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== シュバルツ・バルト(Schwaltz Walt) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Schwaltz Walt]]<ref>[http://www.the-big-o.net/design/index.html#head-chara キャラクター]、THE ビッグオー、2022年1月10日閲覧。</ref>
**[[THE ビッグオー]]
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| 登場作品 =
**[[THE ビッグオー 2nd SEASON]]
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*{{登場作品 (人物)|THE ビッグオー}}
*[[声優]]:堀勝之祐
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*{{登場作品 (人物)|THE ビッグオー 2nd SEASON}}
*本名:'''マイクル・ゼーバッハ'''
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| 声優 = {{声優|堀勝之祐|SRW=Y}}
*種族:地球人(ドイツ人)
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|さとうけいいち}}
*性別:男
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦D}}
*所属:[[パラダイム社]]
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*職業:元新聞記者
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}}
*身長:195cm(尖がり頭を含め)
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*キャラクターデザイン:さとうけいいち
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本名は「'''マイクル・ゼーバッハ'''」と言い、元々は[[パラダイム社]]の新聞記者であったが、その仕事に対する使命感が彼を暴走させ、真実を求める男「'''シュバルツ・バルト'''」へと変貌させてしまった。
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
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| 本名 = '''マイクル・ゼーバッハ'''
 +
| 種族 = [[種族::地球人]](ドイツ人)
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| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 身長 = [[身長::195 cm]](尖がり頭を含め)
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| 資格 = [[ビッグデュオ]]の[[ドミュナス]]
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}}
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'''シュバルツ・バルト'''は『[[THE ビッグオー]]』の登場人物。
   −
真実を追い求め、「40年前の[[パラダイムシティ]]に何が起きたのか」を独自に調査し、数多の[[メモリー]]を得ることに成功するが、逆に狂気に取り付かれる。その際にマイクル・ゼーバッハの名を捨てる。地下に秘密を求め、ビッグ・シリーズの[[アーキタイプ (ビッグオー)|アーキタイプ]](原型)を発掘。その時負った火傷を隠すため、全身を包帯で覆っている。その後、真実を追い求めた末に[[ザ・ビッグ]]の一体、[[ビッグ・デュオ]]を発見する。短期間でビッグ・デュオを乗りこなし、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]の乗る[[ビッグ・オー]]を圧倒するだけの操縦技量を持つ。40年前の真実を知らしめるべく、度重なる破壊活動を展開。ロジャーと対峙することとなる。
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== 概要 ==
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本名は「'''マイクル・ゼーバッハ'''」、元々はパラダイム社の新聞記者であったが、その仕事に対する使命感が彼を暴走させ、真実を求める男「'''シュバルツ・バルト'''」へと変貌させてしまった。
   −
Act:12で再登場した時、マイクル・ゼーバッハは既に死んでいるとAct:17にて[[エンジェル]]の口から語られているが、その後も亡霊のように幾度となく作中に姿を見せる。
+
全身をミイラ男のように包帯で覆い、ボロボロのロングコートを身に纏い、首元にはコルセットを装着し、更に頭部が尖がっているという強烈なビジュアルが特徴。
   −
[[漫画]]版では死ぬ前からビッグ・オーを通じて幾度かロジャーの心に語りかける。それどころかビッグ・オー無しでも何故かお互いに感知できる。
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「40年前の[[パラダイムシティ]]に何が起きたのか」を独自に調査しており、数多の[[メモリー]]を得ることに成功するが、同時に狂気に取り付かれてしまう。隠された真実を求めてシティの地下に潜り、ビッグ・シリーズの[[アーキタイプ (ビッグオー)|アーキタイプ]](原型)を発掘。これを起動して街を破壊することで地上の住人達に「真実」を知らしめようと企んでいた。自らを追って地下へやってきた[[ロジャー・スミス]]に対してはガソリンの染み込んだ包帯を放って焼き殺そうと目論んだが、アーキタイプが[[R・ドロシー・ウェインライト]]に反応して暴走するという想定外の事態が起こり、自らが炎に包まれる羽目になった。
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焼け死んだかに思われたがACT:12で再登場。ジョン・F・ケネディ国際空港にて[[マミー]]に搭乗して出現し、[[ビッグオー]]と交戦。その正体が[[ザ・ビッグ]]の一機[[ビッグデュオ]]である事を明らかにして飛び去って行った。その後、セントラルドームで開かれていた覆面パーティにロジャーを誘い、街の富裕層が繰り広げる痴態を見せつけた後、彼らを焼殺。ドーム内にビッグデュオを呼び出して再戦を挑む。ビッグオーとの戦闘ではビッグデュオの飛行能力を最大限に発揮して追い詰めるものの、自身が「偽りの空」と評したドームの支柱を利用されて反撃を受け、敗北。頭部が破壊されたことで暴走を始めたビッグデュオから脱出し、その光景に愕然としていた。
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その後の行方は明かされていなかったが、2nd SEASONのAct:17にて「マイクル・ゼーバッハの死体が発見されたが、彼が死亡したのはビッグデュオで暴れる前だった」という衝撃的な事実が[[エンジェル]]の口から語られた。しかし、その後も亡霊のように幾度となく作中に姿を見せ、[[ビッグデュオ・インフェルノ]]で暴れる[[アラン・ゲイブリエル]]に対しては[[ドミュナス]]の資格がないと宣告している。最後はパラダイムシティの真実を明らかにする台詞と共に出番を終えた。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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SRWでは『D』のみナカグロありの「シュバルツ・バルト」名義、『Z』以降の参戦作品ではナカグロなしの「シュバルツバルト」名義となっている。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
:ナカグロなしの「シュバルツバルト」名義。[[黒歴史]]の真実を追い求め、幾度となくロジャーの前に姿を現す。技能は優秀な物が占めており、少し苦戦する。『[[D]]』同様、原作の枠を超えた活躍を見せている。最期は[[ヘブンズベース]]に出現し、[[ZEUTH]]と交戦して撃墜され、自らの役割は果たしたとして散る。
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:音声初収録。声優の堀勝之祐氏も本作がスパロボ初参加。[[黒歴史]]の真実を追い求め、幾度となくロジャーの前に姿を現す。技能は優秀な物が占めており、少し苦戦する。『[[D]]』同様、原作の枠を超えた活躍を見せている。最期は[[ヘブンズベース]]に出現し、[[ZEUTH]]と交戦して撃墜され、自らの役割は果たしたとして散る。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
:まさかの再登場。相変わらず世界の真実を垣間見る立ち位置にいるらしく、32話ではメモリーを失ったロジャーに失望する様が見られる。
 
