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戦闘キャラクターが持つパイロット[[能力]]値の一つ。
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'''技量'''とは、パイロット[[能力]]値の一つ。
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== 概要 ==
 
自分の技量値、相手の技量値の差により、[[クリティカル]]ヒット発生率が増減する。高ければクリティカルヒット攻撃を与えやすく、受けにくい。低ければ、その逆。『[[D]]』以降からは、一部の[[特殊技能]]の発生率にも関わるようになった。また、一部の[[精神コマンド]]の成功にも関わる。
 
自分の技量値、相手の技量値の差により、[[クリティカル]]ヒット発生率が増減する。高ければクリティカルヒット攻撃を与えやすく、受けにくい。低ければ、その逆。『[[D]]』以降からは、一部の[[特殊技能]]の発生率にも関わるようになった。また、一部の[[精神コマンド]]の成功にも関わる。
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;[[カウンター]]
 
;[[カウンター]]
 
:この技能も現行作品では、こちらの技量値が敵より高いほど発生率が上昇する作品が多い。『[[Z]]』のように技能Lvが存在する上で、更に技量値が関係する作品もある。
 
:この技能も現行作品では、こちらの技量値が敵より高いほど発生率が上昇する作品が多い。『[[Z]]』のように技能Lvが存在する上で、更に技量値が関係する作品もある。
:なお『[[V]]』、『[[X]]』では技能ではなく武器種別の一つに変更され、それに伴い技量の優劣に関係なく発動するようになっている。
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:なお『[[V]]』『[[X]]』『T』三部作及び『30』では技能ではなく武器種別の一つに変更され、それに伴い技量の優劣に関係なく発動するようになっている。
 
;[[分身]]系能力(『[[J]]』以降の任天堂携帯機シリーズ)
 
;[[分身]]系能力(『[[J]]』以降の任天堂携帯機シリーズ)
 
:これら一部作品では、分身系能力の発動率に自分と敵の技量差が関係する。
 
:これら一部作品では、分身系能力の発動率に自分と敵の技量差が関係する。
;[[再攻撃]]([[Zシリーズ]]、[[V]]、[[X]])
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;[[再攻撃]]([[Zシリーズ]]、[[V]]、[[X]]、[[T]]、[[30]])
:技量値が敵より20(『V』および『X』では30)以上高い場合、自身に対して[[援護攻撃]]を行える。
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:技量値が敵より20(『V』『X』『T』三部作及び『30』では30)以上高い場合、自身に対して[[援護攻撃]]を行える。
;[[反骨心]]([[第3次Z天獄篇]]、[[V]]、[[X]])
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;[[反骨心]]([[第3次Z天獄篇]]、[[V]]、[[X]]、[[T]]、[[30]])
 
:相手より技量値が'''低い'''場合に発動。
 
:相手より技量値が'''低い'''場合に発動。
:概して技量が低いパイロットが持つ傾向があるため、所持パイロットの技量を敢えて養成しないという判断もある。条件的に[[再攻撃]]や[[カウンター]]とは相反するため、それらの技能とは必然的に取捨選択となる。
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:概して技量が低いパイロットが持つ傾向があるため、所持パイロットの技量を敢えて養成しないという判断もある。条件的に[[再攻撃]]や[[カウンター]](『天獄篇』のみ)とは相反するため、それらの技能とは必然的に取捨選択となる。
;[[プレッシャー]]([[第3次Z天獄篇]]、[[BX]]、[[V]]、[[X]])
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;[[プレッシャー]]([[第3次Z天獄篇]]、[[BX]]、[[V]]、[[X]]、[[T]]、[[30]])
 
:敵専用の特殊スキルであり、自身より技量の低い相手に対してデバフを与える。
 
:敵専用の特殊スキルであり、自身より技量の低い相手に対してデバフを与える。
 
:無力化するためには、相当な養成が必要となる場合も(特に[[アドヴェント|聖アドヴェント]])。
 
:無力化するためには、相当な養成が必要となる場合も(特に[[アドヴェント|聖アドヴェント]])。
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;高位演算能力(30)
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:[[エルネスティ・エチェバルリア]]の専用スキル。相手より技量が高い場合、最終命中率・回避率、与ダメージが増加する。
 
