砂糖を8杯も入れてユウキを絶句させた。
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:リカルドに関する発言が増えている。PP消費の重い集中力を初期習得しているため、周回を重ねるごとに強さを増していく操者と言える。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ダークプリズン}}
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:シナリオデモのみの登場。
      
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
 
:専用BGMがついた。ハードはSFCだが「ケルヴィンブリザード」を使うと喋る。
 
:専用BGMがついた。ハードはSFCだが「ケルヴィンブリザード」を使うと喋る。
 
:召喚されて間もない主人公[[マサキ・アンドー|マサキ]]の案内人として登場。当初は魔装機[[ファルク]]を愛機としていたが、王宮で開催された審査で水の精霊王ガッドに認められてからは魔装機神ガッデスの操者となる。同じ魔装機神操者リカルドとの交際は順調で心を通わせていたが、第一章終盤に因縁深き男[[ルビッカ・ハッキネン]]にリカルドを殺されてしまう。第二章からは魔装機神隊の中核として活躍する。大量の砂糖を紅茶に投入し、その光景を目の当たりにしたマサキの食欲を失わせたり、料理当番の日にはプレシアに警戒されて手伝いを申し出られ、ヤンロンにも「(テュッティの味付けは)万人向けとは言い難い」と言われている。他の作品では彼女の戦闘は「ケルヴィンブリザード」頼りになりがちだが、本作では他の武器の性能も向上しているので活躍できる。しかしながらアタッカーとしては「熱血」を持っていないのが大きなネックであり、逆に支援系の優秀な精神コマンドには非常に恵まれている。機体の改造が十分ならば前線に出てもいいが、改造が不十分ならば支援に回った方がいい。必殺技の「フェンリルクラッシュ」を修得している場合は、後半の炎属性の敵に対しては圧倒的な強さが発揮できる。「気合」を覚えるため「激励」いらず。
 
:召喚されて間もない主人公[[マサキ・アンドー|マサキ]]の案内人として登場。当初は魔装機[[ファルク]]を愛機としていたが、王宮で開催された審査で水の精霊王ガッドに認められてからは魔装機神ガッデスの操者となる。同じ魔装機神操者リカルドとの交際は順調で心を通わせていたが、第一章終盤に因縁深き男[[ルビッカ・ハッキネン]]にリカルドを殺されてしまう。第二章からは魔装機神隊の中核として活躍する。大量の砂糖を紅茶に投入し、その光景を目の当たりにしたマサキの食欲を失わせたり、料理当番の日にはプレシアに警戒されて手伝いを申し出られ、ヤンロンにも「(テュッティの味付けは)万人向けとは言い難い」と言われている。他の作品では彼女の戦闘は「ケルヴィンブリザード」頼りになりがちだが、本作では他の武器の性能も向上しているので活躍できる。しかしながらアタッカーとしては「熱血」を持っていないのが大きなネックであり、逆に支援系の優秀な精神コマンドには非常に恵まれている。機体の改造が十分ならば前線に出てもいいが、改造が不十分ならば支援に回った方がいい。必殺技の「フェンリルクラッシュ」を修得している場合は、後半の炎属性の敵に対しては圧倒的な強さが発揮できる。「気合」を覚えるため「激励」いらず。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}
 
:魔装機神操者の中で唯一ラングランを覆った結界から逃れている。アルメラ国との外交のためにアンティラス隊から離れていて、ガッデスの持込はアルメラ国から拒否された。その最中にマグゥーキの発生が起こり、ガッデスと離れ離れに。その後野盗に襲われていたところをアルメラ国のエリシアたちに助けられ、シュウたちと合流して共闘関係になる。ゲーム中盤までは[[リジェリオールAR]]で戦闘に加わる。中盤を前に他の魔装機神メンバー同様に捕らえられて一時離脱はするものの、復帰後はガッデス共々大暴れが可能。エピローグではヅボルバの話題も出るが、お互い復興に忙しいのでそちらを優先したいというテュッティの意向でツボルバの出番は無し。
 