:まさかの再登場。相変わらず世界の真実を垣間見る立ち位置にいるらしく、32話ではメモリーを失ったロジャーに失望する様が見られる。
:その後、運命受諾ルート第54話「The Show Must Go On」あるいは運命抵抗ルート53話「永遠という幻想」にて完全再起を果たしたロジャーと対峙し[[ビッグ・オー|ファイナルステージ]]の光の中に消えるが、その最後を「悪くない」と評し、ロジャーに未来の真実を見定めるよう言い残すなど、どこか満足げな態度であった。
+
:その後、運命受諾ルート第54話「The Show Must Go On」あるいは運命抵抗ルート53話「永遠という幻想」にて完全再起を果たしたロジャーと対峙し[[ビッグオー|ファイナルステージ]]の光の中に消えるが、その最後を「悪くない」と評し、ロジャーに未来の真実を見定めるよう言い残すなど、どこか満足げな態度であった。
 
:また、グラフィック面ではカットインが新たに書き下ろされている。
 
:また、グラフィック面ではカットインが新たに書き下ろされている。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦D]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}
:初登場作品。[[ルイーナ]]の[[メリオルエッセ]]と共に登場する。本作では[[南極]]調査隊のメンバーであったことが[[エンジェル]]の口から語られる。
+
:初登場作品。[[ルイーナ]]の[[メリオルエッセ]]と共に登場、版権作品最後の敵でもある。本作では[[南極]]調査隊のメンバーであったことが[[エンジェル]]の口から語られる。
 
:原作未見のプレイヤーからはオリジナルキャラと間違えられそうな程、ルイーナと雰囲気が溶け込んでいる。
 
:原作未見のプレイヤーからはオリジナルキャラと間違えられそうな程、ルイーナと雰囲気が溶け込んでいる。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:2019年6月のイベント「Closed World」期間限定参戦。
 +
 
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
『D』では[[回避]]が異様に低い以外はそこそこの高水準に纏まっている。真価はビッグ・デュオに乗り換えてからだが、いかんせん出番が少なく、2度目の登場は「クライシス・ポイント」となり、そこで退場するため今一つ強さが感じられない。
+
『D』では[[回避]]が異様に低い以外はそこそこの高水準に纏まっている。真価はビッグデュオに乗り換えてからだが、いかんせん出番が少なく、2度目の登場は「クライシス・ポイント」となり、そこで退場するため今一つ強さが感じられない。
    