;[[てかげん]]
 
;[[てかげん]]
:撃墜するだけのダメージを与えてもHPを10だけ残せるが、効果を与えるには技量値が相手より上回っている必要がある。『UX』等の一部作品では技量は関係なくなった。
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:撃墜するだけのダメージを与えても[[HP]]を10だけ残せるが、効果を与えるには技量値が相手より上回っている必要がある。『UX』等の一部作品では技量は関係なくなっている。
    
== 技量値の目安 ==
 
== 技量値の目安 ==
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| - ||
 
| - ||
 
|-  
 
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! V ・X
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! V ・X・T・30
| - || 技量アップ(消費)<ref>上昇値は+5。TacPを『V』は100pt、『X』は250pt消費で1つ生産。</ref> ||  
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| - || 技量アップ(消費)<ref>上昇値は+5。TacPを『V』は100pt、『X』以降は250pt消費で1つ生産。</ref> ||  
 
|}
 
|}
 
<references/>
 
<references/>
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:キングは[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]専用、クイーンは[[シンシア・レーン|シンシア]]専用。
 
:キングは[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]専用、クイーンは[[シンシア・レーン|シンシア]]専用。
 
:それぞれ、気力130以上で+10、+20、+30。ゲームチャンプは撃墜数100以上、ゲームキングorゲームクイーンは撃墜数200以上になることで上書きされる形で変化する。
 
:それぞれ、気力130以上で+10、+20、+30。ゲームチャンプは撃墜数100以上、ゲームキングorゲームクイーンは撃墜数200以上になることで上書きされる形で変化する。
;[[イノベイター]](第2次Z)
+
;[[イノベイター]](Zシリーズ)
 
:気力140以上で+20される。『天獄篇』ではエースボーナスで発動気力が-20される。
 
:気力140以上で+20される。『天獄篇』ではエースボーナスで発動気力が-20される。
 
;[[バイオセンサー]]のカスタムボーナス(『第二次Z再世篇』以降)
 
;[[バイオセンサー]]のカスタムボーナス(『第二次Z再世篇』以降)
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;[[スフィア#特殊能力「スフィア・アクト」|スフィア・アクト]](いがみ合う双子)
 
;[[スフィア#特殊能力「スフィア・アクト」|スフィア・アクト]](いがみ合う双子)
 
:『第3次Z天獄篇』の[[ジェミニオン・レイ]]の能力。ヒビキの気力150以上で発動し、出撃している全味方パイロットの技量が+10される。上げ幅は小さいが、距離を問わず全員に及ぶという点で大きい。
 
:『第3次Z天獄篇』の[[ジェミニオン・レイ]]の能力。ヒビキの気力150以上で発動し、出撃している全味方パイロットの技量が+10される。上げ幅は小さいが、距離を問わず全員に及ぶという点で大きい。
 +
;[[ブレイブポリス]]
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:「勇者警察ジェイデッカー」の自軍専用技能。レベルに応じて段階的に増加する。
    
== その他の技量を上げる手段 ==
 
== その他の技量を上げる手段 ==
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;インスパイアシステム(BX)
 
;インスパイアシステム(BX)
 
:特性「技量」を持つパイロットと隣接することで技量値が上昇する。
 
:特性「技量」を持つパイロットと隣接することで技量値が上昇する。
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;[[隊長コマンド]]
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:「林」([[大神一郎]])・「技」([[大河新次郎]])の効果に技量+10が含まれる。
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;セフィーロの希望(30)
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:パッシブ効果で出撃メンバー全員の技量+10する。
    
== 技量が高い人物 ==
 
== 技量が高い人物 ==
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;[[アムロ・レイ]] / [[キンケドゥ・ナウ]] / [[キラ・ヤマト]] / [[アスラン・ザラ]] / [[フリット・アスノ]]
 
;[[アムロ・レイ]] / [[キンケドゥ・ナウ]] / [[キラ・ヤマト]] / [[アスラン・ザラ]] / [[フリット・アスノ]]
:[[ガンダムシリーズ]]の元[[主人公]]たる、彼らは時代経過により技量値を高める傾向がある。
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:[[ガンダムシリーズ]]で複数タイトルにまたがって活躍してきたトップエース級[[主人公]]たち。後年ほど技量値を高める傾向がある。この中でもアムロとキンケドゥは[[エースボーナス]]で更に技量値が高くなる。
 
