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へリック共和国に敗れたゼネバス帝国がガイロス帝国に救援を求めたらそのまま乗っ取られた事でゼネバス帝国が滅亡したので、ギュンターにとってはガイロスも共和国も等しく敵である。なおゼネバス皇帝自身はゼネバス軍人をガイロス軍に帰順させるための体の良い人質として生かされていた(グランドカタストロフと同時期に死去)。
 
へリック共和国に敗れたゼネバス帝国がガイロス帝国に救援を求めたらそのまま乗っ取られた事でゼネバス帝国が滅亡したので、ギュンターにとってはガイロスも共和国も等しく敵である。なおゼネバス皇帝自身はゼネバス軍人をガイロス軍に帰順させるための体の良い人質として生かされていた(グランドカタストロフと同時期に死去)。
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共和国とガイロスが共倒れする様に暗躍した結果、共和国軍がガイロス帝国首都に迫ってきた事で機が熟したとして元ゼネバス兵と共にガイロス帝国に反旗を翻しネオ・ゼネバス帝国の建国を宣言する。最後は息子のヴォルフ(と元ゼネバス兵の子等)に後事を託して、元ゼネバス兵(老兵)と共にへリック・ガイロス連合軍を道連れにガイロス帝国首都で自爆、波乱の生涯の幕を閉じた。以降「ガイロス帝国対へリック共和国」だった戦争は「ネオゼネバス帝国対共和国'''残党'''(へリック共和国は亡命政府として西方大陸への遷都名目で逃亡し消滅、ガイロス帝国は共和国を支援)」<ref>事実上、ネオゼネバス帝国正規軍と共和国系反政府勢力の内戦と言う体</ref>へと変化する。
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共和国とガイロスが共倒れする様に暗躍した結果、共和国軍がガイロス帝国首都に迫ってきた事で機が熟したとして元ゼネバス兵と共にガイロス帝国に反旗を翻しネオ・ゼネバス帝国の建国を宣言する。最後は息子のヴォルフ(と元ゼネバス兵の子等)に後事を託して、元ゼネバス兵(老兵)と共にへリック・ガイロス連合軍を道連れにガイロス帝国首都で自爆、波乱の生涯の幕を閉じた。以降「ガイロス帝国対共和国」だった戦争は「ネオゼネバス帝国対共和国(ガイロス帝国は共和国を支援)」へと変化する。
    
惜しむらくは当時のへリック共和国大統領が異母姉のエレナであった事に最後まで気づかなかった事で、これを知っていたら姉とルドルフと手を取り合って戦乱の時代を終わらせたのでは?と言われている。とは言えあくまでも「開戦前なら」の話に過ぎないが。ネオゼネバス帝国建国宣言でギュンターが弟であることを知ったエレナ大統領は一瞬その事を考えたが、すぐさま「今更国民が納得しない」と否定している。
 
惜しむらくは当時のへリック共和国大統領が異母姉のエレナであった事に最後まで気づかなかった事で、これを知っていたら姉とルドルフと手を取り合って戦乱の時代を終わらせたのでは?と言われている。とは言えあくまでも「開戦前なら」の話に過ぎないが。ネオゼネバス帝国建国宣言でギュンターが弟であることを知ったエレナ大統領は一瞬その事を考えたが、すぐさま「今更国民が納得しない」と否定している。
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== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
==== TVアニメ版 ====
   
;「バン君、人間が生きてゆくうえでは必ず誰かしらに迷惑をかけているものだ」<br/>「君のために苦しんでいる人間もどこかにいるはずだ。ましてや、戦場に身をおくゾイド乗りなら尚更だろう」<br/>「君の父上も戦場で多くの敵を倒した。君の父上が戦うことも、君が戦うことも、レイヴンが戦うことも、そしてこの私が戦うことも皆同じことではないか?」<br/>「みんな自分が生きるために他人を犠牲にしているのだ」
 
;「バン君、人間が生きてゆくうえでは必ず誰かしらに迷惑をかけているものだ」<br/>「君のために苦しんでいる人間もどこかにいるはずだ。ましてや、戦場に身をおくゾイド乗りなら尚更だろう」<br/>「君の父上も戦場で多くの敵を倒した。君の父上が戦うことも、君が戦うことも、レイヴンが戦うことも、そしてこの私が戦うことも皆同じことではないか?」<br/>「みんな自分が生きるために他人を犠牲にしているのだ」
 
:アニメ版の第32話より。  
 
:アニメ版の第32話より。  
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:断末魔。デスザウラーのコアと一体化したと思ったが、結局はそれを守るための器の殻だった上に、部下のヒルツに利用されて、『用済み』という形で消滅してしまった。
 