『Z』でも概ね似たような能力だが、出番が多い分能力も高く、特に[[技量]]の高さと「見切り」の効果でクリティカルを連発して来る。
 
『Z』でも概ね似たような能力だが、出番が多い分能力も高く、特に[[技量]]の高さと「見切り」の効果でクリティカルを連発して来る。
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=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:[[祝福]]、[[直感]]、[[鉄壁]]、[[かく乱]]
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:'''[[祝福]]、[[直感]]、[[鉄壁]]、[[かく乱]]'''
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
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:'''[[祝福]]、[[直感]]、[[鉄壁]]'''
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:;パイロットパーツ装備時
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::'''[[信念]]、[[覚醒]]、[[魂]]'''
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル)===
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=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
:[[援護攻撃]]L2、[[底力]]L8
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:'''[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L2'''
 
:シュバルツに限らず、本作では大ボス以外は技能が平凡で、固有以外だと「底力」「援護攻撃・防御」以外には防御技能くらいしか持っていない(例外は[[ドゥカー・イク]]と[[グラキエース]])。
 
:シュバルツに限らず、本作では大ボス以外は技能が平凡で、固有以外だと「底力」「援護攻撃・防御」以外には防御技能くらいしか持っていない(例外は[[ドゥカー・イク]]と[[グラキエース]])。
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:[[底力]]L8、[[カウンター]]L5、[[見切り]]、[[SP回復]]、[[精神耐性]]、[[気力限界突破]]
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:'''[[底力]]L8、[[カウンター]]L5、[[見切り]]、[[SP回復]]、[[精神耐性]]、[[気力限界突破]]'''
:中々豪勢なラインナップだがビッグ・デュオとは微妙にかみ合わない。SP回復を持っているのは真実に踏み込んだがゆえか?
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:中々豪勢なラインナップだがビッグデュオとは微妙にかみ合わない。SP回復を持っているのは真実に踏み込んだがゆえか?
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
:[[底力]]L7、気力+(ダメージ)、[[ガード]]、[[戦意高揚]]、[[精神耐性]]、[[気力限界突破]]
+
:'''[[底力]]L7、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[ガード]]、[[戦意高揚]]、[[精神耐性]]、[[気力限界突破]]'''
 
:Zとは打って変わって防御型。
 
:Zとは打って変わって防御型。
   −
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
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=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
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;命中率+20%
:命中率+20%
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。
    
=== エースボーナス ===
 
=== エースボーナス ===
 
;HP50%以下で、自軍フェイズ開始時に「かく乱」を使用
 
;HP50%以下で、自軍フェイズ開始時に「かく乱」を使用
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
+
:[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』で採用。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:『Z』では彼の正体を暴くのに一役買った。
 
:『Z』では彼の正体を暴くのに一役買った。
 
;[[破嵐万丈]]
 
;[[破嵐万丈]]
:[[ZSPD]]では彼を「日輪の子」と独自の表現で呼称し、「闇」に固執した持論の数々を展開する。
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:[[ZSPD]]』では彼を「日輪の子」と独自の表現で呼称し、「闇」に固執した持論の数々を展開する。
 +
;[[アムロ・レイ]]、[[カミーユ・ビダン]]、[[バナージ・リンクス]]、[[シン・アスカ]]
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:『[[第3次Z時獄篇]]』ではパラダイムシティドーム外の廃墟に飛ばされていた彼らに、ただ一言「[[シャア・アズナブル]]」という答えを与えた。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:Act:04より、マイクル・ゼーバッハの名を捨て、シュバルツ・バルトとしてロジャーと初対面した時の掛け合い。
 
:Act:04より、マイクル・ゼーバッハの名を捨て、シュバルツ・バルトとしてロジャーと初対面した時の掛け合い。
 
;「フフフ…見えるぞ、ロジャー・スミス。お前の驚く顔が…だが本当の衝撃は、メインステージまでお預けだ!」
 
;「フフフ…見えるぞ、ロジャー・スミス。お前の驚く顔が…だが本当の衝撃は、メインステージまでお預けだ!」
:Act:12より。キャノン・パーティを受けた後、包帯が焼かれた[[マミー]]は[[ビッグ・デュオ|真の姿]]を曝け出し、空へと消える。シュバルツのこの台詞の通り、ビッグ・オーに酷似したその姿にロジャーはただ驚愕するのだった。
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:Act:12より。キャノン・パーティを受けた後、包帯が焼かれた[[マミー]]は[[ビッグデュオ|真の姿]]を曝け出し、空へと消える。シュバルツのこの台詞の通り、ビッグオーに酷似したその姿にロジャーはただ驚愕するのだった。
 
