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437 バイト追加 、 2023年5月20日 (土) 19:29
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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| 読み = しこうしんゼット
 
| 読み = しこうしんゼット
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Hypsistos Z]]<ref>『30』Steam英語版にて確認。</ref>
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])
 
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[Zシリーズ]])
 
*{{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z}}
 
*{{登場作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z}}
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
:本作及びZシリーズ全体を通じての[[ラストボス|ラスボス]]。4ターン目に必ず登場する。過去作の[[Zマスター]]や[[巨大ランカ]]同様にマップ背景に統合されており、一切移動しない。9ターンの時間制限あり、[[HP]]が半分以下になるか、7ターン目を迎えると一度だけ全回復する為、前者を狙う場合実質的なHPは75万以上となる。さらに「真化融合を果たした攻撃でなければ全く通用しない」という文字通り、難易度ノーマルの初期数値の時点で'''4200'''と歴代のスパロボゲーム中でもかなり高い装甲値を保有しており、アドヴェントの[[レベル]]が最高値'''99'''となっており、高いステータスに裏付けされた防御力を誇る。[[3回行動]]から1回目[[マップ兵器]]、2連続[[全体攻撃]]が主。
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:初登場作品。本作及びZシリーズ全体を通じての[[ラストボス|ラスボス]]
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:4ターン目に必ず登場する。過去作の[[Zマスター]]や[[巨大ランカ]]同様にマップ背景に統合されており、一切移動しない。9ターンの時間制限あり、[[HP]]が半分以下になるか、7ターン目を迎えると一度だけ全回復する為、前者を狙う場合実質的なHPは75万以上となる。さらに「真化融合を果たした攻撃でなければ全く通用しない」という文字通り、難易度ノーマルの初期数値の時点で'''4200'''と歴代のスパロボゲーム中でもかなり高い装甲値を保有しており、アドヴェントの[[レベル]]が最高値'''99'''となっており、高いステータスに裏付けされた防御力を誇る。[[3回行動]]から1回目[[マップ兵器]]、2連続[[全体攻撃]]が主。
 
:出現時はアドヴェントが[[気力]]120(ハードだと150)で出現する為、ノーマルではエースボーナス発動に猶予があるもののハードでは'''発動済み'''。しかも'''敵ターンが回る度に自軍の一部が強制的にダメージを受ける'''ので早めにイベントを起こしてしまうのが吉。幸いイベント発動前はアドヴェントは底力を所持していない。但しイベント後に'''SPは回復しない'''為この時点での精神コマンドの乱用は厳禁。
 
:出現時はアドヴェントが[[気力]]120(ハードだと150)で出現する為、ノーマルではエースボーナス発動に猶予があるもののハードでは'''発動済み'''。しかも'''敵ターンが回る度に自軍の一部が強制的にダメージを受ける'''ので早めにイベントを起こしてしまうのが吉。幸いイベント発動前はアドヴェントは底力を所持していない。但しイベント後に'''SPは回復しない'''為この時点での精神コマンドの乱用は厳禁。
 
:イベントで全回復した際にアドヴェントの気力が108まで引き下がる。同時にアドヴェントのSP回復が底力レベル4になってしまう。幸い際立って高いわけではない為、1周目でも育成やゲームシステムを理解していれば1ターン撃破・もしくは1回の攻撃で倒すことも不可能ではないが、自信が無いなら出現時に態勢を整えてから集中攻撃で叩くべきだろう。
 
:イベントで全回復した際にアドヴェントの気力が108まで引き下がる。同時にアドヴェントのSP回復が底力レベル4になってしまう。幸い際立って高いわけではない為、1周目でも育成やゲームシステムを理解していれば1ターン撃破・もしくは1回の攻撃で倒すことも不可能ではないが、自信が無いなら出現時に態勢を整えてから集中攻撃で叩くべきだろう。
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:アドヴェントの意思により、『第3次Z天獄篇』における全盛の性能を取り戻していない状態で、サイズも2L止まり。
 
