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シュロウガは因果律制御システムであると同時に、マン・マシン・インターフェースを備えた人型機動兵器でもある。しかし、戦死したのか機体を放棄したのか、ともかく何らかの理由でパイロットは姿を消しており、[[惑星エス・テラン]]に流れ着いた時には誰も乗っていなかった。そのため、乗り手を求めたシュロウガは、パイロットの代用品としてアサキム・ドーウィンを作り出した(本来のパイロットを模倣したものかは不明)。
 
シュロウガは因果律制御システムであると同時に、マン・マシン・インターフェースを備えた人型機動兵器でもある。しかし、戦死したのか機体を放棄したのか、ともかく何らかの理由でパイロットは姿を消しており、[[惑星エス・テラン]]に流れ着いた時には誰も乗っていなかった。そのため、乗り手を求めたシュロウガは、パイロットの代用品としてアサキム・ドーウィンを作り出した(本来のパイロットを模倣したものかは不明)。
その後、[[怒りのドクトリン]]によってシステムの一部を解析され無限輪廻を組み込まれたシュロウガは、アカシックレコードシステムを応用し、因果律をゆがめることによって[[並行世界]]の同一存在が重なって存在し続けている。
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それにより、消失・復活する度にアサキム・ドーウィンを何度も生み出していた。
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その後、[[怒りのドクトリン]]によってシステムの一部を解析され無限輪廻を組み込まれたシュロウガは、アカシックレコードシステムを応用し、因果律をゆがめることによって[[並行世界]]の同一存在が重なって存在し続けている。それにより、消失・復活する度にアサキム・ドーウィンを何度も生み出していた。
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つまり、シュロウガに不死性を与えたきっかけこそ御使いの手によるものだが、シュロウガ自身の意図がどうであれ'''アサキムに終わりのない無限地獄を何度も味わわせている実行犯と言えるのは御使いではなくシュロウガ'''なのである。
 
つまり、シュロウガに不死性を与えたきっかけこそ御使いの手によるものだが、シュロウガ自身の意図がどうであれ'''アサキムに終わりのない無限地獄を何度も味わわせている実行犯と言えるのは御使いではなくシュロウガ'''なのである。
    
=== 原型機について ===
 
=== 原型機について ===
最後まで判明しなかった元々の姿についてだが、意図的に持たされていることが明らかなサイバスターとの類似性や、「アカシックレコードに触れて因果律を操る」というシステムの存在が、「サイバスター、あるいはその並行した同一存在」という推察を補強している。
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最後まで判明しなかった元々の姿についてだが、意図的に持たされていることが明らかなサイバスターとの類似性や、「アカシックレコードに触れて因果律を操る」というシステムの存在が、「サイバスター、あるいはその並行した同一存在」という推察を補強している。仮にそのものでないにしても、シュロウガが何がしかの形でサイバスターと関連を持っていることはほぼ確実視されている。
仮にそのものでないにしても、シュロウガが何がしかの形でサイバスターと関連を持っていることはほぼ確実視されている。
      
一方でサイバスターの要素が外見からはほぼ消えた[[シュロウガ・シン]]が「本来の機能を取り戻した状態」であること、ノーマルの状態でも見られた人型の顔、青い基本フレーム部分、武装が外装に集約されていることなどから、サイバスターとは違う姿だったのではないか、という説も根強い。
 
一方でサイバスターの要素が外見からはほぼ消えた[[シュロウガ・シン]]が「本来の機能を取り戻した状態」であること、ノーマルの状態でも見られた人型の顔、青い基本フレーム部分、武装が外装に集約されていることなどから、サイバスターとは違う姿だったのではないか、という説も根強い。
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シンの方の設定によれば、シュロウガが知的生命体の思念や霊子を吸収して変貌を続ける中「人型機動兵器である」という根幹の部分が一切変化しなかったのは、シュロウガの原型となったマシン、あるいは生成時に参考にされたマシンの特性が大きく関与しているとされる。
 
シンの方の設定によれば、シュロウガが知的生命体の思念や霊子を吸収して変貌を続ける中「人型機動兵器である」という根幹の部分が一切変化しなかったのは、シュロウガの原型となったマシン、あるいは生成時に参考にされたマシンの特性が大きく関与しているとされる。
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この「原型」または「参考となったマシン」については、(確証はないとされた上で)姿が変化する原因となった[[負念]]や邪霊、悪霊、怨霊の類をエネルギーに変換する能力に謎を解くカギがあるという。
 
この「原型」または「参考となったマシン」については、(確証はないとされた上で)姿が変化する原因となった[[負念]]や邪霊、悪霊、怨霊の類をエネルギーに変換する能力に謎を解くカギがあるという。
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:*「白と黒でデザインが同じ服を着て不敵に笑む二人の女性」
 
:*「白と黒でデザインが同じ服を着て不敵に笑む二人の女性」
 
:の順であり、それにかぶさるように「アサキムの後ろ姿と、その影に浮かび上がる、コートの男らしきマサキと同じ服を着た鋭い目つきの瞳のない男(なお、髪の分け方も同じ)」がカットインしている。[[ラ・ギアス]]もしくはア・ゼルスとの関わりを思わせる映像だが、シュロウガはどこかのループで魔装機神の世界と遭遇していたのだろうか?
 