;「これがお前の守ろうとしている、この腐った街の現実だ」
 
;「これがお前の守ろうとしている、この腐った街の現実だ」
:ビッグ・デュオと共に消えたシュバルツはパラダイムの仮面舞踏会サークルに潜んでいた。<br />彼はマミーの正体=[[ビッグ・デュオ]]の顔パーツを意識した白と黒の左右非対称の仮面を着け、酒と肉をむさぼり、欲望の赴くまま踊り狂うメンバーをこれ見よがしに突きつける。その挑発に構わず、ロジャーは自身の目的である交渉を行う。
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:ビッグデュオと共に消えたシュバルツはパラダイムの仮面舞踏会サークルに潜んでいた。<br />彼はマミーの正体=[[ビッグデュオ]]の顔パーツを意識した白と黒の左右非対称の仮面を着け、酒と肉をむさぼり、欲望の赴くまま踊り狂うメンバーをこれ見よがしに突きつける。その挑発に構わず、ロジャーは自身の目的である交渉を行う。
;「ドームという偽りの空など、この世界には不要なのだ。40年前、この世界に起こった真実を、全ての人間は知らねばならない。それを、これからこの私が行うのだ! ビッグ・デュオを使って!!」
+
;「ドームという偽りの空など、この世界には不要なのだ。40年前、この世界に起こった真実を、全ての人間は知らねばならない。それを、これからこの私が行うのだ! ビッグデュオを使って!!」
 
:アレックスからの退職金を燃やした後、シュバルツは自身の目的をロジャーに告げる。この台詞を言い終えた後、仮面をつけたメンバー全員が苦しみだし、発火現象を引き起こした仮面が舞踏会を炎に包みこんだ。
 
:アレックスからの退職金を燃やした後、シュバルツは自身の目的をロジャーに告げる。この台詞を言い終えた後、仮面をつけたメンバー全員が苦しみだし、発火現象を引き起こした仮面が舞踏会を炎に包みこんだ。
;「フッ、現れたな。もう一つのザ・ビッグ!」<br />「私の力…ビッグ・デュオの力を思い知らせてやる! ザ・ビッグは二つはいらない!!」<br />「ディッヒ・デュオ! エスギプト・ショウ・ツァイト!!」
+
:皮肉にもこの「偽りの空」という言葉が敗北の一因となる。
:ビッグ・デュオでビッグ・オーと対峙した時に。<br />3行目の台詞はドイツ語で、英語に直すと'''「ビッグ・デュオ! イッツ・ショータイム!!」'''。
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;「フッ、現れたな。もう一つのザ・ビッグ!」<br />「私の力…ビッグデュオの力を思い知らせてやる! ザ・ビッグは二つはいらない!!」<br />「ディッヒ・デュオ! エスギプト・ショウ・ツァイト!!」
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:ビッグデュオでビッグオーと対峙した時に。<br />3行目の台詞はドイツ語で、英語に直すと'''「ビッグデュオ! イッツ・ショータイム!!」'''。
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;「ドゥームヒト・フォルトゲーン!」
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:ビッグデュオのメガトン・ミサイルを発射する際の台詞。こちらもドイツ語で、訳すと'''「お前はこれで終わりだ!」'''。『Z』でもメガトン・ミサイルの時に聞くことができる。
 
;「同じだ…あの時と…!」<br />「お前達は…主を必要としないのか? それとも、主を選ぶのか? ロジャー・スミス…」
 
;「同じだ…あの時と…!」<br />「お前達は…主を必要としないのか? それとも、主を選ぶのか? ロジャー・スミス…」
:頭部、右腕部、胸部を失ったビッグ・デュオ。ビッグ・オーが止めを刺そうとした瞬間、コックピットの計器が光りビッグ・デュオはシュバルツ・バルトの手を離れて暴走。やがて、アレックスのいるパラダイム社に手を伸ばし停止する。その光景にシュバルツはただ言葉を失うのだった…。
+
:頭部、右腕部、胸部を失ったビッグデュオ。ビッグオーが止めを刺そうとした瞬間、コックピットの計器が光りビッグデュオはシュバルツ・バルトの手を離れて暴走。やがて、アレックスのいるパラダイム社に手を伸ばし停止する。その光景にシュバルツはただ言葉を失うのだった…。
    
=== THE ビッグオー 2nd SEASON ===
 
=== THE ビッグオー 2nd SEASON ===
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;「”破滅”こそが私がかいまみることができた、真実だからだよ。そう、それこそが、人という愚かな生き物が行き着く先なのだ」
 