:アドヴェントの意思により、『第3次Z天獄篇』における全盛の性能を取り戻していない状態で、サイズも2L止まり。
 
:このミッションは繰り返しプレイする毎に相手の名前が「至高神Z」「至高神ZII」…「至高神ZX」と変わっていき、それに伴い最大10回まで敵の性能が強化されていく。
 
:このミッションは繰り返しプレイする毎に相手の名前が「至高神Z」「至高神ZII」…「至高神ZX」と変わっていき、それに伴い最大10回まで敵の性能が強化されていく。
:至高神ZXは'''HP70万 HP回復(大)持ち'''と実数字だけなら天獄篇の最終戦をも上回るが、本作における強スキルである底力を持っておらず途中の回復やターン制限も無く、ゲームバランスの違いもあって[[真化|真化融合]]を果たしていない自軍であっても十二分に戦える。
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:至高神ZXは'''HP70万に加えてHP回復(大)持ち'''と実数字だけなら天獄篇の最終戦をも上回るが、本作における強スキルである底力を持っておらず途中の回復やターン制限も無く、ゲームバランスの違いもあって[[真化|真化融合]]を果たしていない自軍であっても十二分に戦える。
 
:下準備が必要だが1ターンキルを1周目から行うことができ、最終段階の至高神ZXはPP125と高いPPを持っているため、[[強化パーツ]]マニュアルPP+[[努力]]([[応援]])+[[AOSアップデート]]によって、'''本機の撃墜だけでPP650を獲得できる'''。本作では難易度によるデメリットも無く、ビギナーズモードも併用すれば安定した[[道場]]になる。
 
:下準備が必要だが1ターンキルを1周目から行うことができ、最終段階の至高神ZXはPP125と高いPPを持っているため、[[強化パーツ]]マニュアルPP+[[努力]]([[応援]])+[[AOSアップデート]]によって、'''本機の撃墜だけでPP650を獲得できる'''。本作では難易度によるデメリットも無く、ビギナーズモードも併用すれば安定した[[道場]]になる。
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:唯一の通常武器で全体攻撃。
 
:唯一の通常武器で全体攻撃。
 
:天使の輪の部分からオリジン・ローを抽出し、球体状にして敵対するものに放つ。虚空の輪廻を垣間見せた後、アドヴェント自身が無数の剣を突き刺して敵を消滅させ、至高神Zが光を吸収する。
 
:天使の輪の部分からオリジン・ローを抽出し、球体状にして敵対するものに放つ。虚空の輪廻を垣間見せた後、アドヴェント自身が無数の剣を突き刺して敵を消滅させ、至高神Zが光を吸収する。
:射程1~12に加えて消費ENは僅か10。気力制限もなし。至高神Zは'''最大ENが800(ハードだと860)に加えてEN回復(大)まで所持している'''ので、戦闘する以上この技による攻撃・反撃から逃れる術は無い(避ける術は[[狙撃]]、[[強化パーツ]]無しでは[[アクエリオンEVOL|アクエ]][[ソーラーアクエリオン|リオン]]の無限拳しかない)。
   
:虚空の輪廻の中では、不気味で巨大な髑髏、降り注ぐ火の玉、雷がほとばしる空に浮かぶ眼のようなもの、黒い液体を吹き出す得体の知れない謎の生物、荒野に立ってこちらを向く何かの影、重なり合う銀河らしきもの、核兵器らしき爆風、一瞬にして骨となる人々、羽ばたいた直後に不気味な骨だけの姿になる鳥、頭蓋骨が架かった大地に刺さる剣に留まる鳥、天空で6枚の翼を広げ輝く至高神Zらしきもの等、それらの場面が何度もループして繰り返される。
 