:の順であり、それにかぶさるように「アサキムの後ろ姿と、その影に浮かび上がる、コートの男らしきマサキと同じ服を着た鋭い目つきの瞳のない男(なお、髪の分け方も同じ)」がカットインしている。[[ラ・ギアス]]もしくはア・ゼルスとの関わりを思わせる映像だが、シュロウガはどこかのループで魔装機神の世界と遭遇していたのだろうか?
:武装名にある「レイ」は同系統の武器(アカシックバスターやアストラルイナー)を考えるとおそらく[[レイライン]](日本における龍脈に似た概念)を差していると思われる(実際、第3次Zに関係性は示されていないものの、「レイライン」という単語は使われている)。
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:武装名にある「レイ」は同系統の武器(アカシックバスターやアストラルイナー)を考えるとおそらく[[レイライン]](日本における龍脈に似た概念)を差していると思われる(実際、『第3次Z』に関係性は示されていないものの、「レイライン」という単語は使われている)。
 
:カットイン画像のうち、ディテールがはっきりしているものは[http://dl8.getuploader.com/g/3|kagekagami/54/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81kai.jpg こちら]。「グランゾンに敗れたサイバスターとその末路」ではないかと言われている。
 
:カットイン画像のうち、ディテールがはっきりしているものは[http://dl8.getuploader.com/g/3|kagekagami/54/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81kai.jpg こちら]。「グランゾンに敗れたサイバスターとその末路」ではないかと言われている。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*元々は、『[[第2次スーパーロボット大戦]]』において「魔装機神[[サイバスター]]」「武装機甲士[[グランゾン]]」に次ぐ第3のオリジナル作品として設定された「'''次元烈風 狩狼哉'''(じげんれっぷう しゅろうや)」である。しかし最終的にオリジナル作品として採用に至ったのはサイバスターであり、グランゾンも同作内のライバルメカニックとして採用。
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**狩狼哉は3案の中で唯一不採用となっていたが、シュロウガのモチーフとして用いられる形で17年ぶりの復活採用となった。ちなみに寺田プロデューサーの発言によると、これら3案の名前とロボット設定を一番初めに作ったのはバンプレストが依頼した外部の企画会社であってウィンキーソフトではない(サイバスターやグランゾンのより詳細な設定、メカデザイン、キャラクター、そして彼らが活躍できる舞台であるラ・ギアスやDCの設定などを作ったのはウィンキーソフトではあるが)。
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**狩狼哉は「次元を超える能力があり、サイバスターとグランゾンとの対決を止められる唯一の存在」といった設定の機体であり、次元を渡り歩く能力などはシュロウガの設定に活かされたものと思われる。また、サイバスターなどのラングラン製の風の[[魔装機]]、グランゾンやレイブレードの要素も入れ込む形でデザインされており、類似した武装や性質が見られる。
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*大張氏曰く「シュロウガは変形するので、立体化を意識してデザインした」とのこと。顔面部はマスクに覆われており、下には人型の顔がある。背後から見ると機体のフレームの部分は[[グランカイザー]]と同じ紫に近い青で、また脚部や胴体部、腕部のフレームはいわゆる「バリメカ」の特徴を多く持っている。そのため、素の状態だと、基本的には勇者シリーズの機体に近い人間型の外見をしており、その上から黒い外装を被せたような状態だと思われる。
   
*「サイバスターが変化したものではないか」という予測が随所で立てられているが、「レイ・バスター」の戦闘デモからして『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』ではなく『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE]]』の方に関係しているのではないか、という見方もある。
 
*「サイバスターが変化したものではないか」という予測が随所で立てられているが、「レイ・バスター」の戦闘デモからして『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』ではなく『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE]]』の方に関係しているのではないか、という見方もある。
 
**もし前身がサイバスターであったとして、その場合「守護精霊の[[サイフィス]]はどうなったのか」という疑問もあったが、[[魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神シリーズ最終章]]にて「アストラル界の消滅に伴い、全ての[[魔装機]]は精霊契約のない機械兵器になった」ため、この疑問は一応解決したことになる。
 
**もし前身がサイバスターであったとして、その場合「守護精霊の[[サイフィス]]はどうなったのか」という疑問もあったが、[[魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神シリーズ最終章]]にて「アストラル界の消滅に伴い、全ての[[魔装機]]は精霊契約のない機械兵器になった」ため、この疑問は一応解決したことになる。
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