;「”破滅”こそが私がかいまみることができた、真実だからだよ。そう、それこそが、人という愚かな生き物が行き着く先なのだ」
 
:『D』でルイーナと共に登場した時、タケルから[[ルイーナ]]に協力をしている理由を聞かれて。
 
:『D』でルイーナと共に登場した時、タケルから[[ルイーナ]]に協力をしている理由を聞かれて。
;「ドームという偽りの空など、この世界には不要なのだ!40年前、この世界で起こった真実を全ての人間は知らねばならない。それをこれからこの私が行うのだ!このビッグデュオを使って!!」<br/>「ビッグデュオ! エスギプト・ショウツァイットゥ!!」
+
;「私にシールドを使わせるとは!」
 +
:「[[スーパーロボット大戦Z|Z]]」にて[[シールド防御]]発動時の台詞だが、[[ビッグデュオ]]にシールドは無いので[[没データ|没台詞]]。
 +
;「[[オーバーデビル|悪魔の力を持つオーバーマン]]よ!その存在は許されん!」
 +
:『Z』で対[[キングゲイナー]]時の台詞。
 +
;「機械天使よ!人と交わったその身こそ、まさに[[堕天翅族|堕天翅]]!」
 +
:『Z』で対[[アクエリオン]]時の台詞。
 +
;「ターンタイプ!やはり、実在していたか!」
 +
:『Z』で対[[∀ガンダム]]時の台詞。
 +
:[[黒歴史]]に関係するキャラには専用台詞が豊富に用意されている。
 +
;「ドームという偽りの空など、この世界には不要なのだ!40年前、この世界で起こった真実を全ての人間は知らねばならない。それをこれからこの私が行うのだ!このビッグデュオを使って!!」<br/>「ビッグデュオ! エスギプト・ショウツァイットゥ!!」
 
:『Z』の共通ルート11話「パラダイム・シフト」より。1stの名台詞の再現だが、なぜかコールが『ディッヒ・デュオ』ではなく「ビッグデュオ」になっている。
 
:『Z』の共通ルート11話「パラダイム・シフト」より。1stの名台詞の再現だが、なぜかコールが『ディッヒ・デュオ』ではなく「ビッグデュオ」になっている。
 
;「そして、人は知る。若き日のゴードン・ローズウォーターが著した小説に描かれた人類終末の日々……」<br />「そして、全てをやり直すために執行者が目覚める」
 
;「そして、人は知る。若き日のゴードン・ローズウォーターが著した小説に描かれた人類終末の日々……」<br />「そして、全てをやり直すために執行者が目覚める」
151行目: 186行目:     
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
;[[マミー]]
+
;[[ビッグデュオ]]
:
  −
;[[ビッグ・デュオ]]
   
:
 
:
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:;[[マミー]]
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::
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*誤解され易いが、シュバルツのモデルはミイラ男ではなく透明人間。
 
*誤解され易いが、シュバルツのモデルはミイラ男ではなく透明人間。
 
*最後の登場回となるAct:25では'''ギャグ補正など一切無し'''で、物語の登場人物のまま「製作者や視聴者側からしか見れないもの(パラダイムシティ上空に設置された舞台照明)を見る行為を行う」という希有な立場に付いている。
 
*最後の登場回となるAct:25では'''ギャグ補正など一切無し'''で、物語の登場人物のまま「製作者や視聴者側からしか見れないもの(パラダイムシティ上空に設置された舞台照明)を見る行為を行う」という希有な立場に付いている。
 +
*[[漫画]]版ではゼーバッハとしての姿も登場しており、その状態で少しだけロジャーとも会話している。シュバルツ・バルトと化した後はテレパシーのような形で幾度かロジャーの心に語り掛けており、初めて対峙した際にも「私はお前のその姿を知っている」と評されていた。こちらでは「街に天使が現れたとき、再び太陽が昇る」という噂を流し、ビッグデュオを天使に見立てて降臨。メガトンミサイルによって街を焼き払おうとするが、ビッグオーの[[ロケットパンチ]]で撃ち返され自滅した。しかし、その後も亡霊のような形で幾度となく姿を現している。
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== 脚注 ==
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<references />
 
{{DEFAULTSORT:しゆはるつ はると}}
 
{{DEFAULTSORT:しゆはるつ はると}}
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:登場人物さ行]]
 
[[Category:THE ビッグオー]]
 
[[Category:THE ビッグオー]]