:虚空の輪廻の中では、不気味で巨大な髑髏、降り注ぐ火の玉、雷がほとばしる空に浮かぶ眼のようなもの、黒い液体を吹き出す得体の知れない謎の生物、荒野に立ってこちらを向く何かの影、重なり合う銀河らしきもの、核兵器らしき爆風、一瞬にして骨となる人々、羽ばたいた直後に不気味な骨だけの姿になる鳥、頭蓋骨が架かった大地に刺さる剣に留まる鳥、天空で6枚の翼を広げ輝く至高神Zらしきもの等、それらの場面が何度もループして繰り返される。
:ラスボスの技には珍しくバリア貫通がないが、アドヴェントの能力の高さとサイズ差ゆえに大して変わりがない。『30』ではバリア貫通が追加された。
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:射程1~12に加えて消費ENは僅か10。気力制限もなし。加えて'''最大ENが800(ハードだと860)に加えてEN回復(大)まで所持している'''ので、戦闘する以上この技による攻撃・反撃から逃れる術は無い(避ける術は[[狙撃]]、[[強化パーツ]]無しでは[[アクエリオンEVOL|アクエ]][[ソーラーアクエリオン|リオン]]の無限拳しかない)。
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:ラスボスの技には珍しくバリア貫通がないが、アドヴェントの能力の高さとサイズ差ゆえに無効化は困難。『30』ではバリア貫通が追加された。
 
:名称の由来はラテン語「ultimum deus initium」(究極 神、始まり)と思われる。トニトルムと同様「ウルティムム」が「ウルティウム」になっている。意訳すると「始まりの至高神」か。
 
:名称の由来はラテン語「ultimum deus initium」(究極 神、始まり)と思われる。トニトルムと同様「ウルティムム」が「ウルティウム」になっている。意訳すると「始まりの至高神」か。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
;[[HP回復]](小)
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『30』では勝利を重ねる毎に段階的に特殊能力が追加・強化されていく。
:無尽蔵のオリジンローによる回復力の表現。小レベルを持つ敵はそこそこいるがHPの多さに比例し、回復量も凄まじい。ターン制限を考えると躊躇する余裕は無い。
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;[[EN回復]](大)
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;[[HP回復]](『天獄篇』:小、『30』:小/中/大)
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:無尽蔵のオリジンローによる回復力の表現。小レベルを持つ敵はそこそこいるが、HPの多さに比例し回復量も凄まじい。『天獄篇』ではターン制限を考えると躊躇する余裕は無い。『30』では最終的に(大)を所持するため、どちらにせよ長期戦は死を意味する。
 +
;[[EN回復]](『天獄篇』:大、『30』:中)
 
:無尽蔵のオリジンローを生み出す力ゆえか所持。そもそも燃費が良すぎて殆どあって無いようなものだが。
 
:無尽蔵のオリジンローを生み出す力ゆえか所持。そもそも燃費が良すぎて殆どあって無いようなものだが。
 
;[[オールキャンセラー]]
 
;[[オールキャンセラー]]
:全ての状態異常を防ぐ。
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:全ての状態異常を防ぐ。『30』ではVIII以降から追加。
;[[HP回復]](小/中/大)、[[EN回復]](中)
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;[[対精神攻撃]]
:『30』で採用。勝利を重ねる毎に段階的に追加・強化されていく。
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:『天獄篇』では未採用だったが、『30』で採用。I~VIIまで付加されているが、VIII以降はオールキャンセラーに上書きされる。
;[[対精神攻撃]]、[[オールキャンセラー]]
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:『30』で採用。勝利を重ねる毎に段階的に追加・強化されていく。
      
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;自軍フェイズの開始時、マップ中にいる敵対軍勢のSPを-5する。
 
;自軍フェイズの開始時、マップ中にいる敵対軍勢のSPを-5する。
:「30」で採用。SPの回復量を減らす地味に嫌らしいボーナス。
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:『30』で採用。毎ターンの自然回復が相殺される上、射程不問で常に全軍が対象になる地味に嫌らしいボーナス。
    
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==