:魔装機神操者の中で唯一ラングランを覆った結界から逃れている。アルメラ国との外交のためにアンティラス隊から離れていて、ガッデスの持込はアルメラ国から拒否された。その最中にマグゥーキの発生が起こり、ガッデスと離れ離れに。その後野盗に襲われていたところをアルメラ国のエリシアたちに助けられ、シュウたちと合流して共闘関係になる。ゲーム中盤までは[[リジェリオールAR]]で戦闘に加わる。中盤を前に他の魔装機神メンバー同様に捕らえられて一時離脱はするものの、復帰後はガッデス共々大暴れが可能。エピローグではヅボルバの話題も出るが、お互い復興に忙しいのでそちらを優先したいというテュッティの意向でツボルバの出番は無し。
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=== [[OGシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
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:[[地上人召喚事件]]で、[[ラ・ギアス]]に召喚された[[ハガネ]]と行動を共にする。甘党な所は相変わらずで、紅茶に砂糖を8杯も入れてユウキを絶句させた。
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:リカルドに関する発言が増えている。PP消費の重い集中力を初期習得しているため、周回を重ねるごとに強さを増していく操者と言える。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ダークプリズン}}
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:シナリオデモのみの登場。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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;「いいじゃない、かわいいんだから。あ~あ、私も猫にしたらよかったかも」
 
;「いいじゃない、かわいいんだから。あ~あ、私も猫にしたらよかったかも」
 
:マサキが作ったファミリアを初めて見た時に。フレキとゲリにはたまったもんじゃなく、この発言のせいで[[クロ]]・[[シロ (魔装機神)|シロ]]との仲が悪くなった。
 
:マサキが作ったファミリアを初めて見た時に。フレキとゲリにはたまったもんじゃなく、この発言のせいで[[クロ]]・[[シロ (魔装機神)|シロ]]との仲が悪くなった。
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;マサキ「ただいま」<br />フェイル「マサキ、無事だったか。よかった。一体何を……」<br />テュッティ「マサキ!! 何でそんな勝手な事するの!!」「いくら魔装機神の操者が自由だからって、やっていい事と悪い事があるわ!!」「地上でもしものことがあったらどうする気!?」「いえ、それよりあなたが地上に出ている間に、ラ・ギアスが危機に陥ったら?」「あなたは、魔装機神操者としての義務を忘れたの!?」<br />マサキ「……うっせえな、ポンポンどなるなよ。黙って出たのは悪かったって、謝ってるだろ」<br />テュッティ「いいえ、あなたはまだ、心から反省していません。お姉さんはすべてお見通しなのよ」<br />マサキ「誰が姉さんだ!?」<br />フェイル「テュッティ、まあ今日のところはその辺で許してあげたらどうだ?」<br />テュッティ「殿下、それではあますぎます! 大体マサキは……あ、こら!! マサキ! どこへ行くの、待ちなさい!」<br />マサキ「へん、つきあってられるかよ!」<br />テュッティ「マサキ、待ちなさいっ!!」<br />モニカ「……お二人とも、行ってしまられましたわね。ところでお兄様、マサキの事、ほんうにあれでよろしいのですか?」<br />フェイル「ああ、マサキはあれで、意外と責任感がある。テュッティも、そう感じているからこそ、あれだけ注意しているんだ」<br />モニカ「そうでしょうか? 私には、ただガサツなだけにしか見えませんわ。クリストフ様の爪のアカでも飲ませたいくらいですもの」<br />フェイル「ハハ、クリストフと比較しては、彼がかわいそうだよ。クリストフは特別なのさ」<br />モニカ「それよりお兄様、そろそろお薬の時間では?」<br />フェイル「ああ……もうそんな時間か」<br />モニカ「お兄様……」<br />フェイル「モニカ。そう心配そうな顔を刷るな。だいじょうぶだ、お医者さまもそう言ってただろ」「最近は調子もいいし、この分ならすぐに治るさ……きっと」
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:第一章「領空侵犯」および「ライバル」シナリオエンドデモにて。勝手に飛び出したマサキが帰ってきた事を知って怒るテュッティの台詞。
 