:断末魔。デスザウラーのコアと一体化したと思ったが、結局はそれを守るための器の殻だった上に、部下のヒルツに利用されて、『用済み』という形で消滅してしまった。
 
:こちらはダークカイザーとなった時の凋落ぶりが非常に有名な為、ファンの間でネタにされている。
 
:こちらはダークカイザーとなった時の凋落ぶりが非常に有名な為、ファンの間でネタにされている。
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==== バトルストーリー版 ====
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; 「目立たぬように、わざと負けることに比べれば児戯にも等しい仕事だよ」
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:バトスト中盤、西方大陸戦争を制した共和国軍が今後の憂いを断つため帝国本土(暗黒大陸)への侵攻を計画。暗黒大陸への上陸を図る共和国軍をアンダー海で迎え撃ち、旧式のシンカーを大量投入した正に数の暴力で勝利し、それを称賛された事への返答。
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:勝利に浮かれ先の大敗から目を背ける哀れな独裁者… と思われていたのだが、後に西方大陸での大敗はガイロス帝国を疲弊させるための策略<ref>戦前から国民を扇動し国力・経済力を無視した軍備増強を行い、共和国に「帝国軍は戦意過多・戦略過少」と信じ込ませ、怪しまれる事なく帝国を敗北に導いた</ref>と判明し、今回の海戦も本当は共和国を帝国本土に招き入れるのが目的であり、怪しまれない様「共和国軍を退けつつも、偶然を装い無事に上陸させる計画」<ref>共和国軍を航行不能の危険海域(トライアングルダラズ)に追い込んだが、苦し紛れ共和国は危険海域に逃亡、そしたら偶然にも安全ルートを発見され上陸を許してしまった、と言う体の筋書きである。この計画の為にプロイツェンはトライアングルダラス内の安全航路を見つけ、所属不明機を使い共和国軍を誘導し発見するよう仕向けている</ref>であり、彼が本当は優秀な策略家であることが伺える。
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;「諸君……我が名はムーロア。ギュンター・プロイツェン・ムーロア。ネオゼネバス帝国初代皇帝である」
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:PK師団を率い反乱を起こした帝都ヴァルハラを占拠したプロイツェンが出した出自と真の目的。当初は私利私欲で国を牛耳り我が物にしようと企んでいた小悪党と思われた。しかし、真の目的は国を奪い自分たちを蔑ろにした両国への復讐であり、地位も名誉も果ては国家や戦争さえもプロイツェンにとって復讐の為の手段・道具にすぎないのである。
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;「徒手空拳から40年。この程度の覚悟なくして、遂げられる望みとは思っておりません」
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:プロイツェンの反乱に対し共和国と帝国は連合を組みヴァルハラへ進軍、居座るPK師団を蹴散らし全滅させる。一騎打ちを挑んだルドルフをブラッディデスザウラー(赤いデスザウラー)で迎え撃ち圧倒するが取り逃がしてしまう。誰もがプロイツェンの反乱の失敗を確信したが、上記のセリフと共に「自分たちは囮に過ぎず、ヴァルハラの占拠も、連合軍相手の戦いも、鉄竜騎兵団が中央大陸へ侵攻し、共和国を滅ぼすまでの時間稼ぎに過ぎなかった事」を暴露して勝利を確信し自爆。ルドルフとシュバルツの働きにより全滅こそ免れたが、この自爆により連合軍の戦力の大半と帝都ヴァルハラが消滅。自らの命さえも目的のため道具に過ぎなかった。
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:爆発に飲み込まれた瞬間、プロイツェンの脳裏にを横切ったのは「優秀な孝行息子であるヴォルフへの期待と不安<ref>指導者として不向きと言われるほど優しすぎる性格</ref>。ルドルフの性格に付け込み利用した事に対する後悔」と言う父親として宰相として複雑な心境であった。
   
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*バトルストーリーでのプロイツェンの反乱は、伏線は初期から張られていた事とアニメ版での所業と末路から、早くから予測していたファンも少なくなかった。そして、反乱を起こし共和国と帝国の連合軍に鎮圧され、呆気無い最期を迎えると言うのが大方の見方であった。
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*バトルストーリーにおいてはガイロス帝国に反旗を翻し、最終的に命を落としたものの「ネオゼネバス帝国の建国」「ヘリック共和国の滅亡」「ガイロス帝国の壊滅」と宿願を達成させたプロイツェンであったが、伏線は初期から張られておりアニメ版での所業からバトルストーリーにおいてもその反乱を早くから予測していたファンも少なくなかった。
**そしてファンの予想通り反乱を起こし、共和国と帝国の両方を敵に回したプロイツェンは連合軍の前に追いつめられるのだが、自分を含む死を覚悟した老兵を囮に使い連合軍の主力を引き付け、若い兵士を中心とした主力をガラ空きとなっていた共和国本土へ向かわせる策を用い、最終的に命は落としてしまうものの「へリック共和国の滅亡」「ガイロス帝国の壊滅」と復讐を完遂させ、故国「ネオゼネバス帝国の建国」と大方の予想を裏切り'''悲願を達成させ、まさかのプロイツェン完全勝利となった'''。
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**プロイツェンの反乱成功を予想する意見もあったが、ガイロス帝国を完全に乗っ取るか、新国家を建国し三つ巴となるとの意見が大勢であり、へリック共和国の滅亡を予想する意見は皆無だった(基本へリック共和国が善玉国家として描かれてる事も大きい)。
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**また、反乱軍が名乗った「ネオゼネバス帝国」も当初はダサいとの意見が多く、「ネオ何とかとか発想が安易」「[[ネオ・ジオン]]と違い語呂が悪い」「即興で考えた後先考えないダサい名前」と、そのネーミングセンスからも鎮圧されて終わるだろうとの意見が多く、本当に建国されるとは思われなかった。
      
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==