;[[シャア・アズナブル]] / [[ゼクス・マーキス]] / [[ザビーネ・シャル]]
 
;[[シャア・アズナブル]] / [[ゼクス・マーキス]] / [[ザビーネ・シャル]]
:ガンダムシリーズの[[ライバル]]らも、時代経過により技能値を高める傾向がある。
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:ガンダムシリーズの[[ライバル]]らも、時代経過により技能値を高める傾向がある。シャアも上記のアムロとキンケドゥと同じく、[[エースボーナス]]で更に技量値が高くなる。
 
;[[ランバ・ラル]] / [[アナベル・ガトー]]
 
;[[ランバ・ラル]] / [[アナベル・ガトー]]
 
:ガンダムシリーズ主人公たちに立ちふさがる歴戦のエースパイロットらは例外なく高い技能値を誇る。
 
:ガンダムシリーズ主人公たちに立ちふさがる歴戦のエースパイロットらは例外なく高い技能値を誇る。
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:ガンダムファイター勢は基本的に技量が高い傾向にある。シャッフル同盟内では[[ドモン・カッシュ|ドモン]]が一番高く、その[[ドモン・カッシュ|ドモン]]より更に[[シュバルツ・ブルーダー|シュバルツ]]は高い。
 
:ガンダムファイター勢は基本的に技量が高い傾向にある。シャッフル同盟内では[[ドモン・カッシュ|ドモン]]が一番高く、その[[ドモン・カッシュ|ドモン]]より更に[[シュバルツ・ブルーダー|シュバルツ]]は高い。
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
:流石は師匠と言うべきか、技量値の高さも傑出しており、他を寄せ付けない。多くの作品では、[[明鏡止水]]の発動によって更に技量値が上がる。
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:流石は師匠と言うべきか、技量値の高さも傑出しており、他を寄せ付けない。多くの作品では、[[明鏡止水]]の発動によって更に技量値が上がる。『F完結編』のみ、初期技能値が'''200'''とシリーズ最強値となっている。
 
;[[剣鉄也]]
 
;[[剣鉄也]]
 
:近年の作品では技量の高さが証明されており、「[[戦闘のプロ]]」としての威厳を持たせる。
 
:近年の作品では技量の高さが証明されており、「[[戦闘のプロ]]」としての威厳を持たせる。
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;[[沖田十三]]
 
;[[沖田十三]]
 
:[[ヤマト]]の艦長を務める優れた軍人。『V』ではアムロ以上の数値を持ち自軍No.1(但しエースボーナス込みだとアムロ、キンケドゥに抜かれる)。
 
:[[ヤマト]]の艦長を務める優れた軍人。『V』ではアムロ以上の数値を持ち自軍No.1(但しエースボーナス込みだとアムロ、キンケドゥに抜かれる)。
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;[[エメロード]]
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:セフィーロの姫。本来戦士ではないが『柱』の想いの力で変貌した際は技量値が'''アムロと同値'''と非常に高い。しかも[[極]]まで習得している。
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;[[グリッドマン]]
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:「ハイパーエージェント」。彼専用の特殊スキルもあって、攻撃時のクリティカル率が高い。
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]] / [[エルザム・V・ブランシュタイン]] / [[ギリアム・イェーガー]] / [[カイ・キタムラ]]
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]] / [[エルザム・V・ブランシュタイン]] / [[ギリアム・イェーガー]] / [[カイ・キタムラ]]
 
:[[OGシリーズ]]の旧教導隊員全員が高い技量を誇る。
 
:[[OGシリーズ]]の旧教導隊員全員が高い技量を誇る。
 
;[[リシュウ・トウゴウ]]
 
;[[リシュウ・トウゴウ]]
 
:ゼンガーの剣の師匠。専用の機動兵器[[グルンガスト零式]]に搭乗してまだ1年にも満たないが、技量値はゼンガーをも上回る。技量値判定に必要なてかげん、高レベルのカウンター、再攻撃を取得している。
 