;「マサキ!! もう……」<br />「心配……心配してたんだから……ホントに……」<br />「あなたに、もしもの事があったらと思うと……私……」
 
;「マサキ!! もう……」<br />「心配……心配してたんだから……ホントに……」<br />「あなたに、もしもの事があったらと思うと……私……」
 
:第一章「マサキとリカルド」シナリオエンドデモにて。テュッティと口論の末に飛び出したマサキがリカルドに説得され戻ってきた時に。マサキを見るなり、心配だったあまり泣き出してしまう。何かもうお姉さんというより'''恋人の身を案ずるヒロイン'''のようである。と、ここまでは良かった(?)のだが…
 
:第一章「マサキとリカルド」シナリオエンドデモにて。テュッティと口論の末に飛び出したマサキがリカルドに説得され戻ってきた時に。マサキを見るなり、心配だったあまり泣き出してしまう。何かもうお姉さんというより'''恋人の身を案ずるヒロイン'''のようである。と、ここまでは良かった(?)のだが…
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:『魔装機神F』では最初ガッデスではなくこの機体に乗る。
 
:『魔装機神F』では最初ガッデスではなくこの機体に乗る。
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== 備考 ==
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== 余談 ==
テュッティは[[フレキ]]と[[ゲリ]]の名前に始まり、[[ガッデス(魔装機神)|ガッデス]]の武装名、[[フリングホルニ]]など、[[北欧神話]]に由来する名称を多く用いているが、北欧神話とはスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド等で語り継がれた神話であり、'''フィンランドは含まれない。'''フィンランド共和国の主な構成民族であるフィン人は父系遺伝子がモンゴロイドに由来し、混血が進んだために見た目こそゲルマン系だが、神話体系は天空神ウッコを中心とする独自の物を持っている。一方、『EX』「マサキの章」の「王都への帰還」では、ミオの「ゲルマン系」という推測に対して肯定している。スウェーデンから移住した人々とその子孫を中心としたスウェーデン系フィンランド人に該当するということだろう。
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*英語翻訳版『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』では「Tyutti」表記となっている。なお、フィンランド人名としては「Tytti」表記が正しい。
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*テュッティは[[フレキ]]と[[ゲリ]]の名前に始まり、[[ガッデス(魔装機神)|ガッデス]]の武装名、[[フリングホルニ]]など、[[北欧神話]]に由来する名称を多く用いているが、北欧神話とはスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド等で語り継がれた神話であり、'''フィンランドは含まれない。'''フィンランド共和国の主な構成民族であるフィン人は父系遺伝子がモンゴロイドに由来し、混血が進んだために見た目こそゲルマン系だが、神話体系は天空神ウッコを中心とする独自の物を持っている。一方、『EX』「マサキの章」の「王都への帰還」では、ミオの「ゲルマン系」という推測に対して肯定している。スウェーデンから移住した人々とその子孫を中心としたスウェーデン系フィンランド人に該当するということだろう。
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* 彼女の愛した人間が死に直面、または生命を脅かされやすいことから、ゲームのシステム内の解説欄で「'''不幸を呼ぶ女'''」と紹介されたことがある。しかし……果たして本当に「不幸を呼ぶ女」といえるかは少々疑問が残るところ<ref>[[リカルド・シルベイラ]]は、僚友を犠牲にして生き延びた負い目を引きずるあまり生存欲求に乏しく死に逃避しがちという欠点があり、[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]は己の夢(野望)と責任を果たすために過度の訓練を課して肉体的健康を損なってしまった人間である。単に自己犠牲の精神が強すぎる不幸な男にテュッティが魅かれやすいだけという見方も成り立つ。</ref>。
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**そもそも、不幸という点で言うのであればルビッカが諸悪の根源と言える。テュッティが愛した6名のうち4名をルビッカ一人で手にかけている。
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*[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]と髪型や容姿がよく似ているため、ファンアート等でレオナとテュッティが間違えられることがあるらしい。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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