:ゼンガーの剣の師匠。専用の機動兵器[[グルンガスト零式]]に搭乗してまだ1年にも満たないが、技量値はゼンガーをも上回る。技量値判定に必要なてかげん、高レベルのカウンター、再攻撃を取得している。
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;[[シュウ・シラカワ]]
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:パイロットとしてだけでなく科学者としても超一流。シリーズを通してトップクラスの技量を持つ。
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;[[次元獣]]
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:序盤から出る[[一般兵]]、しかも知性の低い存在でありながら技量が高い珍しい例。[[パイロット養成]]をしないと再攻撃ができない味方も多い。
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;[[叢雲総司]] / [[サイゾウ・トキトウ]] / [[サギリ・サクライ]] / [[エッジ・セインクラウス]] / [[アズ・セインクラウス]]
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:版権SRW主人公の中でも特に高い。エッジとアズは専用の特殊スキルにより、更に高くなる。
    
== 特定条件で技量値が大きく上昇する人物 ==
 
== 特定条件で技量値が大きく上昇する人物 ==
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:彼女もゲーマー系の特殊技能により、気力がアップすると技量値が加算される。
 
:彼女もゲーマー系の特殊技能により、気力がアップすると技量値が加算される。
 
;[[キリコ・キュービィー]]
 
;[[キリコ・キュービィー]]
:[[異能生存体]]の特殊技能により、瀕死になると技量値が加算される。
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:[[異能生存体]]の特殊技能により、瀕死になると技量値が加算される。元々の技量値も高い。
 
;ガンダムW系のパイロット
 
;ガンダムW系のパイロット
 
:作品によって[[ゼロシステム]]が発動すると技量値が加算される。
 
:作品によって[[ゼロシステム]]が発動すると技量値が加算される。
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;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]
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:[[真ゲッタードラゴン (大決戦) |搭乗機]]の特殊技能により技量値が加算される。
    
== 技量の低い人物 ==
 
== 技量の低い人物 ==
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:シリーズを通し、技量値は味方パイロット中最低クラス。全体的にうっかりミスが目立つ。
 
:シリーズを通し、技量値は味方パイロット中最低クラス。全体的にうっかりミスが目立つ。
 
;[[コンスコン]]
 
;[[コンスコン]]
:PS版『α』では'''127'''と全キャラ中最低(一般兵でも150前後はある)。
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:『α』では'''127'''と全キャラ中最低(一般兵でも150前後はある)。敵パイロットの能力が上方修正されている『DC』版でも何故か変わらず。
 
;[[カツ・コバヤシ]]
 
;[[カツ・コバヤシ]]
 
:ガンダム系では断トツに低い。実戦経験の少なさを表現している。
 
:ガンダム系では断トツに低い。実戦経験の少なさを表現している。
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;[[ミヒロ・アーディガン]]
 
;[[ミヒロ・アーディガン]]
 
:回避や命中は[[カズマ・アーディガン|兄]]より高い彼女だが、技量については[[ボス]]に次いで低い(それでもボスとの間に'''20ほど差がある''')。
 
:回避や命中は[[カズマ・アーディガン|兄]]より高い彼女だが、技量については[[ボス]]に次いで低い(それでもボスとの間に'''20ほど差がある''')。
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;[[南雲一鷹]]、[[碇シンジ]]、[[早瀬浩一]]
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:『L』では「ゲーム内で民間人から戦いに巻き込まれる主人公」は致命的に技量が低い。なお[[早乙女アルト]]は以前からEX-ギアを操れたためか、そこまでではない。
 
;[[サヤ・クルーガー]]
 
;[[サヤ・クルーガー]]
 
:プロの傭兵ではあるが、[[エルプスユンデ]]として不完全なことの現れか、技量はかなり低く(彼女より技量が低い味方パイロットは[[ロミナ・ラドリオ|ロミナ姫]]だけである)、序盤から敵にミサイルを斬り払われることも多々ある。
 
:プロの傭兵ではあるが、[[エルプスユンデ]]として不完全なことの現れか、技量はかなり低く(彼女より技量が低い味方パイロットは[[ロミナ・ラドリオ|ロミナ姫]]だけである)、序盤から敵にミサイルを斬り払われることも多々